「火器管制レーダー照射事件を『なかったこと』にして、日韓防衛協力を正常化したい」――。なんともムシが良い話です。ですが、その「ムシが良い話」を大真面目に議論しているのが隣国でもあります。韓国メディアに昨日、日韓の防衛当局者同士が7日、ソウルで会談を持つとする記事が掲載されていましたが、これについては最低でも韓国側がFCレーダー照射事件の存在を認めたうえで謝罪し、関係者を処分したうえで再発防止策を策定するのでなければ「解決」とはいえないでしょう。
目次
「我々の立場で包括的に解決しましょう」
韓国の国防部の申範澈(しん・はんてつ)国防部次官が日本の毎日新聞とのインタビューで、2018年12月に発生した火器管制(FC)レーダー照射を巡って「なかったというのが我々の立場」だとしつつ、「両国関係の改善と国防協力の観点で包括的に解決する意思がある」と述べた――。
こんな話題を、先週の『レーダー照射を否定し「包括的解決」主張する韓国高官』で取り上げました。
またしても、「包括的解決」という発言が出てきました。韓国の国防部次官が日本の新聞のインタビューに応じ、2018年12月の火器管制レーダー照射事件は「なかった」、などとしつつ、「両国関係の改善と国防協力の観点で包括的に解決する意思がある」、などと言い放ったのです。自分たちが発生させた事件をうやむやに「なかったこと」にするという神経にも驚きますが、この期に及んでこんなことを言い放つ相手国が連携の相手国として適切なのかどうか、あらためて考え直す必要があるかもしれません。日韓関係破綻回避論最近、当ウェブサ... レーダー照射を否定し「包括的解決」主張する韓国高官 - 新宿会計士の政治経済評論 |
改めて読み返してみると、この申範澈氏の発言、あまりにも非常識かつ強烈過ぎます。どれだけ非常識なのかといえば、当該記事の読者コメント欄に「農民」様というコメント主の方からいただいたこんなたとえ話が、大変にわかりやすいでしょう。
- K国→「我々の立場はAです。Bは受け入れられません。」
- J国→「我々の立場はBです。Aは受け入れられません。」
- K国→「そうですか、困りましたね。ではAということで包括的に解決しましょう。」
私たち「J国」の立場としては、困惑するしかありません。
FCレーダー照射事件の異例さ
防衛協力停滞の「一丁目一番地」はFCレーダー照射
さて、日本は伝統的に、韓国を近隣諸国のなかで最も重視してきましたし、「歴史問題」はさておき、現実に協力できる分野では協力しようと努めてきました。
防衛分野などは、その最たるものでしょう。
ただ、こうした防衛分野における日韓協力が、最近、私たち一般国民から見ても明らかなほど、目に見えて停滞しているのです。
たとえば、防衛白書で確認すると、日韓間の「ハイレベル防衛交流」自体、(コロナ禍の影響もあるのかもしれませんが)2021年、2022年と連続して「ゼロ回」に留まりました(『ロシア・韓国とのハイレベル防衛交流は2年連続ゼロ回』等参照)。
防衛省が公表した防衛白書を確認すると、日本の外交・安全保障の軸足が、明らかに「近隣国重視型」から決別し、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」を重視する方向に変化していることが確認できます。そして、日本の近隣にある2つの無法国家――ロシアと韓国――との間のハイレベル防衛交流実績が、2年連続でゼロ回だったというのは、偶然の産物とも思えません。防衛白書の公表令和4年版の防衛白書が先ほど、防衛省のウェブサイトにて公表されていました。令和4年版防衛白書―――2022/07/22付 防衛省HPより現時点で閲覧できる... ロシア・韓国とのハイレベル防衛交流は2年連続ゼロ回 - 新宿会計士の政治経済評論 |
その原因としてはさまざまなものが考えられます。
たとえば2019年8月のGSOMIA破棄騒動、2018年10月の国際観艦式における旭日旗騒動、さらには2013年12月の南スーダンの弾薬提供騒動など、韓国は日本の信頼を踏みにじるような行動を続けています。
