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韓国が米中半導体戦争の主戦場に?鈴置論考を読む意味

昨日は鈴置論考の最新版が出て来ています。米中半導体戦争の主戦場になりつつある韓国を巡って、米中双方から韓国に対し、制裁をチラつかせながら、自陣営に加わるような要求が出ているのです。これは、非常に困った状況です。ただ、こうした構図を見ていると、17世紀に明清間で右往左往した李氏朝鮮、19世紀に日清間で右往左往した李氏朝鮮、20世紀に日露間で右往左往した大韓帝国の姿を思い出してしまいます。

古さを感じさせない、鈴置氏の10年前の書籍

当ウェブサイトの著者である「新宿会計士」が初めて鈴置高史氏という人物を知ることになったきっかけは、むかし愛読していた某ブログ(※現在は閉鎖済み)で、「ウェブ評論サイト『日経ビジネスオンライン』に優れた論考がある」と紹介されていたことです。

読んでみると、たしかにそんじょそこらの韓国論とはまったく性質が異なり、とにかく目からウロコがガサッと何枚も落ちるという、衝撃的で新鮮で体験をすることができました。

ちなみに『早読み深読み朝鮮半島』シリーズは、現在でもKindle版で全7巻が販売されており、まとめ買いも可能ですが、たとえば今から10年前の2013年11月20日に刊行された『中国という蟻地獄に落ちた韓国』は、現在読んでもまったく古さを感じさせない名著です。

【参考】『中国という蟻地獄に落ちた韓国

(【出所】)アマゾンアフィリエイトリンク

すでに10年前に米中二股外交を予見していた鈴置氏

ちなみに著書の紹介文には、こんな記述があります。

日本を千年恨み続けると宣言し、歴史認識を理由に首脳会談を拒む――。朴槿恵政権が異様とも言える『反日』の姿勢を示すのはなぜなのか。韓国国民の人気を得るために『反日』を煽っているだけではない。『反日』は、軍事同盟を結ぶ米国から、アジアの盟主として台頭する中国に急傾斜する『離米従中』の煙幕でもある」。

慧眼というほかない指摘です。

2013年といえば、朴槿恵(ぼく・きんけい)政権が発足したばかりで、彼女の父である朴正煕(ぼく・せいき)が大統領だった1965年には、日韓基本条約を通じて日韓国交正常化が実現したという事情もあり、日韓関係は「好転する」、といった漠然とした予想が、世に蔓延していました。

実際、安倍晋三総理大臣(故人)や岸信夫・前防衛相らの祖父である岸信介は朴正煕と「親友だった」(2013年2月24日付・ハンギョレ新聞日本語版『安倍 “祖父と朴正熙大統領 親友だった”』参照)とされ、安倍総理が朴槿恵氏と頻繁な会談をして日韓関係を健全なものにするとの期待もあったのです。

しかし、鈴置氏は当時から、朴槿恵政権の「被害者と加害者の関係は千年経っても変わらない」などの異常な発言の裏に、韓国という国が米国と中国の間で二股外交を展開しようとしており、日本をその「隠れ蓑」にしていることを見抜いていたのです。

言い換えれば、鈴置氏の功績は、ともすれば「日韓関係」に終始しがちな日本国内の韓国論において、「中国」と「米国」という、2つの重要なパラメーターを導入したことにあります。

じつは「韓国観察者」ではなく「歴史観察者」

そして、少なくともこの10年以上の間、鈴置氏の論旨は一貫しています。

鈴置氏は現在、みずからを「韓国観察者」と名乗っていますが、正直、この肩書はあまり正確ではありません。鈴置論考を読んでいると、鈴置氏はじつは「韓国観察者」なのではなく、「日本観察者」であり、「歴史観察者」であり、「地政学観察者」でもあると思わざるを得ない記述が多々あるからです。

