日経ビジネスオンラインに、前川喜平・前文科省事務次官のインタビューが掲載されていますが、これは「ある意味で」非常に興味深いものです。
加計学園「問題」と前川喜平
詐欺師・前川喜平、日経ビジネスで騙る
前川喜平・前文科省事務次官といえば、文科省で組織的に行われていた違法な天下り斡旋の責任を取る形で、今年1月に退任した人物です。ところが、この人物が今年4月から5月頃にリークした「加計学園の獣医学部新設」に関する怪文書を朝日新聞が報じ、テレビのワイドショーが一斉にこれに乗っかる形で、「加計学園問題」が炎上しました。
ただ、時間が経過すれば、この「加計学園問題」とは、「安倍総理が友人の経営する学校法人に不当に便宜を図った問題」ではなく、むしろ「大学の許認可権を握る文科省という既得権益が全力で抵抗した問題」だと判明して来ました。獣医師会から巨額の献金を受け取っていた民進党の玉木雄一郎衆議院議員の名前を取って、「タマキード事件」と表現することもあるようです。
そして、この「加計学園問題」は、いわば、新聞社・テレビ局という「既得権益」が、全力で安倍倒閣を目指した事件でもあります。ただ、それと同時にインターネットを中心に新聞・テレビに対する批判が強まり、結局、腰砕けに終わってしまいました。
こうした中、今さらのタイミングで、日経ビジネスオンライン(NBO)が、この「詐欺師」である前川喜平氏のインタビュー記事を掲載しています。
前川喜平氏独白「NHKや読売新聞には同情する」(2017/09/07付 NBOより)
正直、読む価値はそれほどありません。ただ、私がこの記事に注目した理由は、「前川喜平」という稀代の詐欺師の言い訳を聞くためではありません。おそらく、前川喜平氏自身、マス・メディアに「利用された」だけの人物だということが、よく分かるからです。
テロリスト・望月衣塑子が深く関わる
正直、この男が歌舞伎町で違法買春を行っていようが、何をしようが、国政には関係ないことです。
ただ、ここに「政権、国家を転覆しよう」とする動きが重なれば、話は全く変わってきます。そして、インタビュー記事では、ポイントになる人物の名前が2人挙がってきます。
一人目は、東京新聞の望月衣塑子(もちづき・いそこ)記者です。前川氏は、5月25日に東京都内で記者会見を開きましたが、その記者会見を開いた理由について、
「東京新聞記者の望月衣塑子さんからメディアを代表して頼まれた」
と証言しています。やはり、望月記者が加計学園「問題」で最初から深く関わっていたことは間違いなさそうです。
加計学園「問題」の歴史的意義
私は、今回の加計学園「問題」を、マス・メディアと世論の力関係が根本的に変わった事件だったと見ています。
ありもしない「問題」を捏造し、それにより政権を叩き潰そうとする――。こんなことが実現すれば、いわば、マス・メディアによる独裁体制の完成であり、まさに共産党一党独裁の中国と全く同じです。その意味で、加計学園「問題」とは、日本の民主主義が試された局面だったのです。
ただ、安倍政権は、何とかこの難局を乗り切りました。日本国民もバカではありませんから、望月衣塑子なるテロリストまがいの人物に政権を転覆させることを許しませんでした。
しかし、これで安心するのはまだ早いです。東京新聞の望月衣塑子なる人物は、「誰か」の使い走りに過ぎません。その「誰か」とは、安倍政権を倒そうとする勢力であり、もっといえば、戦後最大の既得権益集団であるマス・メディアです。
国民とマス「ゴミ」の戦争は始まったばかりなのかもしれません。
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援交大好き前川氏が適当な人物の名前を出して言っているのか本当の事を言っているのかガバガバ過ぎて訳がわかりませんね………
まぁ前川を焚き付けた人物や勢力は間違いなくいるんでしょうがスケープゴートで言っているだけじゃないでしょうか?あの男の発言信用出来なくて判断に困りますよ、下手すると安倍政権が気に入らない中国や朝鮮系、アメリカ(トランプで混乱しているので落ち着くまで日本に優位に立たせない為CIAが嗾けた可能性もある)
辺りと国内の勢力が結託でもしたのでしょう。(書いてみてあれですがアメリカの可能性は低いっすね)
国内勢力で自民から安倍首相を下ろしても後任で揉めますから立場の弱い人物を擁立して二階派&伊藤忠商事系&官僚辺りが支援する気でもいたんですかね。(伊藤忠商事は中国とベッタリ)
望月初めマスコミは北朝鮮擁護の偏向報道すると予想
