韓国が日本をホワイトリストに復帰:日本の呼応に期待

どうも経産省の動きが怪しく、韓国を輸出管理上の「グループA」に追加することを画策しているフシがあります。というのも、4月に入ってから韓国側との政策協議を加速させているからです。もっとも、韓国側は24日、日本を輸出管理上の優遇対象国に追加したそうですが、韓国メディアには日本にも「相応の措置が待たれる」、などとする記事が掲載されたようです。この手の「日韓どっちもどっち論」、韓国の常套手段です。

経産省の怪しい動き

日本政府が韓国を輸出管理上の優遇対象国である「(旧)ホワイト国」に戻すのかどうか、とする話題については、当ウェブサイトでも先日よりしばしば取り上げており、とりわけどうも経産省の幹部の怪しい動きについては『読者コメントと考える「経産省ホワイト国暴走」の原因』などでも取り上げたとおりです。

OSINTを集めてできる仮説としては、次のようなものがあり得るでしょう。

  • 経産省・貿易経済協力局・貿易管理課の黒田課長、平山氏、久保寺氏の3名(直通電話番号は「03-3501-1479」、メールアドレスは bzl-boeki-kanri-inquiry@meti.go.jp )らを含めた経産官僚は、外務省にそそのかされた岸田官邸の意向を受け、韓国を「(旧)ホワイト国」に戻そうと画策している
  • しかし、経産省が3月6日に公表した「2019年7月以前の状態に戻すべく」の文言を見て激怒した西村康稔・経済産業大臣は、経産省幹部らに「首相官邸に出かけて修正して来い」と命じられ、これを受けて7日に岸田文雄首相の前で経産官僚が「方針変更」を説明した
  • このため、日本政府側の輸出管理緩和措置については、フッ化水素など3品目の輸出管理に「特別一般包括許可」を導入すると、「グループA」(『輸出貿易管理令』別表3)に韓国を追加するかどうかについては「分離」して対応することにした

…。

著者自身、岸田首相や西村大臣、あるいは霞が関の官僚らと面識を持っているわけではないため、上記の仮説を直接に確かめることはできませんが、それでもオープン・ソース・インテリジェンス(OSINT)などをもとに、こうした仮説が十分に成り立つと考えている次第です。

たった2週間の間に韓国と3回も協議を持つ

しかも、日本の輸出管理を巡る経産省の動きの怪しさは、最近でもあまり変わっていません。とくに4月に入って以降、日韓政策対話が非常に短い頻度で繰り返されているからです。実際、経産省のウェブサイトには4月21日付で、こんな報道発表もありました。

日韓輸出管理政策対話の開催について

4月18日から20日の3日間にわたり、経済産業省は韓国産業通商資源部との間で、日韓輸出管理政策対話を韓国で開催しました。

今回の政策対話では、韓国におけるリスト規制・キャッチオール規制の運用状況及びその実効性について、現地で確認を行いました。また、北朝鮮を含む懸念国への迂回対策の状況、その実効性について、重点的に確認を行いました。

さらに、両者は、次回の日韓輸出管理政策対話を、4月24から25日に、日本で開催することに合意しました。

貿易経済協力局貿易管理課長 黒田

担当者: 平山、久保寺

電話:03-3501-1511(内線 3295)

03-3501-1479(直通)

メール:bzl-boeki-kanri-inquiry@meti.go.jp

―――2023年4月21日付 経産省HPより

つまり、4月10日に始まった対話は、4月18日からの対話、さらには本日以降の対話と、たった2週間少々で3回も行われているのです。

日韓政策対話の実施状況(予定含む)
  • 4月10日、12日、13日の3日間
  • 4月18日から20日の3日間
  • 4月24日・25日の2日間

(【出所】経産省報道発表等)

経産省の動きは、国民に対する裏切りではないことを願いたいところです。

やっぱり迂回貿易はあったのか

もっとも、経産省によると、前回の韓国での政策対話では、韓国におけるリスト規制やキャッチオール規制の運用状況や実効性について「現地で確認」を行ったほか、北朝鮮を名指しして、「懸念国への迂回対策の状況」や「その実効性」について「重点的に確認をした」と述べています。

