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ダイヤモンドオンライン「大統領選の敗者はマスコミ」

今回の米大統領選、現時点での得票数をカウントすると、やはり不自然です。ただ、百歩譲って、もし米大統領選で一切不正がなかったと仮定したとすれば、こんどは「米国の有権者がマスメディアの偏向報道により投票行動を歪められたのではないか」という仮説が成り立つのもまた事実でしょう。これについて考えさせられる論考が、大手ウェブ評論サイト『ダイヤモンドオンライン』に掲載されていました。

米大統領選:不自然すぎる得票数

今朝の『自称元徴用工判決問題の本質は「放置プレイ」なのか』でも言及したとおり、当ウェブサイトでは過去の記事で触れた内容を、くどいほど繰り返すことがあります。

その最大の理由は、「人間は得てして記憶があいまいになってしまう生き物だから」、です。つまり、ある論点について考察する際、読者の皆さま、あるいは著者自身が、それらの論点を忘れてしまうことがあるのですが、そのような際に過去の議論を掘り起こすのも、ときとして有益な作業です。

ただ、過去論考の内容を繰り返す理由は、それだけではありません。

当ウェブサイトの場合、個人で運営しているため、ウェブ評論サイトとしては弱小サイトの部類に入りますが、当ウェブサイトで過去に行った考察と似たようなものが大手ウェブ評論サイトに掲載されると、つい比較したくなってしまうという心理もあります。

こうした話題のひとつが、『米国は日本に11年遅れて「マスゴミ民主主義」に?』で取り上げた、「マスメディアの報道が有権者の行動に悪影響を与えている可能性がある」、とする仮説です。

先日から言及しているとおり、当ウェブサイトとしては、「米大統領選では大規模な不正が行われ、ジョー・バイデン候補の得票がかなり水増しされている」という可能性は相応に高いと見ています。今回の選挙では明らかに、民主、共和両党の候補の単純合算得票数が異常に水膨れしているからです(図表1)。

図表1 過去5回分の米大統領選の得票数
実施時点 民主党 共和党 単純合算
2004年 59,028,439 62,040,610 121,069,049
2008年 69,498,215 59,948,240 129,446,455
2012年 65,915,795 60,933,504 126,849,299
2016年 60,071,781 59,791,135 119,862,916
2020年 78,142,142 72,770,552 150,912,694

(【出所】2004年と2008年についてはワシントンポスト、2012年と2016年についてはCNBC、2020年についてはフォックスニュースの報道より著者作成。2020年の数値は暫定値)

そして、2020年の選挙結果を2004年から2016年までの過去4回分の選挙結果と比較してみると、今回、ドナルド・J・トランプ大統領が獲得した票は1209万票、バイデン候補に至っては1451万票も上回っています(図表2)。

図表2 過去の平均値との比較
区分 民主党候補 共和党候補 単純合算
2020年…① 78,142,142 72,770,552 150,912,694
過去4回平均…② 63,628,558 60,678,372 124,306,930
①-② 14,513,585 12,092,180 26,605,764

(【出所】図表1と同じ。なお、「過去4回平均」は2004年から2016年までの4回分の平均値)

これで「不正は一切なかった」と言われても、なんだかにわかには信じられません。

「不正なし」なら「米国は日本の11年遅れ」

もっとも、百歩譲って「今回の米大統領選に不正は一切なかった」のだとしたら、今回の選挙にどういう意味があるのか、というのは興味深い論点です。敢えて語弊をおそれずに申し上げるならば、「米国は日本と比べて11年遅れている」、という仮説が成り立ちます。

2019年1月1日付の『新年にあたり、「社説のブログ化」について考えてみる』という当ウェブサイトの記事でも報告しましたが、2009年8月に実施された衆議院議員総選挙(いわゆる政権交代選挙)では、新聞、テレビを情報源として重視した人ほど、民主党を支持していたとする調査もあります。

また、著者自身は、当時のメディアが自民党や麻生太郎総理に有利な情報を隠蔽し、ときとして情報を歪曲してでも不利な情報を流す一方、民主党や鳩山由紀夫代表らには不利な情報を隠蔽し、政権交代を煽ったと考えています。

