ここ数日、連日のように取り上げている話題のひとつが、韓国の全国会議員である姜昌一(きょう・しょういち)氏の駐日大使内定、という話題です。ことに、韓国メディアは「姜昌一氏に対し日本政府はすでにアグレマンを出した」と報じましたが、これに相当する報道が日本側から出てきていないのです。これに関連し、本稿では「アグレマン問題」だけでなく、「姜昌一氏の大使任命」の問題点についても考察してみたいと思います。
目次
アグレマン問題
「アグレマン」、本当は出ていないのでは?
当ウェブサイトでは昨年11月ごろから、韓国政府が前国会議員である姜昌一(きょう・しょういち)氏を、駐日大使に内定した、とする話題をしばしば取り上げてきました。しかも、肝心のアグレマンも得ていないにもかかわらず、です。
ことに、数日前、つまり昨年暮れから韓国メディアには「日本政府が姜昌一氏にアグレマンを出した」とする報道が相次いでいます。
もっとも、これらについては『姜昌一氏に「アグレマン」報じたのは韓国メディアだけ』や『実際のところ、姜昌一氏にアグレマンは出たのか?』でも指摘したとおり、現実にそれを報じているのが、聯合ニュースや中央日報など、韓国メディアだけです。
そして、朝日新聞から毎日新聞、読売新聞や日経新聞、産経新聞、時事通信、共同通信に至るまで、わが国のメディアは、日本政府が姜昌一氏に対するアグレマンを「出した」とも、「出していない」とも報じていません。
これについては、理屈のうえでは、少なくとも次の3つの可能性が考えられます。
- ①韓国メディアの報道どおり、日本政府はすでに姜昌一氏にアグレマンを出しているのだが、日本のメディアが何らかの理由でそれについて報じていない。
- ②韓国メディアの報道どおり、日本政府はすでに姜昌一氏にアグレマンを出していて、日本のメディアもその事実を報じているのだが、何らかの理由でそれを報じた記事がウェブサイトなどで発見できない状態になっている。
- ③韓国メディアの報道とは異なり、実際に日本政府は姜昌一氏にアグレマンを出しておらず、韓国メディア、あるいは韓国メディアに情報を提供した「外交消息筋」がウソをついている。
もちろん、この①や②の可能性もないわけではありませんが、自然に考えるなら、この3つの選択肢のなかで最も可能性が高いのは③でしょう。
韓国側が虚報を繰り返す「狙い」
ここで、韓国のメディアの報道を冷静に思い出してみると、情報源はいずれも「韓国の外交消息筋」、「東京の外交筋」でした(※昨日も読者コメント欄で、「韓国の消息筋」は韓国政府関係者や政治家、「東京の外交筋」は在日韓国大使館関係者だ、というご指摘もありました)。
要するに、韓国政府(やその意向を受けた韓国メディア)が勝手に虚報を捏造した、というストーリーが、現在のところは最も可能性が高いように思えるのです。
では、そうだとしたら、「姜昌一氏に対してアグレマンが出た」とする報道を「捏造」した狙いは、いったいどこにあるのでしょうか。
これについては、「わざとこのような虚報をでっち上げることで日本側の反応を見る」、「虚報を積み上げることで既成事実化を狙う」、など、さまざまな仮説は成り立つでしょう。
ただ、個人的には、日韓双方で偶然、大使交代が重なったという事情を踏まえ、米国に対する何らかのメッセージを出そうとした、という可能性が高いように思えます。その背景にあるのは、「今月、米国でジョー・バイデン政権が成立すれば、韓国の立場は悪化する」、という危機感ではないでしょうか。
ちなみにバラク・オバマ政権下で副大統領を務めていたバイデン氏といえば、2015年12月28日の日韓慰安婦合意の「陰の立役者」のような存在でもあります(『納得の鈴置論考「バイデンは離婚を誘発した調停委員」』等参照)。
