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韓国が盗んだ仏像は日韓スワップの「身代わり地蔵」か

今から約8年前に発生した、韓国人窃盗団による仏像の窃盗事件が、いまだに尾を引いています。韓国は日本から盗んだ仏像を、いまだに返していないのです。日本には「ウソツキは泥棒の始まり」という格言がありますが、この格言の正しさを今さらながらに噛み締めてしまいます。ただ、昔話の『身代わり地蔵』ではありませんが、見方を変えれば、この仏像窃盗事件が解決しない限りは、結果的に日本としては日韓通貨スワップなどの金融・経済支援を韓国に与えることができない状況が続くこともまた事実でしょう。

食い逃げ外交の韓国

文在寅政権が木端微塵に破壊する日韓の信頼関係

以前より当ウェブサイトにてときどき取り上げてきたとおり、文在寅(ぶん・ざいいん)政権下の韓国は、日本に対してさまざまな不法行為を仕掛けて来ました。思いつくまま列挙しておくと、そのおもなものだけでも、たとえば次のようなものがあります。

文在寅政権下の韓国が日本に仕掛けて来たこと
  • ①旭日旗騒動(2018年9月頃~)
  • ②自称元徴用工判決問題(2018年10月30日、11月29日)
  • ③レーダー照射事件(2018年12月20日)
  • ④国会議長による天皇陛下侮辱事件(2019年2月頃)
  • ⑤日本による韓国向けの輸出管理適正化措置(2019年7月1日発表)
  • ⑥慰安婦財団解散問題(2019年7月までに発生)
  • ⑦日韓請求権協定の完全な無視(2019年7月19日に完成)
  • ⑧日韓GSOMIA破棄騒動(2019年8月22日~11月22日)
  • ⑨対日WTO提訴騒動(2019年9月11日~11月22日)
  • ⑩日本人に対するビザ免除措置の停止(2020年3月9日以降)

このうち日本政府はとくに②の自称元徴用工問題や、これに付随する日本企業の資産差押え問題などを巡り、「韓国は国際法を守れ」、「日本企業に不当な不利益が生じたら対抗措置を講じる」、などと言い続けている状況ですが、それだけでは不十分です。

なぜならば、万が一、韓国側がこの「②自称元徴用工問題」で誠意のある措置を講じたとしても、それ以外の不法行為があまりにも多すぎて、しかも、これらについては現時点に至るまで、なんら解決が図られていないからです。

たとえば、2018年12月のレーダー照射事件は、まかり間違えば戦争にもつながりかねない、非常に行為でもありました。しかし、韓国政府は現在に至るまで、レーダー照射について日本に適切な謝罪も関係者の処分も再発防止策も講じていないだけでなく、その事実を認めていないほどです。

いずれにせよ、こうした状況自体、現在の日韓の膠着状況については日本の側から改善しようとせず、タイミングを伺いながら「自然消滅」に持ち込むという考え方(『日韓関係を「自然消滅」させるというアイデア』等参照)にも説得力が生じてくるゆえんです。

「反日」は文在寅政権のみ?いえいえ、違います!

ただ、冷静に考えていくと、これらの多くは2018年秋ごろから2019年夏ごろに集中しており、私たち日本国民のなかには、「日韓関係が悪化し始めたのは文在寅(ぶん・ざいいん)政権下の韓国があまりにも多くの反日を仕掛けて来たからだ」、とする印象を抱いている人も多いのではないでしょうか。

実際、内閣府が公表する『外交に関する世論調査』(令和元年度)によれば、韓国に対し「親しみを感じる」と答えた割合は26.7%しかなかったのに対し、「親しみを感じない」と答えた割合は71.5%と、この調査が始まって以来初めて7割を超えました。

これについては『【速報】「韓国に親しみ感じない」が初めて7割を超過』でも触れたとおり、悪感情としてはロシア、中国ともさほど変わらない水準です。

だからこそ、日本国内でも「韓国の保守派は態勢を立て直し、文在寅政権の反日に歯止めをかけてほしい」、といった主張が出てくるのでしょう(『日本が本当に警戒すべきは韓国の左派ではなく保守派だ』等参照)。

