派閥力学で読む、高市「総理大臣」実現までのハードル
「高い志(こころざし)」を持っているなどとして、「高市早苗総理大臣」待望論が保守層を中心に根強いようですが、そこに何らかの穴はないのでしょうか。正直、高市氏が総理に就任するためには、「派閥政治」という自民党の党内事情を踏まえる必要があります。また、高市氏が靖国参拝を敢行するなど、保守層に高く評価されていることは事実ですが、そのことは高市氏に内閣総理大臣としての実務能力があるということを保証するものではありません。
目次
自民党は派閥政治
当ウェブサイトでは常々、政治家を評価するうえでは、その人物の思想、信条だけでなく、「何をやって来たか」が重要だと考えています。
この点、岸田文雄首相といえば、いまひとつコミュニケーション力も高くなく、また、稚拙な対韓外交に代表されるとおり、独自の指導力を発揮すると「やらなくても良いこと」をやってしまう、という傾向にあることもまたたしかでしょう。
ただ、昨日の『自民「派閥力学」で読む「菅義偉総理」再登板の可能性』でも指摘したとおり、そもそも自民党は一種の「集団指導体制」の政党であり、また、岸田首相自身の出身派閥である宏池会は、決して党内で多数勢力を持っている派閥ではありません。
このように考えていくと、日本の政治を読む上では、基本的に①自民党が(その連立相手とあわせて)国会でどこまでの議席数を獲得しているか、②自民党内でどの派閥が優勢となっているか、という2点は、少なくとも欠かせない視点であろうと想像できます。
このような視点に立つと、岸田文雄首相が政権を失うとしたら、それには①自民党が衆議院議員総選挙で負けて、(連立相手と合算しても)議席数が過半数に届かなくなることか、②自民党総裁選で岸田首相自身が敗北するか、のいずれかでしょう。
早期解散なら、自民党が政権を失う可能性は高くない
このうち①の可能性がどれほど高いかについては、現時点ではまだ見通せません。
自民党が公明党と合わせても単独過半数割れを起こすということは、その分、自民党(や公明党)以外の政党が躍進するということを意味しています。
現在の自民党の衆院における勢力は261議席(※議長を除き、統一会派を組む三反薗訓氏を含む)、公明党の32議席と合わせれば293議席ですが、衆院の過半数(233議席)を割り込むためには、自公合わせて60議席以上を失うということを意味します。
前回(2021年)の衆院選の結果だけで見れば、その可能性は高くありません。
仮に小選挙区における「2位の候補者との得票差が2万票以内だった当選者」をボーダー議員と定義するならば、自民党の「ボーダー議員」は58人います(ちなみに立憲民主党にも41人います)。
ということは、これら58人の「ボーダー議員」が一律に2万票を失い、それが「2位の候補者に」移転すれば、理屈の上では自民党が58議席を失うという可能性は出て来るのですが、現実にはそこまで単純ではありません。
たとえば自民党候補者の票が、いま話題の日本維新の会の候補者に2万票流れたとしましょう。
現実に日本維新の会の候補者は、少なくとも2021年の段階で擁立した94選挙区のうち、当選したのは16選挙区(大阪府15区、兵庫県1区)で、残り78選挙区では落選。しかも2位に喰いこんだのは17選挙区に過ぎず、残り61選挙区では3位以下の得票率に留まっているからです。
そして、自民党候補者が票を失ったとしても、結果として立憲民主党などの「野党連合」に票が流れなかった場合には、結果的にはかろうじて自民党候補者が当選者として踏みとどまる事例が相次ぐと考えられます。
なぜなら、仮に次回選挙で「維新旋風」が吹いた場合には、日本維新の会の候補者は、自民党だけでなく、「野党連合」からも票を奪うと考えられるからです。つまり、維新旋風で前回3位だった維新の候補者が2位に食い込むものの、結果的に1位(当選者)は自民党の候補者となる、といった事態です。
このように考えたならば、岸田首相が今秋から来年1月のどこかでなかば強引に衆院解散総選挙に打って出たとして、自民党が議席を減らすことは想定できるものの、さすがに60議席減らして政権喪失する、とまでは考えられません。
(※もちろん、今後、維新が地盤をしっかり固めていけば、将来的には自民党が政権を失う可能性も出て来るかもしれませんが、それは今後数ヵ月ではなく、数年、あるいは10年単位での話となるでしょう。)
自民党内で岸田首相が総裁に再任されなければ…?
