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外相・防衛相「2+2」は「開催されないこと」もメッセージ

普段から当ウェブサイトで公言しているとおり、私は、韓国メディアの報道を眺めていても、あまり役に立つ記事はないと考えています。しかし、非常に珍しいことに、韓国メディア『朝鮮日報』に本日、なかなか考えさせられる記事が掲載されました。それは、「2+2会談」が実施されること(あるいは「実施されないこと」)自体が、両国関係を図るうえでのひとつの重要なメッセージになっている、という指摘です。韓国メディアのことなので、処方箋が示されているわけではないにせよ、参考にはなります。

「2+2会談」

日本は5ヵ国と「2+2会談」を実施

いわゆる「2+2会談」と呼ばれるものがあります。

これは、2ヵ国の外相と防衛相、合計4人が会談を行うもので、直近でいえば、今月19日に開催された「日米2+2」があります(※これについては当ウェブサイトでも『日米2+2会談:「どの国と連携しないのか」が大事なメッセージ』で取り上げています)。

わが国の場合は、米国との間で何度もこの「2+2」を開催しているのですが、実は、英国、フランス、豪州、ロシアとの間でもこの「2+2会談」を開催しています(図表1)。

図表1 わが国が開催している「2+2会談」
相手国 回数 直近の会合
米国 確認できるだけでも2000年9月11日以降、15回以上開催されている 2019年4月19日
オーストラリア 2007年の第1回目を皮切りに、現在までで合計8回行われている 2018年10月10日
英国 2015年の第1回目を皮切りに、現在までで合計3回行われている 2017年12月14日
フランス 2016年の第1回目を皮切りに、現在までで合計5回行われている 2019年1月11日
ロシア 2017年に第1回目を開催し、2018年に第2回目を開催 2018年7月31日

(【出所】外務省HPより著者作成)

また、英国との間では第4回目の「2+2」会合が近く開催される、との報道や、インドとの初の「2+2」会合が計画されている、といった報道もあります(ただし、英国との第4回目会談については今のところ実施されていないようです)。

国同士の関係をどう規定するか

もちろん、現実の外交・防衛協力の世界では、「会談が開催されただけで、すぐに何かが決まる」、という単純なものではありません。

しかし、日米のような「同盟国」同士であれば、この「2+2」会合を重ねるだけでも意味がありますし、英仏豪のような「潜在的な同盟国」との間でこのような会合を持つことは有意義ですし、日露間のように懸案を抱えている国同士で継続的な会合が行われるのは非常に良いことです。

ところで、当ウェブサイトを通じてときどき主張していることの繰り返しですが、「国同士の外交」といっても、なにも複雑なものではありません。結局、国家も人間の集合体ですから、人間関係の延長で考えれば良いのです。

私たちは日常生活を送る際に、さまざまな人と人間関係を構築します。

中には「ウマが合う人」、つまり利害得失を超えて付き合える人(たとえば友人)もいるでしょうし、「ウマは合わないけれども利害関係があるから仕方なしに付き合わなければならない人」(たとえばそりが合わない職場の上司など)というのもいます。

これは国同士の外交関係においても、まったく同じことが言えます。

日本は長い歴史を持つ国であり、日本独特の長い伝統文化を持っていますが、それと同時に明治維新以降の200年近くにわたって育んできた自由主義、民主主義、法治主義などの価値観を持っていて、社会の隅々にまでこうした価値観が浸透しています。

米英仏豪といった国々も、基本的にはこうした自由主義、民主主義、法治主義などの価値観を日本と共有しているため、日本はこれらの国々とは利害得失を超えて仲良くできるのですが、ロシアや中国とはこれらの価値観を共有しているとはいえません。

しかし、ロシアや中国の場合は、「仲違いする」、あるいは「無視する」というわけにはいかないという事情があります。なぜなら、どちらの国も日本の隣国であり、核武装した国連常任理事国でもあるからです。

日露関係、日中関係が悪いままで放置しておくと日本という国の安全が脅かされることもありますし、逆に、「利害関係のみの付き合い」であったとしても、協力できる部分で協力するのは決して悪いことではありません。

