日本の巨大な自由経済こそが中国にとっての最大の脅威

先週発生した、日本人歌手が上海で歌っている途中に強制退場させられた事件で、中国政府・外交部の林剣(りん・けん)報道官は1日、ブルームバーグ記者に対し「その件は主催者に聞け」と言い返したことが、ちょっとした話題となっています。いかにも中国らしい、にべもない対応です。ただ、その中国が現在、かなり焦っていることはおそらく間違いありません。こうした中国の焦りを理解するヒントとなるのが、東京大学大学院の阿古智子教授が翻訳・編集した記事です。

歌っている歌手を排除した中国

中国でセルフ経済制裁絶賛発動中』でも取り上げたとおり、先週金曜日、上海で開催中の『バンダイナムコフェスティバル2025』で日本人歌手の大槻マキさんがステージにて歌っていたところ、いきなり音声や照明が落ち、強制的に退場させられる、という「事件」が発生しました。

歌っている途中で強制退場させるというのは、「そのようなシーンを見せつければ中国共産党政権の怖さを見せつけられるだろう」、といった中国政府なりの浅知恵に基づくものなのかもしれませんが、先日も指摘したとおり、これ、完全に「逆効果」です。

おそらくSNSでこれを目撃したであろう、少なくない日本人(やその他の自由・民主主義諸国民)は、これを見て、今後、中国を侮蔑(ぶべつ)に満ちた表情で眺めることになるからです。

外交部報道官は「主催者に聞け」

こうしたなかで、これについてはこんな「続報」も出てきています。

2025年12月1日外交部发言人林剑主持例行记者会

―――2025-12-01 18:55付 中国外交部・報道官定例記者会見ページより

中国政府・外交部の林剣(りん・けん)報道官は1日の定例記者会見で、ブルームバーグの記者から本件について尋ねられたところ、「詳しくは主催者に聞け」と対応した、というのです。原文、および翻訳エンジンを参考にして作成した仮訳は次の通りです。

ブルームバーグ記者

原文「据当地媒体道,一名日本歌手上周五晚在上海行演唱会不得不中断演出。另一名日本歌手取消了原定上周六在上海行的演唱会。外交部能否证实此有何评论

仮訳「日本のメディアの報道によると、先週金曜日の夜、日本人の歌手が上海でのコンサートを中止せざるを得なくなったとのことです。また、別の日本人歌手は先週土曜日に上海で予定されていたコンサートをキャンセルしました。外務省はこの事実を確認できるでしょうか。また、コメントをお聞かせください。

林剣報道官

原文「对于些社会性、商性活的具体操作情况和原因,建向主方了解。

仮訳「それらの社会的・商業的活動の詳細や理由については、主催者にお尋ねになることをお勧めします。

(【出所】中国政府外交部HP)

このあたりの、自分たちが原因を作っておきながら「相手に聞け」というのは、中国政府にはありがちな反応です。

実際、中国政府の対尾言うが原因で日中関係が悪化したときにも、中国政府高官らは「(関係悪化の原因は)日本に聞け」、などとにべもない対応を繰り返していたからです。

中国の一連の対応がセルフ経済制裁に!

ただ、裏を返して言えば、こうしたにべもない対応は、中国政府が本心ではかなり焦っていることを示唆しています。というのも、中国政府による日本に対する一連の脅しは、まったく効かないばかりか、ここに来て「セルフ経済制裁」として中国自身に跳ね返っているからです。

中国の日本への制裁の効果
  • Xの脅し→効かない
  • 訪日自粛→効かない
  • 米国直訴→効かない
  • 国連直訴→効かない
  • 虚偽報道→効かない
  • 強制退場→事実上のセルフ制裁に

とりわけ、中国共産党政権と日本のメディアが、「中国がこんなに怒っている!」、「日本は中国に謝罪して高市早苗総理大臣の(台湾有事に関する先月7日の)国会答弁を撤回すべきだ」、などと口調を揃えて声高に叫んだところで、日本国民は微動だにしません。

なにせ、日本国民は少なくとも2009年の「メディアスクラム偏向報道政権交代事件」以降、新聞、テレビを含めた「オールドメディア」と戦ってきた歴史を持っているわけですし、思うに、おそらく少なくない現代の日本国民は、オールドメディアの報道に無批判に同調したりしなくなっているのではないでしょうか。

だからこそ、今回の一連の騒動で、じつは矛を最も収めたがっているのが中国の側であることは間違いありません(といっても、日本の側に譲歩できる余地はありませんし、また、日本は1ミリたりとも譲歩する必要もないわけですが…)。

