私たち日本人にとっては、北朝鮮も韓国も、「平気でウソをつき、逆ギレする国である」という点は、もはや公知の事実となりつつあると思います。ただ、朝鮮半島から地理的に距離がある米国では、まだその認識が広まっていないのではないかと思います。その証拠が、米メディア・WSJに日本時間の本日早朝に掲載された記事です。
WSJの「今さら」な記事
以前から当ウェブサイトをご参照頂いている方ならご存知だと思いますが、私は仕事の都合上、外国の経済メディアをチェックしています。
といっても、以前は英フィナンシャルタイムス(FT)についても購読していたのですが、情報の質その他についてのコストパフォーマンスが悪いと感じ、現在、有料購読しているのは米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に限られています。
こうしたなか、正直、「WSJというメディアでもこんな認識なのか!」と思うような記事に出会いました。
After No-Deal Hanoi Summit, One Area of Progress: North Korea’s Nuclear Program(米国時間2019/03/06(水) 15:29付=日本時間2019/03/07(木) 05:29付 WSJより)
記事タイトルを意訳すれば、「ハノイの米朝首脳会談決裂後、進展があるのは北朝鮮の核開発だ」、といったところでしょうか。
WSJによると、北朝鮮が核実験を行っていないことは事実かもしれないにせよ、「北朝鮮がミサイル発射設備を再建築していることが衛星写真から示唆される」と指摘。ミサイル開発が「北朝鮮の指導者(=金正恩)にとっては、体制の生き残りを賭ける」ものだと述べています。
正直、「何を今さらわかり切ったことを指摘しているのか」という気がします。
ビーガン氏の顧問の甘い認識
ちなみに昨年12月、ドナルド・J・トランプ米大統領が第2回目の米朝首脳会談の実施を発表した時点で、当ウェブサイトでは『「2回目の米朝首脳会談」?北朝鮮が核放棄に応じますかね?』という記事を掲載しました。
この記事の中で、私は次のように申し上げました。
「現時点の少ない情報だけですべてを判断するのは尚早ですが、ひとつだけ明らかなことがあるとすれば、米朝首脳会談が何回行われたところで、北朝鮮が自発的に核放棄に応じることはあり得ない、という点です。/トランプ大統領がどこを「落としどころ」にしているのかは、今ひとつ見えない点ではありますが、おそらく国際的な通商ルールを守らない中国に対しては「徹底的にやる」というのが、トランプ氏、あるいは米国の国家としての意思であり、それと北朝鮮の非核化のどちらの優先順位が高いかという問題に過ぎません。」
別に自分自身の「予言」が当たったと素直に喜ぶつもりはありませんが、日本国内において朝鮮半島情勢をウォッチしている人間であれば、まともな読解力があれば、誰しも米朝首脳会談以前でこの程度のことは理解していたのではないでしょうか。
ところが、WSJの記事を読み進めると、米国内では非常にシンプルに「米朝首脳会談で非核化が達成される」と信じられていたのではないか、との疑念を抱かざるを得ません。
WSJは北朝鮮問題に詳しいスタンフォード大学のジークフリート・ヘッカー氏の次の発言を紹介します。
- Unfortunately, the opportunity to dramatically curtail fissile materials production was lost by walking away.
- Without a deal to halt or cap production, Pyongyang will likely increase production of plutonium and highly enriched uranium, as well as missiles.
