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「用日派」論考にこそ「あるべき日韓関係」が見える

韓国メディア『中央日報』(日本語版)に本日、元駐日韓国大使の申珏秀氏が執筆した、あまりにも周回遅れ過ぎる、「用日論」的なコラムを発見しました。正直、まともに読む価値がある論考とも思えませんが、ただ、韓国側の「用日派」が何を考えているのかを知ることは、非常に大事です。なぜなら、わが国にも「日韓関係を丸く収めるためなら、少しくらいなら韓国に譲歩すべきだ」などと考える、売国派と結託するリスクがあるからです。もっといえば、こうした「用日派」論考を読めば、逆に「あるべき日韓関係」について考察することができる、という側面すらあるでしょう。

用日と売国の歴史

用日論とは?

ときどき当ウェブサイトで報告しているとおり、韓国にはどうやら、「用日」という言葉があるようです。

これは、あくまでも私の理解ですが、「基本的に歴史問題などでは日本を糾弾しつつ、都合が良い局面では日本を利用する」、という考え方のことです。「歴史と未来のツートラック」、と表現されることもありますが、基本的に同じ意味です。

典型的には、

歴史問題で日本は正しい歴史認識を持ち、韓国に対して真の反省と謝罪が必要だが、その一方で経済や安全保障などの分野では、韓日両国は緊密に協力し合わなければならない

という具合に表現されることが多いようです。

あるいは、「日韓関係で日本は韓国に尽くすことを要求するが、韓国は日本に対価を払わない」という、「食い逃げ外交」のようなものでもあります。

実際、日本は1965年の日韓請求権協定で、韓国との間では過去の請求権問題をすべて片付けたはずなのに、現実には「従軍慰安婦問題」(※現実には朝日新聞が捏造した問題)などを筆頭に、韓国は何度も過去の問題を蒸し返し、日本に対して反省と謝罪を要求して来ました。

ただ、その一方で、韓国は日韓国交正常化以後、日本から莫大な利益を得て来ました。

たとえば経済面では、1965年の国交正常化によって有償・無償の5億ドルの経済支援がなされたことを皮切りに、莫大なインフラ開発協力、技術供与などがなされ、韓国はこの50余年の間に世界の最貧国水準から一気にOECD加盟国になるなどの経済発展を遂げました。

また、軍事面では、韓国を軍事的に守ってくれている在韓米軍自体、日本国内の在日米軍と有機的一体として機能しているという事情もありますし、2016年11月に締結された日韓包括軍事情報保護協定(日韓GSOMIA)により日米韓3ヵ国連携にいっそうの深みが生じていました。

さらに、韓国は1997年や2008年などに通貨危機に陥りましたが、日本がそのたびに韓国に助け舟を出しました。これに対して韓国は日本に感謝するのではなく、むしろ「日本の支援が遅すぎる」と逆恨みする始末です(具体的証拠は次の『中央日報』(日本語版)の記事をご参照ください)。

「韓国が厳しい時、日本が最も遅く外貨融通」(2009年07月07日08時07分付 中央日報日本語版より)

つまり、

  • 過去の問題で日本を悪者にする
  • 現在・未来の問題で日本を利用する

というのが、韓国の対日外交の基本に据えられていたテーマだったのです。

日本国内の病巣は「対韓配慮論」

そして、なぜこの「用日」という考え方に気を付けなければならないのかといえば、日本国内にもこれに呼応する勢力がいるからです。

たとえば、日本国内で日韓友好を唱えている人たちの主張を眺めていると、大きく次の①~③のようなものがあります。

日韓友好の3類型
  • ①対等関係論:日韓両国は対等な主権国家同士として、お互いに尊重し合い、ともに手を取り合って、未来に向けて発展していけるような関係を目指すべきだ。
  • ②対韓配慮論:日韓両国は対等な関係だが、過去の一時期に不幸な歴史もあったことを踏まえ、日本がある程度、韓国に配慮することで、「名よりも実を取る」ことを目指すべきだ。
  • ③対韓追随論:日韓友好はとても非常に大切であり、韓国が「もう良い」というまで過去の不幸な歴史を反省し、謝罪し続けるべきだ。

(※この①~③は、私自身がその考え方に賛同している、というものではありません。あくまでも、「日本国内にこのような考え方がある」、というだけのことですので、ご注意ください。)

この3つの類型のうち、総論として、①に反対する人はいないと思います。しかし、とくにこの1年間、韓国側から日本に対する平和・友好に反する非合理で賢明でない行動が相次いでいることから、おそらく現在アンケート調査を取れば、日本人の圧倒的多数は①の考え方を諦めたのではないでしょうか。

一方、日本共産党を筆頭とする反日勢力が立脚している考え方は、③でしょう。この期に及んで韓国に全面的に謝罪せよ、全面的に配慮せよ、と言い続けているからです。

韓国は「敵」なのか/日韓関係の改善求め緊急集会(2019/09/01付 しんぶん赤旗より)

記事タイトルに「韓国は『敵』なのか」、とありますが、私に言わせればむしろ日本共産党こそが日本の敵だと思うのですが、この点は本筋から関係ないので、とりあえず置くこととしましょう。

さすがにこの③の考え方は論外ですが、②の考え方はこの③の考え方と比べ、一見するとマシに見えてしまうから不思議ですが、それは大きな間違いです。

警戒すべきは③のような「露骨な売国姿勢」ではなく、むしろ、②の考え方です。なぜなら、②の考え方は一見するとバランスが取れているようにも見えるものの、最終的には日本という国の利益を外国に売り渡してしまう、亡国への道に転じかねないものだからです。

私が見たところ、この②のような考え方をする者は、むしろ日本の与党内(とくに日韓議連所属議員)や外務省、外務省OB、あるいは一部の経営者らに多い気がするのです。

少し言葉は汚いのですが、敢えて②の勢力を「売国派」と呼んでも良いかもしれません。

両者が結託した「売国の歴史」

そして、韓国国内の「用日派」と、日本国内の「対韓配慮論者」が結託した結果こそが、この戦後日韓関係史だったのではないでしょうか。

いわば、韓国は日本に寄生して、「良いところ取り」、「義務を果たさず権利だけ受け取る」という、まことに都合がよい外交を続けてきたのですが、それが可能だった理由は、日本国内に韓国の「用日派」に呼応する②のような勢力が、官庁や国会議員にいたからです。

もちろん、日本にとっても、歴史問題で適当に「ハイハイ、日本が悪うございました」と言い流しながら、韓国との協力で得るものを得る、という考え方があることは事実でしょう。極端な話、韓国との関係を維持するコストが、韓国との関係によって得られるリターンを上回っていれば、こうした状況は、まだ是認されます。

