日韓首脳会談受け、さっそく韓国を強く脅し始めた中国

韓国茶道っていったいなに?なぜ日本が一方的に努力するの?FC照射は?

やっぱり、中国が動いてきました。日韓首脳会談の「大成功」を演じたい首相官邸の思惑とは裏腹に、中国共産党の機関紙『環球時報』が「台湾問題」などを巡り、「日中韓3ヵ国首脳会談」の不開催などをチラつかせながら、韓国を脅しにかかったようです。日韓首脳会談を巡っては「韓国茶道」などのツッコミどころも多々あるなかで、一部メディアなどが大声で喧伝するほどの「大成功」だったわけではなく、むしろ半島有事や米中二股外交への「巻き込まれリスク」を高めたという意味では、百害あって一利なしだったといえるでしょう。

首脳会談の余波

「韓国茶道」って…いったい何者!?

「日韓関係が改善に向けて大きく舵を切った」――。

日韓首脳会談の「大成功」を演じたい首相官邸の思惑に沿うかのように、「保守派」と自認する人たちの間からも、そんな評価が漏れてきたようです。

岸田文雄首相は7日から8日にかけて韓国を訪問し、尹錫悦(いん・しゃくえつ)韓国大統領との会談を実施。ともに訪韓した裕子夫人は金建希(きん・けんき)夫人から「韓国茶道」(?)のおもてなしを受けたとも伝えられています。

韓国茶道でおもてなし 日韓首脳の夫人交流

―――2023/5/8 12:50付 産経ニュースより

はて?韓国に茶道など存在するものなのでしょうか?

「韓国茶道」と言われてもピンと来なかったので、インターネット上で「韓国茶道」を検索してみると、なぜか地べたに茶器とともにトイレットペーパーなどが無造作に置かれた画像が出て来るほか、今から10年前に投稿された、「魔法瓶の蓋をパッコンと開けてジャバジャバとお湯を注ぐ」という動画などが出てきました。

一般の日本人がどう思うか、少しは気を遣うべき

もちろん、この動画をそのまま信頼すべきかどうかについては、よくわかりません。

ただ、その一方で産経ニュースの記事に添付された画像を見ると、金建希夫人の右手に座った裕子夫人が緑茶っぽいものを手に持っている姿が確認できる一方、金建希夫人の目の前には別の小さな茶器も置かれているようです。

なんだかよくわかりません。

いずれにせよ、これを見た一般の日本人がどう思うか、首相官邸の広報担当者はもう少し気を遣った方が良かったのではないでしょうか。

なぜ日本政府「だけ」が韓国人の心を開かせる努力をしなければならないのか

こうしたなかで、岸田首相の訪韓に関連し、個人的に少々カチンときたのが、韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)が配信した、こんな記事です。

岸田首相が「韓国人の心を開かせる努力」 大統領室が首脳会談評価

―――2023.05.08 18:21付 聯合ニュース日本語版より

聯合ニュースによると韓国大統領室の李度運(り・どうん)報道官は8日の記者会見で、前日の日韓首脳会談に関し次のように述べたのだそうです。

韓国人の心を開かせるという日本政府の努力が始まったことを岸田首相が示した。韓国政府の要請ではなく自らの政治的決定で過去の歴史に関して発言した。足りないと判断する人もいるが重要な進展」。

なぜ日本政府だけが、「韓国人の心を開かせる努力」とやらをしなければならないのでしょうか?

なぜ韓国政府は「日本人の心を開かせる努力」をしようとしないのでしょうか?

そもそも韓国政府の関係者から出て来る発言は、どれも「日本が一方的に韓国のために尽くさなければならない」というものです。先日の『福島処理水で満たすコップの水論』などでも指摘した「コップの水理論」なども、その典型例でしょう。

ちなみに「コップの水理論」とは、日韓諸懸案(たとえば自称元徴用工問題など)を巡って、「韓国がコップの水を半分満たしたのだから、日本は誠意ある呼応によりもう半分を満たすべきだ」、などとする、なかなかに理解に苦しむ詭弁です。

何がおかしいのかといえば、その「コップの水」を飲むのは、日本側ではなく、韓国側である、という点にあります。たとえば、自称元徴用工問題を巡っても、韓国・行政安全部傘下の「日帝強制動員被害者支援財団」が支援する相手は、あくまでも韓国の自称元徴用工に限られ、その意味で「受益者」は韓国人です。