そのバイデン氏が大統領に就任すれば、当然、自身が立会人になった慰安婦合意を、韓国政府がわずか数年でいとも簡単に反故にしたことを、好ましく考えるとは思えません(※もっとも、バイデン氏には認知症が疑われているようですが…)。
だからこそ、「日韓双方で大使が不在」という状況は避けたいというのが韓国政府の本音のようなものなのかもしれません。
なお、なぜ韓国政府が姜昌一氏を駐日大使に内定したのかを巡る考察については、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏の論考を昨年の『鈴置論考が解く、「不法上陸者を大使に内定した狙い」』でも紹介していますので、ぜひご参照ください。
牧野氏「掟破りの人事に波紋」
牧野氏「姜昌一氏の駐日大使に日本が仰天」
こうしたなか、本稿で紹介したいのが、ウェブ評論サイト『フォーブズジャパン』に昨日掲載された、こんな論考です。
掟破りの人事に波紋 韓国大使という「お仕事」
政府は12月25日の閣議で、新しい駐米大使に冨田浩司駐韓大使を起用する人事を決めた。一方、次の駐日韓国大使の人事を巡っては、また一つ、頭の痛い騒動が持ち上がっている。韓国大統領府は11月23日、次の駐日大使に姜昌一前韓日議員連盟会長を内定したと発表した。この発表に日本は仰天した。<<…続きを読む>>
―――2021/01/01 17:00付 Forbes JAPANより
論考を執筆した朝日新聞編集委員の牧野愛博氏といえば、コリア・ウォッチャーの間では有名な人物です。
個人的に牧野氏と面識があるわけではないのですが、牧野氏のこれまでの論考を読む限りでは、おそらく韓国政府や日本政府(とくに外務省あたり)に情報源を持っていらっしゃるように見受けられ、さまざまな意味で非常に参考になります。
とくに、当ウェブサイトでは基本的に、誰かが述べている内容を「鵜呑みに信じる」ということは避けるように努力しているつもりであり、それは牧野氏の論考に関しても同じことが言えるのですが、それでも「参考になる部分」については参考にさせていただこうというスタンスを維持しているつもりです。
それはともかく、牧野氏は論考で開口一番、姜昌一氏を駐日大使に内定する人事に「日本は仰天した」と指摘します。牧野氏によると、「日本が仰天」した理由は、次のとおりです。
- 外交儀礼に反し、日本側のアグレマンを得る前に大使就任を公表したこと
- 公表したのが日本の休日にあたっていたこと
- 姜昌一氏の人選を巡り、日本側に事前の相談がなかったこと
ことに、姜昌一氏はたしかに東京大学で学び、日本語も流暢な「知日派」ですが、牧野氏に言わせれば、「日本側の評判はすこぶる悪い」そうです。2011年に北方領土を訪れたことや、天皇陛下への謝罪を求めた文喜相(ぶん・きそう)国会議長(当時)の発言を擁護したことなどがその理由です。
牧野氏はこれについて、次のように説明します。
「日本政府関係者は『一言相談してくれれば良かったのに、どうして、こんな自分勝手な行動を取るのか』と語る。/実際、韓国大統領府は、日本はおろか、韓国外交省にも人選について相談していなかったようだ。大統領府内のインナーサークルで、姜氏の『前韓日議員連盟会長』という肩書や、『政治家を送り込めば、日本も喜ぶだろう』といった安易な判断をした可能性が高い」。
お友達人事の長所と短所
この牧野氏の説明を読めば、おそらく韓国政府内では、外交方針を巡っては文在寅(ぶん・ざいいん)政権関係者(「大統領府内のインナーサークル」)と外交の専門官の鋭い対立があるのではないかと想像ができます。
こうしたなか、牧野氏の論考を当ウェブサイトなりに要約すると、「インナーサークル」、つまり「お友達人事」には、長所と短所があります。
長所といえば、大統領・首脳の側近や友人が大使として赴任すれば、相手国にとっては「本国の首脳と太いパイプがある、非常にありがたい存在」です。オバマ政権下で日本にジャクリーン・ケネディ大使が赴任したことはその典型例でしょう。
