「極右教科書」に抗議も…歴史に向き合うべきは韓国だ
旧皇族の竹田宮家出身で、作家などとして活躍している竹田恒泰氏が主筆として執筆された歴史教科書が、教科書検定を通過したそうです。この教科書がどのくらいの学校に採択されるかはよくわかりませんが、それ以上に興味深いのは、この教科書に関する韓国の反応です。韓国政府は外交部としての声明で遺憾の意を表明するなどしたわけですが、虚偽の歴史に向き合う必要があるのは、この場合、日本ではありません。韓国の側です。
目次
竹田氏の歴史教科書が検定を通過
竹田氏の歴史教科書
旧皇族の竹田宮家出身で、株式会社エクスチェンジャーズ代表取締役で作家・評論家などとしても活躍している竹田恒泰氏が主筆として執筆された中学校の歴史教科書が、このほど、文部科学省の検定を通過したのだそうです。
【令和書籍】「慰安婦」「徴用工」に強制性はなく賃金が支払われたこと、朝日新聞の誤報、朝鮮併合の経緯、日本統治時代の多大な投資など、史実を正確に書きました。韓国の新聞が詳報を伝えています。
「慰安婦」動員の強制性を否定する日本の教科書、検定で追加合格 https://t.co/yxM9EZK8Sp
— 竹田恒泰 (@takenoma) April 19, 2024
ちなみに報道等によれば、出版社の「令和書籍」は竹田氏自身が社長を務めているそうで、過去にはたとえば『中学歴史 令和3年度文部科学省検定不合格教科書』、『中学歴史 文部科学省検定不合格教科書・第5版「ほぼ合格の完結版」』のような書籍を刊行していることがわかります。
竹田氏の考え方とは?
合格前の『第5版』に関しては、竹田氏の昨年4月11日付のブログ記事で、巻頭記事部分は無料で閲覧できるそうですで、ご興味があれば竹田氏の個人ブログの記事を直接ご参照ください。。
『不合格教科書・第5版〜ほぼ合格の完結版』発売開始! 巻頭記事を無料公開!
―――2023-04-11 22:58:04付 竹田恒泰氏個人ブログより
教科書検定という仕組みを巡ってはさまざまな意見があるところでしょうし、本稿では教科書の中身自体についての議論は控えたいと思いますが、とりあえず「6年がかりの挑戦」で合格をものにしたという竹田氏の努力には敬意を表したいと思います。
竹田氏によると、教科書は令和7年度以降、全国の中学校で使用可能となるそうです。
現実にどのくらいの中学校が採択するかについては正直、微妙なところではありますが、それでも竹田氏のブログ記事に書かれている、「日本の高校生が『日本はいつ建国したか』、『日本を建国したのは誰か』」という2つの問いに答えられるようになる、という理想は、実現に近づいたことは間違いないでしょう。
(※ただし、当ウェブサイトとしては、日本の建国年月日や日本の建国者などについては「ちょっとした異論」を持っているのですが、これについては本稿の趣旨とは異なるため、もし機会があれば、どこかで取り上げてみたいと思っています。)
韓国の反応
韓国外交部は「深い遺憾」…大使呼び抗議
さて、これで興味深いのが、韓国の反応です。
さっそく反発したのが、韓国政府です。
韓国政府が日本の教科書検定巡り遺憾表明 日本大使呼び抗議
―――2024.04.19 19:45付 聯合ニュース日本語版より
韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)によると、韓国外交部の姜仁仙(きょう・じんせん)第2次官は19日、日本の相星孝一駐韓大使を同部庁舎に呼びつけて抗議。あわせて外交部として次のような声明を出したのだそうです。
「独島に対する不当な主張や慰安婦被害者問題、強制徴用問題、(日本による)植民地支配について極めて非常識で理解できないうその記述が含まれた教科書を日本政府が検定で通過(合格)させたことに対し深い遺憾を表明し、即刻是正するよう促す」。
竹田氏の教科書のせいで、日韓関係がこじれ、万が一にも日韓断交のような状況になってしまったならば、竹田さんはどう責任をお取りになるつもりなのでしょうか。おそらく多くの日本人が狂喜乱舞するのではないでしょうか?(おっと…)
そんな国をパートナーとする外務省の狂気
…、というのは冗談として、正直、韓国政府のコメントは、まじめに読む必要などありません。韓国政府が日本に対して「逆ギレ」するのは別に珍しい話ではないからです。
