日韓関係の前提条件を無視し「文明論」に逃げ込む詭弁
知的好奇心は「詭弁の前提条件を疑うこと」でも刺激される
知的好奇心を刺激する活動をするうえでは、必ずしも「優れた文章」は必要ありません。ときとして、詭弁、論点の誤魔化し、すり替えなどが行われている文章を読み、それらの問題点を指摘する活動自体が、知的好奇心の刺激につながることもあるのです。そして、当ウェブサイトで大切にしているのは、「客観的事実とロジック」をもとに何らかの結論を導くことであり、その際には「前提条件を疑う」のも大切だと考えているのですが、その典型的な事例を発見したので報告しておきたいと思います。
コロナと論考
客観的事実と主観的意見――東京都のコロナの事例
これまでに何度となく報告してきたとおり、当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』ではこれまで、「客観的事実」と「ロジック」を重視して議論を展開しようと心掛けてきたつもりです(※それが実践できているかどうかについては読者の皆さまのご判断に委ねたいと思います)。
ここで、「客観的事実」とは、「誰がどう説明しても同じ内容となる情報」のことです。
たとえば、東京都は昨日、都内の新規陽性者数が1128人だったと発表しました。
東京都・7月24日(土)の状況
- 新規陽性者数…1128人(前日比▲231人/前週比▲282人)
- 7日間平均値…1346人(前日比▲40人/前週比+334人)
(【出所】東京都『新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』オープンデータをもとに著者作成)
このデータを見て、たとえば次のように述べたとしたら、それは「客観的事実」です。
「東京都では2021年7月24日、新規陽性者が1128人発生した。前日と比べて231人の減少、前週と比べて282人の減少で、7日間平均値は1346人と前日比40人減少した。」
もちろん、この表現については、細部を変更し、たとえば次のように言い換えることもできます。
- 「東京都の令和3年7月24日における新規陽性者数は1128人だった。」
- 「東京都の2021年7月24日における新規陽性者数は1128人でした。」
- 「東京都の新規陽性者数は1128人(2021年7月24日基準)だ。」
どれも、微妙な表現は異なっているにせよ、日付、人数などのデータが一致していることが確認できると思います。
しかし、これについて次のように述べたら、それは「主観的意見」です。
「東京都では連日、感染者が1000人を超すなどの『感染爆発』が生じており、このままでいけば、これから間違いなく医療が逼迫し、医療崩壊に至るだろう。」
思考パターンの例:統計的事実を列挙する
では、こうした主張について、どう考えるべきでしょうか。
ここで、せっかくコロナについての議論を紹介したので、コロナを例に事実関係を簡単に確認してみましょう。
この点、そもそも東京都が発表しているのは「新規陽性者数」であって「新規感染者数」ではない、という「事実誤認」もあるのですが、この点を脇に置いたとしても、「感染者が連日1000人を超したら感染爆発で、医療崩壊も発生する」という表現には、かなりの論理の飛躍があります。
むろん、防疫上の観点からは、感染者数については野放図に増えるよりも抑制される方が望ましいことは間違いありません。
ただ、それと同時に、現在の「新規陽性者」全体に占める年齢別の構造を分析していくと、俗に「高齢者」と呼ばれる60歳以上の層の割合が低下している(図表1)一方、若年層の割合が上昇している(図表2)という統計的事実もあります。
図表1 東京都における新規陽性者全体に占める高年層の割合
(【出所】東京都『新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』オープンデータをもとに著者作成)
図表2 東京都における新規陽性者全体に占める若年層の割合
(【出所】東京都『新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』オープンデータをもとに著者作成)
また、厚生労働省の資料によれば、そもそもこの感染症自体、重症化リスクが高いのは圧倒的に高齢者であるとされており、30歳代を1倍と置いた場合の重症化倍率は、10~20歳代で0.2~0.3倍、60歳以上で25倍~78倍にも達しているそうです。
年代別の重症化倍率:30歳代を1とすると…
- 若年層:10歳未満…0.5倍/10歳代…0.2倍/20歳代…0.3倍
- 中年層:30歳代…1倍/40歳代…4倍/50歳代…10倍
- 高年層:60歳代…25倍/70歳代…47倍/80歳代…71倍/90歳代…78倍
(【出所】厚生労働省『新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識』P4)
仮説を組み立てる
こうした統計的事実をもとに、仮説を組み立ててみると、どうなるか。
あらかじめお断りしておくと、新規陽性者全体に占める高齢者の割合が減っている理由について、当ウェブサイトとして現時点で「確たる答え」を持っているわけではありません(※なお、個人的には「おそらくこれが原因だ」という答えを何となく持ってはいるのですが、それについてはまだ当ウェブサイトにて開示できる状態ではありません)。
ただし、いくつかの「ヒント」となり得るものを調べていくと、たとえばワクチン接種が急速に進んでいるという事実を指摘しておく必要があります。
「ワクチン接種記録システム(VRS)」などから判断する限り、高年層に対するワクチン接種は6月以降、急速に進んでおり、とくに一般の65歳以上向けの接種率は1回目で84%、2回目で65%に達しているという状況にあります(図表4)。
図表4 ワクチン接種実績と接種率
区分 | 接種回数 | 接種率 |
---|---|---|
全体合計 | 76,153,812 | |
うち1回目 | 45,650,928 | 35.91% |
うち2回目 | 30,502,884 | 23.99% |
65歳以上合計 | 52,729,143 | |
うち1回目 | 29,797,938 | 83.97% |
うち2回目 | 22,931,205 | 64.62% |
医療従事者等合計 | 11,960,605 | |
うち1回目 | 6,412,533 | ― |
うち2回目 | 5,548,072 | ― |
(【出所】VRSオープンデータおよび首相官邸ウェブサイト『新型コロナワクチンについて』データをもとに著者作成。ただし、VRSデータは7月21日までの接種実績、医療従事者等については7月19日までの接種実績。なお、「接種率」とは累計接種数を『令和2年住民基本台帳年齢階級別人口』【※エクセルファイル】記載の人口で割った数値。高齢者接種率は累計接種回数を3548万6339人で、全体接種率は累計接種回数を1億2712万8905人で割って求めたもの。「医療従事者等」については算出していない)
VRS生データのダウンロード方法
- 次の文字列をウェブブラウザのURL欄に打ち込むと、その時点の最新データが取得可能
https://vrs-data.cio.go.jp/vaccination/opendata/latest/prefecture.ndjson
- 上記文字列のうちの「latest」以降の部分を「{dt}/prefecture.ndjson」(※)に変えると過去データの入手が可能(※なお、{dt}は「yyyy-mm-dd」形式で日付を入力。たとえば「2021年7月11日時点のデータ」なら、{dt}の部分を「2021-07-11」に変換)
しかも、VRSへの入力遅延が日本全国でかなり発生していると思われる実情もあるため、現実には高齢者へのワクチン接種は現時点で1回目が9割、2回目が8割に達しているのではないかと個人的に考えています(※もっとも、これに関する正確な数値を試算するのは、現時点では困難です)。
フェアな議論が大切だ
この点、厚生労働省『ファイザー社の新型コロナワクチンについて』のページを眺めていても、「現時点では感染予防効果は十分には明らかになっていません」と明記されているとおり、「感染者(?)」に占める高齢者の割合が下がっている理由がワクチン接種によるものなのかどうかについては、よくわかりません。
ただ、最近懸念されている「デルタ株」を巡っても、あくまでも報道ベースではありますが、ファイザー社のワクチンには「予防効果自体は低いものの重症化を防ぐ効果がある」とする調査結果が出てきているそうです。
ファイザー製ワクチン、デルタ株の予防効果低いが重症化防ぐ-調査
―――2021年7月23日 21:15 JST付 Bloombergより
以上の事実を並べていくと、扇動的に、「感染爆発の影響により、東京都で今すぐ医療崩壊が発生する」などと警告されても、なんだかあまり説得力はありません。
もちろん、だからといって、「東京で医療崩壊は絶対に生じない」というものではありません。
先ほど挙げた「重症化倍率」は、あくまでもワクチン接種が進む前の、京都大学・西浦教授提供データなどに基づいて厚労省がまとめたものに過ぎず、この数値が「未来永劫、絶対的に正しい」などと決めつけるべきではありませんし、実際、若年層でも重症化している事例も報じられています。
ただし、客観的な事実(とくに数値)やロジックを無視して、「東京は医療崩壊する!」「菅義偉政権のコロナ防疫は大失敗に終わった!」などと決めつけるのは、議論として決して正しいものではありません。
やはり、議論がフェア(公正)に行われるためには、こうした客観的事実やロジックは必須である、という点については、何度でも強調しておきたいと思う次第です。
詭弁を見抜く
日韓関係論で「前提を疑う」
さて、当ウェブサイトで普段から申し上げているとおり、およそ世の中のありとあらゆる「論考」も、究極的には、①「その論者としての主観的な意見」と、②「その主観的意見の正しさを裏付ける証拠(とくに客観的事実やロジックなど)」という2つの構成要素に分解することができると思います。
その過程で、さまざまなテクニックが用いられるのですが、個人的に気に入っているものが2つあります。1つ目は「①自説を否定する事実や主張をわざと持ち出して来て、それを論破したうえで自説を補強する」という技法であり、2つ目は「②そもそもの前提条件を疑う」、という技法です。
そして、このうちの1つ目の技法は、新聞、テレビ、雑誌などの大手メディアを中心に、わが国の論壇でも頻繁に見かけるものです。
具体例を挙げましょう。
最近の「ホットな話題」のひとつである日韓関係については、こんな主張が見られます。
「韓国は日本にとって、たしかに何かとフラストレーションが溜まる相手国だ。しかし、さまざまな理由があり、日韓はお互いに断交するわけにはいかない。だからこそ、何とか折り合いをつけて、うまくやっていくしかないのだ。」
