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納得の鈴置論考「バイデンは離婚を誘発した調停委員」

早ければ本日中にも米大統領選の大勢は判明すると思われますが、ふと気になって、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏が2013年2月に上梓された『中国に立ち向かう日本、つき従う韓国』という書籍を読み返してみたのですが、シンプルに驚きます。8年近く前の書籍であるにもかかわらず、今日の日韓関係、米韓関係、中韓関係を読むうえでの日のヒントが凝縮されているからです。

なぜ鈴置論考を取り上げるのか?

以前から当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』をご愛読いただいている方であれば、「韓国観察者」である鈴置高史氏の論考を頻繁に紹介していることについてはご存じでしょう。

じつは、当ウェブサイトを訪れてくださるようになった方が増えたきっかけのひとつに、鈴置氏が関わっています。

あまりに惜しい鈴置説の「最終回」 鈴置先生に感謝します』でも紹介しましたが、ウェブ評論サイト『日経ビジネスオンライン』(現『日経ビジネス電子版』)に掲載された鈴置論考に、当ウェブサイトのコンテンツを引用していただいたからです。

その意味では鈴置氏は当ウェブサイトにとって多大なる「恩人」なのですが、ただ、当ウェブサイトが鈴置論考を頻繁に引用するのは、べつにそれが理由ではありません。

単純に、「有益だから」です。

韓国の日本に対する異常なふるまいの数々を受け、ここ数年でわが国では韓国に対する関心が非常に高まり、韓国を取り上げた有象無象のウェブサイトが、それこそ雨後の筍のように発生しました。

鈴置論考がそれらの「有象無象のウェブサイト」と一線を画しているのは、論旨の一貫性と客観性、視野の広さ、そしてそれらを有機的に統合した議論にあります。世の中がまだ「韓流ブーム」に浮かれていたころから、鈴置氏は韓国を米中という大きな対決軸で把握しようと努めてきたのです。

実際、当ウェブサイト自体を開設した2016年7月以降、鈴置論考を紹介した事例はもともと非常に多く、鈴置氏に当ウェブサイトを取り上げていただいて以降、当ウェブサイトで鈴置論考を取り上げる回数が大きく増えたという事実はありません。

というよりも、当ウェブサイトを開設する以前から、著者自身は無料で使える大手ブログサイトの場をお借りして、2010年7月以降、「新宿会計士」の名義を使ってウェブ評論を行ってきたのですが(『早いもので、ウェブ評論を始めて10年が経過しました』等参照)、かなり以前から鈴置論考を取り上げています。

中国につき従う韓国

今から8年前の著作が凄すぎる!

鈴置論考がいかに優れているか、その具体的な事例をひとつ挙げておきましょう。

2013年4月頃、某大手サイトに開設していた個人ブログで、鈴置氏の『中国に立ち向かう日本、つき従う韓国』という著作を取り上げたことがあります。

【参考画像】『中国に立ち向かう日本、つき従う韓国

(【出所】アマゾンアフィリエイトリンクより)

著作自体の出版年月が2013年2月、すなわち今から約8年前であるという事実に注目してください。

当時の日本では第二次安倍晋三政権が発足した直後であり、かつ、韓国では李明博(り・めいはく)政権の末期、朴槿恵(ぼく・きんけい)政権の発足直前期でした。

おりしも李明博大統領(当時)が竹島上陸や天皇陛下侮辱などで日本国民の反感を買った直後でもあり、また、朴槿恵氏個人が朴正煕(ぼく・せいき)の娘であることから、岸信介の孫でもある安倍総理と「うまくやるに違いない」、「日韓関係修復に動くだろう」といった期待感も蔓延していました。

そうした「日韓関係改善」という社会的な期待感が蔓延する状況のなか、鈴置氏はあえて「中国」というキーワードを使い、日韓双方が中国に対し、真逆の姿勢を取っていると、記事のタイトルで訴えかけたのです。

では、こうした世間的な「日韓関係改善」という期待感と「中国につき従う韓国」という鈴置論考、どちらが正しかったのでしょうか。李明博元大統領が破壊した日韓の信頼関係を、朴槿恵前大統領は修復しようとしたのでしょうか。

これに関しては敢えて指摘する必要などないでしょう。

2013年2月に発足し、2016年12月に弾劾訴追により職権を停止されるまでの4年弱、朴槿恵前大統領は日韓関係を積極的に修復しようと動いたようには見えません。それどころか、彼女の時代にこそ、韓国の中国化が加速しているのです。

それを、鈴置氏は2013年の時点で予言していたという事実については、社会的にもっと評価されてしかるべきではないでしょうか。

鈴置氏の「米中対立とコウモリ国家」論

さて、くだんの著作、鈴置氏の議論は明快で、当ウェブサイトなりにあえて乱暴に要約すると、次のような主張です。

韓国は、政治的にも軍事的にも経済的にも、中国の属国となりつつある。日韓関係を論じる前に、まずは米中の覇権争いという国際政治上の背景を踏まえておく必要がある」。

鈴置氏は同著の「プロローグ」で、こう記しています。

中国の空母が韓国・済州島に寄港する日が来る―。こう言ったら、日本人はどう思うだろうか。日本は沖縄県・尖閣諸島を巡り中国と鍔迫り合いを演じている。『仮想敵国の機動部隊が九州と目と鼻の先を根拠地にするなんて、いくらなんでもまずい』と考える人がほとんどだろう。(中略)『軍港が完成すれば、韓国は米国だけでなく中国の空母も受け入れる』と見る人が増える」(同P1)。

