最近、嫌韓(韓国を嫌うこと)に関する情報発信が、インターネット上などでずいぶんと増えてきた気がします。それはある意味で当然の話ですが、単純な嫌韓では物事の本質を見落とす可能性があります。そのことを痛感させるのが、優れた韓国観察者である鈴置高史氏が提供した、「米韓同盟消滅」という画期的な論考であり、それに続く一連の分析記事です。非常にうれしいことに昨日、『デイリー新潮』にその最新稿が掲載されています。
目次
日本社会に嫌韓が蔓延するのは自然なことだが…
韓国という国の異常性が知られるようになってきたためでしょうか、ツイッターやウェブ評論サイト、個人ブログなどを覗くと、この1~2年で、いわゆる「嫌韓系」の情報発信が、ずいぶんと増えてきた気がします。
とりわけ約2年前の2018年12月、日本の排他的経済水域(EEZ)内で韓国海軍駆逐艦「広開土大王」が日本の海自の哨戒機に火器管制レーダーを照射した事件以降、それまで韓国に興味がなかったという人ですら、韓国を否定的に見るようになったのではないでしょうか。
というのも、「広開土大王」が火器管制レーダーを照射した証拠はいくらでもあるのに、韓国側は「当日は悪天候だった」、「むしろ日本が低空威嚇飛行を仕掛けた」などと見え透いたウソをつき、日本に逆ギレしてみせたからです。
100年も前の「日帝植民地の蛮行」とやらについては、まだ騙される日本人は存在しているかもしれません。なぜなら、あまりにも時代が古すぎて、日本人のあいだでも当時のことを詳しく知る人はどんどんと少なくなってきているからです。
しかし、直近に発生した事態であれば、私たち日本人も、リアルタイムでその事件の推移を見守ることができますし、本当は加害者のくせに、自分たちが「被害者」だと騙る手口についても、多くの日本人によって認識されたのではないかと思います。
そのことは、内閣府がほぼ毎年実施している『外交に関する世論調査』の結果を見ても、明らかでしょう(図表)。
図表 日本人は韓国に対して親しみを感じているか?
(【出所】『外交に関する世論調査(令和元年10月)』より著者作成)
日本人の対韓感情は、いまや対中感情、対露感情と並んで非常に悪いのです。日本社会に嫌韓系の情報があふれるのも、ある意味では当然のことです。
米韓関係と鈴置説
「嫌韓」ではダメだ!
ただ、人間関係を「好き」、「嫌い」だけで決めて良いわけではないのと同様、外交関係も「好き」、「嫌い」で論じては、本質を見誤ります。
実際、世の中に蔓延する「嫌韓系」の情報発信者を見ていると、ごくまれに、何でもかんでも「韓国崩壊」、「韓国滅亡」、「日韓断交」という過激な言葉に結び付けて議論している人もいます。
たとえば、日本が昨年7月に発表した対韓輸出管理適正化措置を巡っては、「フッ化水素、レジスト、フッ化ポリイミドの3点の輸出が止まることで、韓国経済に大打撃が生じる」、などと喜々として論じたサイトが非常に多かったことは事実でしょう。
しかし、日本政府が発表した措置は「輸出管理の適正化」であって、「輸出規制」ではありませんし、実際に日韓の貿易高についても、一部品目では落ち込んでいるものの、輸出管理適正化措置発動前後でフッ化水素などの輸出が「完全に止まった」という事実はありません。
また、気軽に日韓断交を提唱する人もいますが、現在の韓国が日本にとって、安全保障面でも経済面でも、今すぐに関係を断ち切れる状態にはないということを理解している人はさほど多くありません。
むろん、当ウェブサイトでも以前から「朝鮮半島生命線説」(韓国は日本に近い国だから、どんなコストを払ってでも、絶対に敵対国にしてはならない、とする理論)を批判してきたつもりですし、安全保障などの観点から、将来的には中韓との関係は薄くしていかねばならないと考えています。
しかし、「いずれはそういう方向に行かねばならない」という主張と、「それが可能である」という判断は、別問題です。
当ウェブサイト自身も自戒を込めて申し上げるなら、日韓関係については単なる嫌韓に陥らず、冷静に見つめていくという努力を放棄してはならないと思う次第です。
鈴置説のどこが画期的だったのか?