つまり、この仮説が正しければ、日米ともにメディアが劣化・腐敗することで、特定候補者を不当に貶めたり、対立候補を不当に持ち上げたりして、選挙結果を歪めたという意味で、まさにメディアが民主主義の破壊者となったのだ、ということでもあります。

当ウェブサイトとしても、普段であれば、あまり「マスゴミ」なる言葉を使いたくはないのですが、2009年8月の総選挙を挟んだマスメディアの行動は、まさに見る人が見たら「ゴミのようだ」と糾弾されても文句が言えないほど酷いものでした。

そして、今回の米国大統領選も、一種の「メディアリンチ」を通じてトランプ氏を不当に下げ、バイデン氏を不当に持ち上げることで、米有権者の投票行動が大きく歪められた可能性があるという意味で、日本の11年遅れでやってきた「マスゴミ民主主義」といえるのかもしれません。

ダイヤモンドオンライン「本当の惨めな敗者はマスコミだ」

こうした問題意識を持っているのは、当ウェブサイトだけではありません。じつは、大手ウェブ評論サイト『ダイヤモンドオンライン』に木曜日、こんな記事が出ていました。

米大統領選の「本当の惨めな敗者」が、トランプではなくマスコミである理由

アメリカ大統領選で、バイデン氏の得票数に及ばなかったトランプ大統領がいまだ負けを認めず、見苦しい抵抗を続けているというニュースを見て、「ざまあみろ」と胸がスカッとしたという人も多いのではないか。ただ、トランプ氏が「惨めな敗者」なのかというと、かなりビミョーだ。<<…続きを読む>>
―――2020.11.12 4:45付 ダイヤモンドオンラインより

執筆したのはノンフィクションライターの窪田順生氏です。

普段の窪田氏の議論を呼んでいると、個人的には同氏の主張のすべてに賛同するつもりはありません。

また、リンク先記事も「ざまあみろ」「胸がスカッとした」「ビミョー」など、スラングに近い表現が多用されているため、「ざっくばらんで読みやすい」と思う人もいるかもしれませんが、「なんだか議論に信憑性がない」と感じる人もいるかもしれません。このあたりは読む人の主観にも依存するのでしょう。

しかし、記事タイトルにある「マスコミこそが米大統領選の『本当の惨めな敗者』だ」とする問題提起は、着眼点としては非常に面白いと思います。

そして、リンク先記事ではトランプ氏が「選挙で負けたとはいえ、およそ7100万人もの『支持』を受けた」という事実を踏まえたうえで、これを「トランプ氏にとって『一定の勝利』と言える」と指摘されているのですが、この点に関しては、窪田氏の指摘が妥当だと思います。

もっとも、バイデン氏がそれを数百万票も上回る票を獲得したとされていること自体、大統領選ので大掛かりな不正が行われた可能性を濃厚に物語っているように思えてなりませんが、この点については今回の窪田氏の論考では触れられていません。

それどころか、リンク先記事ではバイデン、トランプ両候補について、「両者ドロー」と述べているのですが、この点については、現実の得票差を見ると「ドロー」とは言い難いような気がしてならないのですが、この点はとりあえず無視することにします。

「報道番組にそっぽ」

こうしたなか、窪田氏の記事で非常に興味深いのが、「米大統領選で有権者が報道番組にそっぽを向いている」とする指摘です。その理由は、米メディアのひどい偏向報道にあります。

もはやさまざまなメディアで取り沙汰されているので、改めて詳しい説明をする必要はないが、アメリカでは『偏向報道』が当たり前になっている。たとえば『トランプ憎し』のCNNでは、トランプのやることなすことをキャスターたちがコケにする。『捕まっていないだけの犯罪者』とばかりのディスり具合なのだ。

具体的にどれほど酷いのかといえば、ハーバード大学ケネディスクールの研究機関である「ショレンスタイン報道・政治・公共政策センター」が7大メディアのトランプ政権発足後100日間の報道を調査したところ、トランプ氏に否定的なニュースと好意的なニュースの比率が明らかにおかしかったのだそうです。