価値と利益の関係と「2+2」

ところで、先ほど例に挙げた、人間関係でいう「ウマが合う・合わない」、「利害がある/ない」という考え方を、外交の世界では少し難しい言葉で、「基本的価値を共有しているか」、「戦略的利益を共有しているか」、と表現することがあります。

これを図示すると、図表2のとおりです。

図表2 価値と利益の共有
象限 価値を共有する 価値共有しない
利益を共有する ①基本的価値と戦略的利益をともに共有する相手国 ②基本的価値を共有しないが戦略的利益を共有する相手国
利益共有しない ③基本的価値を共有するが戦略的利益を共有しない相手国 ④基本的価値と戦略的利益をともに共有しない相手国

(【出所】著者作成)

ここでいう、「①基本的価値と戦略的利益をともに共有する相手国」とは、最優先で仲良くすべき相手国であるとともに、最も大切にしなければならない相手国です。

日本の場合は、米国、英国、フランス、オーストラリア、台湾、インド、ASEAN諸国の大部分などがこのカテゴリーに入ると思います(※もっとも、厳密に言えば、インドとは価値を共有していると言いきれない部分もあります)。

一方、「②基本的価値を共有しないが戦略的利益を共有する相手国」とは、決して仲良くなれないにしても、関係を悪化させてはならない国のことであり、先ほども例に挙げたとおり、その最たる国は、中国とロシアです。

さらに、「③基本的価値を共有するが戦略的利益を共有しない相手国」とは、あまり多くはありませんが、ほどほどにお付き合いすれば良い国であり、日本から見れば緊縮財政原理主義のドイツ、ユーロ圏内の問題児であるギリシャあたりがこれに該当するかもしれません。

これについては拙稿『ギリシャが対独40兆円賠償要求?ユーロ問題はドイツ問題だ!』をご参照ください。

朝鮮日報のめずらしく有益な記事

韓国メディア『朝鮮日報』の「危機感」?

さて、長々と「2+2」について述べて来ましたが、どうして唐突にこんなことを申し上げたのかといえば、韓国メディア『朝鮮日報』(日本語版)に、こんな記事を発見したからです。

【コラム】「韓米2プラス2」失踪事件(2019/04/25 11:01付 朝鮮日報日本語版より)

正直、普段は韓国メディアの報道を眺めて「参考になる」と思うことは滅多にないのですが、この記事に関して言えば、「現在の韓国が置かれている状況がいかに危機的なものかということがよくわかる」、という意味で、非常に参考になります。

執筆したのは朝鮮日報政治部次長の李竜洙(り・りゅうしゅ)氏です(※ただし、朝鮮日報の場合は数日経過すると読めなくなりますので、内容をご確認になる場合は、早めにどうぞ)。

朝鮮日報の記事の冒頭は、李氏のインタビューに応じた韓国政府外交部OBの

うらやましいです。率直に言って嫉妬しています

というセリフで始まります。

いったい何事かと思いますが、これは、この外交部OBが現在の日米関係について羨んで述べたセリフだとか。日本人だといきなり「羨ましい」などと言ったりしない気がしますし、それだけでも違和感が強い気がしますが、そこは気にしないことにしましょう。

では、いったい何が「羨ましい」のでしょうか?これについて、別の外交部OBは、現在の日米関係について、次のように指摘したのだそうです。

2ヵ月間で3回も首脳会談をするだけでも日米蜜月関係といえるのに、「2+2会談」まで実施するとなれば、日米関係は言葉だけでなく実質的にも非常に強固だ、という意味だ」(※ただし、本稿では引用に当たって、「米日」を「日米」に修正するなど、日本語表現を整えています。)

この点は、たしかにそのとおりでしょう。

安倍晋三総理大臣とドナルド・J・トランプ米大統領のあいだで首脳会談が3ヵ月連続して行われるというのも凄い話ですが、これに加えてトランプ大統領は来月、令和改元後に初めて即位されたばかりの天皇陛下と会見する外国国家元首ともなります。

