日経平均株価が史上初4万円突破
日経平均、場中の取引ベースではありますが、あっけなく4万円の大台に達しました。といっても先週末時点ですでに株価は日中最高値ベースで39990円23銭、終値ベースで39,910円82銭となっていたため、株価4万円台も「時間の問題」ではありました。
4日、ついに日経平均株価が史上初の4万円台を突破したようです。9時50分時点で前日比約300円以上上昇し、40,200円~40,300円ほどで取引されているようです。
現時点ではまだ場中であり、今後、引けにかけて反落する可能性はあるのですが、ただ、すでに先週末時点の株価が日中最高値ベースで39990円23銭、終値ベースで39,910円82銭となっていたため、株価4万円台も「時間の問題」ではありました。
日経平均株価は先月、バブル期の史上最高値である38,915円87銭(1989年12月29日)を超えていますし、また、週末の『東証時価総額「一千兆円」に迫る』でも指摘したとおり、東証月末時価総額に関してはすでにバブル期の史上最高値と比べ、約1.6倍にまで達しています(図表)。
図表 株式時価総額合計
(【出所】JPXデータをもとに作成)
このため、今回の「4万円突破」も、個人的には「単なる通過点」のひとつに過ぎないと思います。名目GDPが600兆円突破を間近としているなかで、日本経済は新たな高みを目指そうとしているのでしょう。
新聞、テレビを中心としたオールドメディアは、日本経済が好調であることが気に喰わないのでしょうか、これからも「悪い経済成長論」、「悪い円安論」などを繰り広げると思われますが、これに加えて「悪い株高論」は今後のテーマのひとつ、なのかもしれません。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
弥生4日は慶祝、まことめでたいことです。
とにかく日本に失敗して欲しくてしょうがない新聞記者たちによる日本誹りは続くでしょう。
ボリスジョンソン元首相は 2022 年 7 月最終の議会演説において得意の早口でまくしたてました。その中には
「前の道を見据え続けろ、ただしバックミラーには常に注意を払え」
というのがあります。意味深な視線とセットで。演説のほかの箇所もたいそう面白いのですが、バックミラーに写っているのは新聞記者と TV 局だと元首相の当てこすりににやつきが止まりません。
さらば昭和99年式伝統的日本型報道機関 JTC
心の卑しさが浮かび上がる見出し付け 日本経済新聞社編集部が選ぶ言葉の貧しさ
今回の株高に文句があるとしたら、一つは
これが岸田政権で実現したということです
安倍総理が種を蒔き、実るには時間がかかるとは言え
就任早々”新しい資本主義”とやらで市場を冷え込ませた岸田首相の政権下で株高になったのは皮肉です
もう一つ文句を言いたいのは、グロースが蚊帳の外になっていることです
日経平均4万円を牽引した大きい力がアメリカのナスダックだとすると、日本のグロース株が振るわないのは寂しいです
指数は菅政権下の約半分です
日本もアメリカのように新しい産業を産み出してグロース株もどんどん上がってもらいたいです
終値でも4万円超えましたね。
アベの景気がやって来た
昨年高雄で話した留学女子大生はいまごろ考え違いに気が付いているでしょうか。出生数13.5万人の中華民国台湾、それの20年後未来展望を冷静に見据えていると願ってやみません。
本日の台湾株式市場も過去最高を達成したそうです。向こうもマジ吹きあがっている。日台経済産業一体化は着々と進行していると思います。
今後どれだけ「悪い円安」「悪い株高」「庶民の暮らしには関係ない」と
叫び続ける勢力が出てくるか楽しみです。
逆にピタッと口を閉ざして何も言わなくなったら、それはそれで
”反論材料がなくなってしまった”
”叩かれるのが嫌になってしまった”
”怒らせてはいけない相手に使ってはいけない詭弁しかもう残っていない”
などと色々推測できて楽しそうです。
第三者としてみると、悪い円安真理教と良い円安真理教の宗教戦争にしか見えません。為替や株は思惑と実体の合わせ技ですから、どちらの立場でも自説が正しいと言う事は簡単にできます。でも言うだけで証明はできません。宗教なんだから証明なんて意味ないんですけどね。
悪い円安というのはあり得ても悪い株高って議論は困難ですね。
為替は万人に影響して、有利な人も居れば不利な人もいる。不利な人の立場から悪い円安論が出ても何の問題もない。
株は高くて買えなくても、だから困るということはない。
まあ、共産党さんなんかにとっては、自分たちが政権取るまでの日本が豊かであっては困るので「悪い株高」なんでしょうが。(温度計が壊れた的な発言はすでにしてますね)
悪い株高言う人を観察してみると、かなり面白い結果になると思いますよ。
自分はバブル期をリアルタイムで経験しましたが、なぜか自分の会社だけ長停滞期にあたって悲しい思いをしました。バブルで浮かれている人の横でゴミ拾いとか死にたくなりますよ。バブルは格差を広げてて社会を不安定にするから、すべての人に関係しますよ。
要するに株価とか為替とか実体じゃないんです。思惑で上がったり下がったりするもので博打みたいなものです。激しい上がり下がりすればするほどギャンブラーは喜びますが、周りは物価高やら品不足やらでいい迷惑です。
為替や株価に良いも悪いもないでしょう。でも、賃上げは労働者にとっていつも良い賃上げと言えます。為替も株価も誰にとって良いのか悪いのかはっきりさせないと意味がないですね。