ただし、それと同時に政治を考える上では、「自民党が政権を失うかどうか」ではなく、「自民党内で岸田首相が支持を失うかどうか」というファクターも重要です。
昨日は菅義偉総理大臣が再登板する可能性があるかどうかについて検討したのですが、年齢的には少々難しいものの、「派閥力学的には」あり得る、というのが結論でしょう。
ただ、こうしたなかで気になるのは、前回の総裁選で岸田・現首相、河野太郎・内閣府特命相と競った高市早苗氏の動向です。
高市氏自身は今回の内閣改造で閣内に留まったため、慣例上、来年9月の総裁選に出馬するのは困難です(岸田首相が任期途中で辞任すれば話は別ですが…)。
ただ、高市氏は総裁選で、故・安倍晋三総理大臣の支援を受けていたとはいえ、国会議員票では岸田首相に続く2番目に多い票を得ていたことと、年齢も62歳と菅総理よりも若く、岩盤保守層を中心に依然として人気が高い(らしい)ことを踏まえるならば、ポスト岸田の有力候補者のひとりでもあります。
正直、「派閥の論理」からして、高市氏が総裁選に出馬して勝てるのかどうかはよくわかりません。
ただ、政治というものはときとしてサプライズが生じるものでもありますし、なにより総理を目指すならば本人の意思と能力が継続することが重要であることは間違いありません。
高市氏が安倍氏の遺志継承に意欲
こうしたなかで、産経ニュースは21日、高市氏が奈良市内に建立された安倍総理の慰霊碑を訪れ、安倍総理の「遺志を継ぐ思いを新たにした」と報じています。
自民・高市氏、安倍元首相の遺志継承に意欲 閣内残留で総裁選へ正念場
―――2023/9/21 19:50付 産経ニュースより
産経ニュースによると、高市氏は今回の改造で経済安保担当相への留任が決まったことで、「『ポスト岸田』を狙うには政権を支えつつ党内の支持固めなどを行うことが必要になる」と指摘。あわせて「高市氏に近い閣僚経験者」のこんな話を紹介しています。
「とことん岸田政権を支えることだ。それができて次がある」。
具体的には、高市氏が意欲を見せてきたというセキュリティ・クリアランス(SC、適格性評価)の法制化を来年の通常国会で実現できるかどうかが「飛躍への試金石となりそう」だ、というのが産経の評価です(SCは機密情報の取扱いを官民の有資格者に限るとする考え方のこと)。
この点は、まったくその通りでしょう。
政治家には高い志(こころざし)が必要なのはいうまでもありませんが、それと同時に重要なのが実務能力です。この実務能力には、語学力は専門知識などの「基礎体力」だけでなく、官僚機構を始めとする組織を相手に、これらの組織を動かしていくだけの体力と知力も含まれます。
あるいはどこかの首相のように「財務省ポチ」、「外務省チワワ」になってしまうのではなく、自分の信念に従って国家ビジョンを示し、そこに向けて国全体を導いていく力こそが重要です(安倍晋三総理大臣がこれに長けていたことは指摘するまでもありません)。
もう少し見極めてみても良いかもしれない
はたして、高市氏にこれらの能力があるのか――。
この点、産経によると高市氏は総裁選の出馬にあたって、「必要な20人の推薦人確保に自信を見せている」と指摘しますが、残念ながら総裁選を勝ち抜くには推薦人を20人集めるだけでは足りません。
良いか悪いかは別として、現在の自民党では「派閥政治」が行われていますので、主力派閥を取り込まなければなりませんし、あわよくば総裁・総理大臣になったとしても、無派閥の状態だと自分の思うような政治を行うことは困難です。まず組閣の段階で苦労するかもしれません。
もちろん、菅義偉総理のように、無派閥でも総理を務めた事例はありますので、すべては高市「総理」の実力次第です。
一部の保守層は、高市氏が靖国参拝を敢然と行っていることなどを含め、「保守政治家」としての姿勢を高く評価しているようですので、いわば「総理を目指す上での志は十分」、「一刻も早く岸田首相と交代してほしい」などと語気を荒げる人もいるようですが、残念ながら政治は志だけでは動きません
その意味で、今回の閣内への留任は、私たち有権者にとっては「高市氏に内閣総理大臣に相応しい実務能力が備わっているのかどうか」を見極める好機でもあり、また、高市氏にとってはSCなどで成果を出し、自身の党内政治基盤をしっかり固められるかどうかの好機でもあるのかもしれません。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
自民党次期総裁候補として個々人の主義主張を一旦排し”人望”に係る風聞などを眺むるに、高市氏も河野氏と大差無い空気感を纏われておいでにお見受けいたします
所謂保守界隈に留まらず広く市井に支持が盛り上がってこないかぎりは(民意という外圧に有力派閥がコロばなければ)高市総裁は厳しいかなあ…と
ガラ天ブチ抜きムーブでも…キビシイかなぁ
毎度、ばかばかしいお話しを。
朝日新聞:「日本も女性首相を誕生させるべきだ。でも高市早苗首相はだめだ」
ありそうだな。
サッチャーか
ダイアナかなぁ
横道ですが…
サッチャーで真っ先に思い出すのが、フォークランド紛争勃発時に軍の派遣を逡巡する、居並ぶ男性閣僚を前にして「我が内閣には男は一人しかおらんのか」または「諸君のその※玉は何のためについておるのか」と一喝したという。その後に作られたジョークらしいが、彼女なら言いそうで大好きだ。
