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    Categories: 外交

追い込まれているのは「日韓両国」ではなく「韓国」だ

国際法を破る無法国家の側に立つのか、ルールを守る側に立つのか――。追い込まれているのは「日韓両国」ではなく「韓国」であり、今すぐ決断すべきなのもまた「日韓両国」ではなく「韓国」です。そのことを考えるうえで、ちょうど良い材料がありました。時事通信に金曜日、韓国人論者による、非常にわかりやすい記事が掲載されていたのです。

インチキ論考の解説

インチキ論考の意味

当ウェブサイトではときどき、インチキ論説というものを掲載することがあります。今朝の『【インチキ論説】日韓スワップ復活で相互信頼醸成図れ』などと称した駄文などは、その典型例でしょう。

読み手のリテラシーを試す記事久しぶりに、頭をまったく使わないで文章を執筆してみたくなりました。正直、この手の文章を書くのは本当に楽です。ただし、読み手の皆さまにはそれなりの負担が生じますので、本稿を閲覧なさる場合には十分にご注意ください。生活にちょっとした刺激を最近、生活にハリがない。潤いがない。笑いがない――。そんなあなたにおススメなのが、少し変わった視点から世相を斬るという論考かもしれません。本稿では久しぶりの「インチキ論説」です、頭をまったく使わないで文章を執筆してみたくなったからです。...
【インチキ論説】日韓スワップ復活で相互信頼醸成図れ - 新宿会計士の政治経済評論

ではどうして、この手のインチキ論説を掲載するのでしょうか。

その狙いは、単純に「どこかのメディアが書いてきそうな内容を適当に予測して先回りして執筆し、おちょくって遊ぶ」というものだけではありません。むしろ、「相手」の立場で物事を考えるという意味での思考シミュレーションにもなるからです。

今朝の「論考」(?)っぽい文章では、「徴用工問題(※自称元徴用工問題のこと)のストレートな解決は難しい」として、一見すると現在の日韓関係に対する責任が韓国側にあると主張するかの体裁をとりながらも、そこから「日韓通貨スワップを結ぼう」という結論に強引に結びつけるというテクニックを使いました。

どの理屈も屁理屈

いちおう、その際の言い分についても、簡単に解説しておきましょう。

  • 日韓通貨スワップは韓国に対してのみならず、韓国の金融市場の安定を通じ、日本にもメリットがある
  • ドル建てのスワップは日本にとって外貨準備の運用というメリットをもたらす
  • 円建のスワップは日本にとって日本円という通貨の国際的な地位の上昇というメリットをもたらす
  • 日韓スワップ自体、膠着した日韓関係を打破するための「相互信頼醸成」の一環という意義がある

どれも屁理屈です。

そもそも日韓通貨スワップは、日本が韓国に対し、貴重な資金を一方的に提供するというものであり、また、韓国は日韓通貨スワップをバックストップとして為替介入を常態化させるため、為替相場操縦を通じて日本企業に大きな損害をもたらすおそれすらある、むしろ有害な協定です。

また、「外貨準備の運用」、「円の地位向上」も、どちらも理屈としてはわからないではないものの、現実に踏み倒された場合には、それらの「メリット(?)」を遥かに上回る打撃を日本経済にもたらします。踏み倒し被害の穴埋めには私たち日本国民の税金が使われるからです。

「相互信頼醸成」という意味不明な概念

さらには、「相互信頼醸成」という表現自体も、明らかにおかしな概念です。

そもそも日韓諸懸案を振り返ってみれば、これらの諸懸案を一方的にもたらしてきたのは、韓国の側の「二重の不法行為」――すなわち、「①韓国がウソ、捏造、歪曲に基づいて日本の名誉と尊厳を貶めていること」、「②法的に根拠がないこと(たとえば謝罪や賠償など)を要求していること」、です。

日本は別に韓国の信頼を踏みにじる行為をしていないにも関わらず、なぜ信頼を踏みにじられた「被害者」の側である日本が、「相互に」信頼を回復させる努力をしなければならないのでしょうか。

まったく意味がわかりません。

自称元徴用工問題にしても、基本的には「二重の不法行為」に加え、韓国政府自身が日韓請求権協定に定める問題解決プロセスを無視した、という問題点を孕んでいます。

自称元徴用工問題の3つのポイント
  • ①韓国側が主張する「強制連行」ないし「強制動員」の多くは、(おそらくは)韓国側によるウソ、捏造のたぐいのものであり、最終的には「虚偽の罪をでっち上げて日本を貶めている」のと同じである
  • ②2018年の自称元徴用工判決を含め、韓国側が日本に対して要求している「謝罪」「賠償」には法的根拠がない違法なものである
  • ③日本政府はこの違法判決を是正するために2019年に日韓請求権協定に基づき是正を申し入れたが、外交協議、国際仲裁などの一切合切の手続を韓国政府が無視した

(【出所】著者作成)

したがって、この自称元徴用工問題についても、敢えて「解決」を求めるとしたら、それは最低でも、①韓国がウソをついて日本を貶めるのを直ちに停止して日本に謝罪すること、②2018年の大法院判決を無効化すること、③問題解決手続に応じなかったことを謝罪すること、の3点が必要です。