この手の主張、わが国の大手メディアなどの論壇では頻繁に目にする、一見すると「もっともらしい」ものですが、この主張の構造が先ほどの類型でいう「①自説を否定する事実や主張をわざと持ち出して来て、それを論破したうえで自説を補強する」に近いように見えます。
つまり、「韓国は何かとフラストレーションが溜まる相手国だ」、という部分は、「日韓は断交するわけにはいかない」というこの論者の主張に反する部分、というわけです。
しかし、「さまざまな理由があり、お互いに断交するわけにはいかない」という部分で、この前段の「韓国は何かとフラストレーションがたまる相手国だ」、という部分を「論破」すれば、この主張にはかなりの説得力が生じてくる、というわけです。
逆にいえば、「日韓はお互い断交できない」と主張する論考が説得力を獲得しようと思うならば、最近の日韓関係の状況という「不都合な事実」を論破するほどの、「日韓断交できない理由」を読者に提示できるかどうかが最大のポイントだと考えて良いでしょう。
日韓断交が「できない」と主張する3つの材料
結論からいえば、「日韓は断交できない」、「日韓関係を修復しなければならない」と主張する人たちの論考のなかには、この日韓間の「不都合な事実」を覆してまで、日韓が断交できない理由を説明できているというケースは、ほぼ皆無です。
あえて、そんな人たちの気持ちを忖度し、日韓断交ができない理由を3つばかり考えておきましょう。
①一衣帯水論
韓国は同じアジアの国として、地理的にも近く、歴史的にも文化的にも深い関係を持っている。日韓両国は一衣帯水の関係にあり、切っても切れない関係にある。また、過去に日本は韓国を「植民地支配」するという加害者としての歴史を忘れてはならない。
②経済関係論
日韓経済は「ヒト、モノ、カネ」の面で密接に結びついており、日本企業の多くが韓国に進出する一方、韓国の産業も日本製の製造装置や部品、素材などに強く依存しており、経済的側面から、日韓両国は相互に重要な関係にある。
③朝鮮半島生命線説
韓国は地理的に見て日本に非常に近く、この地域が日本の敵対勢力に入れば、日本の安全保障に深刻な脅威をもたらす。だからこそ、日本はあらゆるコストを払ってでも、朝鮮半島を日本の友好国に引きとどめておかなければならない。
ただ、3つ考えておいて恐縮ですが、このうち①については、当ウェブサイトではとくに取り上げません。
その理由は簡単で、①の主張については、これを否定・論破する主張や書籍などは、すでに数多く出版されています(たとえば、2005年に出版された『マンガ嫌韓流』などがその典型例ですが、最近だと韓国人ブロガーのシンシアリーさんを筆頭に、冷静な良書も数多く刊行されているようです)。
だからこそ、「日韓友好論者」の皆さんは最近、この①の主張にはほとんど触れず、かわって②や③の主張を中心に展開している、というわけです(※ちなみに②と③を「数字とロジックで」議論するのは、当ウェブサイトの得意分野でもあります)。
「軍事的・経済的に大切な日韓関係」
さて、①はともかくとして、②と③について確認していきましょう。
まず、②については、若干の事実誤認はあるにせよ、基本的にはそのとおりでしょう。
日本にとって韓国は3番目の貿易相手国であり(※貿易高では今年、台湾に抜かれて4番目に転落するかもしれませんが)、また、コロナ禍以前の2018年には両国の人的往来も1000万人を超えるなどの密接なつながりを持っていたからです。
また、③、つまり「朝鮮半島生命線説」については、さらに注意が必要です。「韓国は地理的に見て日本に非常に近い」の部分は、少なくとも「ウソ」ではないからです。
そして、たしかにこの地域が「日本の敵対勢力」に入れば、「日本の安全保障に深刻な脅威をもたらす」ことは間違いありません(※もっとも、「現時点で韓国は軍事的に見て、すでに日本の敵対国ではないか」、という突っ込みをしたい気持ちも山々ですが、この点はとりあえず脇に置きましょう)。
だからこそ、「地理的に近い朝鮮半島が日本の敵対国にならないよう、日本はあらゆるコストを払ってでも、朝鮮半島を日本の友好国に引きとどめ、安全保障面でも緊密な連携関係を構築する必要があるのだ」、という主張は、一見すると説得力を有しているのです。
しかも、もっと困ったことに、「米国」「中国」というファクターも無視できません。
このうち米国に関しては、日本、韓国と共通する同盟国であるという事実もありますし、米国を中心とする「日米同盟」、「米韓同盟」の2つの同盟を軸にした「日米韓3ヵ国連携」は、日本の平和と安全を守るうえで「欠かせない枠組み」である、というのが日韓友好論者の指摘です。
(※ただし、この手の主張を見かけると、「無能な味方は有能な敵を上回る脅威だ」という指摘が喉元まで出かかりますが、ここではとりあえずグッと飲み込みたいと思います。ここで重要なのは、あくまでも「日韓友好論者」の思考内容だからです。)
いずれにせよ、現在の主要な「日韓友好論者」の主張を眺めていると、その多くは、「現在の日本にとって、韓国が経済的・軍事的に無視できないほど重要な相手国である」、というロジックを使っているという特徴があるのです。
結論からいえば②は「必然」ではない
ただし、この先の議論でも関わって来る点でもあるため、ここで先に反論をしておきましょう。
まず、②の「経済的関係」について、です。
現時点において、日韓のサプライチェーン面での関係が強いことは事実ですが、それは「必然」ではありません。そもそも日韓の経済関係の基本は、「モノを作るためのモノ」(生産財や中間素材など)を日本が韓国に輸出し、それで日本が莫大な貿易黒字を計上する、というものです。
そして、『深まる日台関係:5月の合計貿易高も「台湾>韓国」に』でも指摘したとおり、正直、日本にとっての韓国は、貿易相手国としては、「代替可能な選択肢」のひとつに過ぎません。日本の貿易黒字を支えている「半導体製造装置」については、韓国ではなく台湾に売っても良いからです。
いや、もっと言えば、民主党政権禍で日本の半導体産業は壊滅状態に追い込まれましたが(※たとえば、エルピーダメモリが倒産したのは、民主党政権末期の2012年です)、もともと日本には半導体産業を再興するだけのポテンシャルは十分にあるはず。
適切な産業政策と財政・金融政策のミックスで、日本自身が「半導体強国」として復活することだって不可能ではありません。韓国が「半導体強国」の地位から追い落とされれば、日韓貿易高は急激にしぼむかもしれない、という意味でもあります。
また、経済活動は「ヒト、モノ、カネ」だといわれますが、コロナ禍で人的往来が中断している点はしかたがないにせよ、日韓間で関係が深いのは「モノ」のつながりであり、『日本の金融機関、香港と韓国への与信額が減少傾向に』で述べたとおり、カネの面では関係は決して深くありません。
(どうでも良いのですが、日韓関係を議論する際に、隣国同士にしては日本の金融機関から韓国への与信が非常に少ないという統計的事実を、なぜか日韓友好論者の皆さんは一様に無視するのです。本当に不思議ですね。)
③については前提条件自体を疑うべし
一方で、日韓は軍事的な結びつきが強い、という点についても、注釈は必要でしょう。
そもそも、韓国は日本(や米国)にとって、本質的に「欠かせないほど大事な国」と言えるのか――。
その意味で、2018年12月に発生した火器管制レーダー照射事件は、非常に良い事例です。
これはもともと、石川県能登半島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で、韓国海軍駆逐艦「広開土大王」が「北朝鮮漁船の捜索」をしていたとされるなか、日本の海上自衛隊のP1哨戒機がこの海域を偵察している際に発生した事件です。
そもそも韓国海軍がこの海域で何をやっていたのかという点もさることながら、問題の火器管制レーダー照射事件が発生した際に、韓国海軍側が自衛隊機の応答に答えなかった点、韓国政府が露骨なウソをついてかたくなに火器管制レーダー照射の事実を認めなかった点にも、極めて大きな問題があります。
火器管制レーダー照射自体、一般的には準戦闘行為、あるいは事例によっては戦闘行為そのものとみなされることもあるらしく、実際、さまざまな事例を調べていくと、火器管制レーダー照射をきっかけに、交戦状態に入ったという事例もあるようです。
しかも、韓国側は頑なに自分たちの不法行為を認めないばかりか、『日本の側が先に低空威嚇飛行を仕掛けてきた』という、素人目にもわかる露骨なウソをついてまで、日本を批判したのです。おそらく日本国民の多くは、この火器管制レーダー照射事件を契機に、韓国という国を再認識したのではないでしょうか。
さらには、2019年に生じた、日韓間の軍事情報保護に関する協定である「日韓GSOMIA」の「破棄スルスル詐欺」(『あれから1年:いまだにGSOMIA破棄できない韓国』等参照)などを見ていると、経済的理由をもとに軍事協力を揺さぶるような韓国の姿勢には疑念を抱かざるを得ません。
つまり、③については、そもそもこれが「正しいのか」という「前提条件」部分に、重篤な疑問を抱かざるを得ません。
逆にいえば、上記「③朝鮮半島生命線説」を理由にして、「日韓断交はあり得ない」、などと主張する方は、火器管制レーダー照射事件やGSOMIA破棄騒動を含め、「安全保障面で、韓国が日本の信頼を裏切る行動をしている点」について、ちゃんと説明する義務があります。
困った事例
「日本人が理解しなければならない韓国人のホンネ」
そして、それがちゃんと説明できていない典型的な事例が、『Yahoo!ニュース』に昨日掲載された、こんな記事です。
日本人が理解しなければならない「韓国人の本音」
―――2021/7/24 11:57付 Yahoo!ニュースより【Voice配信】
リンク先記事、ウェブページで3ページに及ぶ4000文字近い長文で、PHP新書『韓国の行動原理』という書籍を「一部抜粋・編集した者」だそうですが、先ほど申し上げた類型でいえば、「自説に都合が悪い事実を論破しようとして失敗した文章」の典型例と言わざるを得ません。
文章は、前半で「日本人の多くは、韓国の国家としてのふるまいに対して、反感や違和感を持っているにちがいない」、「それは、当然のことだ」と、一見すると日本の「嫌韓」感情に共感を示しているかに見えます。
とくに、2012年の李明博(り・めいはく)大統領(当時)の竹島上陸や天皇陛下侮辱発言、2013年の朴槿恵(ぼく・きんけい)大統領(当時)の「千年」発言、さらには文在寅(ぶん・ざいいん)政権の慰安婦合意破りの事例を続々と列挙。
2018年の自称元徴用工判決、2021年の主権免除違反判決などにも言及したうえで、次のように指摘するのです。
「もうすでに、韓国に対して『なにかを信頼して』『こわれた関係を誠実に修復しようと』努力しようなどというメンタリティは、日本人にはなくなってしまったと見てよい。韓国という国とは、関われば関わるほど裏切られる、という認識が、日本のなかでほぼかたまってしまったといってよい」。
あれ?一番大事な点の説明がありませんよ?
