中国語検定とHSKの受験者数減少から見える日中関係

中国語に関する語学検定試験の受験者が減っているようです。一般財団法人日本中国語検定協会ウェブサイト、あるいは中国政府が関与する「漢語水平考試(HSK)」の受験者データを調べてみると、前者に関しては近年、受験者が激減する一方、後者とあわせた数値についても2022年以降、減少に転じていることが確認できます。

中国語履修者がひとりもいない教室

インターネット空間では日々、さまざまな人が情報を発信しており、とりわけ気軽に情報発信できるプラットフォームのひとつが、X(旧ツイッター)などに代表されるSNSです。

こうしたなか、最近目にしたXのポストのなかに、大学で中国語を教えていると思しき方による、こんな趣旨のものがありました。

4月に入ったが、中国語履修者がひとりもいない。そろそろ履修申告期限だが、教室には学生がまったくいない」。

その方がポストした写真を見ると、たしかに教室はがらんどうです。

もちろん、偶然そのキャンパスで中国語学習熱が高くないだけかもしれませんし、その大学のほかのキャンパスだと中国語学習者がたくさんいるのかもしれませんので、一概に「日本人の中国語学習熱が冷めた」という話でもないのかもしれません。

中国語検定受験者データを調べてみた

こうしたなか、ふと気になって、日本で中国語学習者は増えているのか、減っているのかを調べてみようと思い、いろいろと検索していると、「一般財団法人日本中国語検定協会」のウェブサイトに、中国語検定受験に関する過去データのページが設けられているのを発見しました。

これは、第71回(2010年6月27日実施分)以降、東日本大震災の影響で中止となった第73回を除いた全データを収録したページで、級(準4級、4級、3級、2級、準1級、1級)別の合格基準点や平均点、志願者数に受験者数、合格者数などのデータをまとめたものです。

試験自体は年3回行われており(1級のみ年1回)、また、第81回試験からは準1級と1級に二次試験が取り入れられているのですが、単純に一次試験の志願者数、受験者数、合格者数の単純合算値をグラフ化してみると、図表1のようなものが出来上がりました。

図表1 中国語検定受験者数等(一次試験、合計/各回)

(【出所】一般財団法人日本中国語検定協会ウェブサイトデータをもとに作成)

これによると、志願者が最も多かったのは2011年6月26日に実施された第74回で、志願者は31,075人、受験者は25,728人でした(※ただし、受験者数が最も多かったのは2011年11月27日の第75回の25,954人でした)。

一方、志願者、受験者ともに過去最低を記録したのは2020年6月28日に実施された第100回で、志願者は5,537人、受験者は4,563人に留まりました(コロナ禍の影響でしょうか)。

暦年に直してみると…直近では3分の1に減少

ただ、このコロナ禍の時期を除くと、たしかに中国語検定は志願者、受験者ともに大きく減少しているように見受けられます。

図表1は年3回分の変動があるため、図表としては少しわかり辛いので、暦年で集計を取ってみたものが、次の図表2です。

図表2 中国語検定受験者数等(一次試験、合計/暦年)

(【出所】一般財団法人日本中国語検定協会ウェブサイトデータをもとに作成)

これで見ると、たしかに受験者数自体は減っていることがわかります。

中国語検定受験者数がピークを付けたのは2012年(志願者69,124人、受験者59,879人)で、コロナ禍の2020年(志願者16,106人、受験者13,868人)を別とすれば、2023年は志願者19,946人、受験者17,589人と過去最低を更新していることがわかります。

すなわち、2023年は志願者、受験者ともに、ピーク時と比べて3分の1以下に減った格好です。

HSKはどうなっている?→合算しても2022年以降減少に

もちろん、中国語検定受験者数「だけ」で、日本人の中国語学習熱が冷めている、などと決めつけることは適切ではありません。「少子化の影響でそもそも外国語を習う人が減っている」、「翻訳アプリ・AIなどの普及で外国語を習う必要性が薄れている」、といった可能性も考えられるからです。