時事通信に掲載された「ちょうど良い題材」

典型的な韓国論法「韓日関係改善へ最後のチャンス」

このあたり、「大法院判決を無効にする」とは、具体的にお得意の遡及立法措置でも講じるのか、超法規的措置として大法院を韓国軍が制圧し、判決文を書き直させるのかは知りませんが、これも韓国が自ら考え、自らの判断と責任において決断する話であり、日本政府にこれを考える義務はありません。

ところが、韓国の「保守勢力」の側で出てくる「解決策」の圧倒的な多くは、そもそもの2018年の大法院判決も、「強制徴用」という虚偽の事実もそのままにしておきながら、日本に対して何らかの譲歩を要求するという意味で、まったくお話にならないばかりか、非常に危険な罠ばかりです。

その典型例でしょうか。

時事通信に金曜日、こんな記事が掲載されていました。

韓日関係改善へ「最後のチャンス」 9月「会談」は糸口に 陳昌洙・世宗研究所日本研究センター長

韓国外務省が元徴用工問題解決に向けて設置した官民協議会のメンバーで、日本にも豊富な人脈を持ち、これまで日韓の公式、非公式な対話に深く関わってきた専門家、陳昌洙・世宗研究所日本研究センター長に、元徴用工問題解決の見通しや今後の日韓関係のあるべき姿について寄稿してもらった。<<…続きを読む>>
―――2022年09月30日14時00分付 時事通信より

これがまた強烈です。

陳昌洙(ちん・しょうしゅ)氏といえば、韓国メディア『中央日報』(日本語版)の『リセットコリア』シリーズなどでもよく登場する人物ですが、端的にいえば「まるでお話にならない」からです。

(※ちなみに記事の全文を読もうと思えば、時事通信の「会員登録」が必要になるようですが、会員登録の方法等については時事通信のウェブサイトで直接ご確認ください)。

簡単にいえば、「尹錫悦(いん・しゃくえつ)現大統領は韓日関係改善には熱意を持っており、強制徴用問題、輸出規制措置もそれぞれ解決可能であり、そのためには官民の『1.5トラック』の対話が必要だ」、などとするものです。

「1.5トラック」というのも耳慣れない用語ですが、それ以上に自称元徴用工問題のことを「強制徴用問題」、対韓輸出管理適正化措置のことを「輸出規制措置」などと呼称している時点で、正直、読む価値がほとんどないと判断できてしまいます。

敢えてこの記事に意義があるとしたら、「こんなことを主張しているのが現在の韓国の保守勢力なのだ」、という事実をありのままに把握するという点くらいでしょうか。

「お互い悪い」とする屁理屈

それはともかく、陳昌洙氏の文章、先月のニューヨークでの日韓首脳「懇談」を巡り、こんなことを言ってのけます。

今回の首脳会談に至るまでに生じた雑音には、両国が省みるべき部分がある。日本は国内政治に足を引っ張られ、韓国に対する外交的配慮を示さなかった。日本は外交的な葛藤を生じさせないように韓国に歩調を合わせて対応することもできたが、自民党内の強硬派の声を制御できず、曖昧な態度に終始した。この点、岸田政権の弱さが不必要な論議を拡大した側面がある」。

この「韓日双方が自省しなければならない」というのは、当ウェブサイトでいうところの「ゼロ対100理論」そのままです。すなわち、自分たちの側に100%の過失がある場合であっても、なんとか屁理屈を展開することで、「双方に過失がある」かのごとく粉飾するテクニックのことです。

※ゼロ対100理論とは?

自分たちの側に100%の過失がある場合でも、屁理屈を駆使し、過失割合を「50対50」、あるいは「ゼロ対100」だと言い募るなど、まるで相手側にも落ち度があるかのように持っていく態度のこと。

(【出所】著者作成)

結局のところ、陳昌洙氏が言いたいのは、これでしょう。

今後は外交交渉の過程で起こるちょっとした物議が政治的争点に拡大するのを防がなければならない。成熟した韓日関係のためにも、韓日両国はオープンな気持ちで相手に対する配慮をすべきだ」。

正直、一方的に日韓首脳会談をやると発表したという意味では、落ち度は100%、韓国側のみにあります(※もっとも、陳昌洙氏のこんな屁理屈を許すという意味では、岸田文雄・現首相の「脇の甘さ」はどうにも気になる論点のひとつではありますが…)。

自称元徴用工問題:論点設定自体がおかしい

自称元徴用工問題の「5つのポイント」というのも、噴飯物です。

  • ①現金化措置を防止するための法的な議論として併存的債務引受方式が重要な議題として浮上した
  • ②政府予算ではなく1965年の韓日基本条約で利益を得た韓国企業と日本企業が自発的に寄付を行い、被害者に賠償する
  • ③行政安全部傘下の「日帝強制動員被害者支援財団」が(賠償を)行う。
  • ④被告企業も財団に寄付を行い、民間の和解に賛同するようにするのが望ましい
  • ⑤被害者が望む日本企業の謝罪表明も考慮すべきだ