たとえば、今から7年前に、日経ビジネスオンラインに掲載された次の論考などは、韓国における「米中二股外交」の迷走ぶりを総括した名著です。

「中国に立ち向かう役は日本にやらせよう」/結局は、中国に連れ戻される韓国

―――2016.03.17付 日経ビジネスオンラインより

要旨をやや乱雑に要約すれば、こうです。

韓国は米国に着くのか、中国に着くのかを巡り、散々迷走しているが、結局は中国を宗主国とする伝統に戻ってしまうだろう」。

著者自身も本格的にコリア・ウォッチングを開始したのは李明博(り・めいはく)政権のあたりからですが、その後、朴槿恵、文在寅(ぶん・ざいいん)、そして現在の尹錫悦(いん・しゃくえつ)政権に至るまで、鈴置氏の提唱した「2つのパラメーター」を補助線にすれば、韓国の現状をかなり正確に見ることができるのです。

一貫した見方

こうした一貫した見方で、過去の韓国の政権を見直すと、「北朝鮮大好き」だった文在寅政権を若干の例外とすれば、だいたい韓国の行動を読むことができます。

日本では朴槿恵政権時代、彼女の異常ともいえる反日姿勢に関心が集まっていましたが、鈴置氏は彼女が米国の意向を無視して中国が主導する国際開発銀行であるAIIBに資本参加したこと、2015年9月の「天安門軍事パレード」に西側諸国首脳として唯一参加したことを問題視したことを見逃しませんでした。

こうした視点があればこそ、2015年12月に安倍総理の指示で岸田文雄外相(現・首相)が韓国の尹炳世(いん・へいせい)外交部長官(※当時)と日韓慰安婦合意を取り交わしたことの意味が浮かび上がってきます。

要するに、慰安婦合意は韓国が「歴史カード」を持ち出すのを完全に封殺するためのものであり、実際、安倍総理の慰安婦合意以降は、韓国が「歴史問題」で日本に譲歩を迫っても、成功することができなくなっているのです。

(※ちなみに岸田文雄首相が現在、この安倍総理の仕事を台無しにしつつあるとの疑念もあるのですが、この点については、本稿ではとりあえず脇に置きます。)

また、文在寅政権に関していえば、「反日」というよりも「北朝鮮大好き」という意味において、伝統的な「親中・親米」フレームワークからはやや逸脱していたのかもしれませんが、尹錫悦政権になって、この「親中・親米」フレームワークの有効性が戻って来たようです。

尹錫悦政権下では朴槿恵政権時代と比べ、(現在のところは)かなり米国に寄っていますが、さて、これがいつまで続くものか。

米中半導体戦争の主戦場となりつつある韓国

鈴置氏はその後、執筆活動の場を、ウェブ評論サイト『デイリー新潮』に移していますが、これに関連し、月曜日には最新稿が出て来ています。

「火事場泥棒はやめろ」と韓国を叱る米国 「半導体で米韓離間に成功」とほくそ笑む中国

米中半導体戦争の戦場になった韓国。「敵を利するな」と米中双方から叱られる。板挟みになった韓国では米国への反感が頭をもたげる。中国は大喜びだ。「中国の狙いは米韓離間にある」と韓国観察者の鈴置高史氏は読む。<<…続きを読む>>
―――2023年06月12日付 デイリー新潮『鈴置高史 半島を読む』より

※同記事は『Yahoo!ニュース』にも転載されていて、ヤフコメも多く付いているのですが、デイリー新潮のオリジナルの記事にも読者コメント機能もありますので、感想などを書き込んでみても良いかもしれません。

今回の論考、ウェブページ換算で4ページにも及ぶ長文ですが、当ウェブサイトの文責において、やや乱暴に要約したら、こんな趣旨です。

米中半導体戦争の激化により、米韓関係は際どい状況に陥った。韓国が米国側に立って(中国から制裁を受けている)マイクロンの『穴埋め』を拒否するのか、あるいは中国の指示通りこっそりと応じるのか。日本もこの展開を見極める必要がある」。

とくに「日本も展開を見極める必要がある」とのくだり、岸田文雄政権が軽率にも、韓国を輸出管理上の「(旧)ホワイト国」に戻そうとしていること(『パブリック・コメント大募集!入力方法を解説します!』等参照)に対する当てつけでしょうか?

