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View Comments (116)
インドで12人の命奪った…2時間で6万回落ちた「殺人雷」
https://japanese.joins.com/JArticle/308636?sectcode=A00&servcode=A00
う~む、2時間で61,000回の落雷ということは、単純計算で1秒当たり約8.5回の落雷があったことになります。安全な室内にいたとしても、生きた心地しないだろうなぁ......くわばらくわばら。
龍 様
これは怖いですね。
Windows98の時に、近所の落雷で、事務所のパソコンがクラッシュしました。
火災保険が下りましたけど、データ破損が痛かったです。
学校の新学期も始まったので、学生時代の雑感。
当方の通っていた高校では、9月の第2週に、夏休みの課題を範囲とした実力試験が実施されてました。70点以上なら当該科目の夏休み課題の提出免除だったので、今頃は必死に夏休み課題に取り組んでました。
そんな頃、当方はラジオの深夜放送を愛聴しておりました。
MBSのヤングタウンを聴いて、オールナイトニッポンの流れ。
イレギュラーに、故野沢那智氏と白石冬美氏のパックインミュージック、通称「なっちゃこパック」は好んで拝聴しておりました。
この番組のリスナー様の投稿がとにかく濃い。投稿の全文を読むのにCM跨ぎが当たり前だった。何故か、ペンネーム「失恋魔術師」と称するリスナーの投稿は、まさに短編の自分小説で未だに覚えてます(内容はありふれた恋愛体験の話でした)。
MBSヤングタウンは、笑福亭鶴瓶、明石家さんま、原田伸郎、笑福亭鶴光、谷村新司&ばんばひろふみ。面白かったなあ。番組ステッカーとキーホルダーは頂きましたが、ヤンタンバックは貰えなかったなあ。
で、肝心の夏休み明けの実力テストですが、課題を提出した覚えは無いです。
ながら勉強でも、それなりには出来たです。
遠い昔の夏休み明けの思い出。失礼いたしました。
ノブリンとビワリンは水曜でしたでしょうか?
布団にもぐって汗だくで七不思議のコーナーを聞いてました。
怪談後のノブリンの猥談で頭がそちらに集中して眠れなくなり。
ビワリンの声も可愛くて・・・顔が見たかったです。
セクシー〇〇 様
返信ありがとうございます。同士の存在は嬉しいです。
びわりんこと大津びわ子さんは、若い頃のコシノジュンコさんという感じでした。
びわりんが異動して、原田伸郎も木曜日に異動して、後釜のアシスタントが渡辺美里さんです。
「My revolution」がヒットして、ザ·ベストテンに出演した時は千里丘公園プールから歌ってましたねぇ。
小室哲哉氏もゲスト出演してましたが、当時は知らなかったです。
渡辺美里 My Revolution
https://www.youtube.com/watch?v=S4K6A8p3Yl4
土地家屋調査士様
こちらこそ懐かしいお話ありがとうございます。
びわりんは若いころのコシノさんですか。びわりんの
勝手なイメージがありますので検索しない事にします。
チェリーだったあの頃、びわりんのエコーの聞いたアノ声は
刺激的でした。
私も鈍一郎ゆずりでスケベです。m(_ _)m
思い出しました。
金曜日の谷村新司&ばんばひろふみと佐藤アナの猥談コーナー、「女性立ち入り禁止のコーナー」だ!。
すっきりしました。
土地家屋調査士様
> すっきりしました。
上手いですね~。べーやんはエロかった。
レジ袋100枚進呈。
セクシー〇〇 様
レジ袋、ありがとうございます。
年に1回くらい出演して、猥談を散々かまして帰る。
ベーやん、ヤベーやん。
君の瞳は10000ボルト。
クリステルの瞳も10000ボルト。
土地家屋調査士様
MBSは関西の毎日放送なので、結構地域性があるとは思いますが私も聞いてましたw
ヤンタン→オールナイトニッポンといった深夜ラジオは、携帯やネット環境は勿論深夜テレビもなかった時代の中高生定番の「世界への窓」といった感がありました
深夜ラジオ→世界の短波放送へと興味が移り、当時ソ連のモスクワ放送の日本語放送などを聞いて、色々手紙を出し各放送局からベリーカード(受信証明書)の返事をもらった思い出w
※コレきっかけでマルクス主義を知り「共産党宣言」などを読んだわけではありませんが
こんとん 様
返信ありがとうございます。
ベリーカード、懐かしいですね。Nationalの短波ラジオ、流行りましたよね。
MBSの電波出力は50kwだったので、深夜に限れば、かなり遠くまで電波は届くのですよ。
土地家屋調査士は全国1万7千人なので、身バレは怖いです。
少し前にasimov様のSFスレが合ったのでネタ投稿
2016年に地球外で撮影された「うちゅうじん」の衝撃映像!
https://twitter.com/historyinmemes/status/1698767244887482725
まぁひらがなにしてあるあたりで気づく人も多いでしょうがw、
欧州宇宙機関 (ESA) の宇宙船ロゼッタによって撮影された彗星の宇宙線と「宇宙塵」の映像です
解析処理後でしょうが、こんなにイメージ豊かな彗星の映像が見れるんですね。今は
宇宙塵といえば同人誌
wikiより
日本SF第一世代(1965年までにプロデビュー)
星新一、矢野徹、今日泊亜蘭、小松左京、筒井康隆、光瀬龍、宮崎惇(つとむ)、森優、石川英輔、小野耕世、眉村卓、平井和正、豊田有恒、斉藤伯好、加納一朗、伊藤典夫、高斎正、石原藤夫、広瀬正
日本SF第二世代以降
梶尾真治、堀晃、田中光二、清水義範、山田正紀、夢枕獏、斉藤英一朗、梅原克文
全員を知っていれば(日本)SFマニア認定
マジメなUFOの話
BS日テレ 深層News(2022.5.25)
https://youtube.com/watch?v=aUqTSdRTDfY&si=fpm5Rz9atKedghUB
コレをうけ
航空自衛隊→航空宇宙自衛隊になります
わんわん様
◯読んだことアリ
星新一、小松左京、筒井康隆、眉村卓、平井和正、豊田有恒、
△読んだかも?名前は知ってる
今日泊亜蘭、光瀬龍、広瀬正、田中光二、山田正紀、夢枕獏、
前にココで書いたか記憶が定かではないですが、私の中でのSFの定義は「現実社会での変数を一つ変更することにより現出する社会=仮想社会のシミュレートによる思考実験」なので、結構適用範囲は広めです。
上記のSF作家では筒井康隆と平井和正が好きでしたね。方向性は結構違いますがw
筒井康隆
七瀬三部作「家族八景」「七瀬再び」「エディプスの恋人」がmy favoriteです
平井和正
やはりウルフガイ・アダルトウルフガイシリーズですね
「エイトマン」(原作)
桑田次郎(マンガ家)・豊田有恒・辻真先・半村良等そうそうたるメンバー
アニメ主題歌作詞は前武で知られる前田武彦
エイトマン フルバージョン
