氏名公表は完全に逆効果?むしろ総裁選の可能性上昇か
自民党執行部(選挙管理委員会)による「臨時総裁選に賛同する議員の氏名を公表する」という措置は、逆効果だった可能性が濃厚です。先週末時点で若手・中堅議員を中心に、総裁選に賛成すると明言している議員はかなり多く、加えて政務三役(大臣、副大臣、政務官)が9月8日にかけて、相次いで辞表を提出し、内閣が崩壊してしまう可能性すらあります。
目次
混乱の9月…まったく先が読めない!
早いもので、今日から9月です。
昔から「年齢を重ねるごとに月日が経つのが早く感じられるようになる」といいますが、つい先日、新年を迎えたばかりだと思っていたのに、今年も残すところあとたったの4ヵ月です。
国内政治に関していえば、通常、国政選挙が行われたあとは政治日程的にもあまり話題はないことが多く、年末に向けて粛々と税制改正などが行われます。また、会計・税務業界界隈も、税制改正大綱を見て、粛々とクライアント対応の準備をすれば良いようです。
ただ、今年に関していえば、政治日程が例年通りに動くかどうか、まったく読めません。
いうまでもなく、石破茂内閣がいつまでもつか、という問題があるからです。
石破首相は昨年9月の自民党総裁選を制し、首相に選ばれたものの、事実上最初の仕事である衆院解散総選挙で自民党がまさかの大敗を喫し、連立与党(自公)が過半数割れを起こしてしまいました。
辛うじて自民党は最大政党の座を維持したのと、野党がひとつにまとまらなかっため、政権交代こそ発生しませんでしたが、それでも少数与党での政権運営を余儀なくされたのです。
辞めずに居座る石破首相が諸悪の根源
常識的に考えたら、この時点で石破首相は辞任すべきでした。選挙で負けたのにトップが責任を取らないというのはおかしな話でもあるからです。
しかし、当時は補正予算、続いて通常国会と政治日程が立て込んでいたためか、「石破退陣論」はよとう内からもあまり出て来なかったようです(当時、石破首相に面と向かって辞任を要求したと述べていたのは、青山繁晴参議院議員くらいでしょうか)。
ただ、その後も自民党が(とくに保守派の)有権者を失望させるような政策が相次ぎ(たとえば「所得税と地方税の基礎控除一律75万円引き上げ」を潰す、厚年保険料上限を引き上げる、など)、挙句の果てに有権者に評判の悪い「2万円/4万円給付」というバラマキ政策を打ち出すなどしました。
案の定、6月の東京都議選では惨敗し、第1党の地位を「都民ファーストの会」に明け渡す結果となり、続く7月の参院選でも惨敗を喫したのです。
しかも、参院選では自民党は自分自身で設定した「自公合わせて改選50議席」のボーダーラインを3議席下回ってしまい、これにより自公は晴れて(?)「衆参両院で過半数割れ」という状況を実現させてしまったのです。
もしも野党側が一致団結すれば、極端な話、自公の賛成がなくてもどんな法案でも通ってしまいます。
こんな状況を作り出した人物こそ、石破首相その人であり、本来ならば、引責辞任する以外の選択肢はありません。ところが、「3連続で負けた首相」である石破氏は、驚いたことに、参院選直後にまさかの居座りを宣言しました。
まさに、石破首相自身が「諸悪の根源」と化しているフシがあるのです。
理解に苦しむ居座り理由…自身の責任も回避か?
