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日本国内から日本の足を引っ張る奇妙な人たち

韓国側から日韓関係を破壊しかねない「メガトン級爆弾」が次々と投下されている局面にありますが、不思議なことに、日本の方からそれを「擁護」する発言をする人がいます。なかには「東アジア連合体」なる、まさに「正気の沙汰とは思えない構想」を提示する人物もいるようですし、おそろしいことに、そのような人物が日本の元首相だったりもします。何より、「無能、無責任を極めた人物」が5年連続して国家元首を務めれば、その国がどうなってしまうかは自明の理でしょう。

日韓関係破壊する「メガトン級爆弾」

ここ最近、当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』では、韓国に関する話題を提供する機会が増えています。

その理由はもちろん、昨年10月30日の「徴用工判決」、12月20日の「レーダー照射事件」など、日韓関係を破壊しかねない「メガトン級爆弾」が、韓国側から相次いで投下されていることにあります。

これに加えて先週、1月10日には、文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領が年頭記者会見の場で、日本の記者の質問に対し、「日本は歴史に謙虚になれ」などと失言したことを受けて、わが国の世論が「沸騰」。

さらに李洛淵(り・らくえん)首相も、「日本の指導者たちが国内の政治的な目的で反感感情を刺激し、利用している」などと失言してしまい、いわば、日本の世論に対し、「火に油を注いだ」格好となっています。

2019/01/10 13:00 『正気の沙汰とは思えない、韓国大統領の「年頭会見」』
2019/01/10 22:00 『【速報】韓国首相「日本の指導者が政治目的で反韓感情利用」』

私自身、昨日の『いまや「日本が考える韓国の位置付け」は北朝鮮、中国と同じ?』のなかで、わが国の世論はあっという間に燃え上がるという性質を持っていると考えており、文大統領、李首相の発言をもって、日本の世論は「韓国との友好関係を諦める」という方向に動き始めた可能性があると考えています。

ただ、こうしたなかで、日本側にはこの期に及んで「韓国に配慮すべきではないか」と主張する人たちもいるようです。そんな見解を、2つほど紹介しておきましょう。

なぜ韓国を擁護するのか?

「国際政治学者」(?)の舛添氏の見解

そのうちの1つが、今年1月5日の時点で、スポーツ紙の「報知新聞」のウェブ版に掲載されていた、舛添要一・前東京都知事によるこんな主張です。

舛添要一氏、韓国レーダー照射反論動画に「落としどころを探るしかない」(2019年1月5日6時13分付 スポーツ報知より)

記事は韓国政府・国防部が今月4日、「レーダー照射事件」に対する反論動画を公表したことを受け、その翌日に掲載されたものですが、舛添氏は次のように述べています(※ちなみに、舛添氏の肩書は「前東京都知事」ではなく、「国際政治学者」になっています)。

  • 文在寅大統領は金大中、盧武鉉政権の流れをくむ左翼ポピュリストである
  • 昨年の米朝首脳会談以降、北朝鮮との関係に大きな進展はなく、支持率も落ちている
  • 「反日カード」を切りつづけなくては政権がもたないと判断しているのだろう

舛添さんには大変申し訳ないのですが、文在寅氏が「落ちている支持率を挽回するために反日カードを切った」という分析は、非常に浅いと思います。なぜなら、おそらく文在寅氏にとって「日本との関係」はまったく関心の外にあるからです。

もちろん、今回のレーダー照射事件に対する反論になっていない反論動画については、現在の韓国政府内で、「絶対に日本には頭を下げたくない」という気持ちが共通認識になってしまっているという間接的な証拠だと思います。

しかし、こうした動画を公表するよう、文在寅氏が直接の指示を出したとは考え辛いところです。

「落としどころ探るしかない」の不思議

いや、そもそもレーダー照射事件自体、私自身は「▼①現場による暴走、▼②現場の海域で自衛隊哨戒機により、何か都合が悪いことを発見された」、のいずれかだと考えていますし、真相については韓国が日本と国際社会に対して明らかにしなければなりません。

ところが、舛添氏は記事の最後に、こんなことを述べているのです。

慰安婦財団の解散、徴用工問題にレーダー問題も起きて今後、日韓関係は緊迫化する懸念もある。外交などによる政治的解決はなかなか難しいだろうが、日米韓の軍トップによる話し合いで、落としどころを探るしかないのではないか」(※下線部は引用者による加工)