これに加え、「日本では日本語しか話せない政治家も多い」ことから、とくに韓国の駐日大使は「気楽に酒でも飲みながら話し合い、わかり合う」ためには日本語が必要です。その意味では、一見すると姜昌一氏は駐日大使にうってつけに見えなくもありません。
ただし、「政治家による大使」には、短所もあります。それは、大使の仕事には儀礼的なものも多く含まれていて、赴任先の要人を招いての会食や行事の際、席順・あいさつなどの慣習を取得するまでに「半年から1年くらいはかかる」(牧野氏)という点です。
いわば外交の素人である政治家が大使に赴任してしまうと、外交プロトコルに慣れなければならない、というわけです。
しかし、そうは問屋が卸さない、というのが牧野氏の指摘です。「いくらインナーサークルだと言っても、本国の首脳と簡単に話せるわけではない」のです。
「韓国では大統領の権限は非常に強いため、なおさら、出先の大使が携帯1本で気軽に電話するというわけにはいかない。韓国大使経験者によれば、大統領と話をしたい場合、事前に大統領府秘書室長ら側近に事情を話して了解を得たうえで、通話の時間を設けてもらう必要があったという」。
つまり、韓国の場合、大統領の側近ないしは友人が駐日大使として送り込まれたとしても、韓国の政治文化に照らし、その駐日大使が持つ「首脳(文在寅大統領)との太いパイプ」とやらが機能するとは限らない、ということです。
あえて姜昌一氏にメリットがあるとしたら…?
以上の議論を踏まえ、敢えて姜昌一氏が駐日大使として赴任することの日本へのメリットがあるとすれば、文在寅氏に近いという点と、日本語がペラペラだという点でしょう。
ただ、姜昌一氏といえば、たしかに日本語の能力は高いのかもしれませんが、政治家としての能力は高くありません。今回の「アグレマンなし騒動」でもわかるとおり、彼自身が外交の素人であり、しかもかつての自身の言動により、さまざまな局面で日本を激怒させた経歴の持ち主でもあるからです。
また、牧野氏の論考では触れられていませんが、どうせ文在寅氏の任期は、遅くともあと1年半で終了してしまいます。そんな「レームダック化し、去り行く大統領」とのコネクションがいくら強くても、肝心の日本政府が文在寅政権を相手にしないという状況だと、あまり意味はありません。
牧野氏の論考は、次のように締めくくられています。
「今のところ、私の日本での取材先で姜昌一氏を高く評価する人はいない。逆に、姜氏が外交儀礼を尊重し、日本人と良い人間関係をつくり、相手の言い分もよく聞く大使になろうと努力すれば、あるいは日本人の評価も変わっていくのかもしれない」。
この牧野氏の指摘、前半部分は非常に腑に落ちるものです。もし日本の取材先で「姜昌一氏を高く評価する人」がいるのだとしたら、理解に苦しみます。
もっとも、後半部分の記述からは、「姜昌一氏のこれまでの言動を見る限り、外交儀礼を尊重するようにも見えないし、日本人と良い人間関係を作ろうともしないだろう」、という、強烈な皮肉を感じ取ってしまうのです。
素人政治が韓国を壊す
さて、そもそも姜昌一氏に対する日本政府のアグレマンが出ているのかどうかわからない状況ではありますが、「なぜよりにもよって韓国政府が姜昌一氏を駐日大使に指名したのか」については、おそらくその答えは「素人政治」といったところが正解なのでしょう。
ただ、この「素人政治」(素人外交、素人経済政策、素人軍事、素人金融政策など)は、韓国社会をかなり混乱させていることだけは間違いありません。そして、こうした混乱について、私たち日本人も他人事ではいられません。
ことに、労働市場改革(最低賃金改革)の失敗、家計債務膨張の抑制の失敗、通貨安誘導の失敗など、現在の韓国経済はかなり混乱をきたしているようですが、ここにきてコロナ禍を巡る「K防疫」の失敗が響き、韓国経済は雇用から崩壊しているように見えてなりません。