鯖塩 さま
>フォークランド紛争勃発時に軍の派遣を逡巡する、居並ぶ男性閣僚を前にして「我が内閣には男は一人しかおらんのか」
それゆえに、もしサッチャー女史が日本に転生して、総理になろうとしたら、日本の憲法9条信者は反対して、暗殺することさえ妄想するのではないでしょうか。
引きこもり中年様
返信ありがとうございました。
さらに横道、お許しください。
尖閣が占領された時(この事態をケース・スタディしている政治家が日本に一体何人いるんだろうか…)
マスメディアの平和的解決を、話し合いでという大合唱に影響された大半の国民、国会議員らが猛反対する中、毅然と陸海空自衛隊に対し国土奪還を命じる。
そんな最高指揮官が我が国に現れるのでしょうか…
偶々、安倍晋三語録著者の記事を本日読みました。
https://president.jp/articles/-/73804
著者は元NHKの番記者だった人です。
ビジョンのことには触れていませんが、リアリストであること、高い実務能力を兼ね備えたこと、が安倍元首相の優れた点で、不本意であった途中降板から復帰するまでの5年間にその胆力をつけた、ということのようです。ビジョンだけではないと。
記事を引用すると「清和会の若手議員の一人からは「自分たちが安倍外交を引き継がなくてはいけないと思いを新たにした」とメールを頂戴しました。他方で、「われわれは理念に走りがちだけど、安倍さんのリアリストの面をもっと学ばなくてはいけないと思った」と話された議員の方もいました。」とのこと。
そのような感想を持った議員の方々に「この人なら」と思ってもらえるような実績或いは期待が必要なのでしょう。
私は、以前から高市氏をさほど評価しておりません。
対外的に強硬論を吐き、国民から「安っぽい拍手」を得ようとしている政治家ではないか、と疑っています(まあそれでも保守新党結成を噂される方よりはマシかも)。
前回総裁選の結果は、岸田不人気のなか党員投票での河野独走を心配した安倍先生の構想に、たまたま沿っていただけのもの。現在では、安倍派復帰の話もなければ、いわゆる5人衆のなかで担ごうという気配のある人もおりません。
総務省作成文書の”捏造”問題も、書かれたニュアンスが自分の記憶と違ったからといって(それは確かに時々あるでしょう)、それを”捏造”と、かっての上司が言えば、部下はやる気を失うでしょう。
奈良県知事選挙で維新に敗れたことについても、前知事や二階前幹事長や、森山選対委員長の一丸とならない動きはあったにせよ、政治は結果責任ですから、とりまとめ責任がある県連会長の高市氏の責任は免れないと考えております(ようやく県連会長は、美しい理由をつけて、辞められたようですが)。
新宿会計士さんの政治家4分類なら、志も高くなくて、実務能力も低い層に属すると、私は思っております。
以前から公言してますように、私は高市氏を総理候補としてはほとんど評価しておりません。あえて評点を付ければ、岸田総理、茂木幹事長、河野デジタル相などには遠く及ばず、まあ、石破茂氏よりはちょっとマシかもしれない程度ですね。
プラスに評価しうる点としては、「威勢(だけ)は良い」「故安倍氏の支援を受けた」くらいですが、taku様が挙げられた懸念点を見る限り、それすらも本当にプラス評価に値するのかどうかわかりません。さらに、彼女は政権運営の要となるポジション、外相、財務相、官房長官、党幹事長のいずれにも就いたことがありませんので、実務能力に関しても不明としか言えません。今のところは、総務相としても、無難に勤めたとは言い難いようです。また、奈良県連の一件も、彼女のリーダーシップに疑問符を付けるだけだったと思います(「二階ガー」とか「森山ガー」と吠えても、言い訳にすらなりません)。
まあ、「政界の一寸先は闇」だそうなので、分裂回避に窮した安倍派が致し方なく彼女を担ぐという可能性もゼロではないかもしれませんし、そうなれば状況は変わってくるかもしれません。でも、そんなことでも起きない限り、高市総理の目はないだろうと思っています。
平時に有能なキャラと、有事で有能なキャラは、違います。
チャーチルやパットンやジューコフは、平時なら基地外ですわ。
ジャンケンでオールマイティーな出し手があるとかは、中学生みたいな幻想だと思われます。
グーチョキパーそれぞれ、長所を研ぎ澄ませて雌伏しておってもらえたら、有権者としてはベストなのでわ?
確か田中真紀子氏の評だったと思いますが、小渕、小泉、梶山の三氏が自民党総裁選を戦った際、「凡人」「変人」「軍人」と、なかなか秀逸な評がなされました。結局「凡人」が勝利を収めましたけど、あのくらいの際立ったバリエーションがあると良いですよね。今の自民党では、誰が立っても似たようなもんですが。
この総理総裁の元で、オレワタクシは次の選挙で当選出来るだろうかと、恐怖する議員(多くは安倍総理の時に当選した議員)が増えていけば、高市早苗内閣総理大臣の誕生は意外と近いかも知れない。
前回の総裁選の時点でも高市氏は無派閥でしたが,安倍前総理の支持を得ていたお蔭で,総裁選では安倍派議員の恐らくは全員が高市氏に票を投じ,そのことが,議員票では河野氏を30票近くも上回る好成績を得られた理由だと思われます.
