日本社会全体が在特会(在日特権を許さない市民の会)と同じような方向に進んでいる――。こんなことを主張する記事を『WEZZY』というウェブ評論サイトに発見しました。当ウェブサイトとしても、現在の日本社会に「韓国に対する否定的な雰囲気」が蔓延しているという指摘には、部分的には賛同しますが、ただ、「そのような雰囲気が日本社会に蔓延している理由」や、「韓国社会で日本に対するなヘイト感情が蔓延していること」に言及していない時点で、こうした議論は非常に一方的かつ不公正なものだといわざるを得ません。
目次
正解のない議論のスタイル
結論押し付けるオールドメディア
当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』で何度も繰り返し申し上げているとおり、私自身、世の中の情報には少なくとも「客観的事実」と「主観的意見」があると考えています。
- 客観的事実…誰がどう書いてもだいたい同じような内容になる情報
- 主観的意見…書く人によってまったく異なる内容(極端な話、真逆の内容)になる情報
この2つの情報については、きちんと分けることが、情報の書き手と読み手の双方に求められることだと思います。なぜなら、社会のインターネット化が進んだことで、世の中には大量の情報が溢れるようになったからです。
そして、「正解」という言葉には気を付ける必要があります。
なぜなら、客観的事実には正解はありますが、主観的意見には正解はないからです。
多くのオールドメディア(とくに新聞やテレビ)の報道を見ていると、この客観的事実と主観的意見を混ぜこぜにして、「これが正解だ!」とばかりに意見を押し付けて来ることがあるように思えてなりません。
最近の事例でいえば、7月18日に発生した株式会社京都アニメーション(京アニ)のスタジオ放火事件を巡って、犠牲者の実名を公表すべきか、それとも多くのご遺族の意向を汲んで実名の公表を控えるべきかが、インターネット空間でもかなりの議論になりました。
当ウェブサイトは「ご遺族が実名公表を望んでいない以上、報道各社の一方的な都合よりもご遺族の意向を尊重すべきだ」との立場からこの議論に参加したのですが(例えば『【速報】京アニ事件「実名報道」蛮行を批判する』などをご参照ください)、当ウェブサイトのコメント欄を見ると、
- 「犠牲者の実名は公表すべきではない、なぜならば、…」
- 「犠牲者の実名は公表すべきだ、なぜならば、…」
といった議論が活発に交わされたようです。
ところが、多くのオールドメディアは
「犠牲者の実名は公表すべきだ」
という「結論ありき」で記事を作っており、異論は認めない、という姿勢を貫いていました。
浅薄さ、矛盾、ご都合主義
しかも、思わず苦笑してしまうのですが、「被害者の実名は報じなければならない」と強弁しておきながら、自社で不祥事を発生させた記者については実名報道をしないという、オールドメディア(この場合は朝日新聞社)の矛盾した姿勢です(『なぜ自社の不祥事は実名報道しないのですか?』参照)。
オールドメディアが結論ありきで自分たちの都合を優先させるというのは現在に始まったことではありません。
しかし、インターネット化が進むにつれて、それなりのクオリティのウェブ評論サイトが増えて来ると、どうしてもオールドメディア側の議論の浅薄さ、矛盾、ご都合主義などに気付く人が増えてしまうのかもしれません。
あるいは、オールドメディアの「中の人たち」は長年、「自分たちこそが正解を決める権利を持っている」と勘違いし続けてきたためでしょうか、この「勝手な正解を決めつけて読者や視聴者に押し付けること」が、どれほどの反発を生んでいるのか、気付かなくなってしまっているのでしょうか。
得てして人間というものは、知的好奇心を刺激されるような体験を好みます。そして、「正解の押し付け」に対しては、本能的に嫌悪感を抱くのではないかと思います。
「オールドメディア側が自分勝手な結論を決めつけ、読者や視聴者に押し付けて来るのに、いい加減、世の中の人々は辟易している。」
だからこそ、オールドメディアではなく、当ウェブサイトを含めたウェブメディアに対してアクセスする人が増えているのではないかと思うのです。
知的好奇心をどう刺激するのか?
