冬の北海道に徒歩で挑む沖縄の若者に辛辣な大人の意見
若い人の挑戦は、素晴らしいと思います。著者自身も若いころ、ずいぶんといろんなことに挑戦したつもりですし、とにかくやりたいことをやりたいようにやるのは後悔しない(かもね)、と言いたい気持ちもあります。ただ、「若さ」にかまけて、あまりにも無計画で無謀なことをやるのはいかがなものかと思ってしまうのも事実です。沖縄の18歳が「今から」真冬の北海道まで徒歩で出掛けると聞くと、どうもおそろしい気持ちになってしまうのです。
旅行の思い出
著者ごときが若い人たちに偉そうに教えを垂れる立場にはないという点は承知しているものの、あえてひとつだけ申し上げることがあるならば、「とにかくやりたいことをやっておくと後悔しない(かもね)」、です。
当ウェブサイトでは何度か報告していますが、著者自身は現在、「金融評論家」、「エクセル評論家」、「ハンバーガー評論家」などとして身を立ててはいますが、昔は旅行が大好きで、ひとつだけ自慢できることがあるとしたら、若いころに「行きたいところ」をひととおり訪れた、という自信があることです。
そのなかでもとくに印象に残っているのは、「世界最小の国」ことバチカン市国です。
小学校のころ、「世界で一番小さな国は?」というなぞなぞに出会い、「答え:バチカン市国」、「イタリアの首都・ローマのなかにある、人口約800人、面積約0.5平方キロメートルくらいのとても小さな国」、という情報に非常に魅かれ、「いつか絶対に行ってみたい」、「自分の足で一周してやれ」、などと思うようになっていたのです。
結局、紆余曲折もあったものの、この夢は大人になってから実現しました。
実際に自分自身の足で、バチカン市国の入口でもあるサンピエトロ広場から国境沿いにヴァチカーノ通り(Viale Vaticano)やスタツィオーネ・ヴァチカーナ通り(Via della Stazione Vaticana)などを歩き、「ある国を徒歩で一周する」という「夢」(?)をかなえたのです。
このイタリア旅行も含め、パスポートを取得したあとで格安航空券を求めてはしょっちゅう外国に出掛けるなどし、また、運転免許を取得したあとでレンタカーをしょっちゅう借りては全国各地を巡るなど、若いころのまとまった休日は、いつもどこかに出掛けていた、という記憶しかありません。
また、偶然でしょうか、その後の仕事では全国各地を巡ることが非常に多く、結果的に仕事では47のすべての都道府県の県庁所在地、プライベートでは世界の5大陸(ユーラシア、北アメリカ、南アメリカ、オーストラリア、アフリカ)を「制覇」(?)したのです。
もっとも、全都道府県庁所在地の「制覇」は、仕事上の都合で日帰りで慌ただしく訪問したというケースも含まれていますし、「全大陸制覇」もそれほど大仰なものではなく、たとえばアフリカだったらスペイン旅行のついでにフェリーでモロッコに渡航した、といったレベルの、本当に「ちょっとした上陸」も含めています。
この点、現在は「ひとりで気軽にあちこちいける身分」ではなくなってしまいましたが、もしもまたそのような状況になり、そのときに自分自身の体が自由に動くならば、今度は改めて国内の観光地や暖かい離島を巡ってみたり、あるいはクルーズ船に乗ったりしても良いかな、などと考える今日この頃です。
公認会計士試験の思い出
もっとも、そんな著者ですが、若いころにほぼ1年半、まったく旅行に行かなかった時期もあります。
それは、20歳代で公認会計士第二次試験を受験していたころです。
当時の公認会計士試験といえば、大卒等だと「第一次試験」は免除され、通常は7科目からなる「第二次試験」からスタートし、二次試験に合格すれば会計士補の資格者となり、監査法人などに就職し、実務補助・実務補修などを経て3年後に第三次試験に合格して晴れて公認会計士、という流れでした。
(※現在の公認会計士試験制度についてはあまり詳しくないので、もしも公認会計士試験を受験しようと思う方は、それ専門のサイトなどで調べてください。)
当然、もっともハードルが高いのは「第二次試験」であり、合格率も6~7%くらいという「難関試験」(?)とされていましたが、さすがにこの試験を受験していたころは、とにかく1年半、全力で試験に集中しようと思っていたので、結果的に旅行にはまったく出掛けなかったのです。