しかし,その安倍さんは凶弾に斃れ,旧安倍派は未だにポスト安倍のリーダーすら決めることが出来ないというバラバラ状態のままです.
来年秋の総裁選に高市氏が出馬するとすれば一番の頼みは旧安倍派でしょうが,その旧安倍派がこの内部分裂状態では,前回の総裁選のように派閥の議員全員が揃って高市氏に投票することは到底望めません.
まして高市氏は岸田総理によって形の上では党三役とか国務大臣とかの地位に祭り上げられていますが,現実には高市氏の提案は悉く無視され実質的には何ら具体的に業績と呼べるものを上げることが出来ず巧みに飼い殺しされています.
そういう現状では,高市氏が次回の総裁選に出馬しても得票数は前回を下回るのはまず確実と予測する次第です.
それと私個人としては,ブログ主様が懸念を持たれておられる(と勝手に推察しますが)高市氏の実務能力の有無だけでなく,簡単に「おお,貴方が主張する問題が本当だという証拠を示せるものなら示してみろ.示せたら議員を辞職してやる」とばかりに論争相手の煽りに簡単に乗ってしまう性格が国家の指導者としては不適格だと考える次第です.
欧米諸国のリーダーを見ても判る通り外交においては時に相手国のリーダーを巧みに煽って乗せてしまい相手国の取り得る選択肢を狭めてしまう(つまり相手国のリーダーに自分の手を自分で縛らせせてしまう)能力は重要ですが,相手に煽られて簡単に乗せられてしまうのは1億2千万の国民の運命を背負う国家のリーダーとしては危なっかしくて仕方ありません.
高市氏の場合,安全保障などの問題やその解決策に関する着眼点には鋭いものが散見されるので,それら彼女が得意とする分野の大臣として,岸田さんのように飼い殺しにするのではなくちゃんと政策を実現する権限や部下たちを与えて仕事をさせるというのが,高市氏が日本国に最も貢献できる形だと思います.
高市氏本人はそれでは不満かも知れませんが,そうやって大臣として具体的な業績を積み重ねて国民の眼前に「これでもか」とばかりに示して自民党議員・党員を国民の声でプッシュさせない限り,彼女が前回の総裁選で得た票数を上積みして総理・総裁となる可能性は皆無だと考えます.
>1億2千万の国民の運命を背負う国家のリーダーとしては危なっかしくて仕方ありません.
私も、「高市首相」には今のところ不安を感じています。
安倍さんの遺志を引き継ぐという事ですが、安倍さんのような世界観や日本の国家観、人を引き付ける人間力のようなものが弱いように感じます。
自分の派閥を作って引っ張っていけるくらいの力量があれば良いのですが。
安倍晋三も、街頭演説を邪魔されたときの「こんな人達」や、モリカケの「私と妻が関与していたら国会議員辞める」等ありました。
これは保守系の言論人からも苦言を呈されたりしていましたね。
こういう態度が問題になるのって日本独自ではなかろうかと、世界のリーダーの言動を見てて思います。
自身が攻められた時に全力をもって反撃出来ない者がリーダーでいいのか。
国が攻められた時にこのリーダーはどうするか。
おそらく国防で日本のようなお花畑ではない、諸外国の国民はそういうところを見ているからでしょう。
>それと私個人としては,ブログ主様が懸念を持たれておられる(と勝手に推察しますが)高市氏の実務能力の有無だけでなく,簡単に「おお,貴方が主張する問題が本当だという証拠を示せるものなら示してみろ.示せたら議員を辞職してやる」とばかりに論争相手の煽りに簡単に乗ってしまう性格が国家の指導者としては不適格だと考える次第です.
全く同感です。
>論争相手の煽りに簡単に乗ってしまう
という点については、2点問題を感じます。
先ず、直ぐアジリに乗る、短期さ・単純さ。
もう一つは、小者を相手にする軽さ、ですね。
小者の挑発に乗るとは、ここは、相手にする対象か、相手にする場合か、という冷静で客観的な姿勢を持っているかどうか、が気になるところです。
簡単に言えば、大人になっているか?ということです。
taku、龍、迷王星の3氏が揃って高市氏を評価していないと述べているということは、やはり高市総理が日本にとっての正解という意味だろう。
皮肉を書くなら、理由も書かなければ、単なる皮肉屋の脳無しと取られます。
そう思う理由を書いてこそ、大人の仲間に成れます。
>taku、龍、迷王星の3氏が揃って高市氏を評価していないと述べているということは、やはり高市総理が日本にとっての正解という意味だろう。
何とまあ他力本願な判断をする人ですこと.
保守サイドでは「朝日新聞が反対するのなら正しいのだろう」という不文律がありますけど。これは他力本願な判断ではないのですか?