中国人歌手が中国人向けに日本でコンサート

さて、こうしたなかで、ひとつ、ちょっと気になる記事が目につきました。

『FNNプライムオンライン』が昨年5月末に掲載した、こんな記事です。

会場は日本なのに…中国国内“ライブ禁止”のロック歌手の歌を聞くためだけに多数の中国人来日し涙 日本人が知らない“中国”の一面

―――2024/05/31付 FNNプライムオンラインより

執筆したのは東京大学の「ある中国人訪問学者」で、これを東京大学・大学院総合文化研究科教授の阿古智子氏が翻訳・編集したものです。

記事自体4000文字を超える長文ですが、端的にいえば、大変に良い記事です。

中国人歌手が日本でコンサートを開き、中国本土では歌えない歌を披露し、その会場に大勢の中国人が訪れた、というもので、しかも阿古氏によると「わざわざこのコンサートを見るためだけに来日した人も多い」というのです。

その歌手は、共産党の監視の目が光る中国国内では、公の場で歌う事ができない。この事実を知る日本人は、ほとんどいない」。

この歌手が歌っている歌詞の内容、あるいはなぜ、この歌手が中国本土で歌えないのか。

これらについては記事本文でご確認いただきたいと思いますが、聴衆が涙を流すほど、名もなき中国人民の気持ちに寄り添ったものであり、そのことが中国共産党にとって不都合なのだ、ということは間違いありません。それを裏付けるのがこんな記述でしょう。

なぜ観客は泣くのか、おそらくそれは、これが『普通で自由なコンサート』だからだ」。

つい先日の大槻マキさんの「歌っている途中に電源を切られて退出させられた」事件を見せつけられた直後にこの記述を読むと、まるでコンサート弾圧事件を1年半前の時点で予言していたかにも見えて、思わず驚いてしまいます。

阿古教授「自由経済の規模の大きさに気づいているのか」

ただ、それ以上に興味深いのが、こんな記述です。

人々で埋め尽くされる会場を眺めながら、ここに来るために必要な航空券、ホテル、消費額について考えた。中国の厳しい統制によって、日本にもたらされている、この『自由経済』(Freedom Economy)の規模の大きさに、日本の経済アナリストは気づいているのだろうか。コンサート会場には日本人はほとんどおらず、誰も分析できていないと私は思っている。

この記述に、おそらくこれまで中国を見つめて来た阿古教授の見識が凝縮されているように思えます。

当ウェブサイトでよく取り上げる優れた韓国観察者である鈴置高史氏の「韓国論考」を読むと、私たち日本の姿がクッキリと浮かび上がるうように、中国に関する論考を読んでいると、中国という鏡を通じてまた私たち日本の姿がクッキリと浮かぶのでしょう。

そして、自由とは空気のようなものです。

そこに当たり前のように存在するときはその存在を意識することはありませんが、なくなってはじめてそのありがたみがわかります。

思うに、中国共産党にとっては、日本という国は地政学的に見れば太平洋への進出を阻むかのごとき「不沈空母」にも見えますが、思想的に見れば、自由、民主主義、法の支配、人権といった、中国にとって最も恐るべき「基本的価値」によって中国共産党一党独裁を揺るがす危険な存在でもあるのでしょう。

日本列島はさながら不沈空母

(【出所】在韓米軍HP)

今回の「日本人歌手の強制退場」も、なにか気に入らないことがあると経済にも強制的に介入して止めてしまうという、中国政府の強権的な異常性を「全世界に」知らしめてしまったという意味では、まさに(彼らが意識したかどうかは別として)完全な「セルフ経済制裁」ですが、それだけではありません。

自由と民主主義、法の支配と人権という人類の普遍的価値を享受することができない一般の中国人民にといって、日本は潜在的には「憧れの地」であり、その日本に対する敵愾心を煽れば、それは中国人民の共産党支配に対する敵意として、そのまま共産党政権に跳ね返っていくのです。

いずれにせよ、本件で中国側が矛を収めたがっていることはおそらく間違いないのですが、日本政府・高市政権にはこれまでどおり、原理原則を突き崩すことなく、毅然と対処することを求めたいと思いますし、これを機に日本企業、そして私たち日本国民も、中国リスクを改めて強く認識すべきではないかと思う次第です。

本文は以上です。

金融評論家。フォロー自由。雑誌等の執筆依頼も受けています。 X(旧ツイッター) にて日々情報を発信中。 Amazon アソシエイトとして適格販売により収入を得ています。 著書①数字でみる「強い」日本経済 著書②韓国がなくても日本経済は問題ない

読者コメント欄はこのあとに続きます(コメントに当たって著名人等を呼び捨てにするなどのものは禁止します)。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

このエントリーをはてなブックマークに追加    

読者コメント一覧

  1. 駅田 より:

    中国の目線で見れば現在の日本に状況は自国にとって最悪の状況でしょう。

    子飼いの政党識者等に指示を出して
    台湾侵略のお墨付きの言質を取らせたかったのですが出来ませんでした。
    必死に政権支持率を下げさせようと工作しても下がりませんでした。

    戦わずして勝つという孫氏の兵法がありますが
    台湾を得るには武力が必須な状況です。
    ウクライナ侵略を見て、戦争は大きな博打と考えるでしょう。
    日本世論が崩れなかったことは戦争をためらわす一助になるでしょう。

    今回露骨に中国を擁護した政治家や識者は白い目を向けられています
    そうした中国好みの政権ができる確率は低いでしょう。

  2. 丸の内会計士 より:

    ISSBのサステナ開示規制の結果、上場企業を中心にサプライチェーンを改め、中国から輸入している企業に対しては、人権DDのレポートの提出が求められるでしょう。

    1. 丸の内会計士 より:

      日本の上場企業、有価証券報告書に人権蹂躙している中国政府のために、中国からせっせと輸入していますと記載するんですかね。せっせと輸入して日本で販売しているのに、サプライチェーン全体で人権尊重していますと嘘の記載をするんですかね。有価証券報告書の虚偽記載は、刑事罰ですけど。日本の上場企業の経営者の方々は、中国との取引については、是非、注意していただき、刑事罰で逮捕?されないように注意しましょう。金融商品取引法違反で。

  3. 農民 より:

     阿古教授のお名前はちょうどテレ朝の寝言記事で見たような……あれ?有益なことを言ってる?と思ったら、寝言を言っている連中に引用されてただけでした。個人的「信用してはいけない識者リスト」に雑にぶちこむところでした。とんだ風評被害。
     ちなみに寝言の内容は「信用してはいけない」ほうの弁護士とテレ朝社員様が「~だから中国にもっと依存した方が安全」という謎なモノでした。馬の耳に念仏とはよく言ったもので。

     ところであちらではコンサートの撮影って自由なんですかね、皆スマホを掲げて。権利意識なんて無さそうではありますが。おかげでこの異様な映像が即出回るわけですが……当局としては見せしめ効果があるとでも思って「出回ってほしくて」野放しなのかしら?本当に色々と稚拙。

  4. あまこちゃん より:

    かなり以前、もう30年ぐらい前になるか、ウイグルに旅行に行ったことがある。そのとき、ガイド兼通訳だった女性が言っていた話をよく覚えている。
    ウイグルには、ウイグル語で授業を行う学校と漢語で授業ォ行う学校があり、ウイグル語学校似行くと一生二流国民。漢語学校に行くと民族の文字を取り上げられて、漢人の使い走り。当然、ガイドまでできるだけの教育を受けたのだから、その女性は漢語学校に行った。ウイグル語で書ける文字は名前だけと悲しそうであった。
    今よりは、ましな状態だったが、それでも、そういう状況。国を失うということは、こういうことなのだと感じた旅行でした。
    ガイドの人、今も元気でいればよいのですが、今では、こんなことも話せないでしょう。

  5. deinei より:

    以前、在韓米軍基地にアメリカがTHAADを配備した際に、中国政府は限韓令を発動し、観光客制限などを使って韓国政府を圧迫しました。
    その結果、韓国政府は三不一限(ミサイル防衛システムに参加しない、これ以上ミサイルを増強しない、日米韓三か国同盟を推進しない、すでに配備済みのTHAADは運用に制限をかける)の方針を打ち出して限韓令を解除してもらいました。
    三不一限に関しては韓国の主権を自ら毀損するものだとアメリカから反発がありましたが、今回中国が日本政府に暗に要求しているのも類似した足枷だと思われます。
    「台湾有事の際に日本は防衛に関する自由裁量や日米安保協力を制限する」と言質を得ておけば中国は安心して武力侵攻のタイミングを計ることができ、これから考えて2027年台湾進攻の危険性はかなり高いのかも知れません。

    1. seyg より:

      韓国での成功体験がドツボの遠因か。
      ていうか、中国共産党は日本人の学習能力を馬鹿にしてるのか?
      なんかあるたび嫌がらせされたら、いくら儲かっても対策するわ。
      また、中国人旅行客は落とす金の割には迷惑度合いが大きいので 減ったほうが良かったまであるよね。

  6. 陰謀論者 より:

     ただの妄想ですが、おそらくプーさんとプーチンのあいだでは、ウクライナ侵攻と台湾侵攻を同時にするような密約があったのではと思います。
     プーチンが中国をも出し抜いて先走った結果こうなっただけで、タイミング合わせてやられたらどっちも成功して、奪還するかどうかで大揉めすることになったでしょう。
     10年前くらいに中露でお互いに背中を攻めない密約があると言ってただけで、ずいぶんと笑われたものです。
     いまさら台湾侵攻は逸機なのです。