韓国司法の行為が国際法に照らして違法であることを指摘していないなど、議論としてはかなり不十分な点もありますが、それでも「記事の尺(長さ)の都合」でこういう記述に留まっているケースはありますので、この点は不問としましょう。
問題は、次の記述です。
「しかし安全保障や経済の側面では、韓国と決裂するという選択肢はありえないのだし、もっと文明論的にいうなら、米国と中国が文明的な対立構造に突入しつつあるいま、日本が協力すべき相手としては韓国以外ありえないのである」。
これ、先ほどの類型でいうと、「韓国は関われば関わるほど裏切られる」という「不都合な事実」と、「それでも日韓両国が協力すべきだ」という著者なりの主張がバッティングする部分、というわけです。
逆にいえば、「なぜ安全保障や経済の側面で、韓国と決裂するという選択肢はあり得ないのか」をしっかりと説明できるかどうかで、著者の力量がわかります。しかし、そこをじっくりと読ませていただこうと読み進むと、驚いたことに、文章は突然、次のように「転調」してしまうのです。
「ここで、大いなる発想の転換をする必要がある。つまり、たしかに韓国は、“きちんとした国家”としてはあるまじきふるまいをしているのだが、『ではそもそも韓国とは国家なのか』と考えてみる必要があるのだ」。
これは驚くべき「拍子抜け」です。
あまり決めつけるべきではないのですが、この記述から判断して、著者の方は「安全保障や経済の側面で、韓国と決裂するという選択肢はあり得ない」という「命題」を、「証明すべき事項」ではなく、「証明しなくても良い事実」とでも扱っているように見えてなりません。
文明論に逃げ込む、一顧の価値もない「詭弁」
著者の方は、この部分を説明せずに、いきなり「韓国とはちゃんとした国家ではなく、『運動団体』である」などと話をすり替えたうえで、こんなことを述べます。
「憲法や法の『重み』が日本とまったく異なるのも、当然である。国家自体が軽く、柔軟で、変化による摩擦やダメージへのレジリエンスがある。国家自体が必要以上に鈍重で、かちこちに固まっており、変化への恐怖心に支配されている日本とは根本的に異なるのだ」。
詭弁です。
ここから先、延々と著者の方の「文明論」のようなものが続きます。興味がある方が読んでいただく分には自由にしていただければ良いと思うのですが、その反面、一番大切なことに言及されていない時点で、個人的には「一顧の価値もない」と判断せざるを得ないのです。
正直、著者の方が説明しなければならないのは、なぜ「安全保障や経済の側面で、韓国と決裂するという選択肢はあり得ない」のか、という点であり、その部分の説明から逃げた状態で、いくら「日韓で法の重みが異なる」などと詭弁をこねくりまわしても意味がありません。
少々厳しいことを申し上げるならば、「文明論」を論じるのは自由ですが、それを論じたいなら下手に経済・軍事の前提条件を出すべきではなかったのではないでしょうか。
なお、どうでも良いのですが、肝心の著者の方の文明論も怪しいものです。こんな記述もあるからです。
「韓国だけではない。北朝鮮も中国も台湾も、正常な国家ではない。『これから正常な国家になるために運動している中途半端な状態の国家』なのである」。
著者の方が自分なりの文明論を適当に述べるのは勝手にしていただければよいのですが、少なくともこのくだり、「悪いことは言いませんから、台湾に謝った方が良いですよ」、と申し上げたい思いでいっぱいになります。
少なくとも中朝韓と異なり、最近の台湾は日本に対し、公然と約束を破ったり、支援しても逆ギレしたりはしていないからです(『台湾・蔡英文氏、日米に「まさかの時の友こそ真の友」』等参照)。
「前提条件を疑うこと」も知的好奇心を刺激する
さて、この著者の方がどんな詭弁をこねくりまわすのも自由であるのと同様、当ウェブサイトも当ウェブサイトとしての主張を展開する自由があります。
先ほど、「自説に反する事実や主張をわざと論破する手法」とならんで、「そもそもの前提条件を疑う」という手法を紹介しました。これを使わせていただくならば、そもそもの日韓関係において、「安全保障や経済の側面で、韓国と決裂するという選択肢はあり得ない」という「大前提」を疑うことが大事だと申し上げておきましょう。
といっても、「経済」と「軍事」については、先ほどの議論で論じ尽くしてしまったとおりですので、あらたに付け加えるべき点はありません。
いずれにせよ、当ウェブサイトでは「読んでくださった方々の知的好奇心を刺激すること」を目標に掲げているつもりです(それが実践できているかどうかは別として)。
そして、その「知的好奇心を刺激する思考」の材料は、必ずしも優れた論考である必要はなく、むしろ、「必ずしも優れているとは言い難い文章」であっても、「詭弁、話のすり替え、ごまかし」などを見破ること自体が知的好奇心を刺激する活動ではないでしょうか。
その意味では、ウェブ評論というのは本当に面白い活動であり、なかなかやめられそうにないと思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
特亜三国という中途半端な国家が、力による現状変更しようとしてるから、国際社会の禍の元になっているんだと思います。
中途半端だから、ルールを守らなくて良いと言う事は有りませんので、ルールを守らせるため、ルールに応じた外交をして、特別扱いしてはいけません。
昨日、感想を書いてしまったので二度寝します。
おやすみなさい。
この転調、石田衣良のサイレント魔女リティーを彷彿とさせますね。以下、雑談からのコピペにちょっと加筆。
>日本のように社会の安定性に最大の価値を置く国家とは根本的にまったく異なる国家だからこそできたことである。
安定してたら革命ごっこができないですしね。というか、韓国みたいな恨が鬱積したところでは、定期的に革命を起こして上下をひっくり返さないと李朝みたいに恨が全身に回って死活問題になるのではないかと。ひっくり返して恨を相手に押し付けて、またひっくり返して押し付けて。陰中陽陽中陰の無い韓国の太極旗のように。(その過程で少しエアレーションされて解毒されているのかも) だから、あれは革新を求めているのではなく、革命を求めているだけですね。
根本的には何かにつけて恨を溜めるのを良しとしてきたところと(孝らしいです)、何事にも祓って清めてそれも無理なら追放してをやってきたところとの差が現在の国民体制に色濃く反映していると思います。朝鮮はひっくり返さないと窒息死してしまう、日本は祓って清めてきた体制を維持したい。そういうことではないかと。
ちょうど同じ論考に関してコメントをさせて頂いたところです。
https://shinjukuacc.com/20210724-00/#comment-176739
自ら親韓派と認める人の主張なので、「日本が譲歩せよ」「日本もおかしいところがあるのではないか」という部分は、ほぼ無視してもよいのではないかと思います。我々の貴重な時間を費やす価値もないかと思われます。
一方、面白い点もあります。
親韓派からみても、韓国はまともな国ではないということです。韓国を市民運動の集まりと解釈すれば、日本が如何に対策すれば良いかも見えてくるのではないでしょうか。
なお、台湾がまともな国に入ってないのは日本との関係を考えればおかしいのですが、民主主義体制がいまだに徹底されてない(特に国民党の統治下の場合)、中国本土との関係が整理されていない、という点では日本のような「ちゃんとした」国家か疑問がつく面があることをさしているなかと思います。
(だからといって、韓国が「ちゃんとしていない」言い訳に使われるのは台湾に可愛そうですが)
ともあれ、韓国が国家としての体をなしておらず、市民運動の塊とする部分には私は頷けるところがありました。
日本が韓国に対応するには、市民運動に対するようにしなければならないということです。
正面切ったまともな外交戦は通じないので、割り切って泥沼なゲリラ戦を戦う覚悟をしないといけないということでもあるかと思います。
チキンサラダ様
本質は全くその通りだと思います。多くの市民団体が大義を振りかざし、至る所に出没し消え行く泡の様に見えます。それこそ憎っくき日帝残渣の法制度のお陰で都合よく勝手に解釈変更しながら何とか法的拘束力を維持出来るせいか、国家のように見えちゃうのは実は錯覚なのでしょう。日本も民主党政権樹立当時に菅直人を筆頭に自称市民団がこれ見よがしに闊歩していました。国民は騙され、以来、「市民団体=怪しい団体」と言うイメージが付き纏ってしまった。
現与党の有力な次期大統領候補文在明は「国家成立の過程に疑問・その過程が不純である」的な意味で対日批判を織り交ぜながら公言していた。ならば、太極旗を掲げながら沸き起っている今の韓国人の異常なる愛国心との整合性に疑問が湧いてしまいます。
今回五輪で韓国マスコミ筆頭に、対日本ばかりでなく諸外国に対しても異常なほどの嫌がれせ、目に余る醜悪な態度も彼等の精神が満たされない証か。
小中華思想、朝鮮儒教、国家建設の大嘘、過去史からの逃避(反日教育と愛国教育)、強烈な劣等意識………本当に精神衛生上良い事ありませんね。
この先、彼等は国家成立の矛盾を埋め合わせる為に再リセットを渇望していると思う。来年の韓国は選挙と内乱と経済苦の年かも知れません。
韓国人が心の底でリセットを望んでいるとの意見、賛成です。
これだけ反日にエネルギーが向かうのは、国内でよほど鬱屈が溜まっているからです。
革命に近い出来事、たとえば南北が合同して金正恩を国王とする主体共産主義の国が生まれてもおかしくないですね。
日本はとにかく降りかかる火の粉を最小限に抑えるようにしなければなりません。
チキンサラダ様
>「国家なき運動団体」だと考えたほうがむしろよい。
国家として国際社会から認知されているのだから、国家として対処するしかないかと思いますが。。
この小倉という御仁、「運動団体だから容赦してやれ、特別扱いしてやれ!」と言っているようにに思われますが、ならば、韓国を特別な国として扱ってきた過去の日本の姿勢を肯定すべきなのでは?
散々各運動団体や個人等の要請をくみ取ってきたのが日本外交だったかと思いますので。。
韓国に甘えさせるのもいい加減にせい!、と言いたいです。
ならば、イスラム国でも他のテロ組織も同じ扱いをしなければなりません。
あくまで通常の国として扱い、近代国家として国際法を順守せよ!、というスタンスで必要十分かと思います。
そもそも、この小倉という御仁、韓国を理解することが日本人にとって死活問題とおっしゃっていますが、理解してどうしろというのか、よく解りません。
典型的な理念先行の学者の意見、朱子学の信奉者なのでしょうね。
不快感しか感じませんね。
PONPON 様、
仰る通り、この筆者は「韓国は未熟な国家だから、日本もそれにあわせてやれ」という主張かと思います。が、そんないつも通りの結論に我々の貴重な脳リソースを費やす必要はありません。親韓派の論考の結論が「だから韓国を助けてやれ」というのは、太陽が東から昇るほどに当たり前だからです。そこは読み飛ばしましょう。精神衛生上のためにも。
逆に、親韓派でさえ、韓国が国家として未熟なことを認めているのは注目に値します。
韓国を知ることは無駄ではありません。知らずに無視していれば、益々嫌がらせが続き、日本の尊厳と国益が損なわれます。
「丁寧に無視」するにも、相手をよく知らなければできません。敵を知ることは非常に重要です。これはもう戦争なんですよ、武器を使わない現代の戦争です。
「国際条約を守れ」という現在の対応は強力ですが、強力な手もいつかは対抗策を作られます。対抗策を作られたときのためにも、韓国の研究を欠かさず、次にどんな手が来るか予想しておかなければならないのです。
チキンサラダ様
冷静な観点ではおっしゃる通りでした。
ですが、どうも頭に血が上ってしまいがちです。
韓国のことを理解しようとすればするほど、寿命が縮まる気がします。
>「韓国は未熟な国家だから、日本もそれにあわせてやれ」
流石に時間切れですな。
今後は「まともな国になったら相手してやる」でしょう。
>日韓は断交できない
そんなことはない1965までしてた。中国とも断交してた。北朝鮮とはいまでもしてる。
米韓同盟がなくなれば韓国との断交などすぐにできる。
韓国は西側の一員、日米韓の枠組みの中にいるという地位を高く売ろうとしてるんだね。
現代ビジネスから武藤元大使の寝言です。
文在寅「支持率回復」のウラで、またまた韓国で「反日感情」がヤバいことになっていた…!
