今週、当ウェブサイトでは『「鳩山政権が5年続いたら」?フランスで無知を晒した文在寅』と『文在寅フランス訪問は大失敗 南北鉄道という新たな「火種」』で、韓国外交の迷走と自滅の証拠を相次いで紹介しましたが、それに「追い打ち」を掛けたのが、文在寅氏に2日遅れてマクロン仏大統領と会談した安倍総理の成果です。正直、「安倍外交の完勝」であるとともに、ごく一部のブロガーにとっても非常に都合が悪い結果に終わったようです。
目次
文在寅外交の自滅
韓国の対フランス外交の大失敗に「追い打ち」
私は今週、『「鳩山政権が5年続いたら」?フランスで無知を晒した文在寅』のなかで、韓国の文在寅(ぶん・ざいいん)大統領がフランスを訪問し、北朝鮮制裁の緩和をエマニュエル・マクロン仏大統領に要求する予定だ、という話題を取り上げました。
そのなかで私は、フランスが日本との間で、外相・防衛相の「2+2会談」を過去4回にわたって開くなど、最近、とくに関係を強化しているという事実を指摘した上で、次のように予言しました。
「まことに申し訳ないのですが、文在寅さんがノコノコ出掛けて行って、すでに日仏両国が合意した「圧力による核放棄」を覆せると見るのは、非常に甘いのではないかと思います(※もっとも、相手がエマニュエル・マクロン大統領であるという点については、少し不安も払拭できませんが…)。」
いわば、常識的に考えてマクロン氏が文在寅氏の提案を呑むことはあり得ないとは思うものの、マクロン氏のことだから、いきなり文在寅氏の要請を呑んでしまうリスクもないではないな、という私自身の判断です。
この私自身の予言(あるいは判断)、果たしてどういう結論だったのでしょうか?その答えは、2日後に掲載した『文在寅フランス訪問は大失敗 南北鉄道という新たな「火種」』のなかで触れたとおりです。
私自身はマクロン氏に対し、ちょっとした懸念も持っていたものの、結論的には急に終わり、マクロン氏はごく常識的な判断を下しました。具体的には、韓国大統領に対し「ゼロ回答」を示したのです。いや、事実上の「門前払い」と言うべきでしょうか?
そして、韓国外交に対し、事実上の「追い打ち」を掛けたのが、次の話題です。
日仏首脳会談(ワーキング・ランチ)(2018/10/17付 外務省HPより)
欧州歴訪中の安倍晋三総理大臣は現地時間の17日午後、エマニュエル・マクロン仏大統領との会談(ワーキング・ランチ)を行い、次のような発表を行いました。
- 安倍総理は、来年のG20の議長国である日本と、来年のG7の議長国であるフランスが緊密に連携していきたいと述べた
- 両首脳は、防衛協力の基盤となるACSAの署名を歓迎しつつ、自由で開かれたインド太平洋の実現に向け、日仏間の具体的協力をさらに積み重ねていくことで一致した
- 両首脳は日EU・EPAや日EU・SPAの早期発効に向けて引き続き協力していくことで一致した
- 安倍総理はマクロン大統領に対し、英国のEU離脱についての透明性と予見可能性、法的安定性の確保を要請した
- 北朝鮮情勢について、両首脳は、引き続き、米朝プロセスを後押ししていく必要があり、そのためには、安保理決議の完全な履行の堅持が必要であることで一致した
- 両首脳は、ASEMやG7の場を含め、日仏が結束して「制裁回避」を防ぐ取組を維持・強化することの重要性を確認した
- 両首脳は、拉致問題の早期解決を含め、引き続き日仏間で連携していくことで一致した
- 両首脳は、核合意を含むイラン情勢等についても意見交換を行い、日仏で引き続き緊密に連携していくことを確認した
ただし、引用にあたっては一部項目を割愛しているほか、文章を要約しています。正確な原文を詳しく知りたい方は外務省のウェブサイトでご確認ください。
北朝鮮については2項目
私の印象を申し上げれば、よくぞここまで完璧な合意を取り付けたものだと驚きます。
とくに、欧州の大国であると同時に核保有国・国連常任理事国でもあるフランスとの関係を良好にしておけば、インド・太平洋戦略において中国を牽制するのにも役立ちますし、安倍総理や麻生総理が掲げる「セキュリティ・ダイヤモンド」、「自由と繁栄の弧」などの考え方とも整合しています。