これに加えて中国語の場合は、「漢語水平考試」、あるいは俗に「HSK」と呼ばれる、中国政府が実施する検定試験もあるため、中国語学習者が「中国語検定」ではなく「HSK」に流れている、という可能性もあるため、この図表1、図表2だけをもって、「中国語学習者が減っている」と決めつける証拠にはなりません。

実際、HSKのウェブサイトを調べてみると、『日本国内でのHSK受験者数の推移』と題したグラフで見る限り、HSK受験者数自体は(コロナ禍の2020年を除けば)少なくとも2021年までは一貫して増え続けていることがわかります。

こうした点を踏まえ、このHSKデータと先ほどの中国語検定受験者数のデータを合わせてみると、コロナ禍以前までの傾向として、HSK受験者数が堅調に推移していたことが伺えます(図表3)。

図表3 日本国内でのHSK受験者数と中国語検定受験者数の合計の推移

(【出所】HSKウェブサイトのデータをもとに作成)

もちろん、HSK自体、実施しているのが中国政府であるという事実を踏まえ、「そもそもHSK受験者数のデータが信頼に値するのか」、といった疑問も残ります。

ただ、その疑問を脇に置くとしても、2021年以降はHSK、中国語検定ともに受験者数が減少に転じていることが確認できます。むしろ、HSKの受験者数が(公式ベースでも)減少に転じた、というわけです。

未来の日中関係を担う人材は減っているのか

いずれにせよ、くどいようですが、ある語学の検定試験の受験者数推移「だけ」をもって、その国の言語を学んでいる人の数が減っていると決めつけるには、若干材料が不足しているのですが、それと同時に中国語試験の受験者数の減少は、日中関係の先行きを予言しているようにも見えてなりません。

貿易統計上は、日本にとって中国との関係は(金額だけで見たら)引き続き重要です。

しかし、それと同時に日本社会、あるいは日本企業の「中国離れ」の証拠は他にもいくつかあります。たとえば観光分野(『観光分野の「脱中国化」進む日本』等参照)、企業の直接投資(『中国進出日本企業の5割近くは今年の投資額を減額予定』等参照)などがその典型例でしょう。

いずれにせよ、「中国語を学ぶ人」は「将来、何らかの形で中国と関わりたい」と思っている人だという可能性があるとする仮定を置くならば、日本における中国語学習者の減少は、(少子化、IT化などの要因を別とすれば)日本社会における脱中国の流れとも整合しているようにも思えるのですが、いかがでしょうか。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 伊江太 より:

    中国語検定試験の受験者数が、それまでの急増から一転、減少に向かい始めたのが2013年、習近平政権発足の年というのが、なかなかに意味深ですね。要するにこの国に対する日本人大方の見極めが付いたってことのように思えます。

    なんかあさっての方向に話が飛ぶようですが、この記事と掲げられている図表を見ていて、ふと思い浮かんだのが、漢字検定試験。アレ今どうなっているのかなという疑問でした。ひと頃大ブームとなって、受験者数がうなぎ登りに増えていたのが、実施主体の協会の理事長が、集めたカネの私的流用やら横領やらの嫌疑で摘発され、受験者数激減となった、あの事件のその後です。

    調べてみたら、試験が始まった2000年に志願者数が150万人だったのが、漢検協会事件当年の2009年に290万人まで増え、その翌年に210万人に減少。しかし以降、2017年まで200万人台を保っていたのが、2018年から漸減して2022年の志願者数が150万人だそうです。志願者の90%が小学生~高校生ですから、近年の減少はこの年齢層の人口減少が主な理由でしょう。

    若い日本人の間で、漢字というものに対する関心は、特段減衰してはいない。そして、漢字を学んでいけば、四字熟語や故事成句など、中国文化に発するさまざまな事物にも、自ずと興味が向かう。そうして身につく教養というのは、今でも十分に価値を持っているんだと思います。

