日韓関係がうまくいかない理由は、「日韓関係の特殊性」ではなく「韓国の特殊性」に求められる――。これは、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏の重要な指摘です。では、その特殊性はいったいどこに求められるのでしょうか。鈴置氏の最新論考によると、それは中国への朝貢国としての歴史に加え、戦後、1948年に独立して育穗の韓国の歩みとも密接に関わっているのです。
目次
日韓関係「改善」論
政権交代間際の韓国で深まる「関係改善期待」
韓国で政権交代の日が近づいてきました。こうしたなか、日韓外交に関するここ数日の韓国メディアの報道を眺めていて感じる「もやもや」があるとしたら、韓国側で見られる「韓日関係改善」に向けた「妙な期待感」です。
たとえば、『「お互い知恵を出す」ことは日韓関係のためにならない』で取り上げたとおり、尹錫悦(いん・しゃくえつ)次期大統領から次期外交部長官に指名されている朴振(ぼく・しん)氏は先月、無所属の金弘傑(きん・こうけつ)国会議員に提出した書面のなかで、こんなことを述べています。
「強制徴用、旧日本軍の慰安婦などに関する対日協議を速やかに開始し、両国の共同利益に合致する方向で合理的な解決策を模索する」(※なお、「強制徴用問題」とは自称元徴用工問題のこと)。
韓国の新政権発足を機に、日韓がともに知恵を出し合い、包括的解決に向けて合意しよう――。こんな寝ぼけた認識が、日本だと日経新聞などから、韓国だと朴振(ぼく・しん)次期外交部長官候補などから、それぞれ出てきているようです。しかし、「お互いに」、と述べた時点で、それは論外です。なぜなら日韓関係を健全なものにすることができるかどうかは、韓国にかかっているからです。「日韓関係改善」という幻想経済オンチの日経新聞は外交オンチでもあった韓国から尹錫悦(いん・しゃくえつ)次期大統領による「政策協議代表団」が日... 「お互い知恵を出す」ことは日韓関係のためにならない - 新宿会計士の政治経済評論 |
このあたり、文在寅(ぶん・ざいいん)政権下の5年間で、日韓の歴史諸懸案が山ほど積み上がり、しかも韓国側は外交的協議にすら応じなかったことから比べれば、ずいぶんと大きな変化であることは間違いありません。
実際、韓国側からこうした発言が出てくれば、日本の側からもそれらに呼応するように、「韓国が対日関係改善の意を示した!」、「日本も韓国の決断を後押しするよう、韓国に歩み寄るべきだ!」といった主張が出て来ることでしょう(『韓国の約束破り無視する「関係改善論」=日経編集委員』等参照)。
日経新聞に週末、『時代が要請する「日韓同舟」』と題したコラム記事が掲載されていました。この記事からは、日韓関係改善論者の典型的な思考パターンを読み取ることができます。韓国の日本に対する一方的不法行為の数々をことごとく無視し、「安保上の理由で日韓関係改善が必要だ」、などと主張しているものだからです。しかも驚いたことに、これを執筆したのは日本経済新聞社の編集委員の方だそうです。日韓関係改善論の詭弁当ウェブサイトで常々取り上げている「日韓関係改善論者の思考パターン」とは、「日本にとって韓国は大事な... 韓国の約束破り無視する「関係改善論」=日経編集委員 - 新宿会計士の政治経済評論 |
だからこそ、少なくとも文在寅政権時代には出来なかった「話し合い」ができるようになるという期待が、まずは韓国側で、それに続いて日本の側でも強まっている、というわけです。
大原則を無視しても意味がないのだが…!?