この文章、今でこそ「あぁ、さもありなん」と共感する人は多いかもしれませんが、これを2013年2月の時点では非常に少数派の認識だったはずです。それをこの時期に指摘したというのは、やはり慧眼(けいがん)と言わざるを得ません。

とくに、韓国は、曲がりなりにも「自由主義」「民主主義」「法治主義」という基本的価値観を日本と共有しているはずだと、当時の日本人の多くは信じていました(いや、現在でもそのような幻想を抱いている人は一定数存在しているのかもしれませんが…)。

しかし、鈴置氏は当時から、韓国がいわば、米国と中国の両国を手玉にとって、自国の都合が良いように両国を利用しようとしていると指摘しているのです。そして、その際、スケープゴート(ダシ)にされるのは日本です。その一例が、日韓GSOMIA(※)でしょう。

(※正式名称は『秘密軍事情報の保護に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定』)

この日韓GSOMIA、もともとは2012年6月29日に署名されるはずだったのですが、署名1時間前になって韓国側がドタキャンするという事件がありました。鈴置氏はこの背景について、韓国が中国から「日韓情報保護協定を結ぶな」と脅されたのだと指摘しています。

その具体的な証拠が、同年7月3日付の『環球時報』(鈴置氏に言わせれば「人民日報の姉妹紙で中国共産党の本音を表明する対外威嚇用メディア」、同P35)に、韓国を脅すような社説が掲載されていたことなのだそうです。

この協定はもともと、米国のお膳立て(というよりも米国の要望)により日韓間で締結されるはずだったものですが、鈴置氏の指摘によれば、韓国は中国を恐れるあまりにこの協定を締結しなかったのだと指摘しています(同P34~42)。

その際の「いいわけ」が、「日本は歴史を反省し、謝罪していない」という、いつもの歴史問題です。鈴置氏は、こう指摘します。

中国に対しては『ご指示通り軍事協定は断りました』と歓心を買った。その一方で、米国に対しては、『ご指示の通りに協定を結ぼうとしたのですが、日本のせいでできません。従軍慰安婦問題や独島(竹島)問題で日本が強情なため、我が国の左派が反対するのです』と責任を転嫁した」。(同P41)

つまり、韓国的なロジックに従えば、日韓GSOMIAの締結を見送ったことは、中国に対しては歓心を買うため、米国に対しては「反日」を材料にした正当化、というわけですね。なんと卑劣な行動だろうか、と、改めて驚きます。

都合が悪くなると「反日」

この点、韓国がむかしから、「都合が悪くなったときの反日」を多用して、日本から譲歩を引き出し続けてきたという点は事実でしょう。

この「反日カード」こそ、世界の最貧国だった韓国がいまや1人あたりGDPで日本を肩を並べるまでに成長した要因のひとつであることは間違いありません。有償・無償の経済支援、日本の歴代首相、はたまた天皇陛下からの謝罪の言葉を引き出す「魔法のカード」として機能していたのです。

ただし、ここでふと疑問に感じるのが、李明博大統領(=当時)の常軌を逸した行動です。いや、2020年11月現在までをまとめておくと、李明博政権だけではなく、朴槿恵、文在寅(ぶん・ざいいん)の各政権下の韓国が、日本に対し、それぞれに大変な無礼を働いています。

李明博・朴槿恵・文在寅の各政権下で発生した事件のほんの一例
  • ①ソウルの日本大使館前に慰安婦像設置(2011年12月)
  • ②李明博大統領の竹島上陸・天皇陛下侮辱発言・野田首相の親書返送(2012年8月)
  • ③安倍晋三総理大臣による米上下両院合同演説の妨害(2015年4月)
  • ④明治期の産業革命関連施設の世界遺産登録妨害(2015年7月)
  • ⑤釜山の日本総領事館前に慰安婦像設置(2016年12月)
  • ⑥旭日旗騒動(2018年9月頃~)
  • ⑦自称元徴用工判決問題(2018年10月30日、11月29日)
  • ⑧レーダー照射事件(2018年12月20日)
  • ⑨国会議長による天皇陛下侮辱事件(2019年2月頃)
  • ⑩日本による韓国向けの輸出管理適正化措置(2019年7月1日発表)
  • ⑪慰安婦財団解散問題(2019年7月までに発生)
  • ⑫日韓請求権協定の完全な無視(2019年7月19日に完成)
  • ⑬日韓GSOMIA破棄騒動(2019年8月22日~11月22日)
  • ⑭対日WTO提訴騒動(2019年9月11日~11月22日、6月2日~)
  • ⑮日本人に対するビザ免除措置の停止(2020年3月9日以降)