ただ、著者の私見ですが、これらの騒動のなかでも「一丁目一番地」は、やはり2018年12月20日に石川県能登半島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で発生した、FCレーダー照射事件なのでしょう。さまざまな意味で「異例ずくめ」の事件だったからです。
逆ギレの韓国
では、いったいなにが異例だったのか――。
そもそもこの事件自体が日本のEEZ内で発生したという点もさることながら、FCレーダー照射の事実を日本側が一般向けに公表するやいなや、韓国側が「むしろ日本の方こそ低空威嚇飛行を仕掛けてきた」などのウソをつき、逆に日本に謝罪を求めてきたのです。
ちなみにこのFCレーダー照射事件については公式には「なかった」というのが韓国の立場だそうですが、「レーダー照射があった」という証拠は、防衛省のウェブサイトでも示されています(『韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射事案(最終見解)』参照)。
防衛省がFCレーダー照射事件の証拠をこうやって公表しているくらいですから、防衛省にはほかにも、我々国民には公表できないさまざまなデータが保管されているのでしょう。
しかし、日本側が次々と証拠を出し、韓国側のウソを論破しても、なおのこと、韓国側は「やっていない」と居直り、「むしろ日本が危険な低空威嚇飛行を仕掛けてきた」、「日本が謝罪しろ」、と逆ギレし続けたのです。
その意味では、このFC照射事件こそ、日韓間の信頼を決定的に破壊した行為だったのでしょうし、私たち一般人の目から見ても明らかな韓国のウソの数々は、日本人の対韓感情の形成に小さくない影響を与えていることは間違いありません。
ちなみに自分たちが100%悪い場合でも屁理屈を付けて相手に責任を押し付ける論法を、当ウェブサイトでは「ゼロ対100理論」などと呼称しています。
※ゼロ対100理論とは?
自分たちの側に100%の過失がある場合でも、屁理屈を駆使し、過失割合を「50対50」、あるいは「ゼロ対100」だと言い募るなど、まるで相手側にも落ち度があるかのように持っていく態度のこと。
(【出所】著者作成)
こうしたゼロ対100理論に乗っかってしまうと、私たちの側にたとえ過失がゼロであったとしても、結局は私たちの側も何らかの形で譲歩させられることになります。「ゼロ対100」理論の土俵には、何があっても上がってはならないことを、改めて指摘しておきたいと思う次第です。
「日韓・日米韓協力」の観点からは防衛協力の再開が必要…!?
さて、もうひとつ悩ましいのが、「日韓・日米韓協力」の視点です。
日本がFCレーダー照射事件を含めた韓国側の無法行為の「被害国」であることは事実ですが、それと同時に、日本政府が簡単に韓国との関係を清算するわけにもいかないことも事実です。日本政府は、「公式には」、日韓・日米韓3ヵ国の防衛協力が必要だ、などとする立場を取っているからです。
これに加えて日米同盟・米韓同盟の観点からも、いちおうは日韓軍事協力を続けざるを得ない状況にあります(※もっとも、肝心のその米韓同盟自体が空中分解しそうになっているという、韓国観察者である鈴置高史氏が提唱する極めて重要な論点もあるのですが、これについてはまた別の議論です)。
また、韓国の側にとっても日本との防衛協力は大変に重要です。日米同盟と米韓同盟が実質一体として機能している状況のなかで、韓国にとっては本来、自国の防衛において死活的に重要な米韓同盟を円滑に機能させるうえで、日本との関係を損ねるわけにはいかないからです。
(※もっとも、そのわりには、『韓国軍が日本機に対するレーダー照射方針指示=韓国紙』などでも取り上げたとおり、韓国軍は日本との関係を損ねる行動を数多くとっていますが…。)
