現地時間21日に行われた米韓首脳会談を巡って、当ウェブサイトでは週末から、「あれ?これってずいぶんと韓国の扱いが軽いんじゃないか?」という問題意識を持っています。といっても、米国から見て韓国が日本と比べ軽んぜられるであろうことは、容易に想像ができた話ではあります。こうしたなか、昨日は『デイリー新潮』に、待望の鈴置論考が掲載されました。鈴置氏によると今回の米韓首脳会談は「建国以来の外交敗戦」だそうです。
目次
米韓首脳会談は成功?失敗?
中国との関係で読む「米韓首脳会談」
今月の現地時間21日に開かれた米韓首脳会談の内容を巡っては、当ウェブサイトでは『日本との比較で考える:米国の韓国に対する扱いの軽さ』などでも触れたとおり、簡単にいえば、「米国から見た日本と韓国の大きな落差」にあると思います。
とくに米韓共同声明に関しては、内容は多岐にわたるのですが、そのなかでもとくに個人的に重要だと感じたポイントは、なんといっても中国を名指しせず、かつ、東シナ海、香港、ウイグルに言及しなかったことではないかと思います。
ただ、それと同時に、個人的に意外だったのは、台湾海峡にハッキリ言及したことと、(東シナ海に言及していないにも関わらず)「南シナ海」に言及したことです。
あくまでも単なる仮説ですが、これは案外、「中国との対決姿勢をかたくなに拒む韓国が、米国から『どれか2つ選べ』といわれて、やむなく選んだのが台湾海峡と南シナ海だった」、といったところが真相なのかもしれませんね。
つまり、韓国政府内でこういう浅知恵が働いた、という可能性です。
「『東シナ海』に言及してしまうと、尖閣問題が竹島問題に飛び火するのを恐れ、だからこそ次善の策として『南シナ海』に言及することで米国のメンツを立てた。また、香港、ウイグルに言及すると中国が激怒するが、台湾ではなく台湾『海峡』ならば、中国を怒らせないで済むと思った」。
もっとも、この仮説が仮に正しかったとしても、その韓国の浅知恵は、あっけなく破綻したようです。
時事通信に昨日、こんな記事が掲載されました。
中国、米韓共同声明を非難 台湾言及に「火遊びするな」
―――2021年05月24日19時34分付 時事通信より
時事通信によると、中国外交部の趙立堅(ちょう・りつけん)副報道局長は24日の記者会見で、米韓共同声明で台湾に言及したことに対し、次のように強く非難したのだそうです。
「台湾問題は中国の内政で、主権や領土の一体性に関係し、外部勢力の干渉を許さない。関係国は台湾問題において言行を慎み、火遊びしないよう促す」。
さっそくながら、米国と中国の板挟み、というわけですね。
韓国政府は困ったことになりました。さぁ、どうするのでしょうか。他国のことながら、本当に楽しm心配でなりませんが、いまのところはワクワkハラハラしながら見守るよりほかなさそうです。
中国共産党の対日暴言がもたらす効果
ちょっとだけ余談です。
ちなみにこの趙立堅氏といえば、例の恥知らずで低レベルな画像(図表)をツイートで発した恥知らずな報道官です。
図表 趙立堅氏の恥知らずで低レベルな画像
(【出所】ツイッター)
ただ、考えてみれば、中国共産党とは本当に面白い組織でもあります。
この趙立堅氏のように子供じみた人物が「副報道局長」という要職にあるという点もさることながら、何か都合が悪いことがあれば、自分で積極的に「それは都合が悪い」と大声で教えてくれるのですから。
そういえば、先週は孔鉉佑(こう・げんゆう)駐日中国大使が共同通信とのインタビューに応じ、日本に対し「クアッドからの脱退」を要求した、という話題もありました。
【参考】『焦る中国、駐日中国大使が日本に「クアッド脱退」要求』(2021/05/21 05:00)
こうした一連の発言、誠に失礼ながら、まったくの逆効果でしょう。