こうやって改めて眺めてみると、じつに壮観です。

ではなぜ、韓国がここまで酷くなったのでしょうか。

鈴置氏は書籍の中で、次のとおり、韓国の変化をいくつか列挙しています(ただし、以下の箇条書きは当ウェブサイトなりの要約です)。

  • 韓国の経済力が成長したことで、圧倒的な差をつけられていた日本に「追いつける」という自信が芽生えてきたこと
  • 貿易立国である韓国にとって、中国の重要度が急速に上昇していること(=日本の相対的な重要度が落ちていること)
  • その中国が、韓国(をはじめとする中国の周辺国)に対する軍事的野心を強めていること

そのうえで鈴置氏は、韓国の反日が「日本相手であれば何をやっても許される」という雰囲気に基づいたものであると指摘しつつも、不思議なことに韓国では「反中デモが生じない」という現象を紹介。

韓国の行動原理は、実は「『反日』より『恐中』で動く」(同P37)と喝破しているのです。

このように考えていくと、昨日の『ビクター・チャ氏「中国に対し豪韓はあまりに対照的」』で紹介した、「なぜ韓国の政権は民意と大きく乖離した行動を取るのか」という疑問点も氷解します。

要するに、韓国は日本や米国と同じ価値観を共有していないからなのです。

韓国は「ねずみ男」

ちなみに鈴置氏はプロローグで、次のようなたとえ話を持ち出しています。

読んでくれた知り合いの1人は『韓国って『ゲゲゲの鬼太郎』に出てくる『ねずみ男』のような国なのですね』と言った。確かに、米国たる目玉親父や、日本たる鬼太郎の側にいるようで、肝心なときには妖怪側―中国に付くのが『ねずみ男』だ。」(同P7)

なんとも失礼な話ですね。

いくらなんでも妖怪や「ねずみ男」に対して失礼すぎます。

…、というのは冗談ですが、自称・東アジアのバランサーである韓国は、たしかに「ねずみ男」にたとえるのがしっくりきますね。

ただし、くどいようですが、この書籍、執筆されたのが2013年2月というタイミングです。

そして、「反日」を「日米韓3ヵ国協力を拒む材料」に用いるというテクニックは、朴槿恵政権時代に確立されたと考えて良いでしょう。事実、朴槿恵前大統領はかたくなに安倍晋三総理との首脳会談から避けたからです。

ただし、当時のジョー・バイデン副大統領になかば脅されるかたちで、2015年12月28日に日韓慰安婦合意を取り交わし、2016年7月8日には朝鮮半島への高高度ミサイル防衛システム(THAAD)配備、2016年11月23日には日韓GSOMIAの締結に追い込まれます。

さらに、李明博元大統領は先日、収賄などの罪に問われ、懲役17年の判決が確定して収監されたようですし、朴槿恵前大統領も現在、刑事訴訟の手続が進行中で、早ければ年内にも懲役15~20年という実刑判決が確定するのではないか、といった見方もあるようです。

また、日韓GSOMIAについては昨年、日本の対韓輸出管理適正化措置に対する報復として、韓国が破棄を持ち出したのですが、これについては米国からかなり強い調子で脅されたのか、結局は破棄をひっこめてしまいました(『韓国の「GSOMIA瀬戸際外交」は日本の勝利だが…』等参照)。

そのかわり、韓国は日本の輸出管理適正化措置を「不当な輸出『規制』」だと騙り、世界貿易機関(WTO)に日本を提訴しましたし、今年7月にはパネルが設置されています。

こうした一連の流れを読むうえで必要な議論が、すでに8年前の時点で完成していたというのには、素直に驚かざるを得ません。

ジョー・バイデン、再び!?

鈴置論考「かつて韓国のウソを暴いたバイデン」

さて、11月3日は、アメリカ合衆国大統領選挙の投票日です。

厳密にいえば、時差の関係もあり、大勢が判明するのは日本時間の本日午後以降とのことであり、州によっては武漢コロナの影響もあり、集計がさらに遅れるのではないかとの観測も見られます。

個人的には2人の有力候補を比較すると、日本にとって「よりマシ」な候補は共和党の現職のドナルド・J・トランプ米大統領だと思いますし、その意味でトランプ氏には再選してほしいという気持ちもありますが、選挙は水ものですので、こればかりはふたを開けてみなければどうにもわかりません。

しかし、対立候補である民主党のジョー・バイデン前副大統領といえば、やはり、日韓慰安婦合意を取り交わすよう、日韓両国に強い圧力を掛けた人物として知られているのですが、個人的にはこの人物、「木を見て森を見ない政治家」の典型的な事例にしか思えません。

それはともかく、鈴置氏も昨日、ウェブ評論サイト『デイリー新潮』にこんな論考を寄稿しています。

かつて韓国の嘘を暴いたバイデン 「恐中病と不実」を思い出すか

11月3日投票の米大統領選挙は開票の遅れから直ちには決着がつかない見通しだ。D・トランプ(Donald Trump)大統領の再選を脅かすJ・バイデン(Joe Biden)氏は、意外にも韓国との深い因縁がある。韓国観察者の鈴置高史氏が解説する。<<…続きを読む>>
―――2020/11/03付 デイリー新潮『鈴置高史 半島を読む』より

