『カツカレー、パンケーキと来て、今度は桜で政権追及!』や『五千円で国会を潰す野党とオールドメディアは国民の敵』などでも報告したとおり、オールドメディアや特定野党は現在、毎年春に総理大臣が主催する「桜を見る会」を巡る追及を深めています。ただ、私たち一般国民からしたら、三々五々報じられる揚げ足取りにも近い情報を見ていて、「問題の本質は何なのか」と疑問に思ってしまいます。こうしたときに思い出すべき前例がひとつあるとしたら、それは「もりかけ問題」ではないでしょうか。
目次
「もりかけ問題」の思い出
もりかけ問題、政権支持率を瞬間風速的に押し下げる!
当ウェブサイトでときどき触れる話題が、「もりかけ問題」です。
これは、森友学園(大阪府)の「もり」と加計学園(岡山県)の「かけ」から取ったもので、簡単にいえば、
「安倍晋三(氏)が内閣総理大臣としての地位を悪用し、個人的な友人が経営する学校法人に対し、何らかの違法な便宜を図った疑い」
のことをさすようです。
この「もりかけ問題」のきっかけになったのは、おそらくどちらも朝日新聞による記事と考えられます。
まず、森友学園による国有地の取得問題が朝日新聞に報じられたのが2017年2月、次に、加計学園による獣医学部開設が「総理の意向」とする記事が朝日新聞に掲載されたのが2017年5月のことです。
そして、このふたつの「問題」のためでしょうか、2017年7月頃に行われた主要メディア(とくに新聞、テレビなど)による内閣支持率調査では、安倍内閣に対する「不支持率」は「支持率」を大きく上回る結果となりました(図表)。
図表 主要メディアの世論調査(2017年7月)
媒体 | 支持 | 不支持 |
---|---|---|
読売新聞(7/7~9) | 36% | 52% |
朝日新聞(7/8~9) | 33% | 47% |
毎日新聞(7/22~23) | 26% | 56% |
日経・テレ東(7/21~23) | 39% | 52% |
NHK(7/7~9) | 35% | 48% |
共同通信(7/15~16) | 35.8% | 53.1% |
産経・FNN(7/22~23) | 34.7% | 56.1% |
ニコニコ動画(7/20) | 51.7% | 24.1% |
(【出所】当時の各メディア報道より著者作成)
いったい何が問題だったのか?
ただ、この「もりかけ問題」、追及していた急先鋒が朝日新聞を筆頭とするオールドメディア群や旧民主党の流れを汲む特定の野党だったのですが、振り返ってみても何やら実態がなく、何が問題点だったのかはいまだによくわかりません。
あえて当ウェブサイトの文責でポイントを指摘すると、
- 森友学園に対し、国有地を違法に安い値段で売却していたかどうか
- 加計学園に対し、本来は違法な獣医学部の新設を特例で認めたかどうか
に尽きるのですが、森友学園に対する国有地の売却の経緯を調べていくと、協議の主体となっていたのが近畿財務局であり、安倍総理、あるいは安倍昭恵・総理夫人がこの国有地の売却に「口添え」したという証拠はまったく出て来ません。
さらに、加計学園による獣医学部新設の経緯を調べていくと、そもそも問題の本質は文部科学省が法律に違反して獣医学部の新設を認可しないという告示を勝手に作っていたことにあり、これに対し加計学園による戦略特区制度を利用した獣医学部新設プロセスに何ら違法性はありません。
それなのに、追及する側は「怪しい、とにかく怪しい」、「疑われた側が無実であることを晴らす義務がある」などと繰り返すばかりで、ある論点について論破されたらすかさず次の論点を持ち出す、という形で、ひたすらこれらの問題で政権追及を続けたのです。
答えはもう出ている
では、これによって安倍政権は国民からの不信を突きつけられ、倒れたのでしょうか?