しかも、その居座りの理由自体が理解に苦しむものです。
『石破首相が居座りたければ自公維連立くらいしかない?』などでも取り上げたとおり、「首都直下型地震や南海トラフ、自然災害、史上最も厳しい安保情勢」といった諸情勢に照らし、政治空白を作らないために辞任せず続投する、と宣言したのです。
いつ来るかわからない自然災害を辞めない理由に持ってくるとは、なかなかに斜め上で驚く展開です(余談ですが、「いつ来るかわからない自然災害」が今すぐやってきたとすると、そのときにむしろ国民の信を得ていない人物が首相の座にあることの方が問題ではないでしょうか?)。
それはともかくとして、石破首相率いる自民党は現在、参院選の大敗を検証する総括委員会を設けているわけですが、その検証が遅れています。当初は8月中に検証結果を取りまとめて公表する予定とされていたのですが、現在のところ、9月2日にズレ込んでいるようです。
しかも、この検証に関し、先週金曜日夜に出てきた話題が強烈です。
自民、参院選総括案を見送り 「首相の責任触れず」に異論 https://t.co/s4mrlksFRx
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) August 29, 2025
時事通信によると、この総括案では首相・党総裁、執行部の責任に触れておらず、委員会では異論が出たことでこの日の取りまとめが見送られたそうです。
ということは、もしかすると9月2日の取りまとめと公表はギリギリになるか、場合によっては延期になる(そして、玉突き的に自民党総裁選も後倒しになる)かもしれません。
これなど、単なる時間稼ぎなのか、それとも石破執行部の実務能力の低さのあらわれなのか、あるいは石破首相らが本気で「裏金問題が原因で自民党が敗北した」と思い込んでいるのかはわかりません。
が、いずれにせよ、あれだけの大敗で石破首相に責任がないわけないでしょう。
政務三役の辞任ラッシュはあるのか?
もっとも、土曜日の『臨時総裁選賛否表明で「石破内閣崩壊」はあり得るのか』でも取り上げたとおり、総裁選をダラダラ延期し続けていると、そのうち内閣の崩壊が始まる可能性があります。
(あくまでも報道等のベースですが)石破首相やその周辺は、大臣や副大臣、政務官(いわゆる政務三役)を務めている議員に対しては、もしも臨時総裁選に賛同する場合には政務三役を辞めてからにしろ、などと圧力をかけているフシがあるからです。
ただ、もしそれが事実であるならば、現在政務三役に就いている人のなかでも、石破首相に「辞めてほしい」と思っている人は、辞表を出してから総裁選実施を要求する文書に署名するはずです。もしそうなると、臨時総裁選の実施を待たずに石破内閣は事実上の機能不全に陥ります。
問題は、その可能性がどこまで高いか、です。
Xを眺めていると、「永田町の関係者からの情報によると、9月8日に総裁選実施が正式決定されるだろう」といった趣旨の内容をポストする人もいるなど、現時点で総裁選実施の可能性(≒石破内閣が崩壊する可能性)がそれなりに高いとの観測もあるようです。
もっとも、当ウェブサイトとしては、現時点で「総裁選は必ず実施されるに違いない」とまで述べることは控えておきます。
とくに、自民党は昨年秋の総裁選で(おそらく多くの党員や国民の強い期待を裏切って)189人の愚か者たちが石破茂氏に投票したという前科を持つ政党でもありますので、このあたりは何が起こるか、予断をもって眺めることは控えておきたいと思う次第です。
若手・中堅議員を中心に賛同意見相次ぐ
ただ、著者自身の希望的観測も踏まえて申し上げれば、とくに若手議員を中心に、総裁選の実施に賛成する意見が少なくとも衆参両院議員(衆195人+参100人)と都道府県連会長(47人)の合計(342人)の過半数(=172人)を超える可能性は高いと信じたいところです。