いずれにせよ、「韓国人の心を開かせる」云々の発言は、日本人に対して大変無礼でしょう。

韓国は信頼に値する国なのか

FC照射事件を「海自哨戒機問題」と呼び変える韓国メディア

こうした韓国による国を挙げた「無礼な態度」は、それだけではありません。聯合ニュースが配信した次の記事なども、同様に、大変に無礼です。

韓日国防相会談 来月4年ぶり開催へ=海自哨戒機問題の解決策模索

―――2023.05.08 17:04付 聯合ニュース日本語版より

記事タイトルに「海自哨戒機問題」とありますが、これはもちろん、「韓国海軍による火器管制(FC)レーダー照射事件」の間違いです。

聯合ニュースによると、6月2日から4日にかけてシンガポールで開かれるアジア安全保障会議(いわゆる「シャングリラ会合」)に合わせ、日韓が国防相会談を開催する見通しであることを、「複数の消息筋が8日、伝えた」のだそうです。

実現すれば2019年11月以来4年ぶりですが、これについて聯合ニュースは、こう述べます。

来月の会談が実現すれば、18年に韓国海軍の艦艇が海上自衛隊の哨戒機に火器管制レーダーを照射したと日本側が主張している問題が主な議題となるとみられる」。

この書き方、明らかに日本人を舐めていますが、これには伏線があります。

韓国の防衛当局者自身、このFCレーダー照射事件は「なかった」としつつ、2018年当時に苦し紛れに出してきた「日本の低空威嚇飛行」というウソについても「あった」と開き直る道を選んだからです(『レーダー照射事件でウソをつき続けることを選んだ韓国』等参照)。

FCレーダー照射での譲歩は「あり得ない」

当たり前の話ですが、FCレーダー照射は時と場合によっては明らかな戦闘行為とみなされ、それがきっかけで実際に交戦状態に陥りかねない、大変危険な行為です。

日本政府は韓国海軍駆逐艦「広開土大王」が2018年12月20日、石川県能登半島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で日本の海自P1哨戒機に対し、FCレーダーを照射した事実を、豊富な証拠とともに韓国側に突き付けています。

韓国が最低でも今すぐにやらなければならないことは、まずはFCレーダー照射の事実を認めることであり、日本に対して真摯に謝罪することであり、関係者を処罰することであり、そして再発防止策を策定し、日本に対して約束することです。

それなのに、尹錫悦政権下においても韓国側は結局「ウソをつき続ける」ことを選んだわけです。かかる重大な事件について事実関係を認めずに逃げ回っているような相手と国防上の協力などあり得ませんし、あってはならない話です。

こうした原則を大きく逸脱して、「日韓関係の改善が大事!」とばかりにFCレーダー照射事件についてもうやむやな解決を図ろうとしているのだとしたら、岸田文雄首相は「目先の政治的アピールのために日本の安全を韓国に売り渡した男」として後世から糾弾されることを覚悟すべきでしょう。

「それでも日韓関係改善は必要だった」

もっとも、「韓国が日韓諸懸案を解決していないのに関係『改善』は性急だ」、などとする議論を展開していくと、必ず、こんな反論を受けます。

いや、日韓諸懸案を巡り、日本が100%満足できる解決はあり得ない。それよりも、現在の局面に鑑みれば、日韓関係の改善は急務だ。多少、日本が譲歩しても、関係改善を進めるべきだ」。

こうした考え方の背景にあるのが、「韓国との関係が大事だ」、などとする主張です。「朝鮮半島生命線説」とでも呼べばよいのでしょうか。

朝鮮半島生命線説

韓国は地理的に見て日本に非常に近く、この地域が日本の敵対勢力に入れば、日本の安全保障に深刻な脅威をもたらす。だからこそ、日本はあらゆるコストを払ってでも、朝鮮半島を日本の友好国に引きとどめておかなければならない。

(【出所】著者作成)

あるいはこの「朝鮮半島生命線説」のバリエーションでしょうか、たとえば「北朝鮮の牽制のためには韓国との協力が必要だ」、「東アジアの平和と安定のためには韓国との協力が必要だ」、といった具合に、「韓国との協力が必要だ」に結びつく理屈を次から次へと考えて、それらを無理やり主張するのです。

もちろん、最近だとここに半導体などの戦略物資、中国を念頭に置いたサプライチェーンや経済安全保障などを絡める論調も散見されますが、いずれにせよ共通しているのは、「日本が多少譲歩してでも韓国との関係を円滑にすることが必要だ」、とする主張です。