その意味で、今回の安倍総理訪仏の成果は極めて大きく、外交の勝利点をまた1つ重ねた格好だと断言して差し支えありません。とくに、北朝鮮問題については、日本が求める非核化と拉致問題解決の2項目がどちらも含まれ、マクロン氏はほぼ完全に、安倍総理と立場を共有した格好となりました。
共同声明にあった、「安保理決議の完全な履行の堅持が必要である」とは、「北朝鮮に対する最大限の圧力」に基づく現在の厳格な経済制裁を完全に維持する、というものです。
言い換えれば、この声明文自体、韓国外交(あるいは北朝鮮外交)の完敗です。これについて確認するために、文在寅氏の要請内容を、もういちど確認しておきましょう。
文大統領、マクロン大統領に「北朝鮮制裁の緩和に力を貸してほしい」(2018年10月16日07時08分付 中央日報日本語版より)
韓国メディア『中央日報』日本語版によると、文在寅氏は15日、マクロン大統領に対し、
「少なくとも北朝鮮の非核化が後戻りできない段階に来たという判断に立つなら、国連の制裁緩和を通じて非核化をさらに促進していくべきだ/マクロン大統領が安保理常任理事国としてこのような役割を果たしてほしい」
と要請。これに対しマクロン氏は
「北朝鮮が非核化とミサイルプロセスに対して実質的な意志を示すよう期待している。その時までは国連制裁を継続しなければならない/フランスは北朝鮮の非核化に対し、完全かつ検証可能で不可逆的なプロセスが始まることを希望する」
と即答した、というものです。
誰がどう見てもゼロ回答です。いや、ここまで来ると、もはや「門前払い」と言った方が正しいのでしょうか?そして、安倍総理との会談で、非核化なしに国連の制裁緩和はあり得ないこと、拉致問題解決に向けて日仏が緊密に協力していくこと、という2点が、改めて示された格好となっています。
この一連の流れについて、外交をウォッチしている立場からすれば、文在寅氏はフランスで恥を晒しただけでなく、2日後にフランスを訪れた安倍総理によって追い打ちを掛けられ、完膚なきまでに叩きのめされたのだ、と評価することができるでしょう。
外交的に孤立し、自滅する韓国
考えてみれば、朴槿恵(ぼく・きんけい)前政権のころは、「国際社会で日本を貶める」という韓国の戦略は、ある程度うまくいっていた気がします。
たとえば、2015年7月には、明治期の産業革命関連施設のユネスコ世界遺産登録を巡って、もともと存在しなかった「朝鮮人徴用工問題」があたかも事実であったかのごとく日本のユネスコ代表に認めさせ、あわせて日本政府に「朝鮮人徴用工問題」についての説明版の設置などを呑ませたことがありました。
当然、日本外交が敗北した理由には、当時のユネスコ大使だった外務省の佐藤地(さとう・くに)という愚か者による「自滅」という側面もありましたが、韓国の旺盛な「ジャパン・ディスカウント戦略」がかなりうまく行ってしまっていたという点は見逃せないと思います。
しかし、朴槿恵政権時代も含め、韓国が米国を裏切り、①中国に擦り寄ったり(李明博(り・めいはく)、朴槿恵政権)、②北朝鮮に擦り寄ったり(金大中(きん・だいちゅう)、盧武鉉(ろ・ぶげん)政権)していて、米国政府内では対韓不信がじっくりと溜まっていたこともまた間違いありません。
しかし、文在寅政権になって以降は、韓国政府は完全に北朝鮮に乗っ取られてしまい、これにもともと韓国民の間で根強かった反日感情が理不尽に増幅され、暴走し始めています。
「旭日旗騒動」「観艦式騒動」については『旭日旗騒動と観艦式の振り返り「全世界に恥をさらした韓国」』でも触れましたが、観艦式に参加した各国の海軍は、韓国に対し、「わかる人にはわかる嫌がらせ」をしたというオチまで付きました。
それに今回の「マクロン密使事件」(?)です。
文在寅氏の訪仏は、米国が「北朝鮮制裁を緩和すること」に同意してくれないから、米国の同盟国で、国連常任理事国でもあるフランスを味方に付けようとして、門前払いされた事件だ、と総括できます。
これは、歴史上有名な「ハーグ密使事件」と構造がそっくりですね。
私など、1907年と比べ、本当にこの国は100年間でまったく成長していないのだな、と痛感してしまいました。
天木直人さんのブログに思う