東京新聞の望月記者、菅官房長官の記者会見でも毎度毎度ネチネチと同じような質問をしている。アナタ、官房長官に失礼でしょう。安倍政権のナンバー2だよ!たかが一記者が畳み掛けるように質問(というか相手がモノを言えない状態まで追い込む)し、答えが気に入らなかったら、再度挙手しゴジャを言う。阿呆じゃないかえ?たいした購読者数もいない極左の東京新聞で、ホットコーナーを握っているつもりか知らんが、まったく知性、教養、品格のない典型的なマスコミ人だ。ちなみに東京新聞と神戸新聞は提携してるそうだが、「編集方針は違います」とキッチリ明言されている。
望月記者、あんなの北朝鮮を擁護する発言をするぐらいだから、記者会見から追放処分しろ。なに?慶応義塾大学法学部卒、やっぱダメだね、アタマはいいのかもしれないが、使い道、自分で間違えてら(笑)。毎日、天に唾する
行為、絶賛実施中。
今日も2本記事を投稿されているのですね。どっちの記事も気になりますが、今日はこちらの記事にコメントします。
ブログ主さんは東京新聞の望月記者をテロリストもどきだとか指摘してますが、誤解されたくないので、こいつは左翼の出来損ないです。こんな奴と一緒にされるのは迷惑ですので、こいつのことを左翼と呼ぶのはやめて下さい。
こないだも書きましたが、左翼にはふた通りあります。一つは思想的左翼です。私は大学院で政治思想史を極めたという自信があり、その知識の元で、思想として左翼的になったのです。もう一つは単なる活動家の場合です。こちらはたちが悪くて、何らかの目的(例えば、国家転覆)のためなら手段を選ばない連中であり、左翼思想に共感したからではなく、何らかの目的を達成するのに左翼思想が便利だから乗っかってるだけの連中です。
望月イソ子は典型的な後者であり、こいつの経歴からしても、左翼思想の基盤を持った記者というよりは単なる市民活動家であり、テロリストです。
ここのブログに来るコメント主さんたちも、保守派の性向を持ってる場合が多いでしょうが、街中を大音量で我が物顔で走り回る右翼活動家と一緒にされたくないでしょ?望月イソ子も本質的には反社会的活動家という意味で街宣車右翼と同類なのです。
お書きになっていること、よくわかります。
反論するわけではないのですが、問題は、自分は右派だと考える大半の人は街宣右翼のことを迷惑だと考えているのに対して、今左派であることを自認する多くの人が望月記者に快哉を送っているように見えることです。左の人は相当に高学歴で識者といわれる人でも、望月記者と大差ない認識を開陳していることが多い。
もっと論理的で切れ味鋭く格好のよかった昔の左翼は、いったいどこに行ってしまったのでしょう。
リベラルを自認する人で、まだなんとか話を聞く気になれるのは、今は東大・法哲学のの井上達夫先生ぐらいですかね。
残念なことです。
崩れ行く脳細胞をかき集めコメントします
左派は変質している。(いつも理路整然と話されている左翼さんと混同するため、敢えて左翼を使わず左派を使います。)ウイキペディア風に言えば、左派とは平等な社会建設を目指し、社会変革に急進的な考えを持ち、リベラルな人、社会主義の考えをする人が多い。もともとフランス革命に語源が遡り、王の法律拒否権と貴族院を認めるか否かの違いで、国会議席の左右の占めたことによる。以上
日本では敗戦の経験から戦争反対、核廃絶の声が高まり、これに左派の人が旗振り役となった。しかし左派の考えは一般人から次第に遊離して、大衆の支持につながらなかった。ソ連崩壊以後、社会主義は支持を失い、社会主義を隠したリベラルな人が日本の左派に多いと見ている。
左派が平等な社会を目指すと言いながら、社会主義を推し進めたことは偽りだった。社会主義では平等な社会を建設できないことはソ連や東欧の共産国家、中国など支配階級の富裕ぶりと庶民の貧困を見れば明らかだった。それどころか社会主義国の経済破綻は目にあまり、ついにはソ連崩壊にまで至った。中国などは資本主義を取り入れながら、権力は共産党が握るという支離滅裂なことまでやっている。
平等社会を目指す左派の考えなら、別に社会主義経済にこだわらなくてもよいはずだが、どのような社会を目指すか、ビジョンを示せずにいる。革新という言葉を好みながら、何に変革するかを示せない、それが左派が弱体した原因です。民主党は左派より政権だったが、コンクリートから人にというスローガンしか出せなかった。革新と言いながら、政策らしきものなど出せず、バラマキ予算をしただけに終わった。
