4月の訪韓日本人は激減:訪日韓国人の3分の1以下に
韓国観光公社の2023年4月における訪韓外国人統計が公表されました。これによると、韓国を訪れた外国人は888,776人で、内訳は日本人が128,309人でトップを占めましたが、ただ、訪韓日本人は前月と比べて33%も落ち込みました。その理由はおそらく、日本人の訪韓需要は3月に集中していて、4月はその反動減となったからでしょう。いずれにせよ、その結果、4月における訪韓日本人は訪日韓国人の3.64倍(!)という差がついた格好です。
目次
訪韓外国人は100万人にあと一歩
韓国の観光統計が公表されたようです。
韓国観光公社の『訪韓外国人旅客』データのダウンロードサイト【※韓国語】から訪韓外国人統計をダウンロードすると、2023年4月に韓国を訪れた外国人は888,776人で、トップは日本で128,309人、続いて2位が米国で108,818人、3位が中国で105,967人という結果となりました(図表1)。
図表1 訪韓外国人・国籍別内訳(2023年4月)
出身国 | 人数 | 構成比 |
合計 | 888,776 | 100.00% |
1位:日本 | 128,309 | 14.44% |
2位:アメリカ | 108,818 | 12.24% |
3位:中国 | 105,967 | 11.92% |
4位:台湾 | 77,187 | 8.68% |
5位:タイ | 54,431 | 6.12% |
6位:ベトナム | 40,640 | 4.57% |
7位:香港 | 38,138 | 4.29% |
8位:フィリピン | 35,258 | 3.97% |
9位:シンガポール | 31,144 | 3.50% |
10位:マレーシア | 25,679 | 2.89% |
(【出所】韓国観光公社)
訪韓外国人は月間100万人にあと一歩、といったところです。
訪韓日本人が3月と比べ激減
ちなみに3月と比べると、訪韓外国人全体は41,159人増えましたが、訪韓日本人に関しては激減していることが確認できます(図表2)。
図表2 訪韓外国人・国籍別内訳(2023年3月→4月)
出身国 | 人数の変動 | 増減 |
合計 | 847,617→888,776 | +41,159 |
1位:日本 | 192,318→128,309 | ▲64,009 |
2位:アメリカ | 86,430→108,818 | +22,388 |
3位:中国 | 73,390→105,967 | +32,577 |
4位:台湾 | 63,504→77,187 | +13,683 |
5位:タイ | 43,084→54,431 | +11,347 |
6位:ベトナム | 34,929→40,640 | +5,711 |
7位:香港 | 27,155→38,138 | +10,983 |
8位:フィリピン | 24,735→35,258 | +10,523 |
9位:シンガポール | 34,337→31,144 | ▲3,193 |
10位:マレーシア | 23,569→25,679 | +2,110 |
(【出所】韓国観光公社)
192,318人から128,309人へと、64,009人も減っているのです。減少率だと33%、つまり3分の1も失われたのです。
もともと日本人の訪韓需要は3月に集中している
どうして日本人観光客が急減しているのかといえば、その理由はおそらく、日本人の訪韓需要が3月に集中しており、4月には反動減が生じるからでしょう。
図表3は、2014年1月以降の訪韓日本人数をグラフ化したものです。
図表3 韓国への日本人入国者数
(【出所】韓国観光公社)
これで見ると明らかなとおり、韓国を訪れる日本人は、毎年3月にその年のピークを記録することが多いのです。少なくとも過去4回、2014年、15年、17年、19年に関しては、3月が最多となっていることが確認できます(※なお、20年以降22年まではコロナ禍のため、こうした傾向は確認できません)。
この点、来月公表されるであろう5月の訪韓旅客データの動向は少し気になる点ですが、過去のデータを見る限り、ゴールデンウィークがあるはずの5月に関しては、訪韓旅客はさほど増えていません。意外なことに、訪韓のもうひとつのピークは8月であるようです。
また、今年に関してはコロナ禍からの需要回復という局面にあるはずであり、今年の後半にかけて訪韓日本人がもう少し増える可能性もないわけではないのですが、少なくとも2023年1月以降に限定していえば、コロナ禍直前の2019年と比べ、訪韓日本人数はおよそ半分です(図表4)。
図表4 訪韓日本人の比較(2019年vs2023年)
月 | 人数の変化 | 増減率 |
1月 | *206,526人→*66,900人 | ▲67.61% |
2月 | *213,200人→*94,393人 | ▲55.73% |
3月 | *375,119人→192,318人 | ▲48.73% |
4月 | *290,092人→128,309人 | ▲55.77% |
合計 | 1,084,937人→481,920人 | ▲55.58% |
(【出所】韓国観光公社)
日本人の訪韓需要は低調、といったところでしょう。
訪日韓国人は月間50万人近くに達している
このあたり、日韓相互往来という観点からは、じつに印象的です。
