年初でも報告したとおり、新聞業界に未来はありません。こうしたなか、新年のツイッターでは新聞「紙」の値上げという昨年の業界紙の記事がちょっとした話題になっていました。原材料価格の上昇は新聞社経営をさらに圧迫することにつながります(もともと内容が薄っぺらい日本の新聞が「物理的」にも薄っぺらくなっても、べつに誰も困らないのかもしれませんが…)。
目次
新聞協会のデータからわかる発行部数の減少
年初の『数字で見る新聞業界の現状と未来』では、「新聞の発行部数の下落に歯止めがかからない」とする話題を取り上げましたが、本稿ではその話題について、もう少し違う角度から深掘りしてみたいと思います。
新聞の部数はこの20年余りで半分近くに減りました。当たり前です。紙媒体自体の不便さもさることながら、ネットの普及によりブログサイト、ウェブ評論サイトなどが無数に出現し始めたことで、新聞社が提供する情報の相対的な価値が極端に下がったからです。新聞業界はこれまで「第四の権力」を自称し、驕り高ぶって来ましたが、ネット上のライバルサイトとのレベルの差は、これからは広がることはあっても縮まることはないでしょう。謹賀新年新年、あけましておめでとうございます。本年が読者の皆さまにとって素晴らしい年であります... 数字で見る新聞業界の現状と未来 - 新宿会計士の政治経済評論 |
使用するのは、一般社団法人日本新聞協会が昨年12月に公表・更新した『新聞の発行部数と世帯数の推移』、つまり2000年以降の毎年10月1日時点における新聞の発行部数に関するデータを、著者自身が加工したものです。
先日も報告したとおり、新聞協会のデータは「一般紙/スポーツ紙」という区分のほか、「セット部数/朝刊単独部数/夕刊単独部数」という区分で公表されているのですが、本稿ではとりあえず「一般紙/スポーツ紙」の区分については利用せず、あくまでも朝刊・夕刊に区分されたデータのみを使用します。
その際、「セット1部」を「朝刊1部+夕刊1部」に分解し、「セット部数+朝刊単独部数」を「朝刊部数」、「セット部数+夕刊単独部数」を「夕刊部数」と定義し直しているため、同じ新聞協会のデータを分析した他サイトの記事とは数値が異なっている点には注意してください。
前置きはこのくらいにして、2000年から22年に至るまでの23年間における新聞発行部数の推移をグラフ化したものが、次の図表です。
図表 新聞発行部数の推移
(【出所】一般社団法人日本新聞協会『新聞の発行部数と世帯数の推移』データをもとに著者作成)
朝刊は3000万部割れ直前
これで見ると、とくに朝刊に関しては2008年まで5000万部の大台を維持していましたが、09年に4913万部と今世紀初めて5000万部を割り込み、続いて18年には3902万部と4000万部を割り込み、22年だと3033万部で3000万部の大台割れ目前です。
新聞部数の前年比増減と増減率(朝刊)
- 00年→01年…▲1万部(▲0.03%)
- 01年→02年…▲36万部(▲0.69%)
- 02年→03年…▲27万部(▲0.53%)
- 03年→04年…+16万部(+0.32%)
- 04年→05年…▲37万部(▲0.72%)
- 05年→06年…▲20万部(▲0.40%)
- 06年→07年…▲25万部(▲0.50%)
- 07年→08年…▲46万部(▲0.92%)
- 08年→09年…▲99万部(▲1.98%)
- 09年→10年…▲99万部(▲2.02%)
- 10年→11年…▲93万部(▲1.92%)
- 11年→12年…▲51万部(▲1.07%)
- 12年→13年…▲76万部(▲1.62%)
- 13年→14年…▲161万部(▲3.51%)
- 14年→15年…▲110万部(▲2.47%)
- 15年→16年…▲94万部(▲2.17%)
- 16年→17年…▲111万部(▲2.63%)