こうしたなか、当ウェブサイトではかなり以前から、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏の著書『米韓同盟消滅』を参考にしつつ、米韓間の関係が少しずつ、しかし着実に変質して行っているとの仮説を抱いています。
【参考】『米韓同盟消滅』
(【出所】アマゾンアフィリエイトリンク)
個人的な感想ですが、そんな鈴置論の画期的なところは、韓国を「日韓関係」ではなく「米韓関係・中韓関係」から切り取ったことにあります。
並み居る論客は「日韓関係はどこに行くのか」を中心に議論しているのですが、残念ながら、日韓関係というものを、米韓・中韓関係などから切り離して議論することはできません。というのも、韓国という国には芯がなく、韓国は常に周辺の大国からの影響を受け続けているからです。
そして、米韓同盟が消滅すれば、どうなるか。
単純に、韓国が名実ともに日本の友好国ではなくなるだけではありません。
彼らが現在、「民族の核」を持とうとしているという話題については『対韓経済制裁論と鈴置論考「韓国の核武装中立」の衝撃』でも取り上げたところですし、また、韓国が北朝鮮や中国の属国のようになってしまうことも、私たち日本、そして西側世界にとっては深刻な脅威をもたらします。
もちろん、韓国が米韓同盟を捨てて、「核武装中立」、「北朝鮮への吸収統合」、「中国への鞍替え」などの方針転換を図ることが、現実に可能なのか、という疑問は存在するでしょう。常識的に考えて、米国がそれを許さないだろうと思われるからです。
ただ、弱小民族でありながら、王朝を変遷させ、元・明・清などの大国の属国としての屈辱を味わいつつも、いちおうは国を保ってきたという彼らのサバイバル能力を過小評価してはなりません(ちなみに彼らの歴史は、自称「半万年」だそうです)。
彼らの生存戦術は、基本的に「インチキ外交」を駆使することでなされます。当ウェブサイトなりの見立てによれば、それはだいたい5つほどに分類できます(※なお、これら以外にも新たな分類を発見する可能性はありますので、お含みおきください)。
【参考】韓国と北朝鮮が大好きな5つのインチキ外交
- ①ウソツキ外交…あることないこと織り交ぜて相手国を揺さぶる外交
- ②告げ口外交…国際社会に対してロビー活動を行い、相手国を貶める外交
- ③瀬戸際外交…協定・条約の破棄、ミサイル発射、資産売却などの不法行為をチラつかせる外交
- ④コウモリ外交…主要国間でどっちつかずの態度を取り、それぞれの国に良い顔をする外交
- ⑤食い逃げ外交…先に権利だけ行使して義務を果たさない外交、あるいはドロボー外交
そして、彼らのこの「インチキ外交」がについては、冷静に眺めてみると、対中国、対米国でも展開されていることに気づきます。ただ、米国は韓国のインチキ外交になかば騙されていますが、中国は韓国よりも一枚も二枚も上手です。
このことから、やがて韓国は米国の同盟国としての地位を失うとみるのが妥当です(北朝鮮に吸収されるのか、中国の属国になるのかはよくわかりませんが…)。
相手を変えることはできない、インチキ外交の無効化を!
