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北朝鮮「年内米朝会談はない」とわざわざ発言した意味

先日、『トランプ氏の「サプライズ」、米朝会談ではなく攻撃?』で、北朝鮮問題を巡ってドナルド・J・トランプ米大統領が北朝鮮との間で「サプライズ」を演出するとしたら、「サプライズ米朝首脳会談」ではなく、「サプライズ北朝鮮攻撃」ではないか、と報告しました。こうしたなか、7月7日から9日までの日程で韓国を訪問したことに関連し、いくつか興味深い話題が出ています。なかでも、尋ねられてもいないのに、北朝鮮の独裁者の妹が「米朝首脳会談は『無益』だ」と述べた、という話題は気になります。

読者コメントに感謝!

当ウェブサイトでは数日前、優れた韓国観察者である鈴置高史氏による「米中対立で朝鮮半島問題は『コップの中の嵐』に過ぎなくなる」とする論考を取り上げました。

納得の鈴置論考「韓国は北朝鮮についていく下駄の雪」

昨日はデイリー新潮に、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏が最新論考を掲載されています。今回のテーマは非常に大きく、「米中対立で朝鮮半島が『コップの中の嵐』に過ぎなくなる」というものです。非常に長文ですが、読みやすく、かつ緻密であり、納得の論考です。ちなみに鈴置氏は本日、愛知淑徳大学の真田幸光教授とともにBSフジ『プライムニュース』に出演されるそうですが、楽しみですね。<<…続きを読む>>
―――2020/07/08 05:00付 当ウェブサイトより

そして、当ウェブサイトを運営していて良かったと思えることは、読者コメント欄を通じてさまざまな方からさまざまなご意見をいただくことができる、という点にあります。たとえば、紹介した鈴置論考では北朝鮮メディアの日本語力の低下について、さらっと

日本語におかしなところがありますが、談話の一部をそのまま引用します。このところ、北朝鮮媒体の日本語力は落ちる一方です。

と述べている部分がありますが、「だいごろう」様というコメント主の方からは、こんな趣旨のコメントをいただきました。

  • 拉致被害者の高齢化などにより日本語を教える人がいなくなった
  • 北朝鮮が日本に対して工作を仕掛ける能力・余裕がなくなった

この視点、たしかに興味深いですね。見方によっては、国連安保理決議などに基づく北朝鮮に対する厳しい制裁が、確実に北朝鮮の体力を奪っているという、地味な証拠でもあるからです。

また、当ウェブサイトの読者雑談記事でのコメントでは、「真田先生が新宿会計士ではないか」などといった書き込みもあったようですが(笑)、さすがにそれは真田先生に対してあまりにも失礼です(笑)。著者自身も鈴置、真田両氏の意見を大いに学び、影響を受けている、というだけの話です。

ビーガン特別代表の訪韓

さて、その北朝鮮関連で、いくつか気になる話題を紹介しておきたいと思います。

ひとつ目は、これです。

米国務副長官が北朝鮮外務次官を批判した翌日…米国「北はならず者国家」「CVID」言及

7-9日に訪韓したビーガン米国務副長官兼対朝鮮政策特別代表の最後に公開された声は米朝対話再開要求だった。<<…続きを読む>>
―――2020.07.10 08:50付 中央日報日本語版より

韓国メディア『中央日報』(日本語版)の記事によると、スティーブン・ビーガン米国務副長官兼北朝鮮政策特別代表が7月7日から9日にかけて韓国を訪問したという話題ですが、ビーガン氏の韓国滞在中の韓国政府当局者との面談内容については、あまり特筆すべきところはありません。

ただ、この記事のなかで個人的に注目したいのは、北朝鮮の崔善姫(さい・ぜんき)第1外務次官を名指しで「過去の考え方から抜け出せず、否定的なことと不可能なことばかりに焦点を合わせている」と批判した、という記述です。

ちなみに崔善姫次官はビーガン副長官の訪韓に先立つ今月4日、「我々は米国人と向き合うつもりはない」などとして、米朝対話を拒絶する声明を出していたのですが、このビーガン氏の発言は、なかなか興味深いところです。