さらに、今月、「2+2会談」が持たれただけでなく、来月は菅義偉(すが・よしひで)内閣官房長官が拉致問題などを巡って訪米を予定しているなど、それこそ日米の蜜月関係は象徴的な次元から実務的な次元にまで広がっているのです。

朝鮮日報「米国が2+2持つ国は限られている」

それはともかく、朝鮮日報の記事を読んで興味深いと感じたくだりは、次のとおりです。

米国はどこの国とも2プラス2をやるわけではない。米国は北大西洋条約機構(NATO)加盟28カ国をはじめ40カ国以上と軍事同盟を結んでいるが、2プラス2をやる国はごく少数だ。

これは、どういうことでしょうか。

李次長は、「同盟国にもランクがある」と述べたうえで、「2+2会談」を開催できるのは「特別な同盟国」に限られると指摘。アジアだと日本とオーストラリアしかないと述べているのです。

そのうえで、非常に重要な指摘をします。

  • 日本は旧民主党の鳩山政権が沖縄県普天間基地移設に待ったを掛けたときに、3年間、米国との「2+2会談」を実施できなかった
  • 韓国は2010年から16年までの期間、2年おきに合計4回、「2+2会談」を実施した

ただし、李次長が指摘する「鳩山政権下で普天間飛行場移設問題を契機に3年間、2+2が実施されなかった」とする下りは、事実誤認です。外務省ウェブサイトによると、鳩山政権下の2010年1月を含めて、民主党政権下で合計4回の「2+2会談」が開催されているからです。

しかし、この「日米関係が悪化していた時期」と、「米韓関係が好転していた時期」が、部分的に重なっているというのは、非常に重要な指摘ではないでしょうか。

李次長は、第5回目の「米韓2+2会談」が「2018年に開催されるはずだったのに、いまだに開催されていない」と指摘したうえで、ある韓国政府国防部の元将校による、次の発言を紹介します。

北朝鮮の非核化交渉で朝鮮半島情勢は大きく動いている。これだけでも韓米両国の外交・国防相が直接話し合う必要性はこれまで以上に高まっている/「2+2会談」が開催されないのは、米韓同盟がもはや表面的との見方が事実であることを示している

そのうえで、李次長は、日本の鳩山政権下で行われた日米首脳会談で「日米同盟」という言葉が「いやというほど」何度も出て来たとしつつ、現在の文在寅(ぶん・ざいいん)政権下でも「米韓同盟」という言葉が「いやというほど」何度も出て来ていることが対照的だと述べています。

珍しく現実が見えている人もいる、というだけのこと

この李次長の論説を読んで、私が感じたのは、「韓国にも自分の国が置かれた現状を理解している人はいる」、ということです。ただし、それと同時にこの記事では、米韓同盟の現状に対する危機感が示されていることは事実ですが、それに対する「処方箋」が示されているわけではありません。

私自身、米韓同盟が消滅の危機に瀕しているという点についてはまったく同感ですが、「では、それに対してどうするのか」、という、最も重要な点について述べていない時点で、残念ながら論考の価値は半減していると言わざるを得ません。

いや、日本だったからこそ、3年3ヵ月の民主党政権でも何とか国が滅亡せずに持ちこたえたといえるかもしれませんが、日本ほど社会がしっかりしていない韓国の場合、文在寅政権があと3年続けば、本格的に滅亡の危機に瀕するのではないでしょうか。

日韓関係「悪化」は悪くない

当ウェブサイトでは先日、『朝鮮半島8つのシナリオ・2019年4月版アップデート』のなかで、韓国という国が消滅し、北朝鮮に併合されてしまう、「赤化統一」というシナリオを紹介しました。

ただ、最近になって、文在寅氏自身があまりにも無能すぎ、「赤化統一」の前に政権が倒れてしまう可能性もある、と感じるようになりました。

これは非常に危ない話です。

なぜなら、仮に文在寅政権が倒れ、韓国で「用日・用米」派が政権を握るようなことがあれば、再び日本が韓国のグダグダに巻き込まれるきっかけになりかねないからです。

私自身、韓国は日本にとって、先ほどの図表2で示した象限の「④基本的価値と戦略的利益をともに共有しない相手国」に該当していると考えています。というのも、韓国は政権が変わるたびに過去の約束を何度も反故にして、日本に無駄な混乱をもたらすからです。

