5カ国協議と「ゴミ捨て場の韓国」
世間は「ホワイトの日」(White’s Day)として浮かれている本日も、気になるニュースがいくつか出て来ています。そこで、本日も異例ながら、3本目の記事を配信します。
目次
今日の韓国ニュース・ダイジェスト
『新・今日の韓国マスコミダイジェスト!』というウェブサイトがあります。
これは「格闘ボディ」さんが2015年10月頃まで更新していたブログで、前身は楽天ブログ側の『今日の韓国マスコミダイジェスト!』ですが、残念ながら楽天ブログ側は既に全てのコンテンツが削除されてしまっています。
このブログは、私も日々、愛読していたのですが、残念ながら現在は休刊中です。ここまで韓国に関する話題が溢れている今日この頃、「格闘ボディ」さんの軽妙なコメントが懐かしいところですが、嘆いていても仕方がありません。
そこで、「格闘ボディ」さんを真似て、私なりに韓国ニュース・ダイジェストを不定期に配信してみたいと思います(ただし、続くのかどうかはわかりませんが…)。
韓国にゴミだけ捨てに来たクルーズ船
本日、一番「笑ったネタ」がこちら。
済州島に下船拒否した中国人観光客3400人、ごみ2トンを捨てて出港(2017年03月14日08時54分付 中央日報日本語版より)
中国企業の「インセンティブ観光」により、日本から中国に向かう途中に済州(さいしゅう)島に立ち寄ったクルーズ船に乗っていた観光客が下船を拒否し、そればかりかゴミだけ捨てて去って行ったというニュースです。しかも、このニュース、『中央日報』日本語版の「今日のイチオシ記事」に紹介されているのが二重に驚きですね(笑)
韓国を飛ばす日本
次に紹介するのは、もともとは産経ニュースが報じた次の話題です。
安倍首相「拉致問題解決のため金正恩氏との会談も可能」(2017年03月14日07時39分付 中央日報日本語版より)
中央日報からの孫引きで恐縮ですが、「13日付の産経ニュース」によると、安倍晋三総理大臣は日本人拉致問題解決のために、北朝鮮の事実上の独裁者・金正恩(きん・しょうおん)と「首脳会談も可能だ」と述べたとか。
実は、このニュース、事実だとしたら、日韓関係がこれまでと全く異なる次元に切り替わったという証拠です。日朝両国が直接対話に乗り出すことができれば、日本にとって韓国の利用価値がますます低下するからです。下手をすると、北朝鮮の核開発問題についても、従来の「6カ国協議」ではなく、韓国を弾き飛ばした形での「5カ国協議」の場で議論されるようになるかもしれません。
鈴置編集委員の冷徹な視線
最後に、「韓国のマス・メディアの報道」ではありませんが、私のような「韓国マニア」であれば必読の記事が、日経ビジネスオンラインに掲載された、次の記事です。
「儒教式法治」を極める韓国(2017年3月14日付 日経ビジネスオンラインより)
「儒教式法治」とは耳慣れない表現ですが、私なりの理解では、これは韓国が「形の上では法治主義だが、実質的には情治主義」という、とんでもない後進国であるという主張でしょう。
ただ、韓国が民主的に選ばれたはずの朴槿恵(ぼく・きんけい)前大統領を、民衆の「ろうそくデモ」を通じて裁判所に圧力を掛け、最終的には弾劾訴訟で辞めさせたことで、韓国が民主主義国として「異なる段階」に達したことは間違いありません。
秀逸な読者コメント
実は、私が試験的に紹介したこの3つの記事には共通点があります。それは、「読者コメントの投稿機能」がある、という点です。
例えば、鈴置編集委員の記事についた、次のコメントは、非常に簡潔ながら韓国の陰惨な将来を予想させる、とても秀逸なものです。
この問題は今後5年10年かけて、韓国をジワジワと崖に追いやる事件だったと感じますね。/ロウソクを持って騒げば国のトップも引きずり降ろせるという味を知った韓国国民は、今後政府でも企業でも何か気に入らない事がある度にデモで叩きのめして鬱憤晴らしをするモデルケースになったと思います。/次のターゲットは財閥かTHAAD基地かのどちらかになると予想しますが、もはや法律が通用しない感情で動くだけの衆愚国家となるのも時間の問題かと思います。/ちなみに朝日新聞の記事については文化大革命やポルポトを手放しで褒め称えた前科のある新聞紙なので、今回の記事も素直に褒めてるだけじゃないかと感じてます。/その延長上で、ろうそくデモを称賛しているとしか思えませんが。
ジャーナリスト以外が情報発信する時代
かくいう私自身も「プロフェッショナルのジャーナリスト」ではありません。一介のビジネスマンです。ただし、私は「金融規制の専門家」でもあるため、金融面から世界を眺めているうちに、
「日本をやたらと貶めておきながら、日本の支援がなければ国家の維持すらできない」
という変わった国があると気付いたのです。それが韓国です。ただし、私は「プロのジャーナリスト」ではありませんが、少なくとも「物書きの素人」ではありません。金融規制と金融商品会計に関しては、数冊の専門書を刊行しており、その意味では間違いなく専門家です。
ちなみに、明日、起業して以来初の専門書が刊行されます。早ければ今週末から全国の書店の店頭に並べられるそうです。いまのところ私は自分の本名を隠してウェブ活動を行っているため、その新刊書をこちらのウェブサイトで紹介することができないのは残念ですが、引き続き、精力的に情報発信活動を続けて参りたいと考えています。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
産経新聞が報じた、とありますが、元ネタは夕刊フジに掲載された安倍首相のインタビューのようです。
2017.3.13 08:57
【北朝鮮との奪還戦争 拉致20年(1)】
安倍晋三首相、夕刊フジに独占激白!正男氏暗殺、拉致、核…に何を語ったのか
http://www.sankei.com/affairs/news/170313/afr1703130005-n1.html
–以下引用(4ページ目)—
事態打開のため、安倍首相と正恩氏の首脳会談実現を求める声もあるが、安倍首相は冷静だ。
「拉致問題を解決するために、あらゆる選択肢を検討する用意はある。一方、『対話のための対話』では意味がない。私と正恩氏が握手するショーのための会談は、むしろ行うべきではないと思う。結果を伴わない会談はむしろ相手を利するだけになり、そのような計画は全くない」
–引用終わり–
どこにも「首脳会談も可能だ」とは書いておりません。
どこをどう読めば中央日報日本語版のような記事になるのか、不思議でなりません。
これは韓国に対するプロパガンダなのでしょうか?