X

王毅外相の訪日・訪韓から見える「日中韓の力関係」

早いもので、安倍晋三総理が辞任し、菅義偉総理が就任して、今月16日で2ヵ月が経過しました。事前の論評だと、「外交は菅政権の弱点だ」、などといわれていたようですが、蓋を開けてみれば安倍政権の「置き土産」である「自由で開かれたインド太平洋構想(FOIP)」などを目当てに、日本が主体となってさまざまな外交が繰り広げられています。

安倍政権とFOIP構想

安倍総理は延べ200ヵ国・地域近くを訪れた

安倍晋三総理は内閣総理大臣としての連続在任日数が2822日、第1次政権を含めた通算在任日数は3188日で、どちらも「歴代最長」を達成しました。

安倍総理が達成したのは、それだけではありません。

外務省『総理大臣の外国訪問一覧』によると、第2次安倍政権発足以降(2012年12月26日~2020年9月16日)に限定しても、外国訪問回数は81回、訪問したのは延べ176ヵ国・地域に達していて、これはおそらく史上最多でしょう。

第1次政権(2006年9月26日~2007年9月26日)の8回(延べ20ヵ国・地域)を合算すれば、「安倍晋三総理大臣」としての外国訪問回数は89回、延べ196ヵ国・地域を訪問したという計算です。延べ訪問数は200近くに達している、というわけですね。

個人的な印象で申し上げるなら、安倍政権を巡っては、憲法改正、アベノミクス、日本人拉致問題解決、尖閣諸島への公務員常駐などを引っ提げて華々しく登場したわりに、それらのすべてを達成したわけではないという点にもどかしさを覚えているのもまた事実です。

しかし、少なくとも外交に関していえば、野田佳彦元首相に至る3代の民主党政権時代にメチャクチャにされた日米関係などが修復されたことについては素直に評価して良いと思う次第です。

それに、個人的な印象で恐縮ですが、安倍総理自身、辞任したあとの方がいきいきしているようにも思えます。

靖国神社に2回参拝したほか、10月下旬には東京・新宿区の「産業遺産情報センター」を訪れ、長崎県端島(通称「軍艦島」)の元島民の方々と懇談するなど、保守政治家としての活動を本格化しているように見受けられるからです。

だいいち、人間には得意、不得意があります。規制改革などの実務的な部分については菅義偉総理の得意分野でしょうし、また、河野太郎行革担当相も、虎視眈々と行革できる分野を探しているフシがありますので、これらについては現職の閣僚らに任せるのが良いでしょう。

安倍総理におかれては、辞任後もぜひ、得意分野の外交で菅義偉総理をバックアップしていただきたいと思う次第です。

安倍総理の置き土産を発展させる菅政権

さて、早いもので、菅義偉政権が発足して、今月16日でまる2ヵ月が経過しました。

当初、「菅総理は外交が不得手だろう」、などとまことしやかに唱えられていたようですが、蓋を開けてみたら危なげがない外交を展開しています。

菅総理本人がすでに、今年のASEAN議長国であるベトナムと、ASEAN最大の国であるインドネシアを訪問しているほか、先日は豪州のスコット・モリソン首相を東京で歓待しています(『来日したモリソン豪首相、A4紙5枚にびっしりの宣言』等参照)。

また、安倍政権から留任した茂木敏充外相も、菅総理の外交を全力でアシストしており、政権発足後は欧州・中東・モンゴルを訪問していますし、東京で日米豪印のいわゆる「クアッド外相会合」を主宰しています。

とくに、「自由で開かれたインド太平洋」構想、略して「FOIP」という単語は、最近、やたら目にするようになりました。これなど、明らかに安倍総理の置き土産でしょう。

ちなみに防衛相が公表する画像を見れば、わが国がFOIPで、どの国を重視しているのか(あるいはどの国を無視しているのか)については明らかでしょう。

参考 FOIPで重視される国、無視される国

(【出所】防衛省)

そして、この「FOIP」構想、日本が進むべき道としては、決して悪いものではありません。自由、民主主義、法の支配といった普遍的価値を前面に押し出せば、多くの国は公然と反対し辛くなるからです。

というよりも、日本自身が国際的に受け入れられるアライアンスを提唱したという意味では、まさにFOIPは画期的なものでもあります。TPPやRCEPなどの経済連合に加え、いわゆる「ファイブアイズ」、「日米豪印クアッド」などの重層的・多国的な協力は、ぜひとも進めていくべきでしょう。

焦った中国、やって来る!

