「韓日は突発変数管理し関係改善につなげよ」=韓国紙
韓国紙『中央日報』(日本語版)に14日、「韓日関係が順調に回復するなか、韓日政府は突発変数を管理し、関係改善の流れにつなげよ」などとする社説を掲載しました。いろいろと呆れる記述ばかりです。「突発変数」とやらはいつも韓国の側からやって来るからです。ただ、そんな韓国にスワップやホワイト国、レーダー照射不問などの恩恵を与えた「岸田文雄」という政治家に対しても、また、有権者は審判を下す権利を留保しています。
二重の不法行為
最近、メディアを賑わす表現のなかに、大変に胡散臭いものがあるとすれば、そのひとつは間違いなく、「日韓関係改善」、でしょう。
以前の『【総論】韓国の日本に対する「二重の不法行為」と責任』でも説明したとおり、日韓諸懸案の正体とは、韓国の日本に対する「二重の不法行為」――、すなわち韓国側が①「日本から被害を受けた」とするウソをつき、②謝罪や賠償など、法的権利のない内容を日本に要求していること――に尽きます。
日韓諸懸案に関する韓国の「二重の不法行為」とは?
- ①韓国側が主張する「被害」の多くが韓国側によるウソ、捏造のたぐいのものであり、最終的には「ウソの罪をでっち上げて日本を貶めている」のと同じである
- ②韓国側が日本に対して要求している謝罪や賠償の多くは法的根拠がないか、何らかの国際法違反・条約違反・合意違反などを伴っている
(【出所】『【総論】韓国の日本に対する「二重の不法行為」と責任』等参照)
自称元徴用工問題がその典型例でしょう。
そもそも論としてこの問題は、「戦時中、強制徴用された」などと自称する者やその遺族らが、法的な根拠なく、日本企業に対して謝罪や賠償を要求しているものであり、多くの場合、「強制徴用された」などとする証言に物証はなく、端的に言えば「捏造」という可能性が濃厚です。
日本政府の姿勢に問題はなかったのか
このあたり、日本政府(安倍晋三総理大臣ら)は、この問題を巡っては自称元徴用工らの主張が真正なものであるかどうか、という点よりも、どちらかといえば韓国における2018年10月、11月における判決の国際法違反を問うスタンスが中心でした。
「旧朝鮮半島出身労働者」という名称にもあるとおり、日本政府の姿勢は、「何らかの徴用」が行われていた可能性については否定しないまでも、もしそうだったとして、その補償問題は1965年の日韓請求権協定で解決済み、とするものだったのです。
やはり、このスタンスだけだと、そもそも「違法な強制労働」という事実に反する韓国側の主張そのものに、きちんと反論するものではなかったことは、間違いありません。
そのためでしょうか、岸田文雄・現首相は韓国側が打ち出してきた自称元徴用工問題の「解決策」(※解決になっていない)を巡って「日韓関係を健全な関係に戻すためのものとして評価する」、などと表明(首相官邸ウェブサイト・3月6日付『旧朝鮮半島出身労働者問題についての会見』参照)。
そのうえで、2018年12月に発生した火器管制レーダー照射事件を不問に付すとともに、韓国を輸出管理上の「グループA」(旧称は「ホワイト国」)に戻し、日韓通貨スワップ協定を復活させるという、じつに愚かな決定を次々と下しました。
ただ、日韓関係「改善」が無理やり演じられる中にあっても、世に数あるウェブ評論サイトのなかでひとつくらい、「日韓諸懸案のすべては韓国側のウソと約束破りの問題である」とする原点に、ときどきは立ち返るものがあっても良いのではないかと思う次第です。
中央日報の社説に驚く
さて、こうした前提条件を踏まえて、本稿で紹介したいのは、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に14日付で掲載された、こんな「社説」です。
【社説】「突発変数」をきちんと管理し、韓日関係改善の流れをつなげてほしい
―――2023.07.14 11:16付 中央日報日本語版より
地味に、イラっと来る社説です。
記事タイトルでも想像がつきますが、日韓首脳会談や日韓外相会談が相次いで開かれたことを受け、日韓関係の「改善」の流れが進んでいるが、そのうえで「突発変数」をきちんと管理せよ、と日韓両国に注文を付けるものだからです。
記事冒頭から、こんな具合です。
「韓国と日本が首脳会談と外相会談を2日間相次いで開催し、両国の外交関係は順調に進んでいる」。
「最大の難題だった強制徴用問題に続き、両国関係の『暗礁』と見なされてきた懸案が日本福島汚染水の放出問題だった。しかし、<中略>首脳会談と昨日のインドネシア・ジャカルタでの韓日外相会談を機に大きな山場を越えたようだ」。
「強制徴用問題」とは自称元徴用工問題の、「福島汚染水」とはALPS処理水の、それぞれ誤りです。
韓国メディアにはこうやって誤った表現がナチュラルに用いられているという点も腹立たしい限りですが、そもそも前提条件からしておかしな認識です。
まず、自称元徴用工問題自体、自称元徴用工らのうち4人が「財団」からの賠償金を受け取らないとしており、その賠償金を供託しようとしたところ、裁判所が供託を拒絶するなどして頓挫しかかっています。韓国が自分自身で提案した「解決策」とやらが頓挫しそうになっているのに、いったいなにが「順調」なのでしょうか?