当ウェブサイトでは三々五々、紹介している通り、SNSで日々情報発信しているような若手・中堅議員を中心に、なかば公然と総裁選への賛同を述べる人が増えていることも事実です。
たとえば、先日も紹介した神田潤一衆議院議員や小林史明衆議院議員などがその典型例ですが、それだけではありません。
いわゆる「自民党総裁選前倒し」の手続きについての私の考え。
(少し長文になります)昨日の自民党総裁選挙管理委員会で、総裁選挙を前倒しで実施するかどうかの意思確認の方法が決定されたとの報道がある(まだ正式な通知は受け取っていない)。…
— 神田潤一(衆議院議員2期目、法務大臣政務官) (@Jun1CanDo) August 27, 2025
自民党総裁選挙の前倒しに向けた手続きが決定されました。元々、私自身は総裁選を早期に実施すべきという考えです。
これまで副大臣という立場から、公に意思を示すことは控えてきましたが、今回の手続きで氏名を公表することが決定されたため、あえて控える必要も無くなりました。…
— 小林史明(衆議院議員/広島6区/福山市) (@kb2474) August 29, 2025
若林洋平参議院議員や川崎秀人衆議院議員、草間剛衆議院議員、小野田紀美参議院議員、星野剛士衆議院議員など、パッと探しただけでも若手・中堅を中心に、非常に多くの議員が総裁選に(直接または間接的に)賛同しています。
自民党選挙管理委員会にて総裁選要求確認は記名方式に決定。
要求者だけ記名捺印をして党本部に持っていくそうです。私はどちらでも要求するつもりでしたので気にもしません。
むしろ名前が出ないという事は反対者扱いになる訳ですから反対する議員の方が大変ですね…
フルスペックの総裁選を求む!— 若林ようへい (@w_youhei) August 27, 2025
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
政務三役の辞任の必要なし!
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まず前提として、政務三役という職務は国民の負託に応えるため、行政の一端を担い、政策を前に進めるために与えられているものであり、一議員としての意見表明を縛るための道具ではありません。… https://t.co/XqjmaAw5uk— 川崎ひでと |衆議院議員|自民党三重2区 (@kawasaki_hideto) August 29, 2025
自民党神奈川県連青年総局主催の青年局世代議員勉強会。両院議員懇談会でも発言させていただきましたが、参議院選挙後の7月に神奈川県連からも組織としてけじめをつけるべきと党本部に申し入れをしている中、石破総理に対する好き嫌いではなく、未だけじめをつけられない状況の中で、総裁選前倒しにつ… pic.twitter.com/taHqvkm7SF
— くさま剛 衆議院議員 神奈川19区 川崎市宮前区 横浜市都筑区 (@kusamatsuyoshi) August 28, 2025
臨時総裁選について新聞やらテレビ局やらから同じようなアンケートが事務所に次々届いているようで。普段逐一回答しませんが、今回はここで回答しておきます。
・臨時総裁選はやるべきだと思っている。
・記名でも無記名でも氏名公表でも、私は別になんでも良いです。自分の意見を隠す気ないですし。— 小野田紀美@岡山 (@onoda_kimi) August 23, 2025
自民党参院選総括案が敗北の責任を『組織全体』としているならば、おかしいと思ます。選挙敗北の責任はトップにあるのは、当たり前の事です。いずれにせよ、総裁選前倒し実現のため汗をかいてまいります。
— 衆議院議員 星野つよし (@hossys) August 29, 2025
なかば公然と辞任要求が広まってきた?