本記事は2023年5月31日まで当ウェブサイトトップページに掲載し続けます電子政府の総合窓口(e-gov)トップからパブリック・コメントを入力する方法についてまとめました。手順が大変わかり辛いのですが、本ページを参考にしながら、是非ともパブコメに積極的に応じていただきたいと思います。また、実際に入力したコメントにつきましては、本記事の読者コメント欄にて入力していただいて構いません(※その際、個人情報などについては消してください)。2023/04/29 20:00追記本記事に関するバックグラウンド等について追記しています...
パブリック・コメント大募集!入力方法を解説します! - 新宿会計士の政治経済評論

いずれにせよ、鈴置氏の指摘通り、半導体戦争は米中対立の非常にわかりやすいあらわれのひとつであり、韓国は現在、その米中半導体戦争の「戦場」になっています。リード文にあるとおり、韓国が米中の板挟みで苦しむなか、中国は米韓離間を画策している、というのです。

日本も展開を見極める必要がある

詳しいストーリーについては、是非、鈴置氏の論考の本文を読んでください。

要約すれば、中国政府が米マイクロンのメモリーをインフラに使わせないと宣言したことを受け、米国で政治家らが相次いで、(おそらくは)韓国企業をターゲットに、制裁をチラつかせながらも「マイクロンの穴埋めをするな」と牽制。

これに対し中国側は中国共産党の機関紙『環球時報』の英語版(Global Times)に、制裁をチラつかせながらも、「米国にバレないようにこっそりやれ」と韓国にアドバイスするかのような論説を掲載した、というながれです。

それよりも本稿で注目しておきたいのは、やはり、「日本もこの展開を見極める必要がある」のくだりです。

当たり前の話でしょう。

余談ですが、なぜ安倍総理や菅義偉総理にできたことが岸田首相にできないのかといえば、やはり岸田首相が両総理と比べ、「インテリジェンス(知性)」と「プリンシプル(政治家として大切にすべき原理・原則)」がともに根本的に欠落しているからなのかもしれません。

ただ、それ以上に痛感するのは、今回、韓国が米中戦争に巻き込まれつつあること自体、歴史が繰り返している証拠に見えて仕方がない、ということです。

17世紀、明清間で右往左往した李氏朝鮮。

19世紀、日清間で右往左往した李氏朝鮮。

20世紀、日露間で右往左往した大韓帝国。

21世紀、米中間で右往左往する大韓民国。

すべて同じ構図に見えてしまうのは気のせいでしょうか?

やはりその本質は、共通しているのです。

今回の鈴置論考も、大国の間で(見え透いた)小細工を画策し、結果的にそれがうまくいかず、自らを苦境に追い込んでしまう未来が見えてしまいます。

ただし、これもいつも指摘している通り、米中半導体戦争は私たち日本人にとっても、「韓国ザマミロ」、では済まされません。とくに地理的に中台両国に極めて近い日本は、台湾有事のおそれが強まってくるときに、必ず影響を受けるからです。

日本が警戒すべきは「巻き込まれリスク」

なにより、半島有事に際しても、日本は「巻き込まれ」を警戒しなければなりません。

日本の政界では自称保守勢力を中心に、「有事に備えて日韓連携が大事だ」などと寝言を述べる者があとを絶ちませんが(『「徴用工解決で安保協力が進む」という松川議員の詭弁』等参照)、実際のところ、有事の際に日韓協力を必要としているのは、日本ではなく、むしろ韓国の側です。