    そこで、それらのわれわれ日本人にとって価値があると見做される中国発の文化的要素。これ、漢、唐、宋、せいぜい明代くらいから後になると、どうもこれといって思い当たらないんですよね。少なくとも共産チャイナから発せられる事柄で、何か心の糧にしたいと思うようなものなんか、少なくともわたしにとっては、な~んにもない。

    文化、文明に関する巨大なブラックホールが、玄界灘を隔ててすぐそばにある。なんかこれって、気持ちが悪い、とてもシュールな状況だとおもいませんか。

    1. 匿名 より:

      >漢字というものに対する関心は、特段減衰してはいない

      いやいや、漢字ほど、自然界人間と人間界の事象や有り様奥深く深淵で幅広く、考察し表現出来て、しかもそれらの変化に柔軟に対応できる知的なサポート手段は、見当たりません。それこそ、知的な刺激を触発し知的な思考の展開をどこまでもサポートしてくれます。少しでも、知的な関心力のある者は、その魅力の虜になるでしょう。
      自然界人間界の有為転変の有り様を、諸行無常、の一言で表現できるなんて!
      漢検の創始者は、本当に良いビジネスチャンスを見出したものです。
      漢字の深淵さは、創始者の人間性とは関係ないものです。
      この漢字を、難しいからと、捨てた隣国。実は、庶民が賢くなると統治しにくからと言うのが、支配層であった両班の思惑だったと言われていますね。しかし、その結果、庶民から思考力が無くなって、逆に統治し辛くなっていることに気付かず、現代でも臭いものに蓋をするようなフィクションの歴史教育が行われています。
      思考力が無いとは、アジテーションに乗りやすいという面があります。
      日本でも、マスゴミには、漢字が読めないアナウンサーがいます。
      マスゴミへの就職の条件として、漢検1級を必須条件にしたら良いのではないか。

    2. 匿名 より:

      2013年、習近平政権発足の年というのはただの偶然。その後上昇傾向を見せている。
      原因は前年の過去最大の全土での反日デモの影響。

  2. Masuo より:

    二昔前くらいに「今後、世界の公用語は中国語になるぞ!」って言っていたような気がしますがね。今思えば、これもバスに乗り遅れるな理論だったのでしょうかね。

    爆発的に伸びるどころか、横横もしくは微減では、とても世界の公用語になるには程遠いような気もします。

    1. 匿名 より:

      英検の志願者の状況
      https://www.eiken.or.jp/eiken/about/situation/

      100倍の差がありますね。

  3. 雪だんご より:

    >「中国語を学ぶ人」は「将来、何らかの形で中国と関わりたい」と思っている人

    この見立てに賛同します。言語を習得するのは大変な苦労を伴うので、そこまで手間暇
    かけるのなら「中国語の情報を得たい」「中国語でビジネスを始めたい」などの理由が
    必要でしょう。ただの言語マニア、などと言うタイプも居るのは居るのでしょうが。

    言い換えれば、日本人の中国への好感度、および中国の将来性への期待が
    着実に低下している証拠……かも知れません。
    もちろん、これだけで断言すべきではないのは当然ですが。

    1. 匿名 より:

      ブログ主は断定を避けているけれど、語学関係の資格試験受験者数と学習者数に相関関係があるのはおおよそ想像できる範囲ではないでしょうか。もちろんデータに基づく裏どりをせずに断定はできないでしょうけど。

      それと、お隣さんの言語の検定受験者数は爆増中で、現在のところ、どうやら英語関係の試験に次ぐ規模ということのよう。
      両国間の政治状況との相関関係を見出すのは難しいかもしれない。本ブログ読者のおじさん/おじいさんには想像できないかもしれないがKカルチャーの人気は本当にすごいらしい(その世界に踏み入れるかそういう知人がいないとたぶん実感がないでしょうね)。これなど検定受験者数に直接的な影響を与えていると解釈しないと説明できないのではないだろうか。
      そうそう、ヤフーニュースで世界の韓国語(朝鮮語?)学習者の規模が日本語を凌ぐ?とかどうとかいう記事が出ていたような? タイトルだけ読んで記事を読んでないので内容は知らないけれど。