資格試験というものは、とにかく勢いをつけて勉強することが大事であり、短期決戦を旨としなければならない、というのが著者自身の持論ですが、これは自分自身の体験談に根差したものでもあります。
60点で良いならさっさと勉強して受かっちゃえ
ついでに述べておくならば、著者自身が持論とするもののなかに、「60点-100点理論」というものがあります。これは、試験の合格点が60点ならば、100点ではなく、まずは60点を目指すべき、とする議論です。
一般に、ある試験分野で60点を取るために必要な勉強時間が60時間だとすると、その試験分野で80点を取るために必要な勉強時間は何時間でしょうか。
その答えは、「80時間」、ではありません。
おそらく100時間以上必要です。
その理由は簡単で、どんな試験でも、「頻出」とされる分野とそうではない分野があり、「頻出」、つまり出題されたら、合格レベルにある受験生ならば必ず正解できるような分野を絶対に落とさないようにすることが、資格試験に受かるための鉄則だからです。
逆に、その「頻出」以外の分野をひとつずつ潰していくのは大変に時間がかかりますし、ましてや旧公認会計士第二次試験のように試験科目が膨大な分野にまたがっているような場合だと、しらみつぶしに勉強するのではなく、まずは基礎的な問題には正答できるようになる方がはるかに効率的です。
そういえば、公認会計士第二次試験時代の思い出がもうひとつあるとすれば、2年経っても3年経っても、あるいは4年経っても5年経っても合格できない人たちがいた、ということでしょう。
彼らがなぜ合格できないのか、当時はそれなりに観察していたのですが、ひとつの特徴があるとしたら、公認会計士試験の特定分野(具体的には財務諸表論など)の勉強にむしろ夢中になり過ぎ、基礎的な論点が完全におろそかになっていた、という点だと思います。
しょせんは試験ですから、自分自身で決めた受験期間中は、1日8時間受験勉強に集中すれば良い、という話ではないかと思うのですが、このあたりはいくらそうだと主張したところで、本人たちがその気にならない限りは、どうしようもない話でもあると思う次第です。
沖縄の18歳が2800キロを徒歩で挑む
さて、どうして旅行の話、試験の話という、取り留めもない話題を思い出したのかといえば、こんな話題を発見したからです。
沖縄の18歳が日本縦断2800キロを徒歩で挑む理由 きょう日本最南端の波照間島を出発
―――2021/10/22 12:39付 Yahoo!ニュースより【琉球新報配信】
沖縄県糸満市に住む18歳の男性が「周りの人に元気と勇気を与えたい」として、今月22日に日本最南端の波照間島を出発し、徒歩で総距離2800キロの日本縦断に挑み、来年1月28日には北海道稚内市にたどり着く予定だ、とする話題です。
詳しく知りたい方はリンク先の記事を読んでいただきたいのですが、やや乱暴ではありますが、当ウェブサイトなりに手短にまとめると、こんなストーリーです。
「この男性は公認会計士を目指し1日8時間勉強していたが、1ヵ月で挫折し、自分と同じ悩みを持つ人に元気と勇気を与えたいと思い、日本縦断を決めた」。
具体的にはクラウドファンディングで10万円の資金を集め、さらに資金集めと体力づくりを兼ねて夏に東京でテイクアウトの配達員の仕事をするなどしたそうであり、日本縦断中はおもに野宿する、などとする計画だそうです。
そもそも、この方は冬の東北、北海道を舐めてかかっているように思えてなりません。
2800キロを100日で走破するには、単純計算で1日28キロを歩けば良い、ということであり、ご本人も18歳と体力はおありかもしれませんが、それでも稚内に1月下旬に到着するというのならば、気候的には野宿など出来っこありません。
1月28日といえば、沖縄県では最高気温が20度前後ですが、北海道だと稚内に向かう途中で、最低気温がマイナス20度を下回ることもあります。いくら若くても準備なしにノコノコ出掛ければ、下手をすると命を落とします。通常、この手の日本縦断は、気候が温暖な時期を選ぶのが鉄則でしょう。
あるいは百歩譲って、今すぐ稚内に飛行機で飛んで、そこから南下していく、といった方法であれば、まだ理解できなくはありませんが、クラウドファンディングで目標額30万円に対し10万円しか集まらなかったなどと記載されているのを見れば、那覇から稚内に飛ぶというのは予算的にも難しいのかもしれません。