焦ると向こうからやって来るのが中国?

ところで、こうした日本の動きは、アジアで武力による現状を試みている無法国家、すなわち中国を強く牽制することにもつながります。というよりも、日本がしきりに、「FOIP」、「FOIP」と繰り返すこと自体、中国をかなりいら立たせているのではないでしょうか。

ただ、中国というのも面白い国で、自国に対して弱みを見せた場合には全力で凄んできますが、自国に対して弱みを見せない場合には、むしろあちら側から擦り寄ってくる、という現象を見ることができます。

こうしたなか、茂木外相は昨日、王毅(おう・き)外相が来週24日に来日すると発表しました。

茂木外務大臣会見記録

来週の火曜日、11月24日から25日まで、中国の王毅(おう・き)国務委員が訪日をいたします。今回の王毅国務委員の訪日は、新型コロナの拡大後、初めての日中ハイレベルの要人往来という形になります。私(大臣)と王毅国務委員との間では、24日に外相会談、そしてワーキングディナーを行う予定であります。王毅国務委員との対面の会談は、今年2月、ミュンヘン以来となりますが、日中の二国間関係及び地域・国際情勢について、率直な意見交換を行いたいと思っております。私(大臣)からは以上です。<<…続きを読む>>
―――2020/11/20付 外務省HPより

記者会見によると、王毅氏は24日に来日し、茂木外相と外相会談・ワーキングディナーを開催し、また、王毅氏の菅総理への表敬訪問についても、国会日程との関係をにらみながらも実現するように調整中なのだそうです。

もっとも、テレビ朝日の佐藤記者が習近平(しゅう・きんぺい)国家主席の国賓訪問に「どのように結びつく可能性があるのか」について尋ねたところ、茂木外相は「新型コロナウィルスの収束に最優先で取り組むべきであり、現段階で日程調整という段階にはない」と繰り返しました。

(※余談ですが、マスメディアの記者、本当に何度も何度も同じこと(しかも不毛な内容)を尋ねるものだと呆れてしまいますね。)

王毅氏はクアッド会合に合わせてやってくるはずだったのでは?

ところで、「王毅外相」という人名を聞くと、先月上旬に東京で開かれた日米豪印「クアッド外相会合」にあわせて、東京にやって来る、といった報道があったこともまた事実でしょう。

しかし、これについては茂木外相自身が9月29日の記者会見で明確に否定したとおり、現実には王毅氏のクアッド外相会合に合わせた来日は実現しませんでした。

しかも面白いことに、王毅氏は訪日キャンセルに合わせて訪韓もキャンセルしています。

具体的には、10月上旬にはポンペオ米国務長官が、東京の次に韓国やモンゴルを訪問する予定だったのですが、ドナルド・J・トランプ米大統領にコロナウィルスの陽性反応が出たという事情もあり、ポンペオ氏は東京のみを訪問した、という事情があります。

また、茂木外相が急遽、モンゴルを訪問した理由についても、個人的には「モンゴル訪問できなくなったポンペオ長官の代わり」、という側面があるのではないかと睨んでいるのですが(『茂木外相のモンゴル訪問が日本にとって重要である理由』等参照)、日本の地位もずいぶんと上昇したものです。

いずれにせよ、外相に限らず、中国の政治家の動きはとくに不可解で予測が困難ですが、事後的に客観的な流れで読むと、日本や米国の都合でブンブン振り回されているのはむしろ中国の側だ、ということはよくわかると思います。

中国に対してはビシッと伝えるのが正解

さて、今回やって来る王毅氏に、茂木氏はどういう姿勢で臨むのでしょうか。

前出の記者会見の場で、NHKの山本記者は「どういうテーマで議論をするつもりか」、などについて尋ねたのですが、これに対する茂木氏の回答は、次のとおりでした(前半のみ抜粋)。

まず、王毅国務委員との議論の内容について、個別に申し上げるのは差し控えたいと思っておりますが、二国間関係にも様々な懸案があるわけでありまして、従来から申し上げているように、ハイレベルの会談を通じてそういった懸案を一つひとつ解決していく、こういったことが重要だと考えておりますし、地域の問題、更にはコロナの世界的な拡大であったり、様々な国際情勢についても、率直な意見交換を行いたいと思っております。