とんでもない話が出てきました。韓国軍が日本の哨戒機に対する火器管制レーダー照射を「指針として」示していた、というのです。領空侵犯を頻繁に繰り返すロシア、中国などに対しては何も抗議もしないのに、韓国にまったく脅威をもたらさない相手国である日本に対して戦闘を仕掛けるというのも理解に苦しむ点です。FCレーダー照射事件のポイント日韓諸懸案のなかに、「火器管制(FC)レーダー照射事件」というものがあります。この事件の中核を占めるのは、2018年12月20日に石川県能登半島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で... 韓国軍が日本機に対するレーダー照射方針指示=韓国紙 - 新宿会計士の政治経済評論 |
したがって、現状においては少なくとも日韓・日米韓防衛協力のために、日韓関係をある程度は修復しなければならない、といった問題意識が、日韓防衛当局者などの間に生じているのかもしれません。
日韓会談は問題を解決させるのか、それとも…
日韓防衛当局者が会談へ=韓国メディア
こうしたなかで、韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)に昨日、こんな記事が出ていました。
韓日の国防次官 6年ぶり会談へ=観艦式参加・哨戒機問題など議論
―――2022.09.05 16:48付 聯合ニュース日本語版より
聯合ニュースは韓国国防部の情報として、ソウルで開かれる多国間会議「ソウル安保対話(SDD)」にあわせ、申範澈氏が日本の防衛省の岡真臣・防衛審議官と7日に会談すると報じました。ちなみに聯合ニュースによると、日韓国防次官の対面会談は2016年以来6年ぶりなのだとか。
そのうえで、聯合ニュースは会談で「日本の国際観艦式招待や韓国軍の日本哨戒機への対応、韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の正常化など国防懸案について議論する見通し」、などとしているのですが、この時点で正直胸焼けがします。
いったい何ですか、「韓国軍の日本哨戒機への対応」って…。
ちなみに日本が主催する国際観艦式の件については、『観艦式への参加打診は「韓国に選択させる」という妙手』で指摘したとおり、日本にとっては妙手というほかありません。日本が韓国を観艦式に招いたこと自体、ありていにいえば「踏み絵」として機能するからです。
ロシア軍用機の防空識別圏侵入事案に対し、FCレーダーを照射しなかったこと。「韓日関係改善」と言いながら、竹島近海での調査を止めようとしないこと。これらの行動はすべて、根っこではつながっています。本当に脅威を与える国には抵抗せず、絶対に脅威を与えない国を苛立たせようとするものだからです。「旭日旗はためく国際観艦式への招待」も、じつはこうした韓国の習性を逆手に取り、韓国自身に「選ばせる」ことを通じて相手に踏み絵を突き付けるという戦術なのかもしれません。2022/08/24 11:22追記本文中に誤植がありました... 観艦式への参加打診は「韓国に選択させる」という妙手 - 新宿会計士の政治経済評論 |
ちなみに聯合ニュースはこの期に及んで、こんなことを述べています。
「自衛隊旗には日本の軍国主義の象徴である旭日旗が使われるため、韓国内では観艦式への参加を巡り論争が起きている」。
自衛艦旗が「軍国主義の象徴」とは韓国でしか通用しない珍説ですが、韓国はその珍説の自家中毒にかかっています。旭日旗がはためくなかで韓国艦が参加すれば、「軍国主義の象徴である旭日旗がはためくなかで観艦式に参加したこと」への韓国国民からの怒りが韓国軍や韓国政府に向けられることでしょう。
ただ、だからといって韓国が観艦式への参加を見送れば、そのこと自体が国際社会(とくに米国)に対し、「韓国は日米韓3ヵ国連携を重視していない」というメッセージになりかねず、米韓同盟消滅に向けた足音も徐々に聞こえてくる可能性すらあります。
いずれにせよ、観艦式には参加してもしなくても困ったことになるのだそうですが、日本にとっては関係のない話です。観艦式への参加は韓国軍が自身の責任と判断において決めれば良い話であり、日本としては基本的にはノータッチを貫くべきでしょう。
FCレーダー照射巡る聯合ニュースの不可解な記述