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6bb0404d501118bcedfe7502e888686a30e4449
>菅義偉総理が文在寅大統領の実質的な日韓会談に消極的な態度を取ったことが反発を呼び、文在寅氏の支持率を後押しているのではないか。
→反日を主張をすることで支持率向上を図ることは困難になってきている。また、次期大統領選挙でも日韓関係はそれほど大きなイシューにはならないであろう。
矛盾してますよね。
その上認識が間違っていて、菅総理の対応が韓国の反発の原因のように書いてます。
親韓派として、首脳会談が無かった事に不満が有るようですな。
現状、従北左派にとって、ポイントにできそうなネタは「反日」しかないので、次期大統領選で日韓関係が大きなイシューにならないだろうというのは誤りだと思いますが、それ以外の記述に特におかしなところはなかったと思いますが?
菅総理の対応が韓国メディアにとってはいたく不満であり、文大統領の訪日失敗の原因だと断じているのは(韓国メディアにとっては)その通りでしょうし、特に文大統領が反日を叫ばずとも、与党政治家たちは「とにかく日本が悪い」と合唱しているのですから、容易に煽動される愚民たちが「大統領様は正しい。日本が悪い」となるのも、通常運転でしかありません。また、武藤元大使は「青瓦台は、まず韓国が譲歩しなければならないということを全く理解していない」と指摘してますが、これはその通りでしょう。だからこそ、協議すれば何とかなるという阿呆な勘違いが生まれているのですから。
まあ、訪日失敗をめぐる韓国政府の内幕としては、牧野さんの記事のほうが参考になるとは思いますが。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/85429
牧野さんの記事、読み逃してました。ご紹介ありがとうございます。
牧野さんの記事では、文大統領が訪日を望んでいた理由は単純に安倍首相の訪韓への返礼だということですか。流石にそれだけでは弱すぎる気がしますが、それ以外はとても納得できる記事です。
私もそこは弱すぎるとは思ったのですが、もし本当にその通りだったとしたら、ちょっと背筋が寒くなるものがあります。何も考えてないを通り越してますから。
文大統領の”病態”についてはいろいろと言われてきましたが、本当に認知症を疑ってしかるべきなのかもしれません。それも相当深刻な。
文在寅大統領なら、純粋に返礼のためだけの訪問、ありますかねえ。
ただ、そうなら、条件付き会談に拘った理由はわからないですね。
純粋に返礼のためだけなら、略式会談で挨拶だけでも何の問題もないだけなので。
ところで、牧野さんのこの記事からは、日韓の事務レベルは今は友好的にやってるのが伺えますね。
これが良いことか、悪いことかはなんとも言えませんが。
龍 様
> ちょっと背筋が寒くなるものがあります。
私も背筋がぞっとしました。暑いのでちょうど良かったです。
> 本当に認知症を疑ってしかるべきなのかもしれません。それも相当深刻な。
残念ながら認知症ではありません。なぜなら、認知症は正常な人の認知能力が低下する疾患です。
文在寅は大統領になる前、朴槿恵に負けた9年前の大統領選挙の頃から既にこんな感じでした。おそらくもっと前、盧武鉉の秘書だった頃、さらには一緒に弁護士事務所を経営していた頃からこうであった可能性さえあります。
だから鑑別に挙げた方がいいのは統合失調症と境界性パーソナリティ障害です。医学的な話をすると長くなる上におもしろくありませんので、後はWikipediaでもどうぞ。さらっと読んで「ふ〜ん」な感じで理解できれば十分です。
統合失調症やパーソナリティ障害の人はコミュニケーションに深刻な問題を抱えているため、日本社会ではなかなか生きづらいです。実際、職場や作業所になじめず、引きこもりニートになったり精神科病院への入退院を繰り返す人も少なくありません。病状が落ち着いていて普通に社会生活を送っている人もたくさんいますが、それは抗精神病薬をきちんと内服しているとか、家族や援助者のサポートが手厚いとかのおかげです。本人は結構いっぱいいっぱいであり、何らかの強い刺激を受けてまた不安定に戻ってしまうケースも多々あります。
文在寅もそういう人によく似た特徴があります。それがなぜ韓国では大統領にまで昇りつめる事ができたのか。
「民主主義国家では国民のレベル相応の人しか代表になれない」から、とだけ述べておきます。
詭弁に対してだけでなく、「前提条件を疑うこと」は大切ですね。
科学も、従来の常識や前提条件を疑うことで、大きな発展を成し遂げてきました。
逆に、「前提条件を疑うこと」を怠ると、大きなしっぺ返しをくらうことがあります。
こちらのサイトの専門である経済の世界でも、同じことがありました。
LCTM (Long-Term Capital Management) の破綻です。
ノーベル経済学賞受賞者を集めて鳴り物入りでスタートした LTCM は、ブラック・ショールズ・モデルに基づくオプション価格の算出理論を駆使して、当初は巨額の利益をたたき出しました。
しかし、先物などを用いた運用額が大きくなるにつれ、矛盾が露呈して破綻しました。
ブラック・ショールズ・モデルの基本的な仮定である、「流動性が十分に大きく」「市場が連続である」という仮定を、自ら崩してしまったからです。
研究職に携わる者にとっては当然の「前提条件を疑うこと」が、経済分野でも重要だと気付かせてくれた事件でした。
× 仮定
○ 前提
イーシャ様の投稿に好奇心を刺激されて、この投稿文を書きました。イーシャ様に感謝致します。
今、大学の先生方が新型コロナの新規感染者数を予測するのに使用しているケルマックとマッケンドリックの感染方程式、この方程式にも大きな前提(仮定)があるために、定性的には有効であるが、定量的な議論をすることには限界があるそうです。
その問題があるのは、単位時間当たりの感染者の増加人数を示す下記の第一方程式です。
d S/dt = ―βSI
この方程式の右辺にマイナスがついているのは、単位時間当たりの非感染者の減少人数を示しているからで、この符号をプラスにすると単位時間当たりに感染者の増加する人数になります。
この方程式の詳細は、例えば下記を参照してください。
https://club.informatix.co.jp/?p=140
これで二つケースを考えてみます
ケース(1) 総人口数N=100万人の大都会で 初期感染者数S(0)=1000人の場合
ケース(2) 総人口=1000人の村で 初期感染者数S(0)=1人の場合
すると、ケース(1)は、ケース(2)の100万倍の速さで感染が拡大することになり、一人当たりの速さも1000倍となります。
こうなる原因は、方程式を立てるときの前提=「人口は密集し、不特定多数の人との接触があり、それが全体に均質にまじりあっている」 というところにあります。大都会でもこうはなっていないので、この前提には無理があります。この方程式を用いて、80万人が感染する、という意見が発表された時には、この人は学者としてあまりにひどいと思いました。数理モデルでシミュレーションしたといっても、完璧ではないという例です。
本件については、下記の書籍を参考にしました。
「確率と統計のパラドックス」 スティーヴン・セン著 松浦俊輔訳 青土社
なお、スティーヴン・セン教授がある雑誌に投稿された寄稿文の中にある文章が、日本のマスコミにもぴったりです。
「ジャーナリズムの不能を治療して、記者が科学的にきちん処理をするようにする薬を誰かが発明してくれればと思う。それこそが、医学の進歩ということになろう」
申し訳ございません。
私の投稿文中の 初期感染者数を S(0) と記載したのは誤りです。
S(0)をI(0)に訂正して、お読みください。
なお、S(0)≒Nとして計算しています。
> 韓国は、“きちんとした国家”としてはあるまじきふるまいをしている
ここまでは理解できているのに、
> 韓国は、つねに革新を求めて運動する団体である。
> 日本も不動を決めこんでいないで自ら動いたらどうなのだ。
結局は韓国マンセー日本ガーで終わっちゃうとはね。
「韓国面」に堕ちると学者として、いや、人間としてもおしまいですね。
結論部はお約束の日本批判なので、脳内でフィルターアウトするとよいかと思います。筆者も論理的に繋がる必要性すら感じてないでしょうから、読むだけ脳リソースの無駄遣いです。
9条2項を削除しようぜとおっしゃっているのですw
実際、それを示唆していますね。
与えられた憲法を金科玉条の如く一言一句違えてはならないとする姿勢を、この筆者は明確に批判してますから。
いつも知的好奇心を刺激する記事の配信ありがとうございます。
>たしかに韓国は、“きちんとした国家”としてはあるまじきふるまいをしているのだが、『ではそもそも韓国とは国家なのか』と考えてみる必要があるのだ」。
この文章はモノスゴク大事なことと思いませんか?
①国家としての条件を満たすかどうか。
②条件を満たさない場合、主権国家としての権利を与えて良いか
③権利を与えて良くない場合、その人間をどう処置するべきか
日本人は上記①~③を全部検討しないで韓国に「権利だけを与えて甘やかす」から、日本人が困るのです。
自分の考慮不足ですべきことをしようとしないで困ることは「自業自得」であると思います。
国家。正しくは国境線を備えた近代的な主権国家の最低条件は「神、もしくは絶対的なことの名目で無限に行動する事を認めない」ことにあります。
ヨーロッパでカトリックとプロテスタントとが互いに「神の名において」異端を殺しつくそうとしたから、互いの支配者同士の国民が他の支配者の国民によって自分の国民が殺し殺され合う事のない様に国境線を作成しましたし、自国の国民同士が「神の名において」別の宗派の人間を魔女として殺し殺され合う事のない様に個人の範囲で基本的人権という形で個人同士が勝手なことを防いだ事が主権国家の成立条件です。
つまり個人同士、国家同士が「絶対的な平等の観点」を満たす必要があり、一方で「相対的な不平等」ということを合わせて受け入れる必要があると思います。
したがって序列社会である韓国は「根本的に主権国家の資格を満たさない」と思います。
これを認識してから、主権国家の権利を認めて義務を免除するかどうかを議論しないから俗にいう「管理人様が書くような」朝鮮半島生命線論という歪んだ議論が大手を振って跋扈すると思います。
正しい認識と処置。これを議論して日本が韓国等に行うべき事を決定するべきではないでしょうか。
以上です。
駄文失礼しました。
少なくとも近代国家としての要件を欠いていますね。
だから対応も近代国家のそれへとは違う対応をする必要がある。
あとは、それを国際的に認知させるのが重要ですね。
チキンサラダ様
当方の駄文にコメントを賜りありがとうございました。
チキンサラダ様>それを国際的に認知させるのが重要ですね。
同意します。全くその通りと思います。
そういった意味で日本があの国から受けている不利益をきちんと他の国に見える様にする必要を感じます。
それも外務省の大事なお仕事と思いませんか?
