私が心の底でこっそりと「アジア・インチキ・イカサマ銀行」と呼んでいる国際開発銀行が「AIIB」です。これは、以前、『AIIBの現状と人民元 日本が「バスに乗らなかった」結果』などでも報告したとおり、出資国数自体はアジア開発銀行(ADB)を上回ったものの、融資案件については今のところ低迷しており、貸出金額もあまり伸びていないという状況にあります。ただ、「アジアのインフラ開発金融」という本業に照らすなら、AIIBにとって絶妙な貸出先があります。それは、北朝鮮です。
目次
AIIBという動かぬバス
「バスに乗り遅れるな!」論
2015年12月、中国が主導するあらたな国際開発銀行である「AIIB」が華々しく発足しました。
この「AIIB」という組織は、「アジア・インチキ・イカサマ銀行」の略、ではありません。「アジアインフラ投資銀行」(Asian Infrastructure Investment Bank)の略、だそうです。
AIIBには「アジア」から東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国は10ヵ国すべてが参加していることに加え、インド、パキスタンなどの南アジア諸国、カザフスタンやウズベキスタンなどの中央アジア諸国など、、アジア諸国が広範囲に加盟しています。
また、G20諸国は設立国である中国を筆頭に13ヵ国が参加しており、うちG7は英独仏伊加の5ヵ国が加わりましたし、欧州連合(EU)加盟国では欧州のG7諸国4ヵ国を含めて合計17ヵ国が参加している格好です。
おもなAIIB参加国(重複あり)
- G7諸国:英国、ドイツ、フランス、イタリア、カナダの5ヵ国
- G20諸国:上記5ヵ国に加え、中国、インド、ロシア、韓国、オーストラリア、インドネシア、トルコ、サウジアラビアの8ヵ国を加えた、合計13ヵ国
- ASEAN:10ヵ国すべて(インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス)
言い換えれば、G7諸国の中でAIIBに参加していない国は、米国と日本だけです(G20で見れば、2018年末時点でブラジル、アルゼンチン、メキシコ、南アフリカの4ヵ国も参加していません)。
つまり、世界の主要国の中で、AIIBに参加していない国の方が少ない、というのが実情です。
このため、AIIBが発足する直前の時点で、日本国内のメディアが「なぜ日本は参加しないのか!?」「日本だけが国際インフラ金融の世界から取り残される!」「バスに乗り遅れるな!」といった論調が相次いで出て来ました。
2015年3月31日と4月1日に朝日新聞に掲載された、次の2本の記事など、その典型例でしょう。
アジア投資銀に48カ国・地域 日米抜き、戦略欠き孤立(2015年3月31日22時36分付 朝日新聞デジタル日本語版より)
(社説)AIIB 関与は十分だったのか(2015年4月1日05時00分付 朝日新聞デジタル日本語版より)
蚊帳の外に置かれたのは誰だ!?
さて、AIIBが発足してから、今年で4年が経過しました。
AIIBのメンバー国数はすでに70ヵ国に達しており、日本と米国が主導する国際開発銀行であるアジア開発銀行(ADB)のメンバー国数(67ヵ国)を上回っています。
また、出資予定総額は今年1月末時点で1000億ドルに肉薄する964億ドルにも達しており(※ただし、実際の払込額はその20%)、AIIBのバランスシートには200億ドル近い資産が計上されている状況にあります。
こんな状態になっているにも関わらず、なおも日本と米国はAIIBに参加していません。
まさに日本と米国はこの華々しい国際開発銀行であるAIIBの「蚊帳の外」に置かれてしまっている格好なのです。
…。
ん?
もう一度言いましょう。
日本と米国はAIIBに参加しておらず、AIIBの「蚊帳の外」に置かれてしまっているのです。
「これは大問題であり、今すぐ日本はAIIBに参加すべきだ!」
朝日新聞ならそう主張するかもしれません。
ところが、確かに日米両国は「AIIBの」蚊帳の外に置かれていることは間違いありません。しかし、実際には、国際インフラ金融の世界では、むしろAIIBこそが蚊帳の外に置かれているのです。
当ウェブサイトをご愛読下さっている皆さまであれば、先週掲載した『AIIBの現状と人民元 日本が「バスに乗らなかった」結果』を覚えていらっしゃる方もいるかもしれません。
詳しくはそこで論じましたが、AIIBは2015年12月に発足して以来、2018年12月までの実質3年間におけるプロジェクト承認件数が34件に留まっていて、これは日米が主導するADBの同じ期間の案件数(1051件)と比べると、実に30分の1以下です。
「バスに乗り遅れる論」はどうなった!?