      ある人の説明だと、日本人が中国語と韓国語を学ぶ動機はそれぞれ顕著に異なるらしい。前者はビジネスや実利、後者はKカルチャーへの興味のためなんだそう。これもそうなのかもね。

      英語学習者がダントツに多いのですが、英検受験者が中高生に圧倒的に多いのは今の大学受験で必須もしくは入試で優遇する大学が多いから。
      それと英検主催者が商売気を出してきたからね。級を増やしたり日程を増やしたりと。この辺りは上手いというより遅すぎた、側から見てるとね。

      1. 匿名 より:

        タイ・バンコクのディスコ街で聞いた!ナンパされるなら日本人、韓国人、中国人、欧米人、どこの国の人が1番いい?
        https://www.youtube.com/watch?v=iHDRQBjEee8

        東南アジアでは、ダントツで韓国人が人気があるようだ。
        理由は、K-popと韓流ドラマの影響、と整形をしているからカワイイからだとか。(どうやら、男でも整形しているらしい)

        殆ど、日本人は出て来ない。
        この辺り、東南アジアでの日本の経済的影響力の低下を反映しているのではないか?

        日本でも、若い女性には、同様の理由で人気があるようだ。

        どうしたら、韓流ドラマを見て韓国に興味を持つのか、オジサンには全く理解できない。

        1. 匿名 より:

          あなたはオジサンということですが、それはともかくとして、そういうことのようです。
          タイでは韓国製化粧品が大人気です。日本を飛び出して現地に行けばわかります。
          日本の経済的影響力というのも関係あるだろうけど、それよりも日本企業にやる気がないのではないでしょうか。
          韓国製は低価格品が普及してます。ドラマやカルチャーの影響を受けた若い層に向けて買いやすい値付けと、やはり売り方が上手い。購入者は韓国人顔を手本にメークアップするわけです。低価格といっても馬鹿になりませんよ。そういう商品を手にした若年消費者がやがて多く稼ぐようになったとき、馴染んだ国の製品の上級ラインの商品に手を伸ばすからです。そうやって韓国製品は広まってます。
          日本製の高級品も頑張ってますけどね。百貨店には必ずあります。

          1. 匿名 より:

            >買いやすい値付けと、やはり売り方が上手い

            韓流ドラマを見て、日本の若い女性は恋愛に憧れるのかもしれない。
            が、オジサンは、この国の社会構造や家族関係やビジネスの有様を見る。
            言うまでも無く、この国では財閥が社会の頂点にあり、財閥への憧れが、先ずドラマのテーマになることが、お決まりのようだ。
            これは、シンデレラストーリーの一つだろう。日本のドラマで、財閥の御曹司と結婚することがエンドになるものは極めて少ないだろう。

            更に、ビジネスに於いては、マーケティングが彼らのメインテーマになっている。日本のドラマならば、「ものつくり」がテーマになることが多いだろうが、この国のドラマでは、マーケティングがテーマになることが殆ど。「ものつくり」への敬意などはテーマにならない。「如何に売るか、如何に売れる商品を作るか」まあ「売れれば良い、売ったもの勝ち」が商売の前提としてあるようだ。日本のように「先ず良いものを作ろう」、よりも、「先ず売れる商品を作ろう・見つけよう」という意識のようだ。

            日本は、”ものつくり”の国、この国は良い言い方をすれば、”マーケティング”の国、先ず、売ること考えるようだ。

            これらのことは、韓流ドラマから読み取れる。が、恋愛物語には関心が湧かない、何故なら、シンデレラストーリーがテーマであって、厳密には、文学的な恋愛物語ではないから。この国には、文学が無いのかもしれない。

          2. 匿名 より:

            もう一つ付け加えると。
            韓流ドラマでは、主人公や登場人物が、何かあると直ぐに消費者金融の窓口へ行って、金を借りる場面が出て来る。この国の庶民は、簡単にお金を借りに行くが、お金を借りることに対する”後ろめたさが”描かれることは無い。借りれればラッキー、ということらしい。
            これが、この国の家庭債務が多い理由かもしれない。

            ここで、留意しておかなければならないのは、この国の消費者金融は、日本資本だということ。日本の大手銀行の消費者金融子会社の現地法人が殆どのようだ。
            何しろ、この国の銀行にはお金が無いのだから、個人に貸すお金があるはずがない。
            この国の家庭債務の原資は、日本の銀行のお金のようだ。

            韓流ドラマを見ていても、オジサンは、こんな見方をしてこの国の有り様を見ている。
            韓流ドラマは、韓国社会の有り様を垂れ流しているように思うのだが、シンデレラストーリーに夢中になるものには、そんなことはどうでもいいのだろう、何しろ、自分だけがシンデレラに成れればいいのだから。

    2. 雪だんご より:

      なんか随分「おじさん」を繰り返す匿名の方々が次々と……?
      このブログの読者年齢層がどうなっているかは私には分からないので、
      コメント不能ですね。

      「日本の若者が韓国文化に惹かれているか否か」は個人的にオールドメディアに
      多大な不信感を抱いている為、どうにも判断しにくいテーマです。

      「(もはや何度目か分からない)第〇次韓流ブーム!」だの
      「これからは(代表作がほとんど出てこない)マンファの時代!」だの
      「(デビュー前なのに)話題のK-POPグループが来日!」だの
      「(これまで何度も閉店している)韓国グルメ屋がオープン!」だの……

      「韓流が若者に人気!」は果たしてどの程度信用して良いのやら?

      1. 匿名 より:

        >コメント不能ですね。

        ジイサンから、オジサンへのコメントは、要らんわな。誰もそんなものに興味が無い。

      2. 匿名 より:

        信用ならないオールドメディアに情報を頼る必要などま全くないですよ。
        自分で確かめたらいいんです。
        若者の友人知人はいないのでしょうか。おじさんの友達は皆おじさんだということならしょうがないですね。
        マスコミを使ってブームを作るというのは1種の大掛かりなステルスマーケティングのようなもので、そういうことをやることが信用ならないとも言えるのですが、それがいつのまにか普及してるんです。マスコミの報道しない自由と捏造報道の自由が効くのはインターネットをしない高齢者層だけじゃないですね。若い人たちにも効くんです。宣伝(プロパガンダ)は手法や程度の差はあれ今でも健在なのでしょう。
        あ、それと、ネットを捨てて街に出ようって標語があったとかなかったとか笑

  4. HSK受験経験者 より:

    HSKは2010年に大幅リニューアルされました。
    その理由を、HSKのサイトでは 「中国国内外の中国語教育、言語学、心理学及び教育測量学等の領域の専門家を組織し、海外の中国語教育の実情を踏まえ、HSKの特長を活かし、近年国際的な語学試験の研究において新しい成果を修め、新漢語水平考試 (HSK) を開発しました。」 と説明しているけど、これは嘘。
    本当は主催団体が内紛で分裂したからで、分裂してからしばらくは、それぞれが新方式・旧方式の試験を実施するという混乱ぶりで、日本のSNSでも中国語学習者同士で 「いったい何が起きているんだ?」 と言われていました。
    今なら 「だって中国だもの」 で終わりですが、当時は中国についての悪い情報はほとんどなく、みんな中国という国を買いかぶっていたんですよね。当時を覚えている人間も大勢いるのに、そんな事は無かったことにされているのもお国柄。

    HSKについて | HSK 中国漢語水平考試
    http://hsk.chuken.org/about.php

  5. あらら より:

    日本だけではなくて世界的に激減してるから、中国の勉強しても、ビジネスにも役に立たないと他の国のこと勉強した方が得。中国にもみんな行きたがらないわけだし。勉強してもスキルアップに繋がらなくなってるからね。

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