以上です。駄文失礼しました。
韓国の無法ぶりを国際社会に知らしめるのは、たしかに外務省の仕事です。
その分野に関しては、文在寅大統領のおかしな活動のおかげもあり、ここ数年は徐々に進んできてるようです。
もちろん、日本がこれまでに負わされてきた不名誉や損害を考えるとまだまだ足りませんが、良い方向には向かい始めてるように思います。
外交官の中に韓国に甘い幻想を抱く人も段々少なくなってるようですし。
願わくば、文在寅の後継政権が五十年ほど続いて欲しいですね。
なお、対韓政策に関しても、安倍首相の功績は絶大です。やはり政治家が決断すれば、官僚は動くんですよ。
チキンサラダ 様
>やはり政治家が決断すれば、官僚は動くんですよ。
今の状況では、秋の衆院選が心配です。
野党連合なんかが成立すれば、日本は韓国の奴隷になりますね。
野党連合政権など、悪夢でしかないですね。安倍政権時代に築いた財産が全て吹き飛びかねません。
オリンピックが成功裏に終わり、与党の支持率が回復することを心から祈っています。
チキンサラダ 様
近代国家の三要件というのがあるそうで、
1.法律
2.人民
3.領土 のようです(順番に意味はありません)。
まず、韓国は法律はあるようですが、遡及法も存在し、また恣意的に運用できるため、一応法はあるようですが、法治国家ではなさそうです。
次に人民ですが、セウォル号で一体どれだけの人間が乗船し、何人死んだのかも判らないことから考えると、人民を把握していているとも思えません。
最後に竹島も対馬も自分たちの領土と勝手に主張している点を考えれば、領土も把握できていません。
以上の点から韓国は明らかに「近代国家」ではないと考えられます。
そして、その指向はどんどんと「古代国家」へ回帰しているように思えるのですが、いかがなものでしょうか?
クマさんのパパ様、
国家の3大要件は、領域、国民、そして、権力(政府)かと思います。
それはさておき、韓国が近代的な法治の要件を欠くことごあり、古代的ですらある、というのには同意します。
北センチネル島の島民と交渉するのに近代的な手法は尽く通用しません。
相手が未開ならそれに応じた対応をこちらもしなければならないということです。
チキンサラダ様
北センチネル諸島に関るのを止めて、一種の試験官(実験島)に
した方が良いのでは、ありませんか?
国連が定める特定公園みたいなものにすれば、何も問題はあり
ません。 興味から棒で突くから問題が発生するのです。
この問題は、特定国に対しても有効なのではないかと思います。
その地域から出させないようにし、周りの国も棒で突くとか、
好物は何かとか観察もしないようにすれば良いのだと思います。
全ての国が、輸出入の停止、入出国の禁止等を実施し、枠外から
出たら強制的に元の場所に戻す。 そして一番大事なのは関心を
持たない事です。 可哀そうだからと刺激を与えるから、問題が
起こると思いませんか? 何年かすれば、みんな忘れてしまうと
思います。
くまさんのパパさん
近代国家の三要素は、
法律ではなく、チキンサラダさんのおっしゃるとおり、権力ないしは主権かとおもいます。
りょうちん様、
日本海側の海岸の至るところに恐ろしくボロい木造船とゴミが大量に流れ着く未来が見えます。
すいません、お名前を間違えてしまいました。
ちょろんぼ様、大変失礼しました。
「約束は大切なもので、守られなければならない」日本人、文明国はこれを当然のこととしていますが非文明国では当然のことと思っていないのではと最近考えます。19世紀にイギリス軍およびその家族16000人以上が全滅したアフガン戦争が思い起こされます。安全を保障するから通行してよいとの約束で谷間にくると攻撃され、人質の命は助けると約束して投降したら、その後虐殺。当時のアフガニスタンの部族に約束という概念はなかったのだそうです。アメリカの仲介でアフガン政府とタリバンの合意が成立したようですが、守られるわけがない。今の朝鮮民族もそうなのかもしれません。核合意を全く守らなかった北朝鮮、慰安婦合意も日韓基本条約も守らない韓国。文明国ではないのです。
sqsq様
sqsq様>文明国ではないのです。
ならば例えば韓国にどう対応するべきでしょうか?
韓国人自身は自分たちは世界中の文明の頂点の存在であり、野蛮な日本こそが命も全財産を差し出しても世界の両班様のご指示に従うべきだと考えていると思いますが(笑)。
日本国民のマスコミやその他評論に対する信頼度は他国より高いそうです。そもそもが性善説の国民性なので専門家や大きな組織がそう結論付けるなら本当なんだろうと信じやすいのでしょう。こちらのウェブ主様やご常連の諸兄のように、その話の前提がおかしいんでないの、とか理屈と結論が結びついていないとか、突っ込んで深く考える人はまだ少数派であり、声が大きい方になびくのが頭使わなくてもよいし楽でもあります。よって本ブログは貴重だと考えています。
ところでどう考えても、どうしてそういう結論になるのか見えないのが、オリンピック開催反対派の、オリンピック開催されると海外より多数のコロナ保菌者が来る→国民に感染が広まる→感染爆発が起きて命がなくなるというストーリーです。反日マスコミが広めたのでしょうが、各ステップを進むためには色々な前提条件が必要なのにオリンピック開催イコール自分らの命の危険があると言ういきなり結論に直結する思考です。
オリンピック開会式の時に場外で反対派がデモを行っていた映像を見ましたが、随分と密集して揉み合っており、そちらの方がずっと危険だと思ったのですが、変な人達と思う自分が変なんでしょうか?
彼らの「オリンピック開催に反対」は日本に恥をかかせて、政権に打撃を与えたいだけ。
そうなんですか。単純に反日の人ばかりのようには見えませんが。
途中の条件を極端に偏らせた「風が吹けば桶屋が儲かる」式の理屈による「オリンピックを開催すれば命の危険がある」というマスコミの宣伝をかなりの人々が信じているようです。
匿名29号様
単なる外人差別だから、他に意味はありません。
ところで、この状況って日本の幕末に似ていると思いませんか?
1)異国船打ち払い=入出国制限
2)オリンピックの聖火トーチに水をかっける=生麦事件
3)当時疫病が流行していた=武漢コロナウィルス
等々
からみれば、尊王攘夷を行って、〇〇維新に結びつけたいのかな?
前回は他国の軍事援助は殆どありませんでしたが、今回行動している人達は
特定国(ソ連・中共・朝鮮諸国)からの軍事援助を期待しているみたいですから。
そう言えば立憲の方が、オリンピックを止める為、天皇を利用すると言っていましたが
天皇の政治利用を、この人達は拒否していたのに、何でやりたがるのか?
不思議です。
そうすると、次回選挙では維新の会が躍進するかもしれませんね。 令和維新と後の教科書に書かれるかも。
導入のところについてで申し訳ないのですが・・・・
「医療崩壊」って、「必要な人に適切な医療が提供できない状況」になることで、新型コロナで医療崩壊が取りざたされているのは、新型コロナの入院者を他の入院者から隔離する必要がある上に多数の感染者(or陽性者)が発生することで、病床が逼迫して、新たな新型コロナの患者さんだけじゃなくて、他の病気の患者さんも受け入れが困難になってしまうからではなかったかと思うのです♪
重症化する危険性が極めて低いなら、症状があっても入院させる必要はないって判断もできる(今でも東京だと陽性だけど無症状とか軽症の人は入院させないで宿泊療養とか自宅療養になってるんでしたっけ?)だろうから、結果として入院者数の抑制に繋がって、医療崩壊を防ぐ方向に働くとは思うのです♪でも、これは間接的な影響で、医療崩壊するかどうかの直接的な指標は病床数と入院者数の関係だったり、救急搬送で受け入れ先が見つかった(見つからなかった)割合だったりなんかだと思うのです♪
だから、重症化する危険性の低下に伴う対応の変容がないまま、医療崩壊の危険性が低減してるっていうのは、ちょっとだけ飛躍があるのかな?って思うのです♪
と、脇道にそれちゃいました m(__)m
本体の紹介いただいた記事の方については・・・・ (⌒Д⌒;)ビミョー ですね♪
そもそも前提条件の説明がないってのは、新宿会計士様のご指摘のとおりだと思うのです♪
あと最後の部分にある、
>韓国が「動きすぎるから国家でない」のであれば、日本は「動かなすぎるから国家でない」のである。
というとこなんだけど、「じゃあ、どの程度、動いたら(動かなかったら)国家なのですか?」と聞いてみたいのです♪
多分、そこのところは客観的な指標があるわけじゃなくて、著者の小倉氏の感性によるところじゃないかって気がするのです♪そうだとする、小倉氏の思う「正常な国家」であるために、日本が自ら動く必要はないと思うのです♪
・・・・というか「正常な国家」じゃない国が沢山あるなら、日本も別に無理して「正常な国家」になる必要もないんじゃないかな?って思うのです♪
それとタイトルにもある「理解」って言葉にも引っかかるのです♪
単に「知ること」って意味だと、「韓国人の本音」を「理解」することは適切に対処するために必要なことだと思うのです♪
「憲法や法の「重み」が日本とまったく異なる」ってことを「理解」してなかったから、「協議をして合意をして、そしてひっくり返される」ってことを何度でも繰り返すことになるかもだけど、それを「理解」すれば「言葉よりも行動を」って対処に繋がるのだと思うのです♪
一方で「理解」って言葉には「知って共感・了承すること」って意味もあると思うのです♪
>日本も不動を決めこんでいないで自ら動いたらどうなのだ。
と言ってるので、なんとなくだけど、小倉氏はこの意味で使っているんだと思うけど、そんな必要はないと、あたしは思うのです♪
最後に、小倉氏の意図とは多分違った意味で捉えているとは思うけど、
>だから、この考えを理解できるかできないかということは、日本の死活問題なのだ。
というのは、なんとなく同意できるのです♪
ただ、それは「理解」という言葉を、単に「知ること」という意味で捉えて、適切な対処をするために知る必要があるということで、その考えに共感したり了承するって意味じゃないのです♪
>ではそもそも韓国とは国家なのかと考えてみる必要があるのだ
突っ込み所満載で積載オーバーで逮捕されますよこの人。
いちいち感想を述べると来年になってしまいそう。
ついこの間「先進国として認められたっ!」って大喜びしてましたね。ということは韓国は
「国家かどうか良くわからないあやふや先進国」ということですか?