中国に対する姿勢は、これが正解でしょう。

これまでの日本の外交はともすれば、「相手国が嫌がるようなことは話題に出さない」、といった具合に、国益の実現には及び腰でした。

しかし、そもそも中国は、海洋や陸上の国境線を、自国のメチャクチャな都合で勝手に書き換えようとしているような国です。また、チベット、ウイグル、香港などで人権弾圧という暴挙を繰り返し、挙句の果てに次のような「逆ギレ」をかますような国です。

中国、香港懸念の5カ国に「失明に気をつけよ」と警告

―――2020年11月20日 11:39付 BBC JAPANより

そうであるならば、日本も「日中間にさまざまな懸案がある」としたうえで、「絶対に譲れない点」をビシッと伝え、中国に是正を求めるという姿勢は非常に重要です。

また、かつてないほど良好な日米関係、日英関係、日豪関係を裏付けに、「FOIP」や「ファイブアイズ」の実質的なバックアップが期待できる現在こそ、日本は中国に対し、尖閣諸島の件、香港・チベット・ウイグルの件、北朝鮮核開発の件などで強く圧力を掛けるべきではないでしょうか。

王毅氏訪韓と「韓国の立場」

さて、その王毅外相、日本を訪問したあとの25日から27日にかけて、韓国をも訪問するそうです。

中国外相 25~27日に訪韓

―――2020.11.20 16:05付 聯合ニュース日本語版より

韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)の記事によると、

韓国の外交部は20日、王毅氏が25日から27日にかけて訪韓すると発表した

のだそうです。

このカギカッコで括った部分こそが、とても重要です。なぜなら、この情報自体、現在の韓国が置かれている状況が非常に厳しいものであるという可能性を物語っているからです。

まず、茂木外相が王毅氏の来日を発表したのが同じ20日であり、かつ、「11月24日から25日にかけて」という訪日日程もそのときに示されたものです。そして、韓国の外交部も即日、王毅氏の訪韓が「25日から27日となる」と発表しているという事実関係が重要です。

やや憶測を交えて申し上げるならば、自然に考えて、王毅氏は訪日の予定を固めてから訪韓の予定を(なかば一方的に)韓国側に通告した、という可能性が高そうです。

しかも、聯合ニュースによれば、今回の王毅氏の訪韓は、習近平主席の訪韓に関する議論が予定されているとのことですが、個人的には、康京和(こう・きょうわ)外相は、例の「三不の誓い」のアップデートを王毅氏から求められるのではないかと思ってしまう次第です。

いずれにせよ、来週は王毅氏を通じた日中韓外交の現状がどう見えてくるかを巡っても、楽しみに待ちたいと思う次第です。

新宿会計士:

View Comments (47)

    • 匿名のコメント主様

      誤植のご指摘、ありがとうございました。該当箇所を修正しました。

      引き続きのご愛読とコメントのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

  • 日中韓首脳会談の開催が難しくなり、予想通り王毅外相が来日する形になりました。
    日本に言いたい事を言われた王毅外相が、韓国に行って八つ当たりする事を期待しています。
    また、中国で気になるニュース。
    産経新聞から
    中国「TPPに意欲」 米の包囲網切り崩しへ先手
    https://news.yahoo.co.jp/articles/ebd1210b790eb68822a9801d70fd93dd7dfda00a
    中国は、CPTPPルールを守ることは出来ませんので、抱きついて来るフリ(陽動作戦)をしているんだと思います。

    • ”言ってみた”に過ぎないですよね。たぶん。
      加盟の前提条件を整えられないですものね。

      *後加盟国は、最も厳しい条件なのだし・・。加入できたからと言ってルールの遵守が保証される訳でもなく、一方的に恩恵だけを享受されてしまうのかと思います。きっと。

    • これは奇手ですかね?
      米の去就が決まらないうちにちょっと揺さぶってやろうと言う事なのでしょうか。或いはRCEPを纏めたという事で大きく出たのでしょうか。
      実際はTPPなんて高根の花で、カズ 様の仰るように”言ってみた”だけなんでしょう。
      しかし我が国はこれを理由に、米に「だから早く復帰しろ」と言ってやれます。米も習に乗っ取られるのは面白く無いでしょうし、黙っていてはアジアでのプレゼンスが低下しますから、復帰を加速させるかも知れません。
      そう考えると、習にとっては奇手と言うより悪手かも知れません。

    • 習近平国家主席が「TPPに意欲」という情報が伝わり、王毅外相が来日するという発表があったということは、茂木外相にその旨伝えるかと思います。
      茂木外相には満面の笑顔で、歓迎しますと返答してほしいですね。
      元記事には「TPPから離脱した米国を横目に開放的な姿勢を戦略的にアピールすることにつながるのは間違いない。」とありますが、むしろ中国の閉鎖性を改めてあらわにすることに繋がると思いますので。