>保守サイドでは「朝日新聞が反対するのなら正しいのだろう」という不文律がありますけど。
朝日新聞の記事のほとんどがデタラメで反日なのは良く承知していますが,ある政策が正しいか否かを判断するのに「朝日新聞が賛成か反対か」に基づくような人間は本物の保守だとは私自身は全く思いません.従って,上に引用句として括られている判断方法が現代日本における保守の不文律だとは少なくとも私は認めません.
他者の判断や風説に簡単に流されるような輩は,単なる保守モドキあるいは(前大戦前に大量に闊歩していたような)流行に乗って勇ましい言葉を吐き合って亡国の道を勇んで行進し国が亡びた時にはと自らが笛を吹き自分も周囲も躍らせた責任を棚に上げて「○○が悪い」と他者を非難するしか能のない所謂「国士様」に過ぎません.
何らかの政策が正しいか否かの判断は,各自が自分自身で考えて判断結果とその理由とを自分の言葉で述べられるようにせねばなりません.それが民主制という政治制度を支える上での根幹となる国民の義務です.
それをやらない・出来ない人々は単なる烏合の衆に過ぎず,例えばジャニーズのグループに熱狂している人々と本質は同じレベルです.
「朝日新聞が反対だから正しい」などとほざいて自分で考えず無責任に騒ぎ踊る軽蔑すべき「国士様」はそういうレベルであり,自分で考えた上でいわゆる保守的な政策を支持する本物の保守主義者では全くありません.
自分の頭で考えず「朝日新聞が反対するから正しいだろう」という判断をする保守モドキたちは,それら保守モドキが軽蔑する「朝日新聞が反対するから間違いだろう」と判断する団塊世代や戦中世代の人々と向きが逆なだけであって,どちらのカテゴリの輩も民主制にとっての邪魔者であり脅威であるという点では何も変わりません.
更に言えば,自分の頭で考え判断する習慣を持たない人間は,何かのきっかけで判断の向きが正反対に変わるという意味で極めて不安定だという危険性もあります.
他力本願の判断をする短慮で軽薄な人間は,民主制社会にとって危険極まりないのです.
個人的には高市氏を積極的に総理総裁と推したいとは考えておりませんですが…
“本人の選択できない親の職業”を理由に”参政権を制限すべし”ってェのも、候補者本人より親の職業肩書を判断の拠り所にしとるわけで、ある意味”他力本願な判断”をしてると見えますけどネ
拡大鏡通しちまうと当該選挙区の参政権保有者全体ひいては普通選挙を行う民主主義政治体制へのボートクにまで見えるかもシレヤセンゼ??
文章を良く読まなくてはいけませんよ。
>参政権を制限すべし
とは、一言も書いてないですよ。親の地盤看板鞄を受け継ぐ選挙区からは、立候補できないようにしたらどうか?ということです。
国会議員は、全国どこの選挙区からでも立候補できるのですから。
実際、この方が、公平だと思いますよ。
「親ガチャ」ではなく、「ガラガラ、ポン!」の方が公平でしょう?
「全国どこの選挙区からでも立候補できる」を理由に地縁を否定するなら全ての立候補者に等しく制限かけないと()
“親が議員”という”本人が選べない事情”を理由に本人にとって生育地かもしれない地域や所縁や思い入れのあるかもしれない地域から立候補出来なくするのはマギレモナク”参政権の制限”ですね
しかもその理由が「地盤看板鞄を引き継がせない為」とか、本人にしてみればマサに”親ガチャ外れて人権を制限された”状態でしょうに
「地盤看板鞄」を実子以外が引き継いでいる事例なんて別に珍しくもナイでしょう
世襲憎しで判断曇らせてるんちゃいますのん?
繰り返しますが「既得権益化された利権構造を継承維持させない」ことを目的に「”出自に拠って”被選挙権行使に制限を設ける」ことを是とする社会をツクロー!なんつーの、そのロジックホントに大丈夫??
メガネ曇りがちなワタクシメにはディストピアへのお誘いに見えちゃってたりしないこともないことはないヤバさを検知して引っ掛かっとるワケですが???
小渕、加藤、小泉、彼等が如何程の能力を持っているものやら?あんなのを国会議員にしておく国家的損失も考え無くてはならんでしょう。何度も言いますが、国会議員は、どこの選挙区からでも立候補出来ます。それで、参政権は、充分に保証されています。国会議員の多くは、党から割り当てられて、自分の出身地ではない所を地盤としています。現実をよく見て考えましょう。
日本国憲法に謳われている基本的人権を部分的にせよ”出自に拠って”制限しようと宣言(“匿名”で”宣言”もナイかw)している御仁にナニをイワンヤではありますが…
選挙結果は選挙民が選挙を経て出した結果ですヨ
現実をよく見て考えましょう
選挙民ナメンナヨ
2023/09/23 07:57 の”匿名”氏が挙げたとおぼしき世襲議員(文脈カラハソウデスヨネ?)も選挙民が選んだ議員ですワ
投票率と得票数を確認されてみては?
選挙民がガチ本気でNo!であれば、投票に参加しなかった選挙権有権者が投票行動で意思を示せば落とせた票数では??