あえて批判されるのを承知で申し上げるならば、韓国で文在寅政権が1日でも長続きし、日韓間がほどよい距離感を保つべきだと考えています。このため、文在寅政権下で日韓関係が悪化するのも、じつはそれほど悪いことではない、とすら思っているのです。

新宿会計士:

View Comments (17)

  • 更新お疲れ様です。
    毎回楽しみに読ませていただいております。

    近頃、外交惨事とかで外交部の失態が取り沙汰されていますが
    記事の写真 天安門に登った朴槿恵の黄色の衣装をやめさせなかったのも
    その程度のレベルなのでしょう。

    不良仲間と付き合うことに西側は驚いたし
    黄色をまとったことに中国国民も驚いたことでしょう。

    文政権の行く末を考えたときに
    米国や北からもまともに相手にされず
    経済失策で衰退していくように思えます。

    世界に通用する基礎技術が無いために復活するのも容易ではないでしょう
    東南アジアの小国レベルになっていくのでは・・・

  • <文大統領、株式疑惑の判事を憲法裁判官に任命>

    韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は19日、憲法裁判所の新たな判事2人
    を任命した。そのうちの1人の李美善(イ・ミソン)判事は株式に絡む疑惑が
    発覚し、保守系野党は反対していたが、文氏は強行した。革新系もしくは
    中道左派とみられる判事の数は6人となった。

    https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43982980Z10C19A4FF8000/

    以上により大統領弾劾は不可能になったと思います。
    よって、ムン氏は残り3年余の任期を全うすると推定します。
    クーデターでもあれば別ですが、可能性は低いでしょう。

  • >「では、それに対してどうするのか」、という、最も重要な点について述べていない時点で、残念ながら論考の価値は半減している

    私にも判りません(笑)。米韓同盟は、対北朝鮮、対中国のために結ばれた軍事同盟です。米軍兵士の命がかかった同盟である以上、信頼のおける相手との同盟であることが必須です。
    それが、中国にアメリカの軍事機密を渡したり、韓国軍の主力を海空軍にするなど、あの国の右派左派政権にかかわらず民族の裏切り体質を隠せていない韓国と本気で同盟を結ぶアメリカ大統領はいません。
    私はトランプ氏をあまり評価していませんが、彼は、政治的経済的しがらみを中国や半島に持っていない大統領です。これらのしがらみに惑わされることのない彼なら、なおさらです。

    •  実は,トランプは北朝鮮が核放棄をした暁には北朝鮮に不動産投資をする腹積もりでいるようです。彼が北朝鮮には大きなポテンシャルがあるとかねがね吹聴しているのは、あながちホラ話ではないのです。彼は常に肉にありつこうとしているハイエナのような不動産屋ですから、こんなうまい話に手をこまねいている分けがありません。
       今世界中が金余りなのに旨い投資先がなくて困っている状況なので、北朝鮮の核放棄とか、デブの斬首がなった暁には、世界中からアングラマネーが押し寄せてきて旨い汁を吸おうとするにちがいありません。ジム・ロジャースなんかもしきりに南北朝鮮を持ち上げているのも、世界中から合法・非合法な資金を呼び寄せ他人の褌で一儲けを企んでいるからでしょう。

       私はトランプなんぞは信用ならぬと思っています。このまま南北が分断したまま共に溺れ死んでくれることが一番良いと思います。核を持った統一朝鮮など悪夢以外の何物でもありません。もし、そのようなことが起きたら、朝鮮は事あるごとに核による威嚇をちらつかせ、我が国を恫喝し、譲歩を迫るでしょう。全く隣にこのような民族を持ったのは日本最大の不幸です。

