中国の習近平国家主席が今年の春にも国賓として訪日する予定だそうです(※そのわりに具体的な日程は決まっていないようですが…)。こうしたなか、大人気インターネット番組『真相深入り!虎ノ門ニュース』に出演された経済評論家の上念司さんは、ひとつの興味深い「スクープ」を提示されました。これは、中国の駐日大使が「一階でも三階でもない大物国会議員に習近平訪日への反対世論を抑えるよう依頼した」、という話題です。
上念司さんの「スクープ」
大人気インターネット番組『真相深入り!虎ノ門ニュース』に出演された上念司氏が「極秘スクープ」を明らかにしました。
これによると、習近平(しゅう・きんぺい)中国国家主席の国賓訪問に対する反対運動が広まっていることを受けて、孔鉉佑(こう・げんゆう)駐日中国大使が「一階でも三階でもないフロアで大物国会議員に対し、昨日か一昨日、(こうした反対運動を)抑えてほしい」と依頼したのだそうです。
「一階でも三階でもないフロア」。いったいどの二階俊博氏のことでしょうかね?
そういえば、習近平氏の国賓訪日を巡っては、日本国内で保守系の国会議員などを中心に徐々に懸念を表明する人が増えているようですが(その急先鋒の一人は青山繁晴参議院議員でしょう)、上念氏はこれについて「意外と効いている」と述べています。
大紀元時報日本が報じた河野氏の発言
さて、大手メディアが報じている形跡はないのですが、ウェブ評論サイト『大紀元時報日本』によると、河野太郎防衛相は中国の軍の制服組トップから「習近平氏の国賓訪問に先立ち、日本国内の世論を統制すること」を促され、それを一蹴したことを明らかにしたそうです。
中国国防長官から「国賓来日に向けて世論統制を」河野防衛相が断る(2020年01月20日 15時10分付 大紀元時報日本より)
これは、非常に重要な話題です。
『大紀元時報日本』によれば、河野氏は17日の衆院安全保障委員会のなかで、昨年12月19日の魏鳳和国防部長との会談において、訪日ムード形成については(むしろ)中国側の改善に向けた努力が必要だと促したと述べたのだそうです。
これに加えて1月14日には、米戦略国際問題研究所(CSIS)で開かれた第26回日米安全保障セミナーでも、過去の中国国防長官との会談内容に言及し、日本の当局が2017年に太平洋における影響力の拡大について中国国防長官に懸念を伝えたところ、
「日本は単に慣れる必要がある」
という回答だったそうです。
余談ですが、この『大紀元時報日本』は、「独立した報道機関」だそうです。
「弊社は、紙上やウェブサイトにおいて独立した報道機関です。責任ある、誠実な報道により、読者の生活向上と世界並びに近隣諸国に対する敬意と理解の深化を目指します。わたしたちの報道姿勢は、普遍的な人間の価値観、権利、自由を支持しています。わたしたちは事業全般にわたり、読者の立場に立つことを最優先しています。」
上記記事だけを見る限りにおいては、非常にしっかりと調べたうえで執筆されており、同サイトが「報道機関」を名乗る資格は十分だと思います(余談ですが、『「報道機関」を個人が経営できる時代がやってきた!』などでも議論した、「誰でも報道機関を経営できる時代」が到来しつつある証拠でしょう)。
外相が堂々と「台湾は友人」といえる時代に!