選挙結果は当該選挙区の有権者の選択ですから選挙区外の外野としては知らんけどw
繰り返しますが、
日本国憲法に謳われている基本的人権を部分的にせよ”出自に拠って”制限しようと宣言(“匿名”で”宣言”もナイかw)している御仁に…
ナニを言っても無駄カモネ
レス番付かないツリー上での”匿名”相手のレスは面倒なんでモウイイっスよ
引っ掛かったオタク様
地盤看板鞄を受け継ぐことは、出自による逆差別である、と面もあるのかもしれない、こういう考え方もできるのではないか?ということに少しでも気が付いてもらえれば、と思い書いてみました。
少し頭を柔軟にしてもらえればと・・・。
一つの言葉でもいろんな捉え方が出来ます。それによって時代は変化して行くのです。それは、時代は変化して、過去に正当と思われたことも、時代に合わなくなってくることがあるからです。
それに対応できるのは、柔軟な思考力です。
今の世の中、親ガチャ、という言葉が生まれるくらいに、出自による格差が広がっています。
政治とは、ある面、出自による格差を平準化する役目もあるのですが、その政治の大本である、国会が出自による差によって成り立っているのでは、社会の出自の差を解消できないでしょう?
この考えが正しいかどうかは分かりません。しかし、こういう考え方や捉え方もしてみて頂きたいということです。
そうしなければ、社会は時代の変化に対応して変わって行くことは出来ないからです。
>候補者本人より親の職業肩書を判断の拠り所にしとるわけで、ある意味”他力本願な判断”をしてると見えますけどネ
「他力本願な判断」とは判断を行うプロセス(思考活動)を他者に委ねるということです.他方,親の職業が議員であるとかその選挙区が何処かというのは客観的で公開された事実であって判断プロセスではありません.
従って,「議員という親の職業とその選挙区に基づく制限を加えるべしという判断は,客観的で公開された情報に基づいて私が主体的に(つまり判断するための思考プロセスを他者に委ねずに私自身の脳で)下した判断です.
「他力本願」とか「判断」という言葉を使って議論するのであれば,それらの意味を正しく理解してからにして下さいね.
候補者たらんとする当人の責任で決められたことでない親の職業という 客観的で公開された事実 のみを根拠に 判断
まず当人を見るべきが 木より森のみを見て 判断
個人を見ず親のみ見て 判断
カテゴライズして切り捨て
出自を理由に他者を断ずるは典型的差別主義者の言
迷王星氏は主体的差別主義者?
能力がある者が無能な者を退けて当選する可能性を高めることは社会にとって大きな価値があります.それには候補者間のハンディキャップを可能な限り減らすことが不可欠です.
議員という職業は家業では有り得ません.何故ならば,議員は究極の公職だからです.究極の公職であって家業では有り得ない事に対して,選挙区にせよ政治資金にせよ血縁者の間で私有財産の相続のように継承出来ることは論理的に矛盾しているのです.
議員の子供が議員になりたければ(親議員の名声は利用できますが,それ以外に関しては親族が議員でない候補者と同じく)自分自身の力で選挙という場で勝負して勝てば良いだけです.
何れにしても,政治団体が管理する政治資金の扱いは政治資金規正法を改正して早急に改める必要があります.
政治団体が管理する政治資金や資産はその議員1代限りとし,引退時は国(国会議員の場合.地方議員の場合には当該地方自治体)が没収,落選した場合には次の選挙に出馬する意思がある場合には次の選挙まで凍結して国(あるいは地方自治体)の管理下に置き,当選すれば凍結を解除,再び落選すれば没収とすれば良い.
そして政治資金だけでなく選挙区(つまり票田)も私有財産ではないのですよ.何れも議員という究極の公職に伴う一種の公共財なのです.
それを私有財産と同様に継承出来て当然と考えるのは私有財産と公共財とを混同しているに過ぎません.
日本が停滞しているのは与野党いずれでも親のジバン・カンバン・カバンを継承することで容易に当選出来るために本来は究極の公職である筈の議員という職業が家業化し,その結果として無能な2世・3世議員がどんどん増え家業化した議員一族に群がる人々によって利権のネットワークが形成されて既得権益の固定化がどんどん強固となり,時代に即して社会を変革するパワーが日本からどんどん失われて来たからです.
日本が再び息を吹き返して発展するには固定化した利権構造(それは「親ガチャ」という言葉が生まれたように社会に実質的な階級構造も生み出している)を解体する以外にないのです.ちょうど明治維新で江戸時代に確立された身分制度という階級構造をリセットして日本が急激に変革する力を取り戻したように.
議員の子なら容易に議員になれる一方で社会が変革や活力を失っている今の日本は,正に身分制度が確立して変革する力を失っていた江戸時代末期と同じですよ.