さらには、昨年の総裁選に出馬した小林鷹之衆議院議員が重ねて石破首相に辞任を迫っているほか、旧茂木派の若手などでも臨時総裁選を要求する方針で一致した、などと伝えられています。
自民・小林鷹之氏、石破首相が辞任決断しなければ総裁選求める 「民主主義の危機だ」https://t.co/F2niubYXFE
「けじめをつけられないのであれば、民主主義の危機だ。そうした状況になれば、(総裁選前倒し実施を求める書面に)署名する」と述べた。
— 産経ニュース (@Sankei_news) August 29, 2025
自民茂木派10人が総裁選要求 小林鷹氏も表明、議員会合活発に https://t.co/FYg1jqRUQy
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) August 29, 2025
オールドメディアがあれだけ一生懸命、「世論調査の結果、国民は石破首相の続投に賛成している」とする調査結果を作っているにも関わらず、こうしたオールドメディアの誘導には乗せられない程度にはリテラシーがある議員がいることは心強い限りですね。
いずれにせよ、党執行部としては一生懸命に臨時総裁選に持ち込まれないように牽制しているつもりが、若手議員を中心に、なかば公然と地滑り的に総裁選への賛同が増えているというように見えるのは皮肉です。
「氏名を公表する」と言われれば、こうなるのは当たり前でしょう。「総裁選に賛同した議員の氏名が公表される」ということは、「総裁選に賛同しなかった議員の氏名が公表されてしまった」のと同じ効果が生じるからです。誰かが差分でそのような名簿を作るのは当然だからです。
(何なら9月8日以降、当ウェブサイトにてそのような名簿を作ってみても良いかもしれません。)
いずれにせよ、「氏名公表」は脅しだとしても大失敗だったことは間違いなく、むしろ総裁選実現に向けて可能性が高まったと考えて良いのではないかと思う次第です(※といっても、くどいようですが、現時点ではまだ確定ではありませんので、予断を持つべきではないのかもしれませんが…)。
本文は以上です。
金融評論家。フォロー自由。雑誌等の執筆依頼も受けています。 X(旧ツイッター) にて日々情報を発信中。 Amazon アソシエイトとして適格販売により収入を得ています。 著書①数字でみる「強い」日本経済 著書②韓国がなくても日本経済は問題ない日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
![]() | 日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |




あと議員らの判断に石破辞めるな百人デモと辞めろ万人デモも効果あると思います。
毎度、ばかばかしいお話を。
石破総理:「辞めろ万人デモは仕込みだ。石破辞めるな百人デモは仕込みではない」
百人を仕込むのと、万人を仕込むの。どちらがたいへんでしょうか。
(石破総理も含めて)人は信じたいものしか信じることができない。
石破「辞めるなデモはわずか百人、だがその百人は全て一騎当千・日当二万円のプロ市民だと私は信じている。ならばデモ隊と私で総人数10万と1人の集団となる」
「第三次居座り作戦、状況を開始する」
「犬が人に噛みついてもニュースにならないが、人が犬に嚙みつけばニュースになる」。ならば「石破辞めろ万人デモはニュースにならないが、石破辞めるな百人デモはニュースになる」
(極論ですが)どこも報道していないだけで、すでに石破辞めろ千人デモもあったかも。
蛇足ですが、
>https://www.sankei.com/article/20250901-WIPK3CTSB5HBTJZR6E3OWEOSNY/
「石破辞めろデモ」に長蛇の列だそうです。だとしたら石破続投支持のオールドメディアの世論調査との整合性は、どうなるのでしょうか。(もちろん、このデモが陰謀論(?)によるものかもしれませんが、ならば続投支持も陰謀論によるものである可能性が出てきます)