果たして、これは正しいのでしょうか。

対韓譲歩しても日本の利益につながるとは限らない

結論からいえば、間違っています。

たとえば『韓国への譲歩が無意味である理由を鈴置論考で確認する』などでも紹介したとおり、日本で最も信頼に対する韓国観察者のひとりである鈴置高史氏の論考に目を通すと、「日米韓連携」のための日本が韓国に譲歩してもまったく意味がないどころか有害であることに気づかされます。

その理由は簡単で、日本が韓国に「譲歩」しても、韓国が日本の望むように動いてくれるという保証は、どこにもないからです。

また、先ほどの「朝鮮半島生命線説」も同じで、日本が「あらゆるコストを払っ」たとしても、韓国にその気がなければ、いつでも韓国は日本の「敵対国」になるという選択を取ることができます(※もっとも、そのときには米韓同盟が消滅し、韓国は経済焦土化されるかもしれませんが…)。

中国が大変に強い不快感を示す

ではなぜ、韓国は日米陣営にコミットしない可能性があるのでしょうか。

尹錫悦氏に焦点を合わせると、3月の自称元徴用工問題を巡るディールとそれに続く訪日、4月の訪米、そして今回の岸田首相の訪韓による「日韓シャトル会談」の復活、という流れが浮かび上がりますが、端的にいえば、中国が尹錫悦氏の一連の行動に対し、大変に強い不快感を示しているのです。

これを説明するうえで、大変にわかりやすい記事が、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に掲載されています。

「日韓和解は米国の圧迫のため」 韓日中会談の保留もちらつかせる中国

―――2023.05.08 17:06付 中央日報日本語版より

中央日報によると、中国メディアがいっせいに、今回の日韓首脳会談に否定的な記事を出したうえで、「両国間の和解の雰囲気はいつでも壊れる」、「台湾挑発を続ける場合、日中韓会談は難しい」などと「脅しをかけた」のだそうです。

中央日報が具体的事例として参照しているのは、中国共産党の機関紙『環球時報』の英語版、すなわち Global Times による、こんな趣旨の記事だそうです。

  • 日韓首脳が2ヵ月も経たないうちに再び首脳会談を持ったのは親米主義的な日韓指導者が米国の戦略的要求に応じようとする内心が根底にあるからだ
  • 両国間の相次ぐ会談は中国を牽制しようとする米国の圧迫で領域内の対決を高めようとする狙いがある。尹錫悦政権のあいだに、韓国を中国・ロシア・北朝鮮に対する敵対戦略に編入させようとする試みだ
  • 現在日韓間の緊密な関係は右翼支持層に基盤を置いていて、すべての国民の支持を受けているわけではない
  • 韓国の場合、尹政府と保守陣営が権力を失えば日韓間の和解は持続不可能で壊れやすい

この最後のくだりは、まったくそのとおりでしょう。

いや、今でも少なくとも韓国国会では「ともに民主党」を中心とする野党が過半数を大きく上回る議席を有していますし、尹錫悦氏が勝利した昨年3月の大統領選にしたって、対立候補だった李在明(り・ざいめい)氏との得票差はわずか1%未満でした。

現在でも尹錫悦政権に対する支持率は、調査するメディアによっても差はありますが、総じて決して高いとはいえません(たとえば聯合ニュースの4月14日付の『尹大統領支持率27%に下落 昨年11月以来の20%台』等参照)。

そこを中国に見透かされている、というわけです。

日中韓3ヵ国会談を人質に

ただ、話はそこにとどまりません。韓国の「足元」を見てくるのです。

中央日報はほかにも、人民日報など複数の中国メディアの報道を引用しつつ、中国が日韓首脳会談を強く牽制しているという点を指摘。さらには環球時報の「中国の核心利益である台湾問題」で「日韓双方が中国を挑発している」なかで「三者会談を再開するのは難しい」などの論説を紹介します。

正直、「日中韓3ヵ国会談」が開催できなくなったとしても、日本にとって大した実害はありませんが、経済・貿易・金融面で中国に強く依存し、2017年頃の「THAAD制裁」の記憶も新しい韓国にとっては、こうした中国の牽制は日本とはまったく違った見え方がするはずです。

日中韓3ヵ国会談などを人質に、中国が韓国との対話に応じてくれなくなるということ自体、韓国にとっても大変に強い脅しです。

中国が「巻き返す」のが先か、中国の「巻き返し」を見越して韓国が自主的に「軌道修正」するのが先かはわかりませんが、このまま韓国が「日米陣営」に戻ってきたと考えない方が良いことは間違いありません。