「あの議員」の詭弁が再び出てきました。「朝鮮半島生命線説」とでも言えば良いのか、自称元徴用工問題を「解決」することが、日韓・日米韓の安全保障連携にも寄与する、といった主張です。端的にいえばお粗末と言わざるを得ません。「日本が韓国に譲歩したら日韓・日米韓連携が円滑になる」という主張自体が、そもそも理論的に間違っているからです。国益こそ重要著者自身がここ10年ほど取り組み、いまや一種の「ライフワーク」と化しているのは、「日本にとって円滑な日韓関係が国益である」とする主張の誤りを理論的に証明する作業...
「徴用工解決で安保協力が進む」という松川議員の詭弁 - 新宿会計士の政治経済評論

また、半島有事が生じるときには、かなりの確率で、台湾有事も生じていることを警戒しなければなりませんが、台湾と韓国のどちらを優先的に「助けるのか」は、台湾と韓国のどちらを「切り捨てるのか」という問いかけと同じでもあります。

日本にとって、シーレーンその他の面で重要な国は韓国ではなく台湾であり、「韓国を捨てる」という選択肢はあり得ても、「台湾を捨てる」という選択肢はあり得ません。

なお、こんなことを申し上げると、「日台間には軍事同盟は存在しないじゃないか」、などと主張する人もいますが、「軍事同盟が存在していない」のは日韓間も事情はまったく同じです。いや、いきなり火器管制(FC)レーダーを照射したりして来ない分、台湾の方が「友好国」に近いでしょう。

いずれにせよ、鈴置論考を読むと、「韓国観察」だけでなく、結果的には「日本観察」もしていることになることもある、というのは、じつに興味深い現象ではないかと思う次第です。

新宿会計士:

View Comments (40)

  • 台湾を捨てる選択肢は存在しません。岸田政権は台湾とのコネクションは薄いようですね。
    当方は「彦様育ち」で「意地張りくん」の岸田首相の国政運営を評価しません。我が成果を評価してくれろとご当人は胸を反らして言わんばかりですが、根拠レスの虚勢はしっかり見抜かれているのです。国民を舐め続けるのはたいがいにして欲しいものです。

    • >>>岸田政権は台湾とのコネクションは薄いようですね

      ポリシーの無い方だから、どこともコネクションは薄いんじゃないですか?

  • 何で、半導体なんて「最先端戦略製品」に手を出したものかね?
    国力というよりも、国家力も無いのに。
    これは、以前から思っていたことです。
    今日の記事を読んで、とうとうこうなったか?という感慨が一入です。

    何故、韓国が半導体で世界でトップクラスのシェアを取れているのかが、ずっと疑問でした。
    半導体材料と半導体製造装置を外国から輸入するというように製造の基幹部分は全て外国に依存しているのに、と。そして、半導体の基本的根本的な技術力も無いのに、と。

    結局、ダンピングなんですね。安売りをしている訳です。だから、いつも、貿易は赤字傾向になるし、お金が国内に貯まらないから通貨不安も常に付き纏うのです。
    韓国という国の経済構造は、やはり、ダンピング体質なんですね。外国の技術に依存して、韓国企業は最終部分を安く作り上げダンピング的に安く売る、という構造なんですね。

    マイクロンの採用中止は、このような構造を知り尽くしているので、打って来た手ですね。
    これだと、経済的な面と安全保障的な面の両方を、一手で韓国を揺さぶることができますからね。

    国家力に合わせて、戦略製品になんかに手を付けないで、家電やスマホまでにしておけば良かったものを。
    しかし、プライドの高くて見栄を張りたい民族だから、やはり、そこで止まることは出来なかったんでしょう。

    • 製造業の経理部門で予算をやっていた。予算の過程で固定資産投資の要望は各部門から出てくる。更新投資、安全投資、新規事業、生産性向上投資、IT投資等々出てくるが、すべてやっていたら会社はつぶれてしまいます。最後は各部門の顔をたてながら経営者の決断で決めることになりますが、そのようなところに巨額の半導体製造設備投資の要望が入ってきたらどうなるか。半導体はとにかくカネがかかる。
      サムスンがそれをできたのはおそらく当時の経営者が半導体は絶対に伸びるという確信をもっていたことと、固定資産投資を半導体に集中できるだけワンマンだったのでしょう。
      今後はどうなるのか? 私は半導体に詳しくはないが現在の半導体不足はサムスンの得意なメモリー分野ではないことは知っています。メモリー半導体は徐々にコモディテー化していくのではないかと見ています。

