国民が忘れてくれない時代に自民は誰を総裁選ぶのか

情報はフロー(消えるもの)からストック(蓄積されるもの)の時代に変わりました。情報を補完するための限界費用が極端に低下したからです。国民は豊富なストックから必要な情報を探り当て、自分で適切に判断する時代が到来したのです。言い換えれば、国民は忘れてくれないのです。そのことに、自民党議員やそれ以外の政治家、あるいはオールドメディアや官僚機構は、そろそろ気づくべきではないでしょうか。

デバイスの性能の飛躍的進歩

高性能なモバイル・デバイスの急速な普及

今日の社会で、モバイル・デバイス、つまり携帯電話やタブレットなどを持っている人は多いと思います。

「ケータイ・PHS」は1990年代後半あたりから急速に普及し始め、(著者自身の体験や記憶ベースですが)2000年代前半ごろにはほぼすべてのオフィス・ワーカーが何らかの端末を持つようになっていたのではないかと思います(PHSサービスは2023年3月末をもって終了)。

また、2010年あたりからはiPhoneなどのスマートフォンが急速に普及し始め、最近だとスマートフォンではない携帯電話は俗に「ガラパゴスケータイ」、あるいはそれを略した「ガラケー」などと呼ばれるようになりましたし、スマホも性能が上昇する一方です。

通信の速度も上がったためか、現代社会だと携帯の端末さえあればポッドキャストで音声・音楽などを再生することもできますし、VODなどで動画を楽しむこともできますし、SNSで他人とつながることもできます。観たい動画、聴きたい音楽、やりたいゲームをすべてひとつの端末で楽しめるわけです。

また、最近だとスマートフォン端末に電子マネーやクレジットカード、マイナンバーカード(≒健康保険証)などの機能が搭載できるようになりましたし、インターネットバンキングも一般化するなど、世の中はまさに「買物しようと街まで出かけてサイフを忘れたとしても愉快で済む時代」です。

iPhoneの内蔵メモリは増える一方

こうしたなかで、個人的に思い出しておきたい「技術の進歩」を象徴する話題があるとしたら、そのひとつは、メモリ価格の劇的な低下(あるいは同じ価格で購入できるメモリ量の激増)です。

たとえばスマホの世界のロングセラーといえば iPhone ですが、この iPhone にも、内蔵されているストレージが徐々に増えてきたという歴史があります。

あくまでも記憶ベースですが、2010年代に購入した iPhone 4S は、内蔵ストレージとしては16GB、32GB、64GBの3種類から選べたのですが、最近の機種 iPhone 17 の内蔵ストレージは256GBか512GB、 Pro Max などの場合は1TBや2TBが選べるそうです。

最新機種だと高いですが(たとえば Apple 公式サイトだと iPhone 17 Pro Max の2TBモデルは329,800円)、たとえば個人事業主や法人契約で携帯を持つ場合、一括で損金算入が可能な額(10万円以下)のモデルが欲しければ、中古品を購入するという選択も可能でしょう。

最近だと512GBないし1TBのモデルでも、運が良ければ10万円以下で購入可能(つまり固定資産計上が不要)のものが手に入ることもあります。

世の中はインフレ傾向が続いているとされますが、それでもITの分野では価格の下落(というか、同じ価格で購入できる製品の品質の向上)が続いている格好です。

メモリスティックのバイトあたり価格は2500分の1に下がった

その一方で、著者自身の手元メモに残っている話題のひとつが、今から20年以上前の買い物です。当時から著者自身はPC関連製品をよく買い求めていたのですが、外部記憶媒体としてメモリスティックの利便性に気づくようになり、これらのスティックを活用していたのです。

では、具体的にどんなメモリスティックを買っていたのでしょうか。

これについては2003年12月に128MBのメモリスティックを4,704円で、翌・2004年5月には1GBのメモリスティックを29,800円で、(某家電量販店で)購入したという記録が家計簿に残っているのですが、当時は5%だった消費税等の税率を勘案すれば、本体価格はそれぞれ4,480円、28,381円です。