このあたりの見極めもなしに、日韓関係の「改善」に前のめりになる岸田首相。

この日韓首脳会談、日本にとっては半島有事への「巻き込まれ」リスクを高めただけでなく、米韓間、中韓間の綱引きにも関与させられるという意味では、正直、百害あって一利なしだったと考えるのが正解ではないかと思う次第です。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

このエントリーをはてなブックマークに追加    

読者コメント一覧

  1. はにわファクトリー より:

    他国の政治に加勢しようなんて、外務官僚スジの思い上がりも甚だしいもの。
    それを真に受け、あたかも誰にも横取りできない俺さま政治力と言わんばかりの首相入れ込みよう、冷淡な視線が集まるどころでは済まないのではありませんか。

  2. 理系初老 より:

    中国が日本に対して、キシダや日本害務官僚ではなく、米国が韓国と日本を米国のために働かせることを最優先しているという事(自国が一番というのは正論なので米国を責める意図はありません。ただし法治国家ではないウソツキ国家は別です。)を非難するならば、その攻撃は非常に有効であると言わざるを得ません。
    以下サミットに関する私見を述べさせていただきますが、念のため、私は、お花畑の憲法は即変えるべし、潜水艦発射中距離ミサイル(核3原則を廃止すれば核をもっているかどうかを公言する必要なし)を配備すべきと思っている者です。ですので核即刻廃止などという非現実的な夢物語を述べるつもりは毛頭ありません。
    どうせ今度サミットで広島に来るのだから、米国と韓国の大統領、取り巻き、マスコミに平和祈念館の中を30分以上見学させることができれば、それはそれでキシダの大成果になると思います。しかし残念ながら、中に入らず、献花してあたりさわりのない記者会見して終わりの予感がします。
    返す返すも、安倍さんがもしご存命なら、キシダに韓国相手にあんなバカなまねはさせなかったし、広島でサミットやるにしても、米国大統領に、自分がアリゾナ記念館前や米国議会でやったような演説をやらせようとするに違いないと妄想しています。

  3. クロワッサン より:

    岸田文雄をみてると、日韓関係、東アジアの国際情勢の運転席に岸田文雄は座っているつもりに見えるんですよね。

    「日韓関係は日本が譲歩すれば上手くいく!日本がいくら譲歩しても無意味で、米韓関係で日韓関係が決まると言うのは嘘だ!」と確信してて、確信を現実とする為に行動している感じ。

    なんだか、まるで文在寅みたいな。

    岸田文雄が持つ韓国への幻想と贖罪意識は、日韓関係が安倍晋三氏が切り拓いたマトモな2国間関係と向かうには障害でしかなく、むしろ歪めてしまうだけの代物なんですけどね。

    それと、火器管制レーダー照射事件も、岸田文雄自身は有耶無耶にして済ませようと画策していても不思議じゃないし。

    岸田文雄の対韓融和姿勢が単なるポーズならホントに騙されたってなりますが、ポーズなんですかねぇ…。

    1. 匿名 より:

      ポーズも何も、何も考えていないですよ。
      戦争真っ最中のウクライナに、しゃもじを持って行った人ですから。

      1. CRUSH より:

        戦争への貢献の仕方は、ケースバイケースです。

        日本はミリタリー分野で直線的なアシストをできません。
        経済分野でなら、
        ①勝ったら復興支援はガッポリ
        ②ロシアには制裁しとくよ

        ゼレンスキーにはありがたい話だったかと個人的には思いますけどね。

        被災地の復興支援には、レオパルドなど現物もありがたいけど現金も同じようにありがたいものですよ。

  4. 匿名 より:

    そもそも、韓国相手に、外交なんて要りますか?
    外交とは、中身があり、約束を守る国とやるものです。

  5. サムライアベンジャー(「匿名」というHNを使うことは在日の通名を使うのと同じ行為) より:

     何度見ても笑える韓国茶道ですね。子供にも教えたりして、哀れというか。
     かつては中国からの使者を迎えてお茶などで接待する事があったはずです、接待マニュアルなど王室の文献がないのでしょうか。どちらにせよ、哀れというほかありませんね。

    >朝鮮半島生命線説
     たしかに地政学的に日本にとってもアメリカにとっても、韓国が緩衝地帯であってほしいと思うことでしょう。それと同じ割合で、自衛隊の憲法明記問題に取り組んでほしいものですがこっちの方は反対派が多く片手落ちです。本当に国防を考えているのでしょうか。