実際、北朝鮮や中国の脅威に備えるという意味では、韓国との「準同盟関係」が必要とされていたことは間違いありませんし、日本も韓国との貿易では毎年巨額の黒字を計上しているため、韓国との関係を維持することは日本にとっても悪いことではなかったのです。

しかし、ここにきて、現在の日本にとっては、韓国との関係を維持するコストが、韓国との関係によって得られるリターンを大きく上回り始めているように思えてなりません。たびかさなる謝罪要求は、ついに昨年、自称元徴用工に関する賠償判決により、日本企業に無限の損失をもたらすリスクに発展したからです。

それだけではありません。

韓国は昨年、日本の旭日旗を問題視する世界的なプロパガンダを本格化させたほか、昨年12月には日本の海自哨戒機に火器管制レーダーを照射したり、今年8月には日韓GSOMIAを破棄通告したりするなど、常軌を逸した振る舞いによって、両国の安保協力までが揺らぎ始めているのです。

もちろん、軽々しく「日韓断交」と口にしてよいものではありませんし、日韓断交はまだ日本国内でコンセンサスが得られた考え方とは言えないとも思いますが、それでも日本国内では日韓友好を諦めようとする考え方が増えていることは事実でしょう。

周回遅れの用日論

申珏秀氏の無駄に長いコラム

さて、当ウェブサイトでは以前、『周回遅れどころじゃない、日韓通貨スワップ待望論』のなかで、元駐日韓国大使でもある申珏秀(しん・かくしゅう)氏が「関係が悪化した韓日両国が接触面を広げるためには韓日通貨スワップが必要だ」と述べた、という話題を紹介したことがあります。

日韓関係を改善するためには日韓通貨スワップが必要だ」。

今になって読み返しても意味が分からない論考ですが、ある意味では「用日派」が考えそうな内容でもあります。こんな人物が駐日大使を務めていたという事実にも驚きますが、もっと驚くことに、この申珏秀氏が、本日もこんな「コラム」を中央日報に寄稿しているのです。

【コラム】韓日の過去の問題は原則を守るものの国益を考慮して解決すべき(1)(2019年09月06日08時55分付 中央日報日本語版より)
【コラム】韓日の過去の問題は原則を守るものの国益を考慮して解決すべき(2)(2019年09月06日08時56分付 中央日報日本語版より)

文章は全部で4000文字近くに及ぶ長文ですが、端的にいえば「駄文」のたぐいです。

いちおう、前半部分を要約すると、どうも次のようなことが主張されているようです。

  • 韓日関係が韓日GSOMIA終了で新たな危機を迎えている
  • 過去半世紀、両国は政経分離原則で危機を乗り越えて来たが、今回は日本がこの原則を侵害した経済報復を講じ、さらに先月の韓日GSOMIA終了で韓日葛藤は安保分野にも広がった。韓日関係正常化がさらに遠ざかったうえに、韓米関係にも飛び火している
  • 日本の通商規制は韓国最高裁の強制徴用判決に対する報復だ。日本政府がレッドラインとしている差押え財産の現金化が来年初め頃に実現する見込みだが、韓日関係破局を防いで正常に戻すには、過去の壁を超えなければならない
  • 強制徴用問題は差押え財産の現金化の前に解決策が急がれるし、旧日本軍慰安婦問題も後続の補完措置が必要だが、一方で歴史和解という中長期的課題は被害者である韓国と加害者である日本の協力のもと、長い観点で忍耐心を持って解決していかねばならない
  • 過去の問題においては我々の道徳的優位を堅持しなければならない。金銭的な問題はできるだけ我々が負担しつつも、その代わり、日本に正しい歴史認識と歴史教育を要求することが重要だ

…。

読んでいて、頭がくらくらします。正直、お話にならないとはこのことをいうのでしょう。

そもそも、今回の日韓関係悪化という事態を招いたのは、第一義的には韓国の国際法違反の判決、日韓GSOMIA破棄といった安保面での非協力的姿勢などであって、責任を負うべきは、全面的に韓国の側です。

また、日本の韓国に対する輸出管理(「輸出規制」、ではありません!)は、あくまでも韓国の輸出管理体制に不備があるから、日本が相応の扱いに変更したというだけの話であり、自称元徴用工問題とは無関係です。

(※だいいち、自称元徴用工問題で日本政府が報復をするのなら、『総論:経済制裁について考えてみる』でも報告したとおり、ヒト・モノ・カネの流れを遮断するなど、もっと直接的な手段を取るはずです。)

そして、自称元徴用工問題について、韓国の好きな言葉で言い換えれば、日本は「被害国」、韓国は「加害国」です。それなのに、申珏秀氏の論考からは、「自分たちこそが、国際法に違反した判決を出した側の国だ」という認識が、すっぽりと欠落しているのです。

驚きの「2+1基金案」

それはさておき、申珏秀氏は、このコラムで凄いことを言い始めます。

強制徴用問題は国際法と国内法の衝突から始まる。65年の協定の解釈・適用という側面では国際法問題である半面、植民支配が不法という憲法に基づく最高裁の判決という点では国内法の問題だ。したがって外交的な解決法を模索するには両者が衝突しないようソロモンの知恵が要求される。

正直、意味が分かりません。

日韓間では1965年の協定で話が付いているのに、どうして韓国の国内事情を日本が忖度(そんたく)しなければならないのでしょうか?韓国の国内事情が国際法に反しているならば、韓国の国内事情を片付ける以外に解決する方法はありません。

どこかの素人が言っているならいざ知らず、外国の大使を務めたほどの申珏秀氏は、曲がりなりにも外交のプロフェッショナルであるはずです。そんな基本的なことも知らずに、こういうことを主張してしまうという事実にも驚きますし、そんな人物が駐日大使を務めていたというのにも驚きます。

そんな申珏秀氏のことですので、自称元徴用工問題を巡っては、こんなことを言ってのけるのです。

韓国の立場では最高裁の判決に基づき日本企業の参加が必要であり、日本の立場では65年の協定に基づき請求権資金を受けた韓国政府が必ず入らなければいけない。また、請求権資金を使った韓国企業も政府が2回にわたり被害者補償をする間に収益を出したため解決に参加する必要がある。結局、韓国政府と韓国企業、日本企業の3者が資金を出して補償するのが望ましい。このためには時効、相続、2回の補償受給者の処遇などを考慮した全体補償規模を確定しなければいけない。

韓国政府(あるいは韓国企業)が自称元徴用工を救済しようがしまいが、それは韓国の国内問題ですので、勝手にやれば良いと思います。

しかし、私が言いたいことは、「それに日本企業を巻き込むな」、ということです。

だいいち、2015年12月の日韓慰安婦合意に基づいて設立された慰安婦財団を、日本側の同意なく、一方的に解散してしまったのは、韓国の側です。自分たちの国の不法行為をすべて棚に上げ、ありもしない歴史問題で日本を叩くような人たちと、日本が友好関係を築いていけるとは思えません。