(※余談ですが、予算的に航空運賃が捻出できないのだとしたら、うまく稚内までたどり着けたとして、この方はどうやって家に帰るつもりだったのか、という問題もありますね。)
どうして大人が止めたのか
そのうえで、琉球新報の記事を読むと、こんな記述もあります。
「同級生は『頑張ればできるよ』と励ましてくれるが、『知識がある大人ほど止めてくる』。両親にも反対された」。
当たり前です。
受験専門学校が道筋を作ってくれている公認会計士試験ごときで挫折したような方ですから、計画性のなさは仕方がないにせよ、ご本人のことをよく知るであろうご両親が反対されたということは、そういうことなのでしょう。
それなのにご本人は、こう言って日本縦断を敢行すると決断したのだそうです。
「自分のやりたいことを、まだ1回もやったことがないのに止められるのは嫌いだ。やってみて無理ならいい。大人に子どもの夢が止められることが多いが、ちゃんと準備すれば達成できることがあると証明したい」。
「ちゃんと準備すれば達成できる」とおっしゃいますが、文面から拝察するに、「ちゃんと準備できていないから」、ご両親を筆頭に「知識がある大人」が止めているのだと思います。吹雪の中で立ち往生すれば、本人が困るがだけでなく、捜索する周囲の人にも迷惑を掛けるからでしょう。
また、この記事には、コメント欄が設けられているのですが、こんな趣旨のコメントなどもありました。
- 国道でも市街地を外れると歩道がないこともあり、雪が降れば道幅も狭くなるし、運転手もまさか人が歩いてるとは思わないから、対向車との衝突を避けるために極力左端を走るため、大変危険だから冬場の歩行はやめていただきたい
- 公認会計士の勉強はどうなったの?1月の北海道で野宿は無謀。資金集めも自力ではなくクラウドファウンディング頼みと、計画性がなさすぎる
- 雪自体を見たこともないのでは?テントも寝袋もないだろうに、冬の北海道で、どこでどうやって寝るつもりだろう?
- やるのは自由だけど、ニュースにするほどのことはない。無名の若者が日本国内を歩いたところで、元気と勇気はもらえない
- 「ちゃんと準備すれば達成できる」と言うのなら、資金集めなど、計画段階からまず示さないと。気合でどうにかなるようなことではない
- なにごとも経験ですね。成し遂げる可能性ももちろんありますので、若者の挑戦を頭ごなしに否定するのは好きではありません。何はともあれ、気を付けて下さいね。寒いですから暖かくして来てください。
…。
みなさん、正論ばかりですね(笑)
とくに最後のコメント、見かけは温かいけれどもじつは極めて辛辣なコメントで、「大人って怖いな」と思ったのはここだけの話です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
立憲民主党の広告はどうかと思います。
ふと10年前の事を思い出しました。宮城の国道4号線沿いに住む者ですが、雪の降り出しそうな時期に自販機コーナーに居たのですが、東京から原付で来たと言う青年がプルプル震えていました。何処まで行くのか聞いたら、さらに北の岩手の盛岡までは行きたいと。(この場所から180kmは北上する必要)
防寒装備ではないし、下手をすると雪が降って路面も凍結する旨を話して止めたのですが、去っていきました……自分にも経験はあるのですが、目的を決めてしまうと呪縛されて止められない姿を見た気がします。無理して行ったとしても、帰りがあることを思いいたせないのか、哀れさえ感じた思い出です。
この若者のことを全く知らないのでこの個人のことは言えないのですが、偏見かもしれませんが、暖かい地域(国)の人は生活環境に対して楽観的な人が多いと思っています。食物は簡単に育ち手に入るし着るものは簡単で済むし、うたた寝していて風邪ひいたり凍死したりすることもないでしょう。昨年来の武漢ウイルス感染症で全国有数の感染状態を示しているのもその表れだと思っています。以上、小生が経験した沖縄や暖かい東南アジア出張生活からの個人的感想です。
冬だからって以前に、10万円で100日って、1日1000円でどうするんだろう??
長距離歩くとお腹も減るだろうし、喉も渇くだろうと思うけど・・・・・ 歩く時間がいるから、「とったど〜っ」てやる訳にはいかないと思うんだけど・・・・・は(⑉˙ᗜ˙⑉)てな??