端的に申し上げれば、「慧眼」のヒトコトに尽きます。

現時点でバイデン前副大統領が勝つのか、トランプ大統領が再選を果たすのかはわかりませんが、こうやって政治家の過去の行動を振り返るのは、大変に有益です。

といっても、本稿ではリンク先記事を転載するつもりはありません。日韓問題に興味、関心を持つ方であれば、きっとあっという間に読めてしまうはずだからです。本稿ではリンク先記事の要約と、気になった部分を2ヵ所ほど参照するにとどめます。

バイデン「米国の反対側に賭けるな」

リンク先記事、あえて乱暴に要約しておくと、次のとおりです。

韓国は表向き、『日本が歴史を反省しないこと』を理由に『日米韓3ヵ国連携』に抵抗していたが、ジョー・バイデン前副大統領は、その本当の理由が『韓国が中国をおそれているから』だと見抜き、韓国に『米国の反対側に賭けるな』と警告した」。

じつは、この記述、当時は日本経済新聞社の編集委員だった鈴置氏が日経ビジネスオンラインで折に触れて指摘していた内容と同じであり、また、これこそ鈴置氏の仕事が他者と一線を画している最大のポイントでしょう。

さて、今回の鈴置論考にも見どころはたくさんあるのですが、個人的におもわず苦笑してしまった部分を2ヵ所ほど紹介しておきましょう。

ひとつ目は、2013年9月30日、チャック・ヘーゲル国防長官が朴槿恵大統領を表敬訪問した際、日米韓3ヵ国連携を巡って、朴槿恵大統領が屁理屈をこねて話をすり替えたうえ、韓国大統領府が両者の会談内容を勝手に公表した、という「事件」です。

対話形式で再現しておきましょう(敬称略)。

ヘーゲル「日米韓3ヵ国安保協力体制のためには歴史問題を含む現実問題が適切に管理される必要がある」

朴槿恵「(歴史・領土の葛藤で)ますます退行的な発言をする日本指導部のために信頼を作れない。今も痛みを抱えている国民が、傷を受ける国民がいる。国民が共に解決する問題であって、首脳2人が座って解決できない問題だ。」

全文はリンク先記事でご確認ください。

いずれにせよ、両者の会話、改めて読み返すと壮観ですね。いつの間にか話がすり替わっているのを見て苦笑してしまいます。

ちなみに文在寅政権が退陣して朴槿恵政権のような「保守政権」が誕生すれば、日韓関係が元に戻るのではないか、といった寝言を言う人もいるのですが、米中二股外交が酷くなったのはまさにその朴槿恵政権のころだったという事実を忘れてもらっても困りますね。

バイデンは「離婚を誘発した調停委員」、納得!

また、鈴置氏はバイデン前副大統領が2015年12月の日韓慰安婦合意を巡り、自身がその「保証人」を務めたと述べた具体的な記事を示したうえで、バイデン前副大統領が「結婚生活を元に戻す調停委員」を自任していたと指摘。

しかし、慰安婦合意はその後、韓国によっていとも簡単に破られました(※実際、慰安婦財団は2019年7月までに解散されたそうです)。これを鈴置氏は、「結婚生活をもとに戻す調停委員」ではなく、「離婚を誘発した調停委員」と指摘していますが、なかなかおもしろいたとえだと思う次第です。

当ウェブサイト流に申し上げるなら、バイデン氏は典型的な「無能な働き者」なのかもしれませんね。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

もっとも、バイデン氏の仕事が、結果として「日韓の離婚」を促進する効果をもたらしたのは事実でしょうが、正直、べつにバイデン氏がしゃしゃりでなくても、日韓関係は早晩、行き詰まる運命にあったのではないかという気がしてなりません。

その根本的な要因は、「日本が加害者としての過去に向き合わず、韓国に対し反省も謝罪もしていないから」、ではありません。韓国自身が原理原則をわきまえず、敵・味方を正常に識別する能力を持っていないからです。

今回の鈴置論考を読んでいて、ふと思い出したのが、米国が2013年当時、日米韓3ヵ国の安保協力体制を構築しようとしていたという点です(実際、鈴置論考にもそのことは指摘されています)。

結局、米国は事実上、「日米韓」を諦め、「日米豪印クアッド」を中核とする安保協力体制の構築に舵を切りました。トランプ政権下で米国が「日米韓3ヵ国連携」という幻想に言及しなくなったことは、すなおに歓迎して良いでしょう。

ただし、トランプ氏が敗北し、バイデン氏が勝利をおさめるようなことがあった場合、ふたたび米国が日米韓3ヵ国連携を持ち出さないかが懸念されます。過去にバイデン氏が米中二股外交を指摘したという功績があったにせよ、認知症も疑われるバイデン氏の当選は危険です。

現在の韓国は、よりいっそう親北・親中傾向を強めていますし、かなり「あちら側」に行ってしまった韓国を引き戻すためには、かなりのエネルギーを費やします。費用対効果を考えれば、そのエネルギーはクアッド連携を強化することに費やした方が効率的でしょう。

早ければ本日にも結果が判明するであろう米大統領選については、そのような視点から眺めてみても有益かもしれません。

新宿会計士:

View Comments (28)