新しい日韓関係

ただ、申珏秀氏の文章を読んでいると、もう1つ、私たちにも深刻な反省点があるということに気付かされます。それは、「歴史」について、きちんと反論すべきを反論して来なかった、という点です。

日本が朝鮮半島を合邦し、35年間、日本の一地方として統治したことは事実ですが、韓国が主張する歴史とは、事実関係を無視したまことに手前勝手な代物であり、ハッキリ申し上げて支離滅裂です。日本が韓国を「植民地」として「悪辣非道に収奪した」という事実はありません。

あるいは、「日本に統治された」ということ自体が、プライドだけは無駄に高い韓国人にとっては絶対に許せないものなのかもしれませんが、それは韓国人が「プライドが傷ついた!」というだけの問題に過ぎず、日本に対してそれを謝罪させることはナンセンスです。

それよりも、世界の最貧国レベルだった朝鮮半島を、一気に文明国水準にまで引き上げてくれたという点に対し、感謝するという韓国人に出会ったことがありません。

もちろん、本来ならば日本人の側から「過去に朝鮮統治をしてやったことを感謝しろ」というべき筋合いのものではありませんが、これ以上しつこく韓国が「歴史カード」を取り出して来るのならば、私たちとしても「文明カード」を取り出すのが正解ではないかと思えてならないのです。

戦後秩序を破壊する韓国

ただ、現在の日韓関係悪化局面において、基本的にすべての責任は一方的に韓国の側のみにあることは間違いありませんし、その意味で、「歴史問題」にはまらず、正論を正しい方法で主張すれば、日本の側に勝ち目は十分にあります。

先ほどまでの議論で1つヒントになることがあるとすれば、それは「戦後秩序」ではないでしょうか。

少なくとも現在の国際社会では、いちど結んだ条約、いちど成立した約束を一方的に蒸し返すことは、いかなる場合においても是認されません。日本が主張しなければならないのはまさにこの一点であり、この点に関する日本政府の情報発信が弱いことは、日本として最大の懸念事項です。

こうしたなか、1つの希望があるとすれば、少なくとも現在の安倍政権が、「日韓友好の3類型」における「対韓配慮論」の罠におちいらずに、原理・原則を踏まえて粛々と対応している点です。

また、『コーノ・タローの英文論考 史上最も仕事をする外相』でも触れましたが、河野太郎外相は数日前、米Bloombergに英語で日本の立場を説明する論考を寄稿しています。

こうした情報発信がなされていること自体、今までの日本政府にはなかったものであり、心強い限りです。

さらに、『もう日本は関係ありません、今後は米韓間で直接どうぞ』でも述べましたが、先月の日韓GSOMIA破棄は、日韓関係問題が米国に波及したという意味で、画期的な現象です。

その意味で、日韓はもう「直接に話し合う関係」ではなくなっていくのかもしれません。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

いずれにせよ、日本は韓国に対し、「国際秩序を破壊するな」、「約束を守れ」と言い続けることが肝要です。今後も韓国側からは申珏秀氏のような戯言による揺さぶりが続くと思いますが、くれぐれも日本政府にはブレずに対応していただきたいと思います。

また、当ウェブサイトもささやかながら、「あるべき日韓関係」についての私見を発信し続けたいと思った次第です。

新宿会計士:

View Comments (56)

  • 日本はレッドチームに対する防波堤として韓国を人的、距離的な壁として利用してきた『用韓論』は成り立つのでしょうか?朝鮮戦争時、レッドチームはほぼ半島全土を掌握しかけましたが、アメリカが参戦し一気に38度戦付近まで押し返し休戦。その後アメリカが武器を、日本が金や技術を韓国のポケットに押し込み、『金と武器は幾らでもやるから国を作れ!ただレッドチームへの番犬になれよ』。韓国は日米の言うとおり西側陣営の一員として国を造り、また番犬としての責務も一応果たしている。もちろん番犬であることを盾に慰安婦問題等で日本に何度も謝罪賠償を求める事に怒りを感じますが、ある意味日本は『防衛費』と割り切って求めに応じてきたと見れば多少合点が行きます。今回文大統領になり急速にレッドチーム側に急旋回しておりますが、理由の一つに『日米の番犬としての地位』に民族としての怒りがあるのでは?とも思います。実際、戦後レッドチームの攻撃で死んでくれているのは韓国兵ばかりです。朝鮮戦争時アメリカが介入しなければ赤化とはいえ現在半島には一つの国しかなかったはず。それが現在韓国は番犬として同じ民族に殺される状況は余りに理不尽
    と文大統領のみならず多数の韓国人が考えてもおかしくありません。(主に主体派)。このような状況で我が国日本はどう舵を切るのか?本質はレッドチームに対する壁をどうするのかにつきます。徴用工の慰謝料は全額日本が負担し謝罪し韓国国民に媚びに媚びても、コスト的に新たな壁を築くより安いというシミュレーションがあるならばそれでもいいが、それでは安部政権はもたないでしょう。コストと日本人の民族感情、その他の要素を勘案し、それこそ冷静に日本政府が判断しなければなりませんね。私としてはこの状況は防衛体制をはじめとした日本の再構築のチャンスと考えております。

    • 無名希望さま
      韓国が、自分のことを「番犬」と思っていることは無いと思います。米軍を番犬と思っているかもしれませんが。同じ民族に殺されるのも理不尽と思うと言われますが、朝鮮戦争だけでなく、同じ民族同士で虐殺しています。
      「用韓論」は新しい言葉ですね。
      現在韓国は、北朝鮮と中国を敵国と認識していませんので、西側陣営の番犬の役割を果たしていないと思います。やってることは、北朝鮮と中国の番犬のような気がしてきました。
      韓国は、関わらないのが一番だと思ってますので、「用韓論」はちょっと。

      • 朝鮮半島に米軍を置く口実としての用韓は否定できないと思いますが
        そろそろその用にもたりなくなってきていますね

    • 無名希望様

      >>実際、戦後レッドチームの攻撃で死んでくれているのは韓国兵ばかりです。

      日本人が戦後と言えば大平戦争後を言いますが、文脈からすると朝鮮戦争後の意味ですよね。
      (戦後朝鮮戦争では多数の米兵も死傷していますので)。しかし、朝鮮戦争後でも1976年のポプラ事件で2名の米軍人が北朝鮮兵に殺害されていますので、上記は訂正された方が良いかと思います。