しかし、「文在寅政権が倒れれば、韓国は親日国になるに違いない」、という考え方は、大きな間違いです。

歴史に学ぶなら、日本国内で当初は「親日派政権」と期待されていた政権が、あとになって日本に「恩をあだで返す」ような行為をしてきたという事実を振り返っておく必要があります。

その典型例が、李明博(り・めいはく)元大統領です。

彼は企業人出身で「CEO大統領」などと呼ばれ、また、自身が大阪生まれということもあり、「親日派」として前任の盧武鉉(ろ・ぶげん)政権下で傷ついた日韓関係の修復に踏み切る、との観測が日本国内でも見られました。

たとえば、李明博「前ソウル市長」が2007年の大統領選に立候補する前の2006年11月に訪日した際、当時の安倍晋三総理大臣と会談し、日韓関係について意見交換したうえで「未来志向での日韓問題解決」などと提唱しました。

訪日の李明博前ソウル市長、安倍首相と会談

―――2006/11/10 17:56付 Wow!Koreaより

また、次の朝日新聞デジタルの記事(日付不詳、おそらく文中から2008年2月ごろの記事と思われる)でも、この人物は「成熟した韓日関係のためには、謝罪しろ反省しろ、という話はしたくない」「歴史問題は専門家が討論すればよい」、などと述べていたようです。

「繁栄」の代償 今なお歴史摩擦

―――朝日新聞デジタル日本語版より

個人的には当時の空気を覚えていますが、「李明博政権で日韓関係は謝罪外交から脱却する」、「今度こそ未来志向の日韓関係が成り立つ」、といった期待感が、日本側に高まっていたのではないでしょうか。

日韓通貨スワップを「食い逃げ」した李明博政権

では、この李明博政権が実際に何をやったのか。

2011年10月、東日本大震災の後遺症で大きく傷ついているにも関わらず、日本は韓国に対し、ドル建て・円建てあわせて700億ドルという非常に巨額の通貨スワップを提供しました。もちろん、その目的は、欧州債務危機のさなか、金融システムが脆弱な韓国経済を支援するためです。

いわば、日本は自国も苦しいなかで外国を助けるというのは、本来ならば、非常に大きな決断です(ちなみに日本側で政権を担当していたのは民主党の野田佳彦首相(当時)でした)。

しかも、韓国は日韓通貨スワップが存在する場合、為替介入により自国通貨の価値を引き下げるような為替介入(自国通貨売り介入)を常態化させるため、この通貨スワップは結果として日本の産業を潰しかねないものでもありました。

日本がここまでして韓国を助けてあげたことで、果たして韓国は日本にひとことでも感謝をしたのでしょうか。

「野田スワップ」受領後の食い逃げ
  • 12月14日…市民団体がソウルの日本大使館前の公道上に慰安婦像を設置する
  • 12月18日…京都で行われた日韓首脳会談で李明博が野田佳彦に対し、いきなり慰安婦問題を蒸し返す
  • 8月10日…李明博がわが国固有の領土である島根県竹島に不法上陸する
  • 8月14日…李明博が天皇陛下(現・上皇陛下)を侮辱する発言を行う
  • 8月23日…韓国政府、野田佳彦が李明博に送付した親書を郵便で送り返す

(※文中敬称略)

いかがでしょうか。

過去の歴史問題を蒸し返し、わが国で尊敬され、敬愛されている人物を侮辱し、外交上も無礼の限りを尽くすという行為を働いたうえで、日韓関係をぶち壊して退任して行ったのです。

韓国観察者の鈴置高史氏の言を借りれば、まさに「食い逃げ外交」でしょう。

実際、先ほど引用した『外交に関する世論調査』を眺める限り、韓国に対する感情が悪化した瞬間は、2回あることが確認できます(図表)。

図表 日本人は韓国に対し親しみを感じているか

(【出所】『外交に関する世論調査』より著者作成)

1回目は2012年10月の調査、2回目は2019年10月の調査ですが、ここでピンときた人は鋭いと思います。2012年の対韓感情の悪化の原因を作ったのが、まさにこの李明博政権による韓国の日本に対する侮辱行為の数々だったと考えられるのです。

仏像と韓国

「仏像を返せ!」

さて、こうしたそうそうたる不法行為の陰に隠れ、最近はあまり報じられないものの、非常に重要な事件のひとつが、「対馬仏像盗難事件」です。これは、2012年10月、対馬の神社・仏閣から仏像や仏典などの財宝が韓国人の窃盗団により盗まれ、韓国本国に持ち込まれたという事件です。

