先日報告したとおり、当ウェブサイトへのページビュー(PV)数が再び増え始めています。当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』は「読んで下さった方々の知的好奇心を刺激すること」を目的に運営しているサイトであり、PV数自体は目的ではありませんが、それでも多くの方々に読んでいただけるのは素直に嬉しいと思います。こうしたなか、本稿では世の中のブログサイト、まとめサイト、マスコミなどを眺めていて思うことについて、あらためて述べておきたいと思います。
PV数増加の意味
突然ですが、本日も当ウェブサイトへのごアクセスを賜り、大変ありがとうございます。
昨日も少しだけ報告しましたが、当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』のページビュー(PV)数が、『にほんブログ村』のランキングで、瞬間的に1位を記録しました(といっても、PV数は常に変動するため、現時点では1位ではなくなっているようですが…)。
もっとも、以前からときどき報告しているのですが、この『にほんブログ村』のアクセス数のデータ自体、週間PV数が800万件前後と記載されていますが、ほかの計測ツール(たとえばグーグル・アナリティクス)などと比べると、実態から乖離しているようです。
ただ、この「PV数」というデータ自体、確立した定義があるわけではありません。
実際、グーグルをはじめとする各種検索エンジンがさまざまなウェブサイトを常に自動巡回していますし、1日に同じ人が同じページを2回読んだときに、「2回」とカウントされる場合と、「1回」とカウントされる場合があるなど、意外といい加減なものなのだとか。
ただ、ランキングで上位に入るのは嬉しいものの、当ウェブサイトはアクセス数を稼ぐことではなく、「読んで下さった方々の知的好奇心を刺激すること」を目的に運営しているサイトです。その意味で、読んで下さった方に満足していただかないと、意味がありません。
当ウェブサイトの場合は話題が極端に偏ってしまうこともありますし(最近だと韓国ネタでしょうか)、また、私自身も事実誤認をすることもあるため(『過去記事を訂正し、改めて外為法の金融制裁を解説します』)、決して「ハイレベルなサイト」だと申し上げるつもりはありません。
しかし、当ウェブサイトを運営していると、とくに最近、「マスコミ(とくに新聞・テレビ)の報道のレベルに満足できない」という方の読者コメントを多く目にします。
とくに、最近の韓国に対する輸出管理の論点、NHK改革を巡る論点、マスコミの強引な取材手法の論点、消費増税の不当性を巡る論点などは、いずれも「多くのマスコミがきちんと取り上げていない論点」でもあるため、こうした情報を求める読者の皆さまからのご支持を頂いていることは間違いないでしょう。
その意味では、やはり手ごたえを感じているのです。
フェイクでも良いからタイトルで釣る
ところで、本稿では、以前から少し気になっていることを申し上げたいと思います。
人々がマスコミの報道に不満を抱いていることは事実ですが、だからといってインターネット上にすべての正解がある、というわけでもありません。
以前からときどき報告しているとおり、インターネット上にはかなり悪質なフェイクニューズサイトがあります。ここではタイトルだけを列挙しておきますので、ご興味があればご自身で検索してみてください。
- 『【速報】 河野太郎閣下、韓国との断交を決意!!!!』(※リンク切れ。ブログ運営者は該当記事を消去して逃亡?)