     アメリカ軍にとって沖縄は「すごく便利」なので、日本が緩衝地域になることは避けたいという力がアメリカから働いているんでしょうが、近年は遠隔操作兵器などの軍事技術の発達で緩衝地帯に必ずしも「陸軍」を置く必要性が薄れているのですが。

     韓国との関係がすごく大事かのように思っている勢力がそこかしこにいるようですが、なかなかそいつらを追い出せないのでしょうね。

  6. カズ より:

    それにしても、彼らの「清々しいまでの図々しさ」ですね。
    身を切る歩み寄りを何一つ示さないにもかかわらずです。
    *****
    >対韓譲歩しても日本の利益につながるとは限らない

    韓国の言動は、目先の損得に反応する脊髄反射のようなものなのかと。
    判断を介さない反射に対しての譲歩なんて意味を為さないんですよね。

    韓国は、『損な岐れになれば、必ず裏切る』からです。
    「判断ではなく”反射”が司る国」なんですものね・・。

    1. ムッシュ林 より:

      本当に身を切る譲歩は何一つしてないですね。自称徴用工問題も原告全員が金を受け取るまでは差押え資産の現金化リスクは残るわけで、さらに言えば、求償権を財団が持ってる時点で左派政権になった途端に蒸し返されるわけで、最終的、不可逆な解決になってない。しかも誠意ある呼応まで実は裏で約束してたのでしょ。だからグループAに戻して、心が痛む発言までしてしまう。
      アルプス処理水でも未だにいちゃもんつけてますし、慰安婦合意破りや数ある諸懸案は何も解決してないですからね。岸田政権もママスコミも尹大統領の親日的な言動に前のめりになってますが、取るものとったらいずれ竹島上陸するかも。

      1. カズ より:

        そうですね。貰えるものを受取るまでが彼らにとっての約束です。
        岸田首相の「心が痛む発言」に、私たち日本人の心は傷みました。

  7. 赤ずきん より:

    「日韓首脳会談受け、さっそく韓国を強く脅し始めた中国」という見出しですが 中国はより強かに韓国を利用しようとしているフシがあります。money1より。
    「中国から韓国への投資増加!二次電池関連で5兆。迂回輸出の目論見」
    https://money1.jp/archives/105126

  8. taku より:

     私は、韓国は信用ならないから、日韓関係は段階的に縮小すべきとの考えですので、先の首脳会談をさほど評価しません。
     しかしながら、隣国だから、相応の付き合いをすべきとの立場の人(日本では多数派と思われる)からは、韓国の保守派は歓迎、左派・中立派は非難という岸田発言の内容は、良い落ち着きどころだったのかもしれません。
     譲れば図に乗る韓国のことですから、これからも「コップの水を満たせ」要求が続く可能性が高い。言わんこっちゃない。韓国との交渉は無駄です。
     「過去の植民地支配に対する過度の贖罪意識」を持った方々はようやく少数派になりましたが、「隣国だから仲良くしよう」というお花畑派はまだまだ根強い。粘り強くやっていきましょう。

  9. 元ジェネラリスト より:

    なんで茶道なんだろ。バイデン来日時に茶を出したからでしょうかね。(あんちょく~)

    ニュースで見てて韓国の茶道が「へ?」だったので少しググったんですがよくわからないですね。韓国の歴史に関わるものを調べるときはいつもそうなんですが、情報が汚染されているのを感じます。
    出自が明らかな情報としてはこういうのがあったので。

    茶道に視点をおいた東洋的思考に関する研究 浜田利満 夫光植 浜田孝子 元種彬
    -韓国における茶道調査を中心に-
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/nsurounsou/6/0/6_KJ00005382901/_pdf/-char/ja

    韓国に茶道があるかどうかでいえば、「ない」ようです。
    李朝の貴族階級の茶礼や、山奥に追いやられた仏教寺院で祖先祭祀で細々と続いていたものはあるようですが、庶民にも広まって文化を成したものではないようです。

    「近年盛んになってきたという市中における韓国茶礼は、山奥の僧侶や茶人が行ってきた茶に比べギャップを感じた。」P.15
    これも江陵端午祭のように今になって原型を留めず変化した別物の雰囲気を感じます。
    韓国内で広まっている茶道の韓国起源説など歴史の噂話は「ここでは触れない」としています。

    茶道といえば(日本の)茶道であって、出所がよくわからない「自称韓国茶道」を茶道と呼ぶなど、日本の茶道を相対化して貶めるようなもんではないでしょうか。(笑)

    1. 匿名 より:

      韓国には、「茶道」は勿論、「道」は無いです。
      「道」の概念や思念は、理解の外でしょう。「騎士道」も。

  10. 一之介 より:

    悪夢のような民主党政権とさして変わらぬ悪夢のような宏池会政権。早く辞めさせないといけない。こんな情けない日本に誰がした。我々有権者の責任が大きい。『総理は問題が根本的に解決されず不法に資産を差し押さえられたままで一向に戻って来ない日本企業には心が傷まないのか?』と何方かが言っておられた。国民の生命と財産を守るのが国家の使命。戦時出稼ぎ労働者詐欺容疑者に謝るよりは自国民に謝るのが先ではないか?そういえば彼の国は詐欺犯罪大国らしい。さもありなん。こんな日本政府では次から次えて詐欺に引っかかる。同じ相手に何回でも騙され続ける愚か者が総理?あきませんね。と、怒り心頭に発しまくってる今日このごろ。

  11. HY より:

     逆説的に言えば今回の結果は日韓関係が終わる最終フェーズへの扉が開いたことを意味すると私は考えております。平成の偉人安倍晋三氏は対韓外交を大きく変えましたが最後には「最終的かつ不可逆的な解決」として10億円の拠出をしました。その結果、三度蒸し返す韓国に日本国民の意識も大きく変わりました。それまで嫌韓やネトウヨだけだった「反日」が一般的な評語として定着したのです。今度また蒸し返しがあった場合、もしくはFCレーダー照射やそれ以上の挑発行為があった場合、日本国民はもう韓国を許さないでしょう。
     また興味深いのは中国の反応です。日韓外交の揺り戻し自体は彼らにとって大した問題ではありません。にもかかわらず反発するのは直接的な動機として米国による半導体サプライチェーン包囲網が大きいでしょうが、これに中華圏的な思想が内包される場合、日本の従来の対中外交にも終わりが見えてきたといえます。安保は米国、経済は中国がもはや許されなくなっているのです。遠からず「米国との軍事同盟を断て」に近い要求が公式に日韓双方に突き付けられると予想します。日本が何を選び、韓国がどちらを選ぶか想像するまでもないでしょう。

     諸行無常、何事にも変化は訪れるものです。

  12. 攻撃型原潜#$%&〇X より:

    日韓関係改善を強く推し進めねばならないのは韓国の今置かれている実情に依るところが大きいと考えています。
    一つは経済的理由であり、半導体分野にも及ぶ米中対立のために、これまでのように輸出の大半を占めてきた中国向けは米国の恫喝によりフェードアウトを余儀なくされます。中国への依存度を下げるために新たなカモが必要です。
    二つ目は、中国が今最も強力に進めようとしている台湾併呑について、台湾海峡の有事は朝鮮半島有事に直結しているということに気付いたからでしょう。在日米軍は当然台湾に掛かりきりになるし、自国が戦場になる可能性大の日本も朝鮮半島どころではありません。日米が台湾有事に没頭せざるを得ない隙をついて現在休戦中でしかない状態の北朝鮮が38度線を越えてくる可能性はかなり高いでしょう(詳しくは鈴置氏の論考を)。このため韓国は日米韓体制をより強固にせねばならない状況にあります。反日一辺倒、且つ米国をも欺いた文在寅体制を引きずっていては有事の際に北朝鮮に蹂躙され、韓国という国は消滅の危機を迎えます。

    一方米国に日韓関係強化について強く背中を押されているお人好し岸田日本は、会計士様のご意見通り、朝鮮半島有事の際に巻き込まれるリスクを一方的に高めています。米国でも台湾と朝鮮半島の二面に対応するのは難しいのに、日本は更に北方ロシアの火事場泥棒にも対処せねばならない可能性があります。ロシアはウクライナ侵攻が長引いたことにより国力が弱まっているにしても、極東で泥棒を働く体力は十分残っています。
    米シンクタンクのシミュレーションでは台湾海峡における中・米日が衝突すれば双方多大な損害を出しながらも中国側が引っ込むことになっていますが、あくまでも多くの前提の上に行ったシミュレーションであり、中国有利で終われば沖縄割譲くらいはウクライナ紛争を見れば十分考えられます。
    日本は朝鮮半島との連携強化どころではない筈なのですが、第二次世界大戦前夜にナチスドイツとの宥和を選んだチェンバレン内閣が戦争を回避したとしてイギリス国民に大歓迎されたのと同様、歴史による判定は起きてからでないと分かりません。
    日本のチャーチルが出てこなければ、2030年の世界地図は沖縄が中国領の黄色に、北海道がロシア領の緑色に染まってないことを祈るばかりです。