何が異例かといえば、『仏像が韓国のもの?韓国市民団体主催の呆れた討論会 ほか』でも触れたとおり、犯人グループが摘発され、窃盗品の一部は押収されたものの、その仏像がいまだに日本に返還されていない点にあります。

なぜなら、韓国の「瑞山浮石寺(ずいさんふせきじ)」という寺がこの仏像に対する所有権を主張していて、いまだに韓国で仏像が留置されている状況にあるからです。

しかも、この「瑞山浮石寺」側の主張が呆れます。

この仏像が、「1330年代以降、倭寇が仏像を保管していた瑞山浮石寺の同意もなく略奪していったもの」だ、というものだからです。

しかも、関連する報道などをいろいろ調べてみたのですが、彼らが「1330年代以降に奪われた」などと主張しているわりに、具体的に「西暦何年にどういう経緯で日本に渡ったのか」、といった立証がなされている気配もありません。

それなのに韓国側ではいまだに裁判が続いているのです。

ちなみにこうした韓国側のムチャクチャなロジックが国際法として成り立つならば、たとえばエジプト人が大英博物館やルーブル美術館などから自国の文物を窃盗し、エジプト本国に取り戻す、といったことだって可能であるはずです。

つまり、「盗まれた仏像を返さない」という韓国の国を挙げた行為は、まさに、韓国が国際秩序を積極的に破壊しているのとまったく同じことなのです。

日本語で「ウソツキは泥棒の始まり」という格言があります。

レーダー照射事件のときにも明らかになったとおり、すでに韓国はれっきとした「ウソツキ国家」ですが(『月曜の韓国メディアの反応と「ウソツキ国家への対応」』等参照)、その意味でも昔から日本に伝わる格言の正しさを痛感せざるを得ないのです。

中央日報「略奪した日本が…」

さて、どうしてこんな古い話を持ち出したのかといえば、昨日、その続報が出て来たからです。

略奪した日本が「返してほしい」…日本から盗んできた金銅仏像の所有権で紛争

窃盗犯が日本の対馬から盗んできた高麗時代の仏像の所有権をめぐる控訴審裁判が再開された。
<<…続きを読む>>
―――2020.05.03 13:21付 中央日報日本語版より

韓国メディア『中央日報』(日本語版)に掲載された記事では、タイトルに「略奪した日本が」、とあります。まるで「日本が加害者、韓国が被害者」であるかの言い草ですね。

しかし、勘違いされては困るので、この際、ちゃんと申し上げておきますが、「略奪した側」は韓国であり、「略奪された側」は日本です。敢えて韓国メディアが大好きな表現を流用すれば、「加害国は韓国、被害国は日本」なのです。

それはさておき、中央日報によれば、この仏像については1審で「もともと仏像があった韓国の寺の所有を認めたが、国に代わって検察が控訴し2審が進行中」であり、昨年6月25日に弁論準備手続を終えてから約10か月ぶりの先月28日に控訴審公判が開かれた、とするものです。

さらに驚くべきことは、この韓国人によって盗み出された仏像は、「保存処理がされておらず損傷が進んでいる」という状態なのだとか。

自称元徴用工問題と、構図はまったく同じ

さて、貴重な文化財でもあり、かつ、多くの人の信心を集めて来た仏像が、韓国人窃盗団により奪われ、いまだに日本に戻れず、ずさんな管理により損傷が進み続けているという状況は、もはや「韓国の国を挙げた日本に対する不法行為」と呼ぶのが適切でしょう。

こうしたなか、日韓関係が今ほど悪化するまえであれば、得てして日本国内にも、こんな主張をする勢力が出て来たのではないでしょうか。

仏像が盗まれたのは確かに残念だ。しかし、日韓両国の経済規模に照らせば、仏像に大した金銭的価値はない。日韓は歴史的に微妙な問題を抱えており、仏像1体の所有権を韓国に譲ることで日韓関係を円滑に進めることができるのならば、この問題に関しても日本は韓国に譲歩すべきだ。