  • CNNとNBCでは、否定的なニュースと好意的なニュースの比率は13対1
  • 否定的なニュースはCBSで90%以上、ニューヨークタイムズで87%、ワシントンポストで83%、ウォール・ストリート・ジャーナルで70%
  • FOXニュースは否定的ニュースが52%、好意的ニュースが48%で、実態はFOXニュースこそが「トランプ氏の御用メディア」ではなく、最もフラットなメディアだった

また、違う調査機関の調査では、オバマ大統領就任後2ヵ月間、この7つのメディアは好意的なものが42%で否定的なものが20%、中立的なものが38%だったのだそうです。

調査機関や調査方法、比較の基準などが異なる可能性があるため、単純比較して良いという話ではありませんが、それでも「米大手メディアがトランプ氏を差別的に批判している」とする仮説にはかなりの説得力があると見て良いでしょう。

なお、窪田氏の議論には、ほかにも興味深い点がいくつか出てきますので、もしご興味があれば、直接『ダイヤモンドオンライン』の記事をご参照ください。

マスゴミ民主主義からの決別を!

いずれにせよ、当ウェブサイトで申し上げたいのは、「マスメディアの報道を鵜呑みに信じることは、時として危険である」、という当たり前の結論です。

もちろん、当ウェブサイトとしては、メディアの報道のすべてが間違っていて、インターネットにすべての政界がある、などと申し上げるつもりはありません。いや、むしろ「フェイクニューズ」、「いい加減なデマ」は、インターネット空間にも、数多く存在すると思います。

それよりも重要なことは、私たちひとりひとりが情報を理解する能力を高めることだと思います。

民主主義国においては、政府のレベルは有権者のレベルに依存する、などと言われることがありますが、そんなことはありません。メディアが情報を独占し、腐敗していけば、有権者のレベルが高くても、政府のレベルが低くなる、という可能性は十分にあり得るからです。

2009年9月からの3年3ヵ月の「悪夢の民主党政権」など、その典型例でしょう。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

もっとも、個人的には、この「悪夢の民主党政権」、悪いことばかりではなかったと思います。

その最たるものは、「首相なんて誰がやったって一緒さ」、といった無責任な発言が姿を消したことです。

同じ「菅」という感じを使っていても、菅(かん)直人元首相と菅(すが)義偉総理の能力に雲泥の差があるという点については、多くの人に同意していただける点でしょう(あえてどちらが上、下とは申しませんが…)。

その意味では、民主党政権の最大の貢献とは、「間違っても、旧・社会党、旧・民主党、現・立憲民主党などのような政党に政権を委ねてはならない」という国民的コンセンサスができたことだったのかもしれませんね。

新宿会計士:

View Comments (42)

  •  独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
    (なにしろ、素人考えなので)
     現代社会は、もはや二極化ではなく、多極化しています。そのため、多くの極から票を得るためには、(国内か国外かは別にして)敵をつくることで団結するしかありません。今回の米大統領選では、米メディアは、バイデン前副大統領を当選させるために、(それが事実によるものかは別にして)トランプ大統領を敵にしたのではないでしょうか。(つまり、鳩山民主党政権誕生のために、麻生総理を晒し者にしたのと、同じ手法です)
     しかし、(鳩山民主党政権を見てもわかるように)問題はこれからです。敵をつくることで団結していただけで、トランプ大統領という敵がいなくなれば、(トランプ大統領の4年間がなかったことにしろ、と同盟国に強制して)オバマ政権9年目を惰性でやっていくしか、ないのではないでしょうか。
     蛇足ですが、トランプ大統領支持者とバイデン次期大統領支持者とで、現状認識が同じなのでしょうか。
     駄文にて失礼しました。

    •  すみません。追加です。
       (日本人全部ではないと信じたいのですが)日本マスゴミ村は、誰かに正しい回答を用意してもらわなければ、何も言えないのではないでしょうか。つまり、米大統領選では、NYTやCNNが正答を用意してくれたので、安心して報道しているのでしょう。そして、日本の野党は、日本マスゴミ村が正答であると保証してくれたので、安心して総理を批判しているのでしょう。(そして、正答と信じていたものが裏切られた時は、その相手を攻撃しだすのです)
       駄文にて失礼しました。

    • 引きこもり中年さま

      >オバマ政権9年目を惰性でやっていくしかないのでは

      その可能性もあります。しかしながら当方はもっと悲観的です。すなわち BREXIT により分断膠着したイギリスの二の舞になるのではとの懸念です。
      左に捻じれる動きと、そうはさせずとする動きの間で、デッドロックする。ロックタイトが利き過ぎてしまい、内政と外交と方向性が定まらずにちぐはぐとなる。青赤の州別面積に目を奪われてはいけない。五分五分に持ち込んで「民主主義」を機能停止させろ、そんな意図があったのでないでしょうか(誰の?)