      • 投資の「お金の面だけ」からの、お話と興味深く受け取りました。
        投資とはお金を使うことですが、額は同じでも、目的が違えば、その作用は全く違ってきます。
        >更新投資:この中にも意味合いの異なるものがあります。設備老朽化に伴う置き換えなのか、性能・製造力向上のためのものなか?・・・。
        >安全投資:安全基準の変更に伴うものなのか、従来から危険な所への対応なのか?
        >新規事業:新たな儲けの口を作るためのものなので、別勘定で考えるべきものです。
        >生産性向上投資:これは、利益率を向上させるためのものですから、回収計画がきちんとあるはずです。
        >IT投資:これは、全社的或いは部門的な生産性向上のためのものですから、間接経費の大幅な削減が期待できるものです。又、会社の経営のスピード化・スリム化を図り、全体的な競争力の向上を実現できるものです。

         投資の中身は、いろいろとあります。
        設備更新の中にも、現状維持+若干の生産性向上、或いは、一気に生産性向上を図るために行うもの、会社の将来の存続のために行うもの、安全投資のようにリスクヘッジのために行うもの、・・・・。

         金額だけを見ていても、何の意味もありません。

        >>>巨額の半導体製造設備投資の要望が入ってきたらどうなるか。半導体はとにかくカネがかかる。

         半導体製造設備投資を、単なる投資として考える会社なんてありません。
        半導体とは、戦略製品ですから、生中の気持ちで始められる事業ではありません。
        それに、毎年定常的にある(設備等)投資と、同じレベルで考えるものではありません。半導体事業に乗り出すのなら、その資金は完全別枠で、銀行からの新たな借り入れや株式の新たな発行、社債の発行、という資金調達を行うはずのものです。

        >>>サムスンがそれをできたのはおそらく当時の経営者が半導体は絶対に伸びるという確信をもっていたことと、固定資産投資を半導体に集中できるだけワンマンだったのでしょう。

         これは、違います。後の方で、別の匿名の方が書いておられますから、参照してください。この方は、まさに韓国半導体産業の誕生に関わられた方の様です。

        >>>メモリー半導体は徐々にコモディテー化していくのではないかと見ています。

         メモリー半導体は、産業のコメと言われるものです。いつも、コモディティです。価格は常に、常に低落傾向にあります。
         日本も、メモリー半導体を官民合同の会社を作って、技術革新を行い、大量に安く作って、米国のメモリー半導体産業を壊滅させた歴史があります。その時、インテルは、会社の存亡の危機を迎えましたが、CPUの開発に転向して、今日のCPU帝国になったのです。
         勝利を収めた日本は、その後その会社を解散してしまい、メモリー半導体のコモディティ化の流れの中で消えていきました。

         基本的に、投資は、金額の面で見るものではありませんね。

        • おっしゃる通りですね。
          まさに「お金の面だけ」からです。
          投資案件を各担当に説明させるとどれも筋が通っていることが多い。
          ただ、それをすべてやるカネがあるのかということ。借入を含めても。

          実際にあった話:「この機械を導入すると今10人でやっている作業が4人でできるようになります。すごい生産性の向上です」
          「で、浮いた6人はどうするの?」「。。。。どこかほかの部門でつかっていただければ」
          「他の部門は人、足りてんだよ」「はい、次」