ああ、ここで絶句⋅⋅⋅⋅⋅御飯がどんぶり3杯しか食べられません。
VOICEに掲載された小倉紀蔵(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)氏の論説については、時間を割く必要を感じません。「韓国は変わっている」という主張は理解できますが、「韓国はつねに革新を求めて運動する団体である」は、何を言いたいのやら、です。まあこの手の話は影響力も小さいでしょうから、放っておきましょう。今むしろ気になるのは、7/23の日経社説「日韓は対話継続で道を開け」のような論説です。日本はもはや韓国を特別扱いしない、日韓基本協定を無視した判決を出すなら日本が納得できる対案を出せ、という「我が国の一貫した立場」を貫徹しないような首脳会談、対話再開に応じるべきではありません。日韓関係の現状が続くことは、双方にとってダメージがありますが、(経済規模の小さい)韓国の方がより大きい。贖罪意識から中途半端な譲歩を繰り返したこれまでの轍を踏んではいけません。
taku様
同感です。
韓国は国家でなく運動団体なので特別な対応をしろ、という意見に私は与しません。
おっしゃるように、韓国を特別扱いしない、日韓基本協定を無視した判決を出すなら日本が納得できる対案を出せ、という「我が国の一貫した立場」を貫徹すれば良いだけです。
米軍が撤退して、アフガニスタン政権が崩壊して
過激な市民活動家かテロリストみたいな政権が雨後の筍のごとく乱立して
我こそは正当と主張して
条約もへったくれもない状態になるかもしれない
アフガニスタンなら仕方が無いけれど
韓国も運動体だから同じ!って言われて何得できるわけがない
>「韓国はつねに革新を求めて運動する団体である」は、何を言いたいのやら
元大統領を逮捕して、政策も条約もリセットするのが「革新を求めて運動する」に見えるんじゃないですかね。
5年ごとにイチからやり直しなので、革新はあっても進展はしないと思ってしまう。
会計士様、実はこの書籍 本屋さんで見かけて買うか買わまいか迷ってた本なんです。
ただ、野生の勘か何かがアラートを出してて、中身も見ずにスルーしてました。
確かに反対の意見でも、この様に分析する事でためになるんですが、自分には会計士様の様な読み方が出来ず、途中で苦痛に耐えられずに売りに行ってたかも知れません。
ありがとう御座います。
更新ありがとうございます。
このヘンチクリンな論考をされた方。無駄な、何の学問的値打ちも無い、周りに害を振り撒く、屁理屈捏ねる学問ごっこに一身を打ち込まれたんですね。
齢63歳で勿体なくもあり、日本人でありながら日本の魂を抜かれて朝鮮人的思考に冒されてます。正直言って無駄な一生です。貴方は日本人に対してまともな論考を提供出来ない。すべては日本人としての誇りを失っているせいです。
この方の発言「しかし安全保障や経済の側面では、韓国と決裂するという選択肢はありえない。米中対立構造に突入し、日本が協力すべき相手は韓国以外ありえない」。
嘘つきで約束破りで反日で世界に我が国を貶めている国と、不満だらけでも嫌でも友邦国で居よと?(嘲笑)。
次いで氏は「韓国はまともな国家では無い。運動団体みたいなものだ。北朝鮮も中国も台湾も、正常な国家ではない。『これから正常な国家になるために運動している中途半端な状態の国家』なのである」。
台湾を括ってはいかんでしょう。それに今生きてる私たちが、南北朝鮮や中国が正常な国家になるまで待つのですか?「周りのは運動団体だから、大目に見てやれ。日本が大人の態度を示せば良い。米中の片方に付くな」と読めます。
禅問答では無い。日本にも侵攻を謀る悪徳国家が今既にあるのです。自由民主主義という、現代においては一番開かれた、安全で裕福に暮らせる国家に身を置いている幸せを理解してますか?
主張されている通り,生データをきちんと分析することは非常に大切です。データをグラフ化してみるのもいいです。この先はプロとアマチュアの差になりますが,プロの場合は,その生データから様々な統計分析をして,将来の予測を確率的に行うことができます。それから,きちんとした統計分析ができれば,因子分析というか,起きている事象の原因を分析することができます。ただし,ここは,WEBの検索だけではなく,自分で実際に数式を建てて計算してみる必用があります。専門論文もよく読んだ上で,ですが。
最近1週間くらいで,コロナ関係の生データも増えたので,以前より多くのことがわかってきました。デルタ株分析の基礎になるインドのデータも修正が進んできて,インド国民の2/3くらいが抗体を持っていることがわかり,実際の感染者数は発表数とは比較にならないくらい多かったことがわかっています。それで,アジア人特有の「ファクターX」をデルタ株はほとんどすり抜けることも,わかってきました。死亡者も公表数の10倍程度という推定もあります。
それから,日本のデータですが,デルタ株だけ取り出して分析すると,感染者数増加率はイギリスより高いようです。イギリスの場合は,ワクチン接種が進行した段階でのデルタ株流行なので,ある意味で当然です。
とにかく,そこで得られたパラメータを使ってSEIRモデルの改良版を使って計算すると,西浦先生が忖度して出している控えめな数字を,はるかに上回る8月末には1日数万人の新規感染者数,という数字が出てきてしまいます。パラメータをちょっと変えるだけで,1ケ月後の数字は大幅に変わるので,細かい数字を書いても無意味ですが,その数字を基礎に,現在分かっている重症化率を掛けて計算すると,8月の早い段階での医療崩壊が導かれてしまいます。もちろん,新宿会計士様の主張通り,医療関係者や65歳以上の高齢者の死亡率・重症化率は下がりますが,64歳以下の重症者総数かその減少を簡単に埋め合わすくらい増加すると思います。死亡者総数のほうは,減少するかもしれませんが。ワクチン接種の効果は,どうしても11月くらいにならないと,顕著には表れないようです(計算上は)。
マスコミの主張も間違ってはいないので,批判しないほうがいいでしょう。
私も隣国海軍艦船による自衛隊機へのレーダー照射事件以後から隣国に対する意識が変わりました。
それ以前は竹島問題や従軍慰安婦問題等について、歴史的事実を元に(隣国とはここで既に我が国とは認識が違うと思いますが)わりと真面目に考えていましたが、あの事件以後、彼らが平気でウソを重ねるのを見るにつけ(彼らはそういう認識は無いのかも知れないが)、まともに考えるのがバカバカしくなりました。以後は隣国関係の話題は腹のたつ事も多いですが、なるべくスルーしています。
メディアは「崩壊」とか「暴落」とかいう言葉がすきだね。
ある医療専門家が医療崩壊について質問されて「崩壊」とは何がどうなることなのか言わなければ質問に答えられないと言っていた。確かにそうですね。
医療が崩壊したら大変だ。なんだって崩壊したら大変なんだよ。
いやあ、確かにこの「韓国の行動原理」著者の、ブッ飛んだ意見。知的好奇心を喚起する上で、インパクトは十分ですね。
韓国=運動体≠きちんとした国家≠当たり前の国と考えて付き合うべき相手
というスキームが、このサイトの常連の読者連ならともかく、親韓派を自称する人から出てくるとは! 長生きはしてみるものです。しかし、こんなレッテル、今やG8国家を自認するかのクニにとって、とても容認できないものでは?(笑)。
上の、等号、不等号で結ばれた数式まがいを見て、フッと思ったのが、超国家的運動体を自称して、好き勝手にいろんな国に乗り込んでは、無法、破壊行為を繰り返した、グリーンピースなる「環境保護団体」のこと。クチで叫ぶ正義とは裏腹に、やることと言ったら、フーリガンと何ら変わるところがない。
日本も連中の憎悪対象のひとつであったわけですが、政府も、狂信的な活動家に押しかけられて迷惑した地元の人達も、毅然とではあっても、同等の暴力的手段対抗することなく、その反知性の実態、無法者そのものの振る舞いを、世界に向け発信し、抑圧に必要な平和的、法的手段も執った。
その結果、どちらが勝者になったか。今や歴史が証明しているでしょう。
朝鮮民族韓民族は自主独立国家を維持運営する気概も知識も能力も無いマスタベション民族である!という大前提にして結論に異議は無いのですが、
そうなると、
マスタベション民族を「誰が」統治するか、という問いに至ると考えます。
日本はかつて「マスタベション民族系日本国民」として扱い、未開で野蛮な非文明人を文明人に育てたのに、逆恨みされ、ヘイトをぶつけられる状態です。
なので、日本が再び統治するのは真っ平御免です。
米国は、文明国家としてマスタベション民族を文明人として扱わざるを得ず、マスタベション民族は文明社会にて被害者コスプレしての被害者商法を度々行うので、正直なところ「エンガチョ」したいと考えるに至るのではないかと考えます。
中国はマスタベション民族を奴隷、下僕、家畜扱いする事に躊躇がなさそうです。
ロシアがマスタベション民族をどう扱うか、正直読めないです。
此処は、朝鮮半島を東西に分割し、西は中国が東はロシアが統治して、どちらの統治でマスタベション民族がマスタベション民族らしく暮らせるかを見て判断するのが良いのではないかと考えます。
もし、ロシアが朝鮮半島を支配したら朝鮮人をどう扱うかですが、高麗人の例をみれば明らかではないでしょうか。
中央アジアの荒地に強制移住ですね。今ならシベリアに強制移住かもしれません。
中国ならチベット、ウイグル同様にジェノサイドの対象となるでしょう。
どちらにしろ朝鮮半島には朝鮮民族が住まないようになりますね。
中国に比べればロシアはかなり温かい扱いとも言えますね。
ただし、朝鮮民族が消滅しても日本の苦悩は終わらないかもしれません。朝鮮半島に移住してきた「自称朝鮮人」が、今の韓国より強烈に日本に対して賠償と謝罪を求めてくる可能性があります。
実際、アイヌ民族は似たようなことになっていますね。今のアイヌ民族団体の幹部は半数が在日朝鮮人です。朝鮮人の名字を隠してさえ居ません。
実際、ロシアはというか、ソ連は戦後旧満州に散らばっていた朝鮮人をまとめてカザフスタンだったかウズベキスタンだったかに移住させてますね。万人単位で。
スターリンにしてみれば、朝鮮半島の土地は欲しかったかもしれませんが、人間は不要だったでしょう。となれば、両班は片っ端から収容所に放り込み、奴婢どもはそのまま奴隷労働をさせたでしょう。現在の沿海州を見れば明らかです。
龍様、
ソ連領内にいた朝鮮人は中央アジア全域に送られています。彼らのことを「高麗人」と呼びます。
スターリンが域内に住む朝鮮人を強制移住したのは、他の少数民族に対しても行った少数民族を分断して弱体化させるためと、朝鮮人が日本の味方をして反逆することを恐れたからです。(当時、朝鮮人は「日本人」でしたから、猜疑心の強いスターリンには同じに見えたのでしょう)
強制移住は本当に悲惨で、被害にあった一族から生な話を聞くと震えが止まらない程です。
朝鮮半島がロシアの版図に入れば、その悲劇が繰り返される可能性もあるでしょう。
ロシアは今更朝鮮半島は大して欲しくないと思いますが、中国に売りつけて金にする目的で欲しがるかもしれませんね。
チキンサラダ さん
龍 さん
ありがとうございます。
中国は友愛し、ロシアはドナドナする訳ですね。
うーん、奴隷の平和を良しとするマスタベション民族にとって、強制移住がどの程度マシなのか。。。
二度寝から目覚めました。
小倉紀蔵先生については、私が以前の雑談スレに、朝鮮式性理学(朱子学)にまつわるあれこれについて書いた中で冒頭にご紹介しました。
当該の『読者雑談専用記事通常版 2020/12/21(月)』
https://shinjukuacc.com/20201221-00/
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あの記事では、代表作として下の一冊↓のみ取り上げましたが
朝鮮思想全史 (ちくま新書)
https://www.amazon.co.jp/dp/4480071040/
他にも色々あります。
入門 朱子学と陽明学 (ちくま新書)
https://www.amazon.co.jp/dp/4480066950/
韓国は一個の哲学である―「理」と「気」の社会システム (講談社現代新書)
https://www.amazon.co.jp/dp/4061494309/
それと今回の記事のネタ本です。
韓国の行動原理 (PHP新書)
https://www.amazon.co.jp/dp/4569849989/
いずれもお察しどおり、韓国面にずっぽりと嵌まってしまった知識人のなれの果てです。地頭はいい人なので、それなりに言辞を弄しており、活字に書いてあることを鵜呑みにする人は欺せるでしょうが、複数の情報源に照らして考えることができる人には無力です。ただし、どの著作でもお読み頂けば、小倉先生が反日的悪意を持って書いているのではないことは読み取れると思います。ただ韓国的「正義」に取り込まれてしまっているのです。
今回の小倉先生の記事では、彼が本領とするところの朝鮮式性理学について触れられていません。「国家なき運動団体」としての韓国と、朝鮮式性理学とを併存させることは難しいのです。そこは多くの言辞を弄すれば可能でしょうが、一言では的確に言い表せません。
状況的に色々と苦しい中でも、ご自分の人生を賭けて学んできた朝鮮儒教を無碍には否定できないご心境が、今日の小倉先生の密かな苦悩ではないかと推察いたします。
同情も共感もしませんけどね。韓流ドラマとかK-Popとかに入れあげている人に対しても同じ気持ちです。人生の貴重な時間を、あんなものに捧げて、一生自分を騙して生きて行くのです。好きにしたらええがな。
阿野煮鱒様
韓国(朝鮮)の研究家等、韓国にずっぽり触れることが多い人は、なぜか熱烈&盲目的な韓国(朝鮮)の信奉者になる人が多いような気がしますが、どうなんでしょうね?