特にパヨク(その典型例が望月記者です)は護憲反安保、反米軍基地運動から抜け出せず、思考停止している。平和憲法という信仰に固まり、国防を鼻から無視して、少しでも軍事拡張、憲法改正の動きがあればあらゆる妨害工作をする。北の脅威が現実となり、社会に不安を与えても、防衛を口にできない。平和は国の安全が保たれてこそ成り立つことを彼らは絶対に認めようとしない。
左翼さんから見れば、私も右翼の一員なのでしょう。私は安保が日本の平和に寄与しており、憲法9条が国防の足かせと考えているが、平等な社会建設に賛成なのです。その方法論は社会経済主義ではなく、自由市場経済により発展させ、余った予算を使って福祉政策を行い不平等を是正すべきという考えです。
話は飛びますが、私は左派とか右派とか言わず、大きな政府か小さな政府かを考えた方が具体的なビジョンを示せると思っている。世界情勢や社会変化により大きいと小さいどちらの政府が状況に適しているか、議論した方が建設的と考えている。左派とか右派とか色分けして話すことに意味はなさないと考えます。
またも話は変わるのですが、街宣車に乗っている輩は国防を口にするが、どのような社会を目指しているかなんて考えてない。その意味ではパヨクと同根です。
1日ったけど擁護コメントが一つも湧かなくて草
それどころか左右の論家からテロリスト扱いで笑えてくる、過去にはそれなりに頑張った経歴あるらしいけどメディアと組んだ上に天下り&援交で過去の功績がマイナスにまで達しててどうしようもないな
他人の不幸は蜜の味、今日は暖かくて天気が良くてスズメバチが一層美味しく感じられますな。
色々とご返事ありがとうござます。
正直、左翼にもいろんな種類があるということを知ってもらえただけでも良かったと思います。望月とかいうのは明らかに左翼思想を利用しているだけであり、本当の目的は日本の邪魔をするためにあるのだと思います。
ちなみに左翼は全て日本を嫌いだという訳ではありません。右翼だって街宣車に乗ってがなりたてる連中もいる訳じゃないですか。あれを見て日の丸、君が代が嫌いになれば、結果的に右翼が日本を滅ぼそうとしているという言い方だってできると思います。左翼だってたまたま反原発、反基地運動がが自分たちの反社会的活動に役立つと思うからそれに乗っかってるだけなのです。
だから、右翼イコール正しい、左翼イコール間違い、という単純なものではありません。(もっとも、ここのブログに書き込みをしに来る人たちは誰だってそのことはご存知だと思いますが・・・)
左翼さん左翼さん民進党の前原が維新と同じ野党として協力して行くとかほざいてましたが左派の理念から見てあれってどうなんですか?
辻元清美を幹事長にしてる時点で盛大にバカやってますし、ネット住民(主にツイッター民、ねらー)にはオモチャをありがとうって反応ですが………すいません、書いていてなんですが民進党の珍事が酷過ぎて何処が問題か指摘しようにも多過ぎて混乱して来たんで止めときます。
ううーん、ひょっとして朝鮮系や中国系、増税を目指す財務省&官僚が民進党にバカやらせて国民の目を逸らしてるのかな………こんなのが国会議員だとは思えなくなって来た………
むるむるさん、
私、自分で(左翼)と名乗っていて恐縮ですが、(左翼)(左派)には明確な定義はありません。前原さんの主張は消費税の増税、緊縮財政であり、むしろ経済政策的には明らかに(小さな政府)(右派)だと思いますよ。それはともかく、私とここのブログ主の見解が一致しているところがあります。それは、民心党には所詮理念なんて無くて、単に選挙互助会として一緒にやりましょうってことで、勝てるなら共産党とも維新とも日本ファースト会とも組もうってことだと思います。
辻本清美という政治家は、左翼というよりも卑劣なご都合主義者です。他にも共産党の貴族・不破哲三、志位和夫、社会党の福島瑞穂など、日本の自称左翼政治家は(ちゃんと勉強してる左翼からしたら)エセ左翼ばかりです。不破哲三はたぶんマルクス・エンゲルスの原典を絶対読んでませんよ。西洋政治思想史をちゃんと勉強していれば、マルクスなんて明らかに浮いてるってわかりますもん。
左翼、右翼を論じるならば、経済学者的にはケインズとハイエクの対立くらいわかっておくべきだし、大塚久雄、丸山真男あたりも読んでいるのが普通です。何度も繰り返しになってごめんなさい、日本の左翼政治家はみんな不勉強です。筆坂秀世さんが少しマトモかな?という感じですかね。
>ううーん、ひょっとして朝鮮系や中国系、増税を目指す財務省&官僚が民進党にバカやらせて国民の目を逸らしてるのかな
その誤認識、それほど的外れじゃないと思いますよ。