日本の外務省こそ外交を知らない
ところで、私が普段から申し上げているとおり、「外交」とは、別になにも難しいものではありません。簡単にいえば、「国益を高めるための手段」です。
以前、私は外交を人間関係に例えたことがありますが(『ビジネスマンが読み解く外交:人間関係の延長で理解すべし』参照)、人間関係に「親族」「友人」「利害」があるのと同様、国と国の関係にも「民族」「利益」「価値観」という親しさの尺度があります。
そして、人間関係で「嫌いな人であっても、仕事関係で必要ならば、割り切って我慢しなければならない」というのと同様、国同士の関係でも、「嫌な国であっても、国益のために必要ならば、割り切って我慢しなければならない」のです。
しかし、いかに仕事関係であっても、人間関係には我慢の限界があります。それと同様に、いかに国益のためであっても、外交関係にも我慢の限度があるのです。
つまり、私のような中小企業であっても、ビジネスマンとして日々、さまざまな人、さまざまな会社と交渉し、対話を続けていると、自然と「話が分かる人」と「話が分からない人」を峻別しなければならない、ということに気付きます。
意見表明に対する批判は自由だ!
ところが、日本の外務省の場合、どうもこの「人間関係」について、根本的に理解していないのではないかと思わしき人が多すぎるような気がします。先ほど例に挙げた佐藤地などはその典型例ですが、外務省OBの方々の中にも、正直、主張内容にまったく共感も同意もできない人が複数名います。
その典型例が、元外交官で「新党憲法9条」の天木直人氏です(代表者でしょうか?)。そして、天木氏は『天木直人のブログ』というブログを更新されているようです。
あらかじめお断りしておきますと、現役の外務省の外交官、官僚、職員などであれば、官庁という権力を握っている組織の構成員であり、かつ、私たち日本国民が税金で食わせてやっているという立場にあるため、その人格、行動を含め、かなり踏み込んだ批判が可能です。
たとえば、元ユネスコ大使である佐藤地については、人格を含めて厳しく批判しても許されますし、むしろ佐藤地は厳しい批判を甘受しなければならないほどの失態をした人間でもあります(※ちなみに、どうして外務省は佐藤地を懲戒免職にしていないのか、それが私にとっては不思議でなりません)。
しかし、天木氏はすでに外務省の職員ではありません。天木氏が外務省職員だったころの行動については、手厳しく批判しても問題ではありませんが、現在の天木氏の人格や行動を批判することは適切ではありません(※もっとも、これは天木氏に限ったことではありませんが…)。
現在、天木氏自身は政党に所属されているようですが、それでも当ウェブサイトでは、現在の天木氏に対する批判は、あくまでも同氏がブログなどの形で一般国民に向けて公表している意見に対して行いたいと思います。
天木氏「安倍総理は文在寅氏に先を越された」
前置きが長くなりましたが、私が思わずのけぞってしまった記事が、これです。
欧州訪問で文在寅大統領に先を越された安倍首相(2018-10-17付 天木直人のブログより)
記事が公表されたのは10月17日付だそうですが、内容は「お粗末」のヒトコトに尽きます。
安倍総理の欧州出張を、天木氏は
「文字通り外遊が最優先の安倍首相だ。」
と厳しく批判。さらに、
「その欧州外遊でも、安倍首相は文在寅韓国大統領に遅れを取った。」
と述べたうえで、次のように主張します。
「先を越されたのはタイミングだけではない。/その会談内容こそ先を越されたのだ。/きょうの各紙が報じている。/文在寅大統領はマクロン大統領に、北朝鮮の金正恩委員長は自分(文在寅大統領)に対し、米国による「相応の措置」が見られれば、「核・ミサイル実験の中断や生産施設の廃棄だけではなく、現在保有する核兵器と核物質全てを廃棄する用意があると明らかにした」ことを伝えたというのだ。/そして、マクロン大統領に、「少なくとも北朝鮮の非核化が後戻りできない段階に来たとの判断が立てば、国連制裁の緩和を通じて非核化を更に促進すべきだ」と安保理の常任理事国としての役割を果たすよう求めたというのだ。」