ただ、習近平氏の国賓訪日については、ひと昔前だと「国賓訪問を実現させるためには中国を刺激してはならない」などと言い出す者が出てきたものですが、現在の日本には希望もあります。
というのも、今月、台湾の蔡英文(さい・えいぶん)総統が選挙で再選された際には、茂木敏充外相が中国を気にすることなく「台湾は重要な友人だ」と述べた、という「事件」がありました(『日本政府にとっての台湾と韓国の地位が逆転?』参照)。
談話を再掲しておきましょう。
台湾総統選挙の結果について(外務大臣談話)
1 1月11日、台湾の総統選挙において蔡英文(さい・えいぶん)氏が再選されました。民主的な選挙の円滑な実施と同氏の再選に祝意を表します。
2 台湾は我が国にとって、基本的な価値観を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する重要なパートナーであり、大切な友人です。政府としては、台湾との関係を非政府間の実務関係として維持していくとの立場を踏まえ、日台間の協力と交流の更なる深化を図っていく考えです。
3 台湾をめぐる問題については、当事者間の直接の対話により平和的に解決されること、また地域の平和と安定に寄与することを期待します。
―――2020/01/11付 外務省HPより
あくまでも個人的な意見ですが、台湾ではいまや民主的なプロセスで「国家元首」を選んでいて、事実上は「中国の一部」ではなく、れっきとした国家(しかも押しも押されぬ民主主義国家)を名乗る資格は十分にあります。
ちなみに時事通信によると、中国政府・外交部の耿爽(こう・そう)副報道局長は茂木氏の談話などを巡って「『一つの中国』原則に反するやり方であり、強烈な不満と断固とした反対を表明する」などと述べたそうです。
中国、蔡総統への祝意に反発 日米英に抗議(2020年01月12日19時50分付 時事通信より)
しかし、そのわりに、中国当局が日本に対し、「台湾問題に言及するなら習近平国家主席の国賓訪日をキャンセルする」と脅しをかけてきたという事実は、現在のところ確認できません(もしそのような記事を発見した方がいらっしゃれば、教えてください)。
つまり、中国という国は、見た目は勇ましいことを色々と述べていますが、外からその振る舞いを見ていると、意外と「あぁ、今この国は困っているんだな」、ということがわかるという、ある意味では非常にわかりやすい国なのだと思います。
冒頭で触れた上念司さんの「スクープ」(IR疑惑から逃げ切った、一階でも三階でもない某大物議員に、駐日中国大使が習近平訪問阻止世論を抑えるように要求した、という話題)が正しいのかどうかは知りません。
しかし、『大紀元時報日本』の報道にあった、「中国が日本の世論を抑えるように要求してきた」という話題と照らして考えると、「さもありなん」と思ってしまいますね。
本当の言論の自由を理解していない中国
さて、中国がもし、習近平が日本を国賓訪問した際に、日本国民から温かく迎えてもらうためには、いったい何をしなければならないのでしょうか。
少なくとも、香港、ウイグル、チベットなどにおける人権弾圧を直ちにやめることと、東シナ海や南シナ海などにおいて、武力を通じた威嚇を直ちにやめることが必要でしょう。
しかし、「自分たちに都合が悪い言論を弾圧し、やめさせる」という中国側の一連の振る舞いを見ていると、どうも中国共産党の人たちは「言論の自由」の意味を理解していないとしか思わざるを得ません。
考えてみれば、自国内だと自分たちに対する批判意見を力で弾圧して来たのですから、「力で抑え込む」以外にやり方を知らないのは彼らの不幸でしょう。
そして、インターネット環境が世界的に普及しているなかで、ウェブ技術等も進歩していますので、いつまでも中国政府がすべての言論を統制し続けることなど非現実的です。
さらには、『訪日外国人は過去最大だが、観光目標は立て直すべき』などで報告しましたが、2019年を通じた訪日中国人が9,594,309人にまで増えていて、この調子で増えればおそらく今年か来年には1000万人の大台に達するでしょう。
これら大量の中国人が日本の空気に触れ、自由で民主的な日本社会の実情を目にすれば、言論の自由がない自国の窮屈さを不快に思う中国人も加速度的に増えていくのかもしれません。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
もちろん、中国国内において中国の人民が中国共産党支配を容認し続けるのがよいのか、これに立ち向かい、中国共産党を倒してしまうのがよいのかについては、中国の内政問題であり、私たち日本人に意見できることではありません。