この点、私たち日本人の悪い癖は、「韓国(や北朝鮮)の考えを改めさせ、こういうインチキ外交をやめさせてあげよう」と言い出すことにあるのですが、これは大変な思い上がりです。
そもそも論として、韓国のインチキ外交は、私たちの価値観に照らして「良い」、「悪い」と評価すべき問題ではありませんし、自称半万年、インチキ外交を繰り広げてきた彼らのやり口を、私たち日本人のような外部者が変えることなどできっこありません。
つまり、私たちの国・日本に必要なことは、韓国(や北朝鮮)がインチキ外交を駆使する国であるという認識を置いたうえで、彼らよりも圧倒的な国力を持ち、彼らの力が及ばない国際社会において、彼らの頭ごなしに、インチキ外交を無効化する、という努力でしょう。
理想論でいえば、米国、中国、ロシアと歩調を一致させたうえで、南北朝鮮には「核兵器を持たせない」、「最新の技術を持たせない」という具合に、軍事・経済両面で日本に絶対に刃向うことができないよう、弱小国に留めておくようにすべきです。
ただ、日本や米国が朝鮮半島問題に関し、中国、ロシアと歩調を100%一致させることは、現実には困難です。これに加えていきなり韓国を経済的に焦土化することは非現実的でしょう。
したがって、当面は少なくとも米国とは強く連携し、表面上は「日韓友好」、「日米韓3ヵ国連携」を唱えつつも、まずは日本から韓国への最新技術の漏洩を防ぎ、韓国を軍事・経済両面で徐々に弱体化させていかねばならないのです。
こうした問題意識に立脚すれば、日韓関係については、また違った見え方がしてくると思います。すなわち、韓国を真に警戒しなければならないのは、現在のように「反日」を全開にしてきている時ではありません。むしろ、彼らが困り、日本に擦り寄ってくるときです。
逆にいえば、彼らが現在、日本に対して仕掛けて来ている自称元徴用工判決問題や対日WTO提訴問題などについては、状況が悪化しない限りは現状を維持し、むしろそれらを奇貨として、日本企業の脱韓国を促進するきっかけにすべきではないでしょうか。
鈴置氏「共通の敵のいない同盟の存在意義は薄い」
さて、韓国を「日韓関係」だけで見てはならないという点に気付かせてくれたのが鈴置論考の画期的なところですが、当ウェブサイトに先週掲載した『日米防衛相会談から垣間見える米韓同盟の暗澹たる未来』も、こうした視点に立ち、米韓同盟について議論したつもりです。
具体的には、先月29日に米領グアムで行われた日米防衛相会談に、韓国の鄭景斗(てい・けいと)国防部長官が「コロナ」を理由に参加しなかった、という話題です。鄭景斗氏自身、退任することが明らかになっているにも関わらず、です。
つまり、米韓同盟の破綻は、もう誰の目にも明らかになり始めているわけですが、一貫してそれを唱え続けてきた鈴置氏は昨日、ウェブ評論サイト『デイリー新潮』に、最新論考を寄稿されています。
文在寅が日米韓防衛会談を拒否、中国に忖度し堂々と米韓同盟を壊し始めた…
文在寅(ムン・ジェイン)政権が米韓同盟を公然と壊し始めた。日米韓の防衛相会議を欠席したうえ、閣僚や駐米大使が公開の席で同盟の存続を疑問視した。韓国観察者の鈴置高史氏が深掘りする。<<…続きを読む>>
―――2020/09/08付 デイリー新潮『鈴置高史 半島を読む』より
リンク先は文字数で6000文字、ウェブページ換算で4ページに及ぶ長文ですが、不思議と難なく読めてしまいます。というよりも、相変わらず「夢中で読み進めるうちに、気が付いたら終わってしまっている」、「もっと読みたい、続きが知りたい!」と感じてしまう良文です。
子供のころ夢中になったアニメ番組などで、ちょうど良いところで終わってしまい、「次回予告」を見て1週間後が楽しみでならない、という経験をしたことがある、という方も多いでしょう。誠に失礼ながら、鈴置論考を読むと、毎回その体験を思い出してしまう次第です。
さて、そんな鈴置氏の論考の詳細については、リンク先記事を直接お読みいただきたいと思いますが、ここでは当ウェブサイトの勝手な主観に基づき、最も衝撃的な部分を抜き出しておきましょう。
「共通の敵のない同盟の存在意義は薄い。それどころか韓国の場合、重荷になっていく。米中対立が深化するほどに、米国との同盟を維持する韓国は中国に憎まれるのですから。」
これこそまさに、鈴置論考の真骨頂でしょう。
米韓同盟消滅への道
中国に気を遣う文在寅政権
この「共通の敵のない同盟の存在意義は薄い」、とは、9月2日に李仁栄(り・じんえい)統一部長官が左派系のキリスト教団体を訪問した際、「米国との軍事同盟から脱しよう」と呼びかけたことに対する、鈴置氏の分析です。
というよりも、鈴置氏が一貫して指摘してきたとおり、もともとかなり極端な「親北政権」である文在寅政権が、ここぞとばかりに米韓同盟を壊しに来た、という視点で見た方が、事態は正確につかめるかもしれません。
事実、文在寅政権は日米韓3ヵ国防衛相会合への参加を拒絶しておきながら、徐薫(じょ・くん)国家安保室長は8月22日、釜山を訪れた楊潔篪(よう・けつち)中国共産党政治局員と会談をしていて、習近平(しゅう・きんぺい)中国国家主席の早期訪韓を確認したからです。
これについて、鈴置氏は、こう指摘します。
「この会談で、中韓は習近平国家主席の早期訪韓を確認しました。文在寅政権にとって習近平訪韓は政権浮揚の有力な武器。それを実現するためにも、日米韓3か国の防衛相会談には参加できなかったのでしょう。」
この見方、まったくそのとおりでしょう。
米国を利用して「核武装」しようとする?