この人や保坂教授、ジャーナリストの青木氏、はたまた若い韓流フアンの女性等、自分の研究&嗜好領域を超えて、韓国人の価値観や考えを尊重し、信じ、受入れ、同化する。。
ハリウッド等のアメリカ文化フアンでも、それ以外はアメリカ嫌いという人も多いですし、日本の研究家でも日本のことを普通に批判し、ずっぽり日本に嵌る人はまずいないと思われますので。。
脳幹に働きかえる魔性の何かがあるのか、あるいは。。
おそろしい洗脳力ですね。
小倉先生は同化までは行っていないと思います。ただし、朝鮮朱子学は彼の人生そのものですから、何の価値もなかったとは思いたくないのでしょう。
一般論としては、ダメンズ養成女子みたいな感じじゃないですかね。ダメだからこそ惹かれる、みたいな。共依存で不幸になる未来しか見えないという…
阿野煮鱒様
>一般論としては、ダメンズ養成女子みたいな感じじゃないですかね。ダメだからこそ惹かれる、みたいな。
なるほど、だから世界の左翼が惹かれ、味方するんですね、世界的に女子に人気ですし。。
ダメで価値のない気の毒な人に手を差し伸べる優しい素晴らしい私、みたいな感じでしょうか。
見目麗しい男子も多いですし、まさに紐男系ですな。
韓国が異常な民族国家であるのは劣化版朱子学のテンプレ思考しか出来ない人々が更にナルシシスト・パーソナリティ障害を併発しているからだと思います。
朱子学に沿って根拠の無い思い込みを前提としてテンプレ思考をして、更に人格障害により現状認識が出来ない精神の異常性は、哨戒機レーダー照射事件の韓国政府の支離滅裂で自己矛盾で時系列を無視したな説明を国民がすべからく鵜呑みにしてしまっている事実を見ても明らかです。
もっと大きな問題は、自己愛性パーソナリティ障害者の周りには一定数の同調者・共感者の取り巻きや共依存者がいるように、日本にも韓国に同調する人達が一定数存在する事だと思います。
さて、もし特定の集団が客観的現実を認識出来なくて、かつ、根拠の無い思い込みで現実を上書きし続けていて、更に結論ありきの発言をし続けているとすると、それは価値観とか哲学とか論理学よりも、精神病理学で扱うべき問題では?
野様へ
すべからく → おしなべて、です。
匿名様、
ご指摘を有難う御座いました。
この場合「悉く」を使うべきでしたね。
有名な方なんですね。今回の記事では韓国の特異さ、未熟さをかなり認めているように見えますが、これは昔からですか?それとも新たな要素ですか?
親韓派も韓国の未成熟さを認めざるを得なくなってきてると感じてます。
> これは昔からですか?
彼がソウル大学にいた若かりし頃のことは存じませんが、新書本を書くようになってからのスタンスはほぼ一貫していると思います。
行きがかり上、小倉先生を庇うような物言いになっていますが、彼は典型的な親韓派とはちょっと違います。
小倉先生は韓国に利益誘導したくてポジショントークしているのではありません。韓国的正義・韓国的真実を日本に理解して欲しいと願っているだけなのです。そのことが必然的に日本に及ぼす副作用に思い至らず、本人としては善意から行動しているのです。それは結果としては売国奴と同じです。自覚なく善意でやっている人間は、悪意を持って反日している人間よりタチが悪いと言えます。
また、小倉式の朝鮮性理学解説は、取り込まれないように自分を戒めつつ、真面目に理気論を学んでみたいという方にはよい教科書になると思います。
「客観的事実とロジック」まさに日本学術会義メンバーに問い質したいですね。学者のトップがあれですから。このあいだ、物理学者の江沢洋先生の本を読みましたが、客観的事実とロジックの権化たる物理学者ともあろう者が、政治に関しては極端な非論理的左翼思想で(因みに益川先生も全く同類)、「日本国憲法を掲げ、反戦平和を唱えれば、平和を乱す妖怪変化はたちまち雲散霧消」みたいなバカの極みを熱心に説いておれれる。なんか、非論理的左翼思想に浸っている人たちは、世の戦争の原因はすべて日本の軍国主義(いつの話や?)にあると思っているらしい。
アホは放っとけばいい?まあ、でもね、正直、どこの国でも8割の国民はアホなのです(→パレートの法則)。残りの2割の質が大切なのです。この2割もアホだったら?もう処置なしになります。日本だって衆愚政治の弊をさけるため、この2割の意見は何らかの形で政治に大きな影響を与えている。政治家、官僚、財界、学者。私は、中でも学者は、客観的事実とロジックを身上としている点、国民教育に及ぼす影響力の点で責任重大な役割を担っている人たちだと思います。だから国民は厳しい目で見なければならない。8割の国民はアホではあっても、残りの2割の〝優秀な国民” をジャッジできる〝客観的事実とロジック” に、少なくとも〝ロジック” に厳しくなければならない。
>しかし、さまざまな理由があり、日韓はお互いに断交するわけにはいかない。
まさに、このような意見に対しては、客観的事実とロジックを問いただす必要があると思います。
韓国の、武器にならないような物を武器に交渉する姿は滑稽です。
そこで、不思議というか、疑問というか、迷ってる事があります。
半島といえば朝鮮式朱子学。
その目線でいくと、交渉時の不等式は 上である韓国の持ち物というアドバンテージにより、GSOMIAや大統領訪問が高く感じるのは、理解したくないが出来ます。
しかし、半島には詐欺師国家という面もあります。
その見方で言うと、韓国の持ち物は明らかに武器にはなり得ない。が、だからこそ その武器を嘘で高そうに見せて交渉するという見方も出来ます。
文大統領は、大統領訪問を本当に良いものだと認識し、それを武器に日韓の問題を解決しようと部下に命じた。
部下の方は、この武器では戦えないけど、大統領の命令は絶対なんで、これは良いものだと相手を騙して交渉を有利にすすめようと頑張った。
なんか、今回の文大統領首脳会談失敗の流れをみると、チグハグな感じがしたのは気のせいか。
朱子学と嘘つきの両面からみると、どっちなんだろうと疑問に思いました。
>>韓国の持ち物は明らかに武器にはなり得ない。が、だからこそ その武器を嘘で高そうに見せて交渉するという見方も出来ます。
半島に限らず、相手が「高価なものだ」とか「恐ろしい武器だ」と信じてくれれば十分ですからね。騙しは朱子学以前の話です。
今回は見破られましたが、次もその次も見破れるかは判りません。日本のマスコミ様は「相手の立場になって考える」よいう美点を遺憾なく発揮して国民の判断に影響を与えるでしょうし。
裏縦貫線様は、彼等は本当に 大統領日本訪問を相手が良いものだと思ってると交渉してきたのか、それとも これしか武器が無いから、仕方なく良いものの様に見せてたのか、どっちだと思いますか?