  13. 美術好きのおばさん より:

    久しぶりに「吹いたら負け」の韓国茶道を拝見しました。トイレットペーパーはもう使わないようですね。

    韓国茶道の決定的特徴は、もったいぶって入れたお茶を自分でゴクゴク飲む自己完結型のところでしょう。一方、日本の茶道は他者があってのもので、おもてなしの一種です。あるいは戦国時代にあっては戦いの場だったのかもしれません。

    なお、英国の人達もお茶をよく飲み、「ティー」は社交の場にもなっているようです。先日再出版され話題となった今上陛下の『テムズとともに』を読むと、英国王室の方々は陛下を「ティー」にお招きするだけではなく、ヨーロッパの王族貴族の方々もお招きして陛下の交友関係を広げ確たるものにするお手伝いをしてくださっています。

    「ねぇ、オチャしない?」
    なかなか意味深い言葉です。

    1. 農民 より:

       小道具で笑わせ、無意味な所作で笑わせ、挙げ句に自分で飲むという大オチでドっと沸かせるという、高度なコントでしたね。
       私も含め無教養な者には堅苦しく思えるような様々な決まりごとも、必ず何かの意味があるものです。もてなす者の指先まで含めて美しく見せる、卑しい音が立たないようにする、茶器の美しさを際立たせる、静寂な室内空間まで計算して演出する……等々、どれも意味や合理性があり、そして最終目的はもてなす相手のため。
       中身を知らず考えず興味すらもたず、形だけ真似て起源を主張する彼らに実にお似合いな文化ですね、道具はただの道具に過ぎず無意味に茶碗をクルクルして自分でグビっとやる韓国茶道は。
       きっと「オチャしない?」と訊かれても、「いや今は喉乾いてないです」くらいしか考えが及ばない。

    2. 匿名 より:

      美術好きのおばさん様

      「ねぇ、オチャしない?」の深い意味を感じました。

      一つ、気になりました。
      韓国茶道という表現がありましたが、韓国に茶「道」は無いと思われます。
      「道」という概念や思念は、韓国には、理解が難しいでしょう。
      多分、茶「道」は、日本だけのものでしょう。

  14. 匿名 より:

    日本が韓国の世論を変える力はないし
    その必要もない
    用日お断り
    李在明頑張れ

    1. 名も無い匿名 より:

      外務省では、朴川いや松川理論が跋扈しているんだろう。

  15. 匿名 より:

    日韓関係は独立変数ではなく、日中、日米、米中の3関数によって決まる結果みたいなものではないでしょうか。
    そのような観点でみると、日韓首脳会談を受けて中国が韓国を脅し始めたということは、今回の日韓首脳会談の結果は中国に望ましくないということで、日中間では日本側がポイントを挙げたということだと思います。

  16. sqsq より:

    尹の訪日、国賓としての訪米、岸田の訪韓。背後にアメリカの影がちらつく。
    東アジアの中国包囲網の中で穴の開いたところが日韓関係で、アメリカとしてはここをなんとかしたかった。
    だからこそ中国が反発。すごくわかりやすい。

  17. 名無しの権兵衛 より:

     日韓両政府が「シャトル外交」という名の「仲良しごっこ」を復活させ、何度繰り返したところで、日本国民にとって韓国が台湾と同レベルの「真の友好国」にはなり得ないのだから、岸田首相と尹錫悦大統領には、気の済むまで「仲良しごっこ」を続けてもらっても構わないと思います。
     将来の「台湾海峡危機」と「朝鮮半島危機」は別々に発生するのではなく、恐らく「台湾海峡危機」に連動する形で「朝鮮半島危機」が発生すると思います。
     その理由は、次の2点です。
    ➀北朝鮮には単独で「朝鮮半島危機」を引き起こす意思も能力もない。
    ➁中国が「台湾海峡危機」を引き起こす際には、日米の軍事力を分散させ「台湾制圧」を確実に実現するため、北朝鮮に対し「朝鮮半島危機」を引き起こすよう命令する可能性が高い。
     「台湾海峡危機」と「朝鮮半島危機」が同時発生した場合に、日本国民の間には「韓国を捨ててでも台湾を護れ」という世論が高まるはずで「台湾も韓国も同じように護れ」とはならないと思います。
     それは、東日本大震災の時の台湾の日本に対する支援など、これまでの日台関係には真の友情の積み重ねがある一方で、日韓の間には「慰安婦問題」や「自称元徴用工問題」など日本の韓国に対する不信の積み重ねがあるからです。また、米国も本当に切羽詰まれば、韓国を捨てて台湾を取ると思います。
     その意味で岸田首相と尹錫悦大統領の「仲良しごっこ」に目くじらを立てる必要はないと思います。

  18. sqsq より:

    今日(5/9)の昼のニュースで麻生副総理が11日、12日に訪韓するらしい。

    いよいよスワップか?

