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ワクチン接種が進むと「東京五輪中止論」はどうなる?

急速に進むワクチン接種という現実には「五輪中止プロパガンダ」も無力に?

週末ですが、ワクチン接種状況に関する最新データを整理・要約しておきましょう。先日の『最楽観シナリオだと45日で高齢者の8割が接種完了へ』でも触れたとおり、当ウェブサイトとしては、現時点において日本で1日あたりのワクチン接種回数が100万回を超えた可能性があると考えているのですが、実際のデータは、その推理の正しさを示唆しています。こうしたなか、「東京五輪中止論」がどう変わっていくのかについては、興味深いところです。

すでに「1日100万回」を達成?

先日の『最楽観シナリオだと45日で高齢者の8割が接種完了へ』では、「現在、日本では1日あたりのワクチン接種回数が100万回を超えた可能性がある」、「もしそうであるならば、計算上、最も楽観的なシナリオでは、東京五輪開会式までに高齢者向けの接種が8割方終わる」、と申し上げました。

自分で書いておきながら、ずいぶんと奥歯に物が挟まったような言い方です。

なぜこんな言い方をするのかといえば、現在、政府が公表している数値については、接種対象者によって情報源が異なっていることもさることながら、「ワクチン接種記録システム(VRS)」のデータが過去にさかのぼって書き換えられているため、本当のリアルタイムの数値はよくわからないからです。

首相官邸のウェブサイト『新型コロナワクチンについて』に掲載されている数値を例に取って説明しましょう。

「令和3年6月10日時点」における総接種回数は、「医療従事者等」向けが8,959,914回で増分が+136,591回、「高齢者等」向けが12,448,211回で増分が887,922回です。

わかりやすく図示します(図表1)。

図表1 2021年6月10日時点のワクチン総接種回数
区分 総接種回数 増分
医療従事者等 8,959,914 +136,591
高齢者等 12,448,211 +887,922
合計 21,408,125 +1,024,513

(【出所】首相官邸ウェブサイト『新型コロナワクチンについて』より著者作成)

これだけを見ると、「ああ、木曜日には前日と比べて102万回の接種が行われたのか」、と勘違いしてしまうかもしれませんが、これは、そういう意味ではありません。

詳細については『気付けば「2000万回」超、急ピッチのワクチン接種』でも説明したとおり、ここでいう「増分」は、あくまでも遅れて集計される過去の接種実績を含めて「前回公表値」との変化を示したもの「1日の接種回数」ではないのです。

VRSオープンデータは過去にさかのぼって書き換えられる

ただし、当ウェブサイトで「1日あたり100万回に達している可能性がある」と判断している理由は、この図表1に示した「増分」が100万回を超えているから、ではありません。VRSのオープンデータ(※)に掲載されている過去の接種実績が増えて来ているからです。

(※「https://vrs-data.cio.go.jp/vaccination/opendata/latest/prefecture.ndjson」という文字列をウェブブラウザのURL欄に打ち込むと入手可能)

実際、本日時点で取得したVRSオープンデータを使い、金曜日時点で取得したVRSオープンデータを比較すると、図表2のとおりです。

図表2 VRSオープンデータの数値比較
日付 6月13日時点 6月11日時点 差分
総接種回数 14,110,160 12,448,211 1,661,949
6/12(土) 402,241 0 402,241
6/11(金) 535,532 0 535,532
6/10(木) 613,733 472,644 141,089
6/9(水) 635,144 573,401 61,743
6/8(火) 645,407 603,478 41,929
6/7(月) 599,699 568,475 31,224
6/6(日) 535,836 504,326 31,510
それ以前 10,142,568 9,725,887 416,681

(【出所】政府CIOポータルのオープンデータから6月11日時点で取得したデータ、6月13日時点で取得したデータをもとに著者作成)

まず、「総接種回数」自体は、6月11日時点と比べて約166万回増えました。

単純に1日当たりにすると84万回、というわけですが、注目点はそこだけではありません。6月10日(木)以前のデータを見ていただくと、データ公表時点で数値が大きく上昇していることが確認できるのです。

たとえば6月8日(火)の接種回数を確認すると、合計接種回数は645,407回に達しており、金曜日時点で取得したデータに基づく回数(603,478回)と比べ、約4万回以上増えています。