こうした状況を受けて、最近ではAIIBという言葉を聞くこともなくなってきました。
やはり、国際金融協力の世界では、プロジェクトの必要性と採算性の評価、債務国の支払能力、債務国の契約遵守状況、適正な利息の設定などの世界において、ADBとAIIBには「越えられない壁」のようなものがあります。
とくに、アジアのインフラ金融の世界では、世銀やADBを中心とする「日米連合」には、AIIBは到底太刀打ちできていないのです。
それだけではありません。
AIIBの融資案件は、基本的に現時点においてほぼすべてが米ドル建てですし、多くのケースではAIIBの「単独案件」ではなく、世銀やADBとの「共同融資案件」であり、いわば、ADBや世銀の「おこぼれ」を拾っているようなものだといえます。
もちろん、今後AIIBが「世銀やADBは手を出さないような案件」(ハイリスク案件など)に手を染める可能性はありますし、また、AIIBが国際インフラ金融の世界でダンピングを仕掛けてくる可能性も十分にあるため、現時点においてAIIBのビジネスが低迷していることで油断してはなりません。
ただ、国際的なインフラ金融の世界では圧倒的な存在感を誇っているはずの日米がAIIBに参加しなかったことの効果は大きく、現状ではAIIBが国際金融協力の世界において、何らかの存在感を発揮しているという事実はないと考えて間違いないでしょう。
北朝鮮にカネを出す?
朝鮮半島統一に「最低1兆ドル」
さて、そんな「鳴かず飛ばず」のAIIBに、ついに「出番」がやって来たようです。
米国経済研「韓半島統一費用は1兆ドル」(2019年05月16日10時49分付 中央日報日本語版より)
韓国メディア『中央日報』(日本語版)によると、米ワシントンのピーターソン国際経済研究所(PIIE)のマーカス・ノーランド副所長が討論会で、朝鮮半島の統一には「1兆ドルが必要」だとの見方を示したのだそうです。
1ドル=110円とすれば、日本円換算で110兆円(!)という、日本の毎年の国家予算とほぼ同額の、とてつもない金額です。
しかも、ノーランド副所長はこの1兆ドルが「北朝鮮をひとまず安定させるための初期費用にすぎない」としています。ということは、正確にいえば、「朝鮮半島統一にかかるコストは、最低で1兆ドル」、ということですが、いったい何にそれだけのコストが掛かるのでしょうか?
おそらく38度線を撤去して、南北ともにおなじ経済水準にするのであれば、「北朝鮮の人民を韓国の国民と同じくらい豊かにするためのコスト」として、その程度の費用が掛かる、ということでしょう。
(※といっても、私などは意地悪なので、「南北ともに同じ経済水準にする」ためには、「韓国の国民を北朝鮮の人民と同じくらい貧しくする」方が早いのではないかと考えてしまいますが…。)
なぜ日本がカネを出さねばならないのか?
しかも、ノーランド副所長は、
「すべての財源を引き込むべきであり、これには世銀・DBなど国際金融機構の協力が含まれる」
と、勝手に世銀やADBの融資が得られるという前提で話をしています。
なぜ日本が主導するADBが、日本人を拉致した犯罪国家である北朝鮮のために、貴重なカネを使わなければならないのでしょうか?
まったく意味が分かりません。
もしどうしても国際開発銀行が資金を出さねばならないのであれば、日本が関与していない金融機関から勝手に出せば良いと思います。その意味では、まさにAIIBは北朝鮮復興資金の供給源として、打ってつけでしょう。
もちろん、全額をAIIBの融資で賄うことは非現実的です。なぜなら、AIIBの出資総額は1000億ドル弱しかなく、ノーランド副所長のいう「1兆ドル」には、あと9000億ドル足りないからです。
しかし、それこそ「鬼城」(誰も人が住まない都市)を作りまくっている中国からすれば、北朝鮮という国は最後のフロンテアであり、国内の過剰供給力をぶち込む先としては理想的でしょう。
そして、北朝鮮に資本を投下し、北朝鮮がおカネを返せなくなれば、中国はスリランカなどでやったように、北朝鮮からそのインフラを取り上げれば済む話ではないでしょうか?