    • 話の本筋からは逸れて恐縮ですが、「一気に38度戦付近まで押し返し休戦。」ではちょっと省略しすぎじゃないでしょうか。

      国連軍は一気に鴨緑江近くまで押し返したものの、中共軍の参戦で37度線まで押し戻され、その後何とか 38度線までってイキサツですね。

  •  小生は「用日」に関して全てを否定するわけではありません。実際に台湾をはじめとする東南アジアも「用日」をしてきました。問題は、韓国人の持つ気質にあります。台湾を筆頭に東南アジアでは日本からの援助に対し、ちゃんと国民に知らせ、日本に感謝の意を唱えます。

     国同士のお付き合いも個人のお付き合いも結局は同じもので、相手の気分を害すれば成り立たなくなります。

     ほとんどの韓国人は日本から莫大な援助を受けたことを知りません。IMFの際にもリーマンショックの際にも何があったのか知りません。責任を取りたくない政治家の嘘に騙され、それを信じ、また怠惰な国民性故、自ら学ぶことも調べることもしません。

     この元駐日大使も真実は良く分かっていてこの発言です。確信犯です。

     東日本大震災の追悼式は欠席し、ブルーインパルスの件では「日本は今まで表明したことは守るべきだ(村山談話や河野談話のこと)」と、現在の韓国のやり方からはおよそ想像のつかない意見を述べた輩です。

     正直、申珏秀は嫌いです。

     駄文にて失礼します。

     

    • そうでしたか。
      わたしも中央日報に載った記事読みましたが、この申珏秀というおっさん、新宿会計士様が述べられたとおり、今更、何言ってんだろうと思った次第です。
      それにしても、東日本大震災やブルーインパルスに関する件、駐日大使としての立場をわきまえない無礼ぶりで、本国の指示でなかったのなら、実にケツの穴の小さな男だと思います。
      彼もまた心底反日なのでは。
      旭日大綬章を授与されているようですが、「旭日」の勲章まだ持っているのでしょうか? 聴いてみたいものです。

    • 韓国在住日本人さま
      韓国以外の「用日」は、外交の範囲だと思います。先進国が発展途上国に対する援助をすることは、将来両国の関係に良い影響を与えるで事でしょう。
      韓国の「用日」は、体の良い「集り」です。
      日本の将来にとって大きな負債となってしまいました。
      外交の基本は「ギブアンドテイク」です。
      韓国も日本並みになれば、何か日本にギブしてくれてもいいはずですが、集りのカモだと思われてますよね。

      • だんな 様

        まさしく仰る通りです。
        韓国のは、一方通行の要求(集り)でしかありません。

        一方、他国とは相互に利益が発生しますので、「取引」という事になりますので、「用日」という言葉からは外れるかと思います。

    • 韓国政府は、日韓基本条約の存在を2004年まで国民に隠してきましたからね。
      支配層が、何から何まで嘘で固めて国民を騙している内に、騙す方まで何が何だか分からなくなっている状態では内でしょうか。

  • 更新ありがとうございます
    > 一方、日本共産党を筆頭とする反日勢力が立脚している考え方は、③でしょう。この期に及んで韓国に全面的に謝罪せよ、全面的に配慮せよ、と言い続け

    ちょっと前まではここに民主党や社民党が名指しされたものですが今や異常な韓国擁護の筆頭に日本共産党が躍り出て来ました。
    日本共産党の機関紙赤旗は、一応香港の雨傘運動には同情的で、中共の香港政策には批判的な格好を維持していて居るけれど、韓国経由なのかこの頃は北朝鮮批判のトーンもかなり薄れて、何より第一に韓国文政権に密着し、韓国の国内のゴタゴタは全く言及しないと言う姿勢で一貫しています。
    今年の原水爆禁止世界大会には韓国代表も来たようでその演説が赤旗に掲載されていましたが、ざっと見て赤旗の従来の立場や原水爆禁止世界大会の立場、原水爆禁止日本協議会(世界大会を主催する所謂原水協)の立場とは私の目から見ても、従来の国際大会の議論からかけ離れた文政権の立場のナマの持ち込みで核兵器廃絶には何ら繋がらない浮いた意見だったと思いました。しかし赤旗はこれを特筆しました。
    ご指摘の通り日本共産党は韓国擁護に狂奔しています。従来の日本共産党の看板政策もかなぐり捨てて居るレベルで急旋回を遂げたと思います。

    • 一つ上に投稿させていただいたついでにと言っては失礼ですが、お許しください。
      反共国家の韓国は、日本共産党にとっては受け入れがたい体制だと思います。
      それでも最近、盛んに韓国擁護に回るのは、安部政権打倒の取組の一環であることが一義的であるとしても、文在寅左翼政権の本質を見抜き、北の首領よりも協調できる可能性があると踏んでいるのではないでしょうか。想像の域を出ませんが。
      駄文で申し訳ありません。

      • 名無しさん、一国民さま
        韓国が反共国家だったのは、過去の話で、今や親北容共の国だと思います。
        共産党は、中共、北朝鮮の工作を行いますので、北朝鮮がらみから「韓国に全面的に謝罪せよ、全面的に配慮せよ」という指示なんじゃないですかね。
        韓国は北朝鮮に従属した状態ですので、日本が韓国に従っていれば、北朝鮮が日本を従わせることにもなりますよね。また、韓国にした謝罪と賠償は、何れ北朝鮮も同等以上のものを要求してくるでしょう。
        日本共産党が大きく方針を変えたわけではなく、反日のやり方を変えているのだと思います。

        • ありがとうございます。
          ご指摘の点は、承知しております。
          が、政治体制は形式上とりあえず自由民主国家、共産党は非合法。でも実態はお説のとおり。
          なお、記憶が定かではありませんが、日本共産党は朝鮮の共産主義者とは一線を画している(信用していない)のではなかったかと思います。
          なので、敵の敵は友達作戦、に過ぎないのかなと。

      • 現在の文政権は社会主義・共産主義思想の政権ですよ。

        韓国の法律上「共産主義」を掲げられませんので、「民主主義・リベラル」の仮面を隠れ蓑にしながら活動を行っていいるだけです。

      • 共産党の歴史と変貌については、YouTubeで篠原常一郎氏の動画で語られています。

        • 関西なまこを支援する貝ニダさま、篠原常一郎氏の動画初めて拝見しました。ご紹介ありがとうございます。
          YouTubeで我那覇さんとの対談を続けて二本も見てしまいました。私の今の日本共産党観と9割は一致していて驚きました。
          また沖縄にチュチェ思想研究会や韓国の親北派の浸透に関して衝撃を受けました。

    • 「歴史問題で日本は正しい歴史認識を持ち、韓国に対して真の反省と謝罪が必要だが、その一方で経済や安全保障などの分野では、韓日両国は緊密に協力し合わなければならない」
      ニダ語に訳すと「日本は歴史的に悪だから、善の韓国の言う事を聞いて、韓国に尽くすニダ。」ですかね。
      日本政府は、韓国側に解決を要求しています。
      日本企業が加わる可能性のある基金案で妥協することは無いと信じてますというか、国民は納得しないでしょう。
      韓国が、日本の要求を満足した対応をしない限り、対話無しでお願いしたいと思います。

    • 元共産党支持者の私(といっても、赤旗を購入するほどでもなかったライトな支持者でしたが)ですが、どうも最近の共産党は変ですよね。旧社会党かと思うような主張ばかりです。
      誰に対しても喧嘩を売る、非現実的なところをとことん突っ走るのが共産党の魅力だったのですが...