  7. u-hoge より:

    最近、大変美味な中国ネタが食傷気味になってしまいました。
    私は🦀が大好きですが、カニ三昧が続くと🦀を見ただけで吐き気をもたらすような!そんな感覚です。
    中国やオールドメディアや中国系左派にもカードが有りましたがね!日本国民を中国ネタで食傷気味にするという恐ろしいカード😁

  8. 日本人 より:

    中国には勝てないよ。
    素直に非を認めたほうがいい。
    高市さんは謝罪&辞任し、リベラル精神を持った高潔な政権が誕生すべきじゃないかな。
    ネットウヨクの人たちは悔しいかもしれないけど、きっといつか分かる日が来ると思う。温かい気持ちで信じてあげたい。

    1. u-hoge より:

      もうちょい🦀(中国ネタ)食べますわ。
      食傷気味?今までやってきた中国共産党のやり方は思うとこあるし。
      しばらく水と🦀で生きて行きます😁
      #こう言うコメがココに来るんだw
      #新宿さん、中共に目を付けられた!?

      1. 匿名z より:

        中共に無視できないインフルエンサーと認定されたのでしょう。名誉なことですwww 自分も頑張らなくては。

    2. 千葉市民 より:

      🤣🤣🤣

    3. F6F より:

      日本人さん

      教えてください。
      「非」とは何を指しておられますか?
      リベラル精神を持った高潔な政権とは具体的に現在の政党で言えばどこが政権を担うことになるのでしょうか?
      あと、「勝てない」のであればどうせよとお考えでしょうか?

      貴方がどのような思考の結果このようなコメントを書いたのか興味がありますので、ご教示頂ければ幸甚です。

    4. 匿名 より:

      新語現る!
      「ネットウヨク」

      なんでしたっけこれ?

      1. 裏縦貫線 より:

        「熱湯浴」
        随分前の日曜日の昼過ぎに見たような記憶がうっすらと…..

  9. がみ より:

    なんだか急展開で台湾も樺太も北方四島も満州も戻ってきてしまいました!
    在日中国大使館あほなんでしょうか?

    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM027MH0S5A201C2000000/

    尚、その頃まで遡ると中華人民共和国も北朝鮮も韓国も現行ロシアもまだ存在していません。

    1. Masuo より:

      私も見ました。
      この記事はもっと騒がれてもいいと思うんですけど、意外に静かな感じです。
      いや、ホント中国大使館あほだと思いますよ。「貧すれば鈍する」とはまさにこの事でしょう。

      昔、韓国の徴用工で、日韓基本条約と請求権協定の破棄の話が合ったように思いますが、それと同じで勢いで言った感じでしょうか。さすが大朝鮮中国と言ったところです。

  10. がみ より:

    なんだか急展開で台湾も樺太も北方四島も満州も戻ってきてしまいました!
    在日中国大使館あほなんでしょうか?

    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM027MH0S5A201C2000000/

    尚、その頃まで遡ると中華人民共和国も北朝鮮も韓国も現行ロシアもまだ存在していません。

    1. がみ より:

      ごめんなさい
      二回送信してしまいました
      こちら削除していただいても結構です

    2. u-hoge より:

      もうなり振り構わず。ううう🦀(中国共産党ネタ)たべたくないのにぃ。。。コレが中共の最強カード!?私は死にそうで辛い😁

  11. 都市和尚 より:

    いつも楽しみに拝読しております。
    今日上海の株式市場で、日本企業がフォトレジストの輸出を止めたというガセネタが流れて、株価が動いた会社があったようです。まさにセルフ制裁、代替不能なキーデバイスを日本に依存している自覚があるんでしょうね。露光にエッチングにリードフレームなど、半導体絡みだけでもまだまだネタはたくさんありますので、もし日本にインテリジェンス機関があったら、どんどん怪しい噂を流してセルフ制裁させまくったら面白いと思いますが、ないので残念です。

    1. 引退した技術者 より:

      >輸出を止めた
      はガセネタでしょうが、こうした電子材料は空輸が恐らく中心のはずで、中国からの航空便が軒並み運航停止となっている現在、輸入に混乱が起きている、という事はあり得ると思います。いずれにしても自業自得ですが。

      1. 墺を見倣え より:

        > 中国からの航空便が軒並み運航停止となっている現在、

        万博終了に伴う観光客減に相当する程度しか減便していない様に思うが、「軒並み」なの?

  12. 匿名z より:

    習近平訪米が終わるまで米中蜜月が演出されるので、日中対立は そこまで続くと柯隆氏が言っていました。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。また、著名人などを呼び捨てにするなどのコメントも控えてください。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

匿名 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
関連記事・スポンサーリンク・広告