そうなってくると、職にあぶれた人たちが、日本での就労を目指して観光ビザで入国する、という事例が再び増えてくる可能性には注意が必要でしょう。
現状に関しては、コロナ禍で観光ビザ免除制度は停止されていますが、これが解除されたあかつきには「ノージャパン」運動はどこへやら、韓国人が日本にドッと入国してくるのかもしれません。
その意味でも、個人的にはコロナ禍による入国制限がインバウンド観光需要を壊滅させたというマイナスの側面だけでなく、入国制限の実務を知ることができたという意味では成果があったのではないかとひそかに考えている次第です。
View Comments (54)
ジャクリーンよりキャロラインの方が可愛いと思います。
農家の三男坊様
キャロラインさんの顔は思い出せませんが、
ワタシは美人が好きです。
恥ずかしいので匿名で……、セカンドネームで。
シーロムの珈琲屋さん さま
>恥ずかしいので匿名で……、セカンドネームで。
関西弁なら、「バレバレですやん」というところでしょうか。
バレバレや。
>ジャクリーンよりキャロラインの方が可愛いと思います。
それに、キャロライン氏の方には「生存中」というアドバンテージ、ジャクリーン氏には「故人」と言うディスアドバンテージがありますしね。
キャロライン氏は何年か前にハーバード・ケネディスクールで講演されたときにご本人を「目撃」しましたが、氏は頭脳明晰でユーモアに溢れかつ惚れ惚れするような人格者で、おまけに本格派の美人でした。
ですから、お止めあそばせ(怒)。
あの国は、どんな隙からも入って来ようとするのですよ。ハウルのゴム人間のように。そして相手をしたら最後、振り払うのは至難の業です。よっく、ご存知のハズですよね。
A国、C国の状況観察に気を抜けない現状で、K国の相手なんてしている余裕は日本にはありません。それにね、K国との間に大使がいなくて、何の問題があるんですの?良いことしかないですよね。
さて、この問題を追尾観察するのであれば、残念ながら菅政権で息を吹き返したつもりになっているN氏でしょう。氏はこんなしょうもないK国の話でも、政権の足を引っ張る道具になるのであれば使いますよ。
菅総理も、折角、安倍さんが押さえ込んでくれたN氏を就任早々、復活させるぐらいなら、短期政権で終わるしかないですよね。残念です。9月?の選挙に、第三次安倍政権を準備できるか否かが、自民党のいえ日本の針路を決定します。
心配性のお姉さま,いつも秀逸なコメントに敬服の至りです。
N氏含め,自民党政権を裏で操るコノNNK3氏。某放送協会より始末が悪いです。本当に何とかしてほしい。でも,これほど嫌われているにも関わらず,選挙では必ず上位当選しています。少し古いですが,地元選挙区では「3BAN=地盤・看板・鞄」が,微塵も揺るがないほど強固なのでしょう。
この件も,NNK+害務Showのせいで,決まっている=Agreementを出しているようで,気が気では有りません。新年早々ヤなニュースを聞きたくないです。
心配性のおばさん様
そうそう、あの国にはそもそも大使館の建物も無いし、貸しビルの一角に曲がりしている事務所があるだけです。
そんな場所に大使なんてもったいないですし、代わりに窓口にペッパー君でも置いておけば充分だと思います。
曲がり×
間借り○
m(_ _)m
ちかの様
>ペッパー君
すみません、かなり笑わせてもらいました(^^)
ペッパー君なら何か面白いこと言ってくれそうですし(違?)
ペッパーくんやと某社にデータがだだ漏れになるんやけど…
ほ様
大事なことは吹き込んでおけないでしょうね(笑)
菅首相、茂木外務大臣がアグレマンを出したのなら私は自民党支持を一旦保留させて頂きます。
日本にマトモな保守政党が出来るのは何時のことになるのでしょうか?
はるちゃん様、そして皆様。どうしたらいいのかしら?