また、福島処理水の海洋放出にしたって、すでに国際原子力機関(IAEA)の包括報告書が公表されており(経産省ウェブサイト・7月4日付『IAEAが東京電力福島第一原発におけるALPS処理水の安全性レビューに関する包括報告書を公表しました』参照)、事実上のお墨付きが得られています。
それなのに韓国のメディアや一部野党議員らは、処理水のことを「汚染水」という誤った用語で呼称することをやめていませんし、相変わらず竹島近海での軍事挑発は続き、世界遺産登録には非協力的、韓国が2015年12月に日本と取り交わした自称元慰安婦問題に関する合意も履行していません。
もういちど聞きたいのですが、いったいなにが「順調」なのでしょうか?
そもそも自称元徴用工問題、FCレーダー照射問題、自称元慰安婦問題、竹島問題などの諸懸案がなにひとつとして片付いていないなかで、「韓日関係は順調だ」、などと言われても、反応に困ります。
突発変数はいつも韓国から
しかも、社説を読んでいて驚くのは、そこだけではありません。
中央日報は、こう主張するのです。
「両国政府はより緊密な疎通を通じて偶発的な行動など突発変数が生じた場合、迅速に対応しなければならない」。
これまでに生じた「偶発的な行動」などの「突発変数」とやらは、すべて韓国が仕掛けたものであり、すべて韓国の問題です。どうしてその「迅速に対応」する義務が日本の側にもあるというのでしょうか?
まったく意味が理解できません。
いずれにせよ、日韓の政府や一部メディアなどは、日韓関係が「回復に向かっている」、などとする、ある意味では「おめでたい」認識をお持ちのようですが(岸田文雄首相その人がその筆頭でしょう)、日韓関係は「回復」に向かっていません。
それどころか、一般の日本国民にとってはしらけムードが漂っていることは間違いありません。
いずれにせよ、遅くとも次の選挙までに、日本国民は岸田文雄首相が率いる自民党に審判を下す権利を持っています。「韓国」、「LGBT」、「財務省」の岸田政権がいかなる評価を受けるかについては、ウェブ評論化としても、引き続き関心を持つテーマのひとつであることも事実でしょう。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
>突発変数が生じた場合、迅速に対応しなければならない
ウ~ン、アメしゃぶらせてくれないのなら、気に入らないことがあれば、
いつだって火病るゾッて、開き直ってるみたいに聞こえますねぇ。
ご心配なく。日本国民はもうそんなのには慣れっこ。
「放置しとけばOK!」の一択。
でもまあ、国民がこぞってやらかした不始末でも、トコトンマズくなったら、
「大統領の責任ニダ!」と、ロウソクで炙り殺されるような国だから、
ユンちゃんも、大変っちゃ、大変ですね(笑)。
数学用語が比喩的に使われることは少なくありません。「平行線」はわかりやすいし、「最大公約数的」という表現を眼にしたときはなんて上手い喩えなんだろうと感心したものです。一方、「数学的には比例ではないが相関関係がある」ことを「比例する」と書くことは比喩のようなものであったとしても納得しかねます。
でもって、「突発変数」?え?
変な数学用語?を勝手に創ってるんじゃねーよって話ですよね。お前はラノベ作家か?鎌池和馬かって言う。
>突発変数
日本側がずっと前から使っていた「ゴールポストが動く」と同義ということでいいんだろうかね。そっちの方がずっとわかりやすいのだけど。
ムービングゴールポスト
とある儒教の 突 発 変 数
こうですか。
あ、オタクが釣れた、ってなんか意外な人が。
> 「突発変数」とやらはいつも韓国の側からやって来るからです。
これに付きます尽きますね。
自分で出した変数は自分で解決してもらいたいものですが、自分の責任だという自覚がないのでしょうね。
キシダを飼いならして都合よく使い倒せ
関係を管理せよとはこういう意味ですよね、ええ、みんな知っています。
まず竹島を返せ
仏像返せ
変な女の像をのけろ
火器管制レーダー照射を謝罪せよ
>これまでに生じた「偶発的な行動」などの「突発変数」とやらは、すべて韓国が仕掛けたものであり、すべて韓国の問題です。どうしてその「迅速に対応」する義務が日本の側にもあるというのでしょうか?