迷王星殿
御本尊御降臨アリガタヤ
拙文「ある意味”他力本願…”」の”ある意味”をわざとらしく読み飛ばしいただいた様ですし、名指しでなかったからか此処まで同様にスルーいただいた別記事コメント欄拙文も再度?御目汚しお許しいただきたく候
(※運営者様、以下自文再録御容赦いただければ幸い、ですがサイト運用上支障有りとあらばお手数おかけし申し訳ありませんが削除及び当方アク禁処置お願いいたします)
フェアネスと考えれば、本人の選択出来ない条件(ex.親の職業)を理由に本人にとっての出生地やら生育地かもしれない選挙区から立候補出来なくする方が、日本国憲法に謳う基本的人権の尊重や法の下の平等に反しアンフェアではないですかの?
それに、”ジバン”を継ぐのは実子ばかりとは限りまへな
後藤田正晴のジバンを継いだのは実子ではありませんがジバンカンバンカバンは全部引いたんちゃいますん?
兄弟姉妹配偶者遠縁近所etc.親族姻族秘書後輩、地盤看板鞄を継承する可能性をどこまで排除します??
狭義の世襲でなければソレでヨシ! では、本質的な問題点のひとつである”構築された利権構造の維持継承”は防げんでしょうから、立候補制限は実務的にも悪手かと愚考いたしますぞ
>”上の”方の匿名サン
拙文のため文意が解りづろうて失礼しましたな
完全でないからケチつけてるんでなく(「そもニンゲンのヤルコトに”完全”とか無いでしょ」派に属しとると思うとりま)、
“ケチ”つけとるっつー意味では「本人に如何ともしがたい事柄を理由に日本国憲法上認められているはずの参政権を規制する」という提案に”ケチ”つけとりますです、ハイ
アアイウ縛りがマカリトオル社会はディストピアへの道程半ばでナイカイナ、つー程度に違和感覚えて引っ掛かっとるんスわ
親が政治家だったら人権規制されるナンテ親ガチャオソロし~
ミタイナ
別に読み飛ばした訳ではありません.
貴兄の「他力本願の判断」という言葉の使い方が根本的に間違っているからそのように述べただけです.
「ある意味」という言葉を付加しようとどうしようと,個人が公開された客観的な事実に基づいて行った判断は主体的判断であって,他力本願の判断では決してありません.
それが理解出来ないのならば,老婆心ながら「他力本願の判断」という言葉は使わないほうが良いと御忠告申し上げる次第です.
>引っ掛かったオタク@viva普通選挙
出自を理由に他者を断ずるは典型的差別主義者の言。
差別主義者は差別を差別と思っていないから自分が差別主義者だと名指しされないと議論に乗ってこないと思うよ。
乗ってきても差別を区別と言い換えて誤魔化そうとするし、話をすり替えて逃げたりするけど、健闘を祈る。
迷王星殿
コレハコレハ御忠告イタミイリマス
拙が愚考するに、迷王星殿の立候補制限案には大きいモノでまず以下2点問題があると見えますが、ソレゾレ如何にお考えですかな?
ひとつ、
”ジバンカンバンカバン”を継ぐのは実子ばかりとは限りませんが、親が議員の子どもの立候補を制限することに実効的な意味は有りますか?
兄弟姉妹配偶者遠縁近所etc.親族姻族秘書後輩、次の候補者が地盤看板鞄を継承する或いは党や地盤や鞄が継承させる可能性のある範囲は子どもに限りませんが??
狭義の世襲でなければソレでヨシ! では、本質的な問題点のひとつである”構築された利権構造の維持継承”は防げんのではないですか???
いまひとつ、
そもそもフェアネスを言うならば、本人の選択出来ない条件(ex.親の職業)を理由に本人にとっての出生地やら生育地かもしれない選挙区からの立候補を出来なくすることは、日本国憲法に謳う基本的人権の尊重や法の下の平等に反しやせんですか?アンフェアではありますまいか??
暗愚なワタクシメには、迷王星殿の「世襲候補は先代議員と同じ都道府県の選挙区からは立候補できないことにする」という案には、『日本国憲法の謳う基本的人権を一部制限してまで実施するに価する実効性が無い』うえに『本人に如何ともしがたい事柄を理由に日本国憲法上認められているはず人権を規制するという前例を、よりにもよって参政権という民主主義の根幹に係わるところに作ってしまう』という危険性を観てシマウのでアリマスう
>引っ掛かったオタク@悲観的暗愚
差別主義者にスルーされてますよ
私の高市氏に対する印象は、「まじめで実直」です。
支持してくれる仲間も多いでしょうが、敵も多いのではないかと思います。
車で言うところの「あそび」が少ない感じです。
先の立憲小西とのやり取りに、如実に出ていたように思います。
総理総裁という要職は、周りの調整能力が半分くらい(かそれ以上)必要だと思うので、F1サーキットのような『非常時』には、あそびの少ない車が性能を発揮するかもしれませんが、街中で運転するような『平時』では、あそびの少ない車は危険のように思います。
高市氏には、もう少し年を重ねて経験と調整能力を積んで、来る非常時にその能力を存分に発揮してほしいと私は思います。
マトモな職業経験の少ない世間知らず社会知らずにしか見えませんが。因みに、こんな記事もありました。
「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/209897
これ見ると、単なるイケイケネェさんという感じしかしません。
この自伝なるものの雰囲気と、巷間言われている彼女の行状は、ピッタリ合いますね。
何かと思えば「日刊ゲンダイ」の記事ですか。
この新聞モドキの記事は10割がウソなので読まない方がいいと思いますよ。
三流小説として読む分には構いませんが。
嘘という根拠を!