この報道発表、裏を返せば、韓国では「北朝鮮を含む懸念国」に対して「迂回貿易」を行っていたのではないかと、日本の経産省が疑っている、という証拠でしょう。

たった1ヵ月や2ヵ月、韓国の輸出管理の状況をチェックするだけで、日本が韓国を「グループA」に追加することができるというものなのか――。

どうも経産省を含めた日本政府の私たち日本国民に対する説明の足りなさを思い出しておくと、どうにも心もとない限りです。

韓国メディアの事実誤認報道

さて、それはともかくとして、いちおう経産省は3月6日付の報道発表を除けば、現時点までに、「韓国を(旧)ホワイト国に戻す」と確約したわけではありません。ただ、韓国メディアの報道を眺めていると、どうも「日本が韓国をホワイト国に戻すという措置が待たれる」、といった主張も目立ちます。

たとえば、韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)に掲載された、こんな記事です。

韓国が日本を再び輸出優遇対象国に 待たれる相応の措置

―――2023.04.24 09:09付 聯合ニュース日本語版より

聯合ニュースによると韓国政府は24日、「輸出上の手続を簡素化するなどの優遇対象国(ホワイトリスト)に日本を復帰させた」そうです。韓国は2019年に日本が「韓国への輸出規制措置を強化した」(※太字下線の誤植は原文ママ)ことに対抗し、日本をホワイトリストから除外していたものです。

そして、韓国政府が24日に改定した「戦略物資輸出入告示」では、日本は米国、英国、フランスなどと並ぶ29ヵ国の輸出優遇対象国に含められるのだそうです。これについて、具体的には輸出審査が大きく簡素化されるのだそうです。

韓国企業が日本への戦略物資輸出を申請すると、審査に要する期間は5日と、従来の15日に比べ大幅に短縮され、個別の輸出許可申請に必要な資料も5種類から3種類に減る

…。

正直、日本が韓国の輸出管理上の「ホワイト国」かどうかは、あまり日本の産業に関係ありません。

日韓の貿易・産業構造に照らすと、日本は恒常的に韓国に対し、生産装置や中間素材といった「モノを作るためのモノ」(韓国語でいう「素材・部品・装備」、あるいは「素部装」)の輸出で儲けている格好であり、韓国の産業は日本製の「素部装」に完全に依存している格好です。

果たしてそこになにか具体的なメリットが日本にあるのかどうかは微妙です。

ちなみに聯合ニュースは、日韓が相互に輸出管理を強化した理由について、こう述べています。

韓日は徴用訴訟問題をきっかけに関係が悪化し、互いに輸出規制を強化した。だが先月の韓日首脳会談を機に、日本は半導体材料など3品目の対韓輸出規制を解除し、韓国は同措置について世界貿易機関(WTO)提訴を取り下げた」。

そもそも輸出「規制」ではありませんし、対韓輸出管理適正化措置を日本政府が講じた理由も、まさに韓国における輸出管理を巡って「不適切な事案」が生じたからです。先ほど引用した経産省の発表にも「北朝鮮を含めた懸念国への迂回」という文言がありましたが、これも日本政府の対韓不信の証拠でしょう。

「日本の呼応する措置」って

もっとも、肝心の日本が韓国をグループAに戻すかどうかという論点を巡って、聯合ニュースはこう記しています。

今回、韓国は戦略物資輸出のホワイトリストに日本を再指定し、続いて日本も韓国を優遇対象国『グループA(旧ホワイト国)』に戻せば一連の輸出規制問題はようやく一段落することになる。ただ、日本の手続きは韓国とは異なるため、最終決定までやや時間がかかると韓国政府は予想している」。

記事タイトルの「日本の呼応措置」にも呆れますが、この手の「どっちもどっち」論に落とし込むのは韓国の常套手段でしょう。

ただ、ここで注目しておきたいのは、「最終決定までやや時間がかかる」とする「韓国政府の予測」です。こうした文言が出て来ること自体、経産省自身は韓国政府に対し、「グループAへの追加」を確約していない、という証拠でもあります。

また、実際に日本が韓国を「グループA」に追加するためには、輸出貿易管理令という「政令」の改正が必要ですし、おそらくはパブリック・コメントの募集対象となる案件でもあるため、国民から黒田課長らに厳しい意見が飛んでくるものと想定されます。

さらには、実際にパブコメにかける前の段階でも、政府の動き次第では、黒田課長や平山氏、久保寺氏(※電話番号は03-3501-1511【内線3295】、直通番号は03-3501-1479、メールアドレスは bzl-boeki-kanri-inquiry@meti.go.jp )に対しては、厳しい意見が寄せられるかもしれません。