    • >中国「TPPに意欲」
      APEC首脳会談における習近平の発言ですから気になりますね。 普通に考えれば中国の参加など現状では不可能 (国営企業の問題等)なのですが、中国ですからね。
      無理やり割り込んで来て 「ヤルヤル詐欺」や「超巧みなルール違反」でTPPのルールの形骸化を狙ってこないか心配です。 
      その後は これを模倣するよう小国を脅し、TPPそのものの破壊を試みるのではないかと。 最近は「なんでも有」の中国ですから、、、。 

      それともう一つ、中国が参加するとなると例の属国も当然参加です。 約束を守らない属国が「中国を後ろ盾」にして鉄砲玉として役割を発揮してくるかもしれません。

    • だんな様

      >中国「TPPに意欲」

      今朝早くからテレビでもこれを報道しています。早朝から悪い冗談を聞かされているようで気分が悪いです。
      RCEPが調印されたので、CPTPPを中国ルールで有名無実にしようとたくらんでいるのかも。

    •  素人なりに考えるとCPTPPの規約にベトナムを入れるために何か穴がある可能性があり、共産中国がそれを見つけた可能性があります。
       ただし、全加盟国の承認が必要なため、豪いじめをしている共産中国を豪は認めないでしょうが、切り崩されない様に、また、穴はできるだけ塞ぐことを急いでほしいと思います。
       例えば、①GDPが一兆USドルを超える国の国有企業の1000ドルを超える購入は全て公開入札かつCPTPP加盟国企業を自国企業と差別しないこと。②IDS条項の判断は原加盟国から選出された判事により決定される。③IDS仲裁に従わない国のCPTPP加盟国内資産は仲裁賠償に充当する。④CPTPP加盟国間の資本移動を制限してはならない。等など。
       併せて、中国が加盟しようとしている事をだしにRCEP加盟国をCPTPPに加盟するよう誘導してほしい。
       原則はGDP一兆USドルを超える国は、市場開放とルール順守。GDP1兆ドル以下の国は市場開放は猶予(期間よりも成長度合いで判断)するがルール順守。

      • 追加です。
         RCEP加盟国であっても約束を守らない国(KなんとかやCなんとか)は絶対入れるべきではないと思います。中国は南シナ海問題、尖閣領海侵犯、日本の常任理事国入り反対を理由にすればよいと思います。
         

        • セルフフォローです。
            中国TPP参加表明の本気度――中国側を単独取材
            https://grici.or.jp/1737

           やはり今のCPTPPは与し易しと見たようです。
           日本はオーストラリア、NZと組んで米国を先ず入れ、TPP12のルールを確立してから中韓をイビリ倒す作戦に出るべきと思うが、出来るかな?

    • 皆様
      色々なご意見、参考になります。
      アメリカが先に入れば、拒否権(全参加国の承認が必要)で、中国は加盟できないと思います。
      ということで、中国の加盟は、日本とオーストラリアが、中国加盟協議をずるずる引き延ばしていれば「入れない」になると思います。
      そうすると厄介なのは、ウリたちの方だと思います。
      FOIPに加盟しない国は、入れないで良いと思うんですけどね。
      アメリカに、韓国をCPTPPに加盟させるなら、先にFOIPに加盟させろと言えるかどうか。

    • TPPが要求してる市場開放ができるとは思えないんだよねぇ。
      米中対立にしたって発端は市場開放(アメリカからもっと農産物輸入しろ!)だったし。

      他国に自由貿易を要求しつつ自国は保護貿易というダブルスタンダードが問題。

  • 外相訪日は、中国による「西側」あるいは「ブルーチーム」への反撃攻勢ですよね、明らかに。
    パンダを追加でプレゼントするなど、媚中派国内分子(一部国会議員、レッドメディア、開明的文化人)を喜ばせる餌・ネタを持参してやって来るのでしょう。2021年のアジア情勢を方向付けることになります。最大限の警戒したほうがよさそうです。

  •  独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
    (なにしろ、素人考えなので)
     来年1月の米政権誕生を前に、トランプ大統領と習近平国家主席が、外交で既成事実つくりに奔走していると、考えるのは考えすぎでしょうか。
     蛇足ですが、『GO TO トラベル』を批判している朝日新聞は、もし中国外相が訪日の際に、「日中で観光業の活発化」を示唆した場合、何と言いだすのでしょうか。
     駄文にて失礼しました。

  • 更新ありがとうございます。

    まずは低劣マスコミ記者のしょうもない質問から。(王毅氏の訪日が)『習近平主席の国賓訪問にどのように結びつく可能性があるのか』(失笑)。ストレートに聞き過ぎ。無駄玉。下手やなぁ。これでは茂木大臣はバッターボックスから離れるヨ!

