選挙≒「戦時下の食材選び」…よりマシなゴミを選ぼう

予定では本日から参院選(20日投開票)の選挙期間が始まります。当ウェブサイトではポリシーに従い、本日以降、選挙に関連する個別政党に関する話題については、可能な限り取り上げるのを控えようと考えている次第です。ただし、本稿では選挙期間を迎えるにあたり、「選挙で投票する重要な意味」について、改めて考えておきたいと思います。キーワードは「戦時下の食材選び」のようなものです。

選挙運動には制限があるが…基本は自由

本日から、第27回参議院議員通常選挙の選挙期間が始まります。同選挙について、本日、公示が行われる予定とされているからです。そして、選挙運動は公示日から「選挙期日の前日」、今回でいえば7月19日(土)までの期間しか行うことができません。

ただし、じつは現在の制度では、インターネットなどを使って誰でも選挙運動をすることができるとされています。これについて公選法の根拠規定は各所に点在しているのですが、大雑把にいえば次のような具合です。

  • 投票管理者、開票管理者、選挙長・選挙分会長や不在投票管理者(その関係区域内において)(第135条)
  • 中央選挙管理会の委員、裁判官、検察官、会計検査官、公安委員会委員、警察官、収税官吏、徴税の吏員など(在職中の場合)(第136条)
  • 国家公務員や地方公務員、行政執行法人や特定地方独立行政法人の役職員など(第136条の2)
  • 教育者(教育者としての地位を利用して児童・生徒・学生に対して選挙運動を行う場合)(第137条)
  • 満18歳未満の者(第137条の2)
  • 公民権停止中の者など(第137条の3)

ほかにも細かいルール(戸別訪問の禁止、署名運動の禁止、人気投票の禁止、飲食物提供の禁止、気勢を張る行為の禁止、連呼行為の禁止など)が設けられていますが、基本的にインターネットを使った選挙活動は、(上記などに該当しない)有権者であれば誰でも行うことができるとされているようです。

ただし、電子メールを使った選挙運動は候補者や政党などに限定されており、また、有料インターネット広告を出せるのも政党などに限定されています。こうしたルールの詳細については総務省『インターネット等を利用する方法による選挙運動の解禁等』などでご確認ください。

評論活動と政治活動の線引き

いずれにせよ、公選法の規定を読む限りにおいては、当ウェブサイトも(電子メールなどを使わない限りにおいては)自由に「皆さん、●●党に投票してください」だの、「皆さん、XX党には投票しないでください」だのと呼び掛けることができるはずです。

ただ、これについては当ウェブサイトのポリシーとして、積極的にそのような呼びかけを行うつもりはありません。

その理由は簡単で、当ウェブサイトは「ウェブ評論」を旨としており、あくまでも「評論活動」を行うサイトであって、「政治活動」を行うサイトではないと考えているからです。

もちろん、「評論活動」と「政治活動」の線引きは必ずしも明確ではありません。

当ウェブサイトでは普段から「厚生年金は廃止すべきだ」、「消費税は減税・廃止すべきだ」、「国債はもっと発行すべきだ」、などと述べていて、これについては「経済的な考察の結果出てきた考え方」と位置付けていますが、こうした主張も見方を変えれば政治活動っぽい側面があります。

しかし、著者自身はこのあたりの主張まではぎりぎり政治活動に当たらないと考えています。

そして、「厚生年金廃止!」、「消費税減税・廃止!」、「国債増発!」などと主張したうえで、「これらの政策を実現できるのはXX党だけだ!だから皆さん、選挙では必ずXX党に投票してよ!!」などと呼び掛けたら、それは政治活動に極めて近くなります。公示日以降にこれをやったら選挙活動になる可能性もあります。

当ウェブサイトにおいて、可能な限り、特定政党への投票(または不投票)を呼びかけない方針を取っている理由は、まさにこの「評論活動と政治活動の線引き」という話とかかわっているからです。

社会人ならどこに入れるか普段から考えておくべき

ただ、こんなことを述べると、ごくまれに、こういう趣旨のコメントをいただきます。

私の選挙区ではXX党の候補者がいません。いったい誰に投票したら良いですか?

XX党はアレがダメ、▲▲党はコレがダメ。ではいったいどこに投票したら良いんです?