いずれにせよ、第一義的に韓国をグループAに戻すかどうかは経産省の判断ですが、その判断次第では、今度は日本国民も選挙を通じて賢明に判断を下すことは間違いないでしょう。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

このエントリーをはてなブックマークに追加    

読者コメント一覧

  1. 立ち寄り人 より:

    毎日の更新お疲れ様です。またしても南朝鮮側のワナですね。現状で自称強制労働案件で極わずかに動きがありましたが、それに対応したようなタイミングで輸出管理強化を解除するとどう見えるか?日本政府が自ら否定し続けていた輸出管理強化=詐称強制労働報復を認めてしまう事として宣伝されるでしょう。

  2. めがねのおやじ より:

    韓国側が日本をホワイト国に戻して、「日本も戻せよ」「早く忖度しろ」というのは、てんで韓国の思い過ごし、勝手な期待であり、日本としては「知るかいな」です。

    今、日本が韓国をホワイト国に戻したら、きっと「押せば引く日本」と嗤うでしょう。彼らはもう手は打っていると思う。親韓派議員や、高級官僚が動いている。こんな大事な事、韓国人だけで出来るはずが無い。しらみつぶしに潰して欲しい!

    1. 匿名 より:

      とんでもない話。理由もなくただ日本に対抗するだけのためのホワイト国除外を解除するから日本ももどしてくれというのは話にならない。
      こんな事を聞き入れたら絶対ダメだ。

  3. 朝日新聞縮小団 より:

    これだから韓国の悪事を有耶無耶にしたまま会話を再開してはいけないと多くの人が忠告していたのです。
    安倍菅政権が会話しなかったのです。
    圧倒的優位に立っていた日本が、岸田外交であっという間に韓国の土俵に引きずり込まれました。
    これで尹政権はずいぶんと楽になったことでしょうね。
    あくまで韓国国内向けですが、輸出管理が緩和されれば成果、されなくても被害者ポジションを獲得。

  4. 名無ち より:

    今日、車でFMのニュースを聞いていたら、韓国がホワイト国から外されたのが、徴用工での関係悪化が原因のようなこと言ってた。FM局が独自にニュース原稿書くとは思えないし、アホな地方、弱小媒体を使って、こんな悪意に満ちたニュースをしれっと流させる勢力って何なの?やっぱり、○同○信とか○通とかに工作が入ってるのか?
    おや、こんな時間にドアファンが?宅配便にしては遅いけど

  5. 匿名 より:

    旭日旗、関東大震災、慰安婦、徴用工問題 
    韓国は 言動の責任が異常に軽く、ウソでも言ったもの勝ちの世界です。
    ホワイトリスト復帰検討も どうせウソなので信じてはダメです 

    ただし
    韓国のウソを無視してはいけません
    彼らはウソを世界に拡散するからです
    慰安や旭日旗のように あとで事実修正と風評被害が拡大します
    韓国人は 言葉の責任が軽い国なので
    一から十まで全否定して 徹底的に叩くべきと考えます

  6. 匿名 より:

    う~ん
    「韓国が先に譲ったのだから当然お返しをするんだよね」という一方的な要求手法にもうんざりしますが、韓国国内では価値があるのかもしれませんが日本にとっては全く価値がないことで譲ったと言われてもですね。。

  7. カズ より:

    輸出入告示により即時にホワイト指定を差止できる韓国側と、閣議を経なければ動けない日本。
    待遇のうえでは、現況(必要であれば当局の判断で差止)こそが相互主義だと思うんですけどね。
    ・・・・・
    韓国側って、なにか一つでも「身を切った歩み寄り」を見せたのでしょうか?
    ホワイト待遇の復活とGSOMIAの正常化も得るものが多いから翻意しだけ。
    *どちらも「振り上げっ放しの手がしんどくて降ろしただけ」なんですよね。

  8. クロワッサン より:

    尋問用いられる「良い警官悪い警官」ってのがありますが、韓国の場合は「文在寅と尹錫悦」ですかね。

    マジ既知外な文在寅は日米相手にやらかしまくり、尹錫悦は文在寅に辟易していた日米からすれば「マシ」なので好意的に見られ易い、みたいな。

    尹錫悦がロウソク祭りで火炙りになるのを避けたい岸田文雄が、どんな譲歩や利益供与を尹錫悦にするか見ものですね。

  9. ひねもすのたり。 より:

    ホワイト国復帰を一旦否定した西村経産大臣は、復帰の宣言を出す場合、どのような言い訳をするのでしょうかね?
    まさか、
    課長に図られた、では”アホ”丸出しですから、
    その際の言い訳は、(高市さんの逆バージョンで)本件ではまだ総理から大臣をやめろとは言われておりません、がお勧めです。
    安倍派の一員として政治的信条・機軸に疑問符が付き、将来の総理候補としての金看板に傷がつかないことを祈ります。

  10. 七味 より:

    輸出企業にとっては手続きの簡素化につながるんだし、韓国の管理体制がしっかりしたものなんだったら、旧ホワイト国に戻してもいいとは思うけど・・・・・ 

    なんとなく気に入らないのです♪

    ひとつは、韓国のいう相応の措置って発想への違和感なのです♪
    輸出管理って、安全保障のために国内の輸出企業に手間をとらせてるものだって思ってるのです♪
    韓国が日本向けの輸出手続きを簡素化するのは勝手だけど、それは韓国企業の手間を削減してるだけで、日本に何か利益を提供してるようなものじゃないと思うのです♪

    韓国の管理体制を度外視して、岸田総理の訪韓時のお土産にしようとしてないか
    みたいなことをしてないのかな?
    それは、あたしは韓国との関係って、できるだけ疎遠にしといた方が良いと思うからなのです♪

    もひとつは、岸田総理が訪韓するときの手土産みたいな扱いになってんじゃないかな?って、根拠のないなんとなくの不安感なのです♪

    それと、あたしは韓国とは疎遠であればあるほど良いと思ってるのも大きな理由なのです♪
    仮に韓国の管理体制がしっかりしてたとしても、輸出手続きを緩和した結果、日韓の取引が活発化してお仕事なんかで韓国に行く日本人が増えちゃうんじゃないか?って不安なのです♪
    そんなことになると、中国の台湾への侵攻にあわせて北朝鮮が南進とかしだすと、たくさんの日本人が人質になっちゃうように思うのです♪

    そんなわけで、ニュースにちょっと心配になっちゃったのです♪

  11. ムッシュ林 より:

    総理官邸と韓国大統領府は、自称徴用工問題の解決のための韓国側の措置の実施、それに対する日本側の歓迎の意の表明や過去の談話の踏襲といった一連の措置について、韓国のグループA復帰まで徴用工ディールの裏で密かに握っているのではないかと私はみています。
    だから、西村大臣が指摘したにも関わらず、「双方が2019年7月以前の状態に戻すべく、関連の二国間の協議を速やかに行っていくこととしました。」という発表が経産省からなされ、実際にその通りに協議が加速してます。グループAから韓国を外した理由の一つに対話が行われていなかったということも挙げられてますので、これでその要件の一つを満たしたという説明が可能になります。青山繁晴先生もこの動きに必死に抵抗してますが、岸田や林にうまくあしらわれている感が否めません。
    松川るいは筋は曲げない、譲歩はしないなどと言ってましたが、大嘘つきではないかという疑念が自分の中では深まっています。

  12. どみそ より:

    ホワイト国復活は 韓国を通して再び高度技術品の第三国への流出が起こることを暗示してます。日本が積み上げてきた アメリカからの信頼を大きく毀損します。中国とずぶずぶの韓国に甘い顔するのは 危険です。

    1. 砂漠の反乱 より:

      仰る通りだと思います。更にレーダー照射問題も何らの解決なし。
      機微技術や高度技術集約商品が、現に日本の安全を堂々と脅かす国家に流出していくリスクがある、との国防上の本質的問題があるにも拘わらず、ホワイト国復帰に裏で走っているであろう岸田内閣は国益上から大いに問題あり。
      勿論、裏でその路線を走っているとの点は現段階では推測でありますが、先般の補選でも意図的に表に出さずして選挙戦を戦った例のLGBT促進法案やら、虎視眈々と財源確保法によって増税を狙う増税岸田のやり口をみると、この人物が「姑息」である事はもっと国民が知るべき事だと拝察致します。中長期観点に立った真の国益確保よりも、政権延命第一が優先する政権は早期に退陣して頂きたい。国民よ更に覚醒せよ。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
関連記事・スポンサーリンク・広告