ただ、この文章が公表されたのは17日だそうですが、文在寅氏が北朝鮮制裁緩和をマクロン大統領に求め、マクロン大統領が即座にゼロ回答したという事実は、この時点までに明らかになっていたはずです(実際、私自身の記事も、17日時点で「マクロン大統領からはゼロ回答だった」と申し上げています)。
それなのに、天木氏のブログでは、安倍総理が文在寅氏に「会談内容で先を越された」ことになっているようです。それだけではありません。天木氏は、安倍総理とマクロン大統領の首脳会談についても、
「その後にマクロン大統領と会談する安倍首相は、例によって北朝鮮の非核化に向けて制裁を緩めてはいけないと要請するに違いない。」
と予想しているのですが(※この部分自体は的中しました)、そのうえで、ブログの末尾には凄まじい結論が控えています。
「しかし、金正恩委員長と直接会って得た極秘情報を携えて首脳会談に臨んだ文在寅大統領の首脳外交と、何の情報も持たずにひたすら拉致問題の解決と北朝鮮への制裁を緩めるなと繰り返すだけの安倍首相の地球儀外交のどちらに、マクロン大統領が聞く耳を持つかは明らかだ。」
…あ、はい。
マクロン大統領は「何の情報も持たずにひたすら拉致問題の解決と北朝鮮への制裁を緩めるなと繰り返すだけの安倍首相の地球儀外交」に100%、聞く耳を持ちましたね。それに対し「極秘情報を携えて首脳会談に臨んだ文在寅大統領の首脳外交」とやらはゼロ回答に終わりました。
それを踏まえたうえで、
「文字通り安倍地球儀俯瞰外交は、文在寅大統領の南北融和の懸命の首脳外交に先を越されたのである。」
という意見を読んで、どう思われるでしょうか?
あとのご判断は、読者の皆様にお任せしたいと思いますが、個人的には「日本の外務省に外交を任せると危ない」という私自身の仮説が補強できたという収穫はあったと思います。
ウェブ評論の大切さ
さて、私自身は天木直人さんなどの有名人と違い、別に外交の世界の実務を知っているわけではありませんし、華やかな外交の世界で必要となる(?)ワインの銘柄や味、社交ダンスのやり方だとかについては、まったくと言って良いほど知識がありません。
しかし、それと同時に、小規模ながら自分自身でビジネスを営み、日々、さまざまな方々とお会いして商談をしているという感覚は、そのまま「ウェブ評論家」としての活動にも生かされているのではないかと、私自身は考えています。
何より、この『新宿会計士の政治経済評論』にはネームバリューがありません。私はけっして有名人ではありませんし、有名人ではない、どこの誰が書いたか分からないようなウェブサイトなど、最初から見向きもしない、という人もいるでしょう。
ただ、逆に言えば、ウェブ評論の楽しさは、純粋に「主張している内容」だけで勝負ができる、という点にあります。つまり、有名人が書いているブログやウェブ評論と違って、どこの誰が書いたかわからない文章を多くの人に読んでもらうためには、「説得力」が何より必要です。
当ウェブサイトも、もうすぐ開設から2年3ヵ月が経過しますが、いつのまにか、1日あたりで2万前後のページビュー(PV)、多い時で3万近いPVが頂けるようになりました。
なお、私自身は読者の皆様に対し、このウェブサイトで主張している内容に100%賛同して頂きたいと思っていませんし、むしろ、納得できない部分、異論がある部分についても、積極的にコメント欄を使ってご意見を頂きたいと思っています。
記事の内容に沿ったコメントであれば、反社会的な内容でない限り、賛同コメント、反論コメント、批判コメントなど、どうぞご自由にコメントをお寄せくださると幸いです。
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おはようございます。
太平洋に領土を持つフランスは、日本のダイヤモンド構想は国益にかなっています。ニューカレドニアなど資源の搬送が必要な島もありますし、インド太平洋の安定のため、日本との軍事的な協力は重要でしょうし、北朝鮮という、フランスにとって軍事的にメリットのない問題で日本と反目する、ということはないでしょう。
「脅威」という点では世界的に見れば朝鮮半島より中国でしょう。欧州にとっては北朝鮮なんて「人権問題」くらいしか興味ないでしょうし、朝鮮半島の統一なんて南北両国の話、応援はするよ、程度の話でしょう。