むしろ日本国内では「中国が嫌い」という人を増やす効果しかもたらさない
駐日中国大使という立場で日本に対し「上から目線」で叱責したつもりかもしれませんが、日本が駐日中国大使、あるいは中国共産党ごときの「命令」に従う国ではないからです。
せいぜい、日本に対しても引き続き暴言なり、侮辱なりの言動を繰り返せばよいのではないでしょうか。
恐中のDNA
ところが、こうした「せいぜい好きにすれば?」が通用しないのが、韓国という国の面白さなのかもしれません。
個人的に長年、コリア・ウォッチングを続けてきましたが、韓国メディアには日本を侮辱する記事、米国を軽視する記事などは頻繁に掲載されるにも関わらず、不思議なことに、中国を公然と侮辱する記事はあまり掲載されないのです。
そういえば、韓国では日本海を「東海」、黄海を「西海」と呼ぶ、という話題があります。
正直、特定の海域をその国の中でどう呼ぼうが、基本的にはその国の自由です。
しかし、韓国の異常性は、自分の国が「東海」と呼ぶという理由で、全世界に対しても「日本海(Sea of Japan)ではなく東海(East Sea)と呼べ」と押し付ける点にありますが、もっと異常なのは、同じことを中国に対しては絶対にやらない、という点にあります。
これで韓国が世界に対し、「黄海(Yellow Sea)ではなく西海(West Sea)だ」とやっているならば、まだ話はわかるのですが、残念ながら韓国が国・民間を挙げて中国に対し、そのような呼称を強く主張しているという報道は目にしません。
探し方が悪いだけでしょうか?
このあたり、とにかく理由はよくわかりませんが、「事実として」、韓国が日本を敵視するほどには中国を敵視しておらず、それどころか中国に対しては決して、日本に対して行うような不法行為を仕掛けないという点については、気に留めておく価値はあるでしょう。
ワクチンスワップはどうなった!?
それから、これもくどいようですが、米韓首脳会談の直前には韓国国内で一方的にワクチンへの期待が膨らみました(※下記参照)。
- 韓国大統領府が「米韓首脳会談の主要議題は韓国へのワクチン提供」と一方的に発表した(『「米韓首脳会談の議題はワクチン」と勝手に発表=韓国』参照)
- 韓国メディアの社説で、(FOIPの「F」の字にも触れずに)「クアッド部分参加」論が堂々と提唱される(『また出た!韓国「FOIP無視・クアッド部分参加」論』参照)
- 韓国メディア、文在寅氏が訪米時に「北朝鮮への独自援助を認めてくれ」などと要求する模様だと報じる(『ワクチンスワップ、D10…一方的に膨らむ韓国の期待』参照)
- 韓国メディアが連日「ワクチン」「ワクチン」とうるさいが、米国側のメッセージを冷静に読むと、どうも「ゼロ回答」にも見える(『韓国の「ワクチンくれ」要求に米国「ゼロ回答」を示唆』参照)
ところが、蓋を開けてみたら、米国が韓国に提供するワクチンは、韓国軍50万人少々に対するもののみであり、時期なども未定、という代物に終わった、というわけです(『文在寅氏「米国が韓国へのワクチン支援約束」、本当?』等参照)。
面白い国ですね。
鈴置論考の最新版
鈴置氏の仕事の意義
さて、韓国について議論し始めるならば、わが国においては鈴置高史氏の論考を避けて通るべきではありません。鈴置氏の論考を精読すれば、単に知的好奇心を満たすだけでなく、背景や周辺まで含め、立体的にさまざまな姿が浮かんでくるからです。
以前、どこかで申し上げた記憶があるのですが、鈴置氏自身はみずからを「韓国観察者」と名乗っていますが、これについて個人的には、半分は正解、半分は正しくないと考えています。その趣旨は、鈴置氏が直接に観察しているのは朝鮮半島ですが、間接的にはそれ以外の周辺も見ているからです。