さて、当ウェブサイトの場合も「読んで下さった方々の知的好奇心を刺激すること」を目的に運営していて、「正解」を決めつけるのではなく、「議論すること」を大事にしているつもりです。
私ごときが世の中のさまざまな問題の「正解」を知っているわけではありませんし、当ウェブサイトではときどき、とんでもない事実誤認をすることもあります(たとえば外為法の解釈ミスに関しては、『過去記事を訂正し、改めて外為法の金融制裁を解説します』などをご参照ください)。
だからこそ、当ウェブサイトが大事にしているのは、「読者の皆さまに、お気軽に議論に参加していただくこと」です。当然、読者コメント欄では当ウェブサイトの主張に対し、賛同することも自由ですが、批判、反論することも自由です。
ときとして批判意見などでコメント欄が大いに盛り上がることもありますが、それは「どちらの議論が正しいか」を読者のひとりひとりが判断するプロセスそのものでもあります。そして、それこそが「言論の自由」だと思うのです。
もちろん、議論をする際には、特定の人に対する人格的な誹謗中傷をしないなど、最低限のルールを守っていただくことは必要ですが、最大限、自由闊達な意見交換がなされることが、この社会をより良い方向に変えていく原動力になっていくのだと思います。
当ウェブサイトが本当にそのような場として機能しているのかは知りません。
ただ、「知的好奇心を刺激するプラットフォームを作れば人々に喜ばれる」ということにいち早く気付いた人が、どんどんとウェブ評論サイトを立ち上げ、ビジネス的にも成功していけば、やがてはインターネット空間から日本と世界を変えていく原動力になることは間違いありません。
「日本の在特会化」
WEZZYというウェブ評論サイト
こうしたなか、昨日はふとしたきっかけで、『WEZZY』というウェブ評論サイトを発見しました。
サブタイトルには「現代を思案する正解のないWEBマガジン」とありますが、調べてみると株式会社サイゾーが運営していて、プロフィールページには次のような説明がなされています。
正解のないWEBマガジン
性別、年齢、人種、趣味嗜好にかかわらず、わたしたちが楽しく生きていくためにどう考え、何をすればいいのか。誰も正解を提示することはできません。wezzyは試行錯誤するWEBマガジンです。
これは非常に重要な指摘だと思います。
実際、「私たちが楽しく生きていくため」だけでなく、「より良い社会を作っていくため」には、何が正解であるかについては一人ひとりが考えていかねばなりません。ウェブ評論サイトはそのためのヒントを得る場であるべきでしょう。
ただ、残念なことに、この『WEZZY』というウェブ評論サイトには、「読者コメント欄」は設けられていないようであり、記事そのものに対して他の読者がどのような反応を示しているのかについて、ダイレクトに知ることはできません(いちおう、ツイッターやフェイスブックなどのSNSとの連携システムはあるのですが…)。
その意味では、当ウェブサイトが考える「知的好奇心を刺激する議論」と、『WEZZY』というウェブサイトが考える「試行錯誤するWEBマガジン」という思想自体は似ているものの、その実践の仕方は異なっているのだと思います。
日本全体が「在特会」に?
こうしたなか、この『WEZZY』というサイトに、こんな記事を発見しました。
日本全体が「在特会」のような現在、「嫌韓報道」に埋め尽くされた社会の危険性に気づいてほしい/安田浩一インタビュー(2019.09.07付 WEZZYより)
これは、ジャーナリストの安田浩一氏に対するインタビュー記事です。
1964年静岡生まれ。週刊誌記者を経てフリーのジャーナリストに。『ネットと愛国』(講談社)で第34回講談社ノンフィクション賞を受賞。著書は『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』(光文社)、『ヘイトスピーチ』(文藝春秋)、『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』(朝日新聞出版)、『団地と移民』(KADOKAWA)など多数。近著は『愛国という名の亡国』(河出書房新社)。
安田氏といえば『愛国という名の亡国』という著書を刊行された人物だそうです。
当ウェブサイトでは、どのような立場の人物であっても、その人物が主張している内容に妥当な部分があればそれを参考にしたいと思っているクチですが、このリンク先記事についてはどうでしょうか。
記事冒頭では、最近、日韓関係の政治的な緊張にともない、地上波テレビや大手出版社の週刊誌といったメジャーな媒体で、「日韓間の対立や差別を煽るような報道が増えている」と指摘。具体的な実例を2つほど挙げたうえで、「民族差別を煽るヘイトスピーチ」だと批判しているのです。
そのうえで、安田氏に対するインタビューが始まるのですが、安田氏は開口一番、こんなことを主張します。
安田浩一(以下、安田) 日本社会全体がかつての在特会(在日特権を許さない市民の会)と同じような方向に進んでいるような気がしてなりません。
「日本全体の在特会化」(!)