https://youtube.com/watch?v=vcTELCKq7bo&si=zLVpmagt1w1x3AHl
今聴いてもカッコよい
わんわん様
筒井康隆とか星新一はほぼ読んだと思いますが、やはり真っ先に思い出すのは私も七瀬三部作ですね。面白いし怖いしエロいしw色々考えさせられた記憶があります
平井和正とか新井素子は当時の友人に鬼押しされました(新井素子をSFに入れると怒られるかもですがw)
わんわん 様
素晴らしい!。
懐かしいですね。映像まで見れるとは感激です。
当方が見たのは年代から再放送だったと思いますが。
前田武彦氏はゲバゲバ90分だけじゃなかったんだ。
平井和正氏の作品は、ウルフガイシリーズは読みましたが、幻魔大戦シリーズは挫折しました。
大神明が愛煙していたのはハイライトだったと記憶してますが、ハイライトは好みです。一服(一吸)で1本は吸えませんが(ww)。
わんわん 様
矢野徹氏は機動戦士ガンダムの原案になったといわれる、ロバート·A·ハインライン著「宇宙の戦士」の翻訳者ですね。
このハヤカワ文庫の後書きの、石川恭司氏と読者の感想バトルの方が面白かったです。
小松左京氏は、「復活の日」で鍵となる、殺人ウィルスMM-82は「Mars murder」という火星で発見されたウィルスとインフルエンザウィルスを遺伝子組み換えで生み出した、という設定でした。後に映画化されるも鳴かず飛ばず。
「さよならジュピター」は映画化前提の作品でしたが、やはり映画は鳴かず飛ばず。
ただ、松任谷由実さんが作った、
シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 林原めぐみ 劇中歌【VOYAGER〜日付のない墓標】歌詞入り
https://www.youtube.com/watch?v=y9exsg5MEgA
に庵野秀明氏が感動して、「シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 」の劇中歌にしたのは有名な話。
当方も同士です。「さよならジュピター」は小松左京氏の一番の傑作と思ってます。
特に昔からアニメを追っていた訳ではなく、エヴァは新劇場版のDVD(死語)から見ている程度ですが、紹介ただいた曲は聞いているだけで、歌詞を認識していませんでした。
なんというか、ここ十数年来の感動を得ています。ありがとうございました。
この年になると生死に関わる思索が多くていけません。
庵野氏は私より十程上なのですが、同じように年を経るごとに生死観の変遷があるのかもしれません。
同程度の感動を得た歌詞は、アニメではなくゲームですが、"Melodies of Life"です。
今となってはここには儒教の生死観が反映されていてソリが合ったのだと理解するようになりました。
すみません、返信での勝手に自分語りをお許しください。
元雑用係 様
おはようございます。
返信ありがとうございます。
映画「さよならジュピター」はいかにも低予算映画でがっかりしましたけど、収穫は宇宙空間の模型の出来の良さとラストに流れる松任谷由実さんの歌う、この歌でした。
最近まで、松任谷由実さんの隠れた名曲でCD化もされなかったはずですが、エヴァ効果で良く耳にします。
感動して頂けたなら、当方も紹介した甲斐がありました。嬉しいです。
小松左京
私はやはり日本沈没と(どれとはいえないが)短篇です
三浦友和
さよならジュピターといえ 当時 「三浦友和」主演 映画・ドラマはコケるという都市伝説が流布されてました w
林原めぐみ
TBSドラ『VIVANT』(ヴィヴァン)で声だけ出演してます
わんわん 様
おはようございます。
返信ありがとうございます。
>三浦友和出演の映画はコケる
これは知らなかったです。山口百恵さんとの「赤いシリーズ」、石原プロの「西部警察」はヒットしていましたので。
「さよならジュピター」では無重力S〇Xシーンだけが評判になりましたねぇ。
林原めぐみさんは現在もアニメ声優として御活躍中の御様子。
当方は綾波レイよりリナ·インバースの印象です。
映画 日本沈没(1973)のなかで 日本海側から漁船で脱出しようとする人たちに 陸上自衛隊ヘリから警告 「引き返せ。津波の恐れがある。繰り返しているが 韓国、北朝鮮では不法入国になり、上陸は許されない。」
との 場面。
ソ連と、中国でさえ 日本難民の受け入れを表明なのに。
笑います。
第一世代で作品を一つも読んだことないのは、今日泊亜蘭、斉藤伯好の両氏、第二世代以降で挙げられてる人たちだと斉藤英一朗、梅原克文の両氏くらいかな。それ以外の人たちは、全作品とは言いませんけど、主だったところは大抵読んでると思います。挙がってない人たち(宇宙塵の同人でなかった?)でも、半村良、荒巻義雄、かんべむさしあたりはだいぶ読みましたね。
でも、それ以降、例えば神林長平などは、名前は知ってるけど読んだことがないですねえ。
80年代頃には「SFの浸透と拡散」なんて語られてましたけど、今やそれが進み過ぎて、SFという枠組みの輪郭がとてもぼやけてしまっているような印象を持っています。小松左京や筒井康隆あたりは、かつて「士農工商犬SF屋」などと自虐していましたけど、もはやかつてはSF的とされた設定や手法はごくあたりまえのものになっちゃいましたから。
流石によくお読みになってますね
「御三家」とジュブナイルが主だったので
私の未読は↓感じ
日本SF第一世代
宮崎惇(つとむ)小野耕世、斉藤伯好、
日本SF第二世代以降斉藤英一朗
梅原克文を未読はいがいです
「二重螺旋の悪魔」「ソリトンの悪魔」は読んで損はありません
最近のエンタメ(小説)はSF的設定抜きには語れないところまできてますね
いや、第二世代以降だと、堀晃、山田正紀、かんべむさし(初期)くらいしかちゃんとは読んでません。そもそも小説自体あまり読まなくなっちゃったので。
なので、それ以降の作家については、偶々面白そうな作品に当たったら読むという感じで、作家を追うという感じではなくなっちゃいました。
そんななかで割と面白かったのはこんな感じです。
冲方丁『マルドゥック・スクランブル』(でも、続編は読んでない...)
森岡浩之『星界の戦旗』
笹本祐一『ミニスカ宇宙海賊』
まあ、見ての通り、ラノベ寄りですね。呑気に読めていいですよ。
第一世代+αの作品群については、書き出すと長くなりそうなので、またいずれ機会があったらということで。
旧統一教会 元信者ら“教団解散命令 早急に請求を”意見相次ぐ
2023年9月4日 17時53分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230904/k10014183591000.html
>こうした中、立憲民主党や共産党の議員が参加して会合が開かれ、元信者や信者の家族から聞き取りを行いました。
うーん、日本共産党は同じ事をやらかし続けてきた側なんじゃないですかね?