ただ、もしも聯合ニュースの報道どおり、本当に日韓の当局者同士で会談が行われるのだとすれば、やはりFCレーダー照射事件が大きな話題となる可能性は非常に高いでしょう。
ちなみにFCレーダー照射事件に関する聯合ニュースの記述は、こうです。
「朝鮮半島東の東海で遭難した北朝鮮漁船を捜索していた韓国海軍の艦艇が接近した海上自衛隊の哨戒機に火器管制レーダーを照射したと日本側が主張して抗議。韓国側はレーダーの照射はなく、哨戒機が艦艇付近で威嚇飛行を行ったと反論していた。哨戒機を巡る対立は両国国防当局の関係改善の障害となっている」。
このあたり、聯合ニュースとしてもFCレーダー照射事件については頑なに認めないつもりなのでしょう。
ただ、それよりも聞き捨てならないのは、こんな記述です。
「会談では結論を出すよりは実務級での議論を進展させ、協力強化の意志を確認するとみられる。韓国の国防部関係者は『両国が懸案解決の必要性に一致し、意思を確認する場になることを期待している』と述べた」。
これもまた、とんでもない話です。
一丁目一番地であるFCレーダー照射問題について、韓国がかたくなに事実を認めないのであれば、防衛協力自体も「あり得ない話」でしょうし、もしも防衛省がこの点をあいまいにしたままで韓国との関係「改善」に乗り出そうとするならば、私たち日本国民としても「怒る」権利はあるでしょう。
FCレーダー照射事件は、まかり間違えば、私たち日本国民の生命と財産を守ってくれている自衛隊機、そしてかけがえのない自衛隊員の命が失われるかもしれないという、大変に言語道断な事件であり、これを解決しないままで日韓関係を深化させることは、あってはなりません。
問題を解決する必要ってあるんでしたっけ?
ただ、お叱りを覚悟で著者自身の私見を述べておくならば、FCレーダー照射問題についても自称元徴用工問題などと同様、無理に解決させる必要があるのかどうかは大いに疑問です。
結局のところ、無理な関係は続くものではありません。
日韓関係を「改善」すべきだ、などと主張する人たちは、口を開けば「韓国は日本と同じ自由・民主主義国家だ」、「韓国は西側諸国に属している国家だ」、「韓国は歴史的にも非常に近い国だ」、などと述べるのですが、これらは逆に、「日韓関係ありき」の屁理屈になっているのです。
しかし、本当に韓国が日本と価値を共有する国であれば、そもそも悪いことをやったときには「悪いことをやりました」「ごめんなさい」と素直に謝罪しているはずですし、「日本が低空威嚇飛行を仕掛けてきた」というウソをついてその場をごまかそうとしたりはしません。
だいいち、FCレーダー照射事件は日韓間のさまざまな懸案の「氷山の一角」に過ぎず、万が一これが解決したところで、その他の懸案が「なかったこと」にはなりません。
その意味では、日韓防衛当局の高官同士の会談がなされること自体は結構ですが、この問題の「解決」とは、最低でも次のすべてを含んでいなければなりません。
- 韓国政府が公式にFCレーダー照射がなされた事実を認める。
- 韓国側が日本に対し公式に謝罪する。
- 関係者をすべて処罰する。
- 現場海域で韓国が何をやっていたかを含め、FCレーダー照射に至る経緯をつまびらかにする。
- 再発防止策を策定し、日本に約束する。
これらが含まれていない「解決策」など、「解決」になっていませんし、「解決策」をもし韓国が出してきたとしても、上記の各点がひとつでも含まれていないならば、日本としてはそのような「解決策」など蹴り飛ばして良いでしょう。
オマケ:自称徴用工の「続報」
さて、FCレーダー照射問題とは直接の関係はありませんが、「韓国が作り出した不法行為」という意味ではFCレーダー照射問題とそっくりなのが、自称元徴用工問題です。
これに関して同じく聯合ニュースには昨日、こんな記事が出ていました。
徴用問題巡る官民協議会は終了へ 意見収集は継続=韓国
―――2022.09.05 21:12付 聯合ニュース日本語版より