文脈を含めて意訳すると、「米朝首脳会談決裂により、核物質生産を劇的に削減する手段は失われてしまった。今回、合意が成立しなかったことで、北朝鮮はプルトニウム、濃縮ウラン、ミサイルなどの生産を積極化させるだろう」、というものです。
ちなみにこのヘッカー氏という人物は、米国務省の北朝鮮特別代表のスティーブン・ビーガン氏のアドバイザーでもあるようですが、過去の6ヵ国協議の失敗などを踏まえない、まことに甘い認識であるとしか言いようがありません。
ウソをつく国との協議など成立しない
ちなみに、「北朝鮮との交渉によって核放棄を実現させる」という発想が、北朝鮮という国を一切理解していない発言であることは、論を俟たないといえます。
当ウェブサイトとしても深く注目している、日本経済新聞社元編集委員にして優れた韓国観察者でもある鈴置高史氏の次の文章を読めば、よくわかります。
米朝交渉物別れでも、実は“ほくそ笑む”文在寅 韓国が北の核を使って日本を脅かす最悪シナリオ(2019年3月1日付 デイリー新潮より)
鈴置氏の論考には、「非核化の約束を5度も破った北朝鮮」という図表が出て来ます。
最初は1991年12月31日に合意した「南北非核化共同宣言」にも関わらず、1993年3月に核拡散防止条約(NPT)からの脱退を宣言したことです。
2回目は、1994年10月の「米朝枠組み合意」を破り、2003年にはNPTからの脱退を再度宣言したこと。
3回目は、2005年9月の「6ヵ国合意」共同声明で、北朝鮮がNPTへの復帰などを約束したにもかかわらず、2006年10月に史上初めての核実験に踏み切ったこと。
4回目は、2007年2月に採択された「6ヵ国協議」の共同声明にも関わらず、2009年5月に2回目の核実験に踏み切ったこと。
そして5回目は、2012年2月に米朝両国が核凍結で合意したにも関わらず、2013年2月に北朝鮮が3回目の核実験に踏み切ったことです。
(※なお、この図表は、鈴置氏の著書『米韓同盟消滅』(P64~P65)に詳しい内容が記載されています。朝鮮半島問題に関心がおありの方で、同著をまだお持ちでない方は、是非、この機会にあわせてお求めになり、内容を直接確認してください。)
「ウソをつく国」…もう1つありますね?
さて、核問題1つとってみても、北朝鮮が「ウソをついて他国を騙す国」であることは間違いありません。
そして、どうしてWSJともあろうメディアが、いまさら「北朝鮮との核合意が成立しなかったこと」と、「今でも北朝鮮が核開発を続けていること」をいぶかしむかのような記事を掲載したのか、私にはよくわかりません。
ただ、冷静に考えてみれば、私たち日本人にとっては、北朝鮮がウソばかりつく国だ、という点は、すでに一種の常識となっています。
いや、もっときついことを申し上げれば、「平気でウソをつく国」は、日本のそばに、もう1つあります。
それは、北朝鮮と同じ言語を使う国――「韓国」です。しょせん同族の国だからでしょうか?
そのわかりやすい事例が、昨年12月20日に発生したとされる「火器管制レーダー照射事件」です。概要を簡単に振り返っておきましょう。
(2018年12月)
- 20日 午後3時ごろ、日本海上の日本の排他的経済水域(EEZ)内で日本の海上自衛隊所属P1哨戒機が韓国海軍の駆逐艦「広開土大王」から火器管制レーダーの照射を受けた。韓国側は当初、その事実を公表しないことを日本に対して求めていたという情報も。
- 21日 夕方、岩屋毅防衛大臣本人がレーダー照射の事実を公表。これに対して韓国政府側は「北朝鮮遭難漁船探索用に照射したものだ」と釈明した。
- 23日 韓国軍関係者が「撮影用光学カメラを稼働したものであり火器管制レーダーではない」「むしろ悪いのは威嚇飛行した日本の側」と韓国メディアに明らかにした。
- 27日 午前11時から日韓防衛省は本件を巡りテレビ会議にて実務者協議を実施した。
- 28日 日本の防衛省はP1哨戒機が20日に現場で撮影した動画を『YouTube』に公開。これに対して韓国政府は強く反発した。
(2019年1月)
- 4日 韓国政府・国防部は「反論動画」を公表し、日本の哨戒機が威嚇飛行を行ったなどとして日本を批判した。
- 14日 2回目の日韓実務者協議がシンガポールで開催されたが、議論は平行線をたどったとされる。
- 15日 韓国政府・国防部が記者会見で日本を「無礼で非紳士的」と強く非難した。