旧統一教会に返金求める「集団交渉」 請求総額は約40億円に
2023年9月4日 18時17分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230904/k10014183601000.html
>旧統一教会、「世界平和統一家庭連合」は「これまでと変わらず、集団ではなく個別に適切に対応してまいります」とコメントしています。
「敵戦力の各個撃破」って意味では「適切な対応」なんでしょうけど、所詮はウリスト系反社会的似非宗教団体だなぁと。
「非科学的教養人」による、ALPS処理水に対する攻撃のポイントが変わって来ているらしいです。
つまり、ALPS処理水に残るトリチウムについて、トリチウム自体の危険性を攻撃非難することから、トリチウムの体内残存による「体内被曝」に、攻撃の焦点を移し替えて来ているようです。
そこで、以下のような記事を見つけました。
JBpress 谷 龍哉 (2023.9.5)
トリチウムの生体濃縮を根拠にALPS処理水を批判する人に足りない科学的思考
(日常的にトリチウムを摂取している人間の体内には有機結合型トリチウムが存在)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/76814
この記事のポイントは、
1. ALPS処理水の海洋放出はトリチウムを「基準値以下に希釈」したうえで30年程度にわたって実施される予定であり、トリチウムを海洋生物が大量に摂取するような状況にはなりません。
2. 体内被曝などの生態に対する影響を考える場合には、「しきい線量」(=閾値)という別の値がまた、判断の基準値になります。「閾値線量以下であれば影響が生じない」、以上であれば影響が生じる基準になります。
3. 自然界には天然の放射性物質があり、これらの物質は、常に人体内に摂取され、又、体内から排出されています。その間、ある一定の放射線量が体内に残存していることになりますが、その残存値が、「閾値」を超えなければ、問題ないと考える訳です。
4. 科学的な思考による判断とは、このようなことであり、人間が自然界と付き合う、自然界の中で安全に生きて行く基準とは、このような考え方によることになります。何故なら、自然界に自然にあるものを、その単体物質に危険性があるからと言って、人間がその物質を自然界から完全に無くすことは出来ないからです。
又、ある値を超えれば危険な物質でも、ある値以下であれば、有用な性質があり、それは人間が生きるために重要な要素であったりする訳です。薬なんかは、そのような物質の典型例です。
以上のようなことが、纏めて分かり易く書いてある記事です。ご興味があれば、ご一読を。
さより様&皆様
当該記事は拝読しましたが、記事内でミスリードがあるように感じましたので注意喚起を。
記事内2ページにてリンク参照している環境省の資料「第3章 放射線による健康影響 3.1人体への影響」
https://www.env.go.jp/chemi/rhm/h28kisoshiryo/h28kiso-03-01-04.html
及び「第3章 放射線による健康影響」
https://www.env.go.jp/chemi/rhm/h30kisoshiryo/h30qa-03-01.html#:~:text=%E2%91%A0%E7%A2%BA%E5%AE%9A%E7%9A%84%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E3%81%A8,%E3%81%97%E3%81%8D%E3%81%84%E7%B7%9A%E9%87%8F%E3%81%AF%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%E3%80%82
にも記述ある通り、
①確定的影響とは、大量の放射線を浴びることで細胞死が起こり、組織や臓器の機能喪失や形態異常が起こることです。
②確率的影響とは、細胞の突然変異により発生する影響です。
③確定的影響にはしきい線量※があり、確率的影響にはしきい線量はありません。
そしてトリチウムの①「確定的影響」のしきい線量とは胎児でも0.1sv~成人で数sv(単位はミリでもマイクロでもありません)であり、処理水放出などで論じられるレベルではなく大きいこと。
一般的な処理水放出の影響の文脈で語られる、環境的影響や生態的影響は②の「確率的影響」であり、しきい線量はなく、放出濃度や内部被曝の確率などの別の面から安全性を考えるべきと思います。
当該記事では「確定的影響」で用いられるしきい線量を「確率的影響」で用いていると思われるので、鵜呑みにして誤読してしまうと誤解してしまう危険性があります。
確率的影響を論じる場合は、放出されるトリチウムの濃度、体内に取り込んだ場合の内部被曝の確率、β崩壊時のエネルギー量と影響、等の影響が自然被爆に比べ無視できるレベルに小さいという観点で論じるべきだと思います
こんとん様
>記事内に、ミスリードがあるように感じましたので注意喚起を。
別にこの記事を擁護する訳ではありませんが、「ミスリード」でしょうか?
ご指摘の点については、参照リンクもキチンと記載されております。
参照元には、以下のように書かれております。
(1)「一方、放射線防護において、確率的影響にはしきい線量はないと仮定されています。この仮定に基づくと理論上どんなに低い線量でも影響が発生する確率はゼロではないことになります。」
(2)「100~200ミリシーベルト以下の低線量域については、放射線被ばくによる確率的影響を疫学的に検出することが極めて難しく、国際放射線防護委員会(ICRP)は、低線量域でも線量に依存して影響(直線的な線量反応)があると仮定して、放射線防護の基準を定めています。低レベル放射線によるがんのリスクを評価する場合には、主に広島・長崎の原爆被爆者集団の疫学調査の結果を用いています。放射線被ばく線量とがん発生の関係はおよそ150ミリシーベルト以上では、ほぼ直線的に線量と共にリスクが上昇することが分かっています。しかし、150ミリシーベルトより低い線量では、直線的にリスクが上昇するかどうかは明らかではありません。また原爆のように短い時間に高い線量を受ける場合に対して、低い線量を長時間にわたって受ける場合(低線量率の被ばく)のほうが、被ばくした総線量が同じでも影響のリスクは低くなるような傾向が、動物実験や培養細胞の実験研究で明らかになっています。」
どうなのでしょうか?この世界で、ある事象の確率0%=反対事象については100%、という事はないでしょうね。つまり、この世界に「絶対はない」ということです。だからこそ、この旨は(1)に書いてあります。
(こういう表現を読むと、科学は自然に対して謙虚だなあ、と感じます。)
>自然被爆に比べ無視できるレベルに小さいという観点で論じるべきだと思います
これは、自然界にあるトリチウムと、放出されたトリチウムは、別のものということでしょうか?
放出されたトリチウムも、元から自然界で自然発生するものも同じものではありませんか?
それで、放出の影響により自然界全体でトリチウムの総量が増えることにより、トリチウム濃度が上がるかどうかの影響を見るために、30年間検査を続けるという事を、日本政府は宣言しているのです。
日本政府のこの対応は、何て科学的な姿勢なのでしょうか?
この対応こそ、科学的な方法論を「知悉」しており、自然界に対して謙虚な姿勢だと思います。
尚、何をどのように説明しても、絶対に反論を止めない「非科学的自称教養人」もいるようですので、記事中にも、
⇒⇒「なお、科学を根本から否定する猛者もいるため、何を伝えても意味がない人が一定数いることに触れておきたく思います。」
と、筆者は、始めにわざわざ断り書きを入れております。
この記事と、参照リンクの環境省の記事を、「科学的な思考法」で読めば、科学で維持されている現代社会の科学的な思考法と方法論が理解できると思います。
まあ、この辺りをしっかり理解していけば、C国の原発排水の高濃度の影響を受ける人達は、大丈夫なのか?という方向へ、「科学的な論点」が移って行き兼ねないので、C国も、日本を攻撃し続けることは、ブーメランになって自国に返ってくるかもしれませんよ!