しかし、私たち日本人の側が、「中国共産党に遠慮して言いたいことを言わないようになる」という必要はまったくありませんし、日本政府にも「国益」という観点から、中国に対して言うべきことを堂々と主張することを強く求めたいと思います。
ま、とりあえず中国が「習近平氏の訪日に水を差す言論を取り締まれ」と言ってきたら、全力で習近平氏の訪日に水を差す意見を拡散すれば良い、ということだけは間違いないでしょう。
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「中国では言論統制が当然だ」と自白した格好ですね。
日本には報道の自由があることを理解できないのでしょう。
オールドメディアは、報道しない自由もよく行使しますけどね。
悪手を選ぶのは某属国だけかと思っていましたが、
台湾総統選頃から宗主国も一緒だなぁと感じるようになりました。
習氏を招くのは構いませんが、国賓扱いはやめていただきたい。
蔡英文総統を、できれば先に招いて欲しいものです。
当然、二人を同じ待遇で。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
どうやら中国は、オーストラリアや台湾だけでなく、日本の世論にも介
入しようとしているようです。もっとも日本の場合は、すでに日本メディ
アを支配下に置いたのに、日本世論を支配下に置けないことに苛立ってい
るのかもしれませんが。
蛇足ですが、成功するかは別にして、今後も中国資本を間接的にも、各
国のメディアや政界に、流し込もうとするでしょう。
駄文にて失礼しました。
中国が日本メディアを支配下に置いているとは思えないです。
支配下に置けていたならば日本人の中国嫌いはここまで酷くなってなかったはず。
個人的には韓国が日本メディアを支配下に置いている為中国が入ってこれないように見えます。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
匿名様へ
>中国が日本メディアを支配下に置いているとは思えないです。
問題は、事実ではなく、「中国が日本メディアを、どう見ているか」で
はないでしょうか。もしかしたら、「中国は韓国を介して、日本メディア
を間接支配している」気になっているのではないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
朝日や毎日など経営に窮した新聞社に対する利益供与、NHKや日経など朝鮮人に乗っ取られたマスコミや左巻き偽善者が支配するマスコミなどを通じて日本の世論を支配しようとする中国や韓国の工作活動は今後益々強化されると予想されます。
少なくとも国の命運を左右する政治家と日々国民の糧を稼ぐ経済人は日本の国益を損なう事のないようしっかりと日本の国益がなんたるかを自覚して頂きたいものです。
中国が世界でばらまく「広告」の正体 桒原響子
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/15989?page=3
毎日新聞にプロパガンダ公告が月一で掲載されるみたいですね。
年間で10億円ともいわれる広告収入と引換えにジャーナリズムの魂を売り渡してるのかも。
中国のプロパガンダは世論に影響しないのに
韓国のプロパガンダは世論、特に女性、10代の若者に効果てき面なのは何故ですかね。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
匿名かも様へ
日本では、一部例外を除いて、ジャーナリストではなく、(正式にその
会社の社員かは別にして)新聞社社員、またはテレビ局社員しかいないの
ではないでしょうか。だから、真実より売上(?)の方が重要なのです。
駄文にて失礼しました。
更新ありがとうございます。
駐日中国大使が【一階でも三階でもないフロアで大物国会議員に対し、昨日か一昨日、反対運動を抑えてほしいと依頼した】のですか。地階や四階でも無い二階氏か。
しかしあの古狸議員は大物では無いよ。【古物】(笑)です。消費期限過ぎてるので、中国大使のご希望が通るかどうか知りません。
日本もようやく、まともな声ーー習近平氏が何故国賓なのか?止めろ!ーーと言う意見がソコソコ出て来ましたね。それも与党から。野党は何故反対しないの。韓中には絶対NO!と言わない。
駐日中国大使は北京から厳しく行け、と言われているんでしょう。でも、香港や台湾問題に言及するなら習近平主席の国賓訪日をキャンセルする、と言う脅しはまだ無い。
キャンセルならキャンセルで結構です。日本は韓国とは違うんだ。跪いて謝罪、ご機嫌取りはしないよ。また天皇陛下との謁見など、とんでもない。利用されるだけだ。
キャンセル上等ですね。
やれる物ならやってみろですね。
韓国と同じように考えているのでしょうか?