2003~04年ごろの記憶媒体の価格(税抜)
  • 128MB…4,480円
  • 1GB…28,381円

これらのメモリスティックは、現在では手に入りません。128MB、1GBともに、店頭には並んでいないからです。

じつは、これらのメモリは「単位」が変わったのです。128「MB(メガバイト)」ではなく128「GB(ギガバイト)」、1「GB」ではなく1「TB(テラバイト)」に、それぞれ変化しています。

そして、2003年から04年にかけてこれらのメモリを購入したのと同じ某家電量販店のウェブサイトで調べてみると、現時点で最も安いメモリスティックは128GBが1,980円、1TBのものが12,800円です。消費税等の税率10%という前提で計算すると、本体価格はそれぞれ1,800円、11,636円です。

2025年9月時点の記憶媒体の価格(税抜)
  • 128GB…1,800円
  • 1TB…11,636円

1GBは1MBの1024倍、1TBは1GBの1024倍であることを思い出しておくと、この20年あまりで1バイト当たりのメモリ価格はざっと2500分の1に値下がりした計算です。あるいは同じおカネで買えるメモリが2500倍になった、という言い方もできます。

保存できる写真は静止画で250万枚!?

これが、世の中を変えないわけがありません。

最も大きく変わった分野のひとつが、写真でしょう。

一般にスマートフォンで撮影する写真(静止画像)1枚の容量は1MB前後だとされていますが、20年余り前だと1MBのメモリを購入するためには(税抜価格で)35円が必要であり、普及し始めたばかりのデジカメで撮った写真をプリントアウトするサービスはまだまだ隆盛でした。

しかし、同じ1MBのメモリを購入するのに必要な値段は、現在だと(税抜価格で)約0.014円です。

おそらく現代社会において、スマホなどで撮り溜めた写真をプリントアウトして保存しているという人は少数派ではないでしょうか。撮り溜めた写真を保存するためのコストが限りなくゼロに近づいているからです。

撮り溜めた写真を1000枚保存するのに必要なメモリは1GBですが、20年少々前にこれをメモリスティックに保存するためには2~3万円ほどのコストがかかっていたのに対し、現代だと同じ2~3万円のコストをかければ、その2,500倍、つまり250万枚の写真を保存することができてしまうのです。

なお、 iPhone の Live Photos のように、写真を撮影する前後の映像と音声を保存するパターンだと、1枚あたり3~5MBの容量が必要だそうですが、この場合でもやはり最大ストレージ1TBの端末には50万枚以上の写真を保存することができてしまいます。

ノーカット配信される動画

無限に増えるユーチューバー

こうしたIT機器の進歩は、新たな職業を世に生み出しました。

そのひとつが、ウェブクリエイターです。

「ウェブクリエイター」というと、「ウェブサイトを構築する人」という意味合いの方が多く用いられていますが、ここでいう「ウェブクリエイター」は、動画サイトやSNSなどで人々を魅了する情報を作り、それを収益化する人を意識しています。

最近だとX(旧ツイッター)が収益化プログラムを開始していますし、いくつかのSNSなどでも同様にクリエイターに収益還元などを行っているようですが、これらのなかで一番わかりやすいのがユーチューバー(YouTuber)ではないでしょうか。

当ウェブサイトでは数年前からユーチューバーのチャンネル登録者数などのデータを追いかけていたのですが、途中で辞めてしまいました。

なにせ、チャンネル登録者数が1000万人を超えているチャンネル(多くの場合は個人運営チャンネル)が現時点ですでに20以上存在しているほか、100万人以上のチャンネルすうも、もう数え切れなくなってしまっているからです。

ちなみにテレビ局もYouTubeにチャンネルを開設していますが、登録者数だけで見ればNHK公式チャンネル(登録者数約456万人)を遥かに上回るチャンネルがゴロゴロと存在するわけですから、動画の世界では、地上波と動画サイトにはすでに埋められない差が生じているのだといえます。

