【夕刊】「主要国が韓国抜きで協議」報道の真偽
私は今朝、『【時事評論】赤化統一は思ったより早く実現か?』で朝鮮半島を取り上げたばかりのタイミングですが、もう1つ、どうしても紹介しておきたい話題を発見しました。
無責任な韓国を「外す」動き
日米英仏加などが「韓国抜き」で協議?
私は今朝、『【時事評論】赤化統一は思ったより早く実現か?』で朝鮮半島問題を扱ったばかりですが、もう1つ、どうしても紹介しておきたい論考があったので、本日も「夕刊」のかたちで補足しておきたいと思います。
私は今週水曜日、『【夕刊】外交を政府任せにしない』のなかで、読売新聞が「日本政府は朝鮮半島有事に際し、在韓邦人や米国人らをいったん釜山に集め、釜山港から対馬に一時退避させることを検討している」と報じた話題を紹介しました。
その時点で私は、この読売の報道について、「あり得ない話ではない」と申し上げました。なぜなら、有事の際に邦人を保護するのは日本政府としての義務でもありますし、また、朝鮮半島情勢が緊迫化するなかで、朝鮮半島有事の可能性は高まっているからです。
こうしたなか、「朝鮮有事の際の邦人保護」を巡り、もう1つ、気になる記事がありました。「現代ビジネス」に本日掲載された、ジャーナリストで「インサイドライン」編集長の歳川隆雄氏による、「世界の国々が『融和一色』の韓国と距離を取り始めている」とする論考です。
韓国は無視して進められた、日米英仏加「自国民救出」の極秘協議(2018.01.20付 現代ビジネスより)
詳しい内容については、直接、リンク先の記事をお読みください。
私が注目したい点は、日本など6ヵ国が韓国を無視して、昨年11月下旬に韓国国内にある米軍基地で、有事の際の外国人救出計画に関する協議が開かれた、という指摘です。
「昨年の11月下旬頃、ソウル南方約30キロにある在韓米空軍烏山(オサン)基地(米第7空軍司令部)内で極秘裏に国連軍構成国である米国、英国、カナダ、オーストラリア、フランスの5ヵ国と日本が参加した「救出作戦」に関する第1回協議が開かれているのだ。」
ここに記載されている内容が事実かどうか、また、事実であるならば、歳川氏がどういうルートでこの情報を手にしたのかは、私は存じ上げません。
特定秘密保護法が大活躍!?
ただ、歳川氏が指摘するような協議が行われていたとしても、まったく不思議ではありません。
従来、この手の協議に日本が加わることはありませんでした。しかし、わが国では2014年12月10日に「特定秘密保護法」が施行され、安全保障上の機密保全が法的に担保されたことから、おそらく、それ以降、軍事機密を含めた諸外国とのやりとりが激増していることは間違いありません。
歳川氏の論考を読むと、この軍事当局者協議は、
- 青瓦台(大統領府)中枢から北朝鮮に情報漏洩があるとの懸念から韓国を除外した軍事当局者協議であった
- 日本からの出席者(中略)は在日米空軍横田基地から米軍機で烏山空軍基地入りした
とあります。
日本では特定秘密保護法のおかげで、軍事面を含めた諸外国との協議が円滑化している一方、バリバリの極左・親北派である文在寅(ぶん・ざいいん)氏が大統領に就任してしまった韓国は、情報漏えいを恐れる諸外国から、完全に外されてしまっている――。
そのように考えると、軍事情報を含めた機密を保全することが、国家の安全保障にとっていかに大事であるかを痛感します。
それはともかくとして、北朝鮮がおおっぴらに核・ミサイルを開発していることは、世界秩序に対する挑戦です。また、わが国は地理的にも近く、かつ、北朝鮮の独裁者・金正恩(きん・しょうおん)が日本に向けて核を撃つと威嚇してきている以上、「平和憲法があるから大丈夫」などと無責任なことをいうことは許されません。
わが国は是非、こうした協議には積極的に参加して欲しいと思います。
韓国は世界に対する「加害者」である!
ところで、当事者であるはずの韓国は、いったい何をやっているのでしょうか?
昨日も『【夕刊】「独立国」でなくなった韓国』で指摘したとおり、私の目から見れば、韓国は現在、北朝鮮に徹底的に政治利用される道を選んだとしか思えません。
それだけではありません。
韓国は北朝鮮という脅威に立ち向かわないだけでなく、むしろ北朝鮮の時間稼ぎに積極的に協力しようとしているのです。
ここまでくれば、韓国は北朝鮮という脅威を放置するという意味で、日米など世界各国に対する加害者でもあります。
そのことを、私は強く指摘しておきたいと思います。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
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< 夕刊の投稿、ありがとうございます。
< とうとう北朝鮮のパシリとなった韓国。文大統領はさぞかしご機嫌なんでしょう。世界中から無視されだしているのに。いや無視というより警戒、監視対象国ですね。歴代の大統領の愚策と国民を騙した統治のため、みんなが愚民になった。本当なら一番近い日本を頼りにするべきところをタカリ、強請り、後ろ足で砂をかけることばかりしてきた。北は核開発もうすぐ完成しそうで、当然心ある国は自国民の保護に力を入れることになるでしょう。
<米、英、豪、加、仏、日。韓国米軍烏山基地での密談は信憑性高いですね。各国、「一朝事あれば、日本サンよろしく!」で話がまとまったのではないですか。知らぬはアサッテの方向いた文だけ。釜山から対馬が約40km、下関、長崎、福岡、山口(岩国)も近い。そら頼りにされるわ(笑)。問題は韓国が民間人保護のための入国を米国以外拒否している事。有事にとんでもないハナシであり、6か国がゴリ押しすれば、いや一切韓国とは手を引くと言えば、しぶしぶ許可するでしょう。しなかったら、、、どうなるか分かっているやろな文大統領(もうすぐ大統領でなくなるし、金に除去されるが)。
朝刊、夕刊ともに只今拝読いたしました。6ヵ国による有事対策会議、具体的な協議内容が気になります。本来、政府は在韓邦人の早期帰国を促すべきなのでしょうが、朝刊でお示しされているように両国の貿易等の側面からも対応が難しいものと推察します。半島情勢ですが、当初、軍事攻撃のリミットは3月と報じられていましたが、ここへ来て7月説も浮上しているようですね。米国による隣国への制裁を目の当たりに、今秋に改憲発議の流れであれば、憲法改正にも有利に働きそうです。