尚、確率とは、突然変異が起こることでもあります。人体内では、毎日行われている膨大な回数の新陳代謝による細胞の再生過程で、日々、がん細胞が発生していると言われており、これも又、日々免疫細胞によって、排除されているとのことです。
これは、がんを発症していない人の体内でも日々起こっていることです。
何でも、免疫細胞の力の低下により、80歳位で、免疫細胞の力ではがん細胞をやっつけきれなくなるということも言われたりしたことがあるようです。
又、現在我々現代人が、利用している薬や食品添加物や残留農薬などの化学的な物質は、300年間位使用し続けなければ、人体には影響がないレベルの濃度と量で使われているとのことです。
(多分、先進国では、という但し書きが必要かもれませんが。)
300年間も生きる人はいないのですから、無農薬無化学肥料の有機栽培などや、化学添加物にもそれ程こだわる必要は無いように思うのです。が、味は、有機栽培の方が良いことは事実ですし、化学調味料よりも天然の調味料の方が味が深いような気もします。
この世界は確率の世界であり、1兆分の1、1京分の1、で起こることも確率的には発生すると認めることが科学の世界ですが、さて、こんな確率で起こるかもしれないことを、果たしてこれをゼロにするために、「科学的に努力」するべきなのでしょうか?
この世は、確率の世界である以上、人間には殆ど影響がないだろうと言う所で、確率の線引きをしなければ、人間は自然界の中では、「人為的・文明的に」生きていけません。
この線引きをするのが、「科学」であるとも言えます。
>さより様&皆様
結論(回答)が間違っていると言ってるのでなく、論法(手法)が間違っていると言っていることをご理解下さい。
福島処理水放出に対して「しきい値以内だから安全だ」という理論展開をされた時に、(私が処理水反対派ならば)間違いなくこの誤用部分を突きます。
こんとん様
もし、この記事が閾値にしか触れてないという所を突かれても、直ぐに反論出来る事です。だから、そんな事は無駄な突っ込みになるだけです。
こんとん様
多分、「確定的影響」に関する考察が不十分かと推察致します。もし、元のJBpressの記事に、確定的影響に関する記述を加えるとしたら、日本政府は、それに対する対策として、自然界と同等レベルまで十分に濃度を希釈し、更に念を入れて30年間、濃度測定を続けることにしている、という事を説明すればいいはずです。つまり、処理水放出による自然界に於ける「増加差分」をチェックし続けるという事です。これは、自然発生するトリチウムと、放出水のトリチウムは、全く同じもので、個別に識別出来る訳では無いので、総量が増えているか?そして、その総量をチェックする為に世界中の海水を調べる訳にも行かないので、「濃度」の検査を継続して行くということです。
ちゃんと、科学的論理構成の上で行われているのです。
こんとん様も、単にミスリードと言わずに、このような日本政府の対応を引き合いにして、注意喚起して頂ければ、皆さんの理解も正確になったと思います。科学的な知見がおありなら、不安を煽るような方向で話の展開をするのでは無く、問題点を指摘しつつ、安心安全を齎す方向での話の展開をして頂ければ、読む側の勉強も進むのでは、と思います。
又、日本政府は、検査を続ける中で「有意」にトリチウム濃度が高くなった場合には、直ぐに放出を中止するという事も宣言しています。
科学的思考には、個別知識も必要ですが、個々の知識が全体の中で、どのように扱われるべきか?や、相互にどのように影響し合うか?など、総合的に評価・判断・利用する知見・見識・識見などの力が必要です。
日本政府は、それらを総合して、今回の対応をしている訳ですから、とりあえずは、文句は言われる必要がないのです。
それより、C国は、ここまで考えて原発水を放出しているのか、その近隣に住んでいる住民の事が気に掛かります。
さより様&みなさま
これ以上は平行線でしょうから繰り返しませんが、結論(回答)が間違っていると言ってるのでなく、論法(手法)が間違っていると言っていることをご理解下さい。
リンク先2ページ目の論法
・しきい線量とは、確定的影響が全体(集団)の1%の人に脱毛・白内障・皮膚障害などの症状が現れる線量のことを言い、しきい線量以下であれば影響が生じない、以上であれば影響が生じる基準になります
・つまり、放射線を浴びたかどうかではなく、「浴びた線量」が問題になるため、しきい線量以下であれば放射線による健康被害はありません。
これを理解しやすい数値で置換すれば
脱毛が生じる(4000mSv)/白内障(500mSv)/皮膚障害(5000mSv
)のしきい値線量以下であれば健康被害がないと断言してるのです。その際にがん・白血病・遺伝性影響等の確率的影響は全く無視されています。
この理論構成は私のような素人でも突っ込みます。もし反論があればこの部分の理論構成と私の誤解?部分でお願いします。
https://www.kangenkon.org/houshasen/health02.html
今ググったところレントゲンの放射線量は胸部で0.06mSv・胃で3mSv、日本人の平均自然被曝量は年間2.1mSvです。
ALPS処理水の放出時の告知濃度上限は毎日2L飲んでも年間1mSv未満になるように設定されています。これは限界上限で放出後海水海流で希釈されるし実影響は桁2つは下がるでしょう(ここは私の推量です)
ツッコミ不可避な「しきい値未満は安全」理論ではなく、現実的なリスク比較理論で安全性を理解するべきという私の結論は変わりません
最後にもう一度繰り返しますが、日本政府の対応にも処理水放出にも全く不満はありません。ただリンク先の谷 龍哉氏の論理展開が誤っていると指摘しているだけなのです
さより様、こんとん様
ちょっと議論に割り込ませていただきます。
議論の対象となっている、谷 龍哉氏の論考。JBPressの当該記事に、ネット情報アナリストという紹介がついていますが、情報収集及び分析に高い能力をお持ちの方だと思います。ただ記事中 、"Journal of Enviromental Radioactivity" 誌掲載の論文をおもな論拠として、「生体濃縮」論への反証を試みているのですが、わたしはこれについては、却ってマズいんじゃないかという気がしないではありません。
>トリチウム水を体内に取り込むと94~95%がトリチウム水のまま約10日で体外へ排出され、残りの 5~6%が有機結合型トリチウムに変換され約40日(短半減期)もしくは約365日(長半減期)で排出されます。
と紹介した後、論文に書かれている通り、
【排出期間(生物学的半減期)】
トリチウム水:約10日
有機結合型トリチウム短半減期:約40日
有機結合型トリチウム長半減期:約365日
と書かれているのですが、これ、「生体濃縮ガ~」と連呼している連中に対して、むしろ燃料補給していることになりかねないかも知れません。なにせ5~6%と言ったら、決して無視できる割合ではないですからね。どうせ後に続く文章なんて読みはしないし、理解も出来ない。さらに、わたしが最も問題だと感じるのは、生体濃縮があると認めた上での文章が、その危険性を直接否定できる体裁になっているとは、思えない点です。
おそらく谷氏が、見落としたのか、あるいは重要だと思われなかった点は、論文のデータが、イギリスのカーディフ湾(元アマシャム,現GEヘルスケアの放射性化合物の製造工場がある場所)、およびフランスのラ・アーグ核燃料再処理施設周辺で行われた研究の結果だというところです。福島の放流などとはおおよそ比較にならぬ、そんな特殊な場所でしか計測不能な、事象を扱ったものだということは、まず抑えておかねばならないでしょう。