いえいえ。

この問題に「落としどころ」を探るのは、少なくとも日本の役割ではありません。

そもそも火器管制レーダー照射自体、きわめて危険な行為であり、少なくとも「友好国」の機体に対して行われるべきものではありませんし、状況次第ではその行為自体が「宣戦布告」と見なされる可能性すらあります。

韓国政府は、火器管制レーダー照射事件についてはいまだにその事実関係を認めていませんが、昨年12月21日以降、説明が二転三転していて、日本の防衛省が昨年12月28日に発表した動画では韓国政府のウソがいくつも明らかになるなど、客観的に見て「クロ」の可能性は非常に高いといえます。

いまや「日米韓3ヵ国同盟」は完全な虚構

しかも、問題はこれに留まりません。

日本の防衛省の発表によれば、火器管制レーダー照射事件は日本の排他的経済水域(EEZ)内で発生していたそうですし、なぜあの場所に韓国海軍、韓国海警、そして北朝鮮漁船(?)が揃っていたのか、あの場所で何をやっていたのかという疑問も残っています。

客観的な状況を踏まえれば、北朝鮮に対する何らかの便宜供与などを疑われても仕方がないことを韓国が行っていたということでもあります。

レーダー照射事件が事実なら(いや、事実だと思いますが)、最低でも日本に対するレーダー照射に関する大統領自身による謝罪と責任者の処罰、再発防止策の策定と実施、そしてあの海域で何を行っていたのかに関する説明が必要です。

韓国がそれらを拒むならば、「日米韓3ヵ国同盟」どころか、その前段階の「北朝鮮核問題などを巡る日米韓3ヵ国連携」という構想自体、完全に頓挫したと考えて良いでしょうし、この事件を契機に、韓国は「あちら側」に行ったと位置付けるべきです。

いや、それどころか、韓国はもはや、日本の友邦たる資格すらない、ということでしょう。

東アジア連合体構想

鳩山さんに感謝したいのは…

こうしたなかで、「友愛」で知られる「あの人物」が、舛添氏の記事に前後して、ツイッターにこんな内容の投稿をされていたようです。

安倍首相は防衛戦略的には専守防衛は大変厳しいと、敵基地攻撃を可能とする護衛艦の空母化を決めた。私は日本が専守防衛の能力を超えた戦略を持つことに反対する。安倍政権のように周辺諸国を皆敵と考えるのではなく、いかに周辺諸国との信頼醸成を図るかが大事である。東アジア共同体が1つの答えだ。(2019/01/05 11:07付 ツイッターより)

考えてみれば恐ろしい話です。たった266日間とはいえ、このような人物が日本の首相を務めていたのですから。

皮肉ですが、鳩山元首相の最大の功績とは、「首相なんて誰がやったって同じだよ」、という無責任な思想を木端微塵に吹き飛ばしてくれたことだと私は考えています。

この人物は首相在任中に、バラク・オバマ前米大統領に対して「トラスト・ミー」などと言い放ち、沖縄県の普天間飛行場移設問題と日米関係をぶち壊したのです。無能、無責任という意味では、歴代首相の中で、菅直人(かん・なおと)元首相と双璧をなしていると思います。

欧州連合(EU)でさえ失敗しているのに…

ただし、この「東アジア連合体(EAU)」、または「アジア連合体(AU)」という構想については、10年以上前だと、日本国内でも提唱する人はわりとたくさんいました。そのモデルになるのはもちろん、ドイツ、フランスなどを中核とする欧州連合(EU)です。

現在、EU諸国は国境審査もなく、原則として自由に行き来できます(※厳密には、国境審査がないのは「EU加盟国間」ではなく「シェンゲン協定締結国間」ですが…)。そして、今では通貨ですら統一しています(※ただし、EU加盟国のすべてがユーロに加盟しているわけではありません)。

こうした欧州の状況を参考にしつつ、「日本も韓国や中国などと国境審査をなくし、自由に行き来できるようにしたうえで、将来的には通貨を統一しましょう」、といった構想を熱っぽく語る人が、昔は私の個人的な知り合いにもいました。

ただし、2008年のリーマン・ブラザーズの経営破綻をきっかけに発生した金融危機が、2010年頃には欧州債務危機に発展。ユーロという「共通通貨」を採用しているがために、ギリシャ国債などが何度もデフォルトの危機に陥り、そのたびに国際的な金融市場に衝撃が走ったのです。

それに、EUの場合は、「自由、民主主義、法治主義」といった基本的な価値を共有する国々が結成している国家連合です。そのEUですら、英国のEU離脱問題を抱えるなど、いまや欧州統合が迷走しているという状況にあるのです。

そもそも経済水準も法制度も異なるだけでなく、基本的な価値すらまったく共有していない日中韓3ヵ国が連合体を結成するとは、正気の沙汰とは思えません。

もしも鳩山政権が5年続いたら?