何でしたら南北協力でどうぞ
つまり、北朝鮮を韓国並みに豊かにするための資金1兆ドルのうち、1000億ドルはAIIBの使っていないリソースで賄えるとして、足りない部分はAIIBが債券を9000億ドルほど発行すれば良いのではないでしょうか。
9000億ドルといえば巨額に見えますが、約3兆ドルと主張する中国の外貨準備や、約4000億ドルと主張する韓国の外貨準備を使えば、造作なくその程度の金額は集まるでしょう。つまり、韓国の外貨準備がAIIB債に化け、それが北朝鮮の復興資金として流れていくのです。
これは、本当に理想的な南北協力の在り方でもあります。
また、韓国にとっても、直接、北朝鮮におカネを貸すのではなく、怖い中国という後ろ盾を持つAIIBを通じて北朝鮮に融資する方が安心ではないでしょうか?
北朝鮮にカネを払うなら…
以上の「北朝鮮の復興支援にAIIB」という議論は、もちろん、冗談です。
というのも、貸す側であるAIIBにインフラ金融のノウハウもなければ、借りる側である北朝鮮に国際金融のまともな知識があるとも思えないからであり、また、ウソツキ犯罪国家である北朝鮮が、借りた金を真面目に返す可能性は皆無だからです。
ただ、AIIBですら貸せない北朝鮮に、世銀やADBが北朝鮮に1ドルたりとも貸すべきではありません。いや、その前に、北朝鮮のためにカネを払うなら、「北朝鮮の復興資金」という名目であるという前提が、そもそもおかしいのではないでしょうか?
だいいち、現在の北朝鮮に何らかの復興資金を貸与したら、そのカネが金王朝の独裁者・金正恩(きん・しょうおん)を今以上に醜く肥え太らせるために使われるであろうことは明白です。
それに、北朝鮮のためにカネを支出するなら、「北朝鮮の非核化を実現するための核査察費用負担」という形でも良いでしょうし、あるいは、「金王朝を倒し、核・大量破壊兵器を回収し、日本人拉致被害者全員を救済し、拉致事件実行犯全員を逮捕するための戦費」、という名目でも良いはずです。
いずれにせよ、日本国民の貴重な血税が北朝鮮ごときに流れたりしないよう、私たち有権者は常に「国益」という観点から緊密に事態を監視しなければならないことは間違いなさそうです。
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更新、ありがとうございます。
AIIBの考察、大変面白く愉しませて頂きました。
私の近くでも「日本は何故AIIBに参加するべきだ」と言う人がいましてね。
「何故、AIIBでなければならないのか?」と尋ねますと「G7で参加していないのは、日本と米国だけだから」と根拠ない事を言いました。
私は、独逸が頭ならAIIB参加に賛成したかも知れませんが、中国が頭では過去の私の経験上で信用出来ないと思いました。
どうせ、日本の褌(フンドシ)で中国が相撲を取り勝てば美味しい所は中国が持って行き、負ければ参加国で日本が割を喰わされる仕組みなんだろうと思ったからです。
少なくともG7の国で参加していない国は日本と米国だけなのですが、他の国がなぜ中国と言う国を信じられるのかが解らないのです。
盗人に金を貸す愚は繰り返さないで欲しいものです。北は対日債務を返済してませんしね。
めたぼーん様
実際、韓国に踏み倒されている分も政府発表がないですから、朝鮮が統一されたら一人前の国家として出発する門出に対日債務を南北まとめて支払ってもらいましょう。🐧
全ての産業が駄目になっても、昔からの特産品を日本以外に輸出して、その上がりを日本に返済すれば、完済後、対朝鮮有償支援「程度」は考えるフリだけはしてやってもいいのではないでしょうか?🐧
ピーターソン国際経済研究所って何ぞ? と思ってググったら、それなりの地位にあるシンクタンクのようですね。知らなかった。
デジタル大辞泉
https://kotobank.jp/word/ピーターソン国際経済研究所-608077
ゼーリック総裁、退任後はハーバード大学及びピーターソン研究所に所属
http://www.worldbank.org/ja/news/press-release/2012/06/27/zoellick-to-join-harvards-belfer-center-peterson-institute
胡散臭い組織がカネを渡されて言った言葉ではないとするならば、マーカス・ノーランド副所長の発言がいかなる文脈で出てきたものかが問題になります。元の中央日報の記事は実に短く、都合の良いところだけを切り取られた可能性があります。