韓国政府は当初、レーダー照射については「悪天候の最中に行方不明漁船を捜索したため、艦船に積み込んでいたあらゆるレーダーを稼働させた」、「稼働させたのは火器管制レーダーではなく光学カメラだ」などと言い逃れをしていました。
しかし、12月28日に日本の防衛省が投稿した動画によれば、当日は悪天候でも何でもなく、かつ、韓国の海軍艦船と海上警察当局の船舶、そして「行方不明漁船」と思しき船舶が停泊している姿がバッチリ映っており、「火器管制レーダー照射」の言い訳がすべてウソだったことが証明されてしまいました。
すると、韓国政府は、おどろおどろしい音楽を付けた、わけのわからない「反論動画」を公表。
さらには実務者協議の内容(※しかも事実と反する内容)を日本政府の了承なく勝手に公表するなど、したうえで、「むしろ日本の自衛隊機が低空威嚇飛行を行った」、「日本は無礼で非紳士的」と激しく逆ギレするなど、まさに「ウソツキ・逆ギレ国家」としての片鱗を見せつけた格好となっています。
交渉が成立する条件
先ほども申し上げましたが、私は仕事がら、米国、英国などのメディアをチェックする習慣を持っています。
こうしたなか、これらの国のメディア報道を読んでいると、どうも「北朝鮮と交渉すれば、条件付きで核兵器の米国に対する脅威をコントロールできる」と勘違いしている記事が多く、辟易してしまいます。
これに対し、北朝鮮による日本人拉致事件や、韓国によるレーダー照射、徴用工判決、慰安婦財団解散などに直面して来た私たち日本人にとっては、朝鮮半島の国家が「平気でウソをつく」ということは、ある意味でコンセンサスとなりつつあるのかもしれません。
米国は日本と異なり、朝鮮半島から地理的に距離があるため、「南北揃って平気でウソをつく」という事実に対する認識が足りないのかもしれませんが…。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
さて、平気でウソをつく人たちとは、約束をしても意味がありません。
社会生活でもごくまれに、約束しても絶対に守らないという不思議な人たちに出会うことがありますが、韓国と北朝鮮は政府レベルで「平気でウソをつく」人たちである、という点については、もはや指摘するまでもないでしょう。
「話し合い」で話が通じなければどうするか。
社会生活では、何らかのトラブルが発生し、当事者間の話し合いで解決がつかなければ、法律を守る側が法律によって守られる、というのが鉄則であり、国際社会もこれとまったく同じではないかと思うのです。
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更新ありがとうございます。
一般の米国人や欧州人は、そもそも南と北朝鮮の位置関係すら分かってないのでは?(笑)やっと分かっても中国と日本ぐらいでしょ。『極東のサウスとノースコリアが統一する機運だそうだ』『ふーん、そう』『関係ネー』ぐらいで。
『北が核を今だに製造しているぞッ』ってWSJサン、どんだけ情報過疎なんだよ。というより興味ナシ、私らには直接影響無い、と思ってるんだろうネ。
日本と米国は固い絆を結んでいるが、地勢条件がまるで違う。家のドアを開けたら、目の前にゴロツキがライフル持って座り込んでるようなもの。防弾ガラスも必要だが、先手を取って日本から威嚇掃射出来るようにしなければいけない。日にちは少ないですぞッ。
>社会生活では、何らかのトラブルが発生し、当事者間の話し合いで解決がつかなければ、法律を守る側が法律によって守られる、というのが鉄則であり、国際社会もこれとまったく同じではないかと思うのです。
その通りなんですが、日本には決定的に足りないものがあります。
それは、国際社会へ広報です。
国の威信に関わる事項については、なりふり構わぬ姿勢で臨まない限り、正しい認識なんてされないと思います。
所詮は対岸の火事であり、所詮は他人事なんです・・。
法的な判断を仰ぐ以前の問題として、国際社会における『事実の認識』の段階で遅れをとっていては話になりません。
話の通じない相手には、黙ってしまわないで、相手からの反論が聞こえなくなるまで「事実の主張をやり切る」ことが肝心なんだと思います。
国際社会では、正義が勝つのではなくて、『正義と認識されたものが勝つ』のですから・・。