…。

正直、「ふざけている」としか言い様がありません。

くどいようですが、韓国が大好きな「被害者・加害者」フレームワークを使うなら、韓国こそが「加害者」であり、日本こそが「被害者」です。謝罪し、賠償しなければならないのは虚偽の罪をでっち上げて日本企業に損害を与えた自称元徴用工であり、それを放置した韓国政府、加害行為に加担した韓国の司法府です。

輸出管理適正化措置と自称元徴用工問題は別次元

また、対韓輸出管理適正化措置を巡っても、この人物はこう言ってのけます。

まず、韓国政府は強制徴用問題の解決策についてのロードマップをつくり、一歩一歩着実に日本と意思疎通を図っていく姿勢を持ち、1回の一括妥結で決着させる考えを抱いてはならない。互いの信頼が積み重なれば、対韓輸出規制措置などは解決可能だ」。

違います。

まったく違います。

そもそも『対韓輸出管理の厳格化は日本を守るために必要だった?』などでも詳しく論じたとおり、対韓輸出管理適正化措置自体、自称元徴用工判決問題と、まったく関係がありません。

とある理由に基づき再開した『数字で読む日本経済』シリーズ、本稿で第8回目となりました。今回は「中韓がなくても大丈夫な日本経済」をテーマに、おもに数字を使いながら日中関係、日韓関係について議論しているのですが、日韓関係に言及した際に欠かせない論点のひとつが、安全保障上の措置に基づく輸出管理の強化・適正化措置です。追記:本文中で数ヵ所表現などを修正しています(詳細はコメント欄などをご参照下さい)。韓国との関係をどう見るか両国関係を数字で読むことの重要性『数字で読む日本経済』シリーズとして、現在展...
対韓輸出管理の厳格化は日本を守るために必要だった? - 新宿会計士の政治経済評論

この措置自体、韓国側による何らかの不正事案(の疑い)を受けた日本政府側の対応であり、したがって、輸出管理適正化措置を「解除」(?)するためには、その根本原因である「著しく不適切な事案」を、韓国側が真摯に説明するところから始めなければなりません。

自称元徴用工問題と輸出管理適正化措置というまったく次元の異なる問題を一緒くたにして論じる行為も、もし素直に「両者が関係している」と考えているのだとしたら不勉強と言わざるを得ませんし、もしわかっていてやっているのだとしたら、まことに悪質だと言わざるを得ません。

「韓国が法を守る」という意識がカケラも存在しない

ちなみに陳昌洙氏の論考の残りの部分も、なかなかに強烈です。

陳昌洙氏は「日本もこれに合わせ、韓国の心をつかむ措置を準備すべきだ」、などと述べるのですが、これについても意味がわかりません。どうして不法行為をしている側の「心をつかむ」必要があるのでしょうか。

また、陳昌洙氏の述べる「1.5トラック」についても、定義が掲載されていないため、シンプルに意味がわからないのですが、基本的に「1.5トラック」だろうが「2トラック」が、国際法を破る国に対しては、複数のトラックが存在するはずがありません。

このあたり、当ウェブサイトでな長らく指摘してきたのが、日韓諸懸案を巡る「3つの落としどころ」です。

日韓諸懸案を巡る「3つの落としどころ」
  • ①韓国が国際法や国際約束を誠実かつ完全に履行することで、日韓関係の破綻を回避する
  • ②日本が原理原則を捻じ曲げ、韓国に対して譲歩することによって、日韓関係の破綻を回避する
  • ③韓国が国際法や国際約束を守らかったことの結果として、日韓関係が破綻する

(【出所】著者作成)

陳昌洙氏の論考も、結局は上記②の「日本が国際法の原理・原則を捻じ曲げて韓国に譲歩すること」しか論じておらず、①や③の可能性についてはカケラも出てきません。

追い込まれているのは韓国の方

ところで、こうした議論を眺めていて感じるのは、いまだにこうした「日本が韓国に譲歩せよ」式の議論をしている人は、もしかして、知識が2015年12月で止まったままではないか、という仮説です。

2015年12月とはもちろん、日韓両国がいわゆる「慰安婦合意」で合意したときのことですが、当時の韓国は中国や北朝鮮に対する戦略的要衝としての価値が非常に高く、また、「日韓・日米韓3ヵ国連携」の重要性も、今よりもはるかに高かったのです。

ところが、こうした状況が大きく変わった原因が、まさに故・安倍晋三総理が提唱した「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)であり、このFOIPの理念に賛同した日米豪印4の連携、すなわち「クアッド」が発足したことにあります。

中国を牽制する場所として、インドが日米の側に加わったことで、日本の安全保障が根底から変化したのです。いちおう、依然として日韓関係は「重要だ」というのが日本政府の公式見解ではありますが、その重要性はかつてと比較にならないほどに低下しました。

FOIP・クアッドの発足は、韓国の地理的な戦略要衝としての相対的な地位を大きく引き下げたのです。

そして、日本はもう、米国の顔色を窺って韓国に譲歩する、という行動を取る必要はなくなりました。というのも、その米国自身が韓国に対し、根強い不信感を抱いているからです(『鈴置論考「尹錫悦政権は米中等距離外交に舵を切った」』等参照)。