当ウェブサイトをご愛読下さる皆さま方ならば、「何をバカなことを!」と一笑に付すかもしれません。

しかし、この一見すると馬鹿げた主張にこそ、私たちは警戒せねばなりません。仏像を日本から窃盗し、それを日本に返さないこと自体、「韓国による国を挙げた不法行為」だからであり、「金銭的価値があるかどうか」の問題ではありません。

もしもこれを許すのならば、韓国人が日本で行うありとあらゆる窃盗行為が許されるということであり、韓国が国を挙げて日本の利益を侵害するのを許す、ということです。その意味で、この仏像問題も、まさに自称元徴用工問題を含めた日韓間の諸懸案と、構造はまったく同じだといえるのです。

身代わり地蔵

さて、個人的に宗教を信じているというわけではありませんがここから先は、若干オカルト的なことを申し上げておきましょう。

歴史的に仏像がいかなる経緯で日本に渡ってきたのかについては、必ずしも明らかになっているわけではないのですが、ただ、長らくのあいだ仏像自体が日本に存在していたということ自体、何か「縁」のようなものを感じます。

そして、韓国人窃盗団、韓国の寺院、韓国の裁判所などが働いているのは、まさにこうした「縁」を破壊するような行為であり、仏罰が下るような気がしてなりません(※個人的感想です)。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

日本昔話のひとつに、『身代わり地蔵』とういものがあります。

これは、刀で切りつけられた人間の代わりにお地蔵様が傷つき、人間は無事だった、という不思議な物語なのですが、これを「昔の迷信に基づく与太話だ」、と切って捨てるにはもったいない気がします。

もちろん、個人的には仏像が1日も早く無事に日本に戻ってくることを期待したいのですが、それと同時に、韓国のことですから、自称元徴用工判決と似たようなトンデモ判決が下され、仏像が日本に戻ってこない、というストーリーについても覚悟しておく必要はあるでしょう。

ただし、万が一、そういう最悪の結果になったとしたら、そのこと自体、本来日本に向かうべき厄が、韓国に向かう、という考え方が頭をよぎるのです。

実際、韓国が自称元徴用工問題や仏像問題を抱えたままの状態では、日本としては日韓通貨スワップなどの金融支援を実施するのが困難な状態が続きます。つまり、仏像は日韓通貨スワップの「身代わり地蔵」のようなものなのかもしれませんね。

新宿会計士:

View Comments (52)

  • 現実問題として、仏像は韓国の寺で朽ちて行くでしょう。🐧
    日本は単に返還を求めるのではなく、当り前に現状回復の上での返還を求め続ければ、先方の技術的問題から永遠に返還される事はありません。🐧
    先方に失礼な言い方ですが「盗人乞食の類」が金銭的に切羽詰って、日本に援助を求めざる得なくなり、仕方無く関係改善に動いても「朽ちてしまった仏像」だけはどうにもなりません。🐧

    いずれ半島に新国家が誕生しても「朽ちてしまった仏像」問題がある限り朝鮮人との係わりを拒否する理由になります。🐧

    仏像が照らす法灯明は、半島ではなく日本を照らしているのでしょう。🐧

    • 🐧ハゲ親父 様

      秀逸なコメントです。
      韓国は外観だけは買い物で作れる程度の能力はありますが、
      中身はほとんど作れませんね。
      (顔面整形手術と南大門の復元を見れば明らか)

      金にならない復元技術の進化が先か、朽ち果てて復元不能に
      なるのが先か…

    • 京都、千本釈迦堂、定慶作「六観音」、パリ展示の返礼、ダ・ビンチの「モナリザの微笑み」の東京展示。運慶、快慶、の世界の評価。日本から要らないと言えば良い。

      • 青富士様
        要らないと言ってはいけません。🐧
        あくまでも「貴国の国際法的責任と、半万年の歴史を持っている貴国の技術での完全な復元の後に日本への返還を求める」という立場が適切ではないでしょうか。🐧
        私も完全な復元なぞ大韓民国には不可能であり、それがあるのなら仏像も朽ちることなぞ無かったと考えます。🐧
        朝鮮人には出来ない、国際的スタンダードを強制する事に意味があるのです。🐧