- 17年→18年…▲217万部(▲5.27%)
- 18年→19年…▲204万部(▲5.23%)
- 19年→20年…▲266万部(▲7.19%)
- 20年→21年…▲192万部(▲5.59%)
- 21年→22年…▲207万部(▲6.39%)
朝刊は15年後にゼロになる計算…夕刊はさらに悲惨な状況に
朝刊と比べ、夕刊の状況はさらに悲惨です。夕刊は今世紀初頭には減少傾向が始まっており、01年で1982万部と2000万部の大台を割り込み、2018年には991万部と1000万部の大台を割り込んだのですが、その減少が2020年のコロナ禍で一気に加速した格好です。
新聞部数の前年比増減と増減率(夕刊)
- 00年→01年…▲19万部(▲0.94%)
- 01年→02年…▲52万部(▲2.63%)
- 02年→03年…▲20万部(▲1.06%)
- 03年→04年…▲14万部(▲0.73%)
- 04年→05年…▲31万部(▲1.66%)
- 05年→06年…▲38万部(▲2.02%)
- 06年→07年…▲41万部(▲2.24%)
- 07年→08年…▲77万部(▲4.29%)
- 08年→09年…▲113万部(▲6.64%)
- 09年→10年…▲89万部(▲5.58%)
- 10年→11年…▲69万部(▲4.60%)
- 11年→12年…▲42万部(▲2.92%)
- 12年→13年…▲50万部(▲3.61%)
- 13年→14年…▲106万部(▲7.91%)
- 14年→15年…▲50万部(▲4.05%)
- 15年→16年…▲49万部(▲4.16%)
- 16年→17年…▲75万部(▲6.55%)
- 17年→18年…▲73万部(▲6.88%)
- 18年→19年…▲65万部(▲6.57%)
- 19年→20年…▲123万部(▲13.28%)
- 20年→21年…▲91万部(▲11.39%)
- 21年→22年…▲67万部(▲9.38%)
もっとも、減少「率」で見れば、朝刊、夕刊ともに、近年になるほど上昇する傾向があります。部数自体がコンスタントに減少し続けているのならば、「分母」である「前年の部数」が減れば減るほど、減少「率」が大きくなるからなのかもしれません。
いずれにせよ、このペースでいけば、夕刊は早ければ5年後に、遅くとも10年後には消滅するでしょう。
ただ、むしろ注目すべきは、朝刊の減少部数です。
2018年以降の5年間で見ると、前年比減少が192万部だった2021年を除き、毎年200万部以上減少し続けているのです。コロナ禍の2020年には前年と比べ266万部減りましたが、コロナ以前の18年、19年にも、やはり200万部以上減っている事実は気になるところです。
もしも毎年200万部づつ減り続ければ、2022年時点で3033万部だった朝刊は、15年後にはゼロになってしまう計算です。
古紙ジャーナル「新聞用紙大幅値上げ」
こうしたなか、昨日はツイッター上で少し話題になっていたのが、『古紙ジャーナル』というメディアに昨年9月26日付で掲載されていた、こんな記事です。
【新聞用紙の値上げ交渉】製紙メーカーが40~50%の大幅値上げ提示/新聞社へ購読料改訂要請も着地点みえず
―――2022/09/26付 古紙ジャーナルより
古紙ジャーナルは「古紙業界の専門紙」として1992年に創刊されたメディアだそうですが、リンク先記事については契約していないと全文の閲覧ができないようです。
ただし、リード部分にはこんな記述もあります。
「原燃料コストの急上昇を受けて、製紙メーカーは新聞用紙の価格でかつてない値上げ幅を新聞社に提示している」。
「かつてない値上げ幅」とは、40~50%だそうです。ずいぶんと大幅な値上げです。
この「40~50%の値上げ」を新聞社が呑んだのかどうかについては、残念ながら続報が見当たらないのですが、それでも用紙コスト上昇が新聞社の経営を圧迫しているであろうことは想像に難くありません。