答えはもう出ていると思います。
少なくとも2017年7月の世論調査以降、安倍晋三氏は3つの大きな選挙を戦いました。2017年10月の衆議院議員総選挙、2018年9月の自民党総裁選、そして2019年7月の参議院議員通常選挙です。
結果はどれも「圧勝」とは言えないまでも、そこそこの勝利を収め、現在でも安倍政権は継続しており、先月20日には安倍晋三氏個人としての内閣総理大臣通算在任日数が桂太郎を抜き、歴代最長となったほどです。
つまり、私たち有権者が安倍晋三氏を内閣総理大臣として選び続けているとういわけです。
ただ、こうした状況に納得できない人たちがいます。
オールドメディアです。
先週、『NHK政治マガジン』に、こんな記事が掲載されました。
なぜ、政権を倒せないのか(2019/11/27付 NHK政治マガジンより)
リンク先記事は、野田佳彦(前首相)、小沢一郎(旧民主党幹事長)、前原誠司(元外相・民主党政策調査会長等)、安住淳(立憲民主党国対委員長)の各氏に対するインタビューをもとに、
「安倍政権を、なぜ倒せないのか?」
について議論したものですが、国民からなかば強制的に多額の受信料をかき集め、職員ひとりあたり1550万円という破格の人件費を負担しているNHKが、何を下らない記事を書いているのかと呆れてしまいます。
これに加え、『社会が健全ならウソツキは淘汰される それだけのこと』でも触れたとおり、社会のインターネット化の進展に伴い、現在、大手新聞の社会的影響力が急激に落ちているという状況を大手新聞社の記者が嘆いたツイートを紹介しました。
早い話が、特定野党やオールドメディアが一生懸命、安倍政権の倒閣運動を仕掛けているにも関わらず、有権者は醒めていて、こうした特定野党・オールドメディアの誘導に乗らなくなっているのです。
「桜を見る会」の「もりかけ化」
「もりかけ」から「桜」へ
ただ、「もりかけ問題」での倒閣に失敗したにも関わらず、特定野党やオールドメディアが現在、再び手を染めている「スキャンダル」が、「桜を見る会」です。
これについては当ウェブサイトでも『カツカレー、パンケーキと来て、今度は桜で政権追及!』や『五千円で国会を潰す野党とオールドメディアは国民の敵』などでも報告したとおり、どうやら安倍政権が毎年春の「桜を見る会」を悪用し、公費で支持者を接待している、とでも言いたいようです。
ただ、これについては当初は「予算が例年と比べて膨れ上がっている」という問題、次は安倍総理の個人事務所が開いた「前夜祭」の問題と来て、最近だと反社会的勢力の関係者が「桜を見る会」に招待されていたなどの疑惑、と、次から次へと論点を変え、未だにこの問題を引っ張っています。
「いつまでも、なにをくだらないことを追及しているのか」と呆れますが、これについて、法政大学の上西充子教授がこんな記事を執筆したようです。
桜を見る会、安倍政権のごまかし見破る六つの注意点/野党を批判している場合でない理由(2019/12/4 07:00付 株式会社全国新聞ネットより)
安倍政権が6つの点で「ごまかし」をしているという記事ですが、リンク先の文章はあまり論理的とは言い難く、また、6つの点が単に羅列されているだけであり、非常に読み辛い文章ですが、あえてポイントを列挙すると次のとおりでしょうか。
- ポイント①官僚の文書によく出てくる「等」が、今回も大活躍した
- ポイント②「のべつ幕なしに呼べる仕組みにはなっていない」、は論点ずらし
- ポイント③取りまとめ等には関与していない
- ポイント④個人情報を含んだ膨大な量の文書、遅滞なく廃棄
- ポイント⑤復元できないと聞いている
- ポイント⑥国会から求められれば
…。
なるほど。さっぱりわかりません(笑)
上西氏は
「『いつまでも、くだらないことを』と言う人は、非難の矛先を野党に向けようと躍起になっている。だが、さっさと問題を収束させたいのであれば、ホテルに明細書を出させろ、首相は招待者名簿や受付票を探すよう指示しろ、野党の質疑にきちんと答えよ、と言うべきだ。そう言わずにあえて問題の焦点をぼかそうとする人の意見に、惑わされるべきでない。」