たとえばつい先日も、日本政府が公開した『令和6年版外交青書』の内容を巡って、韓国が撤回などを要求したことがありました(『「韓国はパートナー」と記載も…韓国は青書撤回を要求』参照)が、韓国が日本に対しキャンキャン吠えるのは一種の歳時記のようなものでもあるのです。
なお、どうでも良いことですがかもしれませんが、今年の外交青書を撤回せよと要求したということは、裏を返せば、韓国政府自身は日本を「パートナー」とみなしていない、という証拠でもあります。じつは、日本政府は今年の外交青書で、韓国を久しぶりに「パートナー」に格上げしたからです。
韓国政府が「外交青書撤回」を要求した直接の理由は、韓国が不法占拠中の日本領・島根県竹島の領有権が日本にあるという事実を外交青書で記載したからだそうですが、韓国政府が日本政府に対して外交青書撤回を要求するということは、彼ら自身が日本をパートナーとみなしていない間接的証拠でしょう。
(というよりも、日本領を不法占拠中の国を外交青書で「パートナー」に位置付けること自体、いかがなものかと思いますが…。)
ハンギョレ新聞などが詳しく内容を紹介
一方で、いくつかのメディアがこの竹田氏の教科書に深い関心を寄せています。
その一例として本稿で取り上げておきたいのが、「左派メディア」として知られる『ハンギョレ新聞』(日本語版)が20日に配信した、こんな記事です。
「慰安婦」動員の強制性を否定する日本の教科書、検定で追加合格
―――2024-04-20 08:05付 ハンギョレ新聞日本語版より
記事では竹田氏の教科書を「右翼史観の歴史教科書のひとつ」と位置付け、こうした「右翼史観の教科書」については「育鵬社と自由社に令和書籍2種を合わせ、全10種のうち4種に増えた」と記述。
「令和書籍の歴史教科書には、最近右傾化の傾向が強まっている日本の教科書の中でも極右的な内容が含まれている」、と指摘します。
具体的には、こんな具合です。
「『蒸し返しする韓国の請求権』というタイトルのコラムで、日本軍が朝鮮の女性を強制連行したという事実はなく、彼女たちは報酬をもらって仕事をしていたという内容の記述もみられる。『慰安婦』動員の強制性を認め、歴史教育を通じて忘れないと宣言した日本政府の公式見解『河野談話』(1993年8月)と食い違う内容だ」。
そのうえで、この令和書籍の教科書では「日本の朝日新聞が2014年に過去の慰安婦報道の中で誤りがあったと認めた吉田清治氏の証言に触れ、慰安婦被害問題全体が偽りであるかのような主張が展開された」、とも指摘します。
事実を記載しただけで「右翼」呼ばわりしている点や、いわゆる河野談話自体が「従軍慰安婦」という虚偽の問題をあたかも事実であるかのごとく取り上げたものである、といった点については、とりあえずここでは突っ込まないことにしたいと思います。
あわせて、朝日新聞社が2014年8月に慰安婦関連記事の事実上の捏造を認めざるを得ない状況に追い込まれたことを、韓国メディアが無視し続けているのは不思議だ、という点についても、とりあえずツッコミを入れないことにします。
歴史に向き合わなければならないのは韓国の側
ただ、ハンギョレ新聞の記事で興味深い反応は、これだけではありません。
非常に重要なのは、次の記述です。
「同教科書は朝鮮に対する日本の植民支配についても、朝鮮総督府は土地調査を行い、鉄道、ダム、上下水道、病院、電話、郵便など社会基盤を整えていったなどと美化した」。
「美化」もなにも、事実じゃないか。
おそらく、そのようなツッコミが飛んできそうな記述ですが、そのようなツッコミをするまえに、ちょっと冷静になっていただきたいと思います。
この記述から明らかなとおり、あるいは当ウェブサイトでも過去に何百回となく指摘してきたとおり、「過去ときちんと向き合えていない国」は、日本ではなく、韓国です。
もちろん、日本のこれまでの歴史教育にも問題はあるのですが、「歴史教育に問題がある」という意味では、韓国も一緒――いや、韓国の方が、はるかに深刻です。
じつは、日本が韓国に対し、歴史問題で謝罪することの意味については、すでにこんな指摘が出ています。