7〜9月、3ヶ月働きまくって100万円くらいは貯めたのかな?だから、クラウドファンディングは、資金のためよりも話題作りってことかな?
というか、そうあって欲しいのです♪
ただ今は携帯があればイザとなればなんとかなるので、「判断の遅れにだけは注意して頑張ってください」たなのです♪
やらせてあげればいいんじゃないかな
冬の寒さの心配をしている方が多いですが北海道どころか東北までいけないでしょう
親御さんは心配で仕方ないでしょうが
私も、やらせてあげればいい の意見です。
東北とは言いません、関西まで辿り着けばそれは凄いことなのですから。
一日30kmを歩くのは、休憩をいれれば多分6km/hは確保できず5km前半程度になると思います。歩き慣れていないと、毎日5時間から6時間歩くのはだんだん苦行になります。じーさんの私では荷物を持たないで歩いても30kmでは翌日は気持ちが萎えています。
この若者、九州の半ばくらいでリタイアする勇気があれば、それがこれからの人生に生きることは間違いありません。だから、やらせてあげればいいのです。
自分は北海道在住ですが、北海道で野宿できるのは、ほぼ夏だけですよ(苦笑)
お彼岸過ぎたら朝晩日増しに寒くなりますから。
ルートはわかりませんが、内陸部も通るつもりなら山陰や山陽でくじける…いや九州縦断出来れば上出来じゃないかな。
なんにしても、他人様に迷惑をかけないように決断してくれるのを祈るばかりです。
九州横断が関の山かと。会計の勉強で籠るのが嫌になって外に出て来たようですね。何となく気持ちは分かるような気がします。
自然は恰好の先生ですので人様に迷惑をかけない範囲において命を使って勉強をしてくればいいと思います。まことに興味深いことですなぁ。
こんにちは。
九州出身です。本州と比べて南といったって、沖縄に比べたらかなり寒いし、どこを通っても起伏があって幾つもの峠を越えて行かないといけないので楽な旅ではないですよ。峠の上はかなり寒いです。
本当の友達なら全力で止めると思うのですが、そういう友達をうざいって切っちゃったのかな?
なんちゃってギター弾き様
イエスマン以外は認めず否定する幼稚性、杜撰な計画性、無駄に高い行動力の3点揃ったとても香ばしい人。
苦言を受けいれる器は大切ですね。
なーに数日野宿して満足したら寒さに負けて家に帰ってきますよ。
簿記3級様
それから、親が反対したことを腐した文章を堂々と載せるっていう新聞の良識を疑いますね。せめて載せるなら稚内に到達した後「親は反対したけどやり遂げたぞ〜!」だったら、まだわかりますが。
記者諸氏も自分の子どもがこんな時期から徒歩で日本縦断なんて言い出したら絶対賛成しないでしょうに。せめて格安航空券と青春18きっぷでゆいレールの日本最南端駅と、枕崎から稚内まで各駅停車で縦断するっていうなら、これまたまだわかりますよ。記事にならないでしょうけど(汗)
船代があるので、10万なんて九州上陸時点で尽きているような気がします。
うまく上陸できたとしても、西側なら三太郎(津奈木太郎峠、佐敷太郎峠、赤松太郎峠)越えで挫折するかと。
東側なら、なんとか都城に辿り着ければ延岡までは行けるでしょう、たぶん。宗太郎越えはムリゲーかな。
なお北九州は気候的には日本海側です。
しかし、糸満(市役所)~北中城のイオンは28kmほどですが、3kgの荷物は負荷になるんでしょうかね(往復歩くとは書いていないし)。
そのイオンから那覇まで(20km程度)ならたまに徒歩で移動しますが、歩きやすい道ですので荷物が問題になることはあまりないですね。
急傾斜はなく、道中には飲食店が多く休憩場所にも事欠きません。
あえて言うならトンネルの中の歩道が狭いくらいでしょうか。
みったぁ様
お詳しい。ご紹介頂いた三太郎峠は中々凶悪そうですね。近辺では野宿ではなく旅籠が必要ですね。
そう言えばYOUは何しに日本へという番組で家も車も捨て三ヶ月のりょちんを得て自転車で日本横断をしたアルゼンチン人のエーセさんは西上ではなく宮崎、大分経由の東上をしていました。(こっちも厳しそうな峠越え)
携帯がある時代ですから、お金が無くなってもヒッチハイクなどせず親に迎えにきてもらうつもりかもしれませんね。もしくはクラウドファンディングでマネーを再募集するとか。
話をずらします。