と述べているのですが、わけのわからない内容を「ポイント」として列挙して、「あえて問題の焦点をぼかそうとしている」のは、上西氏本人ではないでしょうか。
比較すれば良い
要するに、上西氏の文章でもわかるとおり、「桜を見る会」を追及している人たちは、たいていは「もりかけ」パターンを踏襲しているのです。
ある論点(たとえば「五千円問題」)が論破されたら次の論点(たとえば「反社会的勢力の招待」など)を持ち出し、それらが論破されたらまた次の論点を持ち出し、これによって次から次へと「アベは怪しい!」の飽和攻撃を仕掛けるのです。
もっとも、報じられている「桜を見る会に招待された反社会的勢力」とやらは、大手新聞社とのつながりも非常に深いことで知られているなど、こうした追及が結果的に特定野党やオールドメディアにとっては「ブーメラン」として突き刺さることもあるのですが、彼らは気にしないようです。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
ところで、上記の上西氏の論考と比較するために、是非読んでいただきたいのが、次の論考です。
「桜を見る会」7つの疑惑、モリカケ化が止まらない(2019/12/03付 IRONNAより)
これは上武大学ビジネス情報学部の田中秀臣教授が寄稿したもので、田中氏なりに「桜を見る会」の主な「疑惑」を整理するという秀逸な論考です。
ちなみにこの「7つの疑惑」、すっきりと整理されていて非常に読みやすいのですが、ポイントを列挙すると次のとおりです。
- ①「桜を見る会」には、後援会や支援者、さらには社会貢献が不明な人が増えており、「私的な催し」と批判されるほど税金の使途としておかしな点がある
- ②「桜を見る会」前日に行われた安倍首相の後援会関係者が集まる夕食会(前夜祭)で、ホテルニューオータニ(東京都千代田区)が設定した1人当たりの会費5千円は安すぎる。有権者に対し、安倍首相側が利益供与した公職選挙法違反の疑いがある
- ③上記夕食会において「領収書がないのはおかしい」疑惑
- ④安倍首相の政治資金収支報告書に、夕食会の収支記載がないのはおかしい
- ⑤ホテルの明細書がないのは不自然なので、ホテルニューオータニの責任者を国会に参考人で招致すべきだ
- ⑥「桜を見る会」に反社会的勢力が招かれていた問題と、行政処分や特定商取引法違反容疑で家宅捜索を受けた「ジャパンライフ」元会長が招かれていた問題
- ⑦内閣府が招待客の名簿などをシュレッダーで廃棄処理したことに関し、「タイミングが怪しい」「隠蔽だ」問題
そして、この7つの項目それぞれについて、非常に理論的ですっきりした解説が付されており、当ウェブサイトとして田中氏の論考に付け加えるべき点はなにもありません。そのうえで田中氏は、この「桜を見る会問題」を巡って
「首相主催の「桜を見る会」は、いまや単なる安倍晋三政権批判ありきの『政治ゲーム』と化している。ゲームの主要プレーヤーは、一部メディアや立憲民主党、日本共産党などの野党の大半であり、さらに『反権力』『反安倍』を信奉する識者が相乗りしている。この方々の発想は簡単で、『箸が転んでも安倍政権批判』とでもいうべきスタンスであり、論理の跳躍、ゴールポスト(論点)の移動などはお手のものである。」
となかなか手厳しく評しているのですが、この下りにも、全面的に同意せざるを得ません。
「ゴールポストを動かす」のは議論を拒絶する人に共通した特徴
ちなみに田中氏の論考に出てくる「ゴールポストを動かす」、どこかで見たことがあるように思えてなりません。
そう、これは当ウェブサイトでも以前、『韓国、財務省、NHK、共産党の共通点は議論の拒否』などで報告した、「議論を拒絶する人」に共通する特徴そのものです。
たとえば、財務省(旧大蔵省)は消費税を導入するときに、当初は「税収における直間比率を是正する」と述べていましたが、次第にその言い分が「国の借金を減らす」に変わり、さらに最近だと「社会保障財源にする」など、当初とまったくかけ離れたものになっています。