「日本は韓国に対してすでに十分すぎるほど謝罪したし、これからも謝罪しつづけなければならないだろうが、それらは結局、無駄である。なぜなら韓国がそもそも憎んでいるのは、日本人ではなく、日本の統治に抵抗せずに従った、自分たちの祖父たちだからだ」。
これは、米国の政治学者で米戦略国際問題研究所(CSIS)のシニアアドバイザーでもあるエドワード・ルトワック氏が執筆した『中国4.0』(文春新書、翻訳者は奥山真司氏)という書籍の129ページ目に出て来る記述です。
日本は真面目に付き合う必要などない
というよりも、当ウェブサイトとして申し上げたい内容は、過去に『もし韓国が歴史をありのまま受け入れていたとしたら?』のなかで指摘したとおりです。趣旨を再掲しておくと、こんな具合です。
- 日韓間の諸懸案を生み出している原因は、韓国社会が歴史的事実や国際社会の常識を正確に認識できておらず、それどころか自国にとって最も重要であるはずの相手国である日本との関係を踏みにじろうとしている、ということに尽きる
- ただし、「韓国が行動を変えることができるかどうか」については、韓国人が考えるべき話であって、私たち日本人が考える話ではない
- 私たち日本人が努力しなければならないのは、「韓国の行動が近い将来において変わることはない」という前提のもとで、そのような国を経済、産業、外交、安全保障的に見て重要視することに問題がないのかどうかを見直すことである
…。
自画自賛は恥ずかしい行為だと知っていながらアレですが、少なくとも対韓外交に関しては、当ウェブサイトは主張が一貫していると思います。
この点、救いがあるとしたら、一般の日本国民の冷静な反応でしょう。
最近だと日本の新聞、テレビなどがしきりに「日韓関係は好転した」などと騙っているわけですが、少なくともニューズ・ポータルサイトやSNSなどで無名の一般人のコメントを読む限り、「尹錫悦(いん・しゃくえつ)政権下で日韓関係が好転した」と思っているのは、おそらくは少数派です。
また、内閣府が毎年公開している『外交に関する世論調査』では、昨年、韓国に対する親近感が大きく好転していますが、その年齢階層別に見れば、(ネット層と見られる)若年層では、対韓感情がさして好転していないことがその証拠でしょう(『世論調査での韓国への親近感上昇を牽引したのは高齢者』参照)。
余談ですが、日本のネット層の対韓認識を確定させた「事件」があったとしたら、それは2018年12月に発生した火器管制(FC)レーダー照射だったのではないかと思います(『レーダー照射を機に日本人は韓国をウソツキと認識した』等参照)。
大事なのは私たちの対処
いずれにせよ、竹田氏の教科書が適切なものであるかどうか、あるいはそれを全国のどのくらいの中学校が採用するのか――などはともかくとして、少なくとも日韓関係に関しては、この手の「韓国に忖度(そんたく)しない記述」は良いことです(「記述が正確である」という前提条件が付くのは言うまでもありませんが)。
そして、歴史の事実に向き合わねばならないのが私たち日本人ではなく韓国人の側であること、私たち日本人にできることは、「韓国人は韓国人として変わらない」という前提を置いたうえで、彼らとの適切な距離感を探ることであることは間違いない、と、改めて指摘しておきたいと思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
岸田総理は内閣支持率の低下に頭を悩ませているが ここで一言「内政干渉だ」と言えば 数%は上がると思われるが これが言えないからまだまだ下がりそう。
さらに、内容は事実に即しており受け入れられないとまで言えたらより支持率は上がることでしょう。
そもそも教科書は検定基準があって客観的事実と異なることや未確定な時事的事象について断定的に記述してはいけないわけです。検定を通った教科書に書かれた内容は事実に即していると国が認めたのですからそれぐらい言ってほしいものです。
新宿会計士さんのご主張に全面的に賛同致します。
そもそも他国の教科書の内容に、いちゃもんを付ける国が他にありますか。内政干渉以外の何ものでもない。