この大切な時期に、N氏なんかの妄動を許してしまえば、安倍さんが築いたもの全てが水泡に帰します。憲法改正どころじゃありませんのよ。菅総理には、そこは死守していただきたいのですが、私心配しておりますの。
ちなみに、近隣の井戸端会議の意見は「N氏には不活性化していない活きのいいワクチンを接種してもらおう。自民党葬でも国葬でもなんでもやってあげるから。」でした。不謹慎かしら?
心配性のお姉さま
これまで功績の大きいN氏には、それくらい特別扱いしてあげたいですね。
修正提案があるとすれば、生ワクチン接種は注射ではなく、免疫を活性化すべき肺の奥に直接吸い込ませてあげたいです。
〉N氏には不活性化していない活きのいいワクチンを接種してもらおう。
今も昔も右も左でも人間の根っこは変わらないのですね。
井戸端会議の話題だって部分には戦慄します
> 日本にとってなんらメリットがない「姜昌一駐日大使」
身も蓋もないことを。
日本にとってなんらメリットがない「南朝鮮人との国交」で十分です。
まあ、自国の裁判所に処分を撤回される失態を連発するレベルの「素人政治」ですから、今回の駐日大使人選もそのレベルでの単純ミスでしょう。まずは日本だし力ずくでアグレマンを出させる。日本の駐韓大使アグレマンを人質にすれば日本は折れる。この発想で押し切ろうとしたが(時期的には12月前半くらいまでの話)日本が強硬でアグレマンがでず。しょうがないからアグレマンが出たけど辞退 みたいなことにして収拾をはかる作戦なのでしょう。
日本の駐韓大使の話は12月上旬で、当然日本は事前にアグレマンが得られるよう根回しを入れたはずです。その段階で「アグレマンバーター」の話が出たのだと思います。
つまり実質的なやりとりがあったのは12月上旬であり、年末には日本側は何ら動いていない。せいぜい現在の大使の次の辞令を出すだけ。
まあ、今後の展開、答え合わせを楽しみたいと思います。答えが違っててもしアグレマンが本当におりてたとしていても別に我々困る話じゃないですから。どうせなんも出来ません。小物ぶりを発揮しながら天皇陛下の前でヘコヘコ信任状を奉呈するだけでしょう。
更新ありがとうございます。
韓国の、特に文大統領になってからの「素人政治」は、もう臨界点を超えてます。外交ではトランプ大統領をソウルに迎えた時の、「独島海老」やら「偽売春婦の婆さん」がしがみついてきたり、駐韓米軍基地に呼んでもないのに文大統領は先回りし、トランプ大統領が激怒して韓国兵を間に挟む、つまり「オマエハ、ヨンデナイ!キライナンダ」と態度で示されたり。ありえない非常識さでした。
外交部長官の康氏も姜氏と同じで外国語(英語)ペラペラだけで、何一つ解決、リーダーシップを発揮できません。姜氏も日本語は喋れても、日本人の気持ちは全く分からない人です。東京大学で何していたか知りませんが(自分で大使に決まったとベラベラ喋るという事は、アタマのデキは悪いのかも)、日本に来ないで欲しい。来るな。アグレマンは出さないと信じます。
日本政府も次期駐韓国大使は宙ぶらりんのままで発令しなくて良いと思いますよ。
韓国側による「任命されてもない相星氏に対してのアグレマン表明」は、姜氏が拒否られないための迎合行為なのでしょうか?
同じ大使不在とはいえ、日本側は姜氏にアグレマンを出さない一方で、相星氏には任命すら出していません。
韓国側にしてみれば、自国の意向は受け入れられず、カタチを変えた大使召喚を喰らわされたままでは面目丸つぶれなのですしね。
彼らは気づいてるのかな?
日本側が姜氏の信任に何のメリットがないばかりか、拒絶にも何のリスクがないことにね・・。
それとも、姜氏は日本側に後頭部を叩かせるための人選なのかな?
