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「韓国パッシング」の先にあるもの

先ほどの『GSOMIAでまた瀬戸際外交 「相手にしない」が鉄則』では、「韓国の瀬戸際外交」について話題として取り上げましたが、これに関連して、本日の韓国メディアに、和田春樹・東京大学名誉教授が「日本の韓国パッシング」を強く批判した、とする話題が掲載されています。和田教授が安倍政権を批判していること自体、安倍政権の「韓国パッシング」が正解である証拠に思えてならないのですが、ただ、ものごとは「韓国パッシング」だけで終わるものではありません。

2019/08/17 11:00追記

本文中の誤植を修正しております。

意外と一貫している日本政府の対応

瀬戸際外交への最も効果的な対処とは、相手にしないことである――。

先ほどの『GSOMIAでまた瀬戸際外交 「相手にしない」が鉄則』では、こうした当ウェブサイトとしての持論とともに、李洛淵(り・らくえん)韓国首相の「日韓GSOMIA破棄撤回」発言にについて報告しました。

繰り返しになりますが、最も良いのは「相手の土俵に乗らないこと」ですが、これについて、昨年10月30日の時点における次の産経ニュースの記事は、タイトルで「戦略的放置」、本文で「戦略的無視」という言葉を使っています。

日本政府、対韓国「戦略的放置」強める 徴用工判決、国際司法裁判所への提訴も視野(2018.10.30 19:27付 産経ニュースより)

該当する箇所は、次のとおりです。

韓国の国際ルール違反といえる行為は枚挙にいとまがなく、政府内には『韓国疲れ』が蔓延(まんえん)している。経済規模もそれほど大きくない韓国と必要以上に付き合う理由はないとして『韓国は、戦略的に無視していくしかない』(外務省幹部)との声も出始めている

当ウェブサイトでは自称元徴用工問題をはじめとする日韓間の諸懸案を巡る日本政府の対応に不満がないわけではありませんが、それでも「相手の土俵に乗っていない」という点では一貫しており、これについては歴代日本政府の悪手と比べればはるかに評価できる点でしょう。

実際、韓国メディア『中央日報』(日本語版)の次の記事によれば、G7出席中の安倍晋三総理大臣は現地時間26日午後、韓国に対して「まず国と国の間の約束を守ってほしいと求めたい」などと述べたのだそうです。

安倍首相「韓国、継続して国家間信頼関係をき損」糾弾(2019年08月27日07時35分付 中央日報日本語版より)

※記事タイトルにある「き損」とは「毀損」のこと。

安倍総理は韓国について、「日韓請求権協定違反が放置されたことに続き、日韓軍事情報包括保護協定(日韓GSOMIA)が破棄された」としたうえで、韓国側からの「国と国の間の信頼関係を傷つける対応が続いている」と述べたのだそうです。

今回に関わらず、安倍総理は昨年から一貫して韓国に対し「約束を守れ」「国際法を守れ」と言い続けていますが、これこそまさに韓国に対する対応として正解です。

和田春樹氏、日本の「韓国パッシング」を批判

こうしたなか、日本が韓国の土俵に乗らないことに対して、和田春樹東京大学名誉教授が昨日、露骨に不快感を示したようです。

「安倍首相の『韓国を相手にしない政策』、日本には悪夢のような反時代的選択」(2019年08月27日06時56分付 中央日報日本語版より)

中央日報によると和田氏は26日、韓国で開かれた「学術会議」の基調講演で、安倍総理が「米国と中国を重要視して韓国を排除しようとしている」としたうえで、「韓国を相手にしない政策」であり、「この政策は平和国家である日本の終焉」と批判したのだとか。

和田氏がこのように主張すること自体、安倍政権の対韓姿勢が正しい証拠に思えてなりませんが、それだけではありません。和田氏は2018年に行われた南北首脳会談と米朝首脳会談が安倍政権に「二重の衝撃を与えた」と述べているのですが、これなど典型的な「蚊帳の外」理論でしょう。

もっとも、この中央日報の記事では、今年2月の米朝首脳会談が決裂したことや、最近、南北関係が悪化していて、北朝鮮から韓国に対する挑発が続いていることについて、和田氏が言及している形跡はありません。