>まったく意味が理解できません。
関白宣言 改め 韓国宣言 ですね♪( ´ω`)
1
これから条約交わす前に 言っておきたい事がある
かなり厳しい話しもするが 俺の本音を聴いておけ
俺より上に 居てはいけない
俺より下に 居なくてはいけない
いつも謝罪をしろ
いつも賠償をしろ
たった千年で 構わないから
忘れてくれるな 条約守れない日本と
条約交わせる 筈など無いって事
日本には日本にしか 出来ない事があるから
何一つ口出しせず 黙って俺に金を出せ
2
お前の金は 俺の金だ 俺の金は 俺の金だ
俺の尻拭い 賢くこなせ 容易い筈だ 愛すれば良い
俺の陰口 言うな聞くな
それからつまらぬ 規制はするな
俺はリスカはしない 多分しないと思う
しないんじゃないかな ま、ちょっと覚悟はしておけ
友好は日本が 育てるもので
韓国が苦労して 繕うものでは無い筈
日本は半島で 酷い統治したのだから
拒否出来無いと思え これから俺に奉仕しろ
3
南が育って 統一をしたら
誰より金を 渋ってはいけない
例えばわずか 一円でも良い
誰より金を 渋ってはいけない
何も要らない 俺の手を握り
謝罪と賠償 二つ以上増やせ
お前はお金を もっと出すべきだったと
俺が言うから 必ず言うから
忘れてくれるな 俺は永世被害者で
永世加害者は ずっと日本 金を出せ
忘れてくれるな 俺は永世被害者で
永世加害者は ずっと日本 金を出せ
なんか「韓日関係改善のおかげのでAP4の首脳会合が実現したのだ」だそうで。
AP4、つまりNATOに深く関わる意味わかってんのか……ロシアの名目はウクライナのNATO接近による挑発、中国も韓国のアメリカ寄りを強く強く牽制し続けている。汚染水でゴネるのとNATOに関与していくのは逆の行動に等しい。
まさか単に日本に難癖をつけているだけではなく、この期に及んで米中バランスをとっているつもり……?
今の日韓関係について私が気になるのは、
「処理水放流をめぐる日韓協力の象徴として、日韓漁業協定を再開することが重要である」と
恩着せがましく韓国側が主張してくるのではないか、そしてそれを岸田政権は受け入れてしまうのではないかということです。
確かに岸田ムン雄政権ならやりかねないと思いつつ、一方漁業協定再開は処理水の影響がないことを韓国が認める査証になるかと思うのです。
何せ汚染されているはずの漁場で漁をさせろってどういう事と考えれば、流石に韓国人や宏池会・自民党が幾ら脳みそ空っぽ・ポンコツでも誰か気付くでしょう。
そう思いたいものの、『汚染水』の放流は影響無しと言ってる南朝鮮政府に特に何も言わないキシダニ、リン・ホウセイや謝謝茂木を思うと不安でしかないですね。
>一方漁業協定再開は処理水の影響がないことを韓国が認める査証になるかと思うのです。
これこそが”ごね得”(0対100理論)ではないでしょうか。
相手にする必要さえ無い問題なのに、結果として漁業協定再開という日本側が譲歩するということです。
キシダが総理になるという突発変数。自民党の伝統芸か。何にせよ日本側の責任。
岸田政権が続くこと自体も「突発変数」
突発変数?いえいえ毎年起きてる発作や持病ではないですか。建国以来の風土病です事実他の国とは問題になっていないではないですか。充分予見可能です。
「両国政府はより緊密な疎通を通じて偶発的な行動など突発変数が生じた場合、迅速に対応しなければならない」
日本ができる対応といえば、制裁決議しかありません。それを次からは迅速にと。大賛成です。
韓国側の変数が必ずマイナスなので、乗数すると必ず日本にはマイナスになってしまいます。
ゆえに嫌です。
「日韓は関係改善しないといけない」
と考える種族が、何故か日本にも韓国にも多数居ますが、全く事実では無いんですよね
そんな事は日本の国益・国民益に合致せず、反する事さえままある
「日韓は戦争さえしなければいい」に改めた方が良いと思います
その辺りが真実だと思います
その程度の関係で何ら問題ない。上記の誤り、思い込みよりは遥かに真実に近い
未だに韓国を損切り出来ないアメリカ、特に民主党政権が問題なのです。
それに加えて、アメリカの顔色を見る事が習い性になっている宏池会の岸田政権がバイデンの御用聞きに精を出しています。
宏池会政権にはこの秋限りで退場して頂きたいと思います。
>やはり、このスタンスだけだと、そもそも「違法な強制労働」という事実に反する韓国側の主張そのものに、きちんと反論するものではなかったことは、間違いありません。
当時の政権は問題を外交問題に絞ってましたが、事態を悪化させたとの批判を避けることと、論点発散を避けるために歴史戦に広げなかったのだろうかと想像していました。まあ、どっちみちその批判はされたんですが。
ウソをウソと公然と指摘することにももっと力を入れていれば、後に鴨葱政権ができても後戻りしにくくなったかもしれないですね。
国のアジェンダに上げないと、と思います。
「突発変数」 ???
何でも難しく言えばエラソウニ聞こえるのかあの人達は、そういうの好きみたいですね。要は普通に人間らしく振る舞っていただければいいだけなんですけど。