      旧社会党がほぼ消滅し、その代わりになるかと思われた旧民主党も崩壊したので、その支持層の取り込みにやっきなのですかね。まさか韓国からの援助を共産党が受けてるとは思えないのですが、そのまさかがありえるんですかねえ。

  • かいかいch で投稿した内容をここでも投稿します。
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    日本が安全保障上大事だからとか、経済上のメリットがあるからだとか言って手厚く扱っている間に韓国がしてきたこと:

    (1) 半導体市場を日本から奪った
    (2) 世界の携帯、家電市場を奪った
    (3) 世界中に慰安婦問題を言いふらし、慰安婦像を世界中に配置した
    (4) 世界中に日韓併合時の日本の残虐支配の捏造歴史を拡散した。(英語版の書籍がアメリカでベストセラーにまでなりました)
    (5) 北朝鮮の核開発を援助している。(韓国の多くの人は、日本は核兵器を隠しもっていると真剣に信じ、北朝鮮の核兵器が日本から韓国を守るために必須と考えています)
    (6) 韓米軍の指揮権を韓国に戻し、米軍を減らし、対日本に向けての軍備を大きくしている
    (7) 東南アジアやアフリカに、反日を拡散している

    今後、継続して韓国を放っておいたら日本にとってとんでもない事態になることにもっと危機感を持つべきです。彼らの「用日」「克日」という言葉を聞き流すべきではないんです。
    今の平和ボケした状態を保持したいのであれば、今だけの平安に酔えば良いのでしょうが、日本の将来も含めて心配するのであれば、そろそろ目を覚ますべきです。
    今の嫌韓ブームは、ブームで終わってはいけないものであって、ちゃんとした日本の安保・経済を考えるときです。
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    韓国が反日なのに、日本がその実情も知らずに優しい顔して配慮することは win-win ではなく、日本の一方的な損害だということに気づいてほしいです。
    数十年に渡る韓国人との付き合いではっきり言えることは、国力をつけ、日本に復讐するまでは日本を利用するだけしようという裏心があることを知る必要があります。

    • tono さま

      いいですねえ。
      このくらいの厳しい目で韓国を見る必要があるのですが、どうも皆さん抑えがかかっているのか、韓国に対して甘すぎますよね。

      何も、罵倒するとか、武力を用いるとか、そういうことを推奨しているのではありません。トランプ大統領ならぬ、日本ファースト、ジャパンファーストであるべきです。

      なぜか韓国に対しては、日本の国益を削ってサービスしようとするのですよね。ありえません。韓国は甘い汁を吸いすぎです。日本は損害を被りすぎです。

      • 隠居爺 さま、
        ありがとうございます。けっこう過激といわれるかもしれませんが、親しい韓国人がいて、その人自身や韓国のネット・ニュースなどを聞いていると、今の日本の常識では考えられないことを韓国人は言ってきて、それを否定すると、日本人の私に向かって、お前はだまされている、日本の本当の姿を知らない、韓国人の方が日本をより深く知っていると、真面目な顔して言ってきます。
        で、それから韓国メディアをウォッチしたり、歴史について勉強してきましたが、恐ろしいことに彼らは真剣に慰安婦や徴用工を信じ、日本が植民地支配でひどいことをしてきたと思い込んでいることです。
        被害者の生の証言を聞き、様々な史料や写真などを見せられるし、すでに皆さんもご存じのように、メディアは日本のひどさを強調した形での偏向報道がすごいです。つまり彼らにとっての反日は過去のことだけではなく、現在進行形です。
        しかも、彼らは休戦ではあっても戦争中という意識を常に持っています。軍を持たず、バラエティ番組ばかり見ている日本人の多くの人からみたら、その価値観は大きく違います。

        だいたい、世界第一位と二位の経済大国である米国と中国が、自国経済を守るために必死に戦っているのに、それよりもかなり下で不景気に苦しんでいるはずの日本が、反日国家に手を差し伸べるべきみたいに言っているのを聞くと、どれだけ平和ボケしているんだ、この国は、と本当に心配してしまいます。

    • すみません、単純な質問です。

      (1) 半導体市場を日本から奪った
      (2) 世界の携帯、家電市場を奪った

      上記2つについては、市場での競争の結果であれば、日本が文句を言うのは筋違いではないでしょうか?
      他はおおむね同意です。

      • 通りすがり様

        例えばある国が〇輸出企業に優遇税制を適用する。○工場用地を無償あるいは安く斡旋する。○電気料金などを減免する。ことがあるならば公正な競争とは言えないと思います。

      • 半導体も液晶テレビも、裏雇用みたいな形で韓国企業が日本の技術者を裏で雇って技術を盗んだという記事を見ました。しかも必要な技術を盗んだらポイ捨てだったそうですよ。
        日本の企業や政府が、技術流出を防ぐ何の手立ても出さなかったことも大きいですが。

    • 東南アジアでの反日の拡散一つとってもかなり酷いものです。
      東南アジアでは90年代まで日本は光り輝く国で日本人は羨望の目で見られていましたが、今や韓国のコンテンツが毎日毎日何度も繰り返し反日を繰り返し、大量の韓国人が日本の悪口を散々言うおかげで、日本のイメージは失墜しています。
      今や日本は韓国の劣化コピーだと思われてるほどですよ。

      アフリカの事情はわかりませんが、インドでも東南アジアと似た状況だと思われます。

  • > 私たちとしても「文明カード」を取り出すのが正解ではないかと思えてならないのです。

    韓国人の中では、朝鮮は古来より日韓併合に至るまで日本よりも文明度が高く豊かな国だっということになっているのです。それを野蛮で武力だけは勇ましかった日本が、力ずくで大韓帝国を脅して無理矢理に併合したのです。そして人類史上類を見ない残虐な植民地支配を行って収奪の限りを尽くしたのです。と、こういう反論が来るので何を言っても無駄です。