もっと言えば、鈴置氏は朝鮮半島を読む際に、「日韓関係」や「日朝関係」、「南北関係」だけでなく、中国と米国という2つの重要な視点を導入したのであり、これこそが鈴置氏の最大の功績のひとつではないかと思う次第です。
その意味では、鈴置論考を読めば、日本の進むべき道がおのずから見えてくる、という点に大きな意義がある、という言い方をしても良いでしょう。
鈴置氏は米韓首脳会談を「文在寅の大敗北」と喝破
その鈴置氏の最新論考が昨日、ウェブ評論サイト『デイリー新潮』に掲載されていました。
文在寅が“大敗北”の米韓首脳会談 ワクチン対象は軍人だけ、声明には「台湾」「北の人権」
5月21日の米韓首脳会談で、文在寅(ムン・ジェイン)政権が完敗した。「建国以来、最大級の外交敗戦」と韓国観察者の鈴置高史氏は言う。<<…続きを読む>>
―――2021年5月24日付 デイリー新潮より
今回の論考、ウェブページ換算で4ページ、図表などを抜いた文字の部分だけでも全部で8000文字近くに達する長文ですが、おそらく韓国問題に関心のある方であれば、あっという間に読めてしまうでしょう。内容も含蓄に富んでおり、かつ、いつもながら豊富な設例と証拠がテンコ盛りだからです。
その鈴置論考、今回の大きな見どころのひとつは、なんといっても、例の「ワクチンスワップ」に関する容赦ない追及です。
なぜなら、ワクチンは今回の米韓同盟における、非常にわかりやすい成果のひとつだからです。
「バイデン大統領は新型コロナのワクチンを韓国に供給すると約束しましたが、たった55万人分、韓国軍将兵の分だけだったからです。韓国の人口は約5200万人ですから1%強に過ぎません」。
こうやって数字で示されると、今回の文在寅(ぶん・ざいいん)氏の訪米がいかに成果に乏しかったかが突き付けられる、というわけです。
鈴置論考では米韓首脳会談直前、韓国政府が「ワクチンを確保した」との情報をメディアに積極的に流し、それでメディア自身も「前のめりになった」という点を指摘しています。なかにはそれを裏付ける事実もないのに、報道だけが過熱した、という事例もあったほどです。
当然、こうした過剰期待は、裏切られれば、「『たった55万人分』のニュースに、政府に対する怒りが噴出」するという結果を招きます。
鈴置氏によると、朝鮮日報の記事への読者の書き込み欄は、文在寅政権に対する「罵倒で溢れた」のだそうですが、裏を返せば、米韓首脳会談前までは韓国人読者の皆さんもそれをなかば本気で信じていた、ということなのかもしれませんね。
『ワクチン食い逃げは許さない』
では、その米国側の「意図」は、なにか。
やはり鈴置論考の秀逸さは、それをヒトコトで表現する見出し力の高さにあります。それが、『ワクチン食い逃げは許さない』、の節です。
当ウェブサイトでは常々、韓国が好むインチキ外交のひとつに「食い逃げ外交」がある、と申し上げていますが、その「食い逃げ外交」という言葉自体、一連の鈴置論考から着想を得て、そのまま使わせていただいているものでもあります。
その「元祖」である鈴置論考では、ワクチンスワップについて、次のように指摘します。
鈴置:「『韓国へのワクチン供給は後回し』と公言した米国務省 バイデンがQuadから逃げ回る文在寅にお灸」でも説明しましたが、「いつか返すから今すぐワクチンをくれ」というムシのいい要求です。これに対し米国務省は「Quadに参加しない韓国は後回し」と公然と拒絶しました。すると韓国政府は「反中的な部分を除いてQuadに片足だけ参加するからワクチンをくれ」と言い出したのです。
まさに、『「クアッドに部分参加してワクチンをもらおう」=韓国』という議論そのままですね。
では、これに対する米国の反応は?