現在、米韓同盟が壊れかけていることは事実でしょうし、これについては鈴置氏自身も、こう答えます。
「左派に限らず普通の人も、ほとんどの保守も韓国人は中国を敵に回すつもりは毛頭ない。『北朝鮮も敵でなくなった時には米国との軍事同盟は不用』との考え方は韓国でかなりの説得力を持ちます。」
ただ、米韓同盟がそのまま直線的に破綻に向かうと考えるのは、いささか性急です。こうしたなか、米韓同盟の﨑を読むうえでヒントとなるのが、鈴置氏の今回の論考でも出てくる「韓国の核武装」です。
「鈴置:デイリー新潮の「日本への毒針? 原潜保有を宣言した文在寅政権 将来は『核武装中立』で米韓同盟破棄」で指摘したように、韓国は中立化と同時に核武装する、という作戦を立てています。」
いわば、「強力な武力を持つことで、米中の対立構造に影響を受けず、韓国が中立を保つことができる」とする謎理論ですね。
では、具体的にどうやって?
まさに、米国を利用するのです。
「鈴置:安保専門家は『離米する韓国に核武装は許さないだろう』との意見で一致しています。だからこそ韓国は『米国側にいる』フリをして核武装する作戦なのでしょうが。」
じつに見え透いた、底の浅い考えですね。
ただ、こうした底の浅さも、彼らなりの「半万年のインチキ外交」がなせる業だと考えるならば、あまり笑い話で流すべきではありません。残念ながら、現在の韓国であれば、技術的には核武装は可能でしょう。なにせ、赤貧洗うがごとき北の同胞ですら、死んでも核は手放さないという覚悟なのですから。
「韓国では法律が極めて恣意的に適用されます」
こうしたなか、鈴置氏の考察には、米国に対するちょっとした苦言も含まれています。
これは、米国内で「米韓同盟は民主主義、法の支配、人権などの共通の価値に基づく紐帯関係だ」とする主張が出てきていることに対し、「『民主主義を世界中の人が追い求めている』と信じ込む米国人のナイーヴさ」が露呈している、という指摘です。
当ウェブサイトでもかつて、さる読者の方が、「米国は国力(とくに軍事力、経済力)が強いため、一流の外交術を身に着ける必要がなく、したがって米国の外交は二流以下だ」、といった趣旨のことを指摘してくださいましたが、まさにそれと同じ問題意識ではないでしょうか。
鈴置氏は、こう続けます。
「韓国では法律が極めて恣意的に適用されます(『米韓同盟消滅』第4章「『妄想外交』は止まらない」参照)。「法の支配」という点で韓国は米国よりも中国に近い。『米韓は価値観を共通する』と言われて韓国人がどこまでピンと来るか……。」
法律だけではありません。
日韓請求権協定を否定するかのような判決を平気で出すような国です。当ウェブサイトとしても、韓国が価値観を日米と共有しているとはまったく思いませんし、だからこそ、米国が韓国をいつまでも同盟国にとどめておくこと自体がリスクでもあると考えるのです。
隠れた視点はスワップ?