同様に6月10日(木)の接種回数を確認すると、合計接種回数は613,733回で、金曜日時点の公表値である472,644回と比較すると、じつに14万回以上も増えているのです。

そして、6月5日以前のデータについては、2日間で416,681回増えています。

このことに照らすと、接種記録が翌日のオープンデータにリアルタイムに反映されていないデータが、少なく見積もっても1日に平均して約30~40万回分は発生している可能性は濃厚です。たとえば6月12日、つまり昨日時点の接種回数も、402,241回ではなく、現実には70~80万回と見るべきでしょう。

(※ただし、接種回数は土日に落ち込む傾向もあるため、注意は必要ですが。)

急激に上昇する接種率

いずれにせよ、正確な数値はわからないものの、医療従事者等向け、一般向けをあわせると、現時点で1日100万回前後の接種を達成していると見るのは、さほどおかしな考え方ではありませんし、65歳以上向けの接種も、計算上は五輪開会式前後までに8割ほどが完了するはずです。

ちなみに、図表1で示したとおり、「医療従事者等」向けは先週木曜日時点で8,959,914回、図表2で示したとおり、それ以外の高齢者等に対する接種状況は昨日時点で14,110,160回でした。単純合算で、23,070,074回です。

両者はデータの時点が異なっているのに加え、後者のデータはバックデートで修正されることが確実であるため、この「23,070,074回」は現時点の正確な累計接種回数を意味するものではなく、現実には2500万回前後に達していると考えて良いでしょう。

次の図表3で見ると、土曜日時点で65歳以上に対する接種回数と「接種率」は、1回目が1149万9829回で32.41%、2回目が195万5913回で5.51%です。

図表3 累計接種数・接種率(65歳以上)

(『新型コロナワクチンの接種状況(高齢者等)』オープンデータより著者作成。なお、「接種率」とは累計接種数を『令和2年住民基本台帳年齢階級別人口』【※エクセルファイル】記載の日本の65歳以上人口3548万6339人で割った数値)

ただし、上述のとおり、集計漏れなどを勘案すれば、現実には1回目接種率は33.33%(つまり3分の1)を超えていると見るべきであり、この調子で順調に進めば、計算上、今月中にも65歳以上への第1回目接種率は100%に達するほどのペースです。

重症化率が下がればコロナ危機も違う局面を迎える

といっても、接種率が100%に達することはおそらくありません。地方自治体によっては接種体制の整備が進んでいないケースもあるのに加え、ワクチン接種は強制ではなく任意であり、接種を拒否する人もいると考えられるからです。

しかし、重症化率が高い高齢者を中心に社会全体の接種率が高まれば、病床が重症者に占有される危険性を著しく引き下げることが期待できますし、医療崩壊のリスクは一気に低くなるはず。

さらに、今後は職域接種などの試みも開始すると考えられるため、このペースで進めば、下手をすると毎週1000万回前後という勢いで、接種実績が積み上がっていきます。

もちろん、過度な楽観は禁物です。

ワクチンの効き方や変異株の状況などに加え、対象者のすべてがワクチン接種に応じるとは限らない可能性、さらにはなにか突発的なアクシデント(たとえば「反ワクチン主義者」によるワクチン接種妨害活動など)の可能性、といった要因もあるからです。

ただ、現在のペースで接種が進めば、東京五輪開会式直前の時点で、計算上は65歳以上人口の8割以上が2回接種を終えているはずですし、職域接種などの進捗状況次第では、「1回でも接種したことがある人」は、64歳以下の若年層にも広がるかもしれません。

世論は変わる

こうしたなかで昨日、こんな記事を発見しました。

【コラム】「ワクチンもクスリもない、タケヤリで戦えというのか」…五輪反対論が拡大(1)

―――2021.06.12 13:47付 韓国経済新聞/中央日報日本語版より

これは、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に掲載された韓国経済新聞(韓経)の配信記事で、執筆者は朝日新聞の元記者でもある成川彩氏で、5月26日付の朝日新聞に掲載された、東京五輪の中止を求める社説などがテーマに取り上げられています。

ちなみに朝日新聞が社説で五輪中止を求めておきながら、夏の全国高校野球については中止するつもりがないらしい、といった点については、当ウェブサイトでも『「五輪はダメだが高校野球はOK」の首尾一貫性のなさ』などで取り上げたとおりなので、本稿では繰り返しません。