外交官の件ですが、戦術レベルでは外交官の力量は大切ですが、戦略レベルでは国全体としての構想が重要で、いまの日本は対中国戦略に欧米を巻き込んでいるベースがある、というところが外交力をアップしている要因だと思います。この点が外務省に足りないところかな〜。
< 外交知らずが外交官ーーー話に出てくる天木直人は、調べると酷い人物ですね。外交官試験を京都大学在学中に合格するなど、一発試験は自頭の良さでクリア。同期に田中均。アレ?あかんやん(笑)。
< という事は、試験と業務の適合性は関係無いってことね。今は「インターネット政党 9条の会」?護憲派。与党を酷く叩く。在官中は日本では無く、自らの地位、職位を護ってたんでしょう、国民をバカにしながら(笑)。
< こういう連中が外務省を仕切ってるんでしょうね。韓、北、中、露など社会主義国や反日国には忖度どころか、へりくだり、仲良くすべき相手にはカネを適当にばらまくだけ。日本国の行く末など、これっぽっちも考えてない。71歳なら惚ける一歩手前だ。これ以上世間に左利きのハナシはするな。引退勧告をする(笑)。
< 韓国の文は「流浪の民」(笑)ですね。物乞いして断わられる。韓国民は、こういう姿を非難しないと。マスゴミ押さえられてるから、情報が入らないのか?
< 南北鉄道繋ぐという一言で、米国はまた激怒です。繋いだら、その日からストローでチューッと、韓国の少ない資金資材を北に抜かれるぞ。金の狙いだよ。
< だいたい同じレール幅にしてあげたのは、日本だ。北のレールはまだ日本製。MadeIn Japanとレールに刻印されている。日帝残滓なら全部外して作り直せ。カネかかるぞお〜(笑)。また今まで使わせていただいた礼を一言ぐらい言えよ(笑)。以上。
前のスレのレスにも書きましたが、韓国人ですら、フランスで外交的敗北をしたと認識しているのに・・・。
こんな人がリアルな外交官をやっていけた外務省はまさに害務省・・・。
文在寅大統領はその後バチカンでローマ法王と面会しております。その時に北朝鮮への訪問を要請しています。北朝鮮は思想が統制されていますので、宗教は金一族崇拝教しかないはずです。無論、法王は布教と言う名目があるでしょうが、訪朝を後押しする韓国はやはり理解不能です。この法王訪朝は中国とカトリックの関係改善も多少は影響していると思われますが、基本的には韓国北朝鮮の平和show以外の何物でもないでしょう。
宗教関係で話は変わりますが、小生が壁にヒビが入った部屋で暮らしていた時に、家の呼び鈴が押されたことがありました。このマンションは一階がオートロックですので、小生に用事がある人が玄関にある呼び鈴を押せます(例えば管理人とかガス検査の方とか)。まだ韓国語も不自由だった小生は、扉を開けて話を聞くと「水を一杯下さい」と言ってきました。仕方なくキッチンに行って、水を汲んでくると玄関に入って小生が来るのを待ってました。水を飲み終わったあと、何かしら説明をするのですが、どうやら仏教関係らしいのです。小生は宗教には興味がないため、必死で外国人だとアピールしたのですが、一度中に入ると中々出ていきません。仕方ないからお布施を渡して、出て行ってもらうしかないと考えた小生は、財布の中にある1万₩を差し出しました。すると、喜んで帰って行きました。数日後、また来たんです。なんで貴方はこのマンションに入れるのかと聞いたところ、親切な方が開けてくださるそうです。今日は忙しいから帰ってくれと言ったところお布施を要求されました。それから、週末になるたびに来るようになり、私が無視していると、呼び鈴押しまくり、ドア叩きまくりです。さすがにやばいと思い「警察に電話した」と言ったら来なくなりました。何のためのオートロックで何のために管理人が居るのかよく分かりません。
駄文にて失礼しました
今日も韓国ヲチヤーには面白い記事が。
https://japanese.joins.com/article/226/246226.html?servcode=A00§code=A10&cloc=jp|main|top_news
「ポンペオ-河野の協議内容、把握できない」 韓国パッシング?