実に衝撃的な指摘です。
これについて安田氏は、WEZZYの記事が問題視している大手雑誌『週刊ポスト』の特集記事<「嫌韓」よりも「減韓」、「断韓」を考える 厄介な隣人にサヨウナラ 韓国なんて要らない!>を巡って、
「断韓」なんていうのはもともと、在特会をはじめとする差別集団がが街頭で訴えるときに使っていた文言です。それを「週刊ポスト」のようなメジャーな雑誌が使うようになってしまった。(中略)実際、いまの日本社会はメディアが煽る空気感に引っ張られていっていますよね。
と批判しているのです。
現象に注目するのは結構ですが…
このあたり、安田氏が「韓国に対する嫌悪感」と表現している部分には大いに違和感があります。「嫌悪感」という表現は非常に主観的なものであり、あたかも日本が韓国を根拠なく嫌っているかのようなレッテルを張ってしまいかねないからです。
ただ、安田氏の言い分にも一理あります。
韓国に対する「嫌悪感」は言い過ぎかもしれませんが、確かに、最近の世の中では、否定的な雰囲気が蔓延していて、なかには過剰に韓国に対する憎悪を煽っているかのように見えるメディアやサイトもあるからです(それは必ずしも大手メディアとは限りませんが…)。
安田氏は、こう続けます。
喫茶店や居酒屋でふいに飛び込んでくる文言に、背中の筋肉が強ばるような機会っていうのが、ものすごい増えたように感じます。個人的な話ですが、少し前に、スーパー銭湯で湯船に浸かっていたら、30代前半ぐらいの若いグループが入ってきて、いきなり「朝鮮人がね」という話を大きな声でし始めました。すぐに話題が他に移ったので私と口論するには至りませんでしたが、やはり、心臓がドキッとした。一瞬、全身が強張りました。
もちろん、この安田氏の個人的な体験をもとに、日本社会全体が「在特会」化していると決めつけるのは強引ですが、ひと昔前と比べて、韓国に対して否定的な感情を持つ人が増えていることは事実でしょう(この点は私自身もさまざまな会合に出ると痛感する点です)。
ただ、何事においても常に考えなければならないのは、いかなる現象にも「原因」がある、という点です。
「なぜ日本社会で韓国社会に対して否定的な感情が蔓延しているのか」という命題についても、まったく同じことがいえます。いうまでもなく、
- 昨年10月30日と11月29日に相次いで下された、大法院(※最高裁)による日韓請求権協定に違反した判決
- 同判決について日本政府が求めた日韓請求権協定に基づく話し合いや仲裁を韓国政府が無視した問題
- 昨年12月に発生した火器管制レーダー照射事件と、それにともなう韓国政府の不誠実なウソツキ外交
- 今年2月に韓国国会議長が天皇陛下(現在の上皇陛下)を「戦犯の息子」「日王」などと侮辱し、自称元慰安婦への謝罪を求めた問題
- いわゆる「慰安婦合意」に基づいて設立された慰安婦財団を、今年7月までに韓国政府側が一方的に解散してしまった事件
といった具合に、韓国側からの約束違反、国際法違反、不法行為などの行動が相次いでいることです。
安田氏に対するインタビュー記事をひととおり読んだのですが、この「韓国側からの非合理な行動」については詳しく触れられている様子はありません。
どうして韓国側の「日本ヘイト」に言及しないのか?