もっとも、歴史問題を含めた諸懸案を巡って日本が最も強く求めているのは、「韓国が国際法を守れ」という点であり(『岸田首相「言葉足らず」を安倍総理が補う=韓国協議団』等参照)、この大原則を無視したところで協議をしても意味はありません。
安倍晋三総理は昨日午後、韓国の政策協議代表団と面会し、慰安婦合意を韓国が破ったことを「遺憾だ」と述べたそうです。なかなかストレートな言い方です。現職首相が言わなかったことをキッチリとフォローするあたり、やはり大宰相ならではの行動と思わざるを得ません。もっとも、韓国で「保守政権(?)」が発足したとして、日韓関係が健全な姿を取り戻すと考えるのは時期尚早でもあります。首相と韓国代表団の面会:何が問題だったのか『【速報】首相が韓国代表団と面会』でも取り上げたとおり、岸田文雄首相は26日、尹錫悦(いん・... 岸田首相「言葉足らず」を安倍総理が補う=韓国協議団 - 新宿会計士の政治経済評論 |
しかしながら、非常に残念なことに、韓国側のメディアの論調などを眺めてみると、こうした日本側の懸念がまったく伝わっていないだけでなく、むしろ韓日(日韓)関係「改善」に向けての期待値を高めるだけ高めてしまっているように思えてなりません。
著者自身もビジネスマンの端くれですので、「期待が高ければ高いほど、目標が達成できなかったときの落胆も大きくなる」、という人間社会の鉄則については理解しているつもりです。
ついでに少しだけ脱線しておきますが、とくに昨今の日本社会では、もともと知的水準が高い一般の日本国民が「インターネット」という最強のツールを手にしたことで、官僚や経済界、国会議員などが「密室ベース」で決めることを、ますます許容しなくなりつつあります。
個人的に岸田文雄首相が韓国に対し、「国益を害する」ような譲歩をしてしまうのではないか、といった危なっかしさを感じないではないのですが(※「韓国に対し」の部分を、「財務省に対し」などと置き換えても良いかもしれません)、逆に、密室政治で国民の反対を押し切るほどの政治力が岸田首相にあるものでしょうか。
このあたりはじっくりと眺めさせていただこうと思う次第です。
結局は「韓国の特殊性」に行き着く
さて、本論に戻りましょう。
私たち一般の日本人の目からすれば、日韓関係が今日のような状態になってしまった理由は、韓国が国際法、条約、国際約束などを何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も破るからだ、というのは自明の理でしょう。
この点、日本には優れた韓国観察者である鈴置高史氏という人物がいます。
その鈴置氏が指摘した重要な点がいくつかあるのですが、そのなかでも当ウェブサイトとして、とくに重要度が高い指摘のひとつだと考えているのが、『鈴置論考、「日韓の」ではなく「韓国の」特殊性に言及』でも紹介した、「韓国の特殊性」という表現です。
「平気で約束を破り、堂々と他人を裏切る韓国と首脳会談を開こうとする国はまず出てこない。何を取りきめようが、すぐに反故にされるからです。日本と韓国がうまくいかない原因は『日韓関係の特殊性』ではなく『韓国の特殊性』にあるのです」。
この文章は鈴置氏が7月16日付『デイリー新潮』の『文在寅が菅首相をストーカーするのはなぜか 「北京五輪説」「米国圧力説」……やはり「監獄回避説」が有力』で提示したなのですが、読めば読むほど、至言と言わざるを得ません。
文在寅氏「ブラックスワン・ストーカー」説、いつにもまして辛辣な小気味よさ巷間「日韓関係の特殊性」に関して議論する人はいますが、じつは特殊なのは「日韓関係」ではなく「韓国」だったと指摘されれば、思わず目からウロコが落ちるという思いをすることができます。日本を代表する鈴置高史氏が昨日、『デイリー新潮』に寄稿した最新論考では、文在寅氏が日韓首脳会談に拘る理由――「ブラックスワン・ストーカー説」――について、あらためて丁寧に説明されています。どうなった?「文在寅氏の訪日」論文在寅氏は日本にやって来るの?... 鈴置論考、「日韓の」ではなく「韓国の」特殊性に言及 - 新宿会計士の政治経済評論 |
この鈴置論考の指摘をほとんど理解しないままで、「尹錫悦政権になれば日韓関係は改善されるはずだ」、「だから日本もそれを後押しするような知恵を出さねばならない」、などと論じたところで、出て来る解決策が無意味なものとならざるを得ないのは当然のことでもあるのです。