自民党の石破執行部の考えでは、「氏名公表は、オールドメディアの世論調査を信じない馬鹿者の氏名を晒す」という意味も、あったのではないでしょうか。しかし、(ネットでは)オールドメディアの世論調査の信頼性に疑念が生じている今、それが逆効果になる可能性が出てきたのではないでしょうか。
蛇足ですが、「若者の票を取り込むために、SNS戦略を重視する」と言っている党が、SNSの声を完全に無視するなら、口先だけと思われるでしょう。
本日の朝日新聞の政治部部長のコラムから「自民党の右にも野党ができた」。もちろん、今後、どうなるかは分かりませんが、意外と、これは大きいのでは。
家族親族最優先の同族会社でも、荒稼ぎボッタクリの悪徳業者でも、口では「お客様が第一」を謳うもんですw
例の「総括」が公表されたら、さすがに日和見議員たちも擁護できないのでは。
それでも世論調査を信じる馬○者の氏名は、オールドメディアが隠蔽しても、引き算してネット上や動画サイトで晒されることになるでしょう。
いい加減岸田文雄氏が前回の出来レース総裁選の引責で政界引退表明してくれれば一気に情勢は動くと思うのですが、しないでしょうね…
総裁選で誰が誰に投票したかならともかく、総裁選実施の要否で誰が賛成したかは、まだ「前座」でしかないですやね。
あっちのサラミ戦術(切り取られるのは148側なので”サラまれ戦術”?)の裏の意図があるのかどうか。
昔、中国地方を治めていた殿様が治世を家来に託した。
殿様:石の上にも3年と申す、夢々約束を違わず精進せよ。
家来:殿申し訳ございせん、3度の戦に負けてしまい、年貢を上げ戦費を工面したところ、民に一揆を起こされ、兵糧も10か月しか保ちませぬ。米の値が上がり、新しく奉行を遣わしましたが…。
殿様:生者必衰の理あり、見事切腹して果て忠義を示せ。
家来はそっと他人の腹を切ってみせ、儂は悪くない悪いのは戦いの場で軽口を叩いた奴だ。
>石破茂首相(党総裁)ら執行部の責任に触れていないとの異論があり、この日の取りまとめを見送った。9月2日の同委で修正案を協議し、同日の両院議員総会に報告する方針。
まあほんと、今の執行部は中韓パヨク仕草が染みこんでますな。
でもマジメに修正を求めるんじゃなくて、さっさと「謝ったら死ぬ病」が発病した総括をさせて沈めちゃえよ、とも思ってしまいますが。(笑)
昨日だったか、斎藤財務副大臣も総裁選前倒し賛同表明で「求められれば辞める」と報じられていましたね。この人は麻生派。神田氏と小林氏は宏池会らしいので岸田氏の了承がないとは思えず、総裁選の流れは不可避じゃないかとも思いますね。最後までわかんないですけど。総裁選前倒しの流れを作ったヒーロー二人がスンズロー推しで次の流れを作る段取りだったりして。(やめてくれー)
執行部圧力説は「ほんとかな?」と半信半疑でしたが、この報道で「そうかもね」と思うようになりました。
岩屋外務大臣 総裁選前倒しめぐり“政務三役が賛成の場合は辞任すべき”との考えを示唆「総理に与えられた使命果たすのが最大の責任」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/withbloomberg/2138379
まあこの人には山下元法相のツイートを百回読めといいたくなります。
1.オールドメディアの世論調査などたかだか2000人、3000人で年齢の偏ったままの母集団です。
先の選挙で投票所に足を運んで投票用紙に名前を書いた数千万人とは比べるべくもない。敢えて言います、このようないい加減な報道を真に受けて続投支持など笑止の沙汰です。
2.石破首相にだけ責任があるわけではない、こういった意見も笑止千万。なるほど首相以外にも原因はあるでしょう、しかし結果の責任は首相と幹部が負うべきものです。戦国の世に例えるなら、殿と重臣は潔く腹をめされよ。家臣領民は安堵する。
責任者はいざというときに責任を取るから責任者
石破執行部:「世論調査の結果、国民は石破首相の続投に賛成している」
中堅・若手:非自民層(得票見込みゼロ)に人気でも仕方ないじゃん・・。
・・・・・
安倍氏のお見送りに花を手向けた長蛇の列(若年・年輩問わず)に思いを馳せる。
31日の石破やめろデモは多くの方々が参加されたようですね。