聯合ニュースによると、韓国政府が設置した「日本による植民地時代の徴用被害者への賠償問題の解決策を探る官民協議会」(※原文ママ)の第4回目の会合が5日に開かれたのだそうですが、これについて韓国政府・外交部当局者は会合後、記者団に対してこの協議会が終了すると述べたのだそうです。
外交部当局者の発言は、次のとおりです。
- 官民協議会の会合はこれ以上行われない可能性がある
- 非公開で出席者を制限して開くこのような形では、おそらくきょうが最後になるだろう
尹錫悦(いん・しゃくえつ)大統領が目指す「包括的解決」とやらに向け、朴振(ぼく・しん)外交部長官が鳴り物入りで設置したわりには、この協議会はじつにあっさりと空中分解したようです。
ちなみに自称元徴用工問題を含めた日韓諸懸案については、『韓国外相が自称元徴用工と面会してしまったことの意味』でも指摘したとおり、そもそも問題自体の「定義」が日韓双方で異なっています。
韓国政府が自称元徴用工問題の「定義」を日本とすり合わせることは事実上不可能に自称元徴用工問題を巡る日韓のすれ違いの根本原因が問題の定義にある、という点については、かねてより当ウェブサイトで取り上げている論点のひとつです。こうしたなか、朴振(ぼく・しん)韓国外交部長官(外相に相当)が昨日、自称元徴用工と面談し、「長官として責任を持って(賠償)問題を早期に解決するよう最善の努力を尽くす」と述べてしまったようです。この何が問題なのかといえば、この発言によって、日韓の問題共有が不可能になってしまった... 韓国外相が自称元徴用工と面会してしまったことの意味 - 新宿会計士の政治経済評論 |
残念ながら、自称元徴用工問題を巡る「資産現金化」の動きは止まってしまいましたが、正直、この問題も未解決のまま、あと5年くらい放置しても問題ないでしょう。おそらくはまったく「別次元の方法」で解決が図られるからです。
(※もっとも、その「別次元の方法による解決」について、当ウェブサイトではまだ明らかにすることはできませんが…。)
なお、この自称元徴用工問題に関しては、もし余裕があれば、別稿にて改めて取り上げるかもしれません。
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自衛隊哨戒機へのレーダー照射事件の時、屁理屈をこねて謝罪すらしなかったから日本が証拠として出した動画をまんまパクって「これが反証だ!」とYouTubeにUPしてたことを思い出しました。
まぁいつでもどこか抜けてる韓国なので、即合成画像であることとかが暴露されてましたけど。
自称元徴用工にしてもたった4回(しかも当事者不参加)の会合でいったい何がわかるのか、甚だ疑問ではありますけど。
解決したい~、と言葉だけでなにもしない国は放置してていいかと思います。
不思議なのは、韓国側の言い分を聞いた日本側の反応なのだ。いくら韓国側がトンデモ理論を持ち出して来ても、日本側が一蹴すれば良いはずなんだが。韓国からの報道で、件のレーザー照射は文在寅大統領からの指示で我が国との公戦も辞さずという事だったはずだ。キシダ総理の考えはどうなのか。なんとも頼りない印象が強い。
>レーザー照射
米軍でも、まだ実戦配備していません。
いつも知的好奇心。刺激する記事の配信ありがとうございます。
>防衛協力停滞の「一丁目一番地」はFCレーダー照射
というよりもロックオンする事を引き起こした事象に関する再発防止と保証が重要と日米は考えていたと思います。
哨戒機が去った後は監視が無いと考えて韓国は思っているかもしれませんが衛星からの偵察含め日米は事実を引き起こした原因を把握済と当方は考えています。
まあ、事案発生原因が何かはきっと機密解除しないと一般に知られ無いと思います。
一世代程待ちましょう(笑)。
以上です。駄文失礼しました。
レーダー照射事件については、韓国による①事実認定②謝罪③再発防止策の提示がなければ、日本としては元の状態には戻れないことを、明確にすべき、と考えます。
青瓦台国家安保室が主導したとされる「日哨戒機対応指針」なるものを撤廃しただけでは、不十分です。