これに対する答えは、ひとつしかありません。

自分で考えてください」。

何度尋ねられても、当ウェブサイト側からお答えできるのは、たったこれだけです。

え?

「無責任じゃないか」、ですって?

「ウェブ評論をやっている以上は、どの政党に投票すべきかを教える義務がある」、ですって?

冗談じゃありません。

この社会を作っているのは私たち有権者・社会人であり、ということは、「どうすればこの社会がより良くなるか」を考えるのも私たち有権者・社会人の仕事です。したがって、選挙のたびに誰に投票すれば良いかを考えるのも、社会人たる私たち有権者の当然の責務なのです。

それを、他人に尋ねるというのは無責任ですし、社会人として極めて恥ずべき行為です。当然、「どの候補者に入れたら良いかわからないから(投票せずに)棄権する」というのは、これに輪をかけて恥ずべき行為です。

当ウェブサイトをご愛読くださっているような方で、選挙のたびに棄権しているという方がいらっしゃれば、そのような行為は厳に慎んでください。

(そういえば昔、当ウェブサイトに「俺は選挙区に良い候補者がいなかったら絶対に投票しないぞ」、などとやたら偉そうにご高説を垂れるコメント主の方がいましたが、もしまだ当ウェブサイトをご覧になられているならば、そのコメント自体が極めて恥ずかしいものであることを改めて自覚して頂きたいと思う次第です。)

戦時下の食糧調達

そもそも論ですが、選挙というものは「戦時下の食糧調達」とよく似ているかもしれません。

先の大戦を直接経験したという方は、おそらく当ウェブサイトの読者のなかにもほとんどいらっしゃらないかもしれませんが、著者自身が過去に戦争経験者らに聞きかじったところでは、とくに戦争末期(昭和20年頃)になると、とりわけ大都会ではとにかく食材が手に入らなかったのだそうです。

「仕方がないので近所の原っぱに出かけては雑草の中で食用になり得る蔓(つる)を探した」だの、「昆虫を食べた」だのといった話は耳にしますが、それだけではありません。

傷んだ食材でもなんとか食べられるところを選り分けて我慢して食べなければならないのです。

当然、食が豊かな時代と比べると、本当に不満が募る話でしょう(というよりも、飽食時代の現代日本人にとって、たとえば台湾有事が発生し、日本で物流が混乱し、食材の調達もままならなくなったとしたらどうなるか、想像するのは難しいかもしれません)。

ただ、選挙もこれと似ているのではないでしょうか。

選挙とは要するに、「よりどりみどり素晴らしい候補者群」から「最高の候補者」を選ぶ手続きではなく、「ゴミの中から一番マシなゴミを選ぶ手続き」だと考えた方が正確でしょう。戦時下の食材選びのように、です。

鉄道工事理論

あるいは、この「戦時下の食材選び」という表現が気に食わないならば、「大都市圏の鉄道改良事業」というものを思い起こしていただいても良いでしょう。

東京、大阪といった日本の大都市部では鉄道が高度に発達しており、たいていの都市ではJR、地下鉄、私鉄などが複雑に入り乱れ、相互直通などを行っており、利便性が大変高いのですが、それだけにどこか1箇所でも長期間運休することは困難です。

当ウェブサイトでとくに引用する事例が小田急電鉄の複々線化・連続立体化事業ですが、これは首都圏でも有数の過密路線である小田急の、とくに代々木上原から登戸までの区間を上下1本ずつ追加するとともに、連続立体化により39箇所の踏切を一気にゼロにしたものです。

用地買収もさることながら、現に運行している鉄道を、しかも運行を一切止めずに、安全に事業遂行したのですから、本当に驚く話です。構想から工事が最終的に完了するまで半世紀もかかったとされる事業ですが、それでも「必ずやり抜く」という強い意志が工事を成功させたといえるでしょう。

つまり、私たち国民としても、「日本がこういう国になってほしい」という総意を形成すれば、たとえ何年かかろうとも、この国を少しずつ良くしていくことができるわけです。

言論と投票で日本を変える!