鈴置論考の最新版は「李朝の世界観」
相変わらずキレの良い鈴置論考
こうしたなか、この指摘をさらに深く掘り下げたような記事がありました。大変うれしいことに、鈴置氏の最新論考が昨日、ウェブ評論サイト『デイリー新潮』に掲載されていたのです。
早くも米日とすれ違う尹錫悦外交 未だに李朝の世界観に生きる韓国人の勘違い
就任前から米国や日本とのすれ違いが目立つ尹錫悦(ユン・ソクヨル)外交。韓国観察者の鈴置高史氏は「同盟関係を昔ながらの冊封体制と勘違いしているからだ」と解説する。<<…続きを読む>>
―――2022年05月04日付 デイリー新潮『鈴置高史 半島を読む』より
内容についてはいつもどおり濃厚なのですが、それにもまして印象的なのは、快適なまでのキレの良さです。
記事タイトルに「未だに李朝の世界観で」、という表現が出てきていますが、敢えて当ウェブサイトなりにリンク先記事の「柱」の部分を要約すると、若干乱雑ではありますが、おそらくはこんな具合ではないでしょうか。
- 韓国人は近代主権国家同士の外交の「ギブアンドテイク」を理解していないが、その理由はいくつかある
- 李氏朝鮮時代を含め中国の属国であったという歴史がもたらす「朝貢・柵封」関係の意識
- 1948年の建国以来、米国の軍事的な庇護下に置かれ、1965年の日韓国交正常化以降は日本から莫大な経済支援がもたらされたという恵まれた環境
- なにより日本や米国に対し「ゴネ得」がこれまで罷り通ってきたという実績
…。
もちろん、鈴置論考自体、上記の主張をきちんとしたテキスト批評等に基づいて導出しているのですが、このあたりは本当に圧巻です。
とくに日米豪印4ヵ国の枠組み(いわゆる「クアッド」)を巡っては、韓国国内で「対中牽制のためのものであってはならない」とする趣旨の主張が出てきているという事実に加え、米政府系メディア・VOAの報道などをもとに、「クアッドから逃げ腰の韓国」、「それを見透かす米国」という構図を鮮やかに描き出しているからです。
このあたり、日本国内でも、「米国から日本に対し、日韓関係を『改善せよ』とする圧力が働いている」、などとしたり顔で指摘する人もいるのですが、むしろ米国は韓国に対し非常に冷ややかであり、こうしたなかで日本が下手に対韓関係改善に踏み出すこと自体がむしろ危険である、という点は読み取れるのではないでしょうか。
外交関係を理解していない?
では、なぜ韓国がこのような姿勢を取るのか。
これに関する鈴置氏の指摘は、韓国が考える「外交」と、日本や米国が考える「外交」が、本質的にまったく異なっているからだ、というものです。これが、記事タイトルにもなっている「李朝」というキーワードの意味でもあるのですが、このあたりについては是非とも直接、鈴置論考を読んでいただきたいと思います。
ただ、「リンク先記事を読め」で終わらせるのは味気ないので、そのなかのごく一部、『大きくなっても意識は子供』と題した節の冒頭を、ちょっとだけ引用させていただきましょう。
「――李朝が滅んで100年以上もたちます。
鈴置:滅ぶと同時に日本の植民地になった。近代国家として外交を始めたのは1948年以降です。
――それにしても70年はたっている。
鈴置:韓国は軍事的にも経済的にも弱々しい国としてスタートしました。朝鮮戦争では滅亡の危機を米国に救われ、その後も同盟を結んで貰って生き延びました。米国の求めに応じて1965年に日本と国交を正常化し、その援助で経済成長に成功しました」。
要するに、自分たちは何の貢献もなしに、日本や米国から助けてもらっていたという実体験が、同盟や外交には「双務性」があるという事実をボカしてしまっていた、というのです。
とくに、日本が19世紀からロシアの南下の脅威を感じながら近代化に邁進したという歴史的事実と比較し、韓国でいまだに「李朝的」な考え方が色濃く残っている理由については、納得しながら読めることは間違いありません。
いずれにせよ、今回の論考に関しても、いつにもまして「是非ともすべての日本人に読んでいただきたい」と強く思うようなものであることだけは間違いないでしょう。
サキ氏「訪問順序に意味はない」「クアッドはクアッドだ」