        • わかりました。国際的スタンダート言えば南鮮のベトナムでの蛮行、ライダイハン〜ベトナム女性へのレイプで生まれた子供たち・9000人以上、村ごとの虐殺~10000人以上がBBC・英国放送協会で取り上げられました。慰安婦で日本に謝罪、補償を求めるのに、南鮮は謝罪すらしていない。南鮮の「ダブルスタンダード」を厳しく批判したそうです。南鮮とはとてつもなく汚い国です。

  • 新宿会計士様、更新ありがとうございます。
    仏像の件は、約束を守らない韓国の象徴の一つになります。
    (国際法的には返却要だが、国民情緒法がこれを優先)

    こんな事がまかり通っている国家は信用に値しないので、
    縮小せざるを得ません。
    (過去は国際政治上の駒として使えていたのだが、仏像と
    同じくここ数年で急速に老朽化、役に立たなくなりつつある)

    食い逃げはもう許しません、軍事的に殴る事はできませんが、
    経済的に真綿で締め上げて行くのが妥当でしょう。
    間違って判決がひっくり返ったとしても、その他の諸行も
    含め全て是正(現状復帰)されない限り、方針転換の検討も
    不要だと考えております。

    • 下記部分、語句が脱落しておりました。
      (状況を理解している方は、自動補完できる程度ですけど)

      こんな事がまかり通っている国家は信用に値しないので、
      縮小せざるを得ません。

      こんな事がまかり通っている国家は信用に値しないので、
      国家同士の付き合いも縮小せざるを得ません。

  • いつも楽しみに拝読しております。

    「身代わり地蔵」とは言い得て妙ですね。
    「日韓関係の自然消滅」に向けて、通貨スワップ以外にも様々な集りなどからも守ってくれそうです。
    仏像様に感謝の気持ちを届けたいと思います。

    •  独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。

      海と島様へ
      >「身代わり地蔵」とは言い得て妙ですね。

       どうやら『身代わり地蔵』は霊験あらたかのようです。もしかしたら
      身代わり地蔵をご本尊にする新興宗教団体が、生まれる可能性もありま
      す。

       駄文にて失礼しました。

      • 引きこもり中年さま

        返信ありがとうございます。
        霊験あらたかになりますように!!!

      • 拉致被害にあった仏像さまのご真影を壁に貼って終生拝みたいと思います。

  • 韓国の窃盗犯により盗まれた対馬観音寺の仏像は、直ちに返却されるべきにもかかわらず、裁判まで引き起こされ8年も経過している。加えて、韓国内には「仏像が泥棒に力を借りてまで故国に戻りたかった。」とする発言まででていると聞く。そうであれば、なぜ、朝鮮半島から強制連行された(と主張する)人々が、未だに故国に戻らず、日本にそのまま留まっているのはなぜだろうか?

  • 泥棒が盗んだ物を自分の物だったと、証拠も無く主張しているだけですね。仏像の劣化が進んでいる様ですので、ICJに提訴する案件だと思います。
    この仏像の報道などで、出てこない話としては、国際法の根拠が、ユネスコ条約で有る事の説明が、大体無いです。
    また朝鮮半島で仏教が、弾圧された時期に、朝鮮人の僧侶が、仏像を日本(主に対馬)に避難させた説も有ります。
    まだ当時の朝鮮人は、御本尊様を守る心があったのかも知れません。今の韓国人は、仏教弾圧そのものを、知りません。
    このケースにしても、「朝鮮人が困って日本人が助けて悪者になる」という構図は、変わりません。
    朝鮮人が困ったときに、助けても助けなくとも、日本のせいにしたがります。
    出来るだけ距離を置いて、被害に対する制裁を、すれば良いんだと思います。

    • だんな 様
      ユネスコ条約を批准した時に現状の所有国が確定するという所ですね。
      (一応、ICPRCPというシステムもありますが話が纏まる訳がないから省略)

  • 防腐処理だとか恐ろしい話が出ちゃってますね。
    そんなことされたらもうどうしようもなくなります。

    国立の研究所で預かってるが、防腐処理がされずどんどん劣化していると報道されてます。韓国のことだからと信じちゃいそうですが、そもそも仏像に防腐処理など普通は要りません。民間の、お寺に安置され、ずっと信仰の対象になってたわけですから。
    日本ではあまりないですが、韓国の場合仏像は「発掘される」もののようです。仏教をずっと信仰していた日本と、それを徹底的に破壊した過去をもつ韓国。まあ、発掘された仏像なら防腐処理は要るかもしれませんね。

