報道によると、立憲民主党が「次の内閣」を設置するのだそうです。逆に今まで設置していなかったというのにも驚きますが、それだけではありません。このようなものを設置したとして、あるいは彼らがその「次の閣僚」に任命されたとして、果たして彼らが本当にその専門分野をちゃんと学習するのかどうか、おそらく多くの国民は疑問視しているのではないでしょうか。
次の内閣
永遠に来ない「次」、でしょうか。
民主党が政権を担っていたのは2009年9月から2012年12月までの3年3ヵ月ですが、これを「悪夢のような」と表現したのは故・安倍晋三総理です。
立憲民主党や一部のメディアは、この「悪夢のような」という表現に噛み付いたのですが、残念ながら、この「悪夢のような」という表現には、国民の多数が共感しているのが実情ではないでしょうか。
こうしたなか、時事通信の次の記事によると、立憲民主党が「ネクストキャビネット(NC、次の内閣)」を「来週にも設置する」意向を明らかにしたのだそうです。
「次の内閣」来週にも設置 立民
―――2022年09月06日18時33分付 時事通信より
これは岡田克也幹事長が6日の記者会見で明らかにしたもので、「10月召集が見込まれる臨時国会で岸田内閣の閣僚に論戦を挑み、政権担当能力をアピールしたい考え」、などとしています。
その心意気や良し、といったところでしょうか。
設置しなかったのではなく設置できなかったのでは?
ちなみに時事通信によると、岡田幹事長は会見で「責任をもって政策を担い、代表が『ネクスト総理』として組織全体を束ねるやりかたがわかりやすい」、などと述べたのだそうですが、この点については、たしかにそのとおりでしょう。
いちおう、表面的なことだけを言うのであれば、「次の内閣」を設置することで、「次の内閣」の閣僚に選任された議員は、その閣僚の専門分野についてちゃんと勉強することが期待されますし、専門性を高めて政権担当能力を担うという効果は期待できるでしょう。
もっとも、時事通信は「同党の前身である旧民主党や旧民進党」が置いていたNCが「立憲民主党発足にともない立ち消えとなっていた」としていますが、逆に立憲民主党が最大野党でありながら今までNCを置いていなかったというのも興味深いところです。
ただ、立憲民主党ウェブサイトによると、同党所属の国会議員は衆議院で96人、参議院で39人であり、これは衆議院の全465議席の21%、参議院の全248議席の16%に過ぎません。最大野党とはいえ、その議席の少なさから考えると、NCを置かなかったのではなく、「置けなかった」のではないでしょうか?
実際、立憲民主党の前身政党である民主党は、最盛期では衆議院で308議席と当時の定数480議席に対し64%を占め、参議院でも109議席と242議席の45%に達していたこともあります。こうした「最盛期」と比べれば、議席はそれぞれ3分の1前後にまで激減してしまった計算です。
- 衆議院:308議席→96議席
- 参議院:109議席→39議席
もちろん、衆参両院の議員定数の変更や政党再編などの事情があるため、単純計算するのは若干乱暴ではありますが、それでも旧民主党、旧民進党、現立憲民主党の議席数の変遷を眺めていると、何とも呆れるばかりです。
脱糞、ブーメラン…相変わらずの政党
民主党が下野してからそろそろ10年が経過しますが、相変わらず、旧民主党系の政党の人たちの不勉強ぶり、不見識ぶりは目立っています。旧民主党系の人たちはさまざまな不祥事を発生させており、さらには「ブーメラン」も得意技だからです。
例の「脱糞疑惑」(『立憲民主党「脱糞疑惑」続報が参院選後に出てきた理由』等参照)もそうですが、「統一教会ブーメラン」(『今度は「統一教会ブーメラン」が立憲民主党に発動する』等参照)に関しても、「お見事でした」としか言いようがありません。
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このように考えていくと、正直、「人罪の宝庫」ともいわれる立憲民主党にそれなりの見識を持つ議員がいるのかどうか、その議員が「次の閣僚」に任命されて自身の専門分野をちゃんと学習するのかどうかに関しては、「若干」どころではない疑問を感じる有権者も多いのではないかと思う次第です。
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継ぎ(はぎ)の内閣
政治家を目指すということで、古くは松下政経塾や今の大阪維新の会の維新政治塾あるのにも関わらず、政治家が育たない。
立民は影の内閣よりも、政経塾を目指したほうが…。
自民党へダメージが行くだろうと、後先考えず関わった企業に
疑惑かけて貶める事に喜んで参加してる政党なんか
「次」なんて永遠に来ませんよ
*ジャドー(邪道?)キャビネット
諸懸案を”棚上げ”するためのキャビネットでしょうか?
間違っても「棚から脱〇」なんてことの無きように・・。
「くさい仲にも礼儀あり!」とだけ申し上げておきます。
素朴な感想ですけど、立憲の次の内閣の閣僚ポストは、党内の不満をなだめるための肩書なのでしょうか。
すみません。追加です
「次の○○大臣の○○先生です」と立憲の支持者に紹介すれば、支持者の間だけは盛り上がるでしょう。
統一教会問題で自民は議席減らすことは確実だから、次の内閣を設置したように見える。
今まで設置してこなかったのは単純に勝ち目ないと分かっていたからなんだろう。
立憲民主党の Shadow Cabinet って、
まともに機能している感じがしないのですがね。
対案が出なかったり、出ても遅かったり。
あと、何時までたっても、面子が替わらないので、
人材が居ないことを実感させてくれます。
与党自民党は、あれだけ人を入れ替えているのにねぇ。
ああ、もうひとつ。
この「次の内閣」の面子を見て、立憲民主党への投票を止める人は、かなり居ると思います。
民主党に政権を与えた過ちは繰り返さないと、ね。
何々大臣、誰それ、って、なんか楽しそうですね。
安倍元総理の国葬費をも問題にしているようですが、
私に言わせれば、審議拒否(一般社会では所謂業務拒否、出社拒否=懲戒解雇対象)するしか能がない小奴らに国費から歳費が支給されているかと思うと、これほど腹立たしいことはありません。少しは日本国の将来の為に真面目に建設的に仕事しろよと言いたい。
ネクスト法務大臣有田ヨシフ!
あったなぁ。
まあ彼らが政治に興味を持つのは良いことですよ。
行政府が何をやっているのかちゃんと勉強すれば、自分らがいかに恥ずかしい言動をし続けてきたかが理解出来るようになることでしょう。
ちゃんと勉強すれば。
次の内閣自民党回帰派
次の内閣民主党回帰派
次の内閣土木工事セメントでいつかまた国公省で儲ける派
次の内閣Twitter派
次の内閣山荘立て籠り派
次の内閣いつでも苗字変えちゃう派
次の内閣バッハ
一人一つの次の内閣