鈴置論考で紹介されている論点はいくつかあるのですが、そのうちの2つ(カート・キャンベル氏や茂木敏充外相のクアッド発言)は、当ウェブサイトでは『韓国の「ワクチンくれ」要求に米国「ゼロ回答」を示唆』や『茂木氏、クアッドに韓国など加える議論は「全くない」』などで紹介したとおりですので割愛します。
報道を冷ややかに紹介する鈴置氏
さて、今回の鈴置論考、いつにもましてキレが良いのですが、その理由は、知っていればクスリと笑える話題が随所に織り込まれているからです。
鈴置:聯合ニュースは「時間延長は米国の厚遇の証」とのノリで報じました。「バイデン―文は『クラブケーキ』午餐会…『日本の菅のハンバーガー』と対照的」(5月22日、韓国語版)です。米韓首脳会談が「日米」と比べ20分程度長かったことに加え、出された食事がクラブケーキだったことから「日本よりも優遇された」と報じたのです。
これ、ネタとしてご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、昼食会の時間、供された食事、文在寅氏の米国滞在時間など、多くの面で「米韓首脳会談」が「日米首脳会談」に勝っていた、とするものです。
まぁ、そう思いたければどうぞとしか言い様がありませんが。
また、今回の米韓首脳会談では、「米韓ミサイル指針」の完全撤廃が謳われ、最後に残っていた「射程800㎞」も取り払われました。これについては中国を強く刺激すると思われるわけですが、韓国が繰り出すであろう言い訳を指摘したくだりが、秀逸です。
鈴置:ええ。自主国防体制を強化できますが、中国から「対中ミサイル包囲網に参加するつもりか」と睨まれるでしょう。韓国はその際、日本用と言い訳すると思われます。まあ、本音でもありますし。(※下線は引用者による加工)
本当にさり気なく罠が仕込まれているあたりは、鈴置論考の魅力であり、恐ろしさでもあるのかもしれませんね。
来年は監獄へ?それとも地上の楽園?はたまた楽園?
さて、鈴置論考では今回、「米国から侮蔑・難詰された韓国大統領」の一覧が掲載されています。
たとえば金大中(きん・だいちゅう)元大統領はジョージ・W・ブッシュ元米大統領から “Mr. President”ではなく “This man” と呼ばれた、というエピソードを皮切りに、意外と米国が韓国の大統領を侮蔑、難詰した事例が多いということがわかります。
このあたりは是非、リンク先記事で直接ご確認ください。
それよりも、やはり個人的に気になるのは文在寅氏の引っ越し先ですが、南北和平について触れられたくだりで、こんな記述があります。
鈴置:しかし、北朝鮮が完全な非核化を拒否したため米朝関係は暗礁に乗り上げ、文在寅政権の「手柄」も雲散霧消しました。大統領とすれば引退後に刑務所に送られるのを防ぐにはもう1度、米朝首脳会談を取り持って「平和構築」の実績を積み直す必要がある。だから「米国から南北対話の許可を取り付けた」と主張し始めたのです。
ここでもさり気なく、「引退後に刑務所」とありますね。
もっとも、刑務所ではなく地上の楽園や楽園などに引っ越すという可能性もありそうです。なぜなら、北朝鮮の独裁者である金正恩(きん・しょうおん)が「南北会談に応じる可能性は極めて低い」(鈴置氏)からです。
まさに、「文在寅政権の残りの任期は1年を切った」、「そんな政権と交渉しても意味はない」、「さらに今回の米韓共同声明の『北朝鮮の人権侵害』の指摘。鈴置氏は、「『米朝』以前に『南北』首脳会談でさえ実現は困難」と述べていますが、いちいちうなずかざるを得ないのです。
建国以来の外交敗戦
さて、今回の鈴置論考では、米韓首脳会談を「建国以来の外交敗戦」と呼んでいます。
鈴置:そういうことです。韓国建国以来、最大級の外交敗北だったと思います。米国は自国の利益を損ねる政権が韓国に登場するたびに露骨に大統領を侮蔑し、韓国民に「2度とこんな大統領を選ぶな」と警告を送ってきました。
今回は反米政権をひざまずかせたうえ、韓国民には「ワクチン55万人分」という、実に分かりやすい「警告」を送ったのです。冒頭で引用した朝鮮日報の記事にも「政権交代だ」という読者の書き込みがありました。効果はちゃんとあがっています。