属国になるかどうか試しているのかも知れませんが。
野党の方々はダンマリなのですね。
>ま、とりあえず中国が「習近平氏の訪日に水を差す言論を取り締まれ」と言ってきたら、全力で習近平氏の訪日に水を差す意見を拡散すれば良い、ということだけは間違いないでしょう。
これは非常に良い見解ですね。ぜひ実行しましょう。
更に、安倍首相のこれ以上の続投はないようだし、そろそろ政権担当の意欲もなくなっているように見えるので早期に首相交代が実現し、新しい首相によって中国が尖閣威嚇を止めること、およびウイグル弾圧を止めることを確約するなら日本における対中感情が自然に好転するからから前首相が約束した国賓待遇で、暖かい「オ・モ・テ・ナ・シ」をすると宣言したら如何でしょうかね。
止めなかったらどうすると恫喝しているわけではないが、止めないなら結果は民意に従うことになるので自己責任で判断する必要があることくらいのことは、馬鹿でも分かるのではないでしょうし、分からないと言うことはあり得ないと信じますが。
それによってウイグルに平和が戻れば新首相のノーベル平和賞もあり得るかも知れず、佐藤栄作氏がノーベル平和書をもらった時に日本国民全員が「何故そんな馬鹿な?????」と言う気になったときに比べると大違いと言うことになり、新首相の言動に箔が付くのではないでしょうか。
安倍首相は自分で約束した国賓での待遇を変更することは難しくても、新しい首相なら民意に従ったと簡単に言えるでしょう。
国賓での来日はどうでもよいことですが、その結果として天皇陛下に謁見させる必要があること、答礼として天皇陛下の中国招聘があるであろうから天皇陛下に中国へ行ってもらう必要が生ずるので、絶対に国賓待遇で呼んではいけないことでしょう。尖閣問題は日本が支那を追い返せば済むことですが、ウイグル問題は日本独自では解決できない問題であるので、絶対に天皇陛下の訪中は実現させるべきではないでしょう。そうしないと日本は天安門事件の時の二の舞を演ずることになり、世界中から非難されること必定でしょう。
ウイグル弾圧など止めても支那にとって損は何もなく、弾圧を止めることで国賓待遇での招聘が実現するなら習近平氏の得るところは大いにあるような気がしますけどね。
ダラダラと長い文章で何が言いたいのか分かりません。
もう少し論点を整理されたら如何でしょうか?
中国の主席か外相がアメリカに行った際、記者会見の質問で中国は言論の自由が、保障されていると言いました。
その根拠を聞かれると、憲法に書かれているからだそうです。
今回の話は、日本政府はマスコミをコントロールして、日本国民を親中にして欲しいいう話ですよね。
既に日本のマスコミには、沢山の中朝工作員が入り込んでいます。日本人の思想信条に対する、マスコミの影響力は、低下の一途を辿っていると思います。
日本政府が、マスコミをコントロール出来るなら、まずは日本の民族主義を強化出来ると思いますが、そんな事も出来ません。
中国では、表面上表現の自由は、中共にコントロールされているから、そんな事を言って来るのです。
ふと思ったんですが、フィギアスケートのグランプリシリーズが中国で開催されたとき、羽生結弦選手の演技の後、恒例のクマのプーさんの投げ入れは行われたのでしょうかw
りようちんさま
私は、伊藤みどりからのフィギュアファン。
言われて気になり、調べてみました。
以下の通り報告します。
1. 羽生結弦のプーさん禁止にネットの声!始まりは中国ファン?
https://mixup.work/yuzu-poo-ban/annai
このサイトでは、昨年の全日本でリンクに物を投げ入れる事が禁止されて、過去の経緯を調べてましたが、結論は、出ていません。
その中に有る、2014年中国杯(フリーの前に怪我した歳です)のSP動画のリンクを見ると、演技終了後に、クマのぬいぐるみが多数投げ込まれており、その中にプーさんらしき色のぬいぐるみを見る事が出来ます。
https://m.youtube.com/watch?v=o1_WQgh8DI0
2.多分翌年2015年の中国世界選手権だと思います。
この時は、プーさんシャワーに近い、大量のプーさんが投げ込まれてます。
https://m.youtube.com/watch?v=j4tEmpiI7d4
これ以降、羽生結弦選手の中国動画は、検索されませんでした。
という事で、昔はプーさんシャワーが、中国でも見られたという結論です。
スタジオの荒川さんに戻します。
リンクへのものの投げ入れが禁止されたそうですね。
まあ最終滑走でもないのに、リンクにぬいぐるみを投げ入れられるのは他の選手にも失礼千万だったので当然の仕儀だとは思いますが・・・。
大紀元はバックがありますし、テレビ局やウェブ会社ももっています。 いわば反中国の宣伝メディアです。
誤報もあります。
良い記事もありますので読むことはありますが。
日本語版の紹介文はかなりサラッとですが中文の方を読めば背景も少しわかると思います。
ラサール石井氏が喝破されたように、安倍首相にとって「桜を見る会」からの話題ずらしに沢尻エリカを逮捕させ、マスコミ操作を行う程度は児戯に類します。そんな森羅万象対応全知全能の首相の率いる政府であれば、輿論を中華熱烈歓迎一色に染めるのは簡単な筈で、習近平氏もそこに期待しているのだと思います。ひょっとして今回の訪日は人心掌握術を安倍首相に教えてもらうために…?