ナンシー・ペロシ米下院議長の訪韓を巡り、鈴置高史氏の待望の論考が出てきました。尹錫悦(いん・しゃくえつ)大統領はペロシ氏との面談を「謝絶」したのですが、これが米国側の怒りを買う一方、中国からは「よくやった」と褒めそやされているのです。こうした議論を読んで改めて思い出すのは、鈴置氏の6月の新刊著『韓国民主政治の自壊』でも見られた、「自由・民主主義の価値を韓国は日本と共有していない」とする指摘です。「中韓連帯意識」を理解できない日本韓国観察者の鈴置高史氏といえば、今年6月に『韓国民主政治の自壊』...
鈴置論考「尹錫悦政権は米中等距離外交に舵を切った」 - 新宿会計士の政治経済評論

こうした状況の変化を踏まえず、いまだに2015年12月で時が止まったままだと、時代に取り残されるのは必然です。そして、この場合「時代に取り残される」のはもちろん、韓国という国そのものなのです。

いずれにせよ、日本がやらねばならないことはFOIPに基づく同盟関係の整理と再構築、重層化です。

日米関係を基軸に据えつつ、豪州、インドとの協力をさらに深めるとともに、英国、フランス、カナダ、台湾、ASEAN諸国などとのさらに深い関係を模索し、そのうえで国際法を破る無法国家である中国、ロシア、北朝鮮に対峙しなければなりません。

韓国が日本と「協力する側」に立つならば、国際法を守ることしかあり得ませんし、韓国が国際法を破り続けるなら、むしろ韓国は日本と「対峙する側」に立つのです。韓国がそのどちらを選ぶかを決めるのは日本ではなく、韓国であり、しかも時間はあまり残されていません。

その意味では、追い込まれているのは「韓日両国」ではなく、「韓国」です。

韓国こそ、いますぐ決断すべきなのです。

新宿会計士:

View Comments (30)

  • >「1.5トラック」というのも耳慣れない用語ですが、

    同じ事を繰り返す話者が「同じ事を言ってはいないよ、新しい事を言ってるんだよ」と誤魔化す為の詭弁なれば、耳慣れない用語を「造語」してでも使うものではないかと。

    • >成熟した韓日関係のためにも、韓日両国はオープンな気持ちで相手に対する配慮をすべきだ

      民族原理主義が蔓延り、韓国版『正しい歴史認識』を日本も共有する事を強要する韓国の何処に「オープンな気持ち」とやらがあるんですかね?

    • >ところで、こうした議論を眺めていて感じるのは、いまだにこうした「日本が韓国に譲歩せよ」式の議論をしている人は、もしかして、知識が2015年12月で止まったままではないか、という仮説です。

      だって、安保状況がどう変化しようとも、韓国にとっては日本が更なる譲歩をしてくれると分かった「スタート」だったんですから。

      日本にとってはもうこれ以上譲歩しないという「ゴール」でも。

        • まぁ、アレらにとっては「諦めたら其処で終了」なので、断末魔の苦しみを永遠に抱き締めていて貰いたいものです♪( ´ω`)

    • >その意味では、追い込まれているのは「韓日両国」ではなく、「韓国」です。
      >韓国こそ、いますぐ決断すべきなのです。

      韓国は既に日米と「対峙する側」に立つ決断を済ませてますし、追い込まれているのではなく突き進んでいます。

      韓国にとって、米国は衰退する帝国で、中国は成長する帝国です。

      成長する帝国の側にいち早く擦り寄り、取り入れば、上手く覇権を奪った暁には名誉帝国人としての扱いを期待出来ますし、敗戦国民を蔑み搾取する側に回れます。

      名誉帝国人となれば、敗戦国民たる日本人を奴隷・家畜化し、韓国人らが信じる「偽りの被害」の仕返しが出来ます。

      日本からすれば中国に賭けるのはハイリスクノーリターンでも、韓国からすればノーリスクハイリターンです。

      余談ですが、「借金をして雑コインを買う」背景にはスプーン階級論があります。

      他民族・他国との間でもスプーン階級論があり、階級を乗り越える為にと韓国が選ぶ手段が日本と異なるだけです。

      韓経:仮想通貨「パニック」…雑コインの90%が韓国で取り引き
      2018.01.18 13:06
      https://japanese.joins.com/jarticle/237662
      『米国の仮想通貨情報サイトのコインマーケットキャップによると、ステータスネットワークトークンという仮想通貨は世界で取引金額基準として韓国が95%ほどを占めている。』

      【借金の罠にかかった韓国MZ世代】初めて経験する株式・コイン暴落相場…20代のうつ病127%増(1)
      2022.07.30 14:01
      https://japanese.joins.com/JArticle/293775