次に、「事実と違う」というのであれば、そのエビデンスを付けて、抗議すれば良い。「蒸し返しする韓国の請求権」というタイトルも、「彼女たち(慰安婦)は報酬をもらって仕事をしていた」という記述も、事実でしかない。「日本の植民支配について、朝鮮総督府は土地調査を行い、鉄道、ダム、上下水道、病院、電話、郵便など社会基盤を整えていった」という記述もその通り。韓国の解釈と異なるからといって、抗議するというのは明らかにおかしい。
この教科書検定をめぐる日韓問題は、1982年に日本の”進歩派”マスコミが火をつけ、これに韓国マスコミが便乗し、韓国政府も動かざるを得なくなったことに端を発します。これに中国が加勢し、外交問題に発展したのです。他国の介入を招く事態を招来したマスコミに猛省を促したい。
最後に、韓国には、日本に抗議するより、北朝鮮の歴史教科書に抗議することを勧めたい。
韓国としては、自分達は永世戦犯国たる日帝の永世被害者であるから、日本の歴史認識や歴史教科書を正す義務と責任と権利がある、みたいな認識なんでしょうけどね。
実際は、日帝統治以前は奴隷制で成り立つ未開社会で、日帝統治によって奴隷解放が行われ、日帝による啓蒙教育でやっと人間となり、日帝統治が終わると愚民化教育が始まって奴隷以上人間以下に戻ったってところ。
>竹田氏の教科書のせいで、日韓関係がこじれ、万が一にも日韓断交のような状況になってしまったならば、竹田さんはどう責任をお取りになるつもりなのでしょうか。おそらく多くの日本人が狂喜乱舞するのではないでしょうか?(おっと…)
GSOMIA破棄前に作った『乾杯』を歌って日韓新時代の幕開けを寿ぎます(喜ω喜)
乾杯
北と南に 集られまくって
語り尽くせぬ 辛抱の日々
時には拉致られ 時には集られ
騙されまくった あの日々
あれから どれ位経ったのだろう
沈む夕陽を 幾つ数えたろう
半島統一は 今でも君の 夢の中に居ますか
乾杯! 今君は民族の
大きな 大きな 岐路に立ち
遥か長い苦難を 歩き始めた
君に幸せあれ!
レッドチームの中の韓国を
今こうして 目を細めてる
大きな喜びと 溢れる祝福を
涙の言葉で歌いたい
赤の覇権を 身体に浴びて
振り返らずに そのまま行けばよい
風に吹かれても 雨に打たれても
信じた在寅に 背を向けるな
乾杯! 今君は民族の
大きな 大きな 岐路に立ち
遥か長い苦難を 歩き始めた
君に幸せあれ!
乾杯! 今君は民族の
大きな 大きな 岐路に立ち
遥か長い苦難を 歩き始めた
君に幸せあれ!
♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
omaebakadaro
wwwwwwwwwwwwwww
saikoooo
>『蒸し返しする韓国の請求権』
日本の教科書や言論が中韓の言論封殺を直視して、上手く対処して、認識が進んだ結果ですね。正に韓国自身が手を染めた対日内政干渉をキチンと現代史に織り込んでいる。
これは「道徳性」云々を持ち出して永遠に謝罪ヲー賠償ヲーと叫び続け、毎度毎度芝居の様に同じ被害者ヅラが再現されると言う硬直した発想からは絶対に出てこない。単なる押せ押せで線引きを動かして居るのでは無い。現代史に新たな事実を追加したのです。
まさに朱子学的でスコラ的な世界観の敗北。李氏朝鮮が明国や清国から選択的に受容し発展?させた硬直した発想(の日本への押し付け)への日本からの回答(拒絶の表面)ですね。
今後この流れは教科書にも文科省にも中教審にも曲折を経ながら浸透してゆくと思います。
それはともかく、【令和教科書】って書くとAmazonでセールしてる様な語感がありますね
≫余談ですが、日本のネット層の対韓認識を確定させた「事件」があったとしたら、それは2018年12月に発生した火器管制(FC)レーダー照射だったのではないかと思います
ここの部分において、自分は新宿会計士様と多少認識が異なります。お許し下さい。
日本のネット層の対韓認識が変わる事始めは、ネット黎明期に当たる2002年の日韓共催ワールドカップでしょう。
次に対韓認識を確定させた事件は、やはり李明博前大統領が2012年に竹島上陸、続いて天皇陛下を侮辱した事件であったと思います。
自分の祖母までが激怒していて、その激烈さに驚いたのが痛烈に記憶に残っています。
そして、レーダー照射事件は日本のあらゆる階層に対して、何かあれば「韓国は背後から撃ってくる国」と認識させ、旧統一教会問題や元徴用工裁判の顛末は最後のダメ出しだったと考えます。
