とあるブログに掲載された「東日本大震災前日の記事」
本稿は、間接的に、地震に関わる記事です。東日本大震災から13年目を迎えるなか、とあるブログにその地震の前日に掲載されたエントリーがあったのを発見しましたので、当ウェブサイトに転載しておきたいと思います(ただし、表現などについては修正を加えています)。
東日本大震災から13年目を迎えるなか、本稿ではとあるブログに2011年3月10日付で掲載された、こんな趣旨のエントリーを転載しておきたいと思います(エントリーの内容自体、当ウェブサイトへの収録に当たり、表現の修正などを加えています)。
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最近、とくに気になるのが喫煙マナーだ。東京の某区では条例で路上喫煙を禁止しているにもかかわらず、堂々とタバコを吸いながら歩いている御仁が非常に多いのだ。
ちなみに不思議なことに、歩きタバコをしている人々は、ほとんどが中高年男性だ。しかも身なりが良いものも多い。中高年男性といえば、一般に社会的な地位も高く、良識をわきまえているはずだし、新宿区では歩行喫煙を禁止する条例があることくらい、多くの人が知っているはずだ。
それなのに、なぜ歩行喫煙を繰り返すのか。
考えてもみてほしい。タバコは喫煙者自身の健康を損ねるだけでなく、非喫煙者にとっても害悪をもたらすのだ。たとえば、タバコを吸わない人間は、タバコの煙の嫌な臭いには敏感だし、その臭いをかぐだけで気持ちが悪くなる。副流煙には有害物質も多く含まれており、受動喫煙し過ぎれば健康被害も生じるのだ。
その意味で、歩行喫煙は、現に非喫煙者に対する傷害行為である、という言い方もできる。タバコの健康に対する被害は今更言うまでもないだろう。
ただ、タバコの被害はそれだけではない。実際、タバコの火が通行人に当たり、怪我をさせるという意味での実害も出ているのだ。
某区は、世界的に有名な巨大ターミナル駅や繁華街などもあるため、外から見ると「商業地だ」、という印象を持つ方が多いのは事実だろう。しかし、この区には住居も意外と多く、なかには小さなお子さんを連れて歩いている方も見かける。
路上で火のついたタバコをブンブン振り回しながら歩いていると、子供の目に入ったりしないかとひやひやすることも多い。
日中は比較的人通りも多く、露骨に歩きタバコをしている人は少なくなる。しかし、界隈には会社も多いためか、朝夕の時間帯には歩きタバコが多くなるだ。出勤する途中や退社する際に、駅に着くまでの間の路上を歩行しながら喫煙する人が多いし、何ならオフィスの近くの駐車場で立ち止まって喫煙している者もいる。
酷い時にはタバコの吸い殻をポイ捨てしているケースだってある。
さらに困惑するのは、早朝・深夜の時間帯だ。喫煙者の割合が激増するからだ。通行人の10人に1人は喫煙者じゃないかと思うくらい、喫煙者が多い。「どうせ人通りも少ないだろう」とタカを括っているのだろうか。
そして、歩行喫煙者に共通するのは、モラルのなさだ。
学校の近くや、禁煙マークが明示されている路上などでも、平気で歩きタバコをしている。狭い歩道上で、火のついたタバコを手にもち、ブンブン振り回しながら歩いてくるのだ。向かい側から火のついたタバコをこちらに向けて振り回しながら歩いてくる人間を見ると、恐怖だ。
しかも、一市民が歩きタバコを行っている犯罪者に注意をするのは危険だ。
一度、職場の知り合いが、前から歩いてきた歩行喫煙中の中高年の男に火傷を負わされそうになり、その男に注意をしたことがあったそうだが、このときには「逆切れされた」という。また、「通り抜け禁止」の看板が掲げられているマンションの中庭を、火のついたタバコをくわえたまま通り抜けていく者もいる。
だから、歩行喫煙者を見かけ、火のついたタバコが接触しそうになるなどのトラブルに遭遇したら、遠慮なく警察官に知らせるべきだ。
といっても、警察官はおいそれと道を歩いているわけではない。日本は伝統的に治安が良いためか、警察官をあちらこちらに配備する必要がない、といった事情もあるのかもしれない。だが、路上喫煙者が後をたたない中で、路上喫煙の厳罰化を検討して欲しい気持ちで一杯だ。
さて、事情があって、明日は某地方に出張を予定している。ブログのエントリーはお休みとさせていただくつもりだが、ご了承いただきたい。
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ブログ本文は、上記で終わっています。
じつはこのエントリー、ウェブ主自身がかつて執筆していたブログの内容を再録したものです(ただし、現在読み返して意味が通らない部分などについては、大意を変更しない範囲で表現を修正したり、文章の順序を入れ替えたりしています)。
当時、この文章を書いたときは、「明日以降も同じ日常が続く」と信じていたのですが、日常は本当にあっけなく壊れてしまうものです。
日常が壊れてしまう原因は、大震災などの自然災害かもしれませんし、(あまり考えたくはありませんが)外国による侵略かもしれません。
いずれにせよ、個人的に当時の雰囲気を忘れないことが大事だと考えています。本稿で取り上げた記事の内容自体は、地震とはまったく関係ないものですが、それでも(本当に地震とまったく関係がない)このエントリーを通じ、当時の雰囲気を思い返しておきたいと思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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中高年の人は、禁煙の努力をされている人が多いのも事実です。
故に煙草を公共の場でしている人は、本当にモラルに欠けているとしか言いようがない。まともな会社で働いている人は、禁煙しないと仕事なんかできない。
地方自治体の役所では喫煙室がない所が多く、役所の裏で隠れて煙草を吸っていたと言うニュースを聞いたことがあります。
「一市民が歩きタバコを行っている犯罪者に注意をするのは危険だ。」
理由は、そもそも歩行喫煙をするような人間にはモラルがないからです。
この世は、仏教でいうところの「無常」なわけです。
家族を顧みず無休で働いている部下ないし、後輩にこう説諭をすることがあります。
「来年も今日と同じ日を一緒に迎えられるとは思わないことです。」と。