ただし、日本にとって幸福だったのは、議院内閣制を採用していて、かつ、首相の退陣という制度が存在していることです。鳩山元首相自身が「故人献金疑惑」など、身辺も真っ黒だったことに加え、鳩山政権の閣僚らがあまりにも無能だったことで、政権が自壊したのは、本当に幸運でした。

「もし鳩山政権が5年続いたら?」と考えると、空恐ろしい気持ちになります(もっとも、次の菅直人政権が日本をさらなる混乱に陥れたことを考えると、本当に「日本にとって幸運だった」といえるのかどうかは微妙なところですが…)。

しかし、あくまでも一般論で申し上げるなら、仮に「辞任できない大統領制」を採用している政体があったとして、鳩山元首相並みに無能かつ無責任な人物が5年間、大統領に居座ったら、その国はいったいどうなるのでしょうか?

その結果は、あえて申し上げるまでもないと思います。

今週も大きな動き

本日、日本は「成人の日」で祝日ですが、世界情勢は今週も大きく動くと想定されます。そして、隣国との関係を巡っても、私たちはその激変に備える必要があるでしょう。

日韓関係を巡るトゲは、大きなものとしては「徴用工判決」問題と「レーダー照射事件」問題があり、このうち「徴用工判決」問題については、先週、日本政府が日韓請求権協定に基づく紛争解決処理を選択しています(『協議申入は日本政府の「時間稼ぎ」?そしてその真の狙いとは』参照)。

しかし、もう1つの「レーダー照射事件」を巡っては、韓国政府側が反論になっていない稚拙な反論動画を8ヵ国語で公表する一方、日本政府としては再反論を検討していると報じられるなど、収束の兆しは見えていません。

さらに、日韓関係に横たわっているのは、この2つの問題だけではありません。慰安婦問題しかり、長年の竹島不法占拠問題しかり、韓国が一方的に法や条約や約束を破り、日本の利益を犯している問題は、ほかにも山ほどあるのです。

日韓関係を巡っては、私自身も若干「食傷気味」です。しかし、それと同時に現在は日韓関係が破綻するかどうかの瀬戸際にありますし、もし日韓関係が破綻したら、日本としても、防衛体制などを根本から見直さなければならなくなるなど、影響は甚大です。

その意味で、本件を巡っては予断を許さない状況が続く、という点については間違いないといえるでしょう。

新宿会計士:

View Comments (35)

  • 文在寅大統領と鳩山元首相は「破壊屋」
    「東アジア連合体」を作る?

    スクラップアンドビルドという言葉もありますが
    上記両者には関係の破壊は出来ても
    ビルドの能力も知恵もなし。

    そんなにしたいなら試しに中・北・南連合体でも作って
    日本に「お手本」をみせつければいい。

    日本は「インド洋・太平洋の価値観の近い諸国」と連携、連合していきましょう。
    あ、個人的にはあまり話題にならないが「モンゴル共和国」とも
    もっと親密になっていきたい。

    • 同感です。

      今回の徴用工問題の発端も、「建国する真情で下した差戻判決」だったはずです。
      こんな判断する人が、司法のトップたる立場にいたなんて信じられません。

      建国する前段階の「スクラップ能力」は存分に発揮しても、肝心の「ビルド能力」の欠如には、気づけないんですよね。

      エベレストよりも高いプライドの持ち主なんですから足元が見えないんでしょうね。
      (いつも、「誰かにやってもらってた」はずなんですけどね)

  • 朝から、失礼します。

    先日の、韓国大統領の年頭会見・首相の会見を聞き、多くの日本人が「もう無理だ、つける薬もない」と、匙を投げてしまったと思います。

    「三権分立だから、司法の判断は尊重しなければならない」との発言は、非常に無責任です。
    三権分立なら、それぞれの立場を尊重しつつも、互いに牽制しあう関係であるべきなんです。
    国際法の違法状態を是正すべき、行政・立法の長が、先日の発言なのですから、無責任です。
    遡及法や、親日家から財産を没収する法律がまかり通る国です。法治国家とは、呼べません。