そうだね。対外広報にあの外務省がメインというのが問題となっているわな。他の省庁からはロジスティック専門のロジ屋と揶揄されているね。政治家が昔のイメージで外務省に期待しているのも国益を害しているのかもしれない。ともあれ外務省以外にオールジャパンで対外的に情報収集と発信をする必要がある。だがそこに至るまでにいろいろとハードルがある。どうしても内内の人間活用となる。例えばIMFや世銀には財務官僚ばかりが出向しており、民間からはゼロ。これでは官僚の利権が肥大化するだけ。ワシントンD.C.の人間をチェックしてみたらわかる。飯食って飲んで寝るだけさ。対して中国人の入り込みは尋常じゃないよ。何処に行っても中国人がいる。これじゃぁ負けるわな。情報戦を仕掛ける以前の話しだ。
欧米含め、北東アジアのことは所詮は遠いところの出来事と言うことなんだろうと思います。
日本人の私ですら、韓国が国家ぐるみで平気でウソをつく(しかも市民の意識レベルでウソを積極的に許容する 文化?)、という認識に至ったのも、去年今年です。以前からウォッチされていた方々からすると、今頃?ということでお叱りを受けそうですが。
欧米メディアがこのレベルであるので、アメリカが(トランプ政権に限らず)今後北朝鮮と、長距離弾道ミサイル廃棄のみで手を打ってしまう危険性は常について回るのだろうと思います。
「今の」日本には、限られた外交リソースで、アメリカが中途半端な妥協に至らないように根回しするくらいしかないのでしょうかね。
こんな時代の分かれ目の重要な時期に、ちょうどタイミングよく国会が開かれているのにも関わらず、統計問題に全力を注ぐ野党の連中に、心からあきれています。
固定客とともに早く滅んでほしい・・・
以上、感想でした。
ちなみに、韓国人の意識に対して「?」が付き始めたのは、セウォル号沈没で避難誘導せずに船長が先に逃げた話とか、地下鉄の火災で運転手がドアをロックして先に逃げた話、あたりからです。
李明博の竹島上陸の頃はそれほど関心ありませんでした。
欧米に旅行に行けば分かることなんだが、日本に関する情報がテレビにまったく出てこない。あるいは極端に少ない。だが日本の国内テレビでは日本は海外によく知られている云々と流している。確かに知ってはいても興味は殆ど無い。この認識ギャップが近未来の命取りになる。今そこにある危機ですね。
その手の話は究極的に日本に軍事的主権がないことに帰着されると思います。
Youtubeで外人に寿司やたこ焼き食わせて美味いと言わせて喜んでるのがありますが、
日本人の平均レベルがこの程度では仕方ないかも。
日本のマスコミはレベルがかなり低く、国際的に通用する人はかなり少ないように思えます。
10年くらい前の話になりますが、ホワイトハウスの広報官への質問がテレビ中継されているのを
キャピトル近くのホテルでみてたら、日本の記者は質問できただけで大喜びしている有様。
東南アジアやフィリピンの記者のほうがはるかにしっかりしていましたよ。
匿名さんへ
で?
>この認識ギャップが近未来の命取りになる。
どう命取りになるのか?
サッパリ分からない
出来れば、ご説明をお願いします
なるほどね。国を背負っている重さの違いなのかもね。
まず、二人の匿名は別人です。だから私に対する質問ではない。ご自分で考えたらいかがですか?と私は思います。私は私なりに彼の言いたいことを理解できたと思っています。
たしかにもう一人の匿名さんの言う通りですね。日本人の外国語による発信能力は乏しく、マスコミも大したことはできません。草の根の発信が大切だと感じています。例えばドイツ人にポーランドが再び赤になって核ミサイル配備したら、NATOがあるから大丈夫と思うかと聞き、北の核はドイツにとってポーランドの核だと言うとかね。漫画や寿司の話ばかりではねぇ〜。
匿名さんへ
>私は私なりに彼の言いたいことを理解できたと思っています。
じゃ、その理解で宜しいので
御説明をお願いします
>日本人の外国語による発信能力は乏しく
ソコに反論も異論も有りません
只、その事実と
>この認識ギャップが近未来の命取りになる。
が、どう繋がるのかが、全く理解できないのです
宜しくお願いします
匿名さん達へ
日本人の欧米への発信力に問題が有るのは
了解しました
ソコに、なんの反論も異論も有りません
でも
>この認識ギャップが近未来の命取りになる。
どう命取りになるのか?
サッパリ分からない
日本人に、日本語で説明の出来ない
あなた方は、致命的な欠陥が有ると思いますヨ
匿名さんへ
>この認識ギャップが近未来の命取りになる。
どう命取りになるのか?
