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仕事師・菅義偉の「突破力」とオールドメディアの限界

「コミュニケーション戦略研究家」を自称する人物が菅義偉総理に行ったインタビュー記事を読むと、菅総理の話が大変に面白いということがわかったというのは皮肉でしょうか。話題が内閣改造・自民党役員人事に向けられている折ですが、あらためて菅総理の突破力、仕事力に注目しておくのは良い話かもしれません。こうしたなか、余談ですが最近当ウェブサイトにIPアドレスを偽装して荒らしコメントを書き込む「オールド右翼」氏も、オールドメディアの衰退に対しては擁護し切れていないようです。

内閣改造・党役員人事

世間の関心が内閣改造・党役員人事に向かっているためでしょうか、ここ数日はこれに関する観測報道が相次いでいる状況にあります。こうした「目の前の重大な出来事」についても、大変に大きな関心を払う価値があることは間違いありません。

とりわけ昨日の『最新版・自民党派閥勢力図から見た岸田首相の立ち位置』でも議論したとおり、内閣改造にあたって岸田文雄首相はどうしても「派閥の均衡」を意識せざるを得ない状況にあります。弱小派閥の出身であり、党内の権力基盤は弱い岸田首相なら、なおのことそうでしょう。

安倍派はむしろ参院選前と比べ勢力を強めている岸田首相が電撃的な内閣改造・党役員人事を行う方針を示し、政界は騒然としているようです。派閥の力学にも配慮しなければならない自民党政権にあって、個人的には国難を乗り切るうえで適材適所に努めていただきたいと願う次第です。こうしたなか、せっかくの機会でもあるので、例の「自民党の派閥勢力図」についてアップデートを行ってみました。岸田派は相変わらず弱小派閥のままですが…。電撃的な内閣改造・党役員人事の狙いとはすでに複数のメディアにより、岸田文雄首相が10日、内閣...
最新版・自民党派閥勢力図から見た岸田首相の立ち位置 - 新宿会計士の政治経済評論

個人的に、岸田首相には人事に当たってとにかく「適材適所」「国益重視」を心掛けてほしいと思う反面、現実を見つめるなら、「よっぽど強い首相でもない限り、自民党政権は派閥の均衡で動かざるを得ない」とも考えており、結局、派閥力学のなかで最も無難な形に落ち着くかどうかで評価するしかありません。

菅義偉総理の功績と無礼なインタビュー記事

ただ、こうした動きとは別に、やはり「こういうとき」だからこそ注目しておきたいのは、「リーダーに求められる資質」ではないでしょうか。

そこで思い出しておきたいのが、前首相でもある菅義偉総理です。

故・安倍晋三総理が持病の潰瘍性大腸炎悪化により辞任を余儀なくされた2020年9月に緊急登板し、たった384日の在任期間で歴史に残る事績を残したという点において、その「密度」は安倍総理と並ぶ卓越した宰相だったといえるに違いありません。

菅義偉内閣が本日、総辞職しました。在職日数は384日で、今世紀に関していえば、小泉元首相、安倍総理の2名を例外とすれば、菅総理を含めてすべての首相が1年前後で退陣した格好です。ただ、菅政権の384日は、日本にとって非常に価値があるものだったことは間違いありません。菅義偉内閣は384日で総辞職菅義偉内閣が本日、総辞職しました。菅内閣が総辞職 首相在職384日で幕―――2021年10月04日09時27分付 時事通信より昨年9月16日に就任して以来、菅義偉総理大臣の在任期間は本日までで384日であり、これは森義朗元首相(2000年...
菅総理辞職:日本にとって価値ある384日が終わった - 新宿会計士の政治経済評論

こうしたなか、ウェブ評論サイト『東洋経済オンライン』に9日、「コミュニケーション戦略研究科・コミュ力伝道師」と名乗る方が菅義偉総理に対して実施したインタビュー記事が掲載されていました。

菅義偉前首相の「聴いて、聞かない力」の正体とは/「口下手でも、人を動かす力」の源泉、意外な素顔

―――2022/08/09 8:00付 東洋経済オンラインより

この記事のインタビュワーの方には大変申し訳ないのですが、当ウェブサイトとしては「コミュニケーション戦略」そのものにはまったく関心がありません。というよりも、菅総理の話を「コミュニケーションの問題」に落とし込めるだけの技量は、このインタビュワーの方にはありません。