わざわざ米国くんだりまででかけ、「日本の菅総理より長時間の昼食を実施した」、「カニケーキを食べた」などと喜んでいた政権とは裏腹に、わかりやすい嫌味や皮肉をいっぱいちりばめて、精一杯おちょくって見せたというのが今回の訪米の「米国側の狙い」だったのかもしれません。
ちなみに「クラブケーキ」は米国の俗語で、「友達でもないのにまとわりつく奴」という意味がある、という話を、とある方から教えていただきました。その方は「このメニューを考えた人は天才だ」と感嘆していましたが、まったく同意せざるを得ない、というわけです。
そんな鈴置氏の論考の末尾は、こんな記述です。
鈴置:19世紀末から20世紀初めにかけ大国の間を右往左往して、最後には滅んだ李氏朝鮮。韓国人は今、100年前の苦い歴史を思いだしているのです。
いずれにせよ、韓国は米国と中国の間で右往左往する運命にあるのかもしれません。趙立堅氏の警告が、それを物語っているように思えてならないのですが、いかがでしょうか。
View Comments (55)
納得のいく論考をありがとなのです♪
米国の意図が
>実に分かりやすい「警告」を送ったのです。
という鈴置氏の説明どおりだとすると、ちょっと不安を感じます♪
この手の警告ははじめてじゃないそうですが、それでも文大統領を選んだってことは、韓国人への警告の効果は一時的なものに過ぎないということだと思うのです♪
だから、警告で留めていることに、米国の認識の甘さを感じちゃうのです♪
ところで、
>韓国人は今、100年前の苦い歴史を思いだしているのです。
というとこは、ないと思うのです♪ (ヾノ・∀・`)ナィナィ
「思い出している」んじゃなくて、「繰り返している」だけなんだと思うのです♪
七味さま
>「思い出している」んじゃなくて、「繰り返している」だけなんだと思うのです♪
イーシャさんの疑問にも答える、ナイスなコメントだと思います。
七味 様
だんな 様
> 「思い出している」んじゃなくて、「繰り返している」だけなんだと思うのです♪
ものすご〜く、納得なのです。
日本は、二度と同じ過ちを繰り返してはなりません。
捨韓・距離を取りましょう。
イーシャさま
別サイトのご案内です。
韓国人コメントが、参考になるかと思います。
http://blog.livedoor.jp/sekaiminzoku/archives/55780171.html
絶対、思い出してないですよね。
年がら年中、日本に国を奪われたー、と表面だけどうでもいい大騒ぎを繰り返す国ですもの。
歴史をウリナラファンタジーで隠すから考察も何も出来なくなってる。
ホントの意味で歴史を忘れた民族だと思います。
クラブケーキの含意を今知りました。
なぜカニのケーキ?だったんです。
米流の辛辣なユーモアだったんですかww
じゃ、ハンバーガーの含意は何だったんだろ?
そちらは含意も何も文字通りでしょう。
要するに菅首相はバイデン大統領から粗雑に扱われ、正式の食事会無しのハンバーガーの昼飯も単に粗雑な扱いの一環に過ぎません。
門外漢様
何なんでしょうね♪
あるサイトによると、イチゴに「麻薬のために体をうる女の人」という意味があるそうですが、ハンバーガーは見つからなかったのです♪
ただ、外交関係で、こういった「〇〇には、実は〇〇という意味がある」という解説がつくことがあるのですが、実際にそんなことをする意義があるのでしょうか?
「相手を馬鹿にしてスッキリする」って効果はあると思うのです♪
でも何か伝えたいことがあってやってるなら、文化も風習も違う相手に伝わるとは限らないから、意味がないと思うのです♪
あたしなんかは「〇〇氏は、そんなことも知らずに喜んでた」ってよりも、「手間隙かけて結局伝わらなかったね、無駄な努力、乙」って思っちゃうのです♪
まぁ、国と国だから、「誰かが気付くだろう。そうすれば、表向きは言えないことも伝わるはずだ」ってことを考えてのことなのかもですけどね♪
だとすると、
>ちなみに「クラブケーキ」は米国の俗語で、「友達でもないのにまとわりつく奴」という意味がある
って気付いた韓国人が、米国の意図を汲んで文大統領を排除したら、喜劇なのです♪
韓:ご要望どおり、文大統領を排除しました♪
米:そんなこと頼んでないけど?
韓:クラブケーキ出してたじゃないですか?
米:ただ伝統食でもてなしただけだけど。あんた何言ってるの??
