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日韓の「情報戦」が開戦したなら戦力の逐次投入はタブー

インターネット上では、最近、連日のように韓国駆逐艦による「レーダー照射事件」に関する仮説が掲載されています。こうしたなか、「JBプレス」というウェブサイトに、「韓国海軍の軍艦などは北朝鮮に対する国連制裁決議に違反し、北朝鮮船舶に燃料を提供していたのではないか」、という仮説が掲載されています。こうした仮説が正しいかどうかは別として、韓国が日本の友好国であり続けたいと思うなら、韓国はレーダー照射事件を巡って日本に謝罪しなければなりませんし、それを拒絶するというのならば、日本は韓国を「仮想敵国」に位置付けるべきでしょう。

レーダー照射の目的

韓国海軍駆逐艦による日本の海自哨戒機に対するレーダー照射事件を巡っては、多くの人が関心を抱いており、日韓を問わず、インターネット上では連日のように関連する記事が出て来ています。

こうしたなか、「レーダー照射をやった、やらない」という視点だけでなく、私は「なぜ、あの海域に韓国の軍艦がやってきていたのか?」という点についても深い関心を抱いており、こうした問題意識から『もういちど考える:そもそも韓国海軍は何をやっていたのか?』という議論を提示しました。

この中で私は、「なぜ、韓国海軍が日本の排他的経済水域(EEZ)内で活動していたのか?」については、次の3つの仮説が考えられる、と申し上げました。

最初の仮説は私自身が提示したものです。ただ、防衛省が後日公表したP1哨戒機の映像を見る限り、映っていた北朝鮮漁船と思しき船舶は非常に小さく、「自衛隊機が瀬取り現場に遭遇した」という可能性は、現時点ではとりあえずは排除して良いでしょう。

次の「脱北した木造船の拿捕」という論点は、拓殖大学の荒木和博教授が提唱した仮説であり、若干不自然な点がないでもありませんが、さまざまな点で説得力はあると思います。

こうしたなか、現時点で私がいちばん可能性が濃厚だと思っているのは、「現場の暴走」仮説です。

オリジナルの考えは日本経済新聞社の元編集委員でもある鈴置高史氏が、昨年12月27日に『日経ビジネスオンライン』に寄稿した、『「現場の嫌がらせ」では済まないレーダー事件/くるりと言い訳を翻した韓国』とする記事に含まれていたものです。

ただ、これと似たような考え方をする人は有識者を中心に多く見られ、なかには「実は自衛隊機は過去に何度も韓国側からレーダー照射を受けていたのではないか?」などとする意見もあります。

このため、韓国側の行動に「何か特別な意図があった」というよりも、むしろ、海軍の現場レベルで日本に対する思い上がりが蔓延しており、それが日本に対する突発的な不法行為につながった、と考えたほうが、すっきりと説明が付くようにも思えるのです。

国連安保理違反仮説

こうした「瀬取り仮説」、「拿捕仮説」、「現場暴走仮説」に加えて、もう1つ、こんな興味深い記事を発見しました。

レーダー照射:国際法違反を知られたくなかった韓国/韓国軍が海自哨戒機にレーダー照射、日本に難癖つける本当の理由(2019.1.8付 JB Pressより)

8日付の『JBプレス』に掲載された記事によると、レーダー照射の本当の理由は、韓国が国連制裁決議に反し、北朝鮮の漁船に燃料を補給していた現場を見られたくなかったからではないか、とする仮説が提示されています。

JBプレスのプロフィール欄によると、記事の執筆者である西村金一氏は防衛省に勤務されたのち、定年退官後に三菱総合研究所専門研究員を経て2012年に軍事アナリストとして独立。以来、多くのテレビ番組に出演するとともに多数の著書を有するなどの活躍をしている人物です。

西村氏は、韓国側が公開した「海自哨戒機が韓国軍艦に異常接近している」とする映像を見て、「どう見ても異常接近しているようには見えない」にも関わらず、それを発表すること自体が「論理矛盾を起こしていながらも、頑なに日本を非難している」と断じています。