「1日以上前の情報を紙に印刷し、地球温暖化ガスをまき散らしながら全国津々浦々へと送り届ける」という前近代的なビジネスモデルを採用している以上は、これも仕方がない話でしょう(ついでにいえば、ガソリン価格などの上昇も、新聞社経営にとり、圧迫要因です)。
赤旗も新聞ページ数を減らしている
そういえば、「紙」に関連し、昨年暮れにはこんな記事もありました。
「赤旗」ページ数減へ 来年1月から紙代高騰で―共産・志位氏
―――2022年12月22日16時31分付 時事通信より
時事通信によると日本共産党の志位和夫委員長は22日の記者会見で、同党の機関紙『しんぶん赤旗』について、2023年1月以降、日刊紙は16ページから14ページに、日曜版は36ページから32ページに減らす、などと述べたそうです。
「どうせならゼロページにしてしまえば良いのに」、といったツッコミは、敢えてしないでおくことにしましょう。
いずれにせよ、ただでさえ苦境にある新聞業界が、肝心の「紙」のコスト上昇という思わぬ伏兵に遭っている格好であり、下手をすると意外と遠くない未来において、それなりの大手紙が廃業を決断することもあるかもしれません。
新聞用紙消費量の減少は既に始まっていた
こうしたなか、何かもっと興味深いデータはないかと思い、日本新聞協会のウェブサイトを探してみると、『新聞用紙の生産と消費』というデータがありました。これの「払い出し」欄にある「新聞社向け」の「国内払い出し」と「輸入外紙消費量」を合計すると、新聞社が使用したであろう新聞用紙のトン数がわかるはずです。
これについてはまだ2022年のデータが出ていないため、21年までの直近5年分のデータを眺めてみると、用紙の消費量は20年に前年比12.8%落ち込んでいることがわかります。
新聞用紙の消費量の前年比増減と増減率
- 16年→17年…▲148,132トン(▲5.06%)
- 17年→18年…▲168,448トン(▲6.06%)
- 18年→19年…▲200,623トン(▲7.69%)
- 19年→20年…▲309,263トン(▲12.84%)
- 20年→21年…▲97,933トン(▲4.67%)
これに対し、朝刊と夕刊の合計部数について、前年比増減と増減率を示してみると、21年を除き、いずれも用紙の消費量が全体部数以上に大きく落ち込んでいることが判明します。
新聞部数の前年比増減と増減率(朝刊+夕刊合計)
- 16年→17年…▲186万部(▲3.47%)
- 17年→18年…▲290万部(▲5.60%)
- 18年→19年…▲269万部(▲5.50%)
- 19年→20年…▲389万部(▲8.41%)
- 20年→21年…▲283万部(▲6.69%)
このこと自体、新聞1部当たりで使用される用紙(つまり1部あたりのページ数)がすでに減り始めているという証拠ではないでしょうか(※もしかしたらそれ以外にも要因はあるのかもしれませんが…)。
もっとも、もともと質的に薄っぺらい新聞記事が、量的にも薄っぺらくなっているのだとしても、あまり影響もない気もします。
新聞自体社会的バリューを失っている
いずれにせよ、紙媒体での新聞発行は、前途多難です。
新聞紙に書かれた情報自体、(多くの場合は)不正確であるだけでなく、そこに書かれた情報自体が非常に古く、すでに「紙媒体としての新聞」自体が社会から必要とされなくなり始めているからです。
とくに、昨年の『東京都の監査委員が都の事業に対し「是正措置」勧告か』などでも取り上げたとおり、新聞は本来ならばニューズ・バリューがありそうな出来事であるにもかかわらず、それを報道することを頑なに避けることもあります。