韓国の総選挙で左派が大勝し、これから何かにつけて日米韓連携体制を韓国側から崩してくる動きが強まって来るものと予想します。
日本はそれらの動きに対して、応戦していかなければならないでしょう。
今年の米大統領選挙において、トランプ前大統領が再び選出されることがあるならば、韓国側から日米韓連携体制を崩す動きはさらに強まるでしょう。これに応戦していかなければ、日本そのものすら守れなくなることを危惧します。
横から失礼します。
自分の場合は会計士さんとも比翼さんとも別で、2002年ワールドカップを招致する活動の時期からでしょうか。その頃に西村幸祐さんのお名前を知りました。U-23韓国代表が日本の招致活動の看板にボールを蹴り込んだり、現代自動車創業者一族の人間が韓国招致活動の中心になって賄賂を配っていたなんて話も。なので日韓共催が決まったときは開催権を半分奪われたようで悔しかったです。
あと、あちら側が旭日旗云々言い出すようになったきっかけも日韓の試合後に韓国の選手が騒ぎ出したことだったような。とはいえ、日本側も愛国無罪のサポーターが反日かどうかに関係なく韓国の選手にやらかしたりして大義名分を与えたりしてるんですけどね。確か福岡でしたか。
とにかく、韓国との適切なソーシャルディスタンスを取るいいきっかけではないでしょうか
毎度、ばかばかしいお話を。
韓国:「歴史ってなんだ」
蛇足ですが、なぜ朝日新聞は、「韓国から極右教科書に抗議がきた」と書かないのでしょうか。
朝日新聞に限らずですが、2014年に植村隆(この人に氏はつけたくない)の
慰安婦関連の記事の訂正を行う羽目になって以来、
「もう韓国をかばうのはコリゴリ」と言う雰囲気になったと思います。
今回も産経以外のオールドメディアは一切報道しないか、精々「アリバイ報道」を
するだけでしょう。かばえないのなら、隠すしかないのですから。
ルトワック氏と違う観点で韓国に謝罪は不要な点を書いてみます。河野談話、村山富市首相の慰安婦に宛てた謝罪の手紙、歴代首相の遺憾の意の表明などこれまで何度も韓国に謝罪してきた。それらは一時的に日韓関係を改善したが、結局は蒸し返され、謝罪の要求がエスカレートし、日韓関係はより悪化した。日韓関係にとって謝罪は全くの無駄であった。
そのことを首相になった政治家の中で正確に認識されてたのは安倍総理と菅総理だけではないでしょうか。
有史以来ほぼ中国の属国で魑魅魍魎の地
であった韓国さんの歴史の実態は
不憫だとは思って差し上げます。
だからと言って、そうした
歴史の中で培われてきた、
親が親戚があるいは自分から
女衒に見を委ねてしまう
半島女性の悲しいサガを
わずか30年の日本統治に擦り付ける
など土台無理があるものです。
そんな自分たちを直視できない姿勢では
今も世界の夜の街角で際立って多く立つ
半島女性の人権とモラルが
他のアジアの国に追いつくことは
未来永劫不可能になってしまうのに
と心配して差し上げます。
ただ、それが彼ら韓流というものの
ありようなのでしょう。
もうすでに露見している
朝日吉田捏造のうえに
捏造ロンダリングテンコ盛りの
自称従軍慰安婦なる騒ぎ立て喧伝を
不当な謝罪と賠償欲しさにこの先
なおも続けてしまう姿というのは、
ご自分たちご自身の口で
自分たちの先祖と今と未来の子孫に向かって
サノバビッ◯(=ウリはビッ◯の息子ニダ?)
と言い放ってしまうことと
同義になってしまうことになるのになあ?
と韓流のありようを心配して差し上げます。
「韓国の歴史教科書」と、検索すると、沢山出てきます。
韓国の歴史教科書は、ヒストリーではなく、プロパガンダ、ファンタジー、であるようです。
・韓国の歴史または歴史教育は、ファンタジーということを時々、見聞きしますがどういう意味ですか?
素朴な疑問です。ご存知な方、教えてください。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10117196005
・韓国の歴史教科書について
https://ohishimayu.hateblo.jp/entry/2022/04/09/171440
日本では、ファンタジーではなく、ヒストリーを教えているから、怒るんですか?