ちなみに鈴置論考の冒頭では、ジョー・バイデン米大統領が今月22日以降の訪日に先立ち、21日に韓国・ソウルで尹錫悦大統領と会談する、という話題に触れ、こんなことを指摘します。
「就任11日目の米韓首脳会談となりますから、韓国紙は『史上最速のうえ日本よりも先だ』と大喜びしています」。
ただ、これに関しては、ちゃんと「後日談」もあります。
ホワイトハウスのジェニファー・サキ報道官が現地時間の5月2日の記者会見で、記者からの「大統領が日本より先に韓国を訪問することの意義」について尋ねられ、順序には「特段の意味はない」と断定しているのです。
Press Briefing by Press Secretary Jen Psaki, May 2, 2022
―――2022/05/02付 ホワイトハウスHPより
該当する発言は、こんな具合です。
“In terms of the order of the trip, I would not overread into that. Obviously, we have a strong relationship with Japan, strong relationship with South Korea. I’m sure — certain North Korea will of course be on the agenda — a prominent part of the agenda. We’ll have more to preview as we get closer to the trip.”
要するに、「米国は日本、韓国のそれぞれとそれぞれの強い関係を持っているのだから、訪問する順序には意味はない」、という主張でしょう。これはまったくそのとおりだと思います(※なお、 “South Korea” については「南朝鮮」ではなく「韓国」と訳しています)。
というよりも、鈴置論考でも指摘されていたとおり、尹錫悦「政権」側は当初、東京のクアッド会合に参加しようとしていたフシもありますが、これについては米国から事実上、拒絶された格好です。
これについてサキ氏は、こんな発言もしています。
“There are many ways that we engage with South Korea. It’s an incredibly important partnership, relationship. But the Quad will remain the Quad. We will continue to engage with South Korea through a range of mechanisms and — and continue to work on our — the strength of our relationship.”
「クアッドはクアッドだ」、「韓国とは韓国との付き合い方がある」といったものですが、じつはこの発言こそが重要ではないかと思います。サキ氏の発言自体、鈴置論考を読み込んでいれば自然に理解できるはずです。
(※なお、今回の鈴置論考でこのホワイトハウスの論点に触れられていなかった理由については、『デイリー新潮』の記事の公表時点との関係から考えて、おそらくは単なる原稿の締切の都合だと思われます。)
韓国の特殊性
もっとも、以上の議論、「尹錫悦政権時代で日韓関係や米韓関係がどうなっていくのか」、というだけのものではありません。冷静に考えていくと、もっと深く、「韓国の特殊性」というテーマについて深く論じたものであることがよくわかるでしょう。
したがって、今回の鈴置論考に関しては、是非とも多くの方が全文を熟読し、反芻することで、日韓関係に関する知見を深めることに役立ててほしいものだと思う次第です。
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「自力で独立できた訳ではない為、近代国家や国際社会でのやり方を理解していない」
韓国は相変わらずですが、これって実は沢山の不安定な途上国にも当てはまりませんかね?
いわゆる”失敗国家”を見ると韓国が天国の様にすら見えてきます。
あの北朝鮮すらまだマシと言えなくもない……そんな国家がいくつもあるのは何故でしょう?