  • 匿名さま、archive.org グッドキャッチです。そうそう自分も当時読んでました。

    台湾海峡202X
    ▲プロローグ
    「インド海軍の空母が佐世保に寄港する日が来る―。こう言ったら、日本人はどう思うだろうか。台湾は施政権を巡り自己の存在を掛けて中国と睨み合いをやっている。『仮想友邦の機動部隊が九州を根拠地にするなんて、いくらなんでもトンでも未来では』と考える人がほとんどだろう。(中略)『インド海軍の定期往来が実現すれば、クアッドプラスの要が日本であることを世界が受け容れるのは時間の問題』と有識者は語っている」

    (かんこつだったい=かきとりくんれん、申し訳ございません)

    • クアッドが機能するためには例えばインド海軍が中国軍から攻撃された場合は自衛隊が反撃出来ることが必要だと思うのです。
      集団的自衛権は機能するのでしょうか?
      勉強不足で済みません。
      ご存知の方教えてください。

  • 感じた事を一言。

    サイト主様も鈴置氏も「韓国の住民は正常な思考回路を持っているが、日米とは異なった利害関係で動いている」と考えていらっしゃるようですが、そこが根本的に間違っているのでは?

    ご両人共に韓国の『反日洗脳教育』を甘く見すぎています。

    韓国の住民はされ少なくとも3世代に渡って幼稚園・保育園の年代から全ての教育機関で捏造された「正しい歴史」で徹底的に激情を伴って洗脳されて来た狂信的なカルト教徒のような存在です。

    『反日洗脳教育』を論ぜずに、韓国政府の個々の政策を云々するのは「木を見て森を見ず」に等しいと思います。

    • 芽島津 様へ
      仰る通りだと思います。
      「竹島は韓国領だと思いますか?」というアンケ-トに、「だって学校でそう教えられましたから」って答えるんですから。
      洗脳が上手いのか、国民がバカなのか。

    • 芽島津様

      『サイト主様も鈴置氏も「韓国の住民は正常な思考回路を持っているが、日米とは異なった利害関係で動いている』

      失礼ながら、どこにそのような事が書かれてますか?正常な思考回路を持っている?とは。

      • めがねのおやじ様、
        ご返信ありがとうございます。

        理由はサイト主様も鈴置氏も韓国の言動を「日米とは異なったゴールに向けて、韓国の利益を最大化するために論理的に計画された戦略に沿った結果」として説明されているからです。

        <新宿会計士様>
        しかし、鈴置氏は当時から、韓国がいわば、米国と中国の両国を手玉にとって、自国の都合が良いように両国を利用しようとしていると指摘しているのです。
        </新宿会計士様>

        私には韓国の言動は「考え抜かれた国家百年の計の一環としての戦略」と言うよりも『反日洗脳教育』の成果としての「反日感情に支配されたその場しのぎの場当たり的な脊髄反射行動の積み重ね」だと考えています。

        繰り返しますが、韓国の言動は「反日感情に支配されたその場しのぎの場当たり的な脊髄反射行動の積み重ね」ですので、それに一貫した論理、例えば『韓国の国益の追求』、を当て嵌めようとしてもムリです。

        「洗脳されたカルト教徒の集団」の言動を「理性的な国家・民族の国家百年の計」として分析・理解しようとするのは時間と労力のムダではないかと、私は考えています。

        • 芽島津様

          ありがとうございます。反日教育を行なって来たのは李承晩、朴正煕の時代からやってましたね。日本とは経済力で大差があったので見かけは大した事ないように繕ってましたが。それが現代は更にエスカレートしている、というのはココに集う皆さんのスタンダードでしょう。

          鈴置氏と会計士さんが「木を見て森を見ず」というのは、少し違うと思います。韓国の反日教育の酷さはとうにご存知ですよ。脳のシワ一枚一枚に彼等は擦り込まれてますから。

          それを分かった上で、米国の圧や「丸く穏便に収める」という日本人的対応、日本マスコミらの捏造報道、野党、左傾人、またそれに乗った朝鮮政府や朝鮮人を頭に乗らせてつけ上がらしたと思います。

          でも半島は日本の主敵ではありません。ブーンブーンと顔の側に寄って煩いですが、所詮主体性の無い属国根性、弱虫です。現に「関知しない」「無視」「国同士の約束守れ」を菅総理は決め込んでいて、アチラの政府は何もできない。それより、日本の正敵は中国と存じます。

          • めがねのおやじ様、
            ご返信ありがとうございます。

            <めがねのおやじ様>
            鈴置氏と会計士さんが「木を見て森を見ず」というのは、少し違うと思います。韓国の反日教育の酷さはとうにご存知ですよ。脳のシワ一枚一枚に彼等は擦り込まれてますから。
            </めがねのおやじ様>

            近年の韓国政府・国会・司法の言動を観察すると韓国式の行動パターンは、何か日本が係った問題が起こると「全て日本が悪い、何故なら日本は悪であるから」と言う客観的根拠の無い循環論法的結論が先に有り、脊髄反射的にそれに沿った言動をしてしまった後で、それを正当化する為のその場凌ぎの『証拠』(イイワケ)をでっち上げると言う事に尽きると思います。

            ここには「深慮遠謀・国家百年の計」のモティベーションは存在しません。

            哨戒機レーダー照射事件ではそのカラクリがリアルタイムで露出しましたし、自称徴用工問題にしてもタイムラインが長いだけで、同様の力学の結果だと思います。

            韓国を語る時にはその反日洗脳教育から自然に湧き出る国家・民族としての異常な行動原理を根本に置かないと、煩雑で奇怪な言動の枝葉に惑わされて、「韓国の国家・民族としての現状認識と判断・行動は反日洗脳教育に基づいている」と言う単純明快な図式が見えなくなるのでは?