      •  名誉帝国人となる期待は確かに見て取れますし、彼らの行動を説明付けるのに違和感がありません。
         しかし、かつて朝鮮国家が歴代中華帝国から厚遇されたという時代があったかというと、寡聞にして存じません。長いこと朝貢の関係にあったはずですが、多くの場合の朝貢外交というのは、上位側が少なく貢物を受けて下位側に多く下賜し、威光や徳を示す(支出過多だが防衛費が減るため損はしない)という配分だったそうです。しかし朝鮮だけは異常な比率で本当に搾取されていたと。
         成功体験を忘れられずに切り株周りでドジョウを追い続ける彼らが、なぜ成功体験の無いむしろトラウマになっていそうな関係を目指すのかがよくわかりません。まぁ半万年がとか独立運動がとか、0から100まで歴史改変をしすぎてわけわかんなくなっちゃってそうですが。
         朴槿恵のアレは本当に名言ですね。多分意図と違いますケド。

        • 農民 さん

          李氏朝鮮は清相手に朝貢で損をしていたようですが、「正しい歴史認識」だと違うのかも。

          成功体験としては、日帝の臣民となる事で「高麗棒子」になれたし、米帝の走狗となる事でベトナム戦争でのベトナム人への戦時性暴力など、色々と欲望を満たして来ています。

          なので、今回も中国の走狗となって色々と欲望を満たしたいのだろうな、と。

          下劣とか卑劣とかがピッタリですが、其れがアレらにとっては下劣とか卑劣じゃないんだから、仕方ないです。

          •  そうでした、史実とかどうでも良い人達に史実を基準に考えても仕方ないですね。
             ベトナムは特に、現地へ行った者のみならず、内地に残った者は特に労せず栄誉にあずかれた気になっているようなのでよくわかります。

             フィリピンだったか、韓国救助隊が台風災害支援派遣が出遅れた事についての報道で、「責務を果たせなかった」のではなく「脚光を浴びる機会を逸した」ことを批判していたのを思い出しました。そういった欲求が強いのでしょうね。

        • >成功体験を忘れられずに切り株周りでドジョウを追い続ける彼らが、なぜ成功体験の無いむしろトラウマになっていそうな関係を目指すのかがよくわかりません。

          これって、加害者と長時間コンスタントにお付き合いしなければならなかった被害者が加害者に心理的に同調する事によって生存を図ろうとする『ストックホルム症候群』の一種ではないでしょうか?
          加害者の一味に加担する事によって被害者たる痛みを麻痺させるという意味です。 ですから、韓国の日本に対する態度は中国のパシリとして中国のそれを先鋭化したモノであり、「中国の筆頭パシリ」を自認する韓国は卑日、侮日、反日等々を止める事は無いでしょう。
          何故なら反日を止めた途端に自らの悲惨で恥ずべき隷属民族としての立場に直面しなければならないのですから。

  •  目的に合う菌を時間をかけて増やすのが醸成です。都合の悪い菌を野放しにするのは腐敗です。身を削って"信頼"を醸していたところに大腸菌を入れ続けていたのは無自覚なのか、何かそんなことをする正義があったのか。
     まして、法を押して解決させる事が美徳になる文化が相手では、冗談抜きで円満解決は不可能だと思います。現実にはごねてても仕方ないので、損切り縁切りが正常な判断。

  • 世の中には無茶苦茶な人間が結構います。
    例えば人の土地に勝手に車をとめて文句を言えば空いてるからとめただけ。使ってないからいいじゃないか。むしろ有効利用してやってる。
    などと、無茶苦茶な理論で正当化するやからがいたりします。
    大抵は悪いと思いつつ、文句をいいますがなかには本当に自分が正しいと思ってるオカシナ人もいたりします。
    これは、簡単な理論でみるから頭にハテナがつくのですが、例えば相対性理論を理解出来ずに無茶苦茶な理論展開で自分はアインシュタインを超えたとする人をみると、彼は相対性理論が理解出来ないから無茶苦茶言ってるんだなと理解は出来ます。

    韓国人も嘘はダメ、約束は守るもの、人に損害を与えたら弁済する、人にモノを頼むときはコチラからもお返しをする 人のものを盗ってはだめ など日本人いや文明国が持ってる常識が理解出来ないのです。
    こんなもの理解出来て当たり前と日本人なら思うのですが、それが間違いのもと。理解出来ない理論を一生懸命説明し説得しても無駄です。
    そんなオカシナ人間にたいする唯一の対処方が敬して遠ざけるです。
    スワップで韓国経済こけたら日本も危ないというなら、韓国経済こけても大丈夫な様に関係を希薄化する。

    だいたい、韓国人は協力するも理解できません。利用するか搾取されるかしかない世界ですから。
    そんな韓国政府から共に協力て利用する気満々ですがな。

    敬して遠ざける。韓国に今迄の貸しを全て返してもらうまでは村八分くらいの関係でいいと思います。

    • たとえは正確では有りませんが、このような状態かと。
      先代から仲の悪かった隣人が、裁判で和解したにも関わらず、更に金を要求してきている状態。
      さらに、腹立ち紛れに信号待ちで止まっているこちらの車に追突してきて、信号待ちしていたお前が悪い!こちらの損害を賠償せよ!と勝手に車を持っていった挙げ句、こちらの損害を賠償しなければこの車は返さない!と言っているようなもの。
      相手が不法な要求を止め、勝手に差し押さえたものを返すまでは、相手にする必要なし。