ただ、鈴置氏の論考を拝読していくと、こんな記述もあります。
「――親米派にクーデターを起こさせる手は?
鈴置:その可能性は極めて薄いと思います。そこまでして韓国を自分の側に置くインセンティブは米国にない。対中戦略を考えた際、軍事的に韓国はさほど重要な位置にないからです。それに、韓国の親米派に中国に立ち向かう覚悟があるか、はなはだ怪しいのです。仮に、クーデターが成功しても『親米に見えて実は従中』政権が登場する可能性が高い。」
そして、鈴置氏は米国の安保専門家から韓国に関しヒアリングを受けるたびに、これを聞かれると述べたうえで、韓国人の「離米従中」は保守派にもよく浸透しているということを、「米国人も専門家ならよくわかってきた」のではないかと述べています。
ただ、やはり米国が韓国に「お仕置き」を発動するとしたら、それは米国の対中攻撃を韓国が邪魔するときでしょう。
「制裁の程度にもよりますが、同社(※サムスン)が韓国経済に占める大きさを考えると、国全体に相当な痛みをもたらすのは間違いありません。さらにFRB(連邦準備理事会)が韓国に供給している為替スワップも停止すると思われます。これは韓国の金融市場を大きく揺らします。」
つまり、産業、金融両面で米国が韓国を締め付ける、というわけです。
もっとも、この点については当ウェブサイトの『中国は人民元スワップで韓国を支配しようとするのか?』でも報告したとおり、もしも米国が米韓為替スワップを停止しようとすれば、中国は中韓通貨スワップによって韓国を自国に取り込もうとするだろう、という予測も働きます。
まったく厄介な国ですね。
やっぱり対馬が最前線
いずれにせよ、個人的には鈴置氏が以前から提唱し続けてきた「米韓同盟消滅」が、ここにきて露骨に実現しそうになっている点を見て、鈴置氏の慧眼ぶりに改めて驚くと同時に、米韓同盟が「一筋縄で」消滅するとは限らないという点については警戒が必要と考えています。
そして、米韓同盟の消滅を望まない人は、意外と韓国ではなく、むしろ日本に(とくに外務省あたりに)たくさん存在しているような気がしてなりません。ただ、いずれ対馬が日本の防衛線となることは間違いないでしょうし、そろそろ私たち日本国民も現実を見るべきでしょう。
もっとも、米韓同盟が消滅した世界が、日本にとって悲観的なものとは限りません。
『日米防衛相会談から垣間見える米韓同盟の暗澹たる未来』でも少し触れたとおり、いずれ欧州における「北大西洋条約機構(NATO)」をモデルにした多国間・集団的防衛機能が北太平洋にも出現した暁には、日本がその要となることが想定されるからです。
個人的に今回の鈴置論考は、この「アジア版NATO」、を念頭に置きながら読むと、より一層、韓国という国が自由・民主主義同盟に所属する価値があるのかどうかを浮き彫りにしてくれるような気がしてならないのです。
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本日、PM8:00からのBSフジプライムニュースに
鈴置氏と真田氏が出演されます。
テーマは、「日本の新政権に韓国は。文大統領の対米中政策は」です。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
(なにしろ、個人的願望丸出しなので)
本日の『プライムニュース』のテレビ欄に「真田&鈴置ペアが出演」と書いてました。これはフジテレビが「真田&鈴置ペアと書けば世間一般に通用するし、そう書けば視聴率があがる」と考えたからです。もちろん、このフジテレビの考えが正しいかは分かりませんが、ということは(個人的な願望になりますが)賛成、反対は別にして鈴置説が世間に拡散していくことになるのではないでしょうか。
蛇足ですが、日本マスゴミ村のATMや野党は、「日韓関係が変わるのなら、自分が死んでからにしてくれ」と思っているのではないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
踏み絵を蹴飛ばしたことで、南朝鮮の孤立は深まりました。
最近、各国が南朝鮮に対して言うべきことを言うようになりました。インド然り。NZ然り。
その背景には、日米が南朝鮮を見放しつつあることがあると感じます(インドは自身が大国なので別かもしれませんが)。背後に両国がいないなら、あんなのに遠慮する必用などないと。
にもかかわらず、南朝鮮は斜め上から目線を続け、孤立を深めています。インチキ外交は、情報が即座に伝わる現代では見透かされているのかもしれません。
ところで鈴置論考には「韓国に供給している為替スワップも停止すると思われます」とあります。「延長しない」ではなく「停止する」です。
事態は半年以内に動くと見るのは深読みし過ぎでしょうか ?