          • 工場の合理化設備を作っていたので、この機械の導入で2人省力化して、3年で元を取れる予算で作ってくれ、とはいつも言われた事です。大概、その条件を少し外れても発注導入してもらえました。
            簡単な理由で、工場を自動化するというのは、自動化ノウハウが蓄積・累積されて行くものだからです。
            余った人員は、それこそ、リスキリングして活かして使う事です。それも、経営ノウハウの向上の為に必要な事です。
            人は、道具でも機械の代替物でも無いのですから。
            人を活かせない会社の先は暗いでしょうね。今の日本企業の低落は、大企業が人を大切にせず、用済みしたからです。
            後、北海道に効果抜群の機械を売り込みに行った時に、そんな機械を導入したら、人の仕事が無くなる、そんな機械、北海道じゃ売れないよ、と言われました。
            北海道が、いつまでも浮揚出来ないのは、こういう所にも遠因があるのかも。

    • >半導体材料と半導体製造装置を外国から輸入するというように製造の基幹部分は全て外国に依存しているのに、と。そして、半導体の基本的根本的な技術力も無いのに、と

      それこそ、設計支援、製造装置、素材供給、設計・製造まで自国内で完結している国は世界にひとつもない。だからこそアメリカは自陣営に関係国・企業を囲い込んで中国に対する優位を確保しようとしてる。最先端の半導体の量産技術はTSMCとSAMSUNGが世界のツートップで、韓国に半導体の基本的根本的な技術力もないとか、そう思いたいのかもしれないが事実誤認も甚だしい。アメリカがなぜ韓国(SAMSUNG)を自陣営に留めようとするのかを考えれば誰でも分かること。

      • では,何故、韓国にお金が残らない?
        技術力というのは、新しい新機軸の技術を自ら開発出来るかという事。他人が作った新しい技術を応用する能力の事では無いですよ。
        まあ、良く技術史と技術の系譜を勉強して下さい。
        尚、今主流となっているSSDの核、フラッシュメモリを開発したのは、東芝の技術者です。

  • 韓国の左派は、反日親北(文在寅)
    韓国の保守は、反日親中(朴槿恵)

  • 米中半導体戦争で韓国が自らを「イニシアチブを取った」と勘違いしてはいないでしょうが、今までのような二股外交は難しいです。ご指摘の通り「先祖がえりした」というべきか、17世紀明清間の李氏朝鮮。19世紀日清間での李氏朝鮮。
    20世紀、日露間での大韓帝国。すべて国がひっくり返るほどの惨事となりながら、何ひとつ国を守る、国民を守る事をしませんでした。今回もそう。

    朝鮮人気質というヤツでしょうか。問題を見ないようにし、大国にすり寄る。こんな国は破壊してしまうのがベストなんですが、シツコイ事、卑怯な事、他人のせいにする事、被害者のフリをする事では世界一です。

    日本も半島有事やそれとともに起こるであろう台湾有事には関わらない訳には行きません。特に台湾は友好国ですし、台湾海峡は生命線。外交下手な岸田総理には舵取りがムリと思います。

    • めがねのおやじさま

      >「先祖がえりした」というべきか、17世紀明清間の李氏朝鮮。19世紀日清間での李氏朝鮮。20世紀、日露間での大韓帝国…

      その通りですが、「先祖返り」ではないんです。先祖返りでは今何か昔に”変化”したような表現ですが、悲しいかな、朴槿恵が自ら言うように自称半万年の昔から、彼の民族にしっかり染みついたDNAなのです。これを鈴置氏は「韓国の特殊性」と言ったと私は考えています。

      伊大統領は親日保守??
      大統領が誰であれ、その下敷きに中国3千年の歴史と同年数、苛め抜かれ、それに耐えてきた積年の民族の歴史があるのです。
      この様な風雪に耐えてきた民族に対し、ボンボン思考で安倍、菅総理の功績を片っ端から台無しにしている岸田政府に歯がゆさを感じます。

      >シツコイ事、卑怯な事、他人のせいにする事、被害者のフリをする事では世界一です。

      東南アジア諸国では?”ヒル”のような国だと言われているとか聞きました。

    • 日本の政治を韓流化するつもり満点の岸田文雄政権の存続を許してはなりません。

  • 7世紀 白村江
    13世紀 蒙古襲来(文永の役)
    19~20世紀 日清戦争 日露戦争

    日本の対外戦争の殆どが
    朝鮮人に巻き込まれた戦争だと思うと・・・
    神木を切ったら呪われるとか、その土地に住んだら呪われるとか
    そういうレベルの場所に見えてきます