こちらが、ヒストリー=史実を教えると、自分達のファンタジーがバレるから。
そう言えば、こちら側にも、ファンタジーで物書きをする連中がいましたね。
ファンタジー繋がりで、仲がよろしいようで。
まあ、所詮 his story ですからな
検証し難い未来まで遺せたが勝ちなんでしょーよ
♪ウリナラfantasyそうさ嘘だけは 誰も奪えない心の支えなら~
>まあ、所詮 his story ですからな
世界の多くの国は、his story なんですね。少なくとも、storyがありますから。
でも、storyそのものがなければ、his fiction、又は、his fantasyにするしかないんですねぇ。
> 虚偽の歴史に向き合う必要があるのは、この場合、日本ではありません。韓国の側です。
以前、図書館で「韓国の高校歴史教科書 (世界の教科書シリーズ) (世界の教科書シリーズ 15) 明石書店」を借りて読んだことがありますが、史実の積み上げから歴史を語るのではなく、「輝かしい歴史を持つ韓国」というストーリーが先にあり、それに沿うような解釈、取捨選択、誇張がなされていると感じました。ツッコミどころ沢山あります。
具体的な内容をご紹介できれば良いのですが、見当たらなかってので代わりにこんなページを。別の教科書かもしれませんが、第二次対戦中の「光復軍の働き」
https://www.asahi.com/international/history/chapter07/textbook/03.html
このページの最後にはこうあります。
—–
国史編纂(へんさん)委員会の許英蘭(ホ・ヨンナン)博士は「対日宣戦布告が戦況にどれほど影響を与えたかはともかく、植民地にされていた朝鮮が戦勝国になったことを強調した」
—–
韓国では、歴史修正主義者が国史編纂に関わっていたようです。
>歴史に向き合わなければならないのは韓国の側
これは全くもってその通りですが、同時に「不可能に近いから絶対にやらない」と思います。
韓国人は自国を「ヘル朝鮮」と呼んではばからない。日本人が「日本はオワコン」と
言っているのとは次元が違います。海外への移住率や少子化、受験地獄に借金地獄等々、
日本は相対的に天国だと思わせてくれる事象がいくらでもあります。
そして頼みの綱の政治家は前科者だらけで、大統領は高確率で破滅する始末。
この「何もかも信じられない、希望などない」韓国で、たった一つの支えである
「反日」と言う宗教兼神が実は大嘘だった!なんて、耐えられるでしょうか?
私はそうは思いません。
どれ程証拠や正論をつきつけまくっても、韓国人は民族単位でこの宗教兼神を
捨てる事を拒否する。それが彼らの生存本能の選択になる。私はそう予想しています。
韓国人の国籍離脱者はこの10年で日本人の10倍、人口比で25倍でとうとう5000万人の人口切りましたね
韓国籍を離脱し 日本帰化はやめてほしい。
教科書の内容にケチをつけるとは、内政干渉も甚だしい。
外相には是非「遺憾の意」でも言って欲しいものです(嫌味)
韓国を日本が変えることはできませんので、いくら「歴史と向き合え」と言ったところで、暖簾に腕押しで無駄な事でしょう。それよりも、今回重要な指摘があるとすれば、会計士様の
『そんな国をパートナーとする外務省の狂気』
の下りだと思います。安倍総理のような、よほど明確なビジョンを持った総理、政権でない限り、通常は省庁の既定路線を継承させようとするでしょう。
外務省であれば、国益を売り飛ばすのが省益ですので、真に批判されるべきは、外務省であるべきなのかもしれません。もちろん岸田にも確固たるビジョンを持たない責任があるかもしれませんが、全責任を岸田に押し付けるのは酷だと思うようになりました。
財務省も、増税が省益なので、そういう記事が出たときは、国民の真の敵が誰なのか見誤らずに、時の総理だけを批判して、溜飲を下げるようなことはしない事が、大事なように思いました。
正直な話、総選挙で「用日親米」与党が惨敗してくれたのはありがたい事だと思います。
これからどんどん反日がエスカレートすれば、岸田政権や外務省やオールドメディアが擁護しようが韓国人の実態がどんどん明白になって行きますので。
教科書検定のしくみは詳しくは知りませんが、このような教科書が検定を通るんですね。リンク先手記を読む限り、教科書に記した根拠が示せればOK、という用にも見えます。
これは大きな前例になるのではないでしょうか。
>日本の建国年月日や日本の建国者などについては「ちょっとした異論」を持っているのですが
なんと。機会があれば是非伺いたいです。