『急増する訪日外国人…「月間200万人超え」も視野に』でも指摘したとおり、日本政府観光局(JNTO)の側の統計で見ると、訪日外国人は韓国人などが主導するかたちで力強く回復しているからです。
2023年4月における訪日外国人を再掲しておくと、図表5のとおりです。
図表5 訪日外国人(2023年4月、速報ベース)
国 | 人数 | 割合 |
1位:韓国 | 467,000 | 23.96% |
2位:台湾 | 291,600 | 14.96% |
3位:米国 | 183,900 | 9.44% |
4位:香港 | 152,800 | 7.84% |
5位:タイ | 121,000 | 6.21% |
6位:中国 | 108,300 | 5.56% |
7位:フィリピン | 62,800 | 3.22% |
8位:豪州 | 56,100 | 2.88% |
9位:ベトナム | 55,200 | 2.83% |
10位:インドネシア | 48,700 | 2.50% |
その他 | 401,700 | 20.61% |
総数 | 1,949,100 | 100.00% |
(【出所】JNTO)
これによると、4月に日本を訪れた韓国人は467,000人(※速報ベースなので概数です)で、図表1に示した韓国を訪れた日本人128,309人と比べると、じつに3.6倍(!)という差がついている計算です。
今年4月までの日韓相互往来を一覧にしておきましょう(図表6)。
図表6 日韓相互往来
月 | 訪日韓国人(A) | 訪韓日本人(B) | A÷B |
2023年1月 | 565,251 | 66,900 | 8.45倍 |
2月 | 568,622 | 94,393 | 6.02倍 |
3月 | 466,800 | 192,318 | 2.43倍 |
4月 | 467,000 | 128,309 | 3.64倍 |
(【出所】JNTO、韓国観光公社)
これによると、韓国人は日本をコンスタントに訪れていることがわかります。
訪韓日本人が20万人直前にまで増えた3月ですら、訪日韓国人は訪韓日本人の2.43倍だった、というわけです。これだけを見ると、「韓国人は日本好き」、「日本人は韓国嫌い」、という図式が浮かび上がってきそうです。
たしか2019年7月には、韓国全土で「ノージャパン」運動の嵐が吹き荒れていたはずですが、あれはいったいどうなってしまったというのでしょうか。
本当に謎です。
そもそも日本人が外国に出かけなくなった
もっとも、データの読み方は慎重でなければなりません。
データで見て、「訪韓日本人がコロナ前と比べて激減している」、「訪韓日本人より訪日韓国人が圧倒的に多い」ことは事実ですが、その要因は、単純に「日本人が韓国を旅行先として忌避しているから」なのか、それとも「そもそも日本人が海外旅行に出かけなくなったから」なのかは、分けて考える必要があるからです。
じっさい、日本政府観光局の統計データに基づけば、コロナ前の2019年と比べ、出国日本人はおよそ3分の1という水準です(図表7)。
図表7 日本人出国者数の比較(2019年vs2023年)
月 | 人数の変化 | 増減率 |
1月 | 1,452,157人→443,105人 | ▲69.49% |
2月 | 1,534,792人→537,705人 | ▲64.97% |
3月 | 1,929,915人→694,293人 | ▲64.02% |
4月 | 1,666,546人→560,200人 | ▲66.39% |
(【出所】JNTO)
このため、韓国を訪れる日本人が激減した理由は、単純に、「日本人が韓国を嫌いになった」からなのではなく、むしろ「日本人が海外旅行に行かなくなった」からだ、と考えたほうが、実情に近いように思えてなりません。
ただ、理由が何であれ、韓国を訪れる日本人の数が、日本を訪れる韓国人と比べ、圧倒的に少ないことは明らかでしょう。
日本の人口が韓国の倍以上であることを踏まえておくならば、毎月50万人近い韓国人が日本にやって来ているというのは、もし韓国の人口が日本と同規模だと仮定すると、毎月100万人前後の韓国人が日本に押し寄せて来ているようなものでもあります。
つまり、人口当たりに換算すると、日本を訪れる韓国人は、月によっては、韓国を訪れる日本人の10倍前後にも達する可能性があるのです。
いずれにせよ、日本国内で「日韓関係は大切だ」、などと主張する人たちの言い分を聞いてみると、「日韓は相互往来も活発で~」云々、といった説明をする人も多いのですが、少なくとも図表6に示した日韓相互往来を見ていただくと、この説明が誇張であることは明白でしょう。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
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韓国に観光に来る人はバラツキがあるが、日本に観光に来る人は圧倒的に韓国人だからリスクだよな。
今日用があって銀座に行ったのだけれど、外国人観光客だらけ。
銀座を歩いている人の半分近くは訪日外国人ではないかと感じる。
ユニクロの中は3分の2くらいは外国人。1ドル140円でさぞかしショッピングを楽しんでいるんだろうね。
忌み嫌っている国に、何故来るのか?