軍事知識がない人は騙すことができても、軍事知識がある人を騙すことはできない。(中略)支離滅裂で論理矛盾を起こしてまでも、なぜそのようなことを発表するのか――」。

その理由として、西村氏は防衛省が公表した動画に注目。

「日本の経済水域に深く入り込んだ海域で、韓国の海軍軍艦と海洋警察警備艇、北朝鮮の漁船(あるいは工作船?)がすぐ近くに存在していた」ことが「偶然とは考えられない」と指摘します。

そのうえで西村氏は、この漁船が「燃料不足になり漂流していたところ、その連絡を受けた北朝鮮の機関が金正恩政権に報告し、南北朝鮮のパイプを使って韓国の文在寅政権に連絡。そこから国防部や海洋警察に連絡した」、という仮説を提示しているのです。

西村氏の仮説が事実なら?

この西村氏の仮説は、以前から当ウェブサイトで提唱している仮説の1つである、「韓国海軍が日本の自衛隊哨戒機に見つかりたくなかったがためにレーダー照射を行った」という考え方と整合しています。

もちろん、この西村氏の説明は仮説の1つに過ぎませんし、西村氏の議論には、たとえば、一般に「漁民が乗る漁船は、連絡できる通信機を積載していない」、といった「仮定」が多いので、この議論がそのまま事実を述べていると短絡的に考えるべきではありません。

しかし、もしこの「燃料提供仮説」が事実だとすれば、これはれっきとした「北朝鮮船舶に対する燃料の提供」であり、韓国による国連制裁決議違反にもつながりかねません。そうなれば、ことと次第では国際社会は韓国に対するセカンダリー・サンクションを発動することもあり得るでしょう。

情報戦はもう始まっている?

ところで、レーダー照射事件を巡っては、現在、韓国側は頑なにその事実を認めておらず、それどころか、「むしろ日本の海自機の方が低空の威嚇飛行をした」、「日本こそ謝罪すべきだ」、といった具合に、日本に対して「逆ギレ」している状況にあります。

この「逆ギレ」の理由が、韓国にとって何らかの都合が悪い状況(たとえば、北朝鮮の工作船に燃料を提供していた、など)から世界の目をごまかすためなのか、それとも、韓国特有の支離滅裂な態度なのかは、現時点では何とも判断がつきません。

ただ、どちらが正解だったにせよ、このまま韓国に対し、事態をうやむやにしてしまうことは、許されません。

やはり、韓国が日本の「友好国」であり続けたいと思うならば、まずは真摯な謝罪と責任者の処罰、そのうえで徹底した真相究明と再発防止策の策定と実行が必要です。

逆に言えば、真摯な謝罪と責任者の処罰などがなされないのであれば、日本は少なくとも安全保障分野で韓国を「友好国」と見なすべきではありません。あまり言いたくはありませんが、最低でも「仮想敵国」扱いが妥当でしょう。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

こうしたなか、私は今年1月4日に韓国が公表した反論動画を見るまでは、日本としては1つずつ証拠を出し、韓国の逃げ道をふさぎ、追い詰めていくという方法が望ましいと考えていました。

ただ、韓国側は支離滅裂な主張であっても、とにかく「大きな声で騒ぐこと」で国際社会を味方につける戦略に転じたという言い方もできるかもしれません。

慰安婦問題を巡っては、「(人口が2000万人ていどだった)朝鮮半島で少女のみ20万人を日本軍が組織的に拉致して戦場に強制連行した」という、明らかに荒唐無稽なストーリーが韓国側の主張の要諦です。

しかし、日本政府(とくに外務省)はこれに有効な反論を加えず、放置し続けたことで、いまや慰安婦問題とは、国際社会においては「事実」として取り扱われているのが現状です。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)をはじめとする欧米メディアなどでも、慰安婦問題は “Sex Slaves” (性的奴隷)と報じられていますし、あたかも日本が反省も謝罪もしていないかのような言いぐさがまかりとおっており、私自身、日本国民の1人として、本当に悔しい思いを抱いています。

このように考えていくならば、韓国側が1月4日に再反論動画を公表した時点で、日本は「韓国は謝罪する意思がない」と判断すべきであり、以降は「情報戦」に徹するのが正解といえるかもしれません。

そして、情報戦となれば「戦争」の考え方が成り立ちます。戦争では「戦力の逐次投入」は許されません。圧倒的な戦力を初期段階で投入し、相手方を一気に殲滅することが重要です。