対照的なのは、やめるなの方は如何にも左派プロ市民系譜らしい喧しい人達。都知事選挙の時はR4氏支援の為に緑の人を妨害する為に集結していた人達とそっくりですね。一方でやめろの方は、素人市民と言って良いでしょう。モラルある方々であったことが印象的でした。
マスコミ・メディアが有権者二分対立などと言っていて苦笑します。
今までもこれからもマスコミ・メディアの言う事やる事に真実は無く、あるべき姿はマスコミ・メディアの言うことの別にあるという「社会常識」が良識ある国民に更に浸透する事例になることでしょう。
99:1でも「二分」。「二分の一」とは言っていない(キリッ
マスコミ・メディアの著しい非対称報道は予め想定済みでしたが、Xトレンドにも手が入っている様子。
https://x.com/i/grok/share/iJ7JAzlY6aHs8wUClGqtXovfv
Grokさんの解説です。
事実と報道が異なっていたら事実を”矯正”する、これぞマスゴミ仕草。
コミュニティーノート風マジレス
そのgrokさんの回答は全てネット上で囁かれていることの集約結果で、事実かどうかには全く触れていないことに注意が必要です。
小泉「石破政権をしっかりと継承します」
党本部の方から参りました、あまり身だしなみの良くない老人が立っていた、
今回、投票頂くには踏み絵を踏んで頂く必要がございます。
そう言って、ポスターみたいな紙を一枚取り出した。
流石にこのままでは踏めないので、自分の写真を上から張って、そっと足を…
個人的には、総裁選賛成を特にいち早く表明した議員らを今後は期待をもって注視します。石破憎しという問題ではありません。機を見るに長け、論理性に優れる人物だと評せるからです。
やたらとキレイ好きな方は「どうせ自分が可愛くて義理を通さないのだろう」などと考えるかもしれませんが、仮にそうだとしても当にそれで良いです。クリーンなだけの無能などもう不要ですから。石破総理がそんな「設定」ですし。むしろ堂々と打算を公言しつつしっかり働いて実績を偽りなく(謙遜せずかつ盛らずに)アピールする政治家を求めたいくらい。
そういえばホセ・ムヒカ元ウルグアイ大統領が今年亡くなられましたが、現役時代、日本メディアはこれみよがし「世界一貧しい大統領」と称賛していたものの、やはり当事国民の間では賛否あったようで。弱者に寄り添った”だけ”で経済全体を拡大したわけでもなく、たかが一人が清貧をしてみせてもそれ自体で救われる民は多くはなかった。”善政”の内容は「あちらを立てればこちらが立たず」で弱者側に立ったに過ぎず。石破政権(と間接支持者)の志向によく似ている気がします。徹底的に「消費者を立てて生産者を立てず」で猛アピールしたコメ価格対策も、どうも無意味に終わりそうな気配ですし(この点、常念先生が相場のみに重点をおいた消費経済的な視点だけで小泉政策を称賛していたのは、論理の理解はできつつも少し残念でした)。
とはいえ石破総理よりは良いですかね。ムヒカ氏は貧困層に偏るという旗幟を鮮明にし、実際に信念に邁進したわけですから。石破総理は”設定”にはこだわりがおありのようですが、実際には政局でしか行動できておらず、その設定も履行できておらず何の信念があるのかさっぱりですから。
設定・信念への姿勢は、安倍総理の方が遥かに強固でした。(今日もことあるごとに安倍総理との比較を擦っていく)
>東京都の保育料無償化、来年9月にも第1子に拡充へ 小池知事が表明
https://www.asahi.com/articles/ASSDB35VSSDBOXIE00XM.html
東京が他の地方の活力を吸い尽くしているのに、これをやったら余計地方は衰退します。
>東京都、エジプトと4覚書・合意書を締結 教員の専門性向上など
>エジプト人労働者の日本での雇用に関する合意書は都産業労働局とエジプトの首都カイロに所在するエジプト・日本経済委員会の間で結ばれた。
>エジプト人労働者が日本国内で仕事を確保するための情報提供や研修プログラムの開発支援などが盛り込まれた。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC216V40R20C25A8000000/
外国人にも日本の福祉与えていたら、破産しますよ。
https://www.zaimu.metro.tokyo.lg.jp/bond/tosai_hakkoujouken/saisei