成川氏によると、この「五輪中止社説」を巡って彼女自身が先輩に電話で確認したところ、「このような社説が出るとは思っていなかった。それでも五輪はするはず」と答えた、というのです。

そのうえで、成川氏は次のように述べます。

私の考えでは、朝日新聞は中止は難しいと知りながらも社説を載せたと思われる。なぜなら政治部の先輩らはいつ尋ねても一様に『開催するのはする』と断言してきたからだ。しないという選択肢はないということだ。それでも中止を求める社説が掲載されたというのは、世論の力を受けたためとみられる」。

五輪中止を求める社説が「世論の力」で掲載されたとする成川氏の見解には、個人的には同意しませんが、それでも日本社会において、五輪開催に漠然とした不安を持つ人が多いことは間違いありません。

その理由が、人々が本心から抱いているからなのか、マスメディアが「五輪危機論」を一生懸命煽っているからなのかはわかりませんが、とにかく各種世論調査でも、最近まで「五輪中止・延期」論が多数を占めていたのも、その証左でしょう。

ただし、リンク先記事に注目した理由は、この点ではありません。

成川氏は日韓両国を行ったり来たりされているようで、現在は3月初めに韓国に戻ってきたため、「それ以降の日本の雰囲気を肌で感じることはできない」と述べているのですが、この指摘が、意外と重要だと感じたからです。

リンク先記事にはなにかと同意できない点も多々あるのですが、「世論は容易に転化する」というのは、非常に重要な特徴でもあります。

かつては新聞社やテレビ局などの大手マスメディア各社が世論を牛耳っていましたが、マスメディアの社会的影響力が低下するに従い、こうした力は徐々に失われてきています。

メディアがどんなに一生懸命、「東京五輪危機論」を唱えたとしても、「65歳以上の3分の1に対し、第1回目のワクチン接種が完了した」という事実は動かせませんし、また、「重症化率は高齢層ほど高い」というデータも同様に、動かすことはできません。

なにより、メディアが「五輪危機説」を一生懸命に煽ること自体、スポンサー離れをもたらすことにもつながります。

後年から振り返ると、コロナ禍は日本の防疫体制、危機管理体制が試された事件であっただけでなく、日本社会において、マスメディア自体が決定的に社会的影響力を失うきっかけとなったと評価されるのではないかと思うゆえんなのです。

新宿会計士:

View Comments (23)

  • 世界の祭典をさざ波程度の日本都合で中止や延期ができるはずがないことは国民を煽る勢力、マスメディアもわかっているはずです。
    昨年度は日本だけでなく世界も大変な時期なので延期することに対して国際世論は容認しましたが、現在、ワクチン接種が進む中、中止を宣言したら他国総スカンを食らいます。
    中止できないからこそ反オリンピック活動の効果は大きいのです。
    政府と国民の分断を謀り、1998年の再来を目指しているとしか考えられません。
    「命とオリンピック、どちらが大切?」なんてスローガン立てられたら簡単に大衆は扇動されます。
    そんなこと言いだしたら
    「命と甲子園大会、どちらが大切?」
    「命とプロ野球、どちらが大切?」
    「命と憲法改正、どちらが大切?」
    もっともらしいことはいくらでも言えます。
    但し、高齢者のワクチン接種が8割まで進めば「命とオリンピック、どちらが大切?」は言えなくなります。

  • 更新ありがとうございます。

    ワクチン接種者が日に100万人単位で増え、高齢者の接種率が上がって来たら、五輪開催が見えて来ました。いやもう「当然やるもの」というムードです。しかし反日マスコミはこう言い出してます。

    「無観客試合ならスポンサーが許さない。前安倍総理には怨沙の声が上がっている」(日刊ゲンダイ)。五輪ヤレと言ったりヤメロと言ったり。何しろ政府の方針に逆回転させるのが低劣なマスコミですね。安倍総理に、何の関係があるの?

    https://news.yahoo.co.jp/articles/11b209ac5a6d33ea2920fe2bb23d7bb690569dac

    10日ほど前の記事だから、また違うこと言い出すかも。「コロナ禍しか気にしてない内閣」と野党は言いますが、そら見てみろ!新規感染者は漸減傾向、接種率は上がってます。

    しかし東京五輪のシンボルマークって首都圏ならいざ知らず、どんなロゴか私も知りません。見た事無い(笑)。オリンピック絡みのキャラクターグッズは、売れないでしょうネ〜。気の毒だけど。

    オフィシャルサプライヤーの権利持ってても、本来なら大量にチケット割当てがあってナマで見たい客に自社商品を買って煽ってチケットをバラまく手法は取れたはず。、でも無観客だもんね、盛り上がりは望み薄。ま、開催出来るだけで御の字ですヨ!