    なんとか無事に戻ってきて欲しいですが、彼らの文化財保存スキルからして、それは非常に難しいということは覚悟しておきたいです。

    日本としては、「ユネスコが言うとおりの対応でお願いします」と言うのみ。そこまで執着して返せと言うのでは逆に足下みられます。地元民の信仰の対象ではありますが、あの仏像は国宝でも国の重要文化財でもなく、県指定の文化財でしかありません。文化財としての評価はそこまで高くないのです。

    まあ、この事件以降海外の博物館が、朝鮮の遺物を展示のために貸してくれなくなったなんて話もありますね。あきらかに文化的に遅れた韓国の対応を生温かい目で見守るだけでいいのかなと私は思います。

  • >仏像は日韓通貨スワップの「身代わり地蔵」

    対馬仏像・元慰安婦像・元徴用工像を併せて、三枚のお札に例えてもいいのかもですね。

    >保存処理がされておらず損傷が進んでいる

    きっと善良なる管理者の注意義務の「善良」の定義が違ってるのでしょうね。(欲しいのは所有権だけで仏像ではないのかもです。

    >文在寅政権が木端微塵に破壊する日韓の信頼関係

    そういえば、文大統領個人が安倍総理との信頼関係を木端微塵に踏みにじった事例もありましたね。

    安倍総理から贈られた「大統領就任1周年のお祝いケーキに口をつけず、部下に食べさせた。」

    不法行為ではなくとも、この「不作法行為」が個人的な評価を著しく損ねたことは想像に難くありません。

  • 日本人には何をしてもいいというヘイトの一環で恐ろしい。
    神仏の罰といえば2016年12月福島、郡山、須賀川、白河の4市で仏像100体を壊しまわったチョンスンホ(35)受刑者が刑期を終えた現在、普通に過ごされているのかが気になります。

    その他、2015年11月の全昶漢(チョン・チャンハン)受刑者が起こした靖国爆発音事件。
    中国籍の容疑者が靖国神社と在韓日本大使館を放火して刑が確定されたにも関わらず、日本との犯罪人引渡条約を破って引渡しを拒否した事件など。韓国は日本に対してやりたい放題なので、対馬が防衛の最前線となった時、昨日の北朝鮮の銃撃事件のような偶発的戦闘行為の多発化が懸念されますね。
    外務省が無能なので反日モンスターは2020年代もさらに激化し暴れまわるかもしれません。

  • 過去の問題と現実の政治と経済問題をその場で都合よく繋げたり切り離してケースバイケースで対応するというのが今までの日韓関係でした。何度もそのやり方でしなくてもよい譲歩をして韓国にしてやられてきたのが戦後からの流れだと思います。そしてそういった泥縄式の対応の積み重ねが今です。近年さすがに対応もまともになった部分もあるとも思いますが、それでも安全保障上の配慮か、本来であれば全て1件につき1つずつ丁寧に積極的な制裁を加えるべき事例だと思いますが、何も行っていないところで相手を増長させている部分があります。まだまだ不十分な対応かと思います。
    一事が万事です。いたずらに自国を蔑み盗んだものも返さなくてよいという国と他の分野でもまともな関係が結べるとは思えません。いろいろな事件と繋げて人を憎むことはないと思いますが、偽りの国際協調の名に誤魔化されず流されないことです。一連の事実は日本人が忘れず安易にゆるさないことです。全ての交渉事はまず全ての件で日本側が納得できる形での撤回や謝罪からでしょう。それなくして擦り寄りはゆるさないことです。自身の芯なく国際協調はあり得ないと思います。

  • この仏像問題には当然「韓国の反日」が関わっていると思いますが、他にももう少し「法の適用にもゴネて居直る朝鮮人のライフスタイルや品性」も関わっている様にも思います。またそうした「法の適用にもゴネて居直る人」に対して、ある程度「自分は違う」と心の中で言い訳して居る朝鮮人も居るのでしょうが、そうしたヤカラに違を唱えると関わり合いになる事になり、そうなると互いの脚を引っ張り合う相互監視社会の韓国では【半端ない被害が直接自分に及ぶ】【その際誰も助けてくれない】と言う実際の(負の)処世訓と諦念もある様に感じます。

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