根拠も無く、何かを否定するのは、肯定することにも根拠が無い事になります。
こんな方に応援されても、高市さん迷惑でしょうね。
朝日、毎日の記事は信用できない、と言うのが保守のスタンスでしょ。それと同じですよ。
過去にどんな記事を書いてきたかで判断されるのはゲンダイも同じなだけでは?
現代の記事は、
>1992年の参院選に初出馬(落選)する1カ月前に刊行した自伝的エッセー、「30歳のバースディ その朝、おんなの何かが変わる」(大和出版)だ。
という本の内容を紹介したものです。今は、幻の本として一般には読めないようですが、その本の内容を紹介した記事です。
この紹介文の雰囲気が今現在の同氏の、周りの事を考えることが出来ず、行き当たりばったりの行動をする、行状の雰囲気と似ているから、
>この自伝なるものの雰囲気と、巷間言われている彼女の行状は、ピッタリ合いますね。
と書いたのです。
それを、一方的に、現代の記事を「10割」嘘と断定するのは、いささか、危さを感じます。
自分の信じるもの、支援するものに少しでも反する情報は、100%嘘だと決めつけるという、危さです。
高市氏は不評ですね。しかしそれだけ評価される対象となる仕事ぶりや存在感があるという事だと思います。それなら他の国会議員や岸田氏が、誰もが納得する業績をあげて総理になったのかといえばそうではない。派閥を押さえる、という事ができたからに過ぎない。
高市氏が言葉だけの政治家というが、その言葉すら発しない議員より劣っているのでしょうか?私は島嶼県に住んでいます。不審船や某国の軍艦が平気で出入りしています。漁業従事者や島の住民は不安で仕方ありません。何も見ない聞かない話さない政治家は腰抜けにしか見えません。胆力のある私心の無い政治家は、多少能力が低くても(小泉首相のような)国民は支持します。
その不評な政治家が何故マスゴミのバッシングを受けるのでしょう。現在また「政治とカネガー」で騒がれてますが。
あなた自身、マスゴミと侮蔑している組織の言う事を信じているのですか?オールドメディアの恣意性はここで散々論じられてます。その記事を私は読んでいませんが、信ずるに足る内容なのですか?週刊誌を握って国会質問している議員の姿が目に浮かびます。
島嶼県が沖縄だとすれば、あの知事を何とかしなくてはいけませんね。
あんな知事がいるから、甘く見られて不審船や軍艦を引き寄せる面もあるのではないですかね?県知事の行うべき行為を逸脱していて、国益に反することを平気でやっています。彼は、一体どこの国の人なんでしょうか?
あの県ではありません。
あの知事は問題ですね。
沖縄以外で、いつも不審船や軍艦が平気で出入りしているとは、どういうことなんでしょう?看過するような話ではないですね。
その通りです。当事者以外は、あるいはオールドメディアが報道しなければ、そんなものです。
いつも、ではありませんよ。
かつて故安倍晋三氏の庇護の元大臣にまでは上り詰めた。熱烈な安倍支持により派閥を離脱し安倍晋三の寵愛を受けたが安倍晋三氏が凶弾に倒れ、目算が狂ったかとは思う。日本憲政史上初の女性総理大臣は、本命上川陽子伏兵国政に復帰した小池百合子と見る。
>本命上川陽子伏兵国政に復帰した小池百合子と見る。
小池さんは見た目を気にするポピュリストに思えますが、上川新外相は気になりますね。
今後の対米、対欧、対中外交次第で一気に首相候補になる可能性があると思います。
私は上川さんに詳しい訳ではありませんが、和製サッチャーの雰囲気を感じさせます。
派閥力学という難関がありますが、岸田首相よりかなりマトモに見えます。
今後注視したいと思います。
先日の国連総会やG7外相会合での動静を見る限り、上川外相はまずまず無難に滑り出したようです。外相は何かと目立つポジションなので、仕事ぶり次第では、河野太郎氏のように一躍総理候補と目されるようになる可能性もあるでしょう。
ただ、彼女にトップを目指す意思があるかどうか、そして国民を動かすような言葉を発することができるかという大きな課題があります。大方の政治家にとって、発信力は非常に大きな課題ですが、何しろ、菅、岸田と発信力にだいぶ問題のある総理が続きましたので、なおさらその点が問われるでしょう。
小池都知事は……まあ、発信力はあるほうだと思いますが……
いかん、変換前に送信しちゃいました。上記は私のコメントです。
日本初の女性首相の下で総選挙なら「自民圧勝」でしょう。
したがって自民が窮地の時に取っておいた方がいいのでは。
それは、今でしょ!