当然、YouTubeも(広告なしのプレミアムサービスなどもありますが)基本的には広告で運営されており、動画の視聴も多くの場合は無料かつオンデマンドで視聴可能であり、そして無料であっても面白いチャンネルが無数に存在します。

いったんこの動画サイトの世界に慣れてしまうと、地上波のテレビには満足できなくなるはずです。

  • 放送時間が決まっているため、見たい番組があったとしても、基本的にテレビの前に座っている必要がある(録画機能付きテレビやTVerの見逃し配信などを除く)
  • そもそも地上波はチャンネル数が少なく、多様なコンテンツを楽しむことが難しい
  • そもそも地上波の番組はつまらない【※個人的な見解です】

ノーカットで配信できるネット動画の強み

そのことを痛感する機会があるとしたら、やはりイベント性が高い出来事をノーカットで配信しているシーンに出くわした時かもしれません。

今回も高市早苗氏立候補演説を全文文字起こししてみた』でも報告しましたが、当ウェブサイトでは昨年に続き、自民党総裁選(10月4日投票)に立候補を表明した高市早苗氏の冒頭発言を、(やや不正確ながらも)文字に起こしています。

文字起こししながら考えたのですが、この高市氏の1時間近くにわたる発言とそれに続く質疑応答セッション、地上波だと放送できる局はほとんどないのではないでしょうか。そもそも地上波はチャンネル数が少なく、ひとつのテーマをそこまで深掘りできないからです。

著者自身、高市氏の公約のすべてを無条件に素晴らしいものだとは思いませんが、ただ、高市氏が「総理になったらやりたいこと」をすべて自分自身の言葉で話していたのを見て、少なくともペーパーを見ながらでなければろくに話もできない候補者とは大違いだと思いました。

同じように考えた人は多かったらしく、X(旧ツイッター)上でも、山手線の駅名を関した怪しい自称会計士がつぶやいた何気ないポストに対し、大変多くの反応が生じていたのが印象的です。

情報はフロー(消えるもの)からストック(蓄積物)に変わった

ただ、それ以上にやはり申し上げたいのは、時代の変化です。

先日の『ネット出現で情報はフローから「ストック」に変わった』でも論じたとおり、すでに世の中、情報はフロー(すぐに消えてしまうもの)からストック(消えずに蓄積されるもの)に変化したのです。

情報を蓄積することの限界費用が極端に下がったため、かつてならば保存されずに消えていたさまざまな情報が消えずにネット空間に残り続けるようになったからです。

たしかに今でも、おもにテレビ(や新聞)から得られる情報で投票先などを判断する層(当ウェブサイトの造語でいう「テレビ層」)は高齢者を中心に残っているのですが、そうした層は今後、減ることはあっても増えることは絶対にありません。

そして、「テレビ層」が絶滅すれば、社会のメインストリームは、当ウェブサイトの造語でいうところの「SNS層」に取って代わられます。

このSNS層も一枚岩であるとはいえませんが、ただ、SNSを使う人たち(=一般国民)が何を考えているかをSNSで知ることができるうえに、SNSが世論形成の重要な役割を担うようになる時代は、もうすぐそこに来ている、いや、すでに到来済みなのでしょう。

自民党総裁選は最初の試金石

こうした文脈で考えておきたいのが、自民党総裁選です。SNS化の最初の試金石となり得るからです。

当ウェブサイトではくどいほど指摘してきましたが、自民党が昨年総裁選なミス(党員票でトップを獲得していた高市早苗氏を決選投票で落とし、絶対に選んではならない禁忌肢を選んでしまったこと)と同じことをもう一度しでかせば、自民党は終わります。

SNS空間で醸成された自民党に対する憎悪が次回選挙で火を噴くからです。

ただ、自民党が変な人を次期総裁に選んでしまうことが、日本にとって何を意味するかは、また別の議論です。この場合は逆に税制(※社会保障を含む)や官僚支配そのものに対する国民の強い反感のマグマが蓄積され、次回以降の選挙で官僚支配が破滅的に崩壊する結果が示される可能性すらあるからです。