ついに「住民監査請求」が通ったようだ――。こんな話題が、ツイッター上でトレンドとして発生しています。この問題、もともとはネット上で提起された、とある市民団体における不正会計疑惑に関するものですが、この件が異常なのは東京都を含めたさまざまな方面に問題が波及しそうになっているという点だけではありません。新聞、テレビを中心とするオールドメディアが、本件を一斉にスルーしているように見受けられることです。暇空氏の問題提起当ウェブサイトではこれまで取り上げてこなかった、しかし非常に重要な話題がひとつありま... 東京都の監査委員が都の事業に対し「是正措置」勧告か - 新宿会計士の政治経済評論 |
このことは、新聞自体が社会的なバリューを失っている、ということを示唆しているように思えてなりません(もともとそんな「バリュー」があったのかどうかは脇に置くとして)。
もちろん、テレビが出現しても映画館が残ったように、ネットが出現しても新聞は残る、といった希望的観測を持つ人もいるかもしれません。
しかし、CDが出現したことで各家庭からレコードがほぼ消滅したのと同様、あるいはスマホの普及などの理由でそのCDですら絶滅寸前にあるのと同様、ある媒体自体はどこかのタイミングで消滅(あるいは「絶滅」)することもあります。
いずれにせよ、新聞「紙」という媒体自体も、さほど遠くない未来(下手をすると15年どころかそれよりもかなり早い段階)において「絶滅」するのはほぼ確実でしょう。そのときに新聞社の経営は果たしてどうなっているのでしょうか。
ある社は「不動産会社」へと加齢なる転身を遂げているかもしれませんし、ある社は「合併」により、ある社はネット特化戦略により、それぞれ生き延びているかもしれませんが、現在の日本の新聞社すべてがそのようなかたちで生き延びていけるようにも思えないのです。
意外と遠くない未来にその答えは出て来るでしょう。
View Comments (23)
不動産で生き残る…ねぇ。その不動産は国有地を
安く払い下げてもらったもんですよね?
それでモリカケをとやかく言えるんですかね?
毎度、ばかばかしいお話しを。
新聞社:「国有地の払い下げは、モリカケでなく我々にすべきだ」
これって、笑い話ですよね。
本日1月3日、つまり新年度の最初の通常版(?)の朝日新聞朝刊の、(通常ならテレビ欄の)最終面は一面広告でした。ちなみに、テレビ欄は本日1日分でした。
そこで、詳しい方がいれば教えて欲しいのですが、朝日新聞で一面広告をのせる場所、または、その日付によって、掲載料は違ってくるのでしょうか。それとチラシではなく、新聞本紙内部の広告費は、どこに入るのでしょうか。
蛇足ですが、新聞が一面広告をいれまくれば、新聞が物理的に薄くなることはないのではないでしょうか。
毎度、ばかばかしいお話しを。
新聞社:「地球の資源を守るため、我が社は新聞のページ数を減らしました」
これって、笑い話ですよね。
>前年比増減と増減率を示してみると、21年を除き、いずれも用紙の消費量が全体部数以上に大きく落ち込んでいる
当方が新聞を手に取っていたころは新聞紙は今に比べてずっと厚くてばさばさしていたと思います。体に巻いて防寒用途を成さないくらいに今の新聞紙は薄く軽くなっており、それが目方に反映されている。新聞用紙製造技術進歩の顕れやも知れません。
じわじわと超軽量紙1㎡43gから超々軽量紙1㎡40gへシフトしているようです。
https://www.pressnet.or.jp/data/paper/paper02.php
20年から21年にかけて2%ちょいシフトしており、これによる重量減量効果は大雑把に▲0.15 %で、全体の▲4.67%と比較すると微々たるものですので、やはりページ数が減っているのでしょうか。当方勘違いが多いので再確認してください。
参考 朝日新聞月間総ページ数対前年同月比
http://khiikiyat.blog.fc2.com/blog-entry-1239.html
匿名 さま