たとえば、「財務官僚を含めたウソつきで無能な者たちが霞が関を通じて日本の政治を事実上支配してしまっている構造を変革し、相続税も贈与税もない、消費税も社会保険料もない、努力すれば報われる社会を作っていく」、といった構想も、その典型例でしょう。

コンセンサスが出来上がるまではかなりの大変な道筋が待っていますが、それでもいったんコンセンサスが出来上がれば、案外、あっという間にそれに向けて進むのも日本社会の特徴です。

当然、今夏の参院選では、有権者の総意に従った政党が十分な議席を得るには至らないかもしれません。

しかし、たった1回や2回の選挙で日本が良くなるというものではありません。鉄道工事理論と同じで、現に動いている社会システムを変えて行きたければ、本当に少しずつ、気が遠くなるような時間をかけるしかないのです。

それでも、今回の選挙でAという政党が大躍進し、Zという政党が壊滅し、それによりZに似たYという政党は考えを改め、次の選挙ではAに加えてAと考え方が似ているBという政党が出現し…、といった具合に、世の中は少しずつでしか良くなりません。

ただし、重要なことは、

日本社会を言論と投票によりより良くしていく

、です。

どうかくれぐれも、この日本社会をより良くするための貴重な1票を大切に行使しましょう。

本文は以上です。

金融評論家。フォロー自由。雑誌等の執筆依頼も受けています。 X(旧ツイッター) にて日々情報を発信中。 Amazon アソシエイトとして適格販売により収入を得ています。 著書①数字でみる「強い」日本経済 著書②韓国がなくても日本経済は問題ない

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読者コメント一覧

  1. 匿名 より:

    今は16年前の再来と感じます。
    マスコミが自民党の不祥事や物価高を批判し、SNSでは長期政権の弊害、自民党は一度下野すべき等の書き込みであふれ自民党排除の空気を作り出してます。
    それだけでは足らず石バ(ン)カーバスターを投入し、中枢迄潜り込ませ爆発させ、岩盤保守層を吹き飛ばせた感があります。
    左翼は自分たちが少数意見の時だけ多用性ガーと叫び、異なる意見は排除します。
    これは差別やヘイトも同じ、そんな民主主義を無視し自分達だけが正義だと声だけデカい少数派の奴らに政権を盗らすわけにはいきません。
    それを守るための自民党という砦が今まさに左に傾き崩壊し始めてます。
    よりましなゴミを選ぶためには思いっきり右に傾いた参政党等を突っ張り棒として利用するのもありかなと思ってます。
    毒をもって毒を制す、あるいはクソまずいめしに刺激の強い香辛料をふりかけ我慢して喰らうかですね。
    決して一見豪華で奇麗そうなクソは食べる気はありません、16年前に死にかけましたから。

    1. KY より:

      「参政党と言う名の突っ張り棒」親ロシア、反ワクという「猛毒の錆」が含まれてますね。

    2. Masuo より:

      > マスコミが自民党の不祥事や物価高を批判し
      16年前と今だと、この部分が決定的に違いますね。

      オールドメディア、TV、ワイドショウ、自称知識人たちは、驚くほど自民党を、ってか、いまの執行部(政府)を批判しません。(自民党内でも、安倍派は別)

      国会で嘘の答弁しても、過去の発言との矛盾があっても、10万円配っても、特定企業を応援しても、それほど追求しません。麻生閣下や安倍総理の時だったら考えられない対応です。麻生閣下や安倍総理だったら、倒閣するまで騒ぎまくるはずです。

      立憲民主党も不信任案が通るかもしれない現在では、不信任案を出しませんでした。テレビメディアも、今の内閣が心地いいようです。お里が知れるというものです。
      今の政府、執行部はこれだけ見ても日本国民の敵と言っていいと思います。

      1. KY より:

        そういう政府や執行部を(自分達の都合で)放置するオールドメディアや野党という「腐敗のトライアングル」もまた「国民の敵」ですね。

        1. Sky より:

          メディアの役割は権力の監視である。って朝日新聞の新社長さまがご発言されていた様な。
          まぁ、朝日新聞に限らず左派マスコミ・メディアの常套句ですが。
          だったら仕事しろよ。という事ですね。

  2. 引きこもり中年 より:

    (田中芳樹(著)の「銀河英雄伝説」の世界ですが)「○○(好きな言葉をいれてください)が、入れるべき政党を決めてくれ。どの政党も、問題点が目立って決められない」と言う人が出てくるでしょう。

    1. 引きこもり中年 より:

      毎度、ばかばかしいお話を。
      日本の福音派:「アメリカの福音派と同じく、聖書にあるハルマゲドン最終戦争を起こしてくれる政党を選ぼう」
      まさか。