- 『【ラオスダム決壊】 韓国「責任取るべきは施工した鹿島建設であり、SK建設に責任は一切無い」ついに無関係な日本企業に責任を押し付け始めるwwwwww』
- 『韓国政府「国際観艦式で旭日旗の使用自粛な?」⇒ 小野寺防衛相「は?自粛するわけ無いだろ。嫌なら韓国がボイコットすればいい」 小野寺防衛相「旭日旗?自粛するわけねーだろバーカ」』
- 『韓国側から事実上の日韓断交申し入れへ!!! ついに外交放棄を表明wwwww』
おそらく、過激な(かつウソの)タイトルでPV数を稼ぐことを狙うサイトだと思うのですが、「河野太郎閣下、韓国との断交を決意」という記事は、さすがに酷いと思います。
しかし、それ以外にも「昨年7月に発生したラオスのダム事故を巡って、韓国企業が鹿島建設に責任を押し付けはじめた」、「小野寺五典(おのでら・いつのり)防衛相(当時)が韓国に『旭日旗?自粛するわけねーだろバーカ』と述べた」など、いずれも酷いフェイクばかりです。
もちろん、このウェブサイトは極端な事例であり、インターネット上のサイトがこんな悪質かつ低俗なものばかりと申し上げるつもりはありませんが、それでも「インターネット上のサイトを無条件に信頼すべきではない」という点については、インターネットを利用するうえでの注意点として踏まえておく必要があります。
まとめサイトが多すぎる
ところで、先ほどの悪質なフェイク・サイトは論外ですが、世の中のアクセス数上位のブログサイトなどを眺めていると、匿名掲示板(『2ちゃんねる』や『5ちゃんねる』など)の議論をまとめただけの「まとめサイト」が多いのが実情です。
もちろん、「まとめサイト」のなかにも、「まとめ方」が秀逸なサイトもありますし、「まとめサイト」の存在意義を一概に否定するものではありません(個人的にはときどき拝読するウェブサイトもあります)が、やはり、読むのであれば、そのウェブサイトを運営しているご本人の意見が読みたいと思うのも実情です。
世の中のありとあらゆる情報は、基本的に「客観的な事実」と「主観的な意見」から構成されています。
「客観的な事実」とは、「いつ、どこで、誰が、何を、どうした」といった情報のことであり、書き手によって内容が大きく変わることはない、という特徴があります。たとえば、
「日本政府は2019年8月2日、韓国をいわゆる『ホワイト国』から除外する政令改正を閣議決定した。」
という文章は、「客観的な事実」です。
一方で「主観的な意見」とは、書き手によって内容が真逆になり得るものです。たとえば、
「この日本政府の閣議決定は韓国の輸出管理制度に対し日本政府が抱いている不信感の表れだ。」
と書く人もいれば、
「この日本政府の閣議決定は韓国に対する経済的な報復であり、挑発だ。」
と書く人もいるでしょう。
正直、このインターネット時代において、「客観的な事実」に関する情報は、ほぼ無料に近い安いコストで無制限に得られるようになり始めています。その気になれば、政府のウェブサイトにアクセスすれば、政府発表を直接入手することができるからです。
その意味で、むしろ現代社会において高い付加価値をもたらしているのは、「主観的な意見」ではないかと思います。
「まとめサイト」の場合は、有象無象の人々が匿名掲示板などに書き込んだ内容をまとめて、「世の中にはさまざまな意見がある」ことを人々に知らしめる意味があるため、一定の社会的な存在意義があることは事実でしょう。
しかし、やはりいかなる立場の人が、いかなる論拠に基づいて、ものごとをどう評価しているかについては、突っ込んだ視点から読みたいと思うのも実情なのです。
(当たり前の話ですが、当ウェブサイトの場合、掲載している記事はほぼ100%、私自身のオリジナルの書き下ろしです。)
マスコミの社会的意義の低下
一方で、もう1つ、私自身が痛感しているのは、マスコミ(とくに新聞、テレビ)の社会的意義が、急速に失われつつある、という点です。マスコミは客観的な事実関係を伝えるべき記事の中に、ときどき、明らかにその社の意見を混入させることがあるからです。
たとえば、先ほど例に挙げた「韓国をホワイト国リストから除外する件」については、マスコミ各社のなかには未だに「輸出規制」、「経済報復」、「経済制裁」、「対抗措置」などと報じているケースが散見されます(※この点は韓国メディアだけでなく、日本や米国などのメディアも似たような状況です)。
ただ、最近だと、官庁や政治家が、ツイッターや自身のウェブサイトなどを通じて、直接情報発信をする機会も増えて来ました。たとえば、世耕弘成経産相は、8月5日付でマスコミ(共同通信)の報道を「事実の歪曲」と批判するツイートを発信しています。