    • 伊藤博文やヒデヨシを恨む韓国人は白村江で援軍を出した天智天皇には当然、感謝してるんですよね?w

      • これは、百済を支援したので。半島内の争いで、日本に近い方の国を応援したのです。

        • それと、韓国は分断社会で、釜山などの南側と、ソウルなどの北側では、格差があるらしいです。南側の出身者は、政府の要職には就けないという話を聞いたことがあります。これは、何でも、新羅ー百済、の時代の争いの遺恨みたいなものが今も残っているのだ、と聞いたことがあります。
          今もそうなのかどうかは分かりませんが、何十年か前に聞いた話です。

  • >韓国を輸出管理上の「(旧)ホワイト国」に戻そうとしていること

    台湾も中国もその他東南アジア諸国もホワイト国じゃない中で、何で韓国にばかり「配慮」があるのか?がさっぱりわかりません。

    例の慰安婦も同じく植民地だった台湾、東南アジアの占領地、何より足下の日本を差し置いて、ウン万人もの朝鮮女性を慰安婦にするのも不思議です(棒)
    差別というより、日本人男性はどんだけ朝鮮女性が好きなんだよって話になるんじゃないかとw

    反韓、嫌韓含めて、はっきりいって世界で最も韓国のことを真面目に考え、相手にしている国は日本ではないでしょうか?
    「デンジャーゾーン」など欧米人が書いたの米中関係や東アジア関係の本みると韓国の話なんてほとんど出ない上に、普通に西側にカウントしたりしていたりして鈴置さんの記事読んだあとに読むとイラっとしたり、あれ?と思ったりします。
    韓国の「恐中病」に触れてるのは、ルトワックくらいかなあ、私の知る限り。それにしたってページ数は少なく「韓国ってなんか変だよね」程度。

    • 日本にとって、大陸勢力の牽制は歴史的にも安全保障上の最大の課題でした。
      朝鮮半島を防御ラインとする為に苦労して来たのです。
      日清日露の戦争とその後の併合、併合迄は必要なかったと意見もありますが。
      歴史的に半島が、完全に大陸勢力の手の内になった事は無いので、分かりません。
      ただ、蒙古襲来の時に、北条時宗はどれほど懊悩したことか!!
      これは、最終意思決定者にしか分からない苦悩でしょう。
      映画「13デイズ」のケネディの苦悩を見れば、少しは理解できるかも?
      欧州の国々も、朝鮮半島の地政学的な意味が良く理解できないので、今は、余り関心がないのかもしれませんが、半島が大陸勢力に渡った時には・・・?

  • >17世紀、明清間で右往左往した李氏朝鮮。

    19世紀、日清間で右往左往した李氏朝鮮。

    20世紀、日露間で右往左往した大韓帝国。

    21世紀、米中間で右往左往する大韓民国。

    小国の悲哀じゃないですか? 日本は海に囲まれていてほんとに助かる。

    • 興味深いことに、中国の歴代王朝は、朝鮮半島を決して自国領にはしなかった。逆に、朝鮮を併合して、あの民族を自国民にしたことがある日本は、100年たっても祟られつづけている。

      なお、戦国時代の日本には火縄銃が50万挺あって、これは当時の世界ではダントツ。欧米列強が日本を征服するのは当時でも難しかった。

      • >>>中国の歴代王朝は、朝鮮半島を決して自国領にはしなかった

        楽浪郡って、無かったでしたか?
        ちゃんと義務教育の歴史レベルは、押さえておきたいものです。

  • 今の彼の国の、半導体(メモリー)は、
     日本からの技術供与
       ・半導体製造メーカーからの技術供与
       ・素部材メーカーからの技術供与
       ・設備メーカーからの技術供与
    を、過去数十年
    ・言われた まま取り入れたこと
    ・日韓の為替差(=コスト差)
    ・日米の家電・半導体競争の隙間

