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ドナルド・J・トランプ米大統領に武漢コロナ陽性反応

本日の「速報」です。ドナルド・J・トランプ米大統領とメラニア夫人に武漢コロナウイルスの陽性反応が出たようです。

ドナルド・J・トランプ米大統領とメラニア夫人に、武漢コロナウイルスの陽性反応が出たことが判明しました。

ひと昔前だと、アメリカ合衆国大統領の健康状態は国家機密のようなものでした。しかし、そこからそのような情報が判明したのかといえば、トランプ大統領ご本人がそれをつい先ほど、ツイッターを通じてつぶやいたからです。

Donald J. Trump

Tonight, @FLOTUS and I tested positive for COVID-19. We will begin our quarantine and recovery process immediately. We will get through this TOGETHER!
―――2020/10/02 13:54付 ツイッターより

ひと昔前であれば国家機密級の情報をみずから全世界に向けてあけっぴろげに公表してしまうトランプ氏の姿勢も凄いですが、大統領ですら感染するとは、武漢コロナ問題がいかに深刻であるかという証拠ともいえるかもしれません。

こうしたなか、まっさきに想定されるのは、投票日まであと1ヵ月に迫った米大統領選への影響です。

いちおう、トランプ氏はただちに “guarantine and recovery process” に入るようですが、常識的に考えて、 “guarantine and recovery process” には自己隔離なども含まれるでしょう。

そうなれば、予定されていた2回目と3回目のジョー・バイデン候補との討論会についても参加することはできないでしょうし、なにより、今後の遊説自体も難しいのではないでしょうか。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

もっとも、日本の場合だと「判官贔屓」とでもいえば良いのでしょうか、選挙の直前に困ったことになった人に対しては、有権者からの同情票が集まりやすいという傾向があると思います。

たとえば、2017年の衆院選でも、民進党が希望の党に抱きつこうとしたときに、排除された人たちが結党した「立憲民主党」が、結果的に野党第1党に躍進したという事例などが参考になるかもしれません(※といっても、獲得した議席は全議席の10%少々でしたが…)。

しかしながら、米国の場合だと、こうした「判官贔屓」があるものなのか、個人的にはよくわかりません。

有権者からは「自身の体調管理、コロナ感染予防が不十分だった」などと厳しく見られ、トランプ氏に対する同情票よりも批判が寄せられ、結果としてバイデン氏陣営に有利に働くかもしれません。

もっとも、「仮に第1回討論会でトランプ氏がバイデン氏にコロナウイルスを移していたとしたら、今年の大統領選はどうなってしまうのか?」など、疑問は尽きないところでもあります。

いずれにせよ、当ウェブサイトとしては、トランプ氏のご快癒を祈りたいと思う次第です。

新宿会計士:

View Comments (72)

  • 大統領のスタッフの感染があったので、よもやとは思いましたが、世界的に政治が劇場化している中でこんな事が起きるとは。
    唾を飛ばして激論する討論会ですからウィルスがまき散らされていたでしょう。あとはどれだけ感染予防に気を使ったのかの勝負ですね。
    これでバイデンさんまで感染すると大統領選挙の延期までありえますね。

  • 最近忙しくてご無沙汰したいましたが,この第1報の後急いてしたのが保有株の処分でした。この件がきっかけで,相場の方向が急変しそうな予感を感じました。選挙については,この時期に人前に2週間出られないとしたら,大打撃でしょう。ついでに,国際情勢も全部考察のやり直しです。

    • >この時期に人前に2週間出られないとしたら,大打撃でしょう。

      ここは日本が変態的にこだわって培ってきたロボット技術を駆使し、選挙用アンドロイド・トランプくんver1を秘密裏に提供するべきなのではないでしょうか。
      ん、そうすると中国もバイデンさん人形を投入してくるかもしれませんね。バイデン氏が当選しても中国への当たりはキツそうですが、トランプ氏よりマシということで。

  • まさに職場(リモートオフィスですが)でも下手をするとバイデンさんも罹患しているんじゃないかと話題になっていたところです。(あの司会者も?)

  • 70歳を過ぎますと重症化のリスクは跳ね上がります。そして死亡率も飛躍的になります。
    これまでややトランプ氏優勢かと思っていたのが、どんでん返しでバイデン氏が就任とかになれば、(どっちみち日本の路線は揺るがないのですが)対応にはまた一層の困難が待ち受ける事になるでしょう。

  • 症状が軽ければ、アビガンをガンガン飲めば大丈夫ではー?
    たとえウィルスが検出されたとしても、症状が出ていなければ100%感染したとは言えないですし。
    感染して治っていても、死んだウィルスでも検出されるらしいですし、ねー。
    もう臨床例は多数あるので、頑丈そうなトランプさんならどうってことなさそうに、思います。
    でも7日のペンス副大統領の討論会が、より興味深くなりますね!