「生体濃縮」ですが、これは植物でしか起こらない現象です。光合成をやれば含まれる含まれる水素(ときによってはトリチウム)が、糖などの有機産物のあらゆる部位に取り込まれる。だから、環境水より高濃度となる「濃縮」も起こりうる、論文で水底の沈殿物中に高濃度に含まれているトリチウムというのは、分解されにくい繊維質に含まれるものが主でしょう、貝類など繊維質を分解して栄養にする能力をもつ動物に摂取され、それが、さらに大型の動物の餌となって、食物連鎖の環に入っていく。
動物では、基本的にトリチウムの有機化は起こりません。タンパク質、脂肪などの高分子物質が加水分解される際に、アミノ酸、有機酸のような有機物質の一部となることはありますが、それが体内で再利用され、高分子化する過程では、一旦分子に入り込んだトリチウムは、加水分解の逆の化学反応で、水となって離脱しますから、有機化されたトリチウムが動物の体内に蓄積していくことは起こり得ないのです。
「有機結合型トリチウム短半減期:約40日」
というのは、普通の新陳代謝で減少していく、トリチウムのことでしょう。
「有機結合型トリチウム長半減期:約365日」
は、おそらく体内に蓄積されて長く分解されない、体脂肪がメインと思われます。いずれにせよ、こんな動物体内での動態を計測しようと思えば、いかに高精度の装置を使おうが、よほど高濃度のトリチウムを含む植物性の餌を喰っていない限り、不可能と言えるはなしです。
「ずっと低い環境水のトリチウム濃度下でも、スケールこそ違え、同じことは起きてるはずだ」なんて言い出す輩がいれば、「お前、そのスケールを、どの程度の大きさと考えてるんだ」で、お仕舞いです。実際そんな反論がありうることすら、想像もできない人間なんですから。
世間では高名な「社会学者」などで通ってはいても、このような理屈に無知で、理解しようと努力する気すらない人物には、「生体濃縮」などという議論に首を突っ込む資格はないでしょう。まあ、言論の自由が保障される日本では、言うだけなら勝手ですが、いまやネット空間では、彼らの吐く愚論など秒殺されてしまう。思えばわれわれが住むこの社会、急速に知的なものに変容していってると言って良いんじゃないでしょうか。
、
訂正したとき変な表現になってしまったのを見落として,送信してしまいました。
「含まれる含まれる」→「水に含まれる」です
伊江太様
生体濃縮と還流?(適切な用語が思い至りませんでした。水素とトリチウムが置換されるが並行的に逆もあるので環境水以上の平衡とならないこと)を同義的に捉える人は居るかも知れません。というかX界隈でよく見ます。
そのあたりは東電の海洋生物の飼育試験(環境水のトリチウム濃度を上げればその分ヒラメの濃度も上がり、下げればヒラメの濃度も下がる)が具体的な解りやすい反証となると思えますね
https://www.tepco.co.jp/decommission/progress/watertreatment/breedingtest/
ひとつ上のこんとんさんのコメントについて
あ、このサイト引用して、トリチウム汚染ガ~と言ってる連中を説得しようとしても、それは全く意味ないんですよ。
何せ、国ないし東電がいうことは、すべてウソ、あるいは、ヤバいデータを隠蔽しているという、信念に凝り固まってるんですから。
その中でも、まだ比較的マシな部分だけでも引っ剥がそうとするなら、少しでも「トリチウム危険」の口実になりかねない「科学的知識」なるものは提供してはいけないのです。
その意味で、たとえそれがある科学的事象を説明したものであっても(正確を期そうと考える人は、ツイツイやっちゃうんですけどね)、「生体濃縮あり」なんてところから、議論を始めるのは、止めた方が良いと書いたんです。
伊江太様
了解です。私はオープンスペースでの議論はだいたい対話者よりROM者を意識して行っているので、非科学者を説得するきはあまり無いですw
国や東電やIAEAが信用できないという輩には
データは第三者検証可能なんだから、なぜその信用できないデータを誰も検証しないの?放水口や周辺海域で検証して捏造や隠蔽を発見したら英雄なのになぜ誰もやらないの?って煽って終わりですねぇ
元記事は読みましたが、確かに簡潔によくまとまった記事だと思います。そして、この記事に正しく突っ込めるだけの知識を持っているのであれば、おそらくは何らかの「意図」を持って処理水を非難しようとしている人たちだと思われるので、どれほど正確な説明を行ったとしても、切り貼りとか様々な修辞的テクニックを用いて、「やはり処理水は危険なのだ」という結論に無理矢理にでも持って行くでしょう。そして「処理水は危険だ」と思いたい人たちにとっては、専門的に正しく精緻な説明を試みようとしても、「わけのわからん話をして有耶無耶にしようとしているのだ」という印象を与えるだけなのではないかと危惧します。
世の中には、放射性物質というだけで、何かとんでもなく恐ろしく、人体に大きな害を与えるものだと思い込んでいる人たちが少なからず存在するように思います。実際には、トリチウムはβ崩壊するにあたって18.6keV以下というごくごく弱いエネルギーしか放出せず、人体の皮膚を透過できない程度のものでしかないので、レントゲン撮影などよりもよほど安全なんですが、「そんなはずはない。なんたって"放射性物質"なんだから」とでも言い張りそうです。きっと、そんな人たちは、「原子炉で生成した『放射能』は自然の『放射能』よりも危険なのだ」という言説ですら容易に信じてしまうことでしょう。
そういう意味では、この記事を理解できない、または理解したくない人たちも、きっとたくさんいるんだろうなぁと想像します。残念なことですが。
ここでふと思いついた素朴な疑問。
トリチウムと言ったって、化学的には普通の水素と同じなので、処理水の中でトリチウム原子がふらふらしているわけはなく、THO(ごくまれにT2O)という形で存在しているのではないかと思うのですが、THOであれば、間違いなくH2Oよりは重いはずであり、ならば遠心分離器にでもかければ、完全に除去するとまではいかなくても、ある程度は減らせるのではないかと思ったりもするんですが、どうなんでしょう?
ALPSの仕組みがわかってないので、よくわかりませんが、そのような処理を改めて行ってないとしたら、私が思いつくのはこんな感じの理由です。
a. THOになっているのはごく一部で、多くはトリチウム・イオンの形で処理水
中に存在しているので、遠心分離機では分離できない。
b. 原理的には可能性があるが、投入コストとトリチウムの危険性とを考えると
全く引き合わないので実施していない。
aならば原理的に無理ということですし、bならばコストの問題です。どちらであっても、妥当性はあると思いますが、実際のところどうなんでしょう?それとも、上記2つ以外の何らかの理由があるのでしょうか?
想像ですが、恐らくbの問題に近いかと思います
以前近大が技術期に可能であるという記事は見かけましたが、実用化にはコスト(量的)的な問題で難しいという論評を見ました。
大量に存在するトリチウム水(HTO)に対して時間単位量で分離できるのはごく僅かであり、コスト的にも合わないし分離する意味もないので実用化されていなかったと思います。
よく言われる研究室レベルでは可能だけど、実用化は難しいと言うやつだったかと。
おっしゃってる近大の記事は下のヤツですかね?