    日本人は、「思い知らせてやる」とか「論駁してやる」とか、相手に理解力・思考力がある前提の知的攻撃を行おうとします。

    こと韓国人に対する限り、これは間違いです。

    頭で分からせるのは無理です。無駄です。体に分からせるのです。

    例えば、戦争で多数の人々を被災させるのが早道ですが、憲法の制約がありますので、経済的に締め上げ、じわじわと飢えさせるのが現実的です。

    韓国人と話し合おうとすることは、韓国人の土俵に乗ることであり、韓国人の一方的な声闘の餌食になるだけです。

    飢えさせましょう。

  • スレ違い失礼します。

    河野太郎氏は外務大臣を外れ、茂木敏充氏が外務大臣に就任するようです。
    河野氏の次のポストは不明。

    https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190905-00000066-jnn-pol

    三原じゅん子、橋本聖子が入閣予定。

    > 世耕経済産業大臣については、韓国に対する輸出管理の強化を担当していることから、
    >「交代させれば誤ったメッセージを送ることになる」として留任を求める声が出ています。

    では河野さんはどうなのよ? と突っ込みたくなります。

    このニュースが事実だとすればの話ですが、私の意見としては、安倍さんの人を見る目の無さが出てしまったように見えます。これは荒れますよ。三原と橋本は野党から集中攻撃を浴びて、泣きべそをかくでしょう。

    • 阿野煮鱒さま
      TBSなんで飛ばしかもしれませんが、事実とすると、がっかり内閣ですね。
      片山さつき→三原順子で橋本聖子はオリンピック大臣?かな。
      三原順子も橋本聖子も、泣かないでしょう(キャラが違うよね)。

  • 本題と直接関係ないことで恐縮ですが、本日のロシア政治経済ジャーナル「【RPE】★韓国をどうするべきか???」で興味深い投稿が紹介されています。

    「(韓国に対して)日本の取るべき対応策について」
    という箇所が特に良いです。

    全文を貼り付けるのは問題がありますので、ごくかいつまんでご紹介すると、
    徴用工問題、慰安婦問題、そして輸出管理の問題いずれでも、
    * 日本の正しさと韓国の問題点をズバリかつわかりやすく、
    * 外国人にもわかるように丁寧に
    * 証拠を示しながら
    宣伝していく、ということです。

    山岡鉄英さんも、日本の外交戦術の問題は戦力の逐次投下だとおっしゃってます。
    外交官からすれば、カードを全部切ってしまえばその後調整する要素がなくなるので、どうしてもカードは小出しにしたい、あるいは武士の情けとして決定的な一言までは言わない、という本能が働くのだと理解しています。ただ、韓国、中国のような不誠実極まりない国には、この手の柔らかい戦術は効かない、というか見透かされているのも事実です。

    ただ、これは外務省だけの問題ではなくて、日本人全体の問題でもあると思います。外交官といっても頭が良くて語学と、ごくごく初歩レベルのインテリジェンスの訓練を受けた以外は一般の日本人と変わりません。
    一般の日本人が苦手なことは彼らも苦手なのです。

    また、海外への発信は何も外務省や(日本には存在しない)情報機関だけがやっているわけではありません。海外で日本の誹謗中傷を書きまくっているのはごく普通の韓国民や韓国系の人です。(多少なりとも政府や情報機関の後ろ押しがあるのでしょうが)

    前にもご紹介しましたが、海外の掲示板などは中国系韓国系と思われる人達によって日本が一方的に悪者にされています。ネットと実社会にはまだかなりの差を感じますが(実社会では日本の悪口を言う人はそこまで多くない)、こういうネットでの宣伝戦の効果はじわりじわりと実社会にも影響してくると思われます。

    我々も外務省の外交戦術をけなして溜飲を下げた気分になってる暇があれば、海外への情報発信で自分が何ができるか考えるべきだと思うのですよね。

    • 確かに「戦力の逐次投入」は日本人の悪癖の一つですね。絶対に負ける戦術であると分かっているのに、なぜか国民に共有されていない、常識化されていない、誰も問題だと思っていない、不思議な概念です。

      戦力の逐次投入については、国民全員に義務教育期間中に教えるべきことだと思いますが、戦略・戦術などというと日教組が「子供に戦争の仕方を教えるな!」と噛みつくでしょう。せめて新社会人には経営戦術の常識として研修期間に叩き込んで欲しいものです。

      「慎重に状況を見極めたい」とか「事態の推移を見守りたい」とかいうのは、既に戦力の逐次投入なのです。どこかに線を引いておいて、相手が一線を超えたと判断したら一挙に制圧すべきなのに、一々個別に反応して消耗するのが常です。

      > 海外への情報発信

      私も昔はIMDbなどの掲示板で韓国系米国人と戦ったことがあります。正直に申し上げて、この歳になると何時間も英語を書くのはしんどいですね。

      • 日本人が戦力の逐次投入をしてしまうのは、国民性もあるのでないでしょうか。
        もったいない精神というか、貯蓄率の異様な高さを見ても、切れるカードをついつい温存してしまう性質なのでしょう。

        クレジットカードを持ったら、自分の支払い能力は一切考えず必ず限度額いっぱいまで使い切らないと気がすまないメキシコ人や、給料が入ったらその日のうちに全額引き出さないと一日を終われないフィリピン人たちに日本の外交を任せると切れるカードを全弾くまなく打ち尽くしてくれそうですが、別の意味で大敗しそうです。

        掲示板で戦うのはきついです。日本語でも厳しいです。毎日数時間も戦ってらっしゃったとは感服です。

        ただ、そもそも戦おうと思っても英語で日本の主張を裏付けるようなソースが殆どないのが辛いんですよね。
        政府の発信、メディアの発信、個人のブログ、どれも殆どないのですよ。

        実際にはいくつかあるとは思うのですが、それを見つけ出してどこかにまとめてるだけで、随分違うと思うのですよね。我々だけでなく、親日的な外国人も利用してくれると思うので。

      • 国立大学にROTCを導入すべきですね。それで奨学金受給者は必修にするとか。せめて旧帝大系だけでも。
        まあ左翼が大騒ぎして実現しないでしょうが。

        防大出の人の再就職対策にもなるし、実際に動員をかけなくても、将来的に社会的地位の高くなる層に軍事知識を持った一般国民が増えるだけでもかなり違うと思うのですが。

        だいたい経営者が自分から孫子を読んだり、クラウゼヴィッツやランチェスターを読むんですから、一般大学で授業しても全然おかしくないんですけどね。

  • 韓国がどうとか、敗戦がどうとか、植民地がどうとか、用日がどうとか、反日がどうとか、反省がどうとか、謝罪がどうとか、西側陣営がどうとか、道徳性がどうとか、私はそのようなことは根本的な問題ではないと思っています。