    元朝日新聞の村川氏は、朝日社説は大衆の声が押して書かせたもの、なんて訳の分からない事述べてますね。無視。論理的にオカシイ(失笑)。やっぱあそこで記者やってた人は、、へ◯だ。

  • 本論考の本筋から外れますが、元朝日記者の発信にはまさに「朝日ってる」感をうけました
    海外メディアとの“ソースロンダリング”も彷彿させる「世論の力」とのコラボ
    ただコレに失笑して眺めているだけでは、イカンのでしょうネ

  • 接種数の集計がリアルタイムで行えず数日間の積み残しがあるのは確実であり、しかも曜日によって積み残し数が変動する可能性が高いのですから、ある1日の数字を(積み残しを推定して補正するにしても)問うても議論の確実性は低い恐れが強いと思います。

    それに社会的に重要なのはワクチン接種のピーク性能ではなくて、何日も安定してどの位の人数に接種できているかという巡行性能ですし。

    という訳で、1週間前の同じ曜日との累計接種数の増分で推計し議論したほうが良いのでは?

    • 赤ずきん様

      まあ、何週間も前に人知れず亡くなっていた方を検査して、コロナ陽性だったなんてやってるのは、日本くらいかも知れません。

  • 万能兵器竹槍が左巻きの人によってその名誉と地位を不当を貶められている現状を憂います。

  • なんとしてでも東京五輪にケチを付けたい、なんだったら中止に追い込みたいとする勢力にとって、一番痛いのは、中国が表立ってはその方向に同調できないということかもしれません。
    来年(!)に北京冬季五輪を控えた中国としては、下手に東京五輪に難癖をつけると、自分に跳ね返ってくる可能性があります。そうでなくとも、新疆ウィグル問題などにより、欧米諸国でボイコット論が燻っている状態です。ここで変な騒ぎ方をすれば、さらに雲行きが怪しくなりかねません。つまり、中国としては、「中止/ボイコット論」に対しても静観するか、むしろ開催に協力する、支援するという姿勢を取らざるを得ません。

    「なんとしてでも...(中略)...勢力」としては、これまでのように中国という援軍を得られませんし、中国が反対しているという常套句も封じられてしまっています。そこで、コロナ禍の恐怖や不安を全力で煽ることしかできないでいますが、ワクチン接種が進めばその勢いも減ぜざるを得ません。また、「水際対策ガー」とも叫んでますが、日本の水際対策は、下記の川口マーン恵美氏の報告によれば、けして無能無策ではなく、かなり厳重と言えると思います。

    https://gendai.ismedia.jp/articles/-/83755

    まあ、それでもけして100%完璧ではなく、漏れてしまうケースもありうるでしょうが、過度の懸念をもつには至らないと思います。

    五輪反対を煽りまくっているワイドショーのスタッフが、「このまま五輪が開催されてしまったら、どの面下げて五輪を報じればいいんだ」と頭を抱えているらしいという話も流れていますが、さて、どうなるんでしょうね。クルッと掌返しがくるかな? いずれにしても、1か月後には答えが出ます。

    • 龍さま
      冬季五輪まで後8ヶ月ですので、中国は、表面上積極的に開催支持だと思います。
      G7でも開催支持の共同宣言が出るようですので、大義名分は有ります。
      現時点での反対派の多くは、国論を二分してメリットが有る勢力(特定野党とマスゴミ)。
      このまま接種が進んで、感染者が減って開催にこぎつければ、与党の勝ちになるので、反対派は、総選挙を見込んでやらせたくないので、まだ一波乱有るかもしれません。
      特定野党は、国民の命を大切そうに言ってますが、本音は議席の方が大切でしょう。