ところで、この世耕氏が批判した共同通信を巡っては、『知的訓練ができていないのは、むしろマスコミでは?』でも紹介したとおり、京都アニメーション(京アニ)の放火事件を巡って、同社やご遺族などの意向に逆らうように、強引な取材を進めようとしている、という報告もあります。
「マスゴミ」という言葉が出現したのはもう10年以上前のことですが、取材姿勢、報道内容いずれも歪んでいるマスコミ各社の姿勢を眺めていると、彼らがインターネット上で、一般国民からときとして怒りを込めて「マスゴミ」と呼ばれるのも無理のない話といえるかもしれません。
「良い情報を出すサイト」同士で自由競争が発生すべき
さて、当ウェブサイトとしての持論を改めて申し上げておきます。
このインターネットの時代、情報を発信するのに資格は不要です。その気になれば、どなたでもすぐに情報発信できるからです。
当ウェブサイトの場合は wordpress という仕組みを使い、独立したドメインで運営していますが、さすがに当ウェブサイトのような仕組みだと、多少は初期投資とウェブの知識がないと運営できません。
しかし、一般的なブログサイトだと、たいていの場合は無料でサイトを開設することができますし、ブログだとハードルが高いと思う人であっても、ツイッターやインスタグラム、フェイスブックなどであれば、いずれもすでに多数の利用者がおり、無料で気軽にアカウントを開設することができます。
つまり、現代社会においては、情報のうち「客観的事実」を取ってくるためのコスト、それらの情報を基にした「主観的意見」を発信するためのコストは、いずれも無限に低くなっているのです。
そのように考えていくと、「まとめサイト」だけでなく、当ウェブサイトのようなスタイルのウェブ評論サイトが、もっとたくさん立ち上がっても不思議ではありませんし、むしろもっとたくさん立ち上がってほしいと思います。
もちろん、現状ではブログやウェブ評論サイトで「食っていく」のが難しいという事情もあるのですが(たいていの場合はPV数を稼ぎ、広告収入で食っていくしかありません)、それこそインターネット上で使い勝手の良い「投げ銭」などのシステムが出来上がれば、もっとウェブ評論に算入する人も増えるのかもしれません。
いずれにせよ、これからの時代はさまざまな人がさまざまな立場で運営するウェブ評論サイトが競い合うことで、言論空間がより豊かなものになってほしいと思う次第です。
View Comments (11)
良質なまとめサイトが切磋琢磨というのは理想的ですし、そうなったらいいなとは思いますが。
釣りサイトにも、そこそこ目につく程度には残って欲しいと思います。
かつてネットが無かった時代は「新聞報道は真実」といった価値観が一般的でした。
もし、本当に優良サイトばかりになり、安心安全になったが故に「ネットは真実」なんて価値観が一般的になってしまい、そのときにまた釣りサイトを企む輩が出たら、疑わない人達が次から次へと出てきそうで。
情報収集能力を退化させないため、ある意味ではワクチンみたいな役割を果たしてもらう程度には、釣りまとめサイトに生き残って欲しいです。もう少し数は減ってもいいと思うけど。
悪質なものを知らないと、また良質を対比出来ないかと。
まあ、人に悪徳がある限り、釣りまとめサイトも不滅な気もしますが。
> 情報収集能力を退化させないため、ある意味ではワクチンみたいな役割を果たしてもらう程度には、
仰りたい事には同感です。
情報リテラシーを健全に保つには、免疫力を鍛える必要があり、無菌培養は逆に危ないという事でしょう。
本ブログにも、先月は、「経済的にはこれが大問題です。」といった類の、日韓のマスゴミに踊らされた様なコメントが少なからず御座居ましたが、こういう質のコメントも読者の情報リテラシー健全化には、役立っているのでしょう。
日本が中身の無い事をして、韓国が空騒ぎし、セルフ制裁を連発して自滅する、って非常に優秀なシナリオ。
朝鮮日報の本日5位にランクされている記事です。
文大統領「積反荷杖」発言に日本が激怒した理由
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2019/08/08/2019080800319.html
韓日正面衝突日本のメディア「盗人猛々しい」と直訳「悪い人が怒る」ニュアンスなのに... 「日本人は泥棒か!」
文在寅(ムン・ジェイン)大統領はこの2日、日本政府が韓国を輸出審査優待国(ホワイト国)から除外すると、緊急閣議を開き、「加害者である日本が盗人猛々しく(賊反荷杖)、逆に大声を出す状況を決して座視しない」と日本を批判した。 すると次官級の佐藤正久日本外務省副大臣はテレビ番組に出演し「盗人猛々しい発言」を指して「品位のない言葉まで使うというのは正常ではない。日本について無礼だ」と主張した。これに尹道漢大統領府、国民疎通秘書官が3日「次官級人事が相手国の首脳に対して、こんな卑劣な言葉を発するのが果たして国際的規範に当たるものなのか疑問だ」と言い返し、両国間の感情の溝が深まった。