フォローありがとうございます。データおいしそう、好物です。目方だけが示されていますが、面積へ換算すれば紙面面積の変遷を知ることができるはずです。
新聞って紙屋の利権の闇が深いって
何かで見た気がする
ようしらんけど
団塊どもが後期高齢者入りだそうでメインの購読者がいなくなれば新聞も消滅
都市部の専売所の社員は厚生年金に加入しているのでしょうか。
>https://www.mhlw.go.jp/tekiyoukakudai/jigyonushi/
新聞販売店は零細企業を言い訳に、国民年金まかせではないのでしょうか。
(普通の会社であれば、本人・会社の保険料率9.15%、計18.3%を負担をしていますが)
捏造、あら捜しのまえに、自社の販売店の調査報道をしたほうが、トク?ダネ?だと思いまが
国民年金にも入っていなかったり・・・・
何度も言うけど株式欄(投信その他の価格情報も)はQRコードでも印刷して「当社サイトをご覧ください」にすれば日経なら5-6ページは節約できる。肝心な市場分析などを充実させて差引4-5ページ節約。テレビラジオ番組表も同じで2ページ節約。あと削れるのは、4コマ漫画(確かまだやってる新聞あったはず)、連載小説、読者の短歌俳句の投稿と選者評(投降者以外読んでないってば)囲碁将棋。
でもこれをやると新聞はペラペラになって体裁悪いのと広告の比率が半分ぐらいになりそうだけど朝刊は薄くなって一人が配れる部数が増える。資源の節約にもなる。
目次とURLとQRコードだけ印刷したペラ1枚で十分そうですね。なんならQRコードを31個印刷しておけば配達も月1回で済みますし。
スマホなどで読み込んで必要な情報へ自動的にアクセスできるQRコードはともかくも,URLを文字列として紙に印刷されても入力が面倒になるだけですよ.
そもそもQRコードやURLで用が足りるタイプの人々は,新聞HPを利用することに技術的にも心理的にも何ら困難を感じないでしょう.ですから,そのタイプの人々にとっては最初から紙媒体に印刷されたQRコードやURL経由でなくネット上の××新聞HPに直接にアクセスして必要な情報をゲットし利用するほうが遥かに便利です.
言い換えれば,旧来の形態の新聞の将来像としてQRコードやURLの類ばかりを紙媒体に印刷して配布するというコンセプトこそ全くの支離滅裂であらゆる資源の無駄です.故に思考実験あるいは単なるジョークの類としても破綻していると考えます.
オックスフォード大学ロイタージャーナリズム研究所(英国)が「2022 Digital News Report」の中で、日本のオンラインニュースサイトの利用が国際的に低水準だと報告しているようです。ですからネットでも紙媒体でも新聞社の将来は
暗いです。
天の邪鬼ではありますが、私は新聞の将来については「悲観的」です。街中の販売店が消え売店やコンビニでの販売も見かけなくなっても、A紙などは何処かの国から金主を得て人知れず印刷して国会図書館に納本し紙齢を重ね、日本人は数十年数百年前の謂われなき誹謗中傷記事に泣かされ続けることでしょう。
>「どうせならゼロページにしてしまえば良いのに」、といったツッコミは、敢えてしないでおくことにしましょう。
SDGsだ反原発だなんだと言ってるんだから、赤旗をオンライン専用にしないのが不思議ですね。
現実を無視して理想を実行し、現実が理想に追い付いてくるのを待ってこそリベラルなんじゃないかと。
追い付いてくるまでの間に社会や経済、人類が崩壊してもケンチャナヨ笑
アメリカも定期購読する分野がありますが、日本の場合以上に影響力がありますからね。
下地に、日本人はメディアを信じすぎるというのがありますからね。
ここに掲載される読者投稿なんかメディアではお目にかかれないほど読み応えありますし、韓国紙なんて5紙ほど日本語版があります、真実が別の角度でみられる環境が整っています。これだけ読み分ける手段が増えている中で新聞の衰退も必至でしょう。テレビも同じかと。