    私も「韓国からの謝罪があれば、まだ間に合う」とか、宥和な思考は、木っ端微塵斬りです。

    これほどの仕打ちをうけて、なお、韓国を一方的に擁護するのは日本人ではないと思います。
    落としどころを探す段階は、とっくに過ぎています。いまさら何を言ってるのか解りません。

    日本政府には、「匙を投げたから」と放置するのではなく、きっちりとケジメて欲しいです。
    そうでなければ、国際社会に対する法治国家としての示しがつきません。最低でも謝罪です。
    *****

    何度も繰り返しで申し訳ないのですが・・。
    先日の年頭会見で、韓国は、戻れない一線を越えてしまったと思います。

    峠の向こうまで遠く舞い上がった凧は、糸が切れるとフラフラと風に流され墜ちるだけです。
    誰も、拾ってはくれません。

  • 追加です。

    昨日、共同通信が「協議について日本政府は30日の期限を切った」とあります。

    共同通信『韓国に30日以内の返答要請 徴用工訴訟協議で日本政府』。ということは、「協議要請」、「仲裁手続」をあわせ、最長で90日必要、ということか。https://t.co/sAM9PTxjOF— 新宿会計士 (@shinjukuacc) January 13, 2019

    このことは、第1項措置で30日、第2項、3項措置で60日を要するという意味であり、ほぼ3ヵ月の猶予を日本政府が韓国政府に与えたという意味でもあると考えます。

    そうなるとますます「日本政府の時間稼ぎとその狙い」が気になるところですね。

    引き続き当ウェブサイトのご愛読とお気軽なコメントを賜りますよう、何卒お願い申し上げます。

    •  独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。

       「日本政府が30日の期限をつけた」。この件で明日以降の朝日新聞が
      どのような社説を書くかが見ものです。もし社説で
      ①「たしかに韓国には問題があるが、日本は慎重に、そして冷静であるべし
      (つまり、何もするな)」。と書いてあらば、これは、朝日新聞が、これま
      で通りに反日新聞でゆくことを示しています。
      ②いつまでたっても何も書かない場合は、もし、日本国内で嫌韓感情が爆発
      した時に、それに朝日新聞が巻き込まれる危険性を考えると、朝日新聞社内
      でも意見をまとめることができなかったことを示しています。
      ③可能性は低いかもしれませんが、韓国の対応を非難する社説を書く。これ
      は、朝日新聞も、その信奉者も韓国に騙されていたことにして、彼らが離れ
      て行くことを避けようとしています。

       妄想にて失礼しました。

    • 私も愛読している中央日報を見たら「【今日の感想】この記事を読んで・・・」がカラフルに変わっていてちょっとびっくり。韓国でも「良く」変わることがあるのですね。(゜◇゜)

    • もう無視無視一切無視、どこまで厚顔無恥無知なのか…w
      頭の中に同じものが詰まってるとは到底思えない低次元w

      リンク先の事ですよw

    • 「不完全な65年体制の補完」ですか…

      韓国人としてはごく普通の「歴史の建て直し」ですね。
      有るべき姿になかった協定を有るべき姿に正さなければならない(キリッ!
      事後法がまかりとおっちゃうのもこれ。

      こういう感覚を「正義」とみなしている人々と何を話しても無駄ですな。

      • 仰有るとおり無駄ですね。時の政権の考えで永遠にゴールは動き続けます、という事ですからね。

  • 文在寅は韓国版のハトポッポですね。ハトポッポは本当にひどかった。次を守成するはずだった次のバカンもひどかった。
    韓国版ハトポッポはもう既に行き詰まっていて、おそらく保って後半年だろうというのが私の見立てです。後をポピュリズムの正統を守る韓国版バカンが引き継ぐ頃には韓国は崩壊しているかも知れません。これほど舐めきられた日本や裏切られきった米国が支援するはずもなく、どうするのでしょうかね。
    それよりなによりインドネシアが先に通貨スワップを要求したら韓国はどう対応するのでしょうか。ちょっと不見識ですが楽しみですね。