最近のトピックを網羅しています。
> 一方、在日米軍基地の韓国人出入りに対する審査が厳格化されたという報道が出ていたことに関連し、李大使は「従来の審査手続きに戻ったという報告を受けた。単なるハプニングだったと把握している」と述べた。
吹いたw
天木直人氏(憲法9条改正絶対反対の)両親が一時期ファンでした。
テロとの戦いへの支援に反対して外務省を辞めたことで一時期ちやほやされていたようですが、実際のところは「現実よりもイデオロギー優先」の一市民運動家にすぎないようですね。
もし韓国への経済制裁が実施された場合、韓国から大量の経済難民(?)が日本に押し寄せる可能性が大です。
それに対する日本政府の対応や対策ができているのか、そちらの方を心配しています。
難民の件 同感です。現時点でも私の周囲には、それらしきKの人が大勢います。
彼らは、団結心が強くS学会や暴力組織で根を張っています。もし難民として
大挙して押し掛けられると徒党の数が激増し、私たち日本人は隅の方に押し
やられてしまいそうです。これは決して杞憂でないと断言します。
独断と偏見かもしれないとお断りして、コメントさせていただきます。
(本当のところは、本人が本心を語るまでわからないことですが)天本直
人氏が、フランスのマクロン大統領との会談において、日本より韓国側
が勝利したと判断した理由を自分なりに推測してみました。
①これまでの報道で、(素人には分からないことが)自分には見えている、
あるいは見えていると思い上がっている場合。
②(素人には知る術もないが)報道されていない事実を、自分はつかんで
いる、あるいはつかんでいると思い上がっている場合。(もしこれが、
外務省の元同僚からの正しい情報なら、機密保持の面で別の問題になり
ます)
勿論、今後、このブログでも韓国の勝利と認めざるを得なくなる可能性も
あります。
③(聖なる蝋燭に選ばれた外交の天才の)韓国の文大統領を、自分は最初か
ら推していた。従って安倍外交に負けるはずはないとして、韓国の勝利と
判断した。(あるいは逆に安倍外交を認めたくないので、安倍外交の負けと
せざるを得なかった。)
④自分、もしくは外務省内部の一部のグループ のイデオロギー(?)、あるい
は正しい見たて(?)によれば、(素人が何を言おうが)韓国が勝利した。それが
日本の勝利にみえるのは、日本側の卑怯な工作の結果であると、(自分で)決
めたから。(これだと、今後、どうなろうとも、日本の工作の結果として、
自分のプライドは傷つくことはありません)
駄文にて失礼しました。
韓国の連合ニュースに面白い解釈が載ってました。
どうしたらこう思えるのか分かりませんが。
欧州歴訪終え文大統領帰国 非核化の支持基盤広げる
http://m.yna.co.kr/mob2/jp/contents_jp.jsp?cid=AJP20181021000800882&domain=6&ctype=A&site=0100000000