著者自身は日本を支配してきた「腐敗トライアングル」、すなわち官僚組織とオールドメディア、そして特定野党などの勢力を、目先のことしか考えられない者たちだと考えています。

官僚組織にとっては本当に自分たちの利権を守りながら拡大することしか考えていない者が多く(例外的に「国士」と呼べる人もいないではありませんが)、また、オールドメディアにも専門性がなく、自分たちの思想を読者・視聴者に押し付けようとする者が大変多いのが現状です。

自民党に同じミスを繰り返す余裕はない

前回、高市氏を落選させて禁忌肢を選んでしまったのは自民党の致命的なミスでしたが、背景にはその禁忌肢をあたかも「国民から人気が高い」人物であるかのごとくメディアが報じまくっていたことを忘れてはなりません。

それを、旧宏池会を中心とする旧態依然とした勢力が勘違いし、また、党内で力を持っていた旧安倍派を「裏金問題」により完全に追い落とすために政治利用した、という側面もあったのではないでしょうか(このあたりは著者の私見ですが)。

いずれにせよ、自民党が誰を総裁に選ぼうが、国民の側に生じた進化は後戻りしません。自民党が同じミスを繰り返せば有権者は容赦なく自民党を見捨てるでしょう。国民は、忘れてくれなくなったからです。

記憶媒体の価格が極端に下がり、情報を保存するためのコストもまた極端に下がるなかで、情報がフローだった時代の常識―――つまり、「自分たちにとって都合が悪いことを国民は忘れてくれる」―――が通用しなくなったのです。

これは自民党もそうですし、自民党以外の政党もそうですし、官僚機構もそうですし、なによりオールドメディア自身にとってもそうです。オールドメディアが偉そうにSNSデマのリスクを提唱したら、SNS側から一斉に反撃され、過去の報道不祥事が掘り返されるのです。

なにより、情報がフローからストックの時代に変わったわけですから、国民が豊富な情報ストックに自由にアクセスし、適切に判断できる時代になったことに、自民党も自民党以外の政治家もオールドメディアも官僚機構も、そろそろ気づくべきではないでしょうか?

そのことを改めて指摘しておきたい、などと思う今日この頃です。

本文は以上です。

金融評論家。フォロー自由。雑誌等の執筆依頼も受けています。 X(旧ツイッター) にて日々情報を発信中。 Amazon アソシエイトとして適格販売により収入を得ています。 著書①数字でみる「強い」日本経済 著書②韓国がなくても日本経済は問題ない

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読者コメント一覧

  1. はにわファクトリー より:

    クオリティニュースペーパーとはなんのこと。
    先の米国大統領選において、誤報道・読者誤誘導を繰り返して来た大手新聞社のワシントン記者。彼らの名前を当方は生涯忘れないと思います。

    1. CRUSH より:

      そういえばワシントンポストの株をあげた映画『大統領の陰謀』
      (原作はハルバースタム「ベストアンドブライテスト」)
      主演のロバート・レッドフォードが先日に亡くなりましたね。

      南無。合掌。

      1. 転勤族 より:

        横から失礼します。
        ロバートレッドフォード氏、逝去されたんですか。
        全く知りませんでした。

        「スティング」「遠すぎた橋」はDVD(笑)にて持っております。

        合掌。

  2. 引きこもり中年 より:

    本日の朝日新聞に、昨日と一昨日に実施した世論調査の結果として、「次期自民党総裁に誰になって欲しいか」の結果が載ってましたが、小泉進次郎候補の立候補表明演説が一昨日なので、演説を聞かずに回答した人もいる、ということになりますね。
    蛇足ですが、同じ世論調査で「石破総裁の辞任表明をどう思うか」があり、「良かった」48%、「良くなかった」37%でしたが、この前の世論調査では、「石破続投支持」の方が多かったため、「良くなかった」が少なすぎるのではないでしょうか。