  • 巨悪組織ギャラクターと戦う科学忍者隊ガッチャマンという構図が心に浮かびました。主題歌リピートで再生されています。
    ギャラクターとは巨悪組織=国際メディア共同体=新聞記者のことです。極東支部はギャラクター東日本・築地本店とギャラクター西日本・中之島本店に分かれており、無国籍無国境の自称多様性集団の統領すなわち総裁Xの秘密指令により日夜メディアを通じてニッポン國を棄損(指導は彼らの視点)するため努力を惜しまないのです。穏やかな日差し降り注ぐ日曜日昼の妄想です。お目汚し失礼しました。

    • 総裁Xの正体がくまのプーさんかもしれないのが…
      山猫ちゃんの正体はシイちゃんでしょうか。

    • 「ベルクカッツェ=えだのん=お笑いキャラ説」が浮上したかもと

  • コメント失礼します。

     マスコミが日本国民の多数派の利益の為に働いてくれてるなら、TV新聞ラジオを真に受けても良かったんですけどね。
     でも現実はとある外国や、少数派の利益ばかり求めて動いている。それがパソコンやスマートフォンによる電脳(インターネット)の一般化でバレてしまった。バレても懲りずに同じ事続けるからどんどん嫌われてる。

     呆け老人に金や車を自由にさせると危険な様に、愚か者に強い力を与え続けるのは危険。電波料の大幅値上げや電波オークション早くやって欲しいですね。

  • ◎米国政府は、欧州のソフトウェア会社、Scytl社を急襲し、ドイツで彼らのサーバーを押収か?

    Did the US Raid European Software Company Scytl and Seize their Servers in Germany? — Company Refutes Claims?
    By Jim Hoft
    Published November 13, 2020 at 9:43pm
    ソース
    https://www.thegatewaypundit.com/2020/11/us-raid-software-company-scytl-seize-servers-germany-intel-source-says-yes-happened/

    米国政府は、ペンシルバニア州での不正選挙に使用した集計ソフトの「ドミニオン」のサーバーをドイツのフランクフルトで押収したようです。

    このサーバーを所有している会社は、米民主党とジョージ・ソロスやビル・ゲイツと密接な関係のScytlで。

    Scytl社は「世界中で電子投票システムを提供している」バルセロナに拠点を置く会社とか。

    米国政府は、集計ソフトの「ドミニオン」のScytl社所有のサーバーが不正選挙に関与していると調査で判断。
    サーバーはドイツのフランクフルトにあることが判明し、ドイツ政府に捜査許可を求めて実行され押収したようです。

    トランプ米大統領によるエスパー国防長官の解任は、この捜査への妨害を阻止する狙いであったとのこと。

    今後、Scytl社所有のサーバー及びデータの入手で、集計を停止させた指示の入力系統の解析で誰が誰の指示で票のすり替えなどの不正選挙が行われたかの決定的な証拠が得られるとされる。

    トランプ米大統領陣営のリン・ウッド弁護士が公表。

    はてさて、米大統領選挙の行方やいかに・・・

  • > 民主主義国においては、政府のレベルは有権者のレベルに依存する

    正しくは、「政府のレベルは有権者のレベルを超えることはない」でしょうね。
    上には制限がありますが、下にはいくらでも下がる可能性はあるでしょう。

    政府のレベルを有権者のレベルから想定される水準よりも下げてしまう要因(メディアの偏向等)を社会から取り除けていない時点で、
    有権者のレベルがまだその程度、という考え方もできますが。