    根本的な問題は、日本が韓国を甘やかしたということです。人間甘やかすとろくなことにはならないのですよね。一番の問題は、際限がなくなるということです。一度味をしめると、二度目を期待しますし、二度味をしめると三度目はもっと甘いものを期待します。甘やかしが切れると暴れ始めます。

    甘やかすとろくなことにならないのは外交ばかりではありません。我が子を育てるに当たっても、会社で新入社員を育てるに当たっても、甘やかすとろくなことにはなりません。信賞必罰で、世の中そうそう自分の思いどおりにはならないということを理解させながら育てる必要があります。

    日本人はお人好しというか甘っちょろいというか、相手の喜ぶ顔を見るとついついもっと喜ばせたくなってしまうんですよね。

    日本人同士ならまだ気心がしれてる分修正が効きますが、外国相手にそれをしてしまったら、日本は「いいカモ」の存在でしかなくなります。日本の中でもお坊ちゃん育ちの外交官に、そのようなことは理解不能のことですね。

    • 日本は韓国を甘やかしてきたというご意見に全面的に賛同します。
      賛同するだけでなく、もう少し盛ります。

      日本は開国以前から倫理観と論理性が発達していて、その倫理論理を朝鮮半島人も共有できるという前提で外交してきた。同じ人間、話せばわかると。
      しかしお互いの知的レベルの差異、民度の違いといっていいでしょうか。その格差は当時あまりにも決定的に隔絶していていまだ韓国は未開国のまま。
      日本は自らの倫理観と半島民族への過信のあまり、韓国に対していいひとのフリを続けすぎた、勘違いを増長してきたと言えるかもしれない。

      ものごとの本質を考えない韓国は、日本は道徳重視だ、道徳で脅せば何でも言うことを聞くぞとナメてかかるようになった。
      それは歴史認識と叫びながら歴史を認識しようとしない、根深いどころか根腐れしてる反知性主義つーか、自己世界観完結による無責任な態度つーか、つまりは自分の頭脳を使ってものごとを客体化して考えることを放棄する愚かさを押し通してこそ立派な態度と誇る文化の当然の帰結でしょう。

      だから。だからそうなんです、たぶん。
      差別的な言葉は使いたくなのですが、いつまでたってもドレ〇根性から脱却できない。したくないし、しちゃいけない。
      自立して自由に生きていけよと解放したのに、そんなのは困りますと首輪かけてもらいに戻ってきては主人に吠え掛かる犬のような。

      日本はかつて朝鮮を併合しました。
      だから日本は悪であるというのが彼らの言いぶん。歴史認識だなんだと叫びながら肝心なことを見落としています。
      事実として朝鮮はかつて日本に併合されたんです。そんでそれを真っ先に承認したのはアメリカです。そこに善悪はない。国益としてそうしたというだけのこと。
      日本は悪だから朝鮮を併合したなんて抽象的な話ではない。具体的な国際社会でのポジションと国力によって併合した。
      朝鮮は国際社会で自国をコントロールする能力がなかった。日本は朝鮮を統治して近代化させる力があった。

      もう一度整理しつつ強調します。
      朝鮮は自力で生きていけなかった。日本は朝鮮併合するだけの力があった。
      その状況で日本は朝鮮を併合した。
      善悪の話じゃない。事実として何がどうだったかって話です。

      いまはそんな歴史を都合よく解釈してナメくさってるかもしれないけれど、実は日本に恐怖している。
      歴史を学べば、本当は怖い日本と歴史認識すべきところを、逆に矮小化して事実から目を逸らしている。
      日本は韓国にとって、いつでも毎度かならずいい人じゃなかったと思ってるから日韓併合を不法だったと言ってるんじゃないですか。
      それならなぜいま日本の善意を要求する態度を取り続けるのか。日本はいつでもお人好しじゃない、やるときゃ一気に決断して行動する国だと半島国家こそが最も理解してたはずなのだけれど。

      日本人はこれからも協調優先で国益を犠牲にしてでも韓国に寄り添いますか。
      バカ言っちゃいけない。日本はアメリカの経済封鎖に対して全面戦争を挑んだ国ですよ。なめてちゃいかん。
      事実を捻じ曲げて認識を間違っているから考えが甘くなって間違った行動に走るんです。

      日本はもうあなたたちを相手にしないと言ってるのに、彼らはいつになったら気付くのでしょうか。
      薄々気付いたから騒いでるんだろうけど、ことごとく悪手なのは意図的なのか天然なのか判断が難しいところです。

      安倍政権はそのような韓国が仕掛けるゴタゴタは金輪際シカトする方針を取っていますから、韓国内では勝手に騒がせといて他国が騙されないように着々と手を打つことと思います。
      国家崩壊に邁進する韓国にタカられるより、韓国以外の国に外交コストかけたほうが余程コスパいいですからね。

  • 『売国派』ですか。

    結局、そのようなありきたりなネーミングにしちゃうんですね・・・

    私も前々から、『用日派』に対する名称が『韓国配慮論者』では長すぎると思ってたんですが、『売国派』ですか・・・

    そうですねぇ、私は今まで『配慮派』、『媚韓派』、『用韓派』とか使ってきたんですが、
    『売国奴』で例えたことはあっても、『売国派』とは言ったことなかったですね。

    しかしながら、ここは管理人様のサイトですから、管理人様の決定事項には無条件に従うのがルールです。

    『韓国配慮論者』=『売国派』・・・いいじゃないですか(^-^)

    これから、私も『売国派』というネーミング、喜んで使わせていただきます。

    ところで問題があります。

    管理人様はこの『売国派』を、①与党内(とくに日韓議連所属議員)②外務省、③外務省OB、④一部の経営者ら、と分けているようですが、大事なグループが一つ抜けています。
    ⑤一部の学者、評論家、コメンテーター、です。

    つまり『韓国配慮論者』=『売国派』はこれらの姿を普段装ってます。

    ①与党内
    ②外務省
    ③外務省OB
    ④企業経営者
    ⑤評論家

    そして、私は、名前も具体的にあげてもいいと思うんですよ。

    まあ政治家や官僚は今でもよく活字になってますが、問題は④⑤です。

    例えば、④の経営者には、柳井正(ユニクロ)、榊原定征(東レ)、大山健太郎(アイリス・オオヤマ)といった名前は上げてもいいでしょう。

    まあ、なかなかブロガーの方はここまで踏み出せない、ゆえに私たち一般コメントが気をきかせてちゃんと実名を書いてあげるべきでしょう。

    そして、ここで難しいのが、孫正義(ソフトバンク)をどうするかです。

    孫さんは通名でなく韓国名を使ってらっしゃる。
    私は基本的に堂々と韓国名で商売してる在日は立派だと思うんです。
    それにソフトバンクはソウル大学卒を優先的に採用してるわじぇでしょ。
    ソフトバンクは売国派企業ではないだろうと思うのですが、どうでしょうか。

    さらに、⑤ですが、ここで私が大ファンの三浦瑠璃様の名を上げたら、ヤッパリおかしくなるでしょうか?