社会のメカニズムが発展する前に外部から発達しすぎたテクノロジーがもたらされ、
それらを使いこなせず、何時まで経っても国家が成熟出来ない……
もしそんな理由だとしたら、韓国が”先進国らしく”振舞えないのもある意味当然なのかな、
と思考しました。日本が併合していなかったら、ロシアの一部になっていそうですが……
社会のメカニズムが発展する前に外部から発達しすぎたテクノロジーがもたらされ、
それらを使いこなせず、何時まで経っても国家が成熟出来ない……ご指摘どおりです。
アフリカで水道どころか井戸もない地域に 携帯電話と太陽光パネルとTVが入り込んだときの変化は明治維新時の日本の社会変革とは比較にならず しかもそのスピードがますます加速している。あまりにも速いテクノロジーの進歩が人間社会、文化及び進化論的生物の対応能力を超えている。論理は飛躍しますが貧富の格差拡大もコロナもこうした歪の現れとも思える。
李朝末期に朝鮮王が1年間ロシア大使館に逃げ込み、そこで執務するという前代未聞の事件が起こりました。(露館播遷)
このあと発行された貨幣には、なんと鷲の紋章。(さすがにロシア帝国の紋章の双頭ではなく単頭)
こういうことができてしまう民族なんでしょう。100年前と頭の中は同じ。
確かに アジア、アフリカ、中東、南米の途上国・・・ぶっちゃけウクライナも
韓国が可愛く見えるほど常識が通じない国なんだけど
韓国クラスの国でソレをやるのは 大問題なんだよなぁ
中国にびびって言いなりになる韓国と異なり、ロシアの侵略に果敢に立ち向かうウクライナを常識の通じない国とするのは違うのではないでしょうか。
>要するに、自分たちは何の貢献もなしに、日本や米国から助けてもらっていたという実体験が、同盟や外交には「双務性」があるという事実をボカしてしまっていた、というのです。
日本の基本的価値観では、助けられたのにお返しを出来ていない事は心苦しく感じるものなのでしょうが、韓国の基本的価値観では異なる、という事で。
「助けるのは私とウリの関係になりたいからである」などと受け止めて終わるんじゃないかと。
>とくに、日本が19世紀からロシアの南下の脅威を感じながら近代化に邁進したという歴史的事実と比較し、韓国でいまだに「李朝的」な考え方が色濃く残っている理由については、納得しながら読めることは間違いありません。
韓国にとって、自由や民主主義などは日本や米国から押し付けられた《中華的で無い》価値観に過ぎず、上っ面を真似る事は出来ても身に付くまでには到底至っていないって事ですね。
30数年の日本統治下や70数年の米国統治下が過ぎても身に付かないのは、何百年或いは半万年にも及ぶ二等支那人としての自負や誇り故でしょうかねぇ。。。
バイデン政権内で韓国がどれほど正しく理解されているか、興味があります。
クロワッサン様。
突然ですが……
新宿会計士 様がSouth Koreaを南朝鮮ではなく、韓国と訳しましたが、ワタシの正直な気分は……、
南朝鮮に 1票です。
蛇足です。
『子供の日』です。
『うなとと』で550円のウナギを食べようと、孫にお誘いのメールをしました。タイヘン⁇喜んでいました。柳川の『本吉屋』さんのウナギと比較するのがワクワクします。
南朝鮮は北が韓国を呼ぶときのもの。
韓国は北朝鮮を北韓国と呼んでいる。
タナカ珈琲 さん
私も韓国ではなく南朝鮮に一票派です〜。
sqsq さん
北の核に対し、南は口では嫌々言ってても身体は正直で擦り寄ってるし、韓国より朝鮮にやはり正統性があるんじゃないかと。
皆様こんにちは。
これ、前から気になってて、どこかで書いたかもですが(汗)
私が10代だった頃…冷戦末期なのですが、Republic Of Koreaの訳だから大韓民国(韓国)というべきであって、南朝鮮と呼ぶのは韓国に対して失礼だって何度も言われたんですよね。でも、いつからか国連でも英語の地図でもSouth Koreaって書いてあるんですよね。ならば日本でも南朝鮮(または南韓国)と読む方がむしろ適当ではないでしょうか。
なんちゃってギター弾き さん
北朝鮮はDemocratic People's Republic of Koreaで、
南朝鮮はRepublic of Koreaで、
Koreaが朝鮮か韓国かは統一までは併用で良いと思いますけどね。
どうせどっちも自力統一なんて出来ない連中なんだし。
クアッドの存在は米国からの対韓譲歩圧力を緩和する?