  • マスコミの皆さんご苦労様でした。皆さんがオリンビックを開催したらCOVID19が蔓延すると不安や危機感を煽ってくれたお陰で、不安を抱えている国民にさっさとワクチンを接種して安心したいというワクチン接種の動機付けを強化してくれて、ワクチン接種率の急激な増加に大きく寄与していると思われますから。いくら行政がワクチン接種体制を整えても、国民が接種に足を運ばなければ効果はありませんものね。そういう意味でマスコミが不安や危機感をこれでもかと煽ってくれたことは、ワクチン接種率の急激な上昇のエネルギーになっていると考えます。
    私は我が国のコロナ対策は、よくやっていると評価しています。それは他の国々と比較して感染者数、死亡者数を極めて少なく押さえることができているからです。それも総数で二桁も違っているのですもの。それも世界一の高齢化人口を抱えて、年間の死亡者数が130万人を越える極めてハイリスクな我が国で新型コロナの死亡者がこの1年半で13000人台というのは驚異的だと思います。それは、現場で必死に頑張ってくれている医療関係者の方々や行政の努力が大きいのは論を待ちません。でも私たち国民も大いに誇って良いことだと思います。こうした未経験の決定的な解決法も解らないという状況で、ブーブー文句を言ったり不安な気持ちから他者とのトラブルが多少あったとしても、国民ひとりひとりが工夫をして感染を防ぐ行動を続けていることが蔓延を防ぐ大きな力になっていると思うからです。一例を挙げればマスクです。昨年新型コロナが流行り始めた頃、皆がマスクを必要としたため品薄になって入手できなくなりました。それでも我が国ではSNSで情報を知らせ合いながら手作りマスクを作り出しました。他方個人主義の強い国々では、なかなかマスクをすることが受け入れられず感染が広がってしまいました。これは、単に一例ですが、ささやかな努力ではありますが、例えば手洗いやうがいでも普段より少し回数を増やしたり、少し時間を掛けて丁寧に行うことなどもあるでしょう。こうしたさまざまな小さな努力をしている人々が国民の何割を占めているかが感染を蔓延させるか、ギリギリコントロールできる程度に押さえられるかの運命の分かれ道であると思えるのです。そういう意味で我が国は皆の努力で比較的上手に対処できていると思っています。もちろん犠牲者はゼロが望ましいのはいうまでもありませんが。不幸にして亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、そのご家族と感染者の方々に心からお見舞い申し上げます。

    • >COVID19が蔓延すると不安や危機感を煽ってくれたお陰で、不安を抱えている国民にさっさとワクチンを接種して安心したいというワクチン接種の動機付けを強化してくれて

      こういう逆説的な考え方もあるのだと目から鱗が落ちる思いです。そうなんだ、マスコミ・野党の皆さんは彼らなりにワクチン接種率向上に寄与していたんですね。同様に東京オリ・パラ開催怖いも饅頭怖いと同じで、いざ始まってみるとパクパク、むしゃむしゃ、どういう報道をするのか楽しみです。

  • >五輪開催に漠然とした不安を持つ人が多いことは間違いありません。

    正直なとこ、あたしも不安を持つ1人ではあるのです♪

    ワクチンが広まれば、重症化する高齢者が減って、医療にも余裕が生まれるだろうってのはわかるけど、PVとかで人出が増えたりすれば感染する機会も増えるような気がするのです♪

    とはいえ、朝日の社説があるしな~ きっと中止すると、あたしには思いもよらない程の不都合が生じるんだろうな~
    オロオロ(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)オロオロ

    • 七味様

      結局日本政府が、来日する選手団、IOC、マスメディア等の人達の行動をコントロールできるか否かにかかっているように思います。
      このままワクチン接種が順調に進めば、行動をコントロールできるという前提では、開催は総合的にプラスの効果があるのでしょう、一定の観客数を入れたとしても。。

      しかし何せ、先のラグビーワールドカップの際も、街に繰り出して大暴れする外国人が結構いましたからね、、、懸念材料です。

      • PONPON様

        コメントありがとなのです♪

        今のとこ上陸拒否の対象外は選手と大会関係者に限られてるし、観客がたくさん来るわけじゃないなら、コントロールはそれなりにできるかもですね♪

        外国人が日本にない/少ない株を持ち込むってのも心配だけど、国民のコントロールができるかどうかも心配なのです♪

  • まあ世論調査がどれ位正しいのかはともかく、反対派が多数になる時も結構短期間で変わってますしね

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