若者が、投票に行かない理由に「誰に投票して良いかが分からない」「どの政党に投票して良いかが分からない」が、挙げられます。
そんな物かなと思う一方、yahooなどであなたにマッチする政党、候補者を選択するコーナーが有ります。
自分の理想と政党の公約のマッチ度から、選ばれるようですが、共産党の公約に共産かするためなら暴力革命は、正しい行為とは書いていません。
という事で、公約だけで投票するのは、リスクも有るという事です。
この記事で思ったのは、若者を否定する気は有りませんが、「公約(理想)の実現の可能性と影響までは、頭が回らないんだろうな」という事です。
まあ、昔の若者よりも情報が多くて優秀な若者も多いと思いますが、何時でも半分は平均以下なのは変わりません。
若者の投票率が上がると良い、彼らが自分達で決めれる様になれば良いとも思います。
ぐちゃぐちゃになったから、お終いニダ。
「同級生は『頑張ればできるよ』と励ましてくれるが、『知識がある大人ほど止めてくる』。両親にも反対された」。
うわぁ…。バカなのかな、この子…。
そりゃ同級生は責任取らなくていいからね、頑張れって言うの当たり前じゃん?
「ちゃんと準備すれば達成できることがあると証明したい」。
計画段階から準備できてねぇじゃん!!
勉強を一カ月でとん挫した若者から勇気は得られません。
「1ヶ月で挫折」もツッコミどころでしょう。
1ヶ月で挫折するくらいなら、そもそもそれをやると決めた判断力も疑わしいので、わずか1ヶ月で見切りをつけられる高い判断力とは評価しづらいです。
見通しが甘く努力できないタイプ、ということなのでしょう。
まあそういう人はたくさんいますし私も偉そうなことを言えたもんでも無いですし、特にこの若者を避難しようとは思いません。
こんなツッコミどころ満載の事例を美談として取り上げた琉球新報のセンスがイケてないということでしょう。
「若者に辛辣」って別に辛辣じゃないだろうに。現実を見せて上げているってことで辛辣とは言わないと思う。この子が何を学ぶかは知らんが
琉球タイムズの記事を読んだら会計士を1ヵ月で諦めたっぽいから何をやっても続かんだろうね、大学も行ってないみたいだし。
まー会計氏は難関だから行政書士とかでも受けたらいいんじゃね?受かるか知らんが。
・公認会計士を目指すも1ヵ月で挫折
・クラファンやるも1回目失敗、2回目も目標額の3分の1
・ちゃんと準備すれば達成できると証明したい
これだけで無理だとわかる、すべて中途半端でいい加減な甘ちゃん。
己のダメさ加減を命を賭して学ぶことも必要か(関わった罪無き人々には申し訳ないけど)。
まあ、本州の途中で挫折して引き返す気がするが…
思わず、調べてしまいました。
季節を選び、しっかり準備すれば、111日で縦断出来る様です。
http://www.arukitabi.com/judan/
まあ、相当の「その道の達人」ですけど・・・
いやぁ、ご紹介いただいたサイトを読みふけってしまいました。
すごく良いサイトですね。
皆様、冷たいのね~。
ま~計画段階から、アカンといのが先に見えているのがツライ。
ところで、この自称若者なる者は、毎日自宅周辺でもよいから30Km位
歩くかジョギングしているのかな~。 準備しないで歩き始めたら、3日目には
足に豆ができて歩けなくなるぞ~。
服に反射板等夜間車から解る服装にして下さいね~車からは夜間人が歩いて
いても解りずらいぞっと。 北海道迄、来れたら奇跡です。
でも、日本縦断の前に、四国八十八か所巡礼をお勧めします。(足慣らしでね。)
注)北海道の冬は寒すぎる事は問題じゃないんです。 路面凍結とブリザードが
怖いのです。 お店は道の途中では無いので、町中で買物をしましょう。
>ところで、この自称若者なる者は、毎日自宅周辺でもよいから30Km位
>歩くかジョギングしているのかな~。
記事によると、
>さらなる資金造成とトレーニングを兼ねて7月と9月には東京で
>テークアウトの配達員として、徒歩で牛丼やファストフードを届けた。
>多い時は1日に30~40キロ歩いた。
>沖縄に戻ってからもトレーニングとして、実家のある糸満市から
>北中城村のイオンモールライカムまで、約3キロの荷物を担いで歩く。
糸満市のどこに住んでるかは分からんが、イオンモールライカムまで
大体20~30㎞くらいか。
脚力的には問題無さそう。
「とにかくやらせろ」!