https://shinjukuacc.com/20220212-01/
>そうなると、とくにジョー・バイデン米大統領が岸田首相に対し、あるいはアントニー・ブリンケン米国務長官が林外相に対し、「保守派である尹錫悦氏が大統領に就任したのだから、日本も韓国と『仲直り』(?)しなさい」、などと圧力をかけてくる可能性は、十分にあります。
>このように考えると、豪州・インド両国の存在は、「クアッド内部牽制」を通じ、米国が日本に対し、無茶な要求をする可能性を、少しばかりは軽減する効果が期待できるのかもしれません。
クアッドの存在は、アメリカから日本に対する圧力を少しばかりどころか、大きく軽減出来ているようですね。
以前からのアメリカの動きより考えられた話ですが、日本に圧力をという意味でのバイデンリスクは、やはり杞憂に過ぎなかったという事かも知れません。
「李朝の世界観」と表現すると如何にも人聞きは好いですが、「現実を無視した妄想や固定観念で客観的検証可能な観察を上書きする思考回路」と言ってしまうべきでしょう。
現状認識が出来ないし、そもそも約束を守る気がない国家との対話は時間の無駄です。
日韓関係をビジネスに例えれば、営業(韓)と客(日)といったところでしょうか?
営業側の意識ピークは "契約時" にあり、客側の関心事は "契約の履行" にあります。
*現実には、貰うもん貰ったからそれで終わりではないんですけどね。
*****
>訪問順序に意味はない・・???
これって、DQN(ドタキャン・値引き・追加要求)対策として、調理(Quad会合)の前に『食券』を買わせる(選ばせる)ことにしたのかと?
前払いでなければ、用意したフルコースを台無しにされかねないですからね。
「おとな(自称先進国)になってなおの『タダ飯喰らい』」を看過できるほど、
日米は「お人好しの "めし屋(メシア=救世主)" ではない」・・と信じています。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
(しつこいくらいに、そう自分に言い聞かせないと、自分は間違えない存在と自惚れるので)
(もちろん、今回のウクライナ危機が、これからどうなるかは分かりませんが)バイデン大統領の訪韓時に、韓国は中国への態度だけでなく、ロシアへの態度も示す必要があることを理解しているのでしょうか。
駄文にて失礼しました。
いつもながら、情け容赦のないキレッキレの鈴置理論ですね。
ただ”冊封的世界観からくる韓国人特有の属国根性”は、李氏朝鮮時代前にすでに始まっていたのかもしれません。というのも、李氏朝鮮より一代前の王朝である、高麗時代にはもうその萌芽が見てとれるからです。
それは元寇の際の高麗の動きでした。モンゴル帝国第5代皇帝クビライ・カーンに仕えていた高麗人の官吏であった趙彝(ちょうい)の進言(あるいは教唆?)により国日本に強い関心を抱かせ、これを併呑することを薦めました。時の高麗王元宗もこの献策に乗じました。モンゴル帝国に近づきすぎたため、一度は廃位寸前にまで追い込まれた自らの立場を、クビライに保証してもらうための保身策でした。
結果は言うまでもなく鎌倉武士らの死に物狂いの抵抗と、運良く吹き荒れた嵐のお陰で日本はなんとか勝つことはできないまでも、からくもこれを退けることができたのは皆様ご存じの通りです。
日本への遠征は高麗にも大きな爪痕を残しました。クビライからの命令によって大量の軍船を建造させられた高麗では多くの山々が禿げ山となってしまったのです。そして東征に加わった高麗軍の兵士らもその多くは戦いに倒れ、あるいは海の藻屑と消えてしまいました。
その後日本遠征(東征)に失敗したモンゴル帝国は次第に国勢が衰えていき、高麗もそれに歩調を合わせるように衰退して後には李氏朝鮮に取って代わられることとなったわけです。
属国根性などというものはいつかは自身にブーメランとなって返っていき、やがてはその身を滅ぼすこととなる、その典型例といえるものかもしれません。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ、という格言があります。