      • その通り。
        その無茶苦茶を、自分は正義のためにやってるんだ!悪いのは隣の奴らだと 何が悪いのか理解出来ないのが韓国です。
        正義の反対は悪です。悪には何をしてもいいというのが彼等の考え方。
        もちろん騙してもいいし、奪っても暴力もOKです。
        そんなやからと話し合いしようと努力したこれまでの日本が悪い。
        キシダ政権には反省し、関係を断つ努力をして欲しいです。

  • 以前もこの投稿欄で御紹介したことがありますが、中国人にとっての「約束」とは、互いに「約」を「束ねる(つかねる)」ものではなく、相手のみを「束ねる」ものとして理解されてきたそうです。即ち、俺は「約」を破ってはいいがお前は「約」を守らねばならない、というめちゃくちゃな概念です。

    こう考えれば、中国共産党が国際間で起こしている様々ないざこざの原因が見えてくるようになってくるのではないでしょうか。

    大中華の思考回路がこうした異常なものである以上、小中華を自称していた李氏朝鮮の思考回路も似たようなものでったことに疑いの余地はありません。あるいは元が明を滅ぼしたことにより、自らを大中華の後継者と後継者と

    • 済みません。ミスタッチにより作成途中の駄文が投稿されてしまいました。

      新宿会計士様、後ほど完成した本文を再投稿致しますので、こちらの方は削除して頂けないでしょうか。

      よろしくお願いします。

  • 半島は歴史的に常に不安定な状況にあります。
    それは、日本にとって常に安全保障上の大きな課題でした。
    故安倍元首相は、今の日米韓の連携だけでは、日本の安全はいずれ持たなくなると見越していました。
    日本は、飛鳥時代から、九州など西部地方に「防人」を配備していました。
    それ程に、半島は、歴史的に見ても常に日本の安全保障上の大きな課題でした。
    そして今、中国の経済発展による影響力の強大化に危機を感じた、従来、非同盟の立場を取っていたインドを、日米の側に取り込む込むことができました。
    これは、故安倍元首相の功績です。

    >>>
    ところが、こうした状況が大きく変わった原因が、まさに故・安倍晋三総理が提唱した「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)であり、このFOIPの理念に賛同した日米豪印4の連携、すなわち「クアッド」が発足したことにあります。
    中国を牽制する場所として、インドが日米の側に加わったことで、日本の安全保障が根底から変化したのです。
    <<<

    まさに、「自由で開かれたインド太平洋」という概念の確立によって、そしてその力の盾として、日米豪印のクアッドが発足し、新しい安全保障の枠組みが創られました。
    故安倍元首相が、そのようにして、半島の位置付けを、「何とか」相対的なものにしたのです。
    それに気が付いていないのが、半島のようです。経中防米という二律背反のことを平気で考えたりしているようです。そして、相変わらず、意味付けがはっきりしない、何のためか分からない要求を日本にし続けています。

    ここで、「何とか」、と言うのは、本当はこれだけでも万全ではないからです。そもそも、安全保障にこれで万全だというものはありません。
    従って、安全保障体制とは、国民一丸となって死守するくらいの覚悟があって初めて、維持して行けるものです。

    半島が流動化すれば、日本は、北海道と九州とで二正面の防衛体制を敷かなければなりません。
    これは、従来から言われてきたことです。
    それ故に、今、中露は、日本の廻りで合同示威行動を取ったりして、揺さ振り
    をかけて来ています。

    つまり今、平穏な雰囲気の中にも、従来とは異なる緊張が高まっています。
    このような認識は、日本国民全員が持たなければならないものです。

    が、故安倍元首相の国葬儀に関する混乱を見ていると、このような安全保障上の歴史的な変化を、政治家・マスコミ・評論人を始めとした影響力のある立場の人達は、きちんと認識しているのか、と不安になります。

    故安倍元首相の重大な功績をきちんと認識できていれば、こんな意味不明の騒ぎは起こり得ないだろうと思うからです。

  • 以前、この投稿欄でご紹介したことですが、ある大学の編纂している中日事典の中では、中国語における「約束」とは互いに「約」を「束ねる(つかねる)」ものではなく、相手を一方的に「約」に「束ねさせる」、つまり従わせる概念だと説明されているようです。つまり、俺は約束を守らなくてもいいが、お前は絶対に約束を破ってはならないという、謂わば中国人の発想がいかにジャイアン的なのかの原点が見えてきます。中国人にとっての「約束」とは、双務的なものではなく片務的で自分に都合の良い代物に過ぎないというわけです。

    なるほど、そうであれば、過去も今現在も中国が周辺諸国に対して行っている様々な不法行為の論理的根拠が、どういうものなのかが見えてきそうな気がします。というかこれこそが中華思想の最たるものではないかという気もしてくるのです。

    そのような大中華の周辺にあって、小中華として華夷秩序に列していた李氏朝鮮は、明が蛮族モンルルに滅ぼされた後には、我こそは正統なる大中華の後継者であると、密かに自認していた節があります。