安田氏のインタビュー記事の問題点は、それだけではありません。
韓国側で相次ぐ日本に対する「民族ヘイト」的な動きに、記事ではまったく言及がないのです。
日韓関係について考えるならば、たとえば「旭日旗騒動」があります。
これは、2011年1月25日のAFCアジアカップの日韓戦において、韓国の奇誠庸(き・せいよう)選手による、日本を侮辱する猿真似パフォーマンスが問題視された際に、奇誠庸選手が苦し紛れの言い訳として「スタジアムの旭日旗を見てカッとなった」と述べたことで、突然に火が付いた問題です。
この奇誠庸選手の発言以降、韓国では「旭日旗はナチスの旗と同じ『戦犯旗』だ」などと、勝手に事実を捏造し、全世界で「旭日旗=戦犯旗」というウソを振りまいています。
これを「韓国による日本ヘイト」と言わずして何といえば良いのでしょうか。
それだけではありません。
韓国の行き過ぎた「日本ヘイト」の動きは、全世界で無関係な人を巻き込み、多くの人を傷つけているのです。その典型例は、米ロサンゼルスの学校の壁画塗りつぶし事件でしょう(詳しくは『LAの学校の壁画が修正へ 被害者でなく加害者としての韓国』などをご参照ください)。
安田氏は、こうも述べます。
差別に理由なんかあっちゃいけないんですよ。/差別に理由が存在するのだとしたら、黒人差別、アラブ人差別、はたまた海外諸国に私たちが行った際に起きるアジア人差別や日本人差別も認めざるを得なくなってくる。だから、理由をもうけることにとって差別を肯定することは、なにがなんでも認めちゃいけないんです。クズな人間に対して、そのクズっぷりを指摘することは構わないけれど、社会的な力関係を利用したうえで、相手が抗弁できない属性を叩くことは、絶対に許されない。
そう思うのであれば、「相手が抗弁できない属性」を積極的に叩いている韓国社会のことこそ、真っ先に批判しなければなりません。
安田氏が「日本において韓国に対するヘイトスピーチの動きが広まっている」「日本社会全体が在特会化している」と述べるのは自由ですが、こうした現象のみに注目しながら、なぜそのような動きが広まっているのかについて言及しないのは、不思議です。
日本社会で韓国に対する否定的な感情が蔓延していることに言及するならば、多くの人が「原因だ」と考える韓国側の行動に言及しないのは、到底、公正な議論姿勢とはいえません。
不公正な議論は淘汰される
さて、最近、メディアやインターネットなどの論壇では、日韓関係に注目が集まっていることは事実でしょう。
なぜなら、日韓関係が悪化していることは事実であり、両国の亀裂は次第に埋められないところにまで来ているからです。
これについて、当ウェブサイトとしては「韓国にかなりの原因があるが、日本が韓国に対し、『言うべきこと』を主張して来なかったことにも大きな原因がある」と考えています。
また、一部の過激なウェブサイトは、ときとして明らかなフェイクニューズを混ぜて、過剰に韓国に対する嫌悪を煽っていることも事実でしょう。とくに韓国に対し、「バ韓国(ばかんこく)」などの侮辱語を用いることが、日韓関係について議論する際に役立つとも思えません。
ただ、今回のWEZZYの議論をながめていて感じたのは、日本社会に蔓延する韓国に対する否定的な空気を「嫌悪感」と決めつけ、一部の過激なメディアの主張をあたかも日本全体の動きであるかのように表現するのも、あきらかに行き過ぎでしょう。
なにより、「なぜ、日本で韓国に対する否定的な感情が広がっているか」について、その原因を深掘りすることなしに、「韓国ヘイトはけしからん」と決めつけることは、議論の否定です。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
ちなみに読者コメント欄では、ごく一部の方から、当ウェブサイトのことを「嫌韓サイトだ」と決めつけたコメントが寄せられたことがありました。
客観的事実を列挙しただけで「嫌韓サイト」と決めつけられるのは、正直、きわめて不本意です。
ただ、客観的な証拠をたくさん集めながら、表現が行き過ぎないようにしつつ、できるだけ公正に議論することが大事だという点では、まさに自戒しなければならない点だと思う次第です。
View Comments (55)
いやいや、これぞ正論という記事ですね。
新宿会計士さんの実力がよく分かります。
感服しました。
新宿会計士様おはようございます。韓国に対する否定的な空気を「嫌悪感」、御ウェブサイトのことを「嫌韓サイトだ」などと「決め付ける」行為を不愉快に感じる気持ち、とてもよくわかります。なんであれ決め付けられると不愉快なものですよね。