・駐日大使の選定に関し、日本の同意を得る前に発表したことは、外交上の手続きに反していて、礼儀を失する行動でもある。
・日本政府がもし姜昌一氏に対するアグレマンを出すなら、姜昌一氏の日本に関するこれまでの言動を承認・容認することになる。韓国やロシアに反日の口実を与えてしまう。
・上記2点だけでも容認できないことで、アグレマンは出すべきではない。
また、アグレマンを出さない、という行動で韓国に対しはっきりとした意思表示をするべきである。
・通常はアグレマンに関するやり取りは公表されないそうなので、日本は単にアグレマンを出さず、ただ黙っていればよい。説明も不要。だが、礼儀に反し公表したのは韓国なので、説明が必要なら韓国がすればよい。
・韓国に対して正しいことを主張しても、韓国が理解して行動を正すことは期待できない。なぜなら、韓国は自分たちが間違っているとは思っていない。日本が間違っていると思っている。その信念を変えることは韓国民の民族的社会的な独特の正義の概念があるので不可能。日本が付き合う必要はない。
・日本は韓国に対してではなく、国際社会に対して、淡々と事実をエビデンス付きで主張すべき。韓国を変えるのではなく、韓国に対する世界の評価を変えることに注力すべき。
駄文で失礼します。
100回言うと、真実になると思っているんでしょう。
派遣国に対する同意とはいえ人事に関わることなので、日本政府が同意した・しないを明らかにすることはない。姜氏の同意云々を日本メディアが報じないのはそういうこと。一方、相星氏の韓国大使転任は12月上旬に複数の政府関係者が明らかにしたと日本のメディアが報じているのでこの時点で韓国の内諾は取れているはず。人事は玉突きだから線引きを同日で発令するので単純に外務省人事のタイミングの問題で、線引きの先頭にいる冨田氏の発令日が決まればそれにつながる各国大使人事は同日に発令されるだろう。姜氏がどうこうは関係ない。
日本にとってなんらメリットがない、なんて嘆いて見たって仕方ありません。
韓国だって日本の為に人事をやってる訳じゃないのです。
アグレマンを拒否して後任を出させた所で、その人物が日本にメリットがあるとも思えません。
韓国人の誰ならメリットがあるんですか?そんな韓国人が居ますか?
つまりカンちゃんでも日本にメリットがあるように使えば良いのです。それをやるのがプロの外交屋ってものでしょう。
どうするかって?、そんなこと私は知りませんよ。
アグレマンを出さず大使不在の方がメリットがあるなら、放置するという使い方でいいわけですね。
それもプロの外交屋ってものでしょう。
何故放置する方がメリットがあるかって? そんなこと私は知りませんよ。
了解です(^^♪
門外漢様
韓国側の自国の都合での任命はその通りですね。
そして、日本側の都合での拒否も当然のことですね。〔拒否の理由は彼らが考えることです。
姜昌一氏の赴任は、その信任自体が過去の無礼行為の許容だと認識されかねず反対です。
せめて、メリットのある者では無くても、害の少ない者であって欲しいですね。
在日韓国大使が単なるメッセンジャーに過ぎないのなら、下手に居ない方がいいのかもです。
伝言ゲームのピースは少ないに越したことはないのですし・・。
>そんな韓国人が居ますか?
まったく思い当たらないですね。
もしかして親日?って思えた政界関係者も朴槿恵前大統領の妹さんくらいでしょうか・・。
カズ 様
カンちゃん要る?要らない!と、「拒否」のご意見が多い様なので、あえて一石を入れて見ました。
カンちゃんが反日なら反日なりに、用日なら用日なりに使い道はあると思います。
イルワン発言だって「天皇陛下~」と話している映像だけ切り取ってジャンジャン流してやっても、韓国内をかき回す手になると思うのです。
順手ばかりでなく、逆手も、順逆手も使えなけば高得点は取れません。
で、どんな技を使うかって?そんなことは私は知りませんよ。
門外漢様
>カンちゃん要る?
ツボニハマリマシタ。アッハッハ....。
使えそうな技?
ムン・ウォーク〔後退
ムン・サルト〔去る人
ムン・ソルト〔塩対応
ムン苦の叫び・・。
m(_ _)m