なぜなら、ビーガン氏が北朝鮮の「インチキ外交」のパターンを知り、それに乗らないように気を遣っている、という様子が見て取れるからです。

当ウェブサイトでこれまでに繰り返してきた持論で恐縮ですが、北朝鮮(や韓国)は、まともに戦争をしても外国には勝てないので、たいていの場合、さまざまなインチキ外交を使って相手国を揺さぶります。これを整理すると、だいたい次の5つの類型に当てはまると思います。

【参考】北朝鮮が大好きな5つのインチキ外交
  • ①ウソツキ外交…あることないこと織り交ぜて相手国を揺さぶる外交
  • ②告げ口外交…国際社会に対してロビー活動を行い、相手国を貶める外交
  • ③瀬戸際外交…国際協定や国際条約の破棄、ミサイル発射などの不法行為をチラつかせる外交
  • ④コウモリ外交…主要国間でどっちつかずの態度を取り、それぞれの国に良い顔をする外交
  • ⑤食い逃げ外交…先に権利だけ行使して義務を果たさない外交

崔善姫次官の発言も、本当は米朝直接交渉をやりたがっているものの、相手の気を引くために、わざと「我々は米国人と向き合うつもりはない」とウソをついている可能性が濃厚です(上記類型でいう①「ウソツキ外交」)。

ただ、ビーガン氏がこうした北朝鮮の発言を「古い交渉方式はしない」と斬って捨てたことは、明らかに米国がクリントン政権やブッシュ政権の轍を踏まないように学んだ、という証拠ではないでしょうか。

訪韓日程に関する気付き

さて、ビーガン氏の訪韓・訪日について、もうひとつの「気付き」があります。それは、ビーガン氏の訪問の「日程」です。

Deputy Secretary of State and Special Representative for North Korea Biegun Travel to the Republic of Korea and Japan

Deputy Secretary of State and Special Representative for North Korea Stephen E. Biegun will travel to Seoul and Tokyo July 7-10, to meet with officials in the Republic of Korea and Japan to continue close allied cooperation on a range of bilateral and global issues and further strengthen coordination on the final, fully verified denuclearization of the DPRK.
―――2020/07/06付 米国務省HPより

米国務省は、ビーガン氏がたんに「7月7日から10日にかけて、韓国と日本を訪問する」と発表したのみですが、現実にはその4日間の訪問日程のうち、3日間を韓国訪問に充てたのです。日本に充てるのは実質、たった1日です。

これも、なかなか興味深い話です。

おそらく、ビーガン氏が武漢コロナ禍のなかで、敢えて訪韓に踏み切り、しかも3日間も滞在した目的は、まさに韓国政府関係者に直接会い、北朝鮮の非核化を巡って「釘を刺す」という目的があったのではないでしょうか。

そして、訪日については、ありていに言えば「地理的に近いから、ついでに1日だけ立ち寄り、日本政府に訪韓の想い出を語らう」というものではないかと思う次第です。

いや、もう少し厳密に言えば、韓国訪問は丸3日ではなく、ビーガン氏は7日に韓国に到着し、2泊したということでしょう。というのも、昨日時点ですでに日本に向けて出発しているからです。

米国務副長官 訪韓終え日本に出発

ビーガン米国務副長官(北朝鮮担当特別代表)は9日午後、3日間の韓国訪問を終え、日本に向けて出発した。<<…続きを読む>>
―――2020.07.09 16:54付 聯合ニュース日本語版より

夕方に韓国での用事を済ませてさっさと日本に向かって一休み、といったところでしょうか。

金与正「米朝首脳会談は『無益』」

さて、その一方で北朝鮮の独裁者・金正恩(きん・しょうおん)の妹である金与正(きん・よしょう)が、なにやら気になる発言をしています。

金与正氏 米朝首脳会談「無益」=年内開催を否定

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長は10日<<…続きを読む>>
―――2020.07.10 07:04付 聯合ニュース日本語版より

韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)によると、朝鮮中央通信は金与正が「朝米首脳会談のようなことは今年中には起きないと思う」との談話を出したと伝えたのだそうです。聞かれてもいないのに「年内は会談ができない」と述べるというのも、何だか気になりますね。

先ほどの「5つのインチキ外交」ではありませんが、北朝鮮(や韓国)はウソツキ外交、瀬戸際外交などが大好きですが、そのわりに、行動は驚くほどワンパターンなので、ある意味ではわかりやすい国です。