    江戸時代、朝鮮から派遣された朝鮮通信使の一人である金仁謙が遺した、『日東壮遊歌』という日記の中で、著者は日本に対するアンビバレンツな感情を剥き出し語っています。

    曰く、日本(大阪・京都・尾張・江戸)の女性は見たこともないほどに美しい、禽獣のような日本の男たちには勿体ない、すべて連れて帰りたいほどだとか、見事に整備された日本の肥沃な畑や田は倭王などにはふさわしくない、これをなんとか朝鮮の支配下にすることはできないものかとか、狂おしいほどに悶絶しています。

    それでいて江戸に到着した彼は、将軍に拝謁し跪くの耐えがたいとして、登城を拒絶しています。正使ではない身分だったからこそ赦された我が儘でした。彼のそうした日本に故なき故なき優越感の元となっていたのは、華夷秩序に於いて日本が朝鮮の下位にあるという認識と、そのような国かつて蹂躙されTことへの怒り、自らの文化・教養における自信(彼は漢詩文に秀でていたらしい)、彼の前に列を為して自身が作った漢詩への評価を求める日本人儒家たちの卑屈な姿等々がない交ぜになった、いわば拗くれたルサンチマンがそうさせたのだと考えています。

    この光景には、何やら現在の日韓間の様相を連想させるような趣が感じられ思わずニヤリとさせられたりするのですが、帰国の途についた彼らにとんでもない事件が起きます。

    朝鮮通使の一人が日本人によって刺殺されてしまったのです。真相はこの日記の中では明らかになっていません。密貿易によるいざこざが原因かもしれないとは述べています。あるいは通史の持ち物が紛失し日本人による盗難を疑った被害者の横暴な振る舞いに、これに憤慨した加害者が反撃に及んだとの説もあります。

    ともあれ、自ら華夷秩序の上級位にある者と任じ、日本人を禽獣にも等しい野蛮人と描いていた日記に中に出てくる水車のエピソードはなにやっら象徴的でもあります。

    水流によって自動的に水を汲み上げ、田畑への灌漑をを行っている光景に彼は驚嘆しています。これは是非とも我が国にも取り入れなければならないと記していますが、これは李氏朝鮮時代に実現されることはありませんでした。

    彼以外にもこれに注目した人物はいましたが、それが朝鮮の国王に上奏されたのかどうかもよくわかりません。ことほどさように当時の朝鮮の両班たちには農政や経済の改革の必要性が理解できていなかったのでしょう。

    まぁ、読めば読むほどに現在の韓国人が、いかに李氏朝鮮時代から進化できていないかが理解できるという点に於いて、韓国ウォッチャー必読の一冊といえるかもしれません。

    • 面白いお話を教えて頂きすありがとうございます。

      下は上を真似る、と言いますか。
      人間、圧迫され続けると、圧迫者と同化してしまうのですね。かの国では、両班に圧迫されていた庶民も華夷思想に染まっていて、横柄ですから。
      上が謙虚だと下も謙虚です。

      日本では、例えば、上の人でも掃除をしますし、そういう上司は、人間が出来ている、立派で謙虚な人だと言われたりします。

      所が、日本のサラリーマンが東南アジアで駐在員になると大概、自宅でメイドを使います。所が、そのメイドの前で、ちょっとでも掃除をしようものなら、永遠に馬鹿にされ、下に見られると聞いたことがあります。メイドの仕事に属する掃除をするなんて、メイドと同じだと認定されてしまうらしいです。
      仕事で人を判断するのですね。

      この点、労働は何でも尊いものだ、思っている日本人とは違います。

      日本人は、どこへ行っても基本的に謙虚ですから、かの国では、謙虚な人間は下と思うのでは無いですか?

      そう言えば、ロシア人には、上手に出ないと馬鹿にされて、カサにかかって横柄にされると聞いたことがあります。

      未開に近いほど、礼節から遠い。

      北方四島のビザ無し交流や、日露共同開発なんてやって、お金出してあげても、多分、寧ろ逆効果だったのではないでしょうか?

      日本も、謙虚や感謝という自分の価値観で、外交交渉をやるのではなく、相手の価値観の土俵で交渉しないと効果は薄いかもしれません。

    • 朝鮮は清朝時代平均すると年に2回北京に朝貢してる。しかも皇子を人質に取られたうえで。
      これをみると中国に対する卑屈は理解できる。

      朝鮮通信使が江戸へ向かう途中の宿所でろうそくを食べようとしたというのを読んだことがある。あの国にろうそくはなかったのかね?