実際、記事も冒頭、こんな大変無礼な記述で始まっています。

演説力という点では、残念な側面もあった菅義偉前首相ですが、短期間で実に多くの政策を実現した点を評価する声があるのも事実です」。

この点についてもツッコミどころが多々あるのですが、それは後回しにして、菅総理の発言を読んでいきましょう。

菅総理の話の面白さ

じつは、この記事を当ウェブサイトで紹介する理由は、純粋に、菅義偉総理という人物そのものの話の「面白さ」が凝縮されているからです。実際、菅総理はこうした無礼さにも関わらず、384日間の在任中の事績を淡々と列挙し、それらの仕事を成し遂げた基本思想をしっかりと話すのです。

とにかくコロナとの戦いに明け暮れました。でも、それと同時に、せっかく総理大臣になったんだから、自分がやりたいと思ってきたことを全部やってやろうと思ってやっていたら、結果としてこれだけできたということですね」。

休みもとらず、家にも一度も戻らなかったので、自分の家のマンションの番号も忘れてしまったぐらい(笑)。国民の生活を守るために、何ができるのか、24時間365日、悩み抜きました」。

私にとって、何より重要なのは『この国を守り、国民の暮らしを守る』ということ。国民一人ひとりの日々の生活に思いを寄せ、『どうやって一人でも多くの命を守ることができるのか』『誰かの悩みを1つでも取り除くことはできないか』『財布の負担を少しでも軽くすることは何か』を常に考えてきました」。

これらの発言を読むだけでも、「菅義偉」という人物が「仕事師」であるだけでなく、「信念の塊」だったことが、よくわかります。

政治家のなかには、大変残念なことに、「首相になること」だけを目的にしているような者たちもいるのですが、菅総理に関していえば間違いなく、権力欲よりも「総理大臣の立場として国民のために何ができるか」を第一義的に考えて動いてきたのが、菅総理だ、ということです。

必要な医療が受けられるようにする、高すぎる価格は下げる、デジタル化を進め、人の暮らしを便利にする…」…。

この発言からも、不妊治療への保険適用、携帯電話料金の引き下げ、デジタル庁の創設など、菅総理の功績は「これでもか」と連想されます。

もしも菅総理が現在でも在任していたならば、現在の日本が直面する政策課題についても、原発再稼働の積極推進、台湾有事への果敢な対応、中国に対する毅然とした対処、「自由で開かれたインド太平洋」への取り組み強化などを通じ、よりいっそう「国益に沿った行動」を取っていたであろうことは、想像に難くありません。

ほかにも、インタビューでは「ふるさと納税」や「ダム資源の縦割り弊害打破」など、菅総理の突破力に関する興味深い記述がたくさん出てきます。

この点、個人的には産経新聞社『月刊正論』でも主張したとおり、菅総理が主導した「外国人観光客政策」に関しては賛同しませんが(『【宣伝】正論2020年5月号に論考が掲載されました』等参照)、いずれにせよ、菅総理の政策遂行力・突破力自体は大変に素晴らしいものだと思う次第です。

岸田首相ももし当ウェブサイトを見ていれば、ぜひとも菅総理を岸田内閣にて活用されることを検討していただきたいと思う次第です。

コミュニケーションの問題ではない、メディアの問題だ

さて、ここから先は、少し余談です。

このインタビュワーの方は、菅総理にこんな無礼な質問を投げつけます。

コミュニケーションについてはずいぶんと批判を受けましたよね。やはり、苦手意識があるんでしょうか。『スピーチコーチングを受けては?』という側近のアドバイスも結局、受けられることはありませんでしたね」。

よくわかっていないのは、このインタビュワーの方の方でしょう。むしろこのインタビュー記事を読むと、菅総理のコミュニケーション力は非常に高く、「コミュニケーションが苦手」なのはこのインタビュワーの方だとわかるからです。

この点、当ウェブサイトの主観で恐縮ですが、菅総理が退陣に追い込まれた理由は、その「コミュニケーション力」にあるのではありません。

菅総理自身が無派閥だったという点もさることながら、新聞、テレビといったオールドメディアの偏向報道により支持率が急落し、このままでは選挙が戦えないとする自民党内の力学が働いたためです。

また、有権者も有権者です。

当時、菅政権が「ワクチン接種1日100万回」という政策目標を達成しているにも関わらず、「ガースー(※菅総理のあだな)はコロナ対策をなんにも行っていない」などとする馬鹿げた主張を綴っていたブログを存じ上げています(※ご本人の名誉のために、そのブログの実名は挙げません)。