> 背後に両国がいないなら、あんなのに遠慮する必要などない
別のところのコメントでも同趣旨のことを書きましたが、このことを一番理解していないのが韓国人です。彼らは自分たちの力だけで経済大国、技術大国になったと錯覚し、それは"世界一優秀な民族"のDNAの所産だと盲信しています。
でも、そんな虚勢はすでに多くの国で見透かされているのでしょう。NZのような小国(失礼!)にも見透かされているようですから。日米に気兼ねする必要がないのであれば、韓国なんぞに必要以上に配慮する必要などないと考える国は増えつつあるのかもしれません。
自己暗示というか自己洗脳が完了している韓国人がそれに気づく日は来ないのだろうなと思っています。たとえ国が滅んでも、認めようとはしないでしょう。世界一優秀な民族の血が許しませんので。
>世界一優秀な民族”のDNA
日本というカモを騙して世界最貧国から成り上がった「成功した詐欺師」に世界はシビアコするニダ(笑)。
インチキ外交も朝鮮半島と、さらにはその南半分の陸の孤島という地政学的な要因が強く影響した文化によるもの。仮に日本が良かれと思って助言し、それを韓国が取り入れたとしてもホロン部。
あと、世界中の人が追い求めているのは民主主義じゃなくて自由なんですよね。なんでアメリカはこんな勘違いをしているのか?
自由への大前提が民主主義な為だと思います。少なくともアメリカの認識では。
生まれながらに民主主義にどっぷり漬かっている我々世代には「こんな欠陥システム」と思えますが、英国支配で重課税にあっても権利がなかったアメリカにとっては、勝ち取った自治・選挙権(民主主義)はそれは尊いものでしょうし、それなくして自由など考えられないでしょう。欧州においても帝政・貴族政治から一歩進んだ(と思われる)ものが民主主義ですし(”革新”が100年分は古臭く、”保守”が現実的で新しい志向になっているのはこういった経緯かと思います)。
韓国はというと、楽韓さんなどでも語られているように封建制すら経ずに突然民主主義がもたらされ、文字通り流血の末に勝ち取った経験がありません。「なんか良いものらしいけどイマイチ価値がワカラン状態」です。世界一進んだ民主主義!とか自賛する割には 理解度が低い+勝ち取る過程の過酷さを知らない ので根幹のシステムをいとも簡単に放り投げます。
結果として、実際には価値観を共有せず、共通の敵を見誤り、米韓同盟が崩壊寸前になっているのは「残当」な流れです。
サムソンは、韓国から出て行く気がします。例えばインドとかに。
けん様へ
文在寅政権は、お得意の遡及立法をはじめ、あらゆる手段を使って阻止すると思いますよ。なにせ、サムスン電子は韓国にとっては「虎の子」ですから。
日本と韓国を、北朝鮮および中国と対峙するための傭兵および橋頭保としてセットで末永く便利に使おうというペンタゴン式「アジア統治お花畑構想」に加担してきた(自称)アジア情勢に詳しいご専門家さんたち、日本でも何人か名を知られていますが、は世代替わりでご隠退していただく時期ですね。
昨日の鈴置論考は、久々に良かったと思います。
間違いだと思うのは、
「米中対立が深化するほどに、米国との同盟を維持する韓国は中国に憎まれるのですから。」
の部分です。
米韓同盟が、機能不全なのは、鈴置さんも分かっていると思います。
中国は、米韓同盟を無くせと、韓国に言わないでしょう。アメリカの言う事を、聞かなければ良いのです。
本文に有る通り、韓国はアメリカを利用して、軍備を強化し、核武装まで出来れば良いと考えているでしょう。
先日F35Bを買うから、アメリカに軽空母の甲板の作り方を教わろうとしています。原潜にしても、韓国の技術だけで、既保有国レベルの原潜を作る事は出来ないでしょう。