失礼ですが、わたしの場合は他人事という気楽さもあり、いい機会なので嫌韓について調べてみました。
【ウィキペディア】韓国国民や韓国系の人々による国内外の言動への嫌疑・不信・嫌悪感情。日本や中国などのアジア諸国、ドイツをはじめとした欧州諸国でも著名に認知されている事象である。差別的な感情も含むとの意見もある。
【Weblio辞書】韓国に反感を覚え、嫌悪すること。親韓に対立する立場。同じく韓半島にある北朝鮮も含むこともある。
【ニコニコ大百科】韓国(若しくは北朝鮮を含めて)を嫌う事を指す。
ちなみにニコニコ大百科には「反韓」もあり、、韓国人・韓国政府に憤りを感じ、それらに対して政治的な批判をすることである。これの類義語に嫌韓があるが、そちらは感情的なものである。ただしそれらの明確な違いは不明であり、しばしば混同して使用される。
わたしの印象では嫌韓は否定的な意味あいも含むものの、本来は言葉自体に侮蔑的な(お前は嫌韓だ、と言われて恥じ入るような)意味はないと感じました。
ついでに嫌悪についても調べてみました。
【デジタル大辞泉】憎みきらうこと。強い不快感を持つこと。
【大辞林 第三版】きらいにくむこと。ひどくきらうこと。
【精選版 日本国語大辞典】にくしみきらうこと。感情的にひどくきらうこと。
【ブリタニカ国際大百科事典】小項目事典 不快な刺激との接触によって生じる情動。不快感と同時に吐き気や刺激からの退避傾向が生じる。本来は,悪臭や異常な味に基づいて不適当な食物を見分けたり,誤って摂取したときに体外に排出する反応と直接結びついた情動と考えられるが,広く不快な対象全般について適用されることが多い。
【ウィキペディア】憎み嫌うこと。嫌厭(けんえん)や厭悪(えんお)ともいう。反義語は愛好。汚い物、食用に適しない物、伝染性がある物、逆らいたい物、存在してほしくない物など、不愉快な思いを催す物事に関連した感情である。類義語に憎悪(ぞうお)があるが、「憎悪」は相手に対する敵意や攻撃性を示唆するのに対して、「嫌悪」「嫌厭」「厭悪」は不愉快だとして拒否したいという意図を示唆する。
憎むやきらうといった意味があるので感情的なものとの印象も持ちますが、細かく見ていくと自然な情動を表した言葉であり、感情的な行動を表現した言葉とも言い切れないのではとも思います。
長々と書きましたが何が言いたいのかというと、決め付けてくる人間はどれだけ説明を尽くしても決め付けるものであり、決め付けが妥当かどうかをその人物と討議しても意味がない。決め付けられた指摘が正しいかどうか(自分を律することは大事ですが)を判断する必要もない。決め付けなどにとらわれず持論を展開しどれだけ多くの人の共感を得られるか、さながら今の日本政府が韓国に接してるようにふるまうのがいいのではと、余計なおせっかいではありますが言いたくなった次第です。
有象無象の評価はさておき、これからも知的好奇心を刺激する興味深い記事を楽しみにしてます。駄文にて失礼しました。
日本国内には、「嫌韓」という言葉を何としても維持したい、韓国側勢力が存在します。
「嫌韓」という言葉は、日本国内の韓国差別を象徴する用語として韓国側の攻撃に用いられてきたのは明らかで、辞書で調べたとか云々は関係ありません。
この言葉の始まりはともかくとして、韓国側がありもしない日本の差別を言いふらす道具として「嫌韓」という言葉が使われ、広まってきたのも事実です。
「嫌韓」という言葉が韓国側に利さないのであれば、日本の左派や在日韓国人があれほど嬉々として「嫌韓!嫌韓!」とまくし立てることはありません。
韓国側は困るのですよ。
「嫌韓」という言葉が使えなくなってしまうと…
「嫌韓」という言葉が、もっと洗練された別の言葉に置き換わってしまうと…
皆様、あまり惑わされぬよう、お願いします。
マスコミに対し批判的なコメントの投稿者は「ネトウヨ」らしいです。
たとえそれがネットにも右翼にも関わりのないことでも「ネトウヨ」とレッテルを貼って勝利宣言してると聞いたことがあります(自分はその発言が出る番組とやらを見たことが無いので伝聞ですが)。
それに習うなら、り地域に対して不都合なことを「たとえ嘘偽りのない事実だったとしても」書いている記事は全て嫌韓であり、すなわち当サイトは「事実無根の中傷を垂れ流す嫌韓サイト」ということになるのでしょう。
あれあれ、なんだかマスゴミの手法に似ていますね?