また、NHKは受信料制度を死守するために、「公共性」を強調しつつ、見かけだけ受信料を数パーセント引き下げるなどのゴマカシを続けていますが、連結集団内に1兆円を超える金融資産を蓄えこむなどの腐敗体質は変わっていません。
NHKこそ「みなさまの敵」 財務的には超優良企業(2019/06/27 05:00付 当ウェブサイトより)
さらに、韓国は過去の歴史問題などを捏造して日本に謝罪と賠償を求め、日本側の関係者が骨を折って何らかの解決策を打ち出したとしても、政権が交代したら合意を反故にするなど、やたらとゴールポストを動かしてきますが、これなども日本の「反アベ派」と行動がそっくりです。
では、なぜ彼らは議論を拒絶するのでしょうか。
それは、まともに議論して勝てっこないからです。
対抗手段は、議論だ
以上を踏まえたうえで、今回の「桜を見る会」騒動についても、私たち日本国民がどう対処すれば良いかは明白です。
「オールドメディアや特定野党が仕掛ける『桜を見る会』騒動を仕掛けていることについては、騒動そのものではなく、騒動を仕掛けている勢力の本質を冷静に議論すること」。
これに尽きます。
非常に残念なことに、新聞、テレビなどのオールドメディアの多くは、特定野党と一緒になって、この「桜を見る会騒動」を倒閣の機会として利用しようとしているフシもあります。ただ、それと同時に非常に幸いなことに、現代ではインターネットが存在していて、冷静に議論をするためのプラットフォームはいくらでもあります。
以前の「議論を拒絶する人たち」云々の記事でも報告したとおり、彼らが一番嫌うのは「冷静な議論」であり、オールドメディアが放棄した「客観的な議論のためのプラットフォーム」がインターネット空間に出現し始めていることは、非常に幸いだといえるでしょう。
(当ウェブサイトもささやかながらその一端を担っているのだとしたら幸いですが…。)
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また妄想ですが、解散総選挙があるのかなと思ってます。
日米貿易協定は参院本会議も通って承認になります。
で、野党には「桜を見る会」しか材料がない。れいわもN国もだいぶ様子が見えてきて得票も落ち着くでしょう(議席は獲得すると思います)。
桜を見る会で政権支持が減っても、じゃあその票がどこにいくかは疑問です。
地滑り的勝利に向かう絶好のチャンスのような。
Gさま
私も解散してもおかしくないなと思っています。
お題目は、何にするのかが、見当つきません。
「花見解散」も、なんかね。
そうですね、「桜を見る会」しか争点にできない野党を見限る人が増えて居そうということも考えると、解散の可能性は高まったかもしれませんね。
G様
解散してほしいですね〜
住民票移動します。
なぜって…、公◯党が立候補するので、
維◯と自◯が出ないのです。
1年の半分以上は日本にいないので…、
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
日本マスゴミ村にとっては、「モリカケ問題」で辞任しなかった安倍総
理に憤っている自分たちの信者のために、「さくらを見る会」で、今度こ
そ安倍総理が辞任するとの、お告げを下すことが目的になっているのでは
ないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
「安倍政権を非難する」という結論が決まっているので、そこに至る論理が破綻を重ねることになります。破綻するたび別な問題を持ち出すのは、その問題自体は手段でしかなく、非難することが目的であることを明らかに示しています。新宿会計士様のコメントにある通りです。日本海呼称問題に関する韓国の主張が「国名を公海に冠するべきではない」→「東海」は国際的理解を得られないことを悟る→「韓国海、朝鮮海」とするべき、などと二転三転どころか完全ブーメラン化しているところを見ても、本音の目的が「日本」海が気にくわないだけ、というところが見え見えです。