両国間の感情争いにまで拡大したこの論争は、文大統領が日本を批判しながら使った「賊反荷杖」を日本のマスコミが辞書的な意味で翻訳して伝え、事態を悪化させる火種に作用したという主張が出た。
毎日新聞は文大統領の「賊反荷杖」発言を「開き直る」という表現に意訳して伝えたが、NHKなど相当数の日本メディアは「盗人猛々しい」と翻訳し報じた。実際、文大統領のこの発言はほとんどすべてのテレビの時事番組が「韓国大統領が日本を泥棒に追いやった」という内容の報道により議論を呼んだ。
毎日新聞は「賊反荷杖は辞書にも盗人猛々しいと書かれており、間違っているとは言えない」としながらも、専門の通訳士の意見を通じて問題を提起した。通訳士の崔銀珠氏は「私が翻訳するなら、少なくとも泥棒という表現は使わない」と指摘した。崔氏は「賊反荷杖は相手を強く批判することに間違いないが、ニュアンスは『過ちをしたのはあなたですね』という程度だ」と語った。 実際、「積反荷杖」は私たちの生活では「間違っている人がかえって怒る」という意味として使われている。
崔氏は「賊反荷杖は韓国では女性同士の言い争いでも日常的に使われる言葉で、佐藤副大臣が言うような品位のない表現ではない」と語った。韓国語・日本語間の翻訳に国民感情が移入されて事態が悪化した事件は今年2月にも発生した。当時、文喜相国会議長が天皇を「戦犯の息子」と批判すると、河野太郎日本外相が「韓日議員連盟の会長まで歴任した人間が」という言葉で文議長を批判した。多くの韓国メディアは文議長を「人間」と呼んだことについて暴言を吐いたと報じた。韓国外交部も「節制されていない発言で非難を続けている」という抗議声明を発表した。韓国語では「人間」が文脈によって侮辱的な意味で使われるが日本はそうではない。尊重する意味ではないが暴言と思われる語感を含んでいるわけではない。朝日新聞は当時、同じ単語でも韓日間の意味が違うことが多く、翻訳がどうなるかによって相手国を刺激しかねないとし、代表的な事例として「人間」事件を紹介した。
まず、この内容でおかしな部分を上げてみます。
「 賊反荷杖は韓国では女性同士の言い争いでも日常的に使われる言葉で、佐藤副大臣が言うような品位のない表現ではない」
韓国には悪口(韓国語でヨク「욕」)が日本の何倍も多いです。日本に留学した経験のある韓国人が「日本の悪口はせいぜい『馬鹿野郎』ぐらいのものだが、韓国は本当に数えきれない」と漏らしていました。この悪口は一般的に使われており例えば、英語のsitと同じニュアンスで「シバル」があります。直訳すると女性器を指すことになりますが、「シバル」は韓国内では最高の悪口になります。この「シバル」は日常的に使われており、特に若い子は平気で使います。
記事では女性同士の言い争いで日常的に使われている言葉となっていますが、韓国では日常的にこのような悪口が溢れています。
小生も間違った解釈をされないように悪口に似た言葉は出来るだけ使わないようにしています。例えば「十八」は「シッパル(십팔)」となり、「シバル」間違えられる可能性があるので別の「ヨル ヨドル(열 여덟)」という言葉を使います。
因みにこのような呼び方をするのは8の付く数字だけで他はそのまま言います。例えば15から20まで数を数える時は「シブオ(15)、シブユッ(16)、シプチル(17)、ヨル ヨドル(18)、シプク(19)、イシプ(20)」と数えます(シプが10という意味です)。18は固有数詞で残りは漢数詞です。
閑話休題
このように、日常的に悪口で溢れている韓国語で「品位のない表現ではない」と言われても、小生には「品位」という言葉の意味が韓国と日本では異なるとしか解釈できません。
駄文にて失礼します。
韓国在住日本人 さま
色々解説いただきありがとうございます。大変参考になります。
私は言葉狩りをするタイプではないので、
「日本は盗人猛々しい」でも「悪い日本が怒る」でも「間違っている日本がかえって怒る」でも、大同小異だと感じます。
どの表現だったら許せるとか、受け入れられるとかは感じません。要するにいつもの韓国の言い方ですよね。
そのうち「無慈悲に鉄槌を下す」などと言い出すのでしょうか(笑)
韓国在住日本人様
そうだったんですね。大多数の日本人が自分が「盗人」呼ばわりされたと思って、韓国憎悪のメーターがMaxまで振れています。他にも色々と誤解はありそうです。とはいえ、「盗人猛々しい」ではなくとも罵詈雑言を吐いたことには違いないと考えてよいですか?
よくわかってないジジイ 様
レス有難うございます。
>「盗人猛々しい」ではなくとも罵詈雑言を吐いたことには違いないと考えてよいですか?