いや中共さん、全部ウソですからね。安倍首相が「やれ」と言えばトランプでも金正恩まで「はい」と従うことになっているとか、噴火、台風、スギ花粉も全て思いのままだとか、それはアベノセイダーズへの揶揄ですから。
このニュース、先行して日比野庵さんにお報せ頂きました。ごめんなさい(笑)。
最初の感想としては、「やっぱりね。」でした。
言論思想弾圧の是非云々以前に、これらをうまく処理する能力が中国共産党にはない。
なので、香港問題は習近平政権下で起こるべくして起こったと思います。やっぱり、習近平さんたち中国共産党って、おバカさんたちなのね。
身近な例で恐縮ですが、笑顔を浮かべながら、粗相をした子供をつねり上げている恐ろしいお母さんを知っています。外面で笑いながら、内側で締め上げるといった処理能力すらないとは、もう笑うしかありません。
>中国の人民が中国共産党支配を容認し続けるのがよいのか、これに立ち向かい、中国共産党を倒してしまうのがよいのかについては、
中国って単一民族ではありませんので、歴史的な民族性??と言わせていただきますが、彼らは誰かに従う人々じゃない気がする。彼らの多数が、思想や情報を統制されていても文句を言わないのは、それが彼らにとって大きな問題でないからに過ぎない。経済や生活に関われば別ですが、加えてそれ以外を問題視しない基礎教育を行っているのだと思います。
しかし、高学歴であり、留学経験もあるとなれば、事情が異なってきます。
知人に何人かの若い中国人がいるのですが、彼らは余儀なく覚醒してしまっています。
意地悪な人が、中国共産党について彼らに水を向けても、彼らは何も言いません。
ただ私には「私は中国人ですが、共産党員ではない。この二つは全く別のものだ。」と絞り出すように言っていました。覚醒してしまった彼らは、中国人であることは捨てられなくても、中国本土では暮らせない。私に日本の永住資格をとるのはどうすればいいのかと聞いてきました。
彼らが晴れて中国で暮らせるのは、中国が民主化してからでしょうが、そうは簡単にいくかどうか・・。
さて、この中国共産党について、おもしろい記事を見つけたので、ご紹介させて下さい。
発禁、監視、出国禁止……それでも中国の“反体制派作家”が「共産党独裁政権の崩壊」を恐れる理由
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200120-00026949-bunshun-int
これは、中国の反体制派作家の書かれた論考です。
ネタバレをさせても、なにでございますので、ご紹介だけ致します。
Chinese ambassador 'threatens to withdraw trade deal with Faroe Islands' in Huawei 5G row.
デフレのせいで日本もフェロー諸島と同レベルになっちゃいましたね。(´;ω;`)
いつも重要な情報更新をありがとうございます。
以下の情報ソースのみお知らせいたします。
「大手メディアが報じている形跡はないのですが、ウェブ評論サイト『大紀元時報日本』によると、河野太郎防衛相は中国の軍の制服組トップから「習近平氏の国賓訪問に先立ち、日本国内の世論を統制すること」を促され、それを一蹴したことを明らかにしたそうです。」
→虎ノ門ニュース 1月20日
https://www.youtube.com/watch?v=Ty8dWRflV4g&t=7042s
47:58あたりから同主題が始まり、
河野防衛大臣の発言映像が48:40から始まりますので、お確かめください。
(国会の様子なので、別画像もあるかもしれません)
なお、須田氏のコメントもふるっており、「一階でも三階でもないひと」に言えば良かったのに、と。
石氏のコメントは、要は、これは外交交渉でもなんでもなく、習近平に対するヒラメ発言で、即ち、対日本というより、対上司に対するアピールであると喝破しておられました。
駐日中国大使は本国向けに仕事をしている形を見せたかったのでしょうね。
ただ安倍首相や現在の外務大臣、防衛大臣は過去の政治家と違って国の理念や国益を優先する政治家だと思います。
脅せば言う事を聞くだろうと思っているチンピラ国家に対する現政権の毅然とした対応を強く支持します。