    • 陽性確認のスタッフからの感染なら、これから数日以内に症状が顕れる可能性も高いでしょう。発症した場合、年齢を考えると重症化リスクも高いですから、早期からのアビガンは治療選択肢に当然入ってるでしょう。
      症状にもよるでしょうけど、討論会はリモートでやればいいんじゃないでしょうか。司会が発言を許可してないときはマイクオフにすればカオス化防止にもなります。マイクオフでいきり立つ口パクトランプや無音でモゾモゾしてるバイデンも、絵面的にシュールで歴史に残る討論会になること間違いなしです。

      • ケロお様
        ですねー。
        カマラ・ハリス候補をとるか?ペンス副大統領をとるか?
        74歳vs78歳なんだから、ねー。

      • >討論会はリモートでやればいいんじゃないでしょうか。

        今度は字幕付きでお願いします。

    • ちかの 様
      アビガン承認も近いという話もありますし、十分選択肢に入るでしょうね。
      トランプさんが抗マラリア薬などを盲信しないよう、最新のデータを添えた安倍さんからのお見舞いが一番必要なときかもしれません。

  • 良くないなあ、良くない。
    もうしばらくトランプ大統領に頑張って欲しい。
    バイデンに変わるとなると、またオバマ時代のようにどっちもどっちだ論で日本が譲歩しないといけないのかねえ。
    ロビー活動では明らかに韓国有利だし。
    さらに不安度が増し増した。

  • 状況を解りやすく発信する姿勢は見習わなくてはいけないと思いました。
    事実は変わらないのだし、カードを伏せたままでは味方にも不審がられてしまうのかもですしね・・。

    *一日も早い回復を願います。

  • トランプ大統領感染で急落の日経平均と、
    株価を上げる韓国総合
    (正確には、寄り付きで上げてトランプ大統領の一報にあまり影響を受けていない感じではありますが)

    市場がどの様に見ているかわかる一つの事例ですね。

    • >奇跡の弾丸様
      韓国はここ2日秋夕のお休みで、市場も開いてないかと。
      昨日東証は強制休場しましたがww

      • そういうことでしたか。
        ご指摘感謝します。

        アメリカドル 韓国ウォンのチャートを毎日ウォッチングしていて
        そこにある関係指標を見てのコメントでした。
        (いい訳ですが自分が見る時間はいつも休場なのです。)

      • 通りすがりの兵庫県民様

        そういうことでしたか。
        ご指摘ありがとうございます。

      • 東証「ちっ、狙ってたのに一日分はずしちまったぜ」

  • 個人的主観で申し訳ないのですが、バイデンさんも感染したとすれば。何となくではありますがバイデンさんの方が弱そう。もし亡くなったとすれば・・それも戦略かな?凄いな。

    • バイデン陣営というか民主党側も、喜んでいられませんね。むしろトランプのピンチヒッターはペンスということになるでしょうから、バイデン勝ち目ないのでは?
      ホントは候補選をやり直すところからですけど、時期が差し迫ってるので、副大統領をスライドさせて候補にするのが現実的対応です。

  • どんどん中国有利になりますね。
    悪辣非道だが、世の中はそんな事関係なしに変わっていきます。

    • >どんどん中国有利になりますね。

      結果として共産チャイナが有利になっているのでなくて、共産チャイナが意図して有利にしているのでは?

      北京政府や人民解放軍が今までに実証してきた悪辣さを考えれば、トランプをしょっちゅう取材しているアメリカ人の記者たちに人民解放軍エージェントらが近づいて彼らをコロナに感染させトランプにも感染させるのを目論むぐらいの工作を行うのは別に驚くほどのことではないと思います。あるいは何としても大統領になりたいバイデンの陣営の関係者が助力した可能性だってあります。

      今回の件は余りにもタイミングが良すぎる。トランプはよほど早急に回復する…しかし高齢の彼にとって早急な回復の可能性はかなり小さい…のでない限り、トランプは大統領選の運動を何も行えずに投票日を迎える羽目になります。そして世界は共産チャイナの支配層が望む暗黒ワールドへとまた一歩。

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