「あとは うまくいく」 的なところが 悪夢の民主党の 主張していたことと似ている。
きっと責任は放棄でしょ。
私も、弁護士でも会計士でもない士業の資格を持つ者です。
要領がよろしくないので、合格まで3年かかりましたが…
>特定分野の勉強にむしろ夢中になり過ぎ、基礎的な論点が完全におろそかになっていた
これは、あるあるですね。
わけもわからずに、いきなり細かいことを覚えようとすると、必ず挫折します。
>日本縦断中、インスタグラムで旅の様子を発信し続けるつもりだ
心ある方がウォッチして、暖かい?声援を送られることを期待します。
>日本縦断中は主に野宿する
本当に書いていてワロタ。
自然と世間の厳しさを味わうのもまた人生経験。
とはいえ、少し金があれば、出川哲郎か太川陽介のマネごとするほうが、まだ現実的かな…
ルートを見ましたけど、日本海側を北上するんですね
これからの季節、日本海側はほぼ晴れる日ないんですけどね
失敗から得る物ものもあるでしょう。
無事に帰宅できるよう、お祈りしましょう。
私も学生時代のバックパッカーでしたし仕事に就いてからもバックパッカー同然でアジア・中東・アフリカを回っていました。
左翼マスコミは時々こういうフリーダム若者偉い!記事を不定期に配信しますが、たかが国内で人が明らかに住んでいる所をほんの2800キロ程歩く位で記事に感動すると思っているのでしょう?
達成出来て当たり前ですか。
金持ってりゃ途中でどうにでもなりますし、無くなったらビザも関係無くバイト出来るんですから行った先で金作りゃいい。
人外魔性に行くわけでもなく、行った先の人に失礼がなければいいだけでマスコミが取り上げる事事態が理解できません。
70年代を何回も繰り返してる記者が書くんでしょうか?
この程度の事でクラウドファンドで他人の金でやりたいんでしょうか?
沖縄から東京に進学する人や北海道から大阪に進学するのなんか当たり前ですし、社会人になってからも北海道から沖縄に転勤とかいくらでもありそうです。
なにが特別なことなんだろう?
暖かい地域から寒い地域の冬に旅すれば寒いのは当たり前。
服でも段ボールでも着ればいいだけです。
その程度の機転も効かない方は旅行会社のパッケージ旅行してパンフレットの注意書き通りの準備すればいいだけ。
北海道の冬は寒いから死んじゃったとかあったら北海道の方に大迷惑です。
江戸時代の庶民は女性でも平地なら1日50キロ歩くのが普通だったそうなので、単純に総距離÷50で日数でて、それに伴う食費・宿泊費・装備とか事前に準備するだけで即達成!
青森から豊住まで片道800キロ毎日輸送している長距離トラックドライバーにも失礼です。
言葉の通じないわけでもビザが大変なわけでも毎日レートが変わるわけでも戦争してるわけでも宗教がわけわからんわけでも水場がないわけでも風土病があるわけでもなく、日本人が住んでいるのが明白な地域間移動のどこがすごいんだか?
クラウドファンドの空売りって出来ないかな?
最近舐め過ぎでしょ投資ってものを。
野宿すると簡単に言うけど、北海道までの幹線道路はほぼ国有か公有だし隣接する地面は国公有地か私有地ですし公園も寝泊まり出来ない。
キャンプ場は有料よ?