            韓国国会では「親日言動」を違法化する思考統制法案が進行中だそうですが、このような国が自由民主市議国家を標榜するのは正直に言って片腹が痛いです。

            鈴置氏の素晴らしい処は「客観的に検証可能な事実を整理し、素人にはアクセスし難い国際関係の玄人の意見を織り込み、歴史的事実関係を踏まえて明晰な解説が出来る」でしょう。

            私にとって物足りないのは韓国国家・民族の異常な行動原理を「韓国の国益を韓国なりに追及した結果」と言う当たりさわりのない説明で終わらせていて、韓国の『反日洗脳教育』にも、思考統制がまかり通る全体主義的な傾向にも言及しない処でしょうか。

            <めがねのおやじ様>
            でも半島は日本の主敵ではありません。
            </めがねのおやじ様>

            100%同意します。

        • 芽島津さま
          『韓国の住民は正常な思考回路を持っているが、日米とは異なった利害関係で動いている』

          思考回路では無く、価値観の相違として議論していると、私は思っています。

          「洗脳されたカルト教徒の集団」の言動を「理性的な国家・民族の国家百年の計」として分析・理解しようとするのは時間と労力のムダではないかと、私は考えています。
          >理性的な国家、民族としてでは無く、感情的、情緒的な民族として見ていけば、彼らの行動が分かり易いという事です。
          彼らの言動を、日本人の価値観で理解する事が、大きな間違いで問題だと思いますので、それを間違い無く理解出来るようにしてもらいたいと思っています。

          • だんな様、
            ご返信をありがとうございます。

            <だんな様>
            理性的な国家、民族としてでは無く、感情的、情緒的な民族として見ていけば、彼らの行動が分かり易いという事です。
            彼らの言動を、日本人の価値観で理解する事が、大きな間違いで問題だと思いますので、それを間違い無く理解出来るようにしてもらいたいと思っています。
            </だんな様>

            100%同意します。

            私にとって鈴置氏の論考が物足りないのは、鈴置氏は「韓国人は日米と価値観や利害関係は完全には共有していないが、それなりに現状認識能力もあるし、理性的に行動しているハズ」と言う『暗黙の前提』を持っていらっしゃるように見える処です。

            確かに一人ひとりの『個人としての韓国人』についてはそれも言えるかもしれませんが、『集団として行動する韓国人』は特に日本関連の事項については洗脳教育を受けたカルト教団と見做さないと説明がつかない事がままあります。

            さらに韓国国会では「韓国与党の考えに異論を唱える事は許さない」という思考統制を目的とした劣化版の『文化大革命』が進行中ですが、鈴置氏はこのような自由民主主義の根本的基礎を脅かすよう動きについての言及をしない事も残念です。

    • 私も感じたことを徒然に(特に論争がしたい訳ではありません)

      芽島津様の「反日洗脳教育」と「中国こそメインの敵である」というご意見も一考の価値があると思います。

      しかしながらセンター試験国語を思い出しますが『韓国の住民は正常な思考回路を持っているが、日米とは異なった利害関係で動いている』の言い換え表現が「日米とは異なったゴールに向けて、韓国の利益を最大化するために論理的に計画された戦略に沿った結果」と同じ表現になるかと問われると私見ながら拡大解釈の選択肢でよくある引っ掛け問題と似ているのではと思ってしまいます。(回りくどくてすいません。つまり拡大解釈だと思います)

      また>>私には韓国の言動は「考え抜かれた国家百年の計の一環としての戦略」と言うよりも『反日洗脳教育』の成果としての「反日感情に支配されたその場しのぎの場当たり的な脊髄反射行動の積み重ね」だと考えています。というご意見も

      だんな様がよく仰られる。その局面における利益の最大化を目指しているという意見の方が適切だと思います。韓国の外交を制御している外交官は決して場当たり的ではなく、理解し悪意を持って行動していると思います。住民が制御の効かないモンスターなのは異論ありません。

      韓国には中国や日本の大久保利通とは違い国家百年の計は存在しません。しかし、碁や将棋におけるその局面における最善手を常に時の外交官は打ってきます。

      教育こそ問題だというテーゼも興味深いですが私は反日教育さえなくなれば韓国人はまともになるのかと問われると否と答えたいです。

      建国の歴史もそうですが韓国人の資質や性向、独立心のなさや依存度の高さ。しっかり殴って来る相手への恐怖心の過剰な感受性の高さも変数に加えないといけないと思います。最もその辺は芽島津 様もご理解しているかと思いますのでまぁ言わずもがな、なのかと。
      鈴置さんの論考は10年.15年経っても外れがないですし会計士様も一時のお人よしはどこへやら(そんな時代あったのか不明ですが)近年鋭さを増すばかりですので。両者とも木も見て全体も見ていると思いますよ。