いずれにせよ、近日中に防衛省からの再反論がなされるのかどうか、そしてどのような反論が出て来るのかを巡っては、まだまだ目が離せない展開が続きそうです。

新宿会計士:

View Comments (33)

  • 岩屋が馬鹿な(無駄な)二国間協議を韓国側とする方向のようだ
    何があっても韓国側は認めないでしょう

    防衛大臣は小野寺さんなら良かったのに

  •  小生の方では確認が取れませんが、日本のTV朝日で次のような報道があったそうです。12/27の実務者会議で日本側がレーダー波形の相互提示を提案したのに対し韓国側がそれを拒否したそうです。軍事機密に値するので出せないそうです。互いのデータを第三者(この場合は米軍になるのでしょうか?)に解析させることも提案したそうですが、韓国側はこの件に関しては先送りしたそうです。

     日本に対しデータを出せと騒いでいる割にいざ日本がデータ開示に踏み切ろうとするとヒヨるいつもの韓国人特性が出てます。この件は韓国側が動画を公開する前の話であるにも関わらず、動画内では日本に対しデータ提示を求めています。つまり、韓国側は日本がデータ提示が出来ないと判断して動画を編集したわけではないのです。ここまでくると韓国側のあまりの無能さに目眩がします。

     今回のレーダー波形は日本もアメリカも共同訓練等でデータを蓄積しているはずですから、アメリカもすでに把握していることだと思います(下手すれば中国やロシアも知っているかも知れません)。あまりにも文在寅大統領とその仲間達の無能ぶりが明らかになる問題です。韓国はここまでやってしまったら、さすがに引っ込みがつかないでしょうから、裏で日本に泣いて頼むしかないはずです。

     再度の実務者協議で何を言ってくるのか楽しみです。

     駄文にて失礼します

      • spacemen 様

         情報ありがとうございます。

         仰る通りかなり詳しく説明されておりました。

         最近楽韓webはチェックしてませんでしたので、今後はこまめにcheckするようにします。

         また貴重な情報をお待ちしております。

         駄文にて失礼します

  • 小生思うに、脱北者の逮捕・殺害が韓国海軍の作戦行動だったのではないかとの説を支持します。

    しかもその脱北者はただ者ではなく相当な大物で、
    北朝鮮のみならず韓国にとっても明るみにしてはこまる情報を持っていたのではないかと思います。

    理由としては、


    小さな木造船を捕えるために、韓国海軍旗艦でもあった駆逐艦や海上警察最大クラスの艦船を派遣している点
    木端漁船とわずか4名の捜索にこれほどのコストをかけるのは不自然かと

    一人死亡しているほどの海難救助で、生存者三名(と一遺体)をすぐ翌日に北に送還している
    通常ならば健康のチェックや体力の回復のため1週間くらいは入院してから帰国させるのではないか?

    日本のEEZ内に、軍旗も国旗も掲げず、日本に連絡もせず、こそこそと作戦行動をとったのは極秘ミッションであった可能性が高い

    日本側の無線連絡にも応えていないし、追い払うようにFCレーダーを執拗に浴びせている

    これらのことから最も考えやすいのは、

    相当な情報を持った重要人物が脱北した(or しようとした)
    経済制裁で石油の不足している北朝鮮は追跡能力がなかったため、金は文に連絡し逮捕を依頼。
    文は漏えいしたら大変にまずい情報だと認識したので最大クラスの追っ手を差し向けた。
    ひょっとすると、遺体一名はその捕縛現場を哨戒機に見られたのでその場で口封じされたのかもしれません。

    その情報とは、金正恩の潜伏先とか、核兵器の隠し場所とか製造設備の場所とか・・・

    レーダー照射がどうしたこうした、証拠のビデオだのなんだの、
    全てその情報を流出した可能性があり、人々の目を『その事態の本質』から目を背ける目的かと思います。

    現場の暴走なら、トカゲのしっぽ切りしておしまいって程度じゃあないでしょうか。

    全ての命令は文が出したものと、ほぼほぼ確信します。

     