    三浦瑠璃様は、東大卒の才媛で、お顔がお美しくて、あのロングヘアーが素敵で、笑顔が素敵で、しかも安倍応援団の論客で、憲法改正派で政治的には嫌韓派です。

    しか~し、何故かこの方は元徴用工裁判で、中国で三菱マテリアルがやった財団方式の被害者補償を提案していた。

    さらに、民間交流には大賛成で、政治と民間は切り離すべきだと常日頃からおっしゃってる。

    こんな美しい人でも、財界の工作員なのでしょう。
    スケベは外見に騙され評価を間違えるという典型的な例ですが、これはやっぱり用韓派が日本に送り込んだ韓国配慮論者であると判断して『売国派』に分類すべきでしょう。

    有本香はどうでしょうか、この方はお顔が私の好みじゃないので、外見に騙される心配は皆無なのですが、実はどんな主張かよく知らないのです。
    ですが世間的には三浦瑠璃様と主張がよく似てらっしゃると言われてるようだ。

    ただ、有本は虎ノ門ニュースでこの間、韓国の訪日客が激減して地方の空港が便が減って大変だという事を解説してるとき、残念ながら『韓国からの観光客が減るのはいいことだ』とは最後まで言わなかった。

    有本の怪しいところは、韓国人は客単価が安いだのといって、韓国からの訪日客に頼らずに単価の高いシンガポールや欧米から呼び込む努力をしろ、などといって話をそらすところだ。

    そして、韓国との民間交流が減ることに対して、判断を避けた。
    つまり、有本も『売国派』だということだ(たぶん)

    では、有本とセットでよく出てる百田尚樹はどうだろうか。

    彼はなんとDHCテレビが韓国で叩かれたとき、虎ノ門ニュースのスポンサーであるにも関わらず『いざとなったらDHCは韓国なんかからさっさと撤退する立派な会社だと思う』と言った。
    この言葉は凄い。
    彼は偉い。
    よくぞ言った。
    というわけで百田尚樹は『売国派』ではない、ということだ。

    このように、長谷川幸弘や情念司とかも選別していって、本当の敵、『売国派』のコメンテーターをあぶり出していきたいと思う。

    • カニ太郎 様

      あまり個別のコメント主様を名指ししての注意は本意ではありませんが、以前からかなり気になっていたことを申し上げます。
      政治家や官僚ではない人物(私人)を不必要に呼び捨てにしたり、性的な容姿などに言及したりする、品位のないコメントは控えてください。

      他人を呼び捨てにするなとは言いませんが、一般に誰かを呼び捨てにするときは、その人物が現在において政治権力に近い権力者(とくに国会議員や国家公務員)である、あるいは過去にそうであった、あるいは歴史上の人物である、ということが必要です(当ウェブサイトでも河野洋平を呼び捨てにしていますが、それは河野洋平が権力者だったからです)。これに対し、百田尚樹さん、有本香さん、上念司さん(「情念司」とは上念司氏のことだと思いますが)らはいずれも政治権力者ではありませんし、私企業の経営者の方々も同様に政治権力者ではありません。彼らの主張に賛同しないからという理由で呼び捨てにするのは当ウェブサイトの品位を損ねると私が判断します。

      コメント内容そのものについてはとくに何も申し上げることはありません。どなたがどんな持論を持つのも自由であり、カニ太郎様のコメントが妥当であるか、そうでないかについても、それを読んだ他の読者の方がいらっしゃれば、その方々がコメントの是非を判断されれば済む話です。しかし、品位がない文章は、そもそもの前提として、他の読者様の気分を害するおそれがありますし、当ウェブサイトのアクセス数が増えているという事情もあり、名指しで誹謗中傷された方が当ウェブサイトを不快に感じるかもしれません。

      当ウェブサイトの品位を損ねる書き込みにつきましては、今後は書き込みをお断りすることがありますので、ご了承ください。

      • ごめんなさいm(_ _)m

        今後、絶対、呼び捨てにはしません。

        容姿の、批評もしません。

        評論家、企業経営者、は政治権力者ではない、とみなして対応いたします。

        う~ん、でも、たしか浜矩子さんを、「紫ババア」と呼んでた人もいたような・・・

        いやいや、すいません、管理人様はここのルールブックですので、もう評論家や学者やコメンテーターさんを侮辱するのはやめます。

        絶対やめますので、

        お許しください。m(_ _)m

        (カニ太郎)

        • カニ太郎 様

          >評論家、企業経営者、は政治権力者ではない、とみなして対応いたします。

          ご理解を賜り、ありがとうございます。
          引き続き他の読者の皆さまが快適に過ごせる場を作れるようにご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

  • 三浦瑠璃はヌルいだけですよ。櫻井よしこも似たようなもので、民間交流は大事などと言います。保守論客の一部は、どうしても日本人的生ぬるさが抜けないのです。黒田勝弘氏も、生活基盤が韓国にできてしまっているので、韓国に厳しいことを言いつつ、いつか和解の日が来ると夢見ています。

    有本香はヌルさは少ない方です。ただ、どちらかというと中国ウォッチャーなので、韓国に関する論説は大したものはありません。

    油断ならないのが佐藤優です。元外務官僚で在ロシア日本国大使館に勤務経験があり、鈴木宗男とはズブズブの仲、執行猶予付き有罪判決を受けて失職。北方利権に深く絡んでいる自分物なのは間違いなし。現在は保守系論客の振りをして各紙に執筆していますが、言うことが微妙に怪しい。私は彼は偽装保守で、少しずつロシア製の毒を仕込んでいるものと見ています。

    民間企業の経営者に関しては、経団連からしてお花畑ばかりで話しになりません。一々あげつらうまでもないでしょう。

    • カニ太郎様にコメントするつもりが外れてしまいました。平にご容赦。

      •  阿野煮鱒 様

         敬称をつけ忘れることは小生も多々あり、自らも反省しなければなりません。

         本日の投稿でも「申珏秀」と敬称無しで投稿してしまいました。正式には申珏秀元駐日大使ですね。

         日本人だから、外国人だからとかのダブスタは嫌いですので、小生も気を付けるようにします。

         特に新宿会計士様のブログは他のブログとは一線を画し、非常にレベルの高い内容であるため、投稿者がその品位を落とすことは良くないですね。

         駄文にて失礼します。

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