    • 芽島津さま
      韓国の反日洗脳教育の影響が、現在の日韓関係を形成した最大の要因に間違いないと思います。一方で韓国の教育内容に干渉するのは、内政干渉になります。
      日本の教科書検定における近隣国条項が問題で異常な事だと思いますので、早く無くさなければなりません。
      学術会議でも明らかになりましたが、日本の教育がアカにコントロールされている事も、大きな問題だと思います。

      • だんな様、
        ご返信をありがとうございます。

        <だんな様>
        一方で韓国の教育内容に干渉するのは、内政干渉になります。
        </だんな様>
        100%同意します。

        しかし韓国(さすがに政府ではないですが...)は日本については「朝鮮高校の無償化」や「靖国神社の参拝」等、国際的には他国内で使用されている地理上の名称(例えばフランス国内の地図上の「日本海」の表示)や、米国・英国・フランス・タイ・フィリピン国内のポピュラーアートの(旭日旗を連想させる)図柄までケチをつける暴挙を繰り返しています。

        日本も民間の言論で韓国の国際的な舞台での内政干渉の暴挙と、その暴挙の源泉たる『反日洗脳教育』を表立って客観的で検証可能な事実に基づいて批判するのは構わないと私は思います。

  • 更新ありがとうございます。

    「要するに、韓国は日本や米国と同じ価値観を共有していないからなのです」仰る通りです。それをまたバイデン氏が「日米韓の枠組みに戻らせるよう日本の努力を求む」なんてノータリンな事を言い出したら、せっかくのここ数年の日本の緻密な行動が水泡に期します。

    バイデン氏になろうが、韓国は日本の生命線でもなんでも無い。友誼を形式的に保つのは、百害です。だいたい民主党政権になると、米国はロクな事がありません。日本への被害も大きいので、最後まで落選の念を日本から送ります。

  • > 費用対効果を考えれば
    半島に緩衝地帯としての本来の役割を果たさせ、米中の代理戦争で相互確証破壊 (略称 MAD。半島にふさわしい言葉ですね) させるのが一番ですが、それではラスボスの中国を倒せません。
    かつてのココムのように中国経済を切り放し (できれば食糧輸出さえも) 弱体化させるのでしょうね。その過程で養分となるのは属国の役目です。李氏朝鮮時代に戻ればいいだけの話です。
    日本は間違っても難民を受け入れたりしてはいけません。既に居着いている方々にも母国へお帰りいただく方向で。

  • アメリカ大統領選挙は、開票されても何が起こるか良く分からない状態だという事を、ホワイトハウス前の金網が象徴していると思います。
    韓国政府は、ここ数ヶ月、前回同様民主党勝利を見込んで、アメリカとの対話を行なって来たように思います。
    また、いずれが大統領になるにせよ、「日本より早く電話するニダ」が、目標になっているようです。
    バイデン氏が大統領となる場合、国務省が日米韓の防衛ラインに固執し、日韓関係に影響する可能性もありますが、いずれにせよ韓国は、米中の選択をより強く迫られる事になると思います。
    後は、よくわかんないな。

  • 皆様おはようございます。
    自分も鈴置氏の連載からここを知った者です。氏がそこまで高く評価されているということは何かあるに違いないと思って来てみたら、その通りでした。
    ブログ主様の見識の高さ、記事に対する姿勢ももちろんですが、コメントを寄せる方々のレベルの高さも素晴らしいと思います。自分などは感心しながら眺めていてそのまま終わってしまうことも多いですが、報道などで「あれ?」となった時にここに来てみたら「あぁやっぱりね」ってなったことも一度や二度ではないです。
    もちろんブログ主様やコメントされる方々の意見に全て賛成ではないですが、そういう議論ができているということがいちばん大事だと思います。
    本業との絡みもあり継続は大変と思いますが、無理なさらずできる範囲で続けていってください。

  • 芽島津様

    >韓国の言動は「反日感情に支配されたその場しのぎの場当たり的な脊髄反射行動の積み重ね」
    韓国の言動を100とすると、「反日感情に支配された・・・積み重ね」的言動が明らかに目につく割合で含まれており、この点については芽島津様のご意見に賛同します。

    しかし、韓国は所詮第二次世界大戦後に生まれた歴史の浅い分断国家ですが、朝鮮半島の歴代国家が華夷秩序に基づく「陸続きの大陸の超大国」の影響下にあった期間は数百年以上(数千年の間違いでは?)にわたり、しかも現代に至るまで脈々と続いてきています。
    広い意味での朝鮮民族とって、この「陸続きにある超大国の恐ろしさ」は「骨の髄まで染みついている」ものであり、それが全ての根底にあることを前提として、鈴置氏は「米国と中国の両国を手玉にとって、自国の都合が良いように両国を利用しようとしている」と分析しているのだと私は理解しています。

    めがねのおやじ様が仰る通り、私も「サイト主様も鈴置氏も『韓国の住民は正常な思考回路を持っている』」という主旨の主張はしていないと考えます。
    第二次世界大戦後に生まれた韓国という歴史の浅い国が、捏造による歴史をベースとした「反日教育」を実施し、芽島津様が仰るような「洗脳されたカルト教徒の集団」をまんまと作り上げることに成功した成功要因の一つとして、「陸続きにある超大国の恐ろしさ」があることはおそらく間違いないでしょう。