和田氏は安倍政権による北朝鮮に対する「圧力外交」が却って日本を外交的な窮地に追い込んでいると主張しているようですが、正直、支離滅裂すぎて正視に堪えません。

ちなみに和田氏は先月、「韓国は敵なのか」という声明を出した人物でもありますが、この手の声明に名を連ねる人物はだいたい毎回同じようなものではないかと思います。

地政学的には日韓協力こそが理想なのだが…

さて、地政学という観点からみれば、日本にとってもっとも重要な外国は、間違いなく韓国です。

対馬から釜山までの距離はわずか50kmしか離れていないという地理的な近さもさることながら、歴史的に見れば、日本が過去に関わった対外戦争の多くは、ほとんどが朝鮮半島と関わっています。

実際、日本の明治期の指導者らも、もし朝鮮半島が列強の手に落ちれば、日本に対して直ちに地政学的脅威をもたらす、ということをよく理解していましたし、日清戦争と日露戦争はまさに朝鮮半島を日本の勢力にするかどうかという争いだったのです。

また、韓国自身にとっても危険な独裁国家である北朝鮮と対峙するうえで、日米との同盟は、本来ならば「願ったりかなったり」です。このため、北朝鮮という「共通の脅威」に対処するために、日米韓3ヵ国連携は理想的な協力の枠組みなのです。

ただ、物事は考え様です。

ときとして、無能な味方は有能な敵を上回る脅威でもありますし、「味方」に見えて実際には「敵」という状態は、日本の安全保障にとって却って大きな脅威でもあります。

さらに、韓国は日本との軍事協力をかたくなに拒む国ですし、本来であれば韓国にとって最も脅威を与える北朝鮮に対峙せず、韓国にとって最も脅威を与えない日本を敵視する、本末転倒した国でもあります。

このように考えていくならば、いっそのこと対馬海峡を大陸と対峙する最前線とする覚悟を、日本も持つべきではないでしょうか。

つまり、現在の日韓葛藤とは、究極的には日本国民が「韓国なしで国防体制を構築する覚悟を持てるかどうか」に掛かっているように思えてならないのです。

新宿会計士:

View Comments (35)

  • 誤)この手の生命に名を連ねる人物
    正)この手の声明に名を連ねる人物

    共産者リスト、じゃなくて協賛者、でもなくて、
    賛同者リストが署名サイトで公開されています。

    私はさっそくダウンロードし、エクセルを使って
    データベース化して保存しています。

    • 和田氏のような考え方がある意味もっと危険な発想だと思います。
      東アジアにだけこうした湿った空気をいれるのはおかしい。自己憐憫の投影が激しいというか韓国よりも不幸な国はいくらでもあるのに異常な偏愛というか執着が過ぎます。韓国と日本が平和だったのは江戸時代、通信使しかない「疎遠」の状態です。

      日米は少なくと韓国の休眠化、無力化(環境条件の変化に合わせて植物が生長や活動を弱め変化の少ない状態に移行のような)のような方向に持っていくんでしょう。
      文さんの面子を潰すような最近の行動にもそれは現れております。

      焦土化による破壊はいつでも可能ですが、これで大量難民を発生させて困るのは日本などです。
      だから旨く調整していくんでしょう。
      第一難民を大量発生てしまってはDSやISISがやってることと大して変わらなくなります。
      あれらとは目的も方向も違う方向で同意していると思います。
      どっちにしても日本はもっと国境警備や不法移民、長期滞在者による犯罪にもっと力を注ぐべきでしょうね。

        • ご指摘ありがとうございます。

          DEEP STATE (国家内国家といもいう)
          です。

        • りょうちんさま、情報リンク有難うございます。なるほど、DSはDeep Stateの略ですか。

          そのリンク先のページでDeep Stateの訳語として「ディープステート」にした理由を新味さの重視として自己弁護していますが、“deep state”の意味を知らない人には「ディープステート」も意味不明だという当たり前の事実を認識できていないようで呆れました。「影の政府」とかならば日本語が理解できる人間ならば誰でもほぼ正しい意味は推測がつくのにね。

          意味を伝えることよりもアイキャッチを優先するとは何のために訳語を作るのでしょうね。アイキャッチが目的なら英単語のままで十分なのに。

      • 朝鮮半島から1千万とも2千万人とも予測される大量の移民が
        流入する事態は避けたいところ
        戦後の混乱期は200万程度の朝鮮人が日本におり
        50万の朝鮮人が日本に留まり150万人が朝鮮半島に戻ったとか