    テレ朝の佐藤記者にしても、NHKの山本記者の「どういうテーマで議論をするつもりか」コレ、『次の1球ナニ投げますか』って聞いてるのと同じ。頭の中飛んでますネ。手の内晒すバカは居ない。

    トランプ大統領がコロナ禍に侵され、ポンペオ長官は訪日とモンゴル、韓国についでに寄る予定だったが帰った。王毅氏はそれを見て訪日キャンセル、韓国には大した用も無いのでスルー。

    また茂木外相が急遽、モンゴルを訪問したのはナイスフォロー、「ポンペオ長官の代わり」が日本というのは信頼されている証です。

    今回の王毅氏は万全の訪日予定を固めてから、(ちょっと寄る)程度で訪韓。また何かしらの恫喝を受けるのは間違いなし。楽しみですね〜。ひょっとして人事案件にも口出しするかも。「あの康京和外交局長官をオレの目の前に晒すなッ。不愉快だ」(爆笑)。

  • 日本が「習近平本人以外とは会わない」と発表したら面白いんですけどね。
    そんなに困っているのに外相とか首相とかの「格下」を送ってくるところに中国のメンツ重視が透けて見えて笑えます。

    • しきしまさま
      今日本も、習近平総書記、李克強総理に来られても困りますよね。
      王毅外相が、日本国内での通りも良く(韓国人が言うのと違う、知日派)、適任だと思います。

  • Kはどうでもいいのでほっといて。
    FOIPの件もあるでしょうが、中国は経済的にも追い詰められつつあるように思うのです。
    ・洪水による食糧難が近づきつつある
    雑談板に昨日書いた "ザンビアが債務不履行、コロナ下でアフリカ初”
    ・"中国の社債不安で国債も値下がり-デフォルト相次ぎ国有企業巡り懸念" (Bloomberg News 2020年11月18日 11:13 JST)
    とか。

  • スレ違いすいません。昔コロナ投稿してくれていた四人ぐらいいたと、記憶にあるんですけど?今はない。この現状をどう思っているか、投稿欲しいっす。昔のカキコを納得しています。とりあえず超過死亡数以外は気にしていません。今日は読者投稿できる日なので、気づいてくれはったらよろしくお願い致します。

    • 初期の頃は「韓国に習って沢山検査せよ」と擬陽性者で医療崩壊に導こうとしたり、無暗に不安を扇ったりするオールドメディアの姿勢に危険を感じた読者の投稿が続きましたが、今はそうではないということでしょう。
      私自身は、今はそんなことに時間を費やすより、CやKがいないなか紅葉を楽しむことを重視しています。
      春先にも、必要を感じたときには論考を投稿する一方、「集近閉を避けよう」「3密」なんて言われる前から、どういう状況を回避すべきかを自分で考え、3/3 にガラガラの金閣寺龍安寺(注意:いずれも私のブログへ飛びます) を楽しんで来ました。

    • 医療従事者ではありませんが、医療機関勤めの者として。
      以前よりコロナウイルスの知見が深まっていると考えられ、第一波・第二波の時よりも、感染者向け対応が固まっていると思われます。
      感染受け入れ病棟でも、皆様が思われているより(そして以前より)軽装で対応しています。それで問題起きていません。我ら非医療従事者にも以前と変わらぬ指示で問題起きていません。それが全てでしょう。
      参考までに一つあげると、感染者・医療従事者が両方きちんとサージカルマスク装着の場合、処置した患者が新型コロナ患者と後程判明してもリスク評価は低で隔離を必要としないようです。(エアロゾルが発生する場合は別ですが)

  • 今年は韓国へはすでに中国外交トップの楊潔篪が訪韓してますから、中国政府外相の王毅が日本の後に訪韓したからと言って今更どうという影響も無いでしょう

    • 現実問題としてまだ次期アメリカ大統領は決まっていないですが、
      欧州でヤラカシてくれた様に日本でも、それもできればメディアの前で「いかにバイデンと握っているか」をあからさまに発信してくれないかな~と期待してまする

1 2