サッパリ分からない
出来れば、ご説明をお願いします
トランプ大統領も韓国で、捏造慰安婦に飛び掛かれましたからね。
南から北へアメリカの情報が相当流れていたとの事、その情報からキムくんはアメリカを見誤ったと言う情報も、同族でも所詮嘘話しか出来ない処でキムくんは厳罰リストに文タンを最初に指名するのでしょうか?
小生から見た韓国人は90%以上が下記の条件に当てはまります。
1. 貸したお金は戻ってこない
2. 時間・約束は守らない
3. 自ら言ったことすら実践できない
4. 二つのことを同時進行できない
5. 怠惰で勉強しない
6. 外観ばかり気にしているので容姿を褒めないと機嫌が悪くなる
7. 少しでも嫌なことがあると正誤関係なく直ぐに非難する
8. 面子が重要なので100%間違っていても最後まで折れることなく主張する
上記以上に多々ありますが、書ききれないのでこの辺で・・・。
結局、韓国人で構成されている韓国政府ですから同様なものになります。そんな民族を信用することは相当な忍耐力が必要です。小生は韓国人の行動様式をかなり学んできたため、日本を含めた他国の人よりまだましです。ただし、ましなだけでまだまだこの民族は理解できないところが多いです。韓国人に対する場合は自らの立場が圧倒的に上だと言うことを分からせる必要があります。そうしないと喚き散らすだけです。中国が韓国に行っていることは小生から見ると理にかなっています。従って、韓国人への優しさや思いやりは全くもって役に立ちません。「優しさだけが愛情ではない」は韓国人には殆ど通じないのです。
現在、韓国の微細粉塵が酷い事になっており、とうとう文在寅大統領に対するデモまで行われたようです。小生の会社内でも相当な不満が蓄積しており、日本の微細粉塵の状況や対策について事あるごとに聞いてきます。日本も長崎県佐世保辺りは151(3/7 13時)と高くなっており、韓国からの流入があります。しかし、そこから西に行くにつれ急激に濃度が下がります。それに比べ韓国は釜山のすぐ上の昌原市からソウルにかけて殆ど濃度が変わりません。韓国の気象庁は「空気の停滞により微細粉塵が滞留している」と発表していますが、そもそも微細粉塵を出す原因が韓国内に相当量あることが一番の問題であり、微細粉塵の分布を韓国と日本とを比較して見ていれば直ぐに気が付きます。政府は微細粉塵を中国のせいにしようとしていますが、公式には中国には言えず口を閉じています。恐らく政府への批判をかわすため中国のせいにしているのでしょうが、実際は国内に問題があることを政府も気付いているふしがあります。
韓国人の中でも比較的賢い人は韓国内の原因を除く必要があると考えていますが、一般の国民は中国からの流入が100%だと思っています(100%との報道はないのですが、中国からの流入があると報道すると、殆どの人がそう考えます)。小生の暮らしている町でもかなりひどい状態で、鼻をかむと茶色の鼻水が出てきます。政府は緊急の対策を打ち出すよう指示しましたが、果たして効果があるのか疑問です。特に自動車への対策などルールを守れない国民に乗り入れ禁止などの措置をとったとしても何処まで実行されるか分かりません。
駄文にて失礼します。
韓国在住日本人さんへ
朝鮮人の云う"面子"と、日本人の考える"面子"は
意味が、違っている様な気がするのですが
どうなんでしょうか?