結局、オールドメディアの「もりかけメソッド」「統一教会メソッド」に騙される有権者が存在する限りは、日本の政治が劇的に良くなることはありません。

ただし、この点については、個人的にはさほど悲観していません。

数字で見る:「既得権にしがみつく新聞業界の行く末」』などでも指摘したとおり、オールドメディアの双璧を占める新聞・テレビのうち、まずは新聞社が、日本社会においてその影響力を失おうとしているからです。

このペースだと朝日新聞の部数は12年後にゼロになる朝日新聞の部数の落ち込みに関するデータを眺めていて、ふと思いついたのが、「新聞業界全体と比べたらどうなるか」という論点です。これについて早速実施してみると、朝日新聞の部数の落ち込みは、新聞業界全体と比べても大きいことがわかりました。ただ、「朝日新聞に問題がある」のか、それとも「新聞業界全体に問題がある」のかに関しては、また別の論点です。これはいったいどういうことなのでしょうか。新聞部数の減少朝日新聞朝刊は8年間で約40%減少した『朝日新聞、売上減...
数字で見る:「既得権にしがみつく新聞業界の行く末」 - 新宿会計士の政治経済評論

放っておけば、そのうち「繰延税金資産を過大計上している資本金1億円の中小企業」を筆頭に、はやければ数年後にも倒産する社が出てくるでしょうし、日本の報道の自由度を引き下げている筆頭である「記者クラブ」制度も、いずれ社会的批判に耐えられなくなり、崩壊するでしょう。

「オールド右翼」氏の擁護になっていないオールドメディア擁護論

そういえば、最近、IPアドレスを偽装して当ウェブサイトに頻繁に「オールド右翼」などとする書き込みをしてくるコメント主がいるのですが、便宜上、そのコメント主様を「オールド右翼氏」とでもしておきましょう。このオールド右翼氏、マスメディアの衰退に関する上記記事に対して書き込んだ内容が、まさに「傑作」なのです。

一言一句、そのまま転記しましょう。

新聞が衰退していますね、はい、で、だからなんなんですか?

既得権益者の取り分が減って、オールド右翼が大喜びして、だから何?というはなしでしかありません。

ネットに幻想を抱いているんでしょうか?

そこが、オールド右翼のオールド右翼たる所以ですよ。

まだ日本全体がオワコン化していることと関連付けてみたほうが健全です。

盛者必衰、特定の産業が衰退した分、そのほかが伸びればよいのです。

しかし日本全体が凋んでいるのですから、足し引きでみればマイナスになっている、その事実のほうが518倍重要なのです。

新聞業界の衰退を数値で示されたことが、よほど悔しかったのでしょうか(笑)。

個人的にはこの「オールド右翼」氏の書き込み、どういう屁理屈を展開してくれるのかが楽しみだったのですが、さすがにこのコメントは屁理屈にしてもレベルが低すぎます。どうせオールドメディア業界を擁護するなら、もう少し「斜め上」の屁理屈を展開してほしかったところです。

ただ、逆に言えば、さまざまな屁理屈を強引に展開する「オールド右翼」氏でさえ、現在のオールドメディアの衰退は擁護しきれない、ということなのでしょう。だからこそ、ノイジー・マイノリティもオールドメディアを捨ててインターネット空間に進出しているのかもしれません。

どうせ書き込むなら、月間のページビュー(PV)がたかだか100~200万PV程度と、某地方紙と大して変わらないほど影響力が少ない当ウェブサイトではなく、もっと著名な掲示板などで書き込めばよいのに、などと思うのはここだけの話です。

新宿会計士:

View Comments (52)

  • >便宜上、そのコメント主様を「オールド右翼氏」とでもしておきましょう。

    普段他人をオールド右翼と揶揄をされてるので、「ニュー右翼氏」「ヤング右翼氏」「ナウい右翼氏」あたりがよかったんじゃないでしょうか。
    ご自分がオールド右翼と呼ばれることは望まないんじゃないでしょうか。

    さすがに引用された回のコメントは、ちょっと酷かったですね。ツッコむ足がかりすらなかったです。
    「518倍」も何か意味ある数字なら多少は楽しめるんですが。

    • >>「518倍」
      どっかで見た数字だなあと思って某掲示板翻訳サイトを探したんですが。
      韓国の掲示板サイト日刊ベストストア(略してイルベ)では、何か数字を出す時518という数字がよく用いられるようです。
      これは5.18民主化運動(光州事件)を皮肉ったものだそうです。
      まあ、偶然かもしれませんが。