  • いまだに日中韓で枠組みを作ろうという人々がいるのが気持ち悪いですね。
    東アジアにおいて、ヨーロッパ世界(ローマンカトリックとアルファベットを共有、ロシア世界を含まない)に該当する世界は日本列島なのではないでしょうか。
    日本世界は150年前、国家連合から統一国家へ歩み始めました。ヨーロッパより100年以上進んでいます。独仏を日韓や日中と例える向きがありますが、日中韓の関係はヨーロッパ・ユダヤ・イスラムの関係と酷似しているように思います。儒教が旧約聖書の位置づけと考えるとぴったりはまります。日中韓で連合体を作るのは、ヨーロッパ・イスラエル・イスラムで連合体を作ることに匹敵すると思います。
    独仏の和解などが喧伝されますが、日本世界でのそれに当てはめるべきは会津と長州の和解ではないでしょうか。

    • 在加賀京都人 様

      コメント大変ありがとうございました。
      さて、当ウェブサイトの「スパム判定ソフト」の誤作動により、せっかくいただいたコメントが「スパム」に振り分けられてしまっていましたので手動で回復しております。
      この誤作動は、最近、ほぼ1日1回以上、ランダムで発生しており本日いただいたコメントのように、まったく問題がないものが勝手にスパムに行ってしまうものです。
      ご迷惑をおかけしましたこと、深くおわび申し上げます。

      また、引き続き当ウェブサイトのご愛読とお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

  • 以前の外交官ならこういう思考で落としどころを探るんだろうなぁ、ということがよくわかる記事です。
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190113-00010000-wordleaf-kr
    舛添さんも遠かれ少なかれか。
    多分外務省のキャリアって、こういう風に関係を保つもんなんだって、刷り込まれているんでしょうね。

  • 更新ありがとうございます。

    舛添要一氏(笑)。『日韓の問題は、落とし所を考えねばならない』?あのね、落とし所って、日本が何%かでも非があるんですか?すべてやりたい放題、日本には何しても許される、と言うのが国是の、韓国に100%責任があるんでしょうが。

    こんなのを知事に選んだのは、どこの有権者ですかね〜。ハイッ東京都民!BOKEた奴を選んだら駄目でしょうが。

    挙げ句の果てには、みみっちい領収書の問題とか(笑)やってくれるし。自分の豪奢な生活費は、自分で払いなさいッ。書いてて恥ずかしいわ。

    都民さんにはキツイ言い方だが、小池も再任させるなよ。アレは荒らすだけで、実務出来ないよ。長年の小池ウォッチャーとして、進言する。

    ハトポッポは、『東アジア共同体』(爆笑)。涙が出るわ。そんなチームに入って、日本は莫大な資産を何かとタカラレ、貧乏国真っしぐらだ。『安倍首相の防衛政策 は専守防衛に反する』、、中国から勲章もらえるぞッ。名誉共産党員勲章(笑)。もう海外出かけて、日本を貶める発言しないよう、『渡航禁止』に出来ないものか。

    『徴用工判決日本企業在韓資産差し押さえ』は最長90日の猶予(というか期間)ですか。その間、日本企業は韓国からの手仕舞い、訪日ビザ免除無し、邦人渡航の自粛、在韓邦人の帰国、経済制裁、、いっぱいやる事、ありますね。ああ、急がねばッ。

    • 形式上は桝添や小池を都知事に選んだのは東京都民の不見識ということにはなるのですが、私は自民党東京都連の責任が大きいと思います。

      2014年東京都知事選挙では候補者が、舛添要一、細川護煕、宇都宮健児、田母神俊雄、他泡沫候補12名でした。どうしても誰かを選べと言われたら、消極的に桝添を選ぶしかなかったでしょう。

      2016年東京都知事選挙では、21名の立候補者がいましたが事実上、小池百合子と鳥越俊太郎の一騎打ちでした。どちらか選べと言われたら、やむを得ず小池を選ぶしかなかったでしょう。

      理想論としては、都連は桝添や小池を推薦してお茶を濁すのではなく、ちゃんとした行政手腕のある人物を公認候補として擁立すべきでした。現実にはそんな人材がいなかったから、あんな候補者を都民に選択させたのです。

      それでも東京都や大阪府は沢山の候補者が出てくるだけ選択肢に恵まれています。田舎では無投票当選か、事実上の一択しかないことは珍しくありません。地域のしがらみや地元有力企業の意向で結果は決まってしまっています。自民党県連もそういう状態にあぐらをかき、馴れ合いの出来レースばかりしています。大した人材はいません。