    2. 引きこもり中年 より:

      参政党で、外国人政策が選挙の争点として浮上するのでしょうか。

  3. CRUSH より:

    大きな構図としては、
    「新旧対決」
    で考えてみたらどうですかね。

    新)旧以外
    旧)自民、立民、共産、公明など

    新)SNS好き
    旧)SNS嫌い

    新)相対的に新陳代謝する。
    旧)失敗はなかった事にしてモミ消す

    新)失敗や落第で軌道修正の余地あり
    旧)成功も失敗もなにも変わらない

    何十年も議員やってる老人が仕切っていて新人議員はかリネコで空気になってる政党か、そうでない政党か。

    仕切ってる老人がSNSなどでコメント欄閉鎖してないか?

    なんかで判断してみるとか。
    うまい飯屋は、探してないなら、育てるものですよ。

  4. カズ より:

    *実用的素地(衛生?栄養?)の問題

    ①カレー味のウンチ
    ②ウンチ味のカレー

    選挙が上記の二択であれば、出来る限り『ウンチ色を排除したカレー』を選びたい。

    1. KN より:

      ①は大腸菌まみれなので命にかかわる。

      1. カズ より:

        コメントありがとです。

        仰られる通り、①の選択は比べるべくもなく論外なんですよね。
        個人的には、岸破色を排除した自民を推したいと思っています。

  5. 八百屋の息子 より:

    ウチの親父は80歳後半ですが、数年前、正月に孫からテレビ受信器でユーツベの見方を教えてもらい、その後テレビ番組ではなく、(テレビ受信機に映る)ユーツベでニュース等を見るようになっています。
    最近のテレビはリモコンにユーツベやネトフリ等々のボタンがついていますからね。親父の所に当該アンケートが来たら、迷わずテレビを見ていると答えるでしょうね。70歳以上の方も実際にはネットの割合が多いと思うのですが、いかがでしょうか。

  6. 元雑用係 より:

    ゴミもいろいろ。
    腐敗してるゴミや毒物には触らないようにしたいです。

    個人的な結果への注目点はこのへんかなー。
    ・某与党の過半数、支持者の投票忌避傾向
    ・古いと言われる政党の退潮傾向、新たに政党要件の喪失があるか
    ・自爆した人気政党の自力、首都選挙区2人立ての行方
    ・公認取り消されて首都選挙区に無所属で出る候補が得る票数と、某党得票への影響(多分被らない)
    ・陰謀論政党の伸張、明暗

    選挙結果の如何に関わらず、総理総裁は居座るに1ジンバブエドル。

  7. 呆け老人 より:

    >選挙≒「戦時下の食材選び」…よりマシなゴミを選ぼう

     コレはWEB主様の主張ですが、ごもっともです。

     しかし、嘗てはソレデモ適任者不在と判断し、毎回「白票」の数を見て溜飲を下げていたのですが、有るときから勝手に公職選挙法を変えてしまい、白票は無効票として扱うと言う改悪をしたようです。

     そこで仕方が無いから泡沫候補を2名選択し、一方の「姓」と他方の「名」を結合して人造人間を作り投票しています。投票結果を見ると小数点以下まで表示されているので無効票とは扱われていないようです。本来なら時間の無駄だから棄権をしたいけど、そうすると創価学会の亡者共が当選してしまう可能性が高くなるので棄権はしないという方針を採っています。

     棄権するならこの方法が一番「個人的心情」にかなっているかなと思っています。

     「オラがムラのセンセイに」と、信念で投票するのもよろしいでしょうが、「普段の行動から支那のスパイとわかりきっていると思われるのに」何度選挙があっても国会に戻ってくる「岩屋」、現総理のような日本の恥さらしである「馬鹿」、「増税めがね」を岩盤支持層としている阿呆県民、等々不適格議員を選ぶ方々の多いこと。恐らく「オラが部落のセンセイを」と言うことで何も考えずに投票しているから、そう言う阿呆がその都度冥界から浮かび上がってくるようです。