虫はともかく農・畜・海産物は自由には取れません。
不良バックパッカーの旅行紀とかにしばしば、ふろに入りたくて学校のプールに夜中入って身体洗っただの水が欲しくて人様の家の庭の水道拝借したとか洗濯物が干してあったから頂戴しただの書いて武勇伝のように記載されていることがあるが、それって犯罪ですから。
最低限の社会ルールも守れない無軌道なばかのせいで旅がしにくくなるのが本当に嫌だ。
ほっとけばいいんじゃない? 北海道の冬の野宿。1日もたないから。
凍死したら自己責任。
私自身も
・死体さえ上がらなくても当然の状況から生還した経験があるので、その爽快さは知っています(生還できたのは、単に幸運だったからです)
・標高差 1300 m 程度なら毎日歩いて往復します(十分に食べてよく寝ても、2 週間で 5kg 弱痩せます)
・−30℃以下の場所を数時間歩き回ったこともあります(防寒装備をして歩いていれば意外と寒くありませんが、風が強かったり吹雪いていたりしたら絶対にしませんし、その後、暖かいところで眠れることが前提です)
という経験をしているので、止めませんが、
達成しようと、途中リタイアしようと、消息不明になろうと、他人に迷惑をかけず世話にもならずに終えて欲しいです。
個人的には、「助けない・教えない・関わらない」かな。
迷惑だから来るな!と。
1月に野宿なんて遭難確定で凍死ですよ。
2013年3月に北海道湧別町(サロマ湖の近く)で吹雪のため軽トラが立ち往生し、知人宅へ避難しようとしたがホワイトアウトのため遭難し父子家庭の父親が娘をかばって凍死した事故がありました。
また市街地外では歩道があっても除雪が不十分で歩行できません。車道を歩くことになり危険すぎます。
競技じゃないんだから危険を避けるためにインチキするなりリタイアするなり自由にすればいいと思います。公認会計士の勉強だって自由意思で投げたんだし
初めてコメントさせていただきます。
新宿会計士様の、このサイトはいつも拝見させていただいております。また、皆様の知見に感嘆しております。
さて、経験って大事ではないでしょうか、失敗しても将来話のネタにもできますし、年下にもバカ話で話せると思います。私(小生40代半ば)は羨ましいです。理屈で話をするよりも興味を引くと思いますよ。成功した話よりも興味引けますので羨ましい。年下の多い職場なのですが、成功した話よりも失敗談に興味を持たれます。
成功する可能性低いじゃないですか、だからいい。
Hiro.T様
はじめまして。
がみと申します。
私としては「自分で計画たてて自費で他人の善意をあてにせず黙ってやればいい」と思ってますし、不言実行している方は沢山いると思うのです。
クラウドファンドで他人の金あてにしてマスコミにこの程度のことで声明だして売り込み到着現地の方々に「暖かい目でみてね」と言わんばかりに法は破る気まんまんは違うんじゃないのかと。
私がアフリカにいた当時、リヤカーでアフリカ気まま旅している方は20名以上居ましたし、アフリカでも南米でも自転車で世界一周目指している方々なんか数えきれないほどいました。
彼ら(彼女ら)は他人の金や善意なんか求めず自己責任で(しょっちゅう事件に巻き込まれた話は聞いています)、「自分がやりたい夢だから」やってました。
「私のやった事でみんなを元気づけたい!」
とかの屁理屈や言い訳は垂れませんでした。
資金稼ぎと体力つける準備に徒歩で宅配されて冷えた料理配達されていた方々から既に被害者です。
それで1日20〜30キロ歩行とか…
私、5000メートルオーバーの高所登山も若い頃やってましたが30キロ歩行程度では全然トレーニング不足です。
風が強いだけで体力大分消耗しますし。
準備段階の良くて7割位しか実際の山でのイレギュラーな変化を加味すると発揮出来ません。
相当舐めたこと言ってる上に他人の金頼り…
やりたきゃ黙って自分の為に他人頼らずやればいいと思います。
途中船便も多そうで費用全く足りないはずですし。
寒さほど人間のやる気をくじくものはないそうです。
西日本圏280kmを10日間で10万円かけてなら是非やってみたいです。
一日30kmほど歩いて昼はラーメン屋、晩はコンビニ弁当かなんかとビールか缶チューハイを買ってビジネスホテルで一杯やってバタンキュー。
いっぺんやってみたいですねえ。
面白い話題を提供して下さり有難うございます.
「バカの壁」は養老先生の本のタイトルで,立憲民主党に限らず9条教徒や一国平和主義者など左翼の言動を見ているとつくづくそのタイトルが正鵠を射たものだと思い知らされる気がしますが,この少年の話を読むと「バカは死ななきゃ治らない」と言い切った昔の人は偉かったなあと改めて感心しました.