    (極論の域を超えないことを承知で申し上げますと)その「捏造による歴史」を「正史」とする文化は、易姓革命によって「陸続きにある歴代の超大国を打倒して生まれた新しい超大国」が、「滅ぼした超大国」の歴史を「新しい超大国」の立場で編纂してきたことに繋がるものがあります。
    易姓革命は即ち「徳を失った現在の王朝に天が見切りをつけたとき、『革命(天命を革める)』が起きる」のであり、滅ぼされた王朝は「時の皇帝が徳」を失った故に滅ぼされるべくして滅ぼされたのであり、新しい王朝は「正しい行いをした」ために建国されたことになります。よって、新しい王朝の視点で編纂された「正しい歴史」は、往々にして「新しい王朝による勧善懲悪」のストーリーが展開されることになり、それが「正史」として認定されています。

    これを「新しい王朝(韓国)」の視点で編纂された「正しい(ファンタジーな)歴史」が「正史」となると置き換えれば、その「正史」によって(反日)教育を行うことは、現王朝(韓国)にとって至極当然のことになります。
    但し、現王朝(韓国)のみがその「正史」なるものを根拠に(反日)教育を行っているのではなく、歴代の朝鮮半島国家も多かれ少なかれ同様のことを続けていたと考えることが自然です。
    その結果として、古くは白村江の戦いから日清・日露戦争に至るまで、歴代の朝鮮半島国家が原因となり、周辺国を巻き込む大きな戦争を度々引き起こしてきたことは紛れもない歴史上の史実と言えるでしょう。

    長文となってしまいましたが、現王朝(韓国)が国の存亡をかけて「国家・民族の国家百年の計」として、「コウモリ外交の何が悪い!!」と逆切れするその歴史的背景や民族性などを分析・理解しようと試みることは、日本の国益(虚々実々の外交方針を定める点)において必要であると考える次第です。

    • > その歴史的背景や民族性などを分析・理解しようと試みる
      その結果として、ますます韓国のことが嫌いになるという"正しい道"を歩めるようになります。
      しかしながら、国家の外交戦略を考えるにあたり、「好き/嫌い」で決めるわけにはいきません。どれほど理解不能であろうが、腹が立とうが、韓国が日本から最も近い隣国の一つであることは変わりません。日本としては、国益を踏まえた上で、どうこの面倒くさい隣国と向き合うのか、考えていかねばなりません。
      現時点で明らかなのは、韓国の不合理で支離滅裂な主張に対して何らかの譲歩をしても、国益を毀損するばかりであり、なにも国益に寄与しないこということです。「こちらが善意で接していれば、いつかわかってくれるはずだ」などというお花畑思考は有害無益です(これは対韓国に限りません)。その事実が少しづつ共有され始めているということが、ここ数年での大きな進歩ではないかと思います。

    • 『韓国の住民は正常な思考回路を持っている』

      電子回路に喩えると、汎用のCPUと特定用途向けのASIC・DSPでは「正常」の意味が違います。
      韓国の論理設計は、「属国として事大して生き残る」という用途に最適化されているだけで、ある意味、「正常」なのではないかと。

      • りょうちん様、

        私は『韓国脳の問題点』はCPUの基本的なハードウエア・アーキテクチャーの違いと言うよりも、『反日洗脳教育』を源とする稚拙なアルゴリズムを使ったソフトウエアにあると思います。

        私の観察するところの「韓国式対日利益の最大化=反日行動の最大化」は自分の立ち位置を大局的・客観的に弁える事が出来ない為に出口の無い袋小路に閉じ込められてしまう事が日常化していると思います。

        例えれば「反日を達成する=標高の高い処に上る」と言う命題を韓国脳では「現在位置の周りを徘徊し、平坦な方向か上り坂(ローカル・マクシマ=反日と思われる方向)の方向のみに歩く」と言うその場凌ぎ・短絡的アルゴリズムを使用しています。

        理性的でマトモなアルゴリズムを使用すれば地球上のどこから出発してもヒマラヤの山頂にたどり着けるハズですが、韓国脳のアルゴリズムでは例えば神奈川県秦野市某所から出発して忠実にローカル・マクシマのみを辿って行った結果、ヒマラヤ山頂ではなく、大山神社に到達して動きが取れなくなり、「日本が悪い、賠償を要求するニダ」と言う結果になります。

  • K国がバイデン候補の副大統領候補カマラ・ハリス氏へ女性の人権というベールを被せ、ないことないことを吹き込むことが心配です。
    痛い思いをしたバイデン候補と違って、その傷みを経験していない方なのですから。

  •  独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
    (なにしろ、自分でも『マサカ』と思うので)
     鈴置説ですが、「もしバイデン元副大統領が大統領になった場合、韓国は認知症のバイデン大統領を騙すことが出来ると、考えている」とありましたが、もしそうなら(日本とは限りませんが)他の人が先にバイデン大統領を騙して、韓国が不利になる危険性に気が付いているのでしょうか。
     駄文にて失礼しました。

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