トランプ氏が11月の大統領選で再選されるかどうかがわからないという状況で、様子をみておきたい、という目的もあるのかもしれません。あるいは、「お兄ちゃんがもう三途の川を渡って閻魔大王様に遭いに行ってしまった」という事情でもあるのでしょうか。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

もっとも、『トランプ氏の「サプライズ」、米朝会談ではなく攻撃?』でも触れましたが、もしも米国が北朝鮮外交で「サプライズ」を演出するなら、「サプライズ米朝首脳会談」ではなく、「サプライズ北朝鮮攻撃」ではないでしょうか。

名目はいくらでもありますが、わかりやすいのは、北朝鮮が米国との2018年6月の約束を守らないこともさることながら、待てど暮らせどCVID(※)方式の核放棄に応じないことなどもその理由になり得るかも知れません。

【※「CVID」とは、「完全な、検証可能な、かつ不可逆な方法での廃棄」(Complete, Verifiable and Irreversible Dismantlement)の略】

実際、このCVIDという表現は、先日行われた日米豪3ヵ国防衛相会談(※テレビ会談)でも改めて強調されていました。

日米豪防衛相会談共同声明(仮訳)

2020年7月8日、リンダ・レイノルズ豪州国防大臣、河野太郎日本国防衛大臣及びマーク・エスパー米国国防長官は、三カ国防衛相テレビ会談を開催した。<<…続きを読む>>
―――2020/07/08付 防衛省HPより

このCVIDという表現、久しぶりに見た気がします(しかも、「日米韓」ではなく「日米豪」という構図が見えたのも興味深いところですね)。

なにより、香港国家安全法問題や東シナ海・南シナ海問題などで米中対立が深まるなか、米国にとっては北朝鮮をこれ見よがしに攻撃することで、中国を震え上がらせ、牽制するという効果も得られるかもしれません。

武漢コロナ禍で支持率低迷にあえぐトランプ氏にとっては、北朝鮮という「無法国家」と対決することは、「強い大統領」を演じるうえでも、米中対決の「前哨戦」としても、、非常に効率的ではないかと思う次第です。

新宿会計士:

View Comments (23)

  • >あるいは、「お兄ちゃんがもう三途の川を渡って閻魔大王様に遭いに行ってしまった」という事情でもあるのでしょうか。

    ヘル朝鮮を旅立ってリアルヘル滞在中なのかもですね。
    長期滞在と言うか永住?

    • >武漢コロナ禍で支持率低迷にあえぐトランプ氏にとっては、北朝鮮という「無法国家」と対決することは、「強い大統領」を演じるうえでも、米中対決の「前哨戦」としても、、非常に効率的ではないかと思う次第です。

      トランプ大統領の「マッチョ」は分かり易くて、アメリカ社会にとって馴染み深そうな気がします。

      オバマ大統領には「マッチョ」が基本的に無くて、対テロでの精密爆撃とかを考えると「フォックス」?
      (ちなみに、フォクシーは「色っぽい」という意味もあるそうです)

      南北朝鮮は「チキンホーク」かなと。

      日本は…「ミツバチ」?

  •  独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
    (なにしろ、自分で自分を勘違いしそうなので)

     北朝鮮が年内の米朝首脳会談を否定したのは、韓国に対して、「これが
    最後のチャンスだ。北朝鮮制裁緩和のための米朝首脳会談をセッチングし
    ろ。ただし、アメリカ側の相手は、トランプ大統領ではなく、次期アメリ
    カ大統領でもよい」と言っていると、考えるのは考えすぎでしょうか。

     蛇足ですが、アメリカのボルトン元大統領補佐官の暴露本が出た以上、
    この本がトランプ大統領の行動に影響する可能性もあります。(もっとも
    文大統領が、トランプ大統領に「もう一回、米朝首脳会談をやれば、次期
    アメリカ大統領選での再選が確実になる」と信じ込ませることが出来れば
    米朝首脳会談の実施も、あるような気がします)