件の少年がダーウィン賞の受賞者にならないことを祈っておきましょう.
リュークネタはまぁ自粛しておきましょう。
反対する大人が気にしているのは「成功するか失敗するか(失敗するからやめておけ)」ではなく、「生きるか死ぬか(死ぬだろうからやめておけ)」だと思うのです。
冬のお外って、動物は簡単に死んじゃうの。幼児に諭すならともかく、18歳ならもうわかっていてほしかったところ。
そういえば渡航禁止地域に行く自称ジャーナリストでも似たような議論になってましたね。「俺は自己責任で行くんだ!」
『自己責任じゃ済まないだろ!』
「捕まった!助けて!」
『……』
>「周りの人に元気と勇気を与えたい」
最近こういう言い回しをよく聞くんですが、2〇時間テレビなんかの影響ですか。
彼が歩いてるのを見て、或いは雪原で倒れてるのを見て、勇気を貰えると思う人っていますかねえ?
それはそれとして、若いうちは思う事をドンドンやれば良いので、年寄りがとやかく言う事はありません。若さの特権というものです。
むかーーーし、夏休みにリュックを担いで札幌から稚内行の夜行列車に乗ったら、スチームが入っていて驚いたことがあります。
最近は地球温暖化でそうでも無いんでしょうね。知らんけど。
確かに、この季節に徒歩で北上するのは、無謀ですね。
で、個人的には、四国八十八か所の歩き遍路には行ってみたかったりする。
距離にして 1600km、大体 40日 かかるそうで、
徒歩旅行って、かなり、贅沢なものだと思います。
WindKnight.jp様。
空気を読みません。 キッパリ。
歩き遍路、いいですね。
書評?に書いてあった⁇かは、覚えていませんが、
歩き遍路はお金持ちがするそうです。
ワタシのお袋は貧乏人でしたので、タクシーで、数回に分けてお遍路さんをしました。
ワタシはお袋より貧乏でしたので、バスで12回に分けて行きました。
若いときは歩き遍路をと、考えたことも有りましたが、、、普通の人には無理です。
長男も歩き遍路をと、寝ぼけたことを言ってました、、、、、。
全大陸制覇、都道府県庁所在地の制覇いいですね、憧れです。
私も70歳過ぎて多少余裕ができましたので、全国制覇に挑戦しようとして新型コロナで1年半引きこもり状態でしたが、お蔭様で10月に1県だけ行って来ましたが、60代と違って体力的にはきついものがありました。
制覇したいという気持ちが勝っていますので続けます。
出遅れた感満載ですが、
北海道在住17年、現在青森在住の私もコメントします。
死ぬよ
まあ、
奇跡的に降雪がなく
奇跡的に晴天が続いて
奇跡的に風速1m以上の風は吹かず
奇跡的にマイナス気温にはならず
ホワイトアウトなんて事は起こらず
30km毎に食料提供所(コンビニか食堂)が突然現れて
野宿する場所が毎日突然発生して
必要な時にだけATMが突然出てきて
そんな状況になったなら、北東北から北海道を走破・生還できますね。
上記のようなパラレルワールドがあったら、是非とも見てみたいです。
40年ほど前の2月、斜里駅からウトロまで徒歩移動、市街地抜けると、通行車両の多くが停車してくれて、「この先にデカいシカ気をつけろ、乗ってけ、やめとけ」っとアドバイスされた。
運良く天候に恵まれ歩けましたが、後日、宿にて地吹雪に遭遇し、あの時のアドバイスの真意を理解しました。
若者視点ではどう思うのか、中二の息子に聞いてみたところ、「バカじゃねえのか。凍死するぞ」との回答を得られました。我が子に常識があってホッとしたのもつかの間、「波照間島ってどこよ」。。。。
人様の迷惑にはならないけどさ。
なんか似たような感じのことを昔、感じたなあと思ったら、アレだ。
「海外の医大に行って医者になろう!」
ってやつだ。
現実には、お金はかかりますし、英語で授業を受けるのは相当な苦労ですし、合格してもEUの免許しか取れないのに行く人が多いらしいんですよね。
地方国立大でも場所さえ選ばなければ、はるかにそっちの方が楽な道なんですが。
一言で言えば、現実逃避ってことですね。