  • 舶来報道をあがめる風潮が如何に危険であるかその片鱗を知ることのできる記事があります。

    読売新聞 ハーバード ジャーナリズム報告 2020-10-9 11:00
    https://www.yomiuri.co.jp/world/nieman/20201006-OYT8T50006/
    邦訳記事タイトル「強敵に身構える BBC」
    原文も参照できます。英文にある「challenges its role as anchor of U.K. media」はうまく日本語になっていません。この記事に含まれる図表をじっくり読み解いてみれば、アメリカ発報道を公平公正と妄信することが、如何に危険であるかはっきりします。

    • 連投すみません。
      邦訳は原文すべてでないようです。さらに、図表は原文のと「ずいぶん」違っています。強敵に身構えるなるタイトルは、米国メディアの極化分断が目ただないように捻じ曲げているのではないかと思えるほど「悪辣」です。

    • たいへん興味深いリポートのご紹介ありがとうございます。
      確かに日本語訳ではところどころ省略されているようですが(「スペイン、ごめんね」とかww)、概ね原文の趣旨を損なうようなことはないようです。でも、ちょっと面倒ですが、原文で読んだ方が筆者の姿勢というか、空気を読み取れるような気がしますね。

      さて、文中に示されていた分析は米英メディアの位置でしたが、日本で同様の分析をしたらどうなるんだろうと思わざるを得ませんでした。あくまでも個人的な印象としては、産経で真ん中より微妙に右、読売で微妙に左くらい、ポピュリズム度でいうと、全社真ん中よりだいぶ右という感じですが、さて?

  •  すみません。追加です。
     (アメリカ国民を含む)人間は、自分の感情を逆なでする現実を見ないようにする生き物ではないでしょうか。しかし、現状認識が違えば、そもそも議論そのものが成立しません。
    つまり、アメリカ国民は、(地域別に)現状認識が違う2つの集団に分かれているのではないか、ということです。
    蛇足ですが、(日本人が特にそうですが)社会的肩書があればあるほど、自分にとって都合の悪い現実は見ようとせず、それを認識せざるを得なくなったら、思考停止になって、見ようとしないように頑張るか、突然、反対側に振り切れるのではないでしょうか。
     駄文にて失礼しました。

  • あら、ロシアの選挙の場合は堂々としておりましたわよ。あそこまで来ると、不正は不正ではなく別のものです(笑)。中国の場合は選挙そのものがありませんしね(笑)。

    この醜態は不正を妨げることができない民主主義国家特有のものです。私が情けなく思うのは、不正だ〃と騒ぐ以前に、その不正を妨げることができないでいる国家体制ですの。

    マスメディアによる情報コントロール?あらだって、アメリカ国民はメディアの報道を信頼してないのじゃなかったかしら?

    トランプ政権の敗因は不正に繋がる選挙法への代替案を準備できなかったところと考えておりますのよ。反対をするだけなら、どこかの国の野党議員でもできておりますわ。そうじゃございません?

    • 心配性のおばさんさま
      北朝鮮は、選挙が有るようです。
      個人の自由が、確立している国は、左巻きの攻撃にどうしても弱くなると思います。

      • だんな様 あら、新知識(笑)。

        >北朝鮮は、選挙が有るようです。

        金正恩氏一択選挙(笑)?それも、投票者名入り?おお怖。

      • だんな様 追加です(笑)。

        >個人の自由が、確立している国は、左巻きの攻撃にどうしても弱くなると思います。

        ちょっと前にTVのニュース番組でやっていましたが、アメリカでは選挙の票集計法は州独自なのですってね。その立法は州議会が行うとか。つまり、州議会が左巻きに染まっているとありえない結果になるとか言っておりました。

        まてよ、日本においても、立法を行うのは国会でしたわね。であれば、共産党などの参政を許している日本の国会がそのような異常事態を回避していることは奇跡ですわ。

        教育?いえ、日教組による初等教育の弊害を退けている日本国民の良識ですかしら?もっとも、いつまでもつかは判りませんが。

        日本に生まれた一人として、それが続く事を切望致します。麗しき大和の国の共産化など考えたくもない。

  • 更新ありがとうございます。

    米国大統領選は混迷の色がますます濃くなっていますね。トランプ大統領が負けを認めないのは、理解出来ます。あの選挙結果、異常な投票数の伸びと選挙戦での米国マスコミの偏向報道には呆れます。