それで結構だと思います。とにかく韓国社会は悪口に溢れています。これは韓国(朝鮮半島)が長きにわたって培ってきた文化だと小生は考えます。従って、一般的な会話にもすぐに悪口が出てくる場合が多々あります。
「賊反荷杖」をどのように翻訳しようが、悪口には違いありません。
駄文にて失礼します。
全くもってどうでもいいことですが、投稿日時が 08/08 08:08 になってるの、狙ってました?(笑
最も近い隣国でありながら韓国のことをよく知りませんでした(待てよ、ロシアのほうが近い?)。韓国政府と一部の支持者が大言壮語、誹謗中傷、罵詈雑言を表明しても、一般の庶民はフツーの人々でフツーの会話をしていると思っていました。庶民レベルでも罵り合うのがフツーなんだと聞くと疲れてきます。
ところで、自分は毎日新聞を取るのを止めました。元々四コマ漫画しか読んでいなかったのですが、たまたま「あいちトリエンナーレ」に関する表現の自由とかの記事をを読んでしまい、家内に止めるように言いました。家内が販売店になんと言って止めるのか聞くので「あんな紙クズいらんと言え」と答えたのですが、さすがに家内はもっと穏便な理由を作って断ったようです。
家内は日本人で、自分は半分朝鮮民族的会話法に染まりつつあるのかも知れません。
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に下記内容を記入して送信しました。
自民党に期待することはできるのでしょうか?
〔送信内容〕
◦カテゴリー
党の運営について
◦議員名
武井俊輔
◦タイトル(自由記述)
あいちトリエンナーレ騒動
◦本文
反日攻撃に敢然と立ち向かう「日本維新の会」
.
https://www.asahi.com/articles/ASM884RWCM88OIPE01D.html
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と異なり、自民党狡智会
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https://kouchikai1957.com/
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が反日プロパガンダに与する理由を教えてください。
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https://twitter.com/syunsuke_takei/status/1157787119743430656
何時もお疲れ様です。最近見始めた者ですが、興味深く拝見させていただいています。PV一位、おめでとうございます。
今回の記事については、色々思うことがあります。まず、マスコミだけでなくネットからも情報を収集できるようになったことは、情報の選択肢の増加という観点から望ましいことであると思います。今後はネットが勢力を増していくことも明らかでしょう。
そもそもマスコミへの不信感が増したのは、マスメディア、特にテレビですが、どの局も、同じような内容のニュースを、同じような観点から報道しているということが原因であると思います。私にはこれが不思議でなりません。少し前は、どの局も交通事故ばかり扱って、その前は、SNSの炎上騒ぎばかりを扱って……。陰謀論的なことはあまり言いたくありませんが、余りにも不自然です。各局が独立していれば、扱うニュースの傾向も違ってくるはずなのに。人間が情報を扱う以上、そこに主観性が生まれてしまうことは仕方がありません。しかし、マスメディアに意見を揃えられてしまうと、我々はそれに飲み込まれてしまいます。どういう力学が働いているのか知りませんが、この状況をなんとかしなければ、マスコミの価値は失墜していくばかりだと考えます。
しかし、ネットもやはり万能ではありません。マスメディアとネットでは、信頼性のあり方が違ってきます。すなわち、マスメディアは概ね事実を扱うが、情報の取捨選択、編集、主観の意図的な混入をもって世論を誘導する。一方で、ネットではそもそも事実ではないことが広がりやすいということです。スマイリーキクチ事件などが代表例でしょう。また、サイバーカスケード現象も問題です。これらのようなリスクを使う側が心得て行かなければいけないでしょう。
これからは、リテラシー教育が非常に重要になってくると考えます。新宿会計士様も仰っておられるような、客観的事実、主観的意見を分ける訓練は、できるだけ早めに積んでおく必要があります。そして、建設的な議論を行う訓練も不足しています。今ネットを見てみると、相手を打ち負かすための議論ばかりが展開されていて、相手の言うことをまず理解する姿勢であったり、相手から学びを得る姿勢というのが殆ど見られない。これでは深まるのは議論ではなく、対立ばかりになってしまいかねない。もっと弁証法的な議論が行われるべきです。情報リテラシーと議論の技術、この2つを一人ひとりが身に着けてゆかなければならないと思います。
乱文、長文失礼しました。ネットでの言論が深まるとともに、使う人たちのリテラシーが向上することを祈っています。あとはマスメディアの姿勢の向上ですが……こちらはまあ、難しいのでしょうね。
おっと、単独でのコメントにするつもりが、返信の形になってしまいました。失礼しました。