全く、言っていることとやっていることの間に、関係性が見られない。
やはり、感情で生きているのか、そもそも思考力が無いのか?
このサイトに掲載されることが多いあちらの報道内容を見ていると、両方のように様に見える。
どちらにせよ、自国が嫌いなことは確かなようだ。
数年前浜田敬子という人物が「日本の10代20代の女性たちは週1のペースでソウルに遊びに行く」などというラノベ以下のフィクションをさも現実であるかのように記事にして叩かれていたことがありました(千葉県在住のオタク女子が毎週秋葉原に通ってるとかならわかるが)が、国内旅行のような気軽さで韓国を旅する日本人女性が少なくないのは事実のようです。
問題なのはこの旅行者たちがときおりレイプ被害に遭っている(表面化していない事例まで含めたら年に数件の事件が起きているのではないか)ということ。さらにこういった事件についてテレビのワイドショーが注意喚起するどころか「こんなのはよくあること」「日韓関係が悪化するから騒ぐな」などといったコメントを放送したとも言われています。
ご存知の方も少なくはないと思いますができるだけ多くの人が知るべきと考えたので。
訪韓日本人は韓国に何しに行ってるんでしょうね。見るべきところなし・行くべきところなし・食べるべきものなしの3拍子揃った「小国」で何をするのでしょう。
やたら日本で喧伝されている「屋台」で食べなくてはいけないんでしょうか。韓国旅行=屋台というのもなんか貧相な気がしますが、まあ歴史が分断された薄っぺらい文化しかない「小国」なのでその屋台料理くらいしか打ち出せないのでしょう。
韓国という国について語る場合、必ず前提条件として「小国」と書くべきでしょうな。
世界的には、ヨーロッパの主要国が6千万人台なので、韓国はあと一歩、たった1千万人足りないせいか力が独自性を生み出す力が今一歩足りなくて苦しんでるんでしょうねえ。
「日韓は相互往来も活発、だから日韓関係は大切だ」いえいえ。ちゃうちゃう(笑)!
「韓国人は国内旅行を避け、日本を土足で跋扈している。一方、日本人は外国に行かなくなった」コレが正解に近いでしょう。
わざわざ何かと危険な日本周辺の4凶国(台湾はGood!)に、行きたいと思う日本人が少ないのは当然です。またコロナ禍も完全には収束していません。海外旅行すると、新しいタイプに罹患するリスクもある(私は近々6回目を接種します)。確かに女性の一部は熱狂的な愛韓者が居ますが、まあそういう人は他人に迷惑かけ無い範囲で、ご自由にどうぞ。
>>>女性の一部は熱狂的な愛韓者が居ますが
わざわざ、出かけなくて国籍変えればいいじゃないですか。
もう日本に帰って来なくていいから。
旧ホワイト国に戻すという経産省のパブコメの期日が明日になりましたね。
私としても、反日国家に容赦は不要、今までの落とし前をつけてから出てこい、台湾より格上はねーだろ。せめてEUレベルの規制をしないとまた問題のある国に横流し・迂回輸出されるよなどの率直な意見で溢れかえっていることを願うばかりです。
「韓国に行くなら『隠しカメラ探知機』は必須」…海外にまで警戒される韓国の盗撮問題
2023/04/13 19:18 朝鮮日報
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/04/13/2023041380253.html
「隠しカメラに気をつけて」オーストラリア人女性が韓国への旅行者に警告
2023/5/16(火) 21:00配信
https://article.yahoo.co.jp/detail/99cf8645ff82684deb06b4ad2df0f30c88a3cee6
韓国に旅行した外国人女性たちから、トイレの中で盗撮され、その画像が韓国内の盗撮サイトに
公開されたという苦情があとを絶たないらしいです。
韓国では、公衆トイレや飲食店やデパートの中の女性トイレにさえも、盗撮カメラが
多数仕掛けられているそうです。
こんな危険な国に、わさわざ旅行に出かける価値などあるのでしょうか?