韓:Σ(ㅇㅁㅇ;;)エッ
なんか、米国がとっても悪い黒幕みたいなことになっちゃうのです♪
・・・・・ぶぶ漬けを出されたら美味しく頂けば良いんだと思うのです♪
安倍さんが文氏に贈った不細工なイチゴケーキを思い出しました。
ハンバーガーではなくて略したバーガーで検索してみて下さい。
良い意味もありますが、更に発展させた良くない使い方もあります。
クラブケーキも同じだと思います。
ハンバーガーもクラブケーキも良く食べられているし形状や作り方が似ているところもありますから同じような意味で使われたりしている所も面白い。
私も意味がないことだと思います。
素人の浅知恵ですが、
お前らトランプ支持だったよな
ほら、トランプが好きだった
バーガーでも食っとけ
そうネットで書かれてますね、
それが分かっている菅首相は、ハンバーガーに手をつけなかった、と!
「アメリカ流の歓待」との解釈はどうですか。
先方はこちらの表情を見守ってます。
ヨロコブか、顔をしかめるか、ある種のリトマス試験紙やもと。自分なら、内心にやつきを押し隠しながら、一口だけかじります
連投すみません
駐在中に歓待を受けたとします。夕食を食べに来いでもガーデンBBQに誘われたでもいいでしょう。こんな会話があったかも知れません。
「ダーリン、こんな家庭レシピでいいの。日本人がよろこぶ食事とは思えないんだけど。彼らの食文化が繊細ななことは私だって知っている」
「あいつなら大丈夫さ。ハラを割って話せる相手と伝わることだろうよ」
「そうかしらね」
「まあ見てろ」
あとはメリーランド州の名物だということも影響しているかもしれません。
不良品の検査キット掴まされた、「韓国の婿」がいるあの州です。
これがイギリス人だったら色々解釈できる(とはいえ彼らならもっと露骨)のですが、アメリカ人はもっと大雑把なのが売りなので、そんな含意は無いと思います。
・ハンバーガーは嫌と言っている(アメリカの国民食、韓国でいうところのキムチだと思えば結構失礼な話)
・晩餐会は出来ない
という条件で、日本と同様の対応をしたにすぎないと思いますけどね。
一応、文大統領の好物リストを送ったそうですので、その中にカニアレルギーがないことだけはチェックしたでしょう(医学的な意味でのアレルギー)
皆様
もし菅首相にクラブケーキを出されていたら、韓国の新聞はこぞって、この含意を報道しますね。
お早うございます。一点だけ。
>このあたり、とにかく理由はよくわかりませんが、「事実として」、韓国が日本を敵視するほどには中国を敵視しておらず、それどころか中国に対しては決して、日本に対して行うような不法行為を仕掛けないという点については、気に留めておく価値はあるでしょう。
その理由は簡単だと思いますが。
要するに、韓国は未だに中華思想の価値観に染まり切っているということがその理由に過ぎません。だから現代の中華王朝たる共産チャイナは至高で決して逆らってはならない存在であり、その属国たる韓国自身は中華王朝に次ぐ存在と韓国は考えていると理解すれば良いのです。
この中華思想が原因という理解で韓国が示す様々な事柄、例えば本来ならば近代化を成し遂げてくれた恩人のはずの日本や建国してくれた上に幾多の若者の血を流して国を守ってくれたアメリカに対しても傲慢な態度を韓国が示す理由も中華思想から簡単に説明できます。
つまり韓国が信じる中華思想の価値観から見れば日本もアメリカも中華秩序に属していない野蛮人の住む東夷に過ぎないのです。そんな野蛮人の巣窟はいくら経済的に大きい存在であっても中華序列で中華王朝に次いで序列2位の韓国が敬意を払わねばならない理由は皆無だということです。
♫中国一番 韓国二番 三等以下は日米よ~
(カステラ一番 電話は二番のCMのメロディで)
お説のとおりだと思います。ただ 明に仕えていたつもりが 当時の定義で蛮族である清に変わった時と同じ感じ方を 韓国はしているのではと思います。つまり CCPに変わったため 正統とは思えないものの 従わざるを得ない。少しネジ曲がった国民感情が深層心理に沈み込んでいるように感じます。
それほど思想的なものがあるのでしょうか?