もう一つ、低俗な例えになりますが、野党およびマスコミの「芸」に国民が倦んでいるということがあるように思います。「些細な疑惑の飽和攻撃」メソッドに対して、「またその手か、見飽きた」という反応が感じられます。芸人が一発芸で売り出したとしても、それだけだと消えるのもあっという間であるのと同じです。売れ続けるためには、国民に面白がってもらえるナニカが必要なのではないでしょうか。
見て見たいな、朝日新聞の自虐ネタ。
法政大学の上西充子教授と上武大学ビジネス情報学部の田中秀臣教授
同じお題に対して各々の考え方の相違はあれど、大学教授という肩書でこんなにも執筆力に差がでるものかと、あらためて感じますね。
Web主さんが提唱している「議論」をこの両人と行ったとして、片方の教授と果たして実のある議論になるかどうか、文の構成力やその内容を見る限り、既に答えが出てしまっているような気がします。
昔まんがか何かで、障害にぶち当たっても乗り越えずに逃げる様を、センサーで壁を避けながら進むおもちゃ「壁づたいネズミ」に例えた描写を読んだ記憶があります
自分の主張が論破されるや、さっさと捨てて違う主張をし始める様は、まさに壁づたいネズミのようだなと感じました
少しでも論破された時点で自分の主張を捨ててしまい、いくら正論をぶつけても本人には何の効果もないので、
暖簾に腕押しのような無力感を覚えてしまいます
ただ、たとえ本人には効果が無くても、おかしいことはおかしいと言い続けることで、周囲のマトモな人間を少しでも増やす努力は必要なんじゃないかと感じました
「電子データなら消去しても復元できる筈。」なんて阿保な事言っている組織は、ISO27000を取得していないのでしょうかね?
民間企業ですら、営業機密や個人情報等の電子データを消去する際は、単純消去ではなく、完全消去(消去対象データがあった箇所をダミーデータで何度も繰り返し上書きして、復元できない様にする事)が、十年以上前から常識なのに。
ITを「イット」と言った元総理級の超時代遅れ人材しか、野党には居ないのか?
ヒント:ガソリンプール
「グーグルアースを見ればどこに日本の艦船がいたかわかる」@原口一博 というのもありました。
お疲れ様です。
ちなみに記事を書かれている間に、また新しい論点が生まれました。
今度はシュレッダー周りの担当者について「担当は障害者雇用の職員」という言葉から
障害者を盾にしているという方向で攻めるそうですね。
なんか、この人たちの界隈では言い訳になっているそうです。
もうどうしようもありません。
利用しているのはどちらだと言いたい。
これに同調する野党職員には一生何があっても票を与えない所存です。
更新ありがとうございます。
「桜を見る会」騒動、もう野党よ、くど過ぎる!と言いたい気持ちです。シュレッダーを見せろと団交の如く押し寄せるわ、山口県下関市まで「ふく」食いに旅行に行く、じゃないわ現地調査する。大概、いい加減にしろッ!です。
しかし、法政大学って何でこんなに歪んだ思想の持ち主が多いのか(失笑)。
田中優子といういつも和服を着た総長がのりこえねっと (ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク)共同代表で、先住民族アイヌの権利回復を求める会に参加。
次に高名なヘイトスピーチ「アベ、ヤメロー」の山口教授、そしてこの上西充子教授(笑)、優先的に左巻きを採用しているのだろうか。
それこそどっちかと言うと『硬派』のイメージ校ですが、実際はスッカスカ、ヌルヌルの左傾学園ですネ。
それに比べて、上武大学ビジネス情報学部の田中秀臣教授の寄稿は、「桜を見る会」の一方的な「疑惑」を整理して説明、論破している。
もうモリカケやパンケーキや桜を見る会など、チマチマした話を国政でするな!です。ホントに野党の立憲民主党、国民民主党、日本共産党はいらないわ!