報道によると、韓国への旅行が増えた理由について、日本の中学や高校の修学旅行が、
大幅に増加したからと説明していました。
韓国へ修学旅行に行き、多数の日本の女子学生たちがトイレで盗撮され、
その画像がネットで、晒されることになります。
学校の保護者さんたちは、学校側に韓国への修学旅行を禁止するように
抗議するべきです。
http://blog.livedoor.jp/kanedashoji70/archives/60430338.html
「韓国旅行を考えている日本人の皆様へ(2017年版)」
楽韓さんところほどではないですが、韓国ウォッチングの老舗の金田さんブログです。
もう6年も前のスレで、ブログ主はもう亡くなっていて更新もされていませんが、元民団幹部の書いている在日視点での客観記述&内部批判は、今でも資料として色褪せてないと思います。
少なくとも、
「韓国旅行したいっ!」
というビギナーさんに説教臭くアドバイスするよりも、この記事のリンクをプレゼントしておくと話が早いので、とても実用的なのです。
卒業旅行と学生の夏休みの安価な旅行先として選ばれているようですね。ガッツリ旅行したい人は韓国を選ばないってことでしょうか。初心者向けの旅行先としては台湾と韓国どっちがおすすめでしょうね。
いつも更新お疲れ様です。
訪韓外国人統計ですが、僕の記憶が正しければ『トランジット(乗り継ぎ)』も含まれているかと。
アメリカ、ヨーロッパに旅行をする際、一旦韓国に行き仁川空港から行くと成田、羽田から行くより割安だったはず(コロナ禍以降確認してませんが)。
つまり、韓国旅行を目的とした日本人はもっと少ないという事です。
トランジットの際に、入国審査するかしないかではないですか?
入国審査無しのトランジットもあるようです。
トランジットとは関係ないですが、トム・ハンクス主演の映画、「ターミナル」は、パスポート失効の為入国出来ない事がテーマでした。
フライト代を安くする為のトランジットならば、一旦入国審査はするのでしょう。
何度もすみません。この場合、トランジットというより、乗り換えのような感じがします。ですから、一旦
入国審査するのでは?
従って、訪韓者にカウントされているのでは?
前説の終わりの方「4月における訪韓日本人は訪日韓国人の3.64倍」これ
訪韓日本人と訪日韓国人が逆ですよね?
> 3月、8月
要するに学生さんやその「卒業旅行」の需要なのでは無いか?特に若い女性客。執念深い韓国礼賛のメディアの宣伝の影響が、心に曇りの無い健やかなお子様には大きく作用しているのでしょう。
要するに夜店の屋台。ワタアメや射的も夢の中では輝いて見える。安価に行ける初めての海外。
ちょっと田舎のチェーン店になっている書店の雑誌の棚を眺めるとそこだけ孤立して韓国アイドル雑誌がかたまって置いてあったりします。同じく、既に斜陽と言われているDVDレンタルショップにもまるで成人向けの様に一つのエリアが丸々韓国ドラマのブースに。インド映画やEU圏の映画では日本語吹替やそれ用パッケージも揃わないのかも知れないし、店へのキックバックが韓国モノほど無いのかも知れません。韓国は国家ぐるみで韓流をゴリ押しして居ると言われて居ます。メイクや化粧品、屋台で拵えるおやつの様なモノ。ダンスやその音楽。ターゲットは皆心に曇りの無い健やかな若者。
海外旅行中に韓国人団体旅行者と出会ったことが2度ある。(ベトナムとペルー)
共通しているのはレストランにカップラーメンやキムチを持ち込んでいたこと。
ベトナムの高級ホテルのビュッフェでカップラーメン、キムチをひろげて食べていた。
いくらでもおいしいものが食べられるのに何でああいうものを持ち込んでまで食べるのか理解に苦しむ。現地ベトナム人スタッフは「いつものこと」という顔で見ていた。
ペルーの超高級ホテルでも同じことをやっていた。レストランの料理長らしき人が出てきて怒ってやめさせていた。
日本でも同じことをやっているのだろうか。
本当とは思えない本当の話?