7日に行われる防衛事務次官級会議では、ぜひそのことを明言していただきたい。
ユンソンニョル政権は、前政権の残した「負の遺産」処理で大変だなと、同情は惜しみませんが、そのために筋は曲げられません。
そうやって考えると、ムンジェイン政権って、「戦前の植民地支配に対する日本人の過度の贖罪意識」払拭に、とても貢献しているな、と感じます。
2013年南スーダンのPKOの際に起きた弾薬貸与事件も未解決のままです。
ただし
スーダンの時は韓国政府が事実と異なることを言い出しただけで
現地の韓国軍は誠実な態度をとっていた という解釈も出来たのですが、
今回のレーダー照射は 現場の韓国軍の判断でした。
韓国政府が異常でも韓国軍のレベルでは正常な判断ができるという状況ですらないのです。
更に 韓国軍の軍備増強計画・・・空母や原子力潜水艦は どう考えても日本を仮想敵国とした状況です。
もはや 韓国軍や政府が謝罪すれば 許すという状況は終っていると思います
相変わらず身動きが取れないにも程がある韓国政府。
なーーーーんにも解決しなさすぎて、日本国内の親韓派も匙を投げるしかない。
時折朝日新聞や中日新聞で見かける「日本も韓国の誠意に応えよう」論の
棒読みっぷりがいっそ笑えてくる今日この頃。
しかしドル:ウォンレートはどんどん面白い事になってくる。
そろそろ何かが起きそうですねえ。ウォン安が制御不能になった時、
韓国政府はどんなヤケクソを起こすのやら?
>「別次元の方法」
…北による南の併呑(統一?)からの基本条約マキ直しオカワリ、だったらヤダナー
>韓国の国防部次官がFCレーダー照射を巡って「なかったというのが我々の立場」…
前の政権で間違った対応をしたと言外で匂わせながらもレーダー照射の事実を頑なに肯定しないのは「肯定したら謝罪が必要だが、日本には絶対頭を下げたくない」からでしょう。
そもそも韓国は官民問わず他国にした悪事、手抜き事故の事実を一度も肯定したことがない卑怯な国だと思います。ベトナムで韓国軍が起こした村民虐殺、ライダイハン問題はほっかむり、ラオスの手抜きダムの決壊事故他東南アジア各国でやらかしまくった事故も知らん顔。ま
これらは韓国は上、東南アジア各国は下の選民意識、旧宗主国の中国を見習った「水に落ちた犬は棒で叩け」の裏返しで自分が悪くても謝ったら徹底的に殴られるから「決して謝らない」が染みついているからと考えます。
ましてや日本に対しては更に歪んだライバル意識と経済で追い越しつつある(勘違い)優越感が加わっているので、もう「絶対、ぜ〜ったい謝らない」なのでしょう。
こんな根性悪の連中は遠ざけるに限ります。無理して付き合いを続けても胸糞悪い思いをするばかりです。
非韓三原則、日韓テーパリングが正解。
韓国は日本との間に(だけ)自分で色々なハードルを作っておいて、日本にそれをどけてくれと言ってももう無理。どけてやってもまた作るだけだし。
こちら側に来たければ自分で設置したハードルは自分でどけて来ればいいだけですね。
官民協議会の終了も、最初っからこうなることは我々の予想の範囲内でした。
「THAADを8月中に正常化する」と宣言したことも、「無理じゃねぇ?」の予想通りの結果でした。
尹大統領、この先のどんでん返しまで計算に入れているのか、それとも・・・
乞うご期待(笑)
正直、あっちの現政権の動きはスジが悪いので、日本政府は振り回されないでほしいもんです。
ttps://v.daum.net/v/20181221201603891
ハンギョレの報道では、韓国のFCレーダーは、自衛隊機を狙わず。
レーダー作動させているじゃん。
そうです、息をするようにウソをつく。幼稚園レベルの言い訳にも失笑しますなぁ。
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韓国軍関係者は「当時の波が高く気象条件が良くなく、駆逐艦のすべてのレーダーを総動員した」とし「この過程で射撃制御レーダーについたナビゲーションレーダーが360度回転して撮影した信号が日本海上自衛隊P1哨戒機に検知されたことで、わかる」と話した。