恥ずかしながら、小生はこの桜騒動が何のことかさっぱり分かりません。
公費の無駄遣いで騒いでいるのでしょうか?
「モリカケ」の時もそうでしたが、外国にいると日本国内の情報に疎くなってきます。
駄文にて失礼します。
日本に居てもよくわからないです。
野党のはじめの言い分は、税金を使ったイベントに後援会の人を多く呼んでおり、それは接待にあたるので公職選挙違反だ、といったことだったと思います。公的イベントの「私物化」と「買収行為」です。その頃は「前夜祭の会費が安すぎる=差額を安倍が出したなら買収だ」と言った感じだったと思います。同じ所でこれより安い会費でパーティーをしていた野党議員がいたことは明かになっており、一概におかしいとは言えないようです。
最近は、招待客に反社会的人物が含まれていた、としてそういった組織と関係があるのではないか?というような追及も混じってきているようです。これはチェックミスと言われれば...
とにかく何でもいいのでイメージを悪くするようあれこれ言いがかりをつけ、世間に悪い印象を植え付ける、といういつもの野党のやり口です。
以下、所感ですが、、、
国会を1日維持するのに3億円とも言われます。貴重な国会の時間を使って追求する側は、立証できなかった時は自分が腹を切る覚悟を持ってやっていただきたいものです。
新しいお題では、内閣府のコンピュータをシンクライアントにしたのが怪しい、というのが
あるみたいですね。
シンクライアント方式に変更したので、名簿のデータは復元できないと聞いている、と安倍
総理が答弁したのが「原因」ですが、安倍総理も専門家ではないので、これを非難するのは
酷ですが。
あるモーニングショーでは、シンクライアントではデータが残らない、やましいことがある
から、わざわざデータを残せないものに替えたのだ、怪しからん、とかやっていましたが、
知識のある人間からしたら指差して笑うところです、ここは。
ある新聞記者(元かもしれない)は、シンクライアントにはタイムマシン機能があると友人の
専門家に聞いたので、アベが嘘を吐いていることは明らかだ、墓穴を掘った、とのたまって
いました。ド素人が知ったかぶりすると恥をかく、という典型的な見本です。
またある議員は、何故今年の一月になって突然シンクライアントに入れ替えたのか、見積書
や仕様書を出せ、とかやっていたみたいですが、セキュリティについてもシステムを入れ替
える手間やら費用やらも考えないんでしょう。データを隠したいからとか言って、総理一人
の思いつきでできるような仕事じゃありません、特にお役所では。こんな無知無教養が偉そ
うに仕分けなどやっていたのですから、笑い話にもなりません。
因みに、シンクライアントはシステムアーキテクチャの話、バックアップは運用の話。
タイムマシン機能とは、恐らくMacOS系が実装・提供しているバックアップサービスの話。
データの復元についても、半年以上も前のバックアップを残しているなど、大手の企業でも
まず無いと思います。ストレージは無限じゃないんですから。
誰もが専門家並みの知識を持て、とは言えませんが、正しく議論をするためには正しい知識
が必要だ、ということですね。
改行位置がおかしいですね(^^;
カラム数を間違えました。
読み難くて済みません。
「僕はものすごく原子力に詳しいんだ」@菅直人
自分がアマチュア政治家だからといってなんでも一知半解で対処できるわけがありませんね。
仕訳会議といい、結局のところ民主党政権およびその後裔には、専門家に対するリスペクトが欠けているということです。
シンクライアント化は働き方改革のテレワーク実装の一つの手段ですので、導入は妥当でしょう。
次は導入費用が高すぎるとして叩くでしょうが、シンクライアントは維持・管理コストの削減が図れますので、コスト面でも導入は妥当という結論になると思います。
懸念するなら、内閣府の事務方が、シンクライアントの端末にデータが残らないことをもってデータ復元不能と思っていないかです。(こんなこと心配するのも失礼な話ですが)
サーバーからのデータサルベージも困難であると、きっちり整理していること願います。