以前にも少し議論がありました。詳しいわけではないんですが、比重差があまりないので遠心分離では難しいと聞いたことがあります。
軽水と比べて沸点が高かったり、毛細管現象への感度が違っていたりと物性の違いがあるそうで、それらを利用した分離技術はあるようです。
が、薄めて捨てることとのコスト比較で勝てる方法は無いのではないかと思います。
漁っていたらこんなのを拾いました。
トリチウム分離に係る工業技術
https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/140115/140115_01d.pdf
過去にasimovさんが紹介してくれた記事
https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2018/06/012947.html
過去の議論で思い出しました。
処理水のトリチウム濃度が十分低いので、分離技術はあまり効果がないという指摘もありました。
残念ながら、そのコメントが見つかりませんが。
こんとん様&元雑用係様。
ご教示ありがとうございます。要するに、莫大なコストがかかる割に大した効果が見込めないということのようですね。ふむ、どこぞの「汚染水」論者には教えたくない話だな(笑)。
そもそも、工業用トリチウムはとても高価なものなのだそうで、少々の手間とコストで分離できるならば、やってないはずはないですもんね。海水からウランその他を分離・回収する技術が十分商用化できるようになったら、話は変わってくるのかもしれませんが。
ところで、ついでの素朴すぎる疑問。
トリチウムはβ崩壊してリチウム3になりますが、THOを構成するトリチウムがβ崩壊すると、どうなるのでしょうか。バラバラになる?あるいは水酸化リチウム(LiOH)に変化したりする?
# すいません。何分、化学は高校の頃の化学Iでおさらばしたもんで......
化学は専門家も複数いらっしゃいますのでお答えしづらいですねー。(笑)
龍様
そもそも毎年、福島から放出される22兆ベクレルの数千倍に当たる数京ベクレルのトリチウムが宇宙線により自然生成されている訳で、わざわざ福島由来のトリチウムを分離精製する必要がないものと思われます。(まぁ濃度的に精製コストは安くなりそうですが、精製の必要がなければ希釈して放出が一番合理的な選択だと思います)
トリチウム水のβ崩壊について、専門家のツッコミ待ちですがw
トリチウムはベータ崩壊してヘリウム3になるので、単純に考えれば
H-O-T から結合が切れて、H-OとHeになるのではないですかね。
ざっと検索しましたが(単純すぎて?)壊変に伴うHTOの化学変化は見つけられませんでした。
置換トリチウムのβ崩壊に伴う高分子・DNA構造変化の分子シミュレーション
https://www.ims.ac.jp/publications/letters84/84_15.pdf
HTOではないですが、高分子でもβ崩壊に伴い結合が切れると書いてあるので挙動は同じではないかと思います
※壊変に伴う構造変化でDNA損傷が受けると心配する人もいるでしょうけど、紫外線からの損傷等と同様に「修復酵素」により修復されるので問題ないそうです
(勿論上限量はあるでしょうが、充分過ぎるほど低レベルと云う話です)
龍 様
当方、専門家ではありませんが、無い頭をフル稼働させて回答させて頂きます。
>トリチウムはβ崩壊してリチウム3になりますが
これは、ヘリウム(3)(三価)になります。
トリチウム(三重水素)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E9%87%8D%E6%B0%B4%E7%B4%A0
ヘリウム3(三価ヘリウム)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A03
水素原子に核分裂反応で余った中性子が水素分子に取り込まれて、トリチウムになると考えます。
トリチウムがベータ崩壊をすると、中性子1、陽子2、電子2のヘリウム3となります。
>THOを構成するトリチウムがβ崩壊すると、どうなるのでしょうか
解らない、が正解と思います。ですので、純水中のTHOのトリチウムがベータ崩壊した、と仮定します。
THO→³He+OH⁻
とヘリウム3と水酸化物イオンになります。
ヘリウム3は原子構造が安定してますので、ヘリウム3は単独で飛び出し、大気中に放出され、軽い気体なので、大気の上層部に行くと思われます。
ヘリウムの原子構造の安定とは、原子周期表の右端の元素は電子配列が安定しているからです。
原子周期表
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%A8%E6%9C%9F%E8%A1%A8
原子の電子配置という概念がありまして、
「各元素の物理的・化学的な性質は、主に外側の軌道にどのように電子が充填されているかで決まる。例えば、貴ガスは最外殻の電子がいっぱいで安定な電子殻であるため、価電子による結合力が無く、いわゆるファンデルワールス力しか結合力が無いことが、その性質を決めている」
という理論です。
電子配置
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E9%85%8D%E7%BD%AE
ここの「基底状態の電子配置表」が判りやすいのですが、K殻の1S軌道上には2個の電子が収容できまして、その状態の原子は安定している(基底状態)、ということです。水素原子は電子数1ですが、自然界ではH₂分子として存在するのも、分子としては陽子2個の電子2個の基底状態で安定しているからです。
ヘリウム3も陽子2、電子2の基底状態ですので、水分子から分離され、ヘリウム3単体で飛び出します。
ヘリウム3はヘリウムより中性子が1つ足りませんので、何らかの中性子が衝突すれば、中性子を取り込むはずです。
原子の基底状態にある、原子周期表右端の、ネオン、アルゴン、キセノン等も基底状態ですので安定した原子です。
「アルカリ金属は、貴ガスに電子を1個追加した配置である。電子を1個取り出して、貴ガスと同じ電子配置になった方が、中性でいるよりも安定である。このため、1価の陽イオンになり易い。同様の理由でアルカリ土類金属は2価の陽イオンに、ハロゲンは1価の陰イオンになり易い。」
アルカリ金属のナトリウムやハロゲンガスのフッ素が自然界では激しい反応を示すのも、上記の理由からです。
THOのトリチウム水から、トリチウム→ヘリウム3となり、ヘリウム3が飛び出せば、OH⁻の水酸化物イオンが残ります。
今は純水中で、と仮定してますが、海水中であれば、水酸化物イオンは、硝酸イオン、硫酸イオンの次にイオン結合力が高いですので、何らかの陽イオンと結合すると思われますが、どの陽イオンと結合するかは判りません。イオン結合力の高い陽イオンと結合するからです。
イオン化傾向
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E5%8C%96%E5%82%BE%E5%90%91
以上のことは、大学の化学で勉強したことで、高校の化学Ⅱでは学習範囲に入っていないはずです。
(イオン化傾向は化学Ⅰの範囲かも?。)
尚、昔の知識で語っていること、実際にTHOがベータ崩壊した場合は当方の推論ですので、正確な知識をお持ちの方はどんどん訂正を入れて頂ければ幸いに存じます。
>化学は専門家も複数いらっしゃいますのでお答えしづらいですねー。(笑)
本当にそうです。当方、化学の専門家ではありませんので間違いはあると思います(ww)。
お二人の果敢なトライに敬意を表します。
そういや、トリチウムがβ崩壊したらHe3ですね。希ガスなので答えは簡単な気がします。
Liだとすると土地家屋調査士さんがおっしゃるように、どの反応が優先されるかよくわからない世界でした。
土地家屋調査士様
素晴らしいです。非常に理解しやすい説明で、当方のふわっとした理解に土台が座った感がありますw
えー、まずはお詫びと訂正を。
Tがβ崩壊した行先はリチウム3ではなくてヘリウム3でしたね(Wikiにもそう書いてある)。なので、「素朴過ぎる疑問」自体が疑問として成立していませんでした。深くお詫びします(_o_)
こんとん様、土地家屋調査士様、ご教示ありがとうございます。
そこで、ついでのついでに、化学および核物理学のド素人がふと思った疑問なのですが、THOを構成するTがβ崩壊したらヘリウム3と水酸基に分解するはずだというのは理解できたのですが、β崩壊に伴って放出された電子の行方はどうなるのか(どこぞの分子に捕獲されるだけ?)、また水分子における水素と酸素の結合エネルギーはかなり大きかったと記憶してますが、Tのβ崩壊に伴ってTとOの結合が消滅した際、その結合エネルギーは何らかの形で放出されるだけという理解は正しいでしょうか?