  19. ひねもすねたり より:

    みなさま
    種々お怒り・お忘れのようですが、かの人は「過ちは二度と繰り返しませんから。」と主語、目的語が曖昧なことで有名なの言葉を掲げた地方の、しかも2世の国会議員の方です。
    その言葉を選挙期間中連呼するうちに、ピュアに目的と手段が入れ替わっても不思議を感じない御人にお育ちに成ってしまったと思います。

    さて、
    この様な御人が総理にまでなってしまうのは、何処かに制度的問題があると考えるべきなのでしょう。

    選挙で自民には投票しない、とも聞きますが、代替候補者もいません。よって、次回選挙でも自民が第1党となるでしょう。
    ここで総理、総裁選挙のことを思い出すと、岸田氏は立候補にあたり、多数の推薦人と派閥の推薦を受けていました。
    従って、彼らにも今回の顛末の責任があるはずです。
    今はネットの時代になった、とブログ主も主張しています。
    マスメディアの報道だけではここに集う人たちと違う意見がまかり通ってしまいそうです。
    そこで、これら推薦人達にも一端の責任を取ってもらうべく、ブログ主様を中心にアンケートを実施し、その結果を公表するなどして、本件に関する岸田判断の正否を夫々に吐露してもらうのはどうでしょうか?
    その結果によって、地元の議員への直接的な投票可否判断に繋げられることになるでしょう。回答によっては対立候補からの攻撃材料にもなるはずですから、迂闊な回答は出来ません。無回答なら、或いは派閥の代表回答なら国会議員としての見識を疑うまでです。
    この様にして、国民と議員が切磋琢磨して上を目指すのがネット時代の民主主義であろうと思います。
    如何でしょうか?

  20. 七味 より:

    >それよりも、現在の局面に鑑みれば、日韓関係の改善は急務だ。

    昨日の記事に書いたこととおんなじだけど、あたしは、現在の局面に鑑みると「日韓関係を改善することで、有事の際に、中国に二正面作戦を強いることはできなくて、むしろ日本が二正面作戦を強いられることになる」と思うのです♪
    ぶっちゃけ、韓国には北朝鮮と泥沼の内戦でもしておいてもらってただの干渉(不干渉?)地帯として機能して貰えれば十分だと思うのです♪

    1. sqsq より:

      私もそう思うけど、北が韓国を飲み込むと大量のボートピープルがでる。
      南ベトナムを思い出すとよくわかる。
      韓国の中でさえ前政権を徹底的にたたいて投獄するような民族。南ベトナムよりかなりひどいことになると思う。

      行先は? 日本以外にない。追い返せればいいけど、国際的な批判にさらされる。現在50万の在日が200万人くらいになってしまう。

      1. 七味 より:

        sqsq様

        返信ありがとなのです♪

        >北が韓国を飲み込むと大量のボートピープルがでる。
        仰るとおり、日本に来られちゃうと困っちゃいますよね♪
        飲み込れないように、器の支援くらいはしても良いかな?って思うけど、ちゃんと北朝鮮と戦うんじゃなくて、その武器を持って武装難民みたくなってこっちに来ちゃいそうですね♪

        ほんと困った隣人なのです♪

  21. はにわファクトリー より:

    令和軽薄体の週刊誌風見出し付けを考えてみました。

    「20世紀からやってきた首相
     国民の目線はとっくに遠くを見据えている」
     
     
     

  22. 雪だんご より:

    >なぜ日本政府だけが、「韓国人の心を開かせる努力」とやらをしなければならないのでしょうか?
    >なぜ韓国政府は「日本人の心を開かせる努力」をしようとしないのでしょうか?

    理由は二つあると思います。
    一つは「韓国は100%被害者、日本は100%被害者」の鉄則に
    異議を唱える事は韓国社会では危険すぎる行為のため。
    もう一つは「日本政府よりも日本国民の方が韓国に冷淡」だとすると
    用日の為の関係改善が不可能と言う結論に達してしまうため。

    この先も韓国のメディアや世論の言いぐさが変わる事はないでしょう。
    革命や内戦などが起きれば話は別かも知れませんが……

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
関連記事・スポンサーリンク・広告