単純に報復する・しないの話ではないかという気がします。
鈴置コラムで触れられていたハンギョレの記事の日本語版が無いかと物色していたら、ワクチンスワップ失敗の予防線張ってる人がいたんですね。
韓国外交院長、「米国の海外支援ワクチンを韓国が欲しがるのは国の格に合わない」
登録:2021-05-22 05:58 修正:2021-05-22 06:56
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/40058.html
鈴置コラムの記事そのものの表題のものはなかったけど似たようなのなら。対北朝鮮特別代表に任命されたソン・キムって北の食い逃げを見続けてきたせいか結構鷹派なイメージ。
韓米首脳、「対北朝鮮関与」へ方向転換したが…「敵視政策撤回」は進展なし
登録:2021-05-24 04:40 修正:2021-05-24 07:45
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/40068.html
鈴置論考は、ネトウヨ好みの書き方、内容だったと思います。
「建国以来最大の外交敗戦」と総括されていますが、韓国には「精神勝利」と「日本という物差し」いう民族思考法が有ります。
「ハンバーガーとクラブケーキ」「マスクの有る無し」「日本はワクチンを買う事ができたが、韓国はタダで貰えた」など、韓国報道を見れば「朝鮮思考法による、日本と比較した精神勝利」が蔓延しています。
韓国は、李氏朝鮮時代から小中華思想により日本を野蛮とする侮日と、戦後教育による反日が卑日まで進行しています。「日本に勝った」という主張を否定する事は、反民族的行為になる為、韓国国内で否定される事は無いと思います。
一方鈴置論考でも述べられている、「米韓同盟の回復」を印象付けた点は、韓国の無党派層や保守層の安心感をもたらし、左派政権でも今まで通りの米韓同盟が継続されるという甘えに繋がるだけだと思います。
という事で鈴置氏の言う『韓国民に「2度とこんな大統領を選ぶな」と警告は、韓国人に届いていない』と思うというのが、私の結論です。
> 「米韓同盟の回復」を印象付けた点
韓国メディアは懸命にそう喧伝していますが、「回復」については少々疑問です。実際のところは、とりあえず当面アメリカ側から同盟破棄を言い渡されることはなさそう程度でしょう。本当に「回復」させるためのであれば、滞るだけ滞っている実戦部隊による大規模な合同演習の実施にまで踏み込むはずです。しかし、おそらく韓国政府側にはそんな意図は全くないでしょう。もちろん、そんなところにまで踏み込んだら、北を激怒させるからです。
言うまでもなく、合同演習すら実施しない軍事同盟などほぼ有名無実です。ならば、今回の共同声明も、結局のところ言葉遊びに過ぎません。
> 『韓国民に「2度とこんな大統領を選ぶな」と警告は、韓国人に届いていない』
完全に同意します。
龍さま
韓国は日米を甘く見てるから、日米が考える「警告」で行動を変えさせるのは、難しいですよね。
過去に警告で変わったのは、GSOMIAの時くらいでしょう。
かと言って「目に見える制裁」には、反発するでしょうしね。
韓国相手には、暗喩どころか間接話法すら通じないということについて、アメリカはいまだにちゃんと理解できていないのか、それともきちんと認識した上で、ある意味匙を投げているのか、どちらなんでしょうね。「どうせ通じないだろうけど、少しでも通じたら儲けもの」くらいであれば、まだ救いがあると思いますが。
もっとも、アメリカの含意が通じていようがいまいが、青瓦台としては、訪米大成功を全力で喧伝する以外の選択肢はありません。事前に過大な期待感を国民に対して煽ってきた手前、ほぼゼロ回答でしたなどとは、口が裂けても言えないでしょう。とにかく「大成功」と叫び続け、とりあえずメッキが剥げるまでは、誤魔化し続けるしかありません。せめて夏くらいまではメッキが持ってくれると良いですね(棒)