    ただ、マスコミをほぼ敵に回したのはトランプ大統領がずっと記者に対して「お前には指名してない、黙れ」「キミの社は何時も捻じ曲げて報道する」「お前とこの新聞は嫌いなんだよ」、、こんな事を平気で言ってましたからね(爆笑)。更に障害者の真似をしたり、やりたい放題です。

    しかしCNN、WP始め各社は、2016年の当選当時からトランプ大統領に批判的でした。

    バイデン氏は、ナマの発言を聞く限り、やや構音障害かなと感じます。言葉のキレも悪い。認知症が出ているのかもしれません。こんな人に自由民主主義陣営のリーダーを任せるのは不安いっぱいです。

    窪田順生氏は「日本は米国の10年後を行っているというが、この現象も然りで、アメリカのようなマスコミ不信が進行する恐れがある」とは、誠に失礼ながら周回遅れではないでしょうか。

    「日本はテレビや新聞の信頼度は、記者クラブ制度のおかげでネットに比べて非常に高い」。そうですかね?今やテレビ、新聞の視聴率、購読数はガタガタ落ちですよ。

    「日本の報道の最終的な信頼は民ではなく官が担保するという官報的な側面が強いのだ」え?それならこんだけ朝日新聞のように嘘、捏造記事は出ないでしょう。東京新聞も、そして誰も買わない毎日新聞も、酷い反日記事オンパレードです。

    あえて言うなら、日本のマスコミ、メディアは殆どが反体制、保守下げ進歩派上げなんです。産経、読売は僅かに違う角度での記事もあるが、アサッテの方を向いた見当違いの記事も多い。同じグループ内にフジテレビや日テレがあるのだから、保守一辺倒とは言えんでしょう。

    要は日本が10年遅れているんじゃなくて、日本人は既に民主党の暗黒時代を骨身に染みて理解した。自民党が政権奪還後、野党と提灯持ちのマスコミは更に酷くなり、民心を見誤っている。情弱は一定数居るが、公平な眼と偏った報道には惑わされない層が増えたというのが日本の現情ではないでしょうか。

    • > CNN、WP始め各社は、2016年の当選当時からトランプ大統領に批判的でした。

      それ以前から、偏向マスコミは民主党の都合の悪い事に隠蔽的でした。
      オバマ大統領は、口先では「核無き世界」、実際の行動では「核実験」でしたが、核実験の方は偏向マスコミでは報道されていないと思います。
      5回位やっている筈なんですが。言行不一致は民主党の伝統?

      ワシントンDCに住む友人の話では、「ロシアゲート」は当初はクリントン財団がロシアに機密を売って大金を得ていた話だった筈なのに、偏向マスコミが力ずくで、トランプ氏の話に挿げ替えてしまいました。

      今回の、投票所での票を数え終わり、不正票の必要数が判明してから不正票の作成を始めても間に合うという民主党の方式が続くなら、今後永久に共和党の大統領は登場しない様に思われます。
      不正票を作り過ぎる心配が無く、必ず僅差で勝てるというウマいやり方。

      ワクチンが完成しても、コロナウィルスが消滅する訳ではないので、次回も郵便投票を主張するでしょう。

      日本の偏向マスコミと雖も、話の挿げ替え迄はしていないのでは?
      また、プラットフォーマと呼ばれるネットメディアが露骨に反トランプ行動をとったのは、日本と様子が異なりそう。

  • 今回の大統領選挙の投票率は66.4%、2016年の55.3%と比較して11.4%も上がっています。
    ブログ主様が言う過去4回の選挙と比較して投票数が劇的に増えている原因は、当然ながら投票率が上がっているからです。
    選挙プロジェクトによると、期日前投票等は1億142万人で、うち郵便投票が6549万人、対面投票が3593万人とのことなので、期日前投票が異常に増えているのは明らかに郵便投票が導入されたからでしょう。