東京都は外貨で金を借り出しているんですよ。
いい加減にしないと、大変な事になってしまいます。
東京都知事は自分の知るところでは美濃部知事時代から一部を除き伝統的に左派やら訳のワカラン一派の牙城でした。
現都知事も似たようなものですが、一応R4氏を推す立憲民主党とは距離があるのででょう。選挙演説の際はR4支持勢力からの妨害を受けていました。
要するに、保守右派有権者からみると両方左派で親中。その結果が前回の選挙での石丸氏2位だったのでしょう。国政も勿論大事ですが、都政も大概にしてほしいものです。
現職にお引き取り願おうという権力闘争、初戦の前倒し総裁選の成否こで負けても、現職側には解散総選挙という敵が触れることすらできぬ伝家の宝刀がある。反主流派を解散総選挙で制した郵政解散の前例もある。
殺るか殺られるかの戦いに、まさか保身のために解散はしないだろうは通用しない。ここまできたら座して死を待つはずもない。出直し総裁選に先立って解散するもよし、出直し総裁選で負けたとしても「国民の声を聴きたい」と解散するもよし。当然解散するときには反石破は公認せず刺客を立てる。
いま解散に打って出れば野党の潰しあいで漁夫の利を得る自民党が議席を回復するというシミュレーションもあるようで、もしそうなら現職側の大きなアドバンテージになる。義を通して非公認で選挙を戦い落選するリスクまで背負って最後まで義の旗を降ろさず戦うこ覚悟がある議員がどれだけいるか、これ以上はない政局エンターテイメントの始まり。
解散したら自民ボロ負けじゃないの?
解散する人はバカみたいだから解散するかもしれないけど。
首相の独断による解散が可能なのか、少しだけ調べてみました。
・国会閉会中に解散が行われた例は、これまでにない(理論上は可能)。
・解散は、全会一致が原則の閣議で決定する。
・解散を反対する閣僚に対し、首相はその閣僚を罷免して対抗することができる(例:郵政解散)
公認料は石破放逐後に支払い。
現首脳陣に刺客を立てるだけの人脈・力があるか。
思いつくのは和歌山ぐらいか。
私利私欲で日本を滅ぼしかねない総裁選前倒し反対派が何人生き残るか
前回衆院選落選自民議員が自民で立つか無所属で立つか、そして何人当選するか。
確かに見ものです。
現在の様子では、マスコミも石破首相を庇いきれなくなってきたのではと感じています。
この調子では、臨時総裁選実施不可避という事で、実施賛成の議員も背中を押される形で増えそうです。
ただ、臨時総裁選実施に賛成した議員も時期総裁が保守派になることを望んでいる訳ではないというところに注意する必要があると思い明日。
財務省や宏池会などは、石破氏を見捨てて小泉氏を担ぎ出す準備を進めているのではと疑っています。
そのうち新聞やテレビで小泉氏支持の記事やニュースが登場するのではないかと思っています。
岸田氏が既に次期総裁選前提で不出馬宣言したの気になるんですよねえ・・・。小泉氏を担ぐのかな、中韓に対し屈しない高市総裁を阻止する為。
オールドメディアは、自民党前倒し総裁選が行われて、そこで石破総裁が惨敗することを恐れているのではないでしょうか。なぜなら、そうなれば自分達の世論調査との整合性が問われますから。
いや、そこは、
「自民党のコップの中の争い。世論はそんなことを望んでいない」
で行くんじゃないですかね。
もちろんその主張にツッコミどころは大ありですが。
では選挙結果も、世論とは違っているのでしょう。
流石に臨時総裁選はすると信じたい。
あと3年も現政権が続くなんて恐怖でしかない。
増税路線、経済オンチ、外交・安全保障もグダグダ、本当にいいところが1つもないです。
臨時総裁選をやるとしたら潔くやるかなぁ。何だかグダグダでやりそうな気がします。
せっかくの臨時総裁選で、自民党の信用回復のチャンスを、後味悪い形にならなければいいなと思います。
つまるところ石破議員は、自民党で勝ち上がって見せることが人生追及目標だったの違いありません。
それがどうした。そんなにエライか。
これから先のある議員さんたちにあっては、みじめな老後を送らないよう、晩節を汚したと書籍なり Wiki に記されないようにお気を付けになられたほうがいいですよね。