龍 様
流石の御指摘です。そこを追加しようと思ってました。
トリチウムは電子1個、β崩壊してヘリウム3の電子は2個。
電子は何処から出てくるの?、と調べてみたら、近くの原子(分子)からパクってくるのだそうです。それが専門家の見解だそうです。ソースは明日でお願いします。
結合エネルギー収支はちょっと調べさせて下さい。
2H2+O2→2H2Oの化学反応で熱エネルギーが出るので(水素自動車の内燃機関の方)収支はマイナス(何処かからパクってくる)なのか?。
エネルギー保存法則を忘れるとは、基本中の基本なのに。
化学肥料合成のため 水を電気分解した際の副産物に 重水が得られるらしいです。
主目的は 水を電気分解して水素を生成、その水素からアンモニアを合成、肥料の素にするというものです。
天然の水には 微量の重水が含まれています。
軽水より物理反応性の低い重水は 電気分解で残りやすく濃縮されてきます。
この副産物の重水をナチスは核開発に狙っていました。
重水よりさらに物理反応性の低い 三重水素水ですから 膨大な電気分解を繰り返せば 濃縮は可能と思います。
もちろん トリチウム濃縮を主目的に電気分解をおこなうことは 愚かと思います。
どみそ 様
wikiだと、トリチウムは1グラム300万円(2004年)だそうですので濃縮して取り出すにはコストが高い、しかも、水爆の核融合反応の燃料になりますので、IAEAの査察が入るでしょうから、まともな国家は行わないと信じてます。
龍 様
β崩壊の電子関連のソースです。
https://jp.quora.com/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%81%8C%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E3%81%97%E3%81%A6%E3%83%98%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E5%8F%8D%E5%BF%9C%E3%81%AE%E5%89%8D%E5%BE%8C%E3%81%A7-
お手数をおかけして申し訳ありません。
なるほど、Tのβ崩壊によって放出される電子は元々大したエネルギーを持ってないので、そのままヘリウム3イオンに捉まってしまうなんてこともしばしば発生しそうですね。
# 一応、化学Iで酸化と還元くらいは習ったはずですが、きちんと理解
# できてるかどうかは......すいません、その程度なもんで。
土地家屋調査士様
全く関係ないですが、リンク先3つ目のIsihara Ariya氏の炭素原子を数えるアルバイトの話好きですw
こういう真面目に構成されたジョーク大好きです
一時ニコニコで流行した「無駄に洗練された無駄のない無駄な踊り」を思い出しました
ホンの1日程、当欄を見ないうちに沢山の返信コメントが書かれていたので驚きました。
いろんな角度からのコメントがあり、本当に勉強になりました。
所で、最初のこんとんさんの返信は、確率的影響で論じるべきだということでした。
確定的影響は、閾値を考慮する必要も無い程、放射線量は少ないのだから、ということですね。然し乍ら、確率的影響を考慮する値は、100ミリシーベルト以上とも言われています。ですから、元々確率的影響を考慮する必要も無い位に低い値なので、言及しなかったというように解釈して読んでおりました。
この谷氏の記事は、有機結合型に関してとやかく言うことに対する反論を意図して書かれたものですから、その反論の根拠として、確定的影響を持って来て「閾値」という論法を使ったのだと思います。
わざわざ、確率的影響について言及する必要も無いだろうという考えで書かれたのだろうと思います。
まあ、とやかく言うことでもないのですが。
9月1日に発足の「内閣感染症危機管理総括庁」長官に就任した栗生俊一氏は、東大法卒のスーパーエリート。だが、霞ヶ関界隈の評判はなかなか複雑(!)のようです。同氏は、実質的に岸田首相を支える官房副長官の一人で、また昨今巷を賑わせている「木原問題」にも顔を出すなど多忙な方のようです。
日本政権の中枢を担う「官邸KKK軍団」。
不詳息子問題、妻妾同時進行と妻元夫事件、事件揉み消し介入疑惑等など、本来の業務よりもプライベートの諸事に奔走されている感のある方々ですが、はたしてこの「官邸KKK軍団」に日本を任せて良いのか?? 不安ばかりがつのります。
『デイリー新潮』(2023/9/5)
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/09050600/?all=1&page=2
ラジオ番組での高橋洋一氏の発言ですが、
ALPSなる、放射性物質を除去する装置は世界に当たり前にある装置ではないようです。
自分は、IAEAや東電が出す数値から 放射性物質が除去されてるんだなと理解しますが、そもそも そのALPSなる装置の技術が凄すぎて信じられない人もいるのではないのか?
例えるなら、ワープ装置があって東京大阪間を数秒で移動した現実を実際に見ても、嘘だ信じられないとなるのかも。
つまり、何がいいたいかというと 時にオーバーテクノロジーは どんなに説明しても理解出来ないものなのかも知れません。
ちなみに日本のALPSはかなりの性能らしく、ここまで除去出来る国はほぼほぼないようです。
となると、中国のいう放射性物質に触れてるか触れてないかは“技術的に出来ない国”にとっては重要なのかも。
今まで中国は政治的嫌がらせで反対していると思ってましたが、もしかして本当に反対してるのかも知れません。
「十分に発達した科学は魔法と区別がつかない」と言ったのは誰でしたっけ?
確か、高名なSF作家だったように、うっすらと記憶しているのですが。
サー アーサー.チャールズ.クラーク(A.C.クラーク)です
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%81%AE%E4%B8%89%E6%B3%95%E5%89%87
そっか、A.C.クラークでしたっけ。
全然関係ありませんが、ご紹介いただいたクラークの第二法則を見て、ふとあるキャラクターのセリフを思い出してしまいました。
曰く、「できそうもないと思えることでも、できるまでやればできる」
こんなことを先輩にシレっと言われてしまった後輩はなかなか大変であります...