     駄文にて失礼しました。

    •  すみません。追加です。
       日本政府が「イージスアショア停止の代わりに、(北朝鮮向けか、中国
      向けかは別にして)在日米軍の中距離核ミサイル配備を、発射時の日本政
      府の関与を条件に(そのための費用込みで)認めた」と、考えるのは考え
      すぎでしょうか。

       スレ違いで申し訳ございません。

  • 北朝鮮と中国の工作員は、既に日本国内に沢山居るから、北朝鮮が日本語を話せなくなっても、無関係だと思います。
    北朝鮮がアメリカと年内に話をしないと言ったのは、国内向けアメリカに強い姿勢を見せる為と、トランプ大統領が大統領選で不利な情勢で、トランプ大統領が会いたいと言った時に、譲歩を引き出す為だと思います。
    また、中央日報の記事の
    ビーガン副長官は9日午前、青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)で新任の徐薫(ソ・フン)国家安保室長に会った。青瓦台は報道資料で「徐室長はビーガン副長官が米朝対話の再開に専念していることを高く評価し、関連の努力を続けていくよう求めた」とし「ビーガン副長官は米朝間の対話再開の重要性を強調し、我々と緊密な協調体制を維持することにした」と明らかにした。
    の部分は、韓国政府が毎度の、嘘発表をしているのでしょう。韓国が米朝協議をさせたいのは、アメリカに譲歩させたいと同じ意味で、それを内外に発信しているのでしょう。
    アメリカのスタンスは、「対話での解決に努力しているという形作り」だと思います。ワシントンや日米豪でCVIDという話しが、出てくる事から、米韓協議は、噛み合わない内容で有ったことが、想像されます。

  • 兄と妹で政権に対する役割分担をしてたとして、明らかに米朝首脳会談の開催是非についての権限はお兄ちゃんにあるはずで、これに対する発言を妹さんがされたなら、お兄ちゃんから少なくとも権限はなくなっていると考えるべきでしょう。せめて妹さんの口からは「兄からの伝言」としてしか言えないのが普通で、自分で言い切っちゃうのは権限もすでに妹にあると思うべき。

    生きてはない居なさそう。お兄ちゃん

  • 韓国や北朝鮮にとって、自分たちの核保有は自分たちの独立を護るためのものかも知れない。さらには一歩進んで、日本と対等か以上に渉り合うためのツール。だが、米中の視点ではまた別のはず。

    先ず米国の視点; 半島の核武装を許せば、日本の核武装、即ち安保面含めた日本完全自立を容認せざるを得なくなり、それは最も避けたいはずだ。何故なら、米国の西側で最も侮りがたい敵になり得るのが日本だからである。そのことは、WW2での日本との激戦体験で身にしみている。それ故、戦後の日本に対し、安保面で「去勢(戦争放棄憲法の押しつけ)」を施し、自兵力を駐留させ続けている訳だ。また、経済的に米国をしのぐかに見えれば、通商摩擦・通貨戦争などを惹起し手荒にその芽を摘んできた。米国のこの、対日戦略の基本は大統領が交代くらいでは変わらないものだと思う。

    中国の視点; もう少し複雑だろう。米国同様、日本の国家としての独り立ちは、中国が、東アジア・西太平洋で覇権を握る上での最大の障害である。米国の軍事力を、本国から遠く離れた西太平洋から排除するのは可能かも知れない。しかし日本はそこが領土・領海であり死活がかかっており、簡単には諦めないだろうから排除が困難だ。しかも、強力な海・空の通常戦力を有しており、それに核戦力までが加われば、いかに大兵力の解放軍といえども迂闊には手が出せない。

    さらに中国の場合には、半島の核は中国をも標的にする点を忘れることができない。長い付き合いで、半島人が服従するのは「力」だけであることは十分承知している。それ故、半島人には究極の力である核を絶対に持たせてはならないのである。もし弱みを見せれば、いつでも牙をむいてくることは、近年の韓国の対日攻勢で十分証明されているのだから。従って、最悪、この地が統一されるにしても核廃棄が絶対条件となるはずだ。

    ということで、米中は覇権争いしつつも、半島の非核化に関しての利害は、多分、一致している。その最大の狙いは、日本の安保的自立、ひいては真の独立を阻止する事である可能性がある。従って日本が、真の独立を果たしたい、或いは北朝鮮の核を排除したいのであれば、そのような米中の思惑を上手に利用すべきであろう。その第一歩は、日本の憲法改正や必要であれば核武装も辞さないという世論を盛り上げることだろう。実際にするかとは別に、そのような論争が始まるだけでも日本の交渉力強化につながるはずだ。

    • はぐれ鳥様へ

      仰るように、半島の核容認は日本の核武装容認に繋がりそうです。
      但し日本独自の核とは限らなくて、米の核持ち込み容認(を迫る)という事になりませんか?
      米がおいそれと日本に核を持たせるとは思えないのですがね?