オールドメディア群が支持率を落とすのと、嫌韓が全く同じように進んでいくのはそういうことなのでしょう…。
人生休憩中 様
「嘘偽りのない事実」なら
「事実無根の中傷」にはならないのでわないでしょうか。
匿名さま
そんな事はありません。
嫌韓というレッテルを貼って仕舞えば、事実云々は関係無く、嫌韓は良く無いという論理で、すり替えるだけだと思います。
本題とはズレるのですが、
客観的事実と主観的意見の境い目は何処かと考えて見ると、案外に客観的事実の範囲は狭いと分かります。
例えば「河野外務大臣が毅然とした反論」というのはどうでしょう。
一見事実の様ですが、同じ事案を見ても別人からは「河野外務大臣、偉そうに言い逃れ」のように見える場合さえあるでしょう。
事実を認識する段階で各個人のポジションによるバイアスがかかってしまう為、「客観的事実を報道する」
には訓練された技能が必要なのかもしれません。
同じ事案を見ても別人からは「河野外務大臣、偉そうに言い逃れ」のように見える場合さえあるでしょう。
>>>その別人って韓国の反日の人ですか?そんな人のことをいちいち忖度したから日韓関係はダメになったのです。
理系初老さん
忖度しようという主旨ではなく、どこまでが客観的なのかというのはなかなか判断しかねる、言い換えると主観的意見はどうしても入り込むと言っています。
私は理系初老さんの認識に同意しますが、「韓国の反日の人」を指しているという認識、彼らを忖度してきたという認識、日韓関係がダメになったという軟式、これらすべてが解釈による主観的なものでしょう。
自分の意見や事実認識も主観的なのだという自覚は重要だと考える次第です。
私は新宿会計士さんと多くの場合に同意見なのですが、自戒とでも受け取っていただけると私が思うところと近いかも知れません。
gommerさん、理系初老さん こんにちは
私が勝手にgommerさんの言いたいことを想像すると、「河野外務大臣が○○という報道に対して発言」いうのは事実になりますが、「毅然とした」ように見えたかどうかは人によって違う(主観による)という意味ではないかと思います。人によっては「毅然と」に見えても、別の人からは「傲慢な」風に見えるかもしれないという。
こうした表現まで排除すると、タイトルがあまりにも味気なくなり、報道を誰も見なくなる可能性もあるかと。ある程度誘導的な表現は必要なのかもしれないです。私としては多様な表現で報道されるようになればなと思っています。今のメディアは特定方向に偏り過ぎなので。
この部分と、理系初老さんが言うところの日韓関係の問題は別だと思いますよ。最近はどうも忖度という言葉が悪い意味で使われがちですが、今までは「事を荒立てると面倒だから」相手の主張を受け入れるような態度しかとらなかったのが問題だと思っています。
ついでだから書きますと、私は今の日韓関係が「ダメ」になった結果だとは思わないです。「仲良く」=いい関係ではないと思いますので。武力による戦争になってしまったら「ダメ」な関係かもしれませんが。
ばんきりさん
私の主旨をわかり易く表現して下さりありがとうございます。
やはり他の人に翻訳してもらわないと私の言葉は誤解されやすいようです(汗)
(自分自身を含めて)事実認識にも個人差があり、主観からは逃れられない。
事実を伝える際の言葉選びや修飾にも主観性は出る。
だから客観的な事実のみを報じることは困難。
マスコミには中立性より多様性を求める方が現実的ではないか。
といったことが頭にありました。
忖度や日韓関係でも認識に醒めた見方を感じて嬉しく思いました。
更新ありがとうございます。
安田浩一氏のプロフィールを見ると、とてもじゃないが中立で公平な目、広い見識を持っている人とは思えません。これまでの人生、深刻な生き様(失笑)ですね。こりゃ左シフト固定人間です。不治の病。
【2001年頃から日本労働党(共産主義)の機関紙・労働新聞などで記事を書くライターとなり、動労千葉(危ネ〜。中核派)や挺対協関連団体(韓国挺身隊問題対策協議会)と供に政治活動を行う様になる。】アラアラ(笑)。
【有田芳生氏らと共に嫌韓発言糾弾のデモに参加】【辛淑玉氏とも交流】辛氏と激論・反論した訳じゃないな。日本人か?コイツは。言葉が出ません。
【慶応義塾大学経済学部卒と、かたっていたが実は高卒と自らカミングアウト】(学歴詐称ですね。社会から葬り去られます。でもいつも思うが、こういう輩はナゼ上級学校を騙るのか。中学校卒や高校中退、年少上がりの方がインパクトあるぞ(笑)。どうして慶応義塾大学?失笑)
【父親が毎日新聞記者(出たッ)。転宅多く、学校でイジメのターゲットに】一発殴り返さんかい。死ぬぐらい苦しかったら、鼻血出すぐらいやってみろ。負けて元々だ。逆に一目置かれたかも。縮こまっていたから、歪んだのか?