「アメリカと同盟しながら、中距離ミサイルの配備を拒否し、対中国包囲網には、参加しない」というのが、韓国の方針だと思います。
古くは東西、最近では大陸国勢対海洋国勢という流れの中で、韓国の立ち位置が時間を遡るように変化しております。
韓国には、冊封国の呪縛を脱する力が無かったと歴史に学ぶ国家は判断しつつあるのではないかと考えております。
近い将来、韓国は海洋国勢からつまみ出される事になるでしょう。そのスピードが加速するか減速するかは韓国の政治に掛かっておりますが、減速する要素が見当たりません。
海洋国勢からつまみ出されたら、文化文明も時間を遡る事になる所までは私にも見えます。
この動きの先には、中共を筆頭とする大陸国勢の楯として、海洋国である日本は更に重要な役割(Quadはその動きの一つ)を担う事も見えてきます。
日本は、その期待に応えられるよう準備を着実に進めなければならない。
その通り、デマ・歪曲製造能力だけが優秀な韓民族は先が読めません。
核兵器を開発すれば、国連制裁になるし、中国の子分になればウイグルと同じ目にあう事がわかっていないのでしょう。もっとも、世界一優秀な民族であるという自負を持つ国民性であるため、そのような結果になるはずがないと踏んでいるのかもしれません。
どのみち秘密保持能力の無い国ですし、反日以外は分裂し、まとまる事の無い事の無い国民ですので、さっさとレッドチーム行って、中国の情報をこちらへ垂れ流して貰いたいと思います。
FNNプライムオンラインから。
安倍政権のレガシー「自由で開かれたインド太平洋戦略」で岐路に立たされる韓国の苦悩
https://www.fnn.jp/articles/-/82200
以下引用します。
アメリカのビーガン国務副長官は8月31日、インド太平洋戦略の主要4カ国(クアッド/Quad)であるアメリカ、日本、オーストラリア、インドの枠組みを、NATO・北大西洋条約機構のような公式な国際機構にする構想を明らかにした。
引用ここまで。
クアッドが、新しい枠組み=対中国包囲網です。
この記事の表題にも「韓国の苦悩」と書かれていますが、韓国がこの枠組みに加わる可能性は、無いと思います。
加わらない事で、外交上の問題が発生しても、その場その場を口先だけで、どうやって凌ぐかが、韓国の選択だと思います。
昨日の中央日報の記事です。
【コラム】米中競争の中、韓国外交は多様なポートフォリオ必要(1)
https://s.japanese.joins.com/JArticle/270010
ここに書かれている「外交的技術」というのが、「どうやって口先で凌ぐか」という話です。
対馬が最前線というのは同意し兼ねます。
日本海を挟んで全ての海岸が最前線になると思います。
1番近い所を守っておけばいいというものでも無いので。
付け刃の海軍力で日本海をわがものにする謀略が透けて見えてます。東海に名称変更しようなどという妄動からまずは粉砕するべきと当方は思っています。
更新ありがとうございます。
「嫌韓」ではなく「断韓」ですね。
駐米大使は「米国の要求を拒絶」、グアムでの「日米韓防衛相会議を欠席」、「習近平を国賓として京城に呼ぶ計画」。
あとは核爆弾開発して日本を脅す。コレが韓国最高のストーリーでしょう。核爆弾とミサイルは何としても破壊し尽くせねば。
安倍政権の最後の政策として、自国防衛のために
敵国内のミサイル基地などを直接先制攻撃できるように
なるようです。
これで、少しは、敵からのミサイル防衛能力が高まる
ことでしょう。
日本としては、長距離対地ミサイルを配備し、中国や
朝鮮半島からの恫喝に備えないといけません。
日本独自の技術を駆使した、精密な中距離ミサイル。
さらに、ステルス技術を駆使した、ステルスミサイル
などを開発し、日本を脅かそうとする敵対国の
ヤクザ根性を阻止するべきです。