今こそ韓国人は自らの歴史に学ぶべきではないでしょうか。
あっ 無理か?(笑)
>愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ、という格言があります。
名言だと思います。
しかし、「経験にも学べない」韓国って…
朝鮮半島は、古代より冊封国でした。例えば、『新羅本紀巻八』によると、先王のあとを継いだ聖徳王は、先ず則天武后から新羅王に冊封され、則天武后の死後には玄宗から改めて新羅王に冊封されています。また、毎年使者を派遣し献上品(方物)を納めていたとあります。
朝鮮半島の最初の国は漢人が興した衛氏朝鮮ですし、楽浪郡の存在からも中国の配下にあったことは明らかです。なので、朝鮮半島の冊封精神・属国根性は、1000年どころか2000年の長きにわたり植え付けられてきたと言えるのではないでしょうか。
7世紀に、日本は隋と対等な国であると宣言した我々にとって、朝鮮半島はやはり理解を超えた地域なのだとつくづく思います。
>運良く吹き荒れた嵐のお陰
これは実は無かったという意見が最近では出ていますね。
>これは実は無かったという意見が最近では出ていますね。
文永の役に関してはその様ですが、
弘安の役に関しては、あの時期に三ヶ月弱もいれば…という感じみたいですね。
>愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ、という格言があります。
これはビスマルクの発言の一部を格言に曲解したものだけど、
自分の経験にきちんと学べる者は、人類社会全体で見れば
十分賢い部類に入ると思う。
失敗を失敗と認識する事すらせず、ワンパターンの失敗を
繰り返す者がどれほど多い事か……。
自らの失敗から学べる人は十分に賢いと私的には思いますが、世界歴史に名を残すビスマルク氏の判断基準は私ごとき者よりずっと高いのは理解出来ます。
但し日本の某隣国の方々は自らの失敗を失敗と認識出来ないか、妄想で記憶を上書きしてしまうか、或いは他人の所為にしていまうので、経験から学ぶ事は出来ないでしょうな。
件のレーダー照射事件を見るにつけ、失敗談を妄想と思い込み、事実の歪曲で国を挙げて自らを無実の被害者と認定してしまう様な思考行動回路をしていれば、同じような失敗を繰り替えすのは当然です。
いや、韓国だけでなく、日本の対韓外交も大概でしょ。
「韓国の世界観の異常性」の話をしているのに、どうして「日本の外交はダメ」が出てきちゃうのですか?
いや、政府主導の情報制御でもないのに、大多数の国民が現実の認識が出来ない国って韓国位しか思いつけないですよ。
韓国の特殊性ってそんな難しい話じゃなくて劣等感なんですね。
過去の歴史において成功体験が全くない。現代でも少しでも成功すると自慢したくて仕方ない。周りを蔑んでみたくなる。人間のちいささ丸出しだけど我慢ができない。
日本はある程度そういう勝手な振る舞いを許してくれる稀有な存在。日本にとっては迷惑だけど、韓国は日本に依存しないと国そのものが成り立たない。
比較して、少しでも上回ったら誇る存在として彼らに日本は必要。
あ〜あっ
バイデンが韓国を先に訪問するのは「先に訪問してメンツを立ててやるから、そっちも本気で向きあえよ」ということだと思います。
ここで韓国を後にすると「外交欠礼だ!」「米国が韓国を軽く見ているから事態が好転しない!」と騒ぎ始めるのでしょう。
これ先日韓国の訪日団に岸田首相が会ったのも同じだと思います。
会わなければ「外交欠礼だ!(以下略」になったと思います。
日本側の意図は「首相に会わせろと言うならそれなりの手土産は持ってきたんだろうな?」です。
結果は見ての通り。
貰うことだけを繰り返し、真の友人を持たない韓国。頼みの綱と思っているのか知りませんが、中国には結局利用されるだけで、その価値が無くなったら捨てられるだけなのに。ある意味哀れですが、自業自得ですね。しかし毎度鈴置論考は読み応え有りますね。腹落ち感が凄い。