    • 「アカピだった」そう考えると色々と辻褄が合うんですよ。
      「オールドメディア」というワードにここに現れ始めた当初から過剰に反応しています。
      ネットを憎むアカヒの態度とも合致しますし。
      そりゃそうでしょうね、アカヒの今の斜陽はネットに駆逐された結果だと思い込んでいるのでしょうから。
      ただし全てがネットによるものではなく、アカヒのやり方が現代を生きるまともな日本人の感性との乖離があまりにも激しいからであり、吉田調書やモリカケ、さらには安倍元総理の暗殺事件後の川柳(笑)での大それたやらかしも無関係ではないでしょう。
      かつてない規模のリストラも行われるようですし、これからもアカヒの凋落は留まるところを知らないでしょう。

      オールド右翼氏(便宜上)はよっぽど悔しかったんでしょうねw
      変態新聞とか頭狂新聞とかカナロコとか沖縄極左二紙の関係者の可能性も捨てきれませんが。

  • 私のことを荒らしだと思うんですか・・・
    それは心外ですね

    でも読んでくれてありがとう、オールド右翼の皆さん

    そもそも、オールドメディアに対する擁護などしたことがありませんよ?ネットに幻想を抱きすぎなんですよ、あなたたちは。

    私は右翼ですがイデオロギーに対して妄信するバカではないという立場で、あえてオールド右翼のみなさんのアンチとして、ここが「宗教染みた場所」にならないように、きつい口調で、空気を読まない言葉を書き込んでいるんです。いわゆるポジショントークというやつですよ。

    楽韓さんのところは本当に「ひどい場所」でしたので。ここがそうなってほしくないんです。

    でも、ここも無理そうですね

    私の書き込みをお読みなったならわかるはずです

    私の主張はメイン「統一教会問題」なんですよ

    そもそも、世代的にオールドメディアに何の興味もないんです、だから叩きたいというあなたたちの気持ちに乗っかるのは気持ち悪い、なのでなるべく場のバイアス調整をめざしつつ書き込んでいるわけです

    ですのでそこでイキられても、はいそうですか、でも統一教会問題から目をそらさないでくださいね?としか言えません

    いまのあなたは、安倍にモリカケをぶつけて大騒ぎする野党とかわりありません。

      • NTT-MEで逆引きにpppが付いてるんで、wakwakっぽいですね。wakwakはVPNサービスやってないみたいなんで、アクセス地点のIPでしょう。
        地域まではわかりません。プロバイダによっちゃ逆引きに県域名を混ぜてますが、ここはついてないですね。

        手練れの方ならもっとわかるかも。

  • 世界最高の話し方の学校とかの宣伝記事なんだろうけど・・・・

    菅前総理の
    >説得には、客観的事実が一番強いと思います。
    という発言は、そういう思いはあるんだとは思うけど、もう少し岡本氏のことを考えてあげたら良いのにと、思っちゃったのです♪

  • ネット空間では明後日の方向に情熱を持って邁進される方を多々お見受けします。今回の方も並々ならぬ情熱をお持ちの方のようですね。
    優れた先導者は造語能力にも優れていますが、オールド右翼という言葉は何ともしっくり来ない微妙な造語ですね。俺はその他、大勢とは違うと、
    己の知力でも誇りたいのだろうなとは思いました。

    橋下徹風の挑発的なもの言いは避けて、まともな口調で話せば良いのにと思いつつ無用な熱さだけ伝わります。うーんご自身のブログにて発信をとしか。

    ハンドルネームをオールド右翼にして欲しいと恐らく大多数の方が思っていたことを言って下さいまして。やっぱりそうですよね。こっちの方はしっくり来るのは言うまでもありません。

  • 518倍ってなんだろう。
    2→4→8→16→32→64→128→256→512
    で怒りのあまり、128と512が混ざったのでしょうかね。

    新聞が衰退したことにより、
    新聞やテレビなどのオールドメディアに騙される人が減ってきた。
    これは重要な日本の転換点だと思います。

    • あたしがたまに出入りしてるとこだと、適当な数字を入れるのに、

      114514

      を使ってるのです♪読みは、「いいよこいよ」なんだそうです♪

  • よっぽどマスゴミ業界では菅さんのことをコミュ障ということにしたかったんでしょうねw
    官房長官時代の毎日の定例会見とか見てればそういうようには見えないはずなのに。

    何と言われようと必要以外のことは喋らずに、下手な揚げ足取りを回避し続けたのはスゴイことだと思います。
    仕方なくそこを逆用してマスゴミはコミュ障のレッテル貼りに勤しんだのでしょうけど。

  • 私は今話題の「アンチオールド右翼」です、初めての連投です

    あなたたちがオールドメディアを嫌っているのは、かつてジャーナリズム界隈を左が占拠していて、右の居場所がなかったからでしょう?