まあ、今回の米韓首脳会談でも明らかになったのは、韓国式交渉術 ー 事前に都合が良いようにリークし、既成事実化を図る。相手には「"既成事実"なのだから実現しないと困る(体面が毀損する)」とゴネる ー が、アメリカ相手に全く通用しなかったということです。それどころか、韓国側が出鱈目を発表し、相手方が「そんなことは言っていない」と全否定するという、様式美すらなかなか発揮できないような共同声明文を出させられることになりました。これでは、鈴置氏に「外交敗戦」と評されるのも当然です。
正直に言えば、今回の首脳会談の成果について、青瓦台が本当に本気で「大成功」と信じているのか、それとも何かを誤魔化そうとしてそう叫んでいるだけなのか、どちらとも判断しかねてます。これまでの文在寅政権の歩みを見る限り、どちらも十分あり得るからです。
もっとも、どちらであったとしても、それで何かが変わるということは全くないのですが。
龍さま
どっちにせよ、両方にせよ「大成功」とせずに、「失敗」とすれば、自らの非を認める事になり、謝罪に追い込まれかねません。
選択肢は、無いんだと思います。
>Global Timesは「米韓共同声明は東シナ海や台湾に言及したが中国を名指ししなかった」と強調。
共同声明にもファクトシートにも中国の文字が入ってなかったQuad首脳会談にはあれだけ反発しておいて韓国にはお優しいこと。
>米国にはこう言い、中国には別の言葉を発しては双方から不信を買うほかない。
宗主国様は、韓国が米国に脅されてあのように言わされていることはよくご存知だと思います。右往左往している間は殺されることは無いでしょう。
更新ありがとうございます。
いよいよ韓国は米国に見捨てられ、中国にも厳しい態度を取られる。二股外交を続けた文政権の断末魔ですね。もちろん今後も性懲りも無く続けるでしょうが。阿呆やのう(笑)。
鈴置氏の言う、ランド研究所のB・ベネット客員研究員は、「韓国はQuadのオブザーバーはともかく、メンバーにはなれない。コロナの感染が広がった時、韓国は中国人の入国を禁止すれば、中国から圧迫されると考え、そうしなかったと見られている」確かに。
台湾海峡やらシナ海の事にも米韓会談で言及、中国の仕置きが楽しみです(伏せ字は使いません 笑)。ただミサイル設置の韓国の射程距離を外したのは気になります。
日本も1000km射程の精度向上と、超短距離(300km程度)の一部方向を変えねば。
しかし愚民は文に怒り出すと思います。ワクチン、地価高騰、雇用減少、、どれもダメですから。
中央日報から
韓国野党、韓米首脳会談を酷評…「44兆ウォン与えて55万人分の約束手形だけ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b5277ee9502d2db5ceb231d1c9d68c4d52e9995
野党は、失敗だった事にしたいので、当然批判を始めます。
「44兆ウォン与えて55万人分の約束手形だけ
と有りますか、44兆ウォンも空手形です。
野党も訪米して「ワクチンスワップ」の手柄を上げようとした手間、突っ込む力が弱くなるでしょう。
こうやって韓国のワクチン不足は、国民不在のまま、放置されるのです。
そして韓国政府は、ただ「心配無い」言うでしょう。これは朝鮮戦争のスタートと同じ流れの「繰り返し」ですね。
鈴置さんが言うほど外交敗戦でもないかな。FOIPに賛同する言質を取られたとは言え、台湾海峡で航行の自由作戦を行うとか、なにかQUAD的な行動を起こすわけでもなく、いつものようにのらりくらりと何もしないで行くでしょう。中国もメンツを潰された分は制裁を加えても、韓国はいつもの明日は明日の風が吹く路線で、実際それでなんとか生き延びていくことでしょう。それに、北も含めた他の人にはどうでもいいシンガポール宣言を含めることができたことはムンムン的には大勝利でしょうし。無理筋のワクチンスワップは成功しなかったけど、「韓国産」モデルナワクチンが生産される8月頃には韓国産分は国内向けに使えるようになってそうなので別に損してるわけでもない。4兆円投資も韓国政府の思惑はともかく、企業は米国が遂行中のサプライチェーン再編への参加料と考えているでしょうし、支持労組は嫌がるでしょうけど企業はそれでちゃんと利益も出るわけで。
全体的に100:0を狙ったけど50:50で終わった感じ。