      有能な三十代、四十代の人間が政治家として生きたい願うときに、成長を支える組織として自民党の都道府県支部連合会が機能してくれたらいいのになあ、と叶わぬ願いを持っております。

      • 阿野煮鱒 様

        あの、実は小池氏の都知事選勝利決定時に、私が『小池など選ぶな。都民の良識を疑う』というコメントをし、小炎上した事があります(笑)。

        曰く『都民をバカにするのか』『都民が選んだ人を他県の者が文句言うな』『選択肢が無かったんだ』『小池本人どうこうより、自民東京都連が悪い』『都連が一枚岩でなく工作するドンが居る』、、。

        確かに。ハイ、仰る通りです。そのコメント頂いた方々は、もうココに余り見えませんがね(私は覚えてるよッ)。しかし、東京都知事は、全国のトップの自治体長。もうちょっとマトモな候補を考え、立てて貰えませんかね?というのが私の考えです。

        美濃部とか青島幸男だとか石原慎太郎、舛添要一、猪瀬直樹(でしたか?)、小池百合子。

        いずれも実力はともかく、ネームバリュー先行型ですよね。自民都連も小悪党が居り、とても都民の事など考えてないヤカラが多かった。

        もっと都の事を理解した、立候補を考えても良いと言う方が居るだろうに『この中ならこの人かな』程度で選ばせる。正直、田舎県(失礼)の方が二世首長や利益還元で分かりやすい選挙だと思います。

      • めがねのおやじ様へ

        > もうちょっとマトモな候補を考え、立てて貰えませんかね?

        私が一番言いたいのもそれです。自民党は、国会議員の上層部には素晴らしい政治家が何人もいらっしゃいますが多くは有象無象ですし、地方組織となるともう、地縁血縁、後援組織で票の取り合いをしているだけなので、所属政党関係なく、個人が背景に抱えている力関係だけです。自民党員になってみた数年間、県連の実態を内側から見て失望しました。

        地方では、優れた人材は企業がさらっていくか自分で起業するかで、政治家になる人は極少数なんだと思います。でも、せめて帝都の首長くらいは、安倍さん級とはいかなくても、谷垣さんや西田さん級の(あ、どちらも京都のお人やおまへんか)実力者が立候補して欲しいものです。

      • 私は逆に都民が小池選ぶのもまぁあの時の選択肢の中では結構頑張ったなと思っていました。
        下手をすればあのパヨクが都政を仕切り始めていた可能性もあるので頑張った方ですよ。
        しかしメディアに担がれ始めてから狂い出し、ただ東京オリンピックを成功させるだけで今後の影響力が拡大したのに無駄に騒ぎ野心から政党を作ろうとして失敗。
        都政も目標の割にあまり改善しておらず何がしたかったのかよく分からなくなりました。

        耐えて地味な実務をする事が出来ないという印象です。それが出来ればもっと支持が集まったでしょうに……残念な事です。

  • 新宿会計士様
    いつも「知的好奇心」を刺激する記事をありがとうございます。

    非常に些細な事で申し訳ないのですが
    今回の記事の中

    さらに李洛淵(り・らくえん)首相も、「日本の指導者たちが国内の政治的な目的で反感感情を刺激し、利用している」などと失言してしまい、いわば、日本の世論に対し、「火に油を注いだ」格好となっています。

    で「反感感情」とあるのは「反韓感情」ではないでしょうか。
    以前の記事にも、同じ表現が有ったようなので、少し気になり、お伝えいたします。

    本当に些細な事で、申し訳ありません。
    どうか、お許し下さい。

  • 民族主義という問題もありますな。
    21世紀近くになっても20世紀に押さえ込んだはずの民族主義は克服できず再燃するケースが多発しました。
    コミュニケーション技術の発達で改善するという理想論は、日韓関係の例でわかるとおり、まったく破綻しました。
    少なくとも日本と韓国の間では、光ファイバーで情報が光の速度で飛び交い、検閲は基本的にないのに、これほど距離の遠くなった国はありません。情報の制限されていた時代の方がまだ「良好」だったくらいです。
    (交際している時分には仲が良かったのに結婚したら嫌いになったみたいな)
    まあ逆に情報が多くなって相互理解が進んだケースもありますが、距離よりも価値観があうかどうかがポイントであるというのはこのエントリの通りです。

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