    郵便投票をした人の理由としては、(1)コロナ感染のリスクを避けたい、(2)州の面積が広大なわりに日本と違って少ない投票所なので金銭の問題で過去投票所に行かなかった人が郵便投票をした、が主として考えられます。

    上記(1)(2)は、民主党に有利な要因となることは事前に解っていたので、共和党は郵便投票に大反対でしたが、結局導入されて法的に認めれた投票ルールとなりました。
    不正があったか否かは定かではありませんが、事前に登録したサインと投票用紙上のサインをシステムで照合する等、不正を防ぐ仕組みはある程度導入されていたようです。
    その仕組みは十分とは言えないかもしれませんが、不正を行いうる環境下ということでは共和党も民主党も同じであり、仮に不正があった場合、民主党のサポータのみが不正を行い、共和党のサポータは不正を全く行わなかったということは考えにくいのではないでしょうか?

    以上、今回一見不自然見える投票数の増加と民主党の票の伸びは、上記要因に基づくものと推定されます、そのことは、一夜にしてドンと民主党の票が増えたこと(日本の選挙でも期日前投票の数が一挙に加算されるため一挙に得票数が増えることあり)、また投票日に投じられた郵便投票が開票の遅い段階で集計されることを踏まえれば不自然でなくむしろ自然な結果だと考えられます。
    また共和党は非都市部で強く、それらの地域は人口が少ないため開票が早く進むことも要因のひとつでしょう。

    私も、日本の安全保障を考えた場合、トランプ大統領のままの方が良いと考えますが、先入観的に不正を信じること、また大統領たる人がそれをサポータに訴えて煽り立てることは危険だと考えています。
    最悪なのは、アメリカが完全に分断化し、内乱化することであり、反米的な国々は正にそれを狙っているのでしょう。
    ロシアが未だに祝辞を送らないどころか、「大統領選挙が選挙が民主的に行われていない」とコメントするところなど、まさに証左です。
    最大の同盟国であるイギリス首相が真っ先にバイデン氏に祝辞を送ったのは、アメリカの混乱、及び混乱に乗じて悪さをする国をけん制する目的もあるのでしょう。

    • POPNPON様

      コメントに同意します。両陣営共に100%シロだとは思いませんが、選挙結果を覆すほどの不正は行えないだろうと感じます。トランプが当選する方が向こう4年安定とは思っていましたが、仕方ないかなと。
      郵便投票がそこまで多いとは思っていませんでした。データありがとうございます。

      ちなみに、郵便投票を使う層は民主党支持者が多い、とはいろいろな所で目にしますが、その背景は何なのでしょう?単純に都市部の有権者割合が上がるからでしょうか?

    • ぷら様

      >郵便投票を使う層は民主党支持者が多い、とはいろいろな所で目にしますが、その背景は何か

      当確工作により多くのエネルギーを注ぐ勢力に有利だから、でしょう。

      期日前投票を後押しすることで当選までの残り票数を推測するのが容易になります。期日前投票推進派の目的はただひとつ、数えるためです。ダウンカウントです。日本でも同じ戦術を取っている政党があります。

      • はにわファクトリー様

        ありがとうございます。ダウンカウント、なるほどと思いました。
        期日前投票者を含めた世論調査が行われ、かつ最終投票率が予測できる状況であれば、「その地域にあとどれだけ力を入れる必要があるか」は予想できそうですね。

        >当確工作
        工作というと非常に恣意的な操作を感じるので当確作戦、あたりでいかがでしょうか。

      • ぷら様

        >工作というと非常に恣意的な操作を感じるので当確作戦、あたりでいかが

        いいですねぇ(石田ゆり子ビッグくじCMを想起しながら)夢があって。

        当選「作戦本部」勇ましいです。参謀本部作戦課の求人が出たら応募したいです。そういえば民間人100人強だそうですが、某新設省庁。

        それでも「選挙工作員」も捨てがたいと思いませんか。ジャーナリストを自称すればいいだけです。ショッカー隊員服(画像検索)を着て、背中に P-R-E-S-S と大書きすればばっちり。

        工作や服務は、含意に深みと広がりがありますから、ぜひ日本語に取り入れるべきとかねがねそう感じていました。名刺にこう使います。おきなわ新聞社工作員誰のだれそれ。

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