  • 文在寅が急旋回する可能性もありますよ。
    文在寅が続こうと倒れようと、国益に従って一切の妥協無しに疎遠化できるよう祈ってます。

    仮に今、文政権が倒れ用米保守派が政権を奪還したとして、
    米国は日本に韓国との歴史問題で歩み寄ることを要求するでしょうか?
    したとして、日本が言う事聞く必要もないでしょう。

  • >そのうえで、李次長は、日本の鳩山政権下で行われた日米首脳会談で「日米同盟」という言葉が「いやというほど」何度も出て来たとしつつ、現在の文在寅(ぶん・ざいいん)政権下でも「米韓同盟」という言葉が「いやというほど」何度も出て来ていることが対照的だと述べています。

    ええと「対照的」の意味が合わないと思います。
    元の記事では、日米関係が冷え込んだ鳩山政権の時にやたらと空疎な「日米同盟」のスローガンが濫用されたのと、現在の米韓関係で「米韓同盟」と同質であるという文意ですので。
    同音異義語の「対称的」でもちょっと違うかな・・・という感じです。

    • 元の記事では、日米関係が冷え込んだ鳩山政権の時にやたらと空疎な「日米同盟」のスローガンが濫用されたのと、現在の米韓関係で「米韓同盟」が濫用されているのが同質であるという文意ですので。

      でした。訂正。

  • こんばんは、隠居爺と申します。
    政治経済についてはずぶの素人。年金暮らしの単なる一介の日本人です。
    そんな私がまだ日の浅いブログで韓国ネタを3つあげました。
    もしお暇でしたら、のぞきに来ていただいて、読み飛ばしていただけると幸いです。

    覚醒の始まりは「誰も書かなかったソ連」
    https://ameblo.jp/fuchi-902/entry-12455529965.html

    韓国を考える:その1 <理解不能の国>
    https://ameblo.jp/fuchi-902/entry-12440073826.html

    韓国を考える:その2 <国という概念のない韓国人(朝鮮人)>
    https://ameblo.jp/fuchi-902/entry-12440075249.html

    • 隠居爺 様

      ブログをご紹介下さり大変ありがとうございます。さっそく拝読いたします。
      また、当ウェブサイトにつきましても引き続きのご愛読ならびにお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

      • なぜかあわてていてご挨拶するのを忘れてしまいました。
        いつも「新宿会計士の政治経済評論」を楽しみに読ませていただいております。
        いち早く情報を解説付きで紹介していただけるんですから、こんなありがたいことはありません。
        また、無茶というか横暴な論理の飛躍がないのも、読んでいてとても好感が持てます。

        私はすでにご紹介させていただいたとおり、ズブの素人で新宿会計士さんに物申すことは何もありませんが、取り立てて政治経済に強い関心があるわけではなく、政治活動など一度もしたことがない、一介の市井の人間が考えているのはこのレベルですということをご参考までにお伝えできればと思いました。

        今後とも新宿会計士さんのブログを楽しみにしておりますので、よろしくお願いいたします。

  • 小生の私見ですが、周辺各国の分類の仕方で、韓国を含める場合「基本的な価値観共有しているかどうか・戦略的利害を共有しているかどうか」という「高尚なオトナ同士の判断基準」を用いるよりも、「ウソツキかどうか・約束を守るかどうか・その場しのぎのでたらめを言うかどうか・言動に責任を持つかどうか」という「人でなしがどうかの判断基準」を用いないと混乱してしまうと思います。

    「ウソツキで約束を真守らない、その場しのぎのでたらめを言う、さらに言動に責任を持たない集団」とマトモなお付き合いが出来ると思うのは誤りです。

    「レーダー照射事件」においての韓国軍・韓国政府の言動を客観的に眺めると、正気を持った集団の行いとはにわかに信じられません。

    韓国が捏造した「”悪魔の証明”が必要である歴史問題」とは違って、この「レーダー照射事件」は客観的証拠も証人もそろっていて、自己完結をしているので韓国の「集団としての異常性」が際立って明確に露呈されています。

  • 更新ありがとうございます。

    会計士さんが触れなかったところに、私は凄く気になりますし、日本人と朝鮮民族の差異を感じます。文中、韓国元外交部の方の意見です。『羨ましいです。正直、嫉妬しています』だって。