      • 門外漢様

        レス有難うございます。
        米国は、日本の核武装止むなしの情勢になれば、当然そのように言い出すでしょう。でその場合、日本は、その核を交渉カードにするにせよ、いちいち米国の同意が必要です。なので、交渉カードとしての効力はかなり減殺されます。また当たり前ですが、それは米国向けカードにはなり得ません。ですから、核保有と言ってもかなり制限された形になります。それでも、全く無いよりはましかも知れません。それが、タタールのくびきならぬ「米国のくびき」っていうことです。いつまでになるかは分かりませんが、日本は臥薪嘗胆するしかないでしょう。

    • はぐれ鳥様のご意見に共感します

      日本は憲法改正と同時に核武装論議をすべきと、古くから米国知日派や日本有識者が提言ていました。つまり日本の国防は、38度線に有ったものが対馬まで後退する所謂アチソンラインの事ですが、国防戦略は古典的にも現世に於いてもこの一点しか無い事を、1910年当時の日韓併合(※動乱が絶えない半島の鎮静化)の歴史的意義から既にに証明されています。日本は独自(価値観の共有国と相互の概念で単独とは違う)に国を守る術を持たなければ破滅しかねない思います。

      ※半島固有の悍ましい朝鮮儒教と周辺国の関与

      • もう駄目あの国様

        共感いただき恐縮です。
        このような場を通じ、少しでも日本の安保議論が盛り上がっていけば良いなと思います。
        機会があれば、またご教示ください。

  • トランプ氏は選挙対策だろうね。
    北は制裁緩和狙い。
    ただそれだけのことでは。

  • 金与正女帝さまも国際社会から構って欲しくてしょうがないのでしょう。

  • 毎度お馴染み、ちり紙交換です
    反日、反米、必要のない南朝鮮
    などがありましたら声がけ下さい

  • 今回の「CVID」は、内容がより包括的になっています。

    当初
    「CVID」(Complete,Verifiable,Irreversible Denuclearization)
     完全で検証可能かつ不可逆的な非核化

    2018ポンペイオ国務長官訪朝時
    「FFVD」(Final, Fully Verified Denuclearization)
     最終的かつ完全に検証された非核化

    今回
    「CVID」(complete, verifiable, and irreversible dismantlement of its weapons…)
     完全な、検証可能な、かつ不可逆的な方法での大量破壊兵器及び
     あらゆる射程の弾道ミサイル計画の廃棄を達成するための明確な手段

  • せっかく中の人が非常に良い人認定してくれたのに、ビーガンちゃんったらイケズ。アメリアからいい人がいなくなっちゃいました。びっくりです!

    >北朝鮮が大好きな5つのインチキ外交

    「北」いらないですから。

    >聞かれてもいないのに「年内は会談ができない」と述べるというのも、何だか気になりますね。

    南朝鮮に対する牽制ですね。北には南が画策する米朝対話は南が支持率を維持する行為にしか見えてないんでしょう。正直、ソチ五輪で安倍ちゃんの話をキム・ヨンナムが聞いてれば、北にとっては今よりずっとマシな状況になっていたと思いますが。まあ、平昌五輪で南側の自国領に踏み入れることができた方が冥土の土産になるのならそれでもいいですけど。

    >東シナ海・南シナ海問題

    これを米中問題にするのは正直日本の敗着ですね。米国をバックにした日本がASEANの矢面に立つのならともかく、これを米中の覇権問題にしては当事者の東南アジア諸国は誰もついてきてくれないでしょう。トランプならともかく民主党政権ならなおさらです。米国はあくまで制御の効かない用心棒であるべきで、日本はあくまでASEANの立場を代弁するべきです。

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