     私の出生地は広島なので時々親類のお寺の雑務を手伝いに行っていますが、あるとき、「増税メガネ」の評価について聞いて見たところ問題が無いから入れていると言っていましたが、彼の不適格な行動をあれこれ指摘したら有るときの選挙で、今回の選挙は「増税メガネ」に入れなかったと笑って話していました。それでも彼はトップ当選しましたが、如何に広島県民は馬鹿が多いのか?馬鹿な行動を取るだけならまだしも、日本の国政を痛めつけているのですけど、「オラが部落のセンセイ」と言うことで岩盤支持層が多いのでしょうね。

     悪質と言うことで評価の高い創価学会所属議員が日本の国益をおとしめて幅を利かせているより増税メガネ1人のことだからまだマシかも知れませんが。

     国益に反するのに幅を利かせていた悪質な二階が引退し、その息子が代わりに出てきたがその男を落とし、日本のために南朝鮮を痛めつける処置を執った(馬鹿を煽って選挙結果に影響が出るとイケナイのでお名前は出しませんが)方を当選させた和歌山県民の判断も立派だと思いますが。

     しかし、私が増税メガネの不始末をある程度並べたので親類ではコレはイカンと思ったのかもしれず、今回は増税メガネに入れなかったと言って笑っていました。

     たった一票ですが増税メガネの投票数を減らしたことに対して充実感を感じた一幕でした。その人に聞いて見ると「特に問題がないから、いつも増税メガネにいれていた」と言う選択肢から、増税メガネになんとなく投票していた人を他の候補に変えた効果があったのかなと思い、日本の国政にたった一票ですが不適格人間をはじき出した行動を取ったことに、なんとなくほっとした気になった事件でした。

     さて今度の参議院議員選挙ですが、4月に引っ越したので今回は引っ越し先では選挙権がないようで、直前の東京都議会議員選挙では入場券さえ送られてきませんでしたから指をくわえてみているしかなかったのですが、自民、創価学会共に惨敗との報告を聞き、都民も考えて投票したようです。

     転居してしばらくの期間は事務手続き上の問題があり、新居住地での投票ができないようで、新居住地の投票所入場券は送られてきませんでしたが、旧所在地の選挙管理委員会から入場券が送られてきました。

     飛行機を使えば日帰りで投票に行けるが、そこまでして投票することも無かろうと思い、旧居住地の人に適任者の名前を聞いて新居住地で不在者投票に行き、その人に投票して棄権をしないようにしようかと思っています。

  8. 匿名 より:

    筆者は小田急を絶賛してますが、今のダイヤはひどいものです。中興の祖から後はグダグダというのはどっかの政党のような。

  9. DEEPBLUE より:

    お隣の国二つが今の政権は最高だから絶対変えるなよと命令を発表してました。はあ・・・。

  10. 三門建介 より:

    選挙戦が始まりましたね。

    地元の夕刊、桐生タイムスに各候補の公約の要約が出てました。

    マシなゴミ、ごもっともです。
    自分としては、選挙区の場合、いらない候補を順に削っていき残った一人を投票していますが、比例の投票を悩んでいます。
    安倍派の候補に記名投票するか、徹底的に自民を外すか?

    自民党の今回の選挙公約が他人任せの無責任に聞こえてどうしようもないのです。
    「企業の賃金アップによる収入アップ」
    国民の可処分所得の上昇を企業任せにして、消費税も社会保険料も閾値を変更しない。

    これって、国民や企業が頑張っても、「国はこそっと税金で持っていくよ」の状態です。
    GDPが企業主導で上がっても、上がった分の税金はがっぽり取られます。

    国民の平均給与が上がっても税金や社会保険料の徴収する基準は変えないのです。
    平均賃金が上がればインフレになりますから物価スライドです。
    自民党は、徴収の基準を変えるとは決して言わないのです。
    政党としては終わってます。財務省もですけどね。

    このような状態の政党に、岸破政権から安倍政権側へ触れた時のためにと投票しても現執行部が経済音痴ではそれまでに日本が持たないかもしれない。
    自分は、期日前投票になりますが投票直前まで悩むと思います。
    とわいっても、元社会党議員さんの政党ロンダリングの立民さんには決して入れないでおこうとは考えています。

    長々とすみません。
    7月20日、またそれ前に、皆さんゴミ拾いに行きましょうね。白票や記名間違いの無効票は選挙制度を知らない痛いやつですので、有効票の投票をお願いします。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。また、著名人などを呼び捨てにするなどのコメントも控えてください。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

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