旧統一教会に「過料」7日に裁判所に求めることを決定 文科省
2023年9月6日 16時10分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230906/k10014185221000.html
>教団は5日、ホームページで「当初から、質問権の行使は違法であり、回答する理由はないと考えてきたが、当法人のコンプライアンスや社会と国民に貢献できる公益法人としての歩みを正確に伝え、少しでも理解してもらうために、信者らのプライバシーおよび信教の自由などを守りつつ、質問に毎回、真摯(しんし)に回答してきた」と掲載しました。
日本社会に寄生し、対日レイシズムを掲げて日本人の奴隷化と搾取を推し進める旧統一教会が、日本社会や日本国民に貢献出来る点などあろう筈がなく( -o-)y━・~~
>そのうえで「そもそも当法人が解散を命じられる事由はなく、過料は認められない」として、文部科学省が裁判所に過料を科すよう求めた場合には、徹底的に争う考えを示しています。
そりゃまぁ、日本人を奴隷化し、搾取する事を正しいと定義する宗教なんだから、日本人を奴隷化し、搾取する事を間違いであると指摘されても理解出来る筈がないですよね。
タリバンからすると、女性に対する諸々の人権侵害も「正しい」のと一緒。
だからこそ、日本社会で日本人と共生不可能な存在として排除するしか無い訳で。
クロワッサンさま
旧統一教会の解散請求も視野に入っている、とのことで、喜ばしい限りです。
こんな宗教法人を放置してきたことが、恥ずべきことです。
それにしても、次の内閣・党役員人事でも「萩生田政調会長を厚遇する」というのはどうも理解できません(安倍派の支持を岸田首相は確保したいのでしょうが)。
まあそういいながら、私も、安倍ロスに未だに悩んでいるので、人間は所詮矛盾の塊なんでしょう。
taku さん
安倍晋三氏が旧統一教会からの選挙協力に前向きになったのは民主党政権になって以降との事ですから、野党になって選挙で勝たなければ何も始まらないって強く意識したんでしょうね。
清濁あわせのむのは時に必要ですが、旧統一教会は日本共産党同様日本社会に存在してはならない存在だから、一線を越えるべきでは無かったとは思います。
旧統一教会が放置されてきたのは、ジャニー喜多川氏の性加害問題にNHK始め殆どのメディアが向き合って来なかったのと同じ構造なんじゃないかと。
山上安重根の凶弾に日本社会は敗北しましたが、BBCのドキュメンタリーにも日本社会は敗北しちゃいましたね。
日本社会は、次は何に負ける事になるのでしょうね?
たまたま見た動画です。
長谷川幸弘氏
【中国 処理水批判 岸田総理の対応】『親中 二階元幹事長へ訪中要請 』
https://youtu.be/5_aOE6zv5rs
先日、岸田氏が二階氏に訪中要請したそうで、その解説です。
二階氏が持つとされる「中国とのパイプ」とやらの実質的な意味に触れ、これを今活用しようと考えること(しかもマスコミ公表で)がどれだけナンセンスかを、これでもかと語っています。
説得力があると思いました。
「外交の岸田」
元雑用係さま
動画を私も見させていただきました。
でもどうですかね、岸田が①二階に訪中を頼んだ②WTOへの提訴をしないという、ハト派対応をしたこと、それをマスコミに出させたことで、習近平政権が、振り上げた拳の落しどころをみつけて、ASEAN首脳会議での李強首相との立ち話に応じた→反日キャンペーンの一服、につながったという見方もできると思います。
中国は面倒くさい国ですよ、①国際政治より国内政治優先②国際世論もさほど気にしないそれでいて影響力はめちゃくちゃ大きい。論理的にこちらが正しいと思う時こそ、うまく相手の顔を立ててやるのが、国益にかないます。これが韓国ならガツンとやればいいのですが。
中国ウォッチの専門家の間では、処理水の反日キャンペーンは、8/30の環球時報に「煽るな」という報道が出たときから収束方向は決まっていたとの分析のようです。大使館にレンガが投げ込まれたタイミングです。
ただ、二階氏依頼の報も同時期なので、急速に会話が成立した可能性はあるかもです。単に中国としては渡りに船だっただけかもしれませんが。
中国に対しては強硬一辺倒でやりゃいいという単純な話でない、という点には同意しますが、安易な妥協も有害だと思います。あくまで一般論ですが。
二階氏のパイプの意味合いについては長谷川氏の分析は納得です。現に二階訪中の調整は進んでいないそうですから、場面では役に立たなかったことを示していると思います。
元雑用係さま
「二階氏に大したパイプはない」という見解には同意です。でも多分林外相にも、そして日本のどの政治家も、今の習近平政権に対して、大したパイプはないのでしょう(ひょっとしたらバイデン政権にも)。
「(中国に対して)安易な妥協も有害だ」という見解にも同意です。ただ対立が先鋭化する過程では、どうしてもイケイケ派の声が大きくなるので、そちらの方により留意する必要があると考えています。強硬な国内世論に配慮しつつ、国益を最大限に持っていく、そのあたりが政治家の真骨頂ではないか、と考える次第です。
今回の一連の経緯を見ると、やはりIAEAの報告を待って、処理水放出を決めたのが、良かったのでしょう。中国の主張に賛同する国は、ロシアと北朝鮮だけと言っても良いのですから(私は、どうせ中韓は反対するのだから、さっさとやればいい、と実は以前には考えていました)。
岸田政権の成果の一つと、評価しても良いのでは、と考えています(レーダー照射の棚上げと、日韓スワップ締結は許しがたいけれど)。
中国に対するイケイケドンドン派の声ばかりが高くなった結果が支那事変です。中国に対する安易な妥協や半端な懐柔策には賛成しませんが、現状日本側から喧嘩を仕掛けることは無益だと思いますので、可能な限り対話のルートだけは確保しておくべきでしょう。
近衛文麿のアノ声明こそが大日本帝国崩壊のきっかけの一つだと考えていますので。
takuさまへ
外交の一般論については全く異論はありません。
個別論についてですが、外交は内政よりもさらに我々の知り得ない見えない情報が多いので、想定で語るしかありませんが、takuさんがおっしゃる「反日キャンペーンの一服、につながったという見方」のストーリーは十分成り立ち得ると思います。ただその行為が国益に叶っていたかという点では異論があります。
以下は私の考えです。
WTO提訴取り下げなどの日本からのメッセージと李強立ち話を受けて、中国が拳を振り下ろした説について。
我々には知り得ない外交上の要素によって岸田氏が中国と有効な取引をしたのかもしれませんが、それを以て「岸田外交良し」という結論を出す考え方を私はしませんで、あくまで自分の知り得る情報から結論を出すべきと考えますので、それに沿って。
今回の汚染水キャンペーンは日本が通してきたスジを全否定した無理筋批判ですから、日本には中国に妥協の余地がありません。中国は日本が妥協するかどうかも見ているでしょう。ここでまた、岸田は筋の通らない妥協をすれば、岸田には圧力は有効と判断するでしょう。もし今回岸田氏が何らかの妥協をしたとするなら、また別の場面で同じような圧力をかけてくる可能性が高まることにつながったと思います。
中国目線では今は、西側の目に付く大使館への暴力が起こったり、中国国内の海産物が売れなくなったり、急に普及したガイガーカウンターで国内あちこちの高濃度放射線源が顕在化しはじめたりと、自らの首を絞め始めています。中国の経済下降で中協幹部の顔が青くなっているという報道も見かけます。環球時報の「煽るな」指示のきっかけは大使館の暴力沙汰との分析はよく見かけます。
日本としては、今はほっといて中国が「勝手に」収束させるのを待つだけでよかったと思います。
岸田氏が今回何か譲歩をしたとすると、しなくてもいい、余計な譲歩をしたと思います。
二階氏の対中パイプの件です。二階氏に訪中依頼をすることを報道発表することが、中国へのメッセージとなったとのお考えだったと思います。
二階氏はこの件で訪中調整が難航する結果となり、顔が潰れました。氏の日中の経済交流を進める場面での利用価値は減耗してしまったと思います(そんな機会があるならですが)。
単に中国にメッセージを伝えるだけなら二階氏の顔を潰さない方法を考えるべきです。
中国へのメッセージになった可能性はあると思いますが、岸田氏が外交センスがないという長谷川氏の主張には同意せざるを得ません。
二階氏を潰すつもりでそうしたのなら、ものすごい深謀遠慮と思いますが、岸田氏の過去を見るとそうは考えにくいですね。