  • JBプレスならこちらもオススメですよ。
    http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/55091
    韓国国防相の更迭もありうるレーダー照射事件の報い
    軍内部の反日感情を沈め、日本に謝罪することはできるのか
    2018.12.28(金) 小川 和久

    小川和久氏なら、まあそう変なことは言わないでしょうと読んでみると、中国の行動原理についてきちんとした考察がなされています。
    中国のFCレーダ-照射事件でメンツとエスカレーションを抑制した挑発行動のあとには、政治的に手打ちに動いて、中国が大人しくテーブルに着いて、CUESを締結した流れの解説など素晴らしいものです。
    一方韓国ではw

    http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/01/07/2019010780144.html
    海軍トップがレーダー問題の部隊を訪問 対応を叱責?

    上が責任を持って解決する様な知性的な・あるいは打算的・政治的な動きは期待できそうにありませんw
    韓国人にとっては責任は下の人間に取らせるものという文化なんでしょうね。

    話は変わりますが、引用先の記事はちょっと的外れですよ。
    北朝鮮への石油輸出を制限した国連制裁決議は、何十万バレルというオーダーでの輸出制限であり、あるいはそれを破る目的の油槽船に関するもので、漁船に搭載できる程度の量で、「救助」という緊急避難的な量の燃料補給の正当性をひっくり返す理論的根拠には乏しいです。この程度の些末な違反は、そこまで必死になって隠す様なものではありません。(それよりミカンの方が真面目に国連制裁違反だったんですよw)
    またそんな制裁を気にするなら、WARS5001は強力なエンジンで、かなり大きな船まで曳航できる性能があるのでそうすればいいだけだった話。
    やはり、「救助」が問題だったというのは無理目な話。

    あと元記事ですが、おそらく記事を執筆された西村氏とは別の編集者(整理部)がやらかしたのかもしれませんが、国連決議違反も日韓SAR協定のいずれも「国際法」ではありません。なんかこの記事を引用して「韓国は国際法違反!!」とか、やらかしそうな人が出てきそうな予感。

  • 二転三転支離滅裂で自らの主張がグズグズになればなるほど胸を張って堂々と日本を批判する韓国には甚だ腹立たしい限りですがあんな幼稚園児並みの主張すら軽く論破することができない日本政府に最近はヤキモキや苛立ち通り越し強い憤りを覚えます。

  • 普通に考えて 情報戦は始まってしまっていると思われます
    誰かが 大怪我を負うようなものでは無いだけに どの時点かと 時期を明確にできないだけで・・・
    勿論 対 韓国(のみ)戦 ということでは ない筈です

    しっかり 日本のあるべき姿を ビジョン した上での
    戦略なしには
    取り組み得ない 状況にあると 考えてしまいます。

    戦術としての 逐次投入は 戦術目的のなんたるかによるはず

    これまでは 日本の威力捜索であったと 期待しています

    上手く 危険のない範囲に 準備のない者は避難するべきです
    あれよ あれよといううちに戦火は拡大しかねないから

  • 情報戦においては効果的なカードのみに限定して逐次投入の方がセオリーな気がします。

    実戦部隊の衝突であれば、初期に敵戦力を破壊して彼我の戦力差を確定させる事で優位を維持する事が有効ですが、情報戦では相手戦力を破壊しませんから、無用に多くのカードを出す事は相手の選択肢を増やす事にしかなりません。

    現状では「何故FCレーダーを照射したのか」という問いへの返答に韓国側が苦慮しているのだから、その一点を攻めつつ、韓国が取り得る反論の範囲を狭め、出してきた反論を即座に否定するという戦術が正しいように思います。
    状況の推移を見てタイミング良く本丸の「あの位置で何をしていたのか」を問い詰めるという流れ。

    それと、この件で日本政府が何を狙っているのか今一つ分からないのですが、韓国が日本を敵性国家だと認識している事実を日本国民に知らしめるには一気に解決するより時間をかけた方が効果的ではないでしょうか。
    うまい具合にワイドショーのメイン視聴者である奥様方を飽きさせない程度に更新されていることですし。

    • 私も情報の逐次投入に賛成です。
      例えば向こうが失言しかかった時など、情報は適切なタイミングで出せば非常に効果的です。
      今全部さらけ出す必要はありませんが、いずれは出すべき。
      ずっと黙っているのが最悪の手です。気がついたときには情報が消費期限切れになっていてせっかく持っていた情報が無価値になります。