    そして利権にしがみついた左が旧態依然のまま時代にのれなかった隙をつき、ネットに右の居場所を作ることに成功したわけです

    自分たちを受け入れてくれる場所だからこそ、幻想を抱いているんでしょう

    「ネットこそが真実」という幻想を

    そして居場所を見つけたオールド右翼のみなさんが、狭量な目線でいろいろと理屈をつけてオールドメディアをけなして喜んでいるので、ネット世代からすると「気持ち悪い」と感じるのです。

    わかっていただけましたか?

    • >「ネットこそが真実」という幻想を

      誰も一言もそんなこと言うとらんがw
      幻想の世界で生きてるのはむしろオールド右翼氏では?w

      •  「ネットde真実」ってまさにああいう人達が流行らせようとして全く流行らなかった言い草なんですよねぇ。
         ネットには嘘だらけなんて大前提の話であって、マスコミは完璧な真実を謳っているくせに嘘だらけなのに気づいて、ネットを自己責任で使うようになった人が激増したっていうだけなのに。ネットが幻想っていうならそれこそネットに書き込んでないで、朝日新聞あたりに投書すれば、大絶賛で採用でしょうにね。
         あとオールド右翼っていう定義が謎でしたが、どうも年配の方を想定しているのかな?私などは30代でまさにネット黎明期からの「ネット世代」と言えるので、匿名氏が気持ちわr…ええとちょっと思い込みが激しいご様子。

        • 思い込みが激しいことが文面から明確に見て取れるのは、それが右でも左でも重度である証左です。
          気持ち悪いのはどなたも共通認識でしょうw

  • >この点、当ウェブサイトの主観で恐縮ですが、菅総理が退陣に追い込まれた理由は、その「コミュニケーション力」にあるのではありません。
    自分も主観で恐縮ですが、菅総理が退陣に追い込まれた理由は、「コミュニケーション力」と「それを許さない状況」にあったと考えます。
    前任の安倍元総理に比べると、どうしても菅元総理の発進力、説明力は見劣りする印象を感じます。特に酷いとも思いませんが。

    そんな中で、コロナ禍が切迫していて、それらを必死に菅総理は捌いていた訳ですが、一方で国民も緊張が高まっていました。
    そこで、明確な状況が把握出来ない発表が続いたために(菅元総理もそれどころじゃなかったのでしょうが)、「本当に大丈夫なのか?」 と国民の不安が一気に高まり、支持率低下に繋がったと思われます。

    ここで、適切に進捗状況や対応方法を発表出来るフォロー役が、自民党から出ていれば、菅政権ももっと違った結果になっていたと思えてなりません。
    あるいは、国民がもっと余裕や冷静さを持って、菅元総理の「発言」ではなく「行動」「結果」だけを見て判断出来ていればとか。
    それこそ、もっと落ち着いた時勢であれば、菅政権はもっと盤石に続いていたかも知れません。

    「もりかけ」「サクラ」で安倍政権の支持率は下がらず。
    また、当時のコロナ報道に対して、批判的な意見が次々と浴びせられていたマスコミに、そんな影響力があったとは思えません。

    ある主張をするときはマスコミの影響力は小さく国民はもう騙されないと言い。
    また別の主張をするときにはマスコミの影響力は大きく、騙される国民がまだまだいると言う。
    そういうのは、主張に一貫性が無く都合よくぶれているように感じます。

    この記事について言えば、マスコミの影響力が今も尚盛んなのか? 衰退しているのか? ブログ主は本当はどっちだと考えているのかと思います。
    一応、コロナ禍で緊張感や不安が高まっていたから、このときはマスコミの影響を国民が多く受けることになったのだという可能性も、あるかとは思いますが。
    平時と、危機的状況という違う条件を同列に並べるのも、おかしいと言えばおかしい訳なので。

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