    日本人の感覚なら、大の大人が日米関係の蜜月期と、米韓同盟の破綻を見比べて、それも片側の中核に居た人が羨ましいだの、嫉妬してますだの、そんな表現は100%しませんよね(笑)。例え相手が成功し、かたや我々が失敗しても『羨ましい』なんて表現しますかね(嘲笑)。

    幼い言い方ですね。もっと他の言葉に言い換えた方が身のため、民族の為と憂慮しますが、アチラさんは自分の思った事を100%出す(笑)。慎ましやかなんて全く考えないんでしょう。

    だから日韓2+2だとか首脳会談とかしても無駄です。時間の浪費。まず、安倍首相と文大統領が並んだ姿を想像してみて下さい。顔はニコニコしてる文吉だが、何も決断出来ない。コワモテヅラだが、面と向かって安倍首相には何も言えない。

    実は今年新年に『日帝残滓清算』とか言い出した時点で、もう日韓関係は断裂したんだょッ。早く日米韓同盟を潰そうと思って言ったんだろうが、お生憎様。日本にはそれでも日本人が悪い、韓国・朝鮮は被害者だ!と言うボケナスが日本人に居るので延命出来た。

    でも、もうサヨナラだ!永遠に(笑)。馬鹿左翼?知らん!身の回りには、いないわ。

  • たった今、プライムニュースが終わりました。
    お題は、本日、ウラジオストックで行われた露朝首脳会談の検証ですが、北朝鮮サイドでは、のスポークスマンとも呼べる拓殖大学教授と半島問題専門のジャーナリスト。ロシアサイドは東京大学?の小泉氏?
    拓殖大学教授は北朝鮮のためにかなりムリな読みを展開しておりましたが、さすが小泉氏?は冷静な分析をしていました。プーチンさんの狙いは、今まで抑えていた東アジアでの存在感をアメリカに示すこと。金正恩さんとしては、現在、米中貿易協議中でアメリカへの発言権の弱い中国に加えて、ロシアからも段階的制裁解除をアメリカに伝えて欲しいと要請した。
    しかし、プーチンさんが直にトランプさんに提案できるような力はないだろうとの読みでした。
    また、拓殖大学教授は北朝鮮側の随行員が多かったことに注目して、制裁緩和後の経済協力のデザインの交渉のためだったのでは、と言っていましたが、小泉氏は現在のロシアには北朝鮮に経済を無償提供できる力はない。として、あったとしても、ロシア側から約束はできない。とのことでした。
    ザクッとした報告なので、後、皆さんの補足、お願いします。

  • ムン・ジェイン政権が1日でも長く続くことには、まったく同意します。というか、日本のネットでムン・ジェインの早い退陣を願う者を見たことがほとんどありません。(笑)
    自分はネットを観察していて、日に日に親韓派のコメンターが少なくなって行くのを実感しておりました。
    親韓派、またはVANKであるならば、ムン・ジェイン政権に対して徹底的に罵り、従北政権の早い終焉を願うのが本来の立場です。ですが、日本で本来の親韓派は絶滅の危機にあるようです。その意味では、二階や額賀ですらも親韓派ではない、と観ています。

    ムン・ジェイン政権が1日でも長く続くことには、まったく同意します。というか、日本のネットでムン・ジェインの早い退陣を願う者を見たことがほとんどありません。(笑)

    http://naver.me/5ac20Wan
    パク・クネ前大統領釈放希望のリアルメーター調査を見ますと、まだまだ従北政権支持の声が高く、保守政権は見放されていることがわかります。この調査内容の信憑性は、信頼性が高いと判断しています。
    韓国がこの調査のままですと、次政権に保守政権が返り咲く可能性は相当低い、と判断します。
    さらに、大統領の弾劾訴追に必要な議席数は200議席(韓国国会の300議席の2/3)で、保守派が持っている議席数が153議席ですから、ムン・ジェインの弾劾にはかなり遠いことになります。
    ムン・ジェインが任期満了まで務める確率はかなり高いと判断しています。

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