  3. Masuo より:

    解党的出直しを宣言しておきながら、石破路線を継承とか鼻で笑える。
    あの手この手でマスコミは進次郎押し、高市下げを展開するんでしょうが、情報がストック化された現在、どこまで印象操作が通用するでしょうか。
    いよいよ今日が自民党総裁選挙の告示日らしいですが、お手並み拝見と言ったところです。

  4. Sky より:

    「新聞」。この名前からしてフロー情報のみのフワフワした存在、75日経てば…の産物であることを示しています。
    以前この場で新聞は訂正欄が無い事に苦言を書いたことがありますが、どうせ旧聞なんて忘れるさと中の人も思っていたのでしょう。
    一方で例えば皆さまご存知のググる行為は、敢えてこだわって検索ツールオプションで期間設定する場合を除き、75日どころかずっと昔まで遡って情報検索します。
    現在、マスコミ・メディアでは総裁候補者の傾向を一覧表など用いつつコメントしている事でしょう。比較表は当然ながら比較項目は報道側の視点、各候補者の主張の極々一部だけ抽出され、しかもカンニングペーパー、代筆、本人の直言、といったメタ情報は何も無い。といった産物で、ボヤっとした人を騙す為のモノです。
    インターネット情報通信の最大の利点は「中抜き」でしょう。
    そもそもメディアという名前も中間介在者という意味であるかと思います。必要悪かもしれないが、それが無いと情報伝達できなかった為です。情報の問屋、商社のようなものでしょう。
    今はエンドユーザー次第。中抜きで産地直送情報にアクセスできる自由を得た。これこそ報道の自由でしょう。
    例えば高市さんの所信表明では、冒頭のマイクトラブル、それでもめげずに表明を続ける様子、自身の言葉で目線が泳ぐ事なく整然と説明する様子、自身の思い、会場に詰めかけた報道陣の白けた拍手、敵意丸出しでマナーモラルの無い質問。
    これらは中抜きだからこそ得られる情報です。
    マスコミ・メディアは必要悪でした。敢えて過去形で表現したいです。

  5. 元雑用係 より:

    進次郎構文って、フローの時代の処世術ですよね。記者の追及をはぐらかして言質を与えない。
    くだらない記者のくだらない質問に対してはそれはよいのでしょうが、意味ある質問にそれをやると単なるはぐらかし・逃げです。でもフローの時代ならそれも忘れ去られていたでしょう。

    今でも思い出しますが、氏は10年前に農林部会長に抜擢されました。能力不足を指摘されながらも将来を見越しての投資だったのだろうと思いました。そして今、農林大臣を務めています。
    この10年間彼は、進次郎構文に磨きをかけてきたのは間違いないと思いますが、政策についてはあまり磨いてこなかったのだろうなと感じました。10年前の彼への投資効果は極めて薄かったのだろうと思いました。人脈は作れたかもしれませんが。
    今でもSNS上で飛び交う過去の進次郎構文。面白い、愛らしいのですが、首相にふさわしいかと問われれば疑問を新たにするストック情報ですね。

  6. カズ より:

    >情報はフロー(すぐに消えてしまうもの)からストック(消えずに蓄積されるもの)に変化した

    ↑ねぇ、お母さん。これってどういうことなの?
    母:「いい話しが、いつまでも残る」ってことだよ。
    娘:「言いっ放しもいつまでも残る」ってことだね。
    ・・。(小遣いUP成立!!)ヤッタネ!

  7. 匿名 より:

    おはようございます。
    今日も舌鋒鋭く、キレ切れで読み応え満点。次の10年、末永く続くことを期待しています。

  8. はるちゃん より:

    小泉進次郎氏の会見では靖国神社参拝の質問が無かったようですが。
    高市さんにはしつこく靖国参拝を問いただすのに。

  9. 時代遅れse より:

    旧自民党岩盤保守層をガン無視する政治家のうち半分かそれ以上はSNSから情報収集できないという理由じゃなく、より高い優先順位に何かがあると感じる。
    今現在、小泉進次郎氏への支持を鮮明にしている、例えば河野太郎氏、三原じゅん子氏などは同じ利益共同体に属しているから支持しているとしか見えない。三原じゅん子氏は日本の尊厳と国益を護る会に所属していながら何故? とは思うが、わかった上で信念を持って支持するのであれば、「さよなら」というしかない。
    こういった、どっちを向いて政治活動してるのかわからない政治家が多数を占めるようになった自民党に不信感を抱くのは当然だし、それを感じ取れない感性を持つなら選挙で退場して欲しい。

    ストレージ容量の話題については、趣味でオーディオをやっているので過去のコレクション(CD換算で4桁いってるかいってないか…)を1台のNASに入れて別にバックアップを取って容量の心配なんてしたことがない。HDDへ移行してる間に価格競争を始めたサブスクが使えるようになって作業自体が面倒で中断。時代の流れは早い。
    こうなると音楽はメディアという意識が消えてデータでしかなく、音楽を鳴らすまでの過程や雰囲気を楽しむ(一部音質の好み)目的でアナログレコードが趣味化している。聞くところによるとCDすら盛り返して趣味の世界になりそうな雰囲気。
    新聞、テレビも実益は全然ないんだけど趣味で見る(読む)という人だけになる未来があったりなかったり。

  10. ミナミ より:

    新宿さんもTwitterで言われたと思いますが、レジブクローなら自民党は終わりでしょうね
    日本国民は自民党のステルス移民政策に恐怖を感じています
    年間35万人、何の論議も無く増えているのです。1日に1000人です

    レジブクロー総理なら、次の衆院選では、自民・参政・国民が同じぐらいの議席数で並ぶでしょうね
    高市候補が当選して欲しいですが、もう自民党には何も期待していません

  11. はにわファクトリー より:

    出来心で進次郎構文とぐぐったら、循環論法=トートロジー(同語反復)を指摘する note ページがすぐ引けてしまいました。
    https://note.com/yoshiaki1973/n/n019b260ed0e8
    進次郎構文 まとめ (50選)

  12. 裏縦貫線 より:

    十分に詳細で分かりやすいマニュアルが用意できる程しっかりした会社なら、「なんでメモを取らなくてはいけないんですか」などと言う人は採用試験段階で落ちてしまうのでは。

    1. 裏縦貫線 より:

      すみません。コメントする記事を間違えてしまいました…

  13. DEEPBLUE より:

    今度も同じ事が起きるなら、高市氏と自民中道右派は新党作った方が良いですね。今ある右派新党が不安な層を総取りできます。

    1. はにわファクトリー より:

      小声ですが、心情的に理解できます。
      まず当方は決して自民党支持者でありません。議員政党は役に立つかどうかだけで評価しています。今は声なき思いを形にする。そこでこっそり、おひとりさまデモをやってみたいです。
      利き手でこぶしを作り、口元に押し当てます。お好みでゲバルト棒見立てを反対の手にお持ちください。では行きます。
       シュプレヒコール、よーい(お~)
       ジミン(解体)
       リッケン(粉砕)
       労組(消滅)
      以降、気のすむまで適当に誰にでも当たり散らす。

  14. 早稲田在勤理系 より:

    本論とは関係ないのと、今はご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、メモリースティックはソニーが出していたメモリーカードの製品名・登録商標です。
    新宿会計士さんの書きっぷりから推察すると、USBメモリーとかの方が適切な表現ではないかと思います。
    (個人的にはソニー製品を多用していた時もあるので、今は使えなくなったメモリースティックがたくさん死蔵されています)

  15. 引きこもり中年 より:

    国民が忘れてくれない時代とは、オールドメディアにとって自身の不都合なことも、国民が忘れてくらないとも言えますね。

    1. はにわファクトリー より:

      大手新聞社のワシントン支局記者が、先の大統領選おいて歴史上稀にみる接戦と報じておきながら、実際に起きたのは接戦州すべてでトランプ大統領が勝利したこととかですかね。
      あれは特大級の誤報なんじゃないのか。新聞記者、仕事の精度がたいそう低いです。

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