あるいは発言が行われた場所が「民間団体カーネギー国際平和基金(CEIP)が「韓半島統一と韓米協力」をテーマに開催した討論会」との事なので、事前にCEIPから「参加者は南北統一を前提として、そのために必要な政治的条件や資金を見積もってきてください」という要求があったのかもしれません。
カーネギー国際平和基金の方は、素性は確かですが「平和」という字が入ることから窺えるように、多分に love & peace な臭いがします。
世界大百科事典 第2版
https://kotobank.jp/word/国際平和カーネギー基金-1165816
日本としては、お付き合いする必要はなく「だが断る」と言い続ければいいと思います。
まったく、欧米人というのは、自分の財布の話だとシビアになるのに、他人の財布の話では夢を語るものですね。
>日本としては、お付き合いする必要はなく「だが断る」と言い続ければいいと思います。
阿野煮鱒様に一票。大変残念ではございますが、日本国民に説明ができない血税の出資はいたしかねます。かしこ。ということで。
心配性なおばさん様
日本としては統一朝鮮に対して「取り立てるべき債権と人質」しか、制裁を前提にした交渉の理由が無いので、新たな支援については「宗主国の主宰するAIIB」に依頼するのが筋ではないかと考えます(判断しております)。🐧
尚、今後の国交については上記の件以外は謝絶致します。🐧
あらあらかしこ。🐧
「程度」位が宜しいかと考えます。🐧🐧🐧
ん? 私の投稿がスパムとして弾かれたようです。
阿野煮鱒 様
いつもコメントありがとうございます。
コメントの件、大変失礼しました。最近、スパム判定のルールが変わったらしく、まったく問題がないコメントであっても、偶然の要因が重なってスパムになってしまうようです。
引き続き当ウェブサイトのご愛読とお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
お手数をおかけいたしました。
ありがとうございます。
更新ありがとうございます。
3年間でADBが1,051件のプロジェクト承認、AIIBは30分の1?良かったボロバスで運転手も居眠りしてるようなバスに乗らずに!客は窃盗犯、置き引き、強盗犯が乗っているもんね(笑)。
北朝鮮に1兆ドル復興資金が必要とか?ノーランド副所長さん、アンタは気が確かか?そんなもんコメじゃなくトウモロコシ、コーリャンと小魚与えれば北朝鮮人は元気になりますよ。
AIIBから1千億ドルも借りれば、今よりマシ、南は今より遥かに下の生活が愉しめます。高級マイカー、貴金属、海外投資などは国が没収する。それで北に近い、北よりマシな生活は出来ます。
くれぐれもAIIBとか、最終的に日本にケツふかすような真似はするな!
また核開発撤去、完全なる破壊、拉致被害者全員の安否確認救出、犯人の日本への連行出来れば多少のド貧民への生活材援助は与える。
投資の為には、拉致解決と治外法権が必須でしょうね。
新宿会計士さんの見解『いずれにせよ、日本国民の貴重な血税が北朝鮮ごときに流れたりしないよう、私たち有権者は常に「国益」という観点から緊密に事態を監視しなければならないことは間違いなさそうです。』賛成です。
以下、関連した思いです。
⚫︎記事は、皆さんご指摘の、交わることのない/交わりたくもない特性発の、妄想的改ざんの様です。→ 中央日報をお気に入りとしているのですが、止めます、バカでした。
⚪︎報道に関して、ころっけの隠れ家サイトで教えてもらいました。
(以下参照)
ソースと感想
・Reconceptualizing U.S.-ROK Cooperation in Korean Unification: A Stabilization
Framework
・https://carnegieendowment.org/2019/04/30/reconceptualizing-u.s.-rok-cooperation-in-korean-unification-stabilization-framework-pub-78737
・見てもらえばわかりますがそんなに統一費用の事は云々言っていません
むしろそのマイナス効果をいかに防ぐかとか
中国の影響をいかに排除するかとか
核の放棄をいかに進めるかとか
「考えの甘い半島をどうコントロールするか」という内容です
経済効果云々歌ってるのは切り取った韓国報道だけですね
中身は悲報の塊です
読む価値はあるかもしれませんね
⚫︎バロンさんとは、トランプさんの思いは、やや違う様です。(イラン対応)
でも、有言実行派かもしれないトランプさんが言っていた、バラ色の未来には日本が協力する?(バロンさんはどう考えている?)