以下。安田氏の発言抜粋です。『日本社会全体がかつての在特会(在日特権を許さない市民の会)と同じような方向に進んでいるような気がする』『「断韓」なんていうのはもともと、在特会をはじめとする差別集団が街頭で訴えるときに使っていた文言です』
それを一般市民も使うようになったのはメディアが煽ったせい?文春、新潮に大きく離された三流誌週刊ポストも?(笑)良く分かりません発言ですね。説得力ゼロだわ。コレを持ってしても、慶応義塾大学卒は無理やろ(爆笑)。
日本人が今、韓国に対し何で怒っているのか。そもそもの発端は何か。韓国側から毎週のように挑発され、国同士で決めた約束を破り、嘘・でっち上げを告げ口外交し、不透明な貿易をするから管理を強めたら経済制裁と言い、GSOMIAは経済制裁との取引きだと関係無い条件を持って来る。
その間、或いは昨年以前も日本から何か韓国を困らす事をしたか?南北(中露)以外とは良好な関係だ。その事実が見えないのはジャーナリストとして節穴だ。
難しい理屈は解らんが、
朝鮮人は自ら自分たちはホモ・サピエンスではないと言っているし、ハゲ🐧もそれに賛同する。🐧
人間が人間以外の生物(犬・猿・大腸菌)を、人間と区別して対処するのは当たり前の事。🐧
野犬がいれば保健所に連絡する、観光地で野生の猿に餌ずけしない、大便をしたら手を洗う。🐧
朝鮮人が存在するなら、(犬や猫の様に人類と共存できない)朝鮮人に相応しい対応があり、我々は選挙を通じて社会の正しい有り方を追求し、オリンピック等の会場では旭日旗(日本に数多くある伝統的意匠で政治的意味合いの無い)を振って応援する。🐧
安田某は、それに何か疑義があるのだろうか?🐧
安田氏の発言は、ただのレッテル貼りです。
クズな人間と言う言葉が出て来る事自体、彼自身が差別主義者である事を、自白しているようなものです。
感情的で、断定により議論の余地を無くして、自分の考えを押し付けているだけです。
いずれも、朝鮮人やそれを擁護する人達に、良く見られる言動です。
この手の、専門家や知識人を鵜呑みに信用してはいけない、展開的な事例だと思います。
会計士様。更新ありがとうございます。
さて、話題が違うのですが、来週の内閣改造ネタです。
防衛大臣に河野現外務大臣が検討されてるそうです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190908-00000515-san-pol
阿部さんの人事も中々冷静だと思いました。
こうなると、世耕経産大臣の後釜は誰か楽しみになってきました。
以上速報(もう皆さんご存知ですかね)です。
オールドメディアにしろ安田浩一氏にしろ、数年前に大阪だったか名古屋だったかで日本人在日韓国人在日朝鮮人合同で行われた「対北朝鮮反核デモ」を取り上げたか否か、取り上げたのであればどの様な重要度で取り上げたか、というのが参考になるかと思います。
例えばATMの一角である東京新聞(中日新聞)では、テレビ欄をめくった見開きの右下辺りに二段程度の文量でチョコっと取り上げ、こちら特報部という特集欄で取り上げる事は無かったです。
なお、こちら特報部で朝鮮学校無償化推進特集で前川喜平氏が登場したり朝鮮学校のボクシング部その他を取り上げて対北朝鮮感情が好転するよう働き掛けている欄です。
在日朝鮮人が北朝鮮への反核デモを行った事を取り上げれば在日朝鮮人への印象の改善を見込めるだろうに取り上げないところ、所詮在日コリアンは対日批判非難のネタに過ぎず、ネタにならない在日コリアンの存在は目障りなのだろうなぁとの感想を抱いています。
「在日特会のようになっている」って良いことじゃないですか。
そもそも、この安田さんとかいうひとは、在日特権がないとでも思っているんでしょうか?
文脈からすると、どうやらそのようですね。
とんでもない話ですよ。
なんで新宿会計士様は、在日朝鮮商工会に確定申告頼むと、在日企業は税金が安くなることを言ってくださらないんですか?