    故の、勃興かなと、感じています。
     これらの要因がなければ、現在の彼らの姿は無いと 思っています。

    プラス、致命的なのが、彼らには、
     メーカーと共に一緒に、改善 → 新技術開発をしていく、
     という考え(思想)が、初めからほとんど無いように感じていて、

     その結果、
     半導体強国の"基礎となる力” があると自賛している姿は、違うと思っています。

    従って、日本の各メーカーが技術供与
       ・納入相手先:韓国半導体メーカーへの
        自社の特徴:メリット 技術開示 を
     絞り始めれば、

    プラスして、政治・外交的な圧力から
     既に取り入れた、旧来の技術の現状維持以外は、
     開発競争の激しい、この業界からは、
     早晩 衰退をしていくと見ています。

    この点、今回の ブログ主様 鈴置 さんの更新を読んで、
     同意かなと思います。

    米国:半導体 とか 家電(TVなど)メーカーとの競争を
     RCA GE ゼニス などと関わりながら
     一人の技術者として過ごした時代に、

     韓国:金星社に、半導体の技術供与の実務を担務していた経験
     その後も、30歳前半の頃まで、開発品納入相手として、彼の国とお付き合い
     営業の代理店を、数社にお願いしてた
     一人の技術者の(45才の時にスカウトを受けたことも)
     の戯言かも知れませんが、気になるお題でしたので、
     今回は、趣向と性格を変え、投稿をさせていただきました。

    40~20年前と今とでは、異なるのかも知れませんが、
     言われたことしかやらないのに
     時々、余分なこと をやるのは
    国民性なのかなと、考えています。

    • 今後サムスンが得意のメモリー半導体の分野はどうなるんですか?

      32ギガのUSBが1000円未満で売られているのを見てショックを受けました。

      • 32ギガなんて、今、そんな大容量じゃないのでそれくらいの値段じゃないと困ります。
        又、USB3.0の32ギガは、数千円するはずです。スピードは、2.0の10倍迄は無くてもそれに近いので頻繁にデータの保存をやるには助かります。

      • 最近はそれくらいのUSBメモリにwindowsなどのOSをダウンロードしてインストールするのに使ったりしますからねえ。
        モバイルノート以外でも光学ドライブが無いのが普通ですし

      • この記事を読んだときに、取り敢えず造るのはいいが、その後の技術の更新はどうやって行くのだろうと思いました。

  • 鈴置さんは昔からぶれないですね
    さすがです
    おかしな国韓国とは関わらないようにしましょう
    まずは日本国内の媚韓派を撲滅しましょう

    • 親韓姿勢をしておれば、いわゆる新聞言論人は攻撃して来ないから、首相はフリをしている可能性があります。靖国で不満ガス抜きしているのも同じ次元の判断かと。

  • >「米国にバレないようにこっそりやれ」

    サムスンの帳簿上に積み上がった異様な在庫量にも注目なのかもですね。
    最初から「マイクロンの穴埋め」を見込んでのものだったのでしょうか?

    ①大量の不良廃棄(減損処理)を装って中国へ・・?
    ②公表高にも含まれない”過剰在庫”を中国へ・・?

    これまでの歴史的に見ても、彼らが穴埋めに動かないはずはないのかと・・。
    目先の享楽への誘いを、「彼らの性根(ヘンナヨミカタキンシ!)」は拒めないのですから。
    ・・・・・
    m(_ _)mゴメンナサイ

    • >>>サムスンの帳簿上に積み上がった異様な在庫量にも注目なのかもですね。最初から「マイクロンの穴埋め」を見込んでのものだったのでしょうか?

      これは、1個当たりの製造原価を下げて安く売るために経営管理が甘い会社がやることでは?売れ残ったものは、資産勘定になるので、損失は表に出ないです。これは、複式簿記の魔術でしょうね。資金繰りさえ出来ていれば会社存続は出来るので、厄介な問題です。

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