出来れば、御教授をお願いたします
鞍馬天狗 様
レス有難うございます。
日本人の面子と韓国人の面子の違いを一言で説明するのは難しいです。例えば韓国人は部下や同僚に自分の持っている情報をあまり伝えません。理由を聞くと自分のだけが知っていることで優位に立てるからだそうです。同僚や部下から尊敬されることで面子が立つと考えれば良いかと思います。また、部下に対しては逆に自分が知らないこと(例えば手順や方法等)はただ「やれ」としか言いません。自分が無知であることが他人に見抜かれてしまうと面子が立たないそうです。知らないものは知らないと素直に言えないんです。
韓国の会社は常に成功が求められており、失敗すると左遷または会社を去らなければなりません。従って、常に自分が優位に立てる状況を作っておく必要があります。その中の一つに「自分は能力がある」と言うことを常日頃からアピールしておく必要があります。これも、言い方を変えれば一つの面子を保つ行動だと思います。
また、「損して得取れ」、「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」という概念がありません。人に頭を下げて教えを乞うなんて、高学歴韓国人にしたら屈辱としか受け取れないようです。面子のせいでそうなのだろうと思います。
部下に向かって「お前らは俺の面子を立てるため、出世のためにいるんだ」と平気で言い放つ社員を見たときに目眩がしました。
駄文にて失礼します
韓国在住日本人さんへ
丁寧な御教授ありがとうございました
しかしながら、未だに日本人とは違う
と云う以上の理解ができませんorz
ご笑了ください
又、お知見を伺いたく、宜しくお願い致します
韓国在住日本人様
>知らないものは知らないと素直に言えないんです
単なるイイかっこしの見栄っ張りなだけかと思ったら、韓国ではそれが処世術でもあるんですね。知らない者を下に見るとか見られるとか、それが不利益だというのも、それはそれで窮屈な社会だと思います。
わたしは読んでませんが『平気でうそをつく人たち』という本があるそうで、その人たちは「罪悪感や責任感に耐えることを拒む」「他人をスケープゴートにする」「自分だけの論理しか認めない」「彼らは自分の非を絶対に認めず、自己正当化のために嘘をついて周囲を傷つける」ような人だと書かれてるそうです。そして
1.自分の都合がいいように、物事を解釈する
2.事実を認識する力が弱い
3.相手に伝達する力が弱い
4.自分の利益を第一に考えている
5.その場さえしのげればどうにでもなる、と思っている
6.信頼の大事さを知らない、あるいは自覚していない
いちいち思い当たります。では、こういう「邪悪」な人にどう対処したらいいのかというと、著者は、「それは「愛」だ」と。おっとっと、最後はなんか、キリスト教的なオチらしいです。いやいやいや、あの韓国人の言動を愛せとおっしゃるのですかイエス様?
日本人的には非韓三原則厳守しかないと思いますけどね。
今となっては同時代の人間にしかわからないことなんですが、朝鮮併合時代から戦直後の朝鮮人蔑視の風潮って、本当に「人種」差別だったんでしょうか。
そもそも日本人と朝鮮人なんか、ハードウェア上の生物学的にはほぼ同一で、「区別」するのはソフトウェアの文化の方だけでしかなかったと思うのですよ。
今の豊かになったはずの韓国人が示している様な価値観・ライフスタイルを当時の、今より厳格な日本人が見たら、そりゃ「差別」しますわな。
出所不明の、元ソ連高官の北朝鮮への感想とか、中国人富豪の日本人への忠告とか、帝国陸軍や米国陸軍の朝鮮兵への扱いの注意などがもし本物なら、昔から「朝鮮民族とはまともに付き合えない」という普遍的な現象があったのだと思います。
もちろん日本統治時代にOSを上書きされた朝鮮人には偉人と言ってもいい様な人物も輩出し、現在の韓国の繁栄の礎を築いたり、朝鮮戦争で踏ん張ったりしたわけですが、そんな人は親日派として糾弾される現在・・・。
りょうちんさんへ
福沢翁が、正しかった
りょうちんさんへ
予測なんだけど、
AIは、文化と云う名のソフトウェアが、
重要になってくると思ってる
AIの時代こそ、文化の競合が起こると思う
半島向けのOINKなAIが出てきそう。ときどき暴走したり爆発したりが標準仕様の。未だに文明開化な価値感が根付かないくらいだからこれからもその見込みはない。まあ、その頃まで半島に人が住んでればだけど。