  • 「ゼロ対100理論」は広く日本国民に知らしめなければならない論考です。

  • インチキ論稿を読んでいて、気が付いたのですが、これは、ディベートの一種だな、と思いました。
    ディベートというのは、屁理屈でも何でもとりあえず自分に有利な論点を作って、その論点を正当化する論理展開する、というより屁理屈展開するものです。
    その論点がダメだったら、又別の論点をひねくり出してくる、そんな感じです。
    米国人が、交渉する時に先ず、倍吹っかけて始めると言いますから、国によって、交渉のやり方は違います。

    対照的に、日本人は、最初から真面目に、自分の要求通りしか請求しません。

    日本もディベートを勉強して、相手の価値観を知って、その盲点を突くような交渉をやっていかないと、甘く見られ放しになります。

    • インチキ論考はディベートの一種である。
      たしかにその通りですね。弁護士が無理やりとってつけた理屈で弁護人を擁護、弁護することに似ている気がします。
      違和感を感じなんだこの糞な理屈は質の悪い弁護士だなと思って誰が喋っているのか確認すると橋下徹だった。みたいな経験です。

      法で権利を勝ち取っていく攻撃的活用法は学校の現代社会では教わりません。(従順な工場労働者を製造する学校現場に向きませんし)一億総クレーマーな社会は息苦しさを覚えますが要求を正しく請求し通す手順を理解することは法治国家で価値のあることですね。訴訟大国の経験値はたいしたものです、

      まったく変なところで妙に勤勉な人達だなあと感心します。

  •  陳昌洙・世宗研究所日本研究センター長の時事通信への寄稿は、韓国保守派の悲鳴にも似た嘆願(日本も呼応して譲ってくれ)のように映ります。ユンソンニョル政権のグランドバーゲンなるものに、結実の見込みがないことへの焦りでしょう。
     皆様ご指摘の通り、日本としては①論理的正当性が自国にあり②国内世論もそれを支持し③国際世論(とりわけ米国)も消極的ながら支持している状況で、相手国の都合に合わせ妥協しなければならない理由は全くありません。
     我が国の「一貫した立場」を守り、「一方的に問題を起こした」韓国が、日本が検討可能な「対案」を提示するまで、待つだけで良いのです。
     ユンソンニョル政権は、やり方を間違えたのです。保守系マスコミを使い、左派系判事が多数を占めた大法院判決の問題点を説明し、被害者と称する原告を、多数派国民から切り離すよう努力するべきだったのでしょう。
     まあいずれにせよ、日韓関係の膠着は当面ほぼ確定でしょう。ユンソンニョル政権は、首脳会談を開く目処もたたず、米国への顔向けもならず(日韓関係改善に努力すると約束済)、確定判決を履行できないため「法の支配」も疑われかねません。ムンジェイン政権の後始末に、保守派政権が苦労するのはかわいそうな気もしますが、日本が同情して譲歩する筋合いのものでもないでしょう。
     それにしても、陳昌洙氏は、ここで述べた案を「日本が検討可能と判断する」と本気で思っているのかな。そうでないと韓国内で合意が形成されない、というだけじゃないのかな。自国都合でしか考えない人たちと交渉する虚しさ、ですかね。傾聴する振りはしますが、無視で良いと考えます。正式に提示されたら、即刻「門前払い」ですけどね。

    • これ以上に踏み込んだ内容なんぞを発表したら、陳昌洙氏は確実に親日派のレッテルを貼られ、ありとあらゆる罵声を浴びる羽目となり、下手をすると社会的に抹殺されかねません。陳昌洙氏が本気でこう考えているかどうかははともかく、このようにしか書けないのです。

      でも、まあ、尹錫悦大統領就任前の予想通りの展開ですね。尹大統領は間違いなく対日「改善」の意向を示すだろうが、何も解決などできず、状況をこれ以上悪化させなければ上出来だろうと。まだ就任半年なので、結論を出すには少々早いのですが、とりあえず予想の範囲を超えた展開にはなってないようです。

      • 龍さま
        ご返信ありがとうございます。
        尹錫悦大統領が就任前の予想通りであることは、同意します。
        陳昌洙氏が「このようにしか書けない」は、どうですかね。
        それなら自分の保身は図れるでしょうが、韓国の国益に反するし、その他大勢と変わらないように思います。
        リスクはあるでしょうが、あえて韓国内の”常識”(日本がかかわる問題で、日本に有利あるいは韓国に不利な言説をしてはならない)に逆らってみても、良かったのではないか、と思いますが(希望的観測かな?)。

        • 『帝国の慰安婦』の著者朴裕河教授が出版後に受けた仕打ちを見れば、「神話」に逆らうだなんて、自殺行為に等しいと判るでしょう。保身と言えば保身かもしれませんが、掲載した新聞社とて、焼き討ちにはされたくないでしょうから。

          一応補足しておくと、『帝国の慰安婦』(ただし、ちゃんと読んだわけではないので、誤りがあるかも)では「日本軍の蛮行」を大いに非難しつつ、「神話」の論理的齟齬を多少指摘したものだったと聞いています。それでも朴教授は轟々の非難を浴びた挙句、刑事訴追までされています。その他にも、「神話」に反する見解を述べた大学教授が土下座で謝罪させられたとか、失職する羽目になったとかいう例はいくつもあります。
          陳昌洙氏の人となりは存じませんが、大手新聞への寄稿を引き受けるという時点で、それ以上の気骨を期待するべきではないと思います。

  • >日韓諸懸案を巡る「3つの落としどころ」

    ①と③の選択は、”自決”ができることです。
    彼らのは生殺の与奪を丸投げする②の選択。

    あゝ、これもまた ”自決” の道なのか・・?

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