→ 安倍さん周辺の方、もう一つのF・・IB(物忘れが多く、すみません)、それも国力を削いだやつを忘れないで下さい。バラ色関係は、忘れて下さい。
(万が一にも、チャウセスクの様な状況となり、バラ色なんてあり得ません、北朝鮮人も人間です)
さすがですね。
動画が良ければこちらをどうぞ。
https://carnegieendowment.org/2019/05/15/u.s.-rok-cooperation-in-korean-unification-stabilization-framework-event-7125
いつも興味くすぐるブログをアップしてくださってありがとうございます。
さて、朝鮮半島統一費用についてですが、それはジム・ロジャースさんの記事を読むまでもなく、機関投資家という名のハイエナが世界中から群がってくるでしょうから、全く心配ないと思いますよ。
むしろ、逆に、ここまで朝鮮半島問題が拗れるのは、統一後の利権の配分を巡って、米欧露中が足の引っ張りあいをしてるからでしょう、ゆえにこの点に関しては日本はカヤの外、下手したら寄付金だけ出ささせられ、利権はゼロという事態にもなりかねない。
さて、>国際金融協力の世界では、プロジェクトの必要性と採算性の評価、債務国の支払能力、債務国の契約遵守状況、適正な利息の設定などの世界において、ADBとAIIBには「越えられない壁」のようなものがあります。<
とのことですが、大事なことを忘れてます。
そもそも、AIIBが苦戦してるのは、中国が人民元建てにこだわるからでしょう。
日本みたいに最初からドル融資で話を進めたら、なんでもスムーズにいきますよ。
中国はどう考えても中国人民銀行以外に、三菱UFJの倍クラスのメガバンクが、3つあります(中国工業銀行、中国農業銀行、中国建設銀行)、今世界のメガバンクランキングは、
1 中国工商銀行 4兆$ 中
2 中国建設銀行 3兆4000億$ 中
3 中国農業銀行 3兆2400億$ 中
4 中国銀行 2兆9900億$ 中
5 三菱UFJフィナンシャルG 2兆7900億$ 日
6 JPモルガン・チェース銀行 2兆5300億$ 米
7 HSBC 2兆5200億$ 英
8 BNPパリバ 2兆3600億$ 仏
9 バンク・オブ・アメリカ 2兆2800億$ 米
10 クレディ・アグリコル 2兆1200億$ 仏
こんな感じです。
これで、中国に融資のノウハウがないなんて、考えられないでしょう(笑)
>中国に融資のノウハウがない
融資は返してもらうまでが融資ですよw
カスだけなら誰でもできます。
りょうちん さんへ
>融資は返してもらうまでが融資ですよw
中国には、
"ウシジマくん"並のキリトリノウハウが有ります
銀行には銀行の、サラ金にはサラ金の、そして闇金には闇金のノウハウがあります。
「サラ金ウシジマくん」ではマンガにならなかったでしょう。
過払い訴訟を受けるウシジマくんとか読んで楽しいですかw?
りょうちん さんへ
中華闇金“ウシジマくん”を取り締まれるのは、
世界の警官兼裁判官の米国だけですから
借りる方が悪いんですけど、
引っかかる国が山の様に沢山います
AIIBの金主達も、中共にクンロクを入れられるだけの
力も無いのに、結局は、米国頼みなんでしょうね
カニ太郎さん
補足URL
The 10 Biggest Banks in the World(英語)
https://www.investopedia.com/articles/investing/122315/worlds-top-10-banks-jpm-wfc.asp
少し順位が入れ替わってますが、上位4位は同じですね。
駄文にて失礼します。
朝鮮統一に関し、お金については、いつも日本があてにされます。統一後の利権は蚊帳の外にしてもいいので、「お金は出さない」とか言えないものでしょうか?少しでも出すから、打ち出の小づちになるんです。振っても出なければ、あてにされません。非道でも無責任でも、何と言われようと出さなければいいんです。ここは北朝鮮の面の皮を見習いたいです。
もちろん、ATMなどの左翼崩れメディア・(共に)民主党/共産党/などの日本が嫌いな政党・左翼言論人(大学教授含む)・・・・などの人的資源は協力するでしょう。
「過去の戦争時の補償はすべき」とか言うお花畑言論人/メディア/政党に対しては、「まずは己の財産を処分し、朝鮮に寄付してから言え」と、言いたいです。
韓国・北朝鮮に言いたい。『人の金を当てにするな。』
北主導の統一なら、そんなにコストはかからないのではないかな。南主導の統一はあり得ないと思いますが。
1ドル5000WONくらいになれば、さらに障壁は低くなるんじゃないでしょうかね。
日本は、日本国民を拉致した犯罪国家への税金からの援助は国民感情から許されないと断固拒否すればよいのです。
ただ、記名入り公表対象の奉加帳を援助をすべきと言っていた連中に回せばよいだけです。また、この旨を事前に宣伝しておけばよいのです。ATMの連中も少しは静かになるのではないかな。当然朝鮮籍・韓国籍の人は奉加帳に喜んで参加するでしょうし。(誰がいくら寄付したか公表されるとなれば、こぞって寄付するでしょう。)
朝鮮半島統一
文句垂れるな!アメリカ様が言う通りお前らが金出せって構図にしか見えないんですけど。