匿名係長補佐さんへ
>半島向けのOINKなAIが出てきそう
真面目に、そうなると思ってる
ホーキング博士は、
問題の先取り解決を提案してるが
文化毎に、性格の違うAIが出現するのに
そんなの不可能だ
日本AI、欧米AI、中華AIはソレゾレ
違ったモノになると思う
>そもそも日本人と朝鮮人なんか、ハードウェア上の生物学的にはほぼ同一で
見かけ上のハードは同じでもBIOS(DNA)レベルで、個体の中の一定数に致命的欠陥(上手く言い換えが出来ない)があった。日本のOSがあまりにも優秀過ぎて欠陥を回避する又は呑込む形で"似て非なる亜種"を生み出してしまった。もちろん、欠陥の無い個体は正常にOSが上書きされ偉大な固体に進化するものも生まれる
一方欠陥を抱えたままの"似て非なる亜種"は、ある時(独立)から独自の"似て非なるOS"を開発しアップデートを重ねるごとに(劣化・又は先祖返り?)、正常進化種との乖離がいちじるしくなって現在に至る。
うぅ~む、私の仮定した欠陥が想い浮かばないのでここで打ち切り、
・・・サラバ
韓国在住日本人さん
>2. 時間・約束は守らない
DHC提供の動画内で百田氏が併合前には[約束という語句も・概念すら]存在しなかったと言ってました。有本香さんも韓国について興味深いことをしゃべってましたよ、それも生き生きと
半島人にとって、宣言は宣言であって、約束じゃない。約束であっても、守るとは約束していない(笑)。
まじめな話、半島人にとって、法(約束)の概念は、私たちとかなり違っていると思います。
国際法というは、同じ法の概念を持つもの同士で初めて成立すると思います。法の概念を同じくしない相手とでは、国際法での約束というものは成立しません。
仮にも民主主義陣営に席をおいていた韓国はともかく、何故、北朝鮮との約束が守られると考えたのか。その根拠が私には分かりません。(笑)
そして、韓国。民主主義国家という帽子は被ってきましたが、その実、大統領権限がとても強く、文在寅さんの言うところの三権も、実質、大統領直轄です。
民主主義国家というより、王国ですね。北朝鮮も韓国も、法は権力者のものです。
しかし、日韓合意という国際法で結ばれた約束は、韓国国内の法ではありません。権力者が交代したからといって、彼の意のままに変更できるものではないはずです。
それを反故にする。ということは、「私たちは、あなた方とまったく違います。信用されては困ります。」と国際社会に公言するということになります。
日本政府は今回の合意破りを始めとする韓国の不法行為を、国際社会に訴え続け、彼ら半島民族が我々と法を同じくする国家ではない。という注意喚起を行って行きましょう。
その認識を持たないで、あの国々を付き合うことは危険なことだという。ことを。国際社会に徹底しましょう。
人間は自分を基準にして相手の思考や行動を推し量ります。文明人は相手も文明人であることを前提として接してしまいます。これは一般人ならばやむを得ないことです。
政治・外交はそうはいかないのですが、文明度の高い国の政治家や官僚は、往々にして相手国にも自国と同じレベルのプロトコルを期待します。交渉相手が首刈り族で、腰ミノ一丁を着て鉈を振り回していたら「コイツは異質な文明を持つ存在だ」と認識もするでしょうが、なまじスーツを着てネクタイをしめているものだから、つい文明人だと誤認してしまいます。彼らはスーツを着ていても、中身は日本で言えば弥生時代くらいの古代人だと思うしかありません。(先に謝っておきます。弥生人さん、ごめんなさい)
特にアメリカ人は法律に関しては厳しい感覚を持っています。美化して言えば順法精神が高いということになるのですが、実際にアメリカ人と仕事をして感じたのは、legal か illegal かに非常に敏感だが、legal でありさえすれば道徳的・倫理的問題は問わない、というえげつなさです。
このあたり、道徳的であることを重視し、正義を重んじるが legal には無頓着な韓国人・朝鮮人との相性は悪いでしょう。米韓同盟が自然発生したものではなく、歴史的・地政学的事情によって生まれたものだから、仕方なく維持されてきたし、双方あるいはどちらかに維持の強い意志がなければ消滅に向かうのは避けられないのだと思います。(しかし私は、今の日本はその衝撃に耐えられないと悲観しています。)
> 「WSJというメディアでもこんな認識なのか!」と思うような記事に出会いました。