私なんぞよりもよっぽど税金にお詳しいでしょうに。
私の認識からすると、会計士さんは税理士さんよりも、ワンランク上のはずなんです。
よーく在日特権の脱税事情はわかってらっしゃるんじゃないでしょうか。
在日朝鮮商工連は遡ること1971年に当時社会党だった高沢寅男さんを伴って国税庁に5ヶ条の御誓文を飲ませていますよね。
その条文では朝鮮総連への会費まで経費で落とせる、海外旅行もなんでもかんでも必要経費で落とせて税金なんて払わないですむようになってるそうですよ。
そしてつい最近も在日朝鮮商工会長の梁守政さんが「在日特権は何がなんでも守ってやる」と九州の朝鮮学校だかどこだかで言ったそうじゃないですか。
在日のトップがそういってるのにこのように、安田さんという方は、在日特権はないとおっしゃっているのでしょうか、もうデタラメですよね。
そもそもこの在日の税金優遇はかつて北の送金王とよばれ生涯送金総額3000億円という具次龍さんという平河町の金融業者が、その後副頭取になる朝銀信用組合の前身同和信用組合への国税庁の強制捜査に1967年に実力抵抗したのを皮切りに全国の税務署へのデモによる圧力で日本に飲ませた曰く付きの優遇措置です。
その後、在日特権でかき集めた脱税金で北は核ミサイルまで作ってしまいました。
その集金能力たるは日本の経済成長に比例して凄まじく成長し、1980年代は全演植さん率いるサクラグループがプロレス大ブームを興しアントニオ猪木さんは国会議員になり、競馬ではダービー馬もだし、土地は上がりパチンコは儲かり全てが順風満帆でした。
あぶく銭をバラマキく広報部長のような動きをした全演植は有馬記念までとってしまいました。
平河町の龍伸ビルには日本赤軍の事務所のような怪しい政治団体がいくつも入り、その一つの団体、市民の会の事務所もあり、菅直人の政治団体が献金までしていた事実が菅政権の時バレました、まさにあの大地震の時に国会で追求されてた問題がこれです。
平河町のパレロワイヤルには具次龍のもう一つの事務所があり、向かいは金丸信さんの事務所だった。
あの佐川事件で特捜が入り金塊やワリチョーがいっぱい出てきたあの事務所です。
すべては北朝鮮、在日朝鮮商工連、朝銀信用組合、で繋がっていたのです。
しかしながら、ここでそんなことを言ってもしょうがない、というよりは的はずれだ。
問題は在日特権すべてを廃止しようなんて思わずに、やり易いこと一点に絞ることだ。
私は通名使用を禁止したらいいと思う。
少なくとも通名が韓国名になるだけで私には怪しいと予備知識にできる。
この7月暑い中、北海道は苫小牧で例年通り競馬の祭典、セレクトセールが行われた。
毎年億単位のサラブレッドが落札されるなか3頭の牝馬を総額2億円で落札した新人がいた。
その方はABCマート創業者三木正浩さんである。
さて、私はここでこの方が何故競馬ビジネスに参入してきたのかは知らないが、4年前に日本テレビのアナウンサー上重聡さんに1億5千万円のマンション資金を出してやったスキャンダルを知っている。私はこの方が在日であるとかなどは言いませんが、また要注意馬主が一人増えたことにはかわりない。
ダイワ、アドマイヤ、ハクサン、とこの手の馬主の馬は、地元開催ではよく走る。
これを八百長とはここでは言いません。
でも、全演植以来受け継がれている在日の馬主ビジネスは表面的には絶対赤字になるはずなのに税制的にはとっても美味しい抜け穴が数多く空いており、在日馬主なるケースが後をたちません。
政治献金や警察関係への付け届けもこの馬主ルートが盛んに使われているらしい。
そんなこんなでまとまりのないコメントになり申し訳ありません。
ただ私が言いたかったのは、差別を全面に出して韓国ヘイトを攻撃してくる左翼に対して、何も在日ヘイトをすることを遠慮する必要はないということ、それは最近の韓国政権の横暴な振る舞いを例に出して理詰めで攻めるのもいいのですが、在日を攻めるなら税制優遇面を突くのが一番早いと思います、そして目指すなら通名禁止に的を絞って、なるべく正論で攻めようとしない方が良いのではないかということがいいたかったのです。
カニ太郎様へ
さすが、お詳しいとしか言いようがありません…
政府からの再三の引き留めを無視して、北朝鮮へと入国する某プロレスラーを『アントニオ猪木さん』と言うところは、お茶目なところだと思います。(笑)
アントニオ猪木さん・・・6/26に議員を引退されてたんですね・・・
気付かなかったですw
また北に強行する議員が出なければ良いですが・・・
失礼します。