どっちでもええ様な問題ですが。
sey g 様
どっちだと聞かれれば前者、「日本は大統領訪日を良いものと思っている、と韓国は思っている」です。
ただ、当該国自身も「大統領訪日は凄い武器で伝家の宝刀だ」と信じていたように思えます。例えが一寸ずれているかもしれませんが、田舎企業が特許を一個申請して許可がおりただけで「これでウチも一攫千金だ」と舞い上がり大手企業に”ウチの特許使わせてやるぞ”と乗り込んでみたものの、ケンもホロロな対応をくらって泡ふいた、って感じでしょうか。
(特許は、正確には「出願して登録された」と書くべきですが、”東京特許許可局だと信じて疑わない田舎企業”の感覚として捉えてください。)
裏縦貫線様
お答え頂き有難う御座います。
自分も、これは良いものだ説だと思うのですが、ただ それだと条件を下げてでも日本に来たいとなるだろうか。それなら、時間が来るまで、待つのではないか。
と、書いたところで、もしかしたら 交渉の過程で、日本の態度を見て、もしかしたら自分達勘違いしてたかもと気付いたかも。
>>それなら、時間が来るまで、待つのではないか。
「勘違い」に気づいたかは判りませんが、今回は韓国にとって開会式というタイムリミットがあったのが大きいと思います。「2割引」→「半額」のシールを貼って、それでも売れずに閉店時刻になっちゃった。もし日本が買ってたら粗悪品を掴まされた上に「半額で売らされた」と恨みまで買わされてたかも知れません。
sey g様の最初のコメントまで改めて読み返しましたが、価値あると思っているならば朱子学、価値が低いのに高く売りつけるなら詐欺師。私のコメントは首尾一貫してないですね….2021/07/25 14:59 のコメントがズレてます。20:29の質問ありがとうございました。
朱子学と詐欺師の取り違えが致命的な誤判断にならないよう気をつけたいと思います。
裏縦貫線様
こちらこそありがとうございます。
朱子学と詐欺のハイブリッドかなぁと思ったりもします。
彼の民族はナルシシスト人格障害と劣化版朱子学のコンビを絶賛併発中なのだと思います。
志那と朝鮮の違いは志那は朱子学のみだから思考の前提が誤っているだけで現実認識はある程度出来るのに対して、朝鮮は劣化版朱子学とナルシシスト人格障害の合併症ですので、思考の前提も現実認識も誤っています。
ですから朝鮮半島の住民の方々はウソと現実の区別がつかないから詐欺士であるのにかかわらず、容易に騙される。
野様
有難う御座います。
自らの嘘に中毒症状を発症したですか。
確かに、虚言癖の人は自らの嘘を信じ込んでる場合もありますね。
彼らの行動原理は「目先の損得」。そして「体裁」でしかありません。
約束は「彼らに利する時のみ有効」であり、いずれ難癖を付けて反故にされるのですから、彼らとの関係は何度 仕切り直しても同じことなのかと。
日本:さあ歴史を創造(つく)ろう! どんなことしようか?
韓国:さあ歴史を捏造(つく)ろう! どんな糊塗しようか?
*行動のベクトルが違いすぎる両国関係。その前提から考えれば、無理に仲良くする必要はないのかと。 日韓の行動は、東アジアに位置する民主主義の庭での ”並行遊び” でしかなく、同じ庭にいるからって一緒に遊んでる訳ではないのですから・・。
韓国の願い、朝鮮半島の願いは日本を植民地化し暴虐の限りを尽くすこと。
日本併合時の人口2倍・食料生産二倍・インフラ投資・学校建設等は全て無視。
外国人へのビニールハウス・国内での奴隷事件が恒常的に発生するところを見ても人権意識は皆無です。
これは私の考えですがそう離れた考えでは無いと思っています。
彼等がベトナムで行ったライダイハンがそこかしこで見られるでしょう。
事大主義を侮ってはいけません。中国が控えています。ロシアが控えています。
さて過去の中国赴任経験から一つ。契約し業務を進めて注意すること
・業者を赤字にするな:契約を結んでも赤字になりそうなら途中で逃げる
・裁判に持ち込むな:中国の裁判所では絶対に勝てない
・役人と喧嘩するな:仕事が出来なくなる、赴任者は日本へ返されます
昔のことなので違うこともあるかもしれませんが、約束、契約の概念が乏しいですね。
中華圏だけでは無いと思いますが文化の相違は日本に居ては分りにくいですね
「しかし安全保障や経済の側面では、韓国と決裂するという選択肢はありえないのだし、もっと文明論的にいうなら、米国と中国が文明的な対立構造に突入しつつあるいま、日本が協力すべき相手としては韓国以外ありえないのである」
上記再引用の文章の中で、2行目「選択肢は」を「選択肢しか」に、4行目「韓国以外」を「韓国は」にそれぞれ頭の中で改変してみます。
それからあらためて全体を通して読んでみます。
こうすると個人的に首肯しうる部分も多い論考にもみえてきました。
韓国が日本をどの様に考えているか、日本のリベラル層の守旧的な考えに対しては多少なりとも参考にできるのではないでしょうか。
プレジデントオンライン「中国や米国と向き合う為に『日本+韓国2億人経済圏を
検討すべき』という、あっち系の人の妄想するお話しを暇つぶしとして
上げてみました。 感想は今真夏なのに背筋が凍りつくようなお話です。
サイトは貼る技術が無いので、お暇なら検索してよね~。
私案としては、隔離・誰も相手にしないが一番だと思います。
今日も、新宿会計士さんの主張を大きく頷きながら拝読しました。
本日の論考のキモにあたる、小倉紀蔵先生が自ら立てた
「韓国という国とは、関われば関わるほど裏切られる、という認識が、日本のなかでほぼかたまってしまったといってよい」
という命題を正面から否定しないまま「文明論(国家論)」に論点をずらして、彼の国と協力すべしと説くのは、ありていに言ってしまえば、あいつらの裏切りは「友好論者がどう頑張っても否定できない事実」であることの証であるということだと思います。
「裏切る相手」であっても、「国家とは言えないような(未熟な)存在」ゆえに、日本が面倒を見るべきという主張には、多くの日本人には納得できないでしょう。
そして、納得できない日本人を転向させるほどの根拠を提示できず、とても辛い思いをしているのが「友好論者」の現状だと思いますが、私にはここで素朴な疑問があります。
なぜ、「友好論者」の人たちは、日本が折れることばかり言って、彼の国に対して「いまのままではダメだ」という忠告をしないのでしょうか?
「友達として忠告する」という立場があってもいいはずなのに、輸出管理適正化のときの朝日新聞が典型例ですが、あいつらの不誠実な態度に触れることなく、ひたすら向こうの主張を垂れ流す。
忠告して不興を買って関係が悪くなる可能性があるとしても、向こうの主張をそのまま垂れ流していい理由にならず、結果として「友好論者」の言うことを信じることができず説得力がまったくありません。
見方を変えると、「友好論者」が、根拠を示せないままお題目のように「友好」を唱えているる限り、日本の世論が変わることはないので、将来的に断交を望む私のような考えの者にとっては、今後も続くであろう彼の国の理解不能な振る舞いによって「友好論者」の立場がますます無くなり、発言力が失われていくのは望ましいことでもあります。
> なぜ、「友好論者」の人たちは、日本が折れることばかり言って、彼の国に対して「いまのままではダメだ」という忠告をしないのでしょうか?
日本と韓国が対等の立場で付き合える関係だとは思っていないからでしょう。友達は対等な関係でないとなれません。利害関係や上下関係がある人とは胸襟を開くにも限度があります。
日本が韓国と対等な関係になれない前提として、「日本は韓国に酷い事をした」という歴史認識があります。日韓併合期の朝鮮総督府の施策をどのように評価するかは、一次史料を元に議論しても日韓で折り合いが付きません。「インフラを整備した」と言えば「収奪のためだ」と返されます。親韓派の日本人も、その体で日帝収奪論ありきで日韓併合を評価しますので、いかなる「事実」を提示しても彼らには届きません。
「日本は道徳的に劣位」なのですから、それを贖(あがな)うために日本は永遠に一方的に譲歩しなければならないのです。
マズゴミの場合は、相当数の在日が就職していますし、日本人でもカネやハニトラで絡め取られている可能性が高いため、韓国の御用新聞になっているのではないでしょうか。友達として忠告できるような立場にはないのです。
小倉先生の場合は、歴史認識云々よりも、魂がかの国に持って行かれたのだと思います。
阿野煮鱒さま
返信ありがとうございます。
あいつらが「道徳的優位」を勝手に訴えて上から要求してくることについては、納得や許容は絶対にしませんが、あいつらがそう考えているという理屈としては理解できます。
しかし、日本の報道機関が、あいつらの言い分に乗っかって「道徳的劣位」に自ら身を置く理由が分かりません。そういう、向こうの「上から」も含めて、「そんな態度や物言いじゃダメだ」となぜ言えないのか。
マスコミ各社に在日のひとがいることは間違いないでしょうが、在日のひと全員が「反日スパイ」のようの活動をしているとは思えないし、そもそも、経営の根幹に関わる販売数や視聴率を犠牲にしてまで、「媚韓」する動機が分からないのです(とはいえ、実際に朝日や毎日は現在、販売部数減に苦しんでいますが、彼らは5年体制の古<いにしえ>からの惰性で、軌道修正を図る知恵がないんだろうな、という印象です)。
結局、ひとつだけ考えられる仮説めいたものとしては、現政府を牽制するためのカウンターパートナーとして奴らを利用してきた結果、あいつらがどんなにおかしなことを言ってもすぐには軌道修正できない、というものです。
しかし、これはあいつらの狂気じみた主張を前にすると、「友好論者」の主張はもはや宗教の域に達しているくらい、重篤に冒されていて理解することは不可能だと思えてきます。
で、過程は違っても、阿野煮鱒さまと同じような結論になってしまうんですね(笑)。
ちょっとずれるんですが、韓国が北朝鮮のインフラを整備するのは収奪のためなんでしょうか、という日本人的な疑問。
>「国家なき運動団体」
もしそうならまず大使館を撤収して
輸出管理もBからDくらいに下げるのが急務ですな。
>この記述から判断して、著者の方は「安全保障や経済の側面で、韓国と決裂するという選択肢はあり得ない」という「命題」を、「証明すべき事項」ではなく、「証明しなくても良い事実」とでも扱っているように見えてなりません。
この著者の場合もそうですが,明らかに間違っていると思える結論を主張をする人々は,その結論の前提として用いている奇妙な命題を証明するのではなく「明らかに正しい」公理としているから奇妙な結論を主張するのです.
その典型は九条信者や一国平和主義者たちです.共産主義も性善説が必ずしも成り立つとか限らない人間という生き物が作る現実社会というモデル(数理論理学の意味でです)に照らせば明らかに真でない命題群を公理系として採用しているから,共産主義国家は様々な意味で必ず破綻しその国の人々には多大なる災厄が降り注ぐのです.
私はこのサイトを毎日見るくらい国粋嫌韓の日本人です。が、当記事に関しては内容や読者コメントが必ずしも的を得ているようには思いません。小倉紀蔵先生の「朝鮮思想全史」は朝鮮人と戦争をする上では必ず読んでおくべき良書ですよ。
私も大真面目に小倉先生の著作は読む価値があると思います。
書き捨てピンポンダッシュを疑われないために、是非固定ハンドルを付けて持論を展開くだされば幸いです。
さもなければ、チキン野郎と見做します。
文明論に逃げるのなら、隔離するか、滅ぼすしかなくなるんだよね。
他の文明を尊重できないのなら、そうするしかない。