私は、米国のインテリジェンス能力はかなり低いと以前にも書きました。ホワイトハウスの国家安全保障会議のメンバーでもあったエドワード・ルトワックもそう述べています。特にCIAについては「ご存知かもしれないが、CIAは、アメリカの政府機関の中で最も仕事のできない機関だ」と手厳しい評価をつけています。
マスメディアのインテリジェンスについては、いずこの国も劣化が著しく、まともな報道や分析を期待しても無駄でしょう。記事の中からfactとおぼしきものを抽出し、自分で分析するか、鈴置さんのように信頼できるインテリジェンスの持ち主の分析にたよるしかありません。(鈴置さんは時々、深読み過ぎ・考え過ぎのきらいがありますが…)
なんだかんだ言って、日本のコリア・ウォッチャーが蓄積してきた集合知は世界最高峰のレベルだと思います。日本の世間一般の認識の十年は先を行っています。ましてや極東情勢に疎い米国・欧州のメディアでは全く太刀打ちできないでしょう。
問題は、そういう疎い連中を騙して嘘情報をすり込む中国・南北朝鮮・日本のサヨクの存在です。だから欧米のメディアがおバカだと悦に入ってばかりはいられません。でも私らに欧米メディアの教育なんてできませんからね。外務省にも期待できないし。今後東アジアに起こる激動の中で、世界の認識が変わるのを期待するしかないのかもしれません。
阿野煮鱒さんへ
>マスメディアのインテリジェンスについては、いずこの国も劣化が著しく
一般人の情報収集能力や、ウォッチャー
の集合知の蓄積が深まっただけで、
マスゴミのレベルは変わってないと思います
国家のインテリジェンスは中野学校
の再建でもするか無いでしょうね
内閣情報室(JCIA)でしょうか?
西条秀夫並みの能力を持つ人間がいる外郭組織も欲しいですね
匿名Xさんへ
そこは草薙中佐でしょう!
陸軍中野学校なのですから、
所属は公安9課でもイイですけど
PS:じゃりン子チエのテツも市川雷蔵を名乗ってました
テヘッ !!
一番大事なお方を失念してました 草薙少佐 お許しを
お詫びのしるしに、少佐の名言集から
『世の中に不満があるなら自分を変えろ!それが嫌なら、耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ!!』
↑左派連に聞かせてやりたいと常々思ってます。
『そうしろと囁くのよ、私のゴーストが』
そろそろ桜の咲く季節かぁー
おっちゃん、タチコマも忘れんといてやぁー
PS:中佐と呼ばれるようになったのは何時からでしたっけ?
もう一回見直してみようかな
匿名Xさんへ
市川雷蔵主演の"陸軍中野学校"と云う
映画がアリまして
主人公の三好次郎陸軍少尉をスカウト
したのが、草薙中佐です
秋草俊中佐と云う、実在の人物がモデル
とされていて
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E8%8D%89%E4%BF%8A
草薙素子の元ネタとも噂されてます
(信じる信じないは、アナタ次第)
鞍馬天狗さんへ
パラレルワールドのもう一つの方だったんですね
変種(素子同位体)が色々あるみたいですからね
公安9課で見事ひっかりました。
了解いたしました。
匿名Xさんへ
都市伝説ついでに、
陸自"別班"と云う、内閣も知らない
中野学校ゆかりの組織が、アリまして
M資金で設立され、闇社会を餌として
運営資金調達しているとか、いないとか
信じる信じないは、アナタ次第
正直、日本人の感覚からすると「嘘も方便」という言葉に象徴されるように日本を含めアジアは嘘をつくことにどこか寛容に思えます。
一方でキリスト教が根底にある西欧は嘘に対して厳しい。
そういう西欧からすれば国家ぐるみで嘘をつくなんて信じられないのではないでしょうか。
一昔前の比較文化論みたいな言い方ですがそう思います。
とらじろうさんへ
英語にもwhite lieと言う言葉も有りますし
異教徒や異端には、何をしても良いと云う認識です
欧米の歴史を少し穿れば、国家ぐるみのウソ
何か日常茶飯事ですよ
国家同士の話し合いなんて嘘とハッタリの応酬です。
アジアなんかまだマシな方で中東とかアフリカなんか魔窟なので、そんな中でやってる合衆国大統領が北の将軍程度の嘘なんか見抜けない訳がないのです。
日本だと米朝とか米中の会談ばっかり報道してますけど、イスラエルやらサウジアラビアやらにもよく行ってますからね。