      • 情報戦に限らず、投入に適さない戦力というものはありますから、展開によっては使えないものが出てくるにのは仕方がありません。
        次の矢が出せなくなった時点で負けなのですから、使えなくなるカードを心配するより相手のカードを使えなくする事が重要です。
        韓国が出まかせによって自縄自縛になっている展開を有利な日本側が崩すのは愚策です。
        日本が一気に展開させるとしたら、終局が見えた時でしょう。

  •  独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。

     情報戦を行うと覚悟するためには、安倍総理が戦略的な目標を、どこに
    設定するか(そして、それが正しいと覚悟できるか)が、重要になります。
     その目標は何なのか、安倍政権の閣僚レベルでも、それが共通認識とさ
    れているかは、分かりません。(希望的観測かもしれませんが、それてい
    ると信じたいものです)
     この戦略的目標で(最悪の場合)日韓断交まで行かなくても、日韓友好
    破棄(?)まで想定しているかで(情報戦の)情報の出し方も変わってき
    ます。(自民党内部でも、そこまで行くのに躊躇する人もいるでしょう)
     また、(日本の)野党や日本マスコミ村が、「韓国との情報戦に投入し
    た」と認識することができるかで、彼らの動きが変わってきます。(その
    上で、安倍政権をサポートするのか、安倍政権の足を引っ張るのか、支持
    者の手前、それを認めることが出来ないのかは、分かりません)

     いずれにしても、情報不足のまま、あれこれ気を揉む日々か続きそうで
    す。

     駄文にて失礼しました。 

  •  *更新ありがとうございます。

     *ことここに及んでも、韓国は火器管制レーダー照射を絶対に認めようとはしません。大方、最初は『日本が大目に見る』『強く出たら日本は引く』ぐらいに思ってたんでしょう。途中部分は省略しますが、本日まで一切謝罪は無く、日本が「駆逐艦のレーダーのデータを出せ。日本も哨戒機の受けた受信波を解析済みだ」と言ってますが、韓国に提出する気は無いです。

     * ところで、何故日本の能登半島近くの日本海で駆逐艦、警防艦、漁船が接線していたのか。
    私は、燃料瀬渡しや、みかん運搬ではなく、要人の受け渡し、もっと言うと脱北した北朝鮮高官を北漁船に乗せ換えようとしたのではないか、と思います。ボートはその為です。いきなり駆逐艦から漁船には渡しにくいです。しかし所業は悪魔ですね。

     * そこに邪魔な日本の哨戒機が来た。絶対見られてはいけない。てっとり早く追い払うにはレーダー照射です。実包入りのミサイルを発射させるまでもなく、ロックオンされたら避隔します。一人死んだのは殺したんでしょう。あとの3人は北へ。この辺がスイスイと運ぶのも変です。
     
     * それと原油や石炭などは貨物船、輸送船でもあるまいし、駆逐艦には大量に積載するスペースがありません。いくら韓国海軍(笑)艦艇とはいえ、戦闘艦ですから。また警防艦が居たのは、遭難漁船救助の偽装でしょう。また、広い海上で、あんなにうまく3隻が出会うことなど、事前に決めておかないとできないです。韓国の西海や東シナ海では自由主義諸国船に発見される危険が高く、あえて日本海にしたのではないか。国旗も翻さず、『不審船』として。

    * 韓国は謝罪する意思がないのであり、日本は『戦う』のが正解といえます。但し『兵法では軍事力の小出し』は負けるか、長期戦になります。圧倒的に有利と言える今、日本は韓国を正論と経済制裁で、叩きのめすべきです。もう友邦国ではありません。文が支持率低下とデモで退陣しようが、【反日】だけは生き甲斐ですので、止めません。日本は相手を敵性国と定めて北ともども締め上げるのが良いと思います。

  • 情報戦を掲げるならば出来るだけわかり易く、大勢に聞かせる事が重要と思います。
    当然韓国の様な印象操作や無関係と思える様な言語での宣伝が前提になります、
    日本もやるからには、韓国の主張がいかに悪辣且つ捏造であると主張しなければ勝てない。
    大声で主張しましょう。

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