        雇用・治安の悪化、破壊工作員の潜入と頭が痛くなりそうです

        早急なビザ厳格化及び移民受入れ阻止の対策が必要そうですね

    • ぁ 様

      いつもコメントありがとうございます。

      >誤)この手の生命に名を連ねる人物

      あ、本当だ!大変失礼しました。
      引き続き当ウェブサイトのご愛読並びにお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

  • >このように考えていくならば、いっそのこと対馬海峡を大陸と
    >対峙する最前線とする覚悟を、日本も持つべきではないでしょうか。

    私は会計士さんのこのご意見に賛成です。
    おそらく、このようなことを主張する人は、今のところ数的にいえば少数であり、多数は韓国との友好関係を築いて争いを避けるという意見かと思います。

    しかし、そのように考えている限り、韓国は日本を脅す材料を保持し続けるわけで、日本は弱みを握られている状態です。韓国は何かあると、文句があるなら日本の敵になってやるぞと脅しをかけてくることになります。つまり、会計士さんおっしゃるところの「日本側は勝ってゼロ、引き分けてマイナス50、負けてマイナス100」の勝負をいつもしなければなりません。

    韓国を頼りにしない場合、日本の軍事的な負担は相当なものになると思いますが、それは本来担うべき負担であり、今まではお茶を濁してごまかしてきたにすぎません。また、韓国を頼りにしている限り、日本は「国家的自尊心をいつも傷つけ」られていなければなりません。

    正々堂々と正論を述べ、逃げ隠れしない国になることは、長期的に見れば日本の繁栄に結びつくものと私は考えています。

  • この和田春樹という教授、昔から日本をさんざん批判しておいて自身は国の税金で運営されている教育機関に籍を置いて安穏としている事に恥を感じないのでしょうかねえ。
    まあそういう節操を持ち合わせない人物だから今でも東大にいられるのでしょうけど。

    • 税金に寄生し、嫌がらせでお代わり要求。左派の通常業務ですね(笑)。愛知ヒダリマキナーレのガラクタ展と同じ。

  • 和田さんは年をとって考えが硬直化してしまった気がします。2000年代くらいから、反日一本な存在になってしまった。

    なお、友人の自衛隊の佐官と少し話をしました。「GSOMIA 破棄は驚きだが、政治は政治として、自衛隊としてはミリミリの関係は極力揺るがさず、引き続き韓国軍と協力していきたい。ただ、韓国のこういう動きには心の底では何も感じないわけではない。また、アメリカ相手に失点したことについては他人ごとながら、どうかと思う面もある」とのこと。
    日米韓の連携の大枠は揺るがないものの、心理的にヒビが入り始めたものは感じますね。ただ、今の韓国の姿勢はあくまで一時的なものだという認識のようです。

    • またも貴重な情報ありがとうございます。

      > 今の韓国の姿勢はあくまで一時的なものだという認識のようです。

      自衛官の立場としては妥当な発言だと思います。華夷秩序だの序列観だのといった歴史考察が自衛隊運営の根底に配置されることの方が危うい状況を生みやすいでしょう。軍隊やそれに相当する組織が特定の思想やイデオロギーを持って自走するのは危険です。

      だから、韓国の姿勢を、一時的ではなく不可逆的な脅威と認識してそれに備えるべき主体はシビリアンであるべきです。残念ながら岩屋防衛大臣個人にはその役割を期待できませんが、安倍政権全体として考えれば希望はあると思っております。

  • 平成の初期、韓国が四昇竜の1つとされ、落ち目の日本に代わってアジアを引っ張っていってくれるものと期待していたことがあったけど、本当に失望しています。中国は姑息過ぎるし東南アジアは風見鶏国家ばかりで頼りない。でも大日本帝国の復活は困る。軍備の整備は急務だけれど、それを上手くコントロールできる政治が現時点ではないのが厳しいです。

    • >でも大日本帝国な復活は困る

      日本が軍備強化したからといってそんなことになるとは到底思えないのですが。
      ①戦前の列強の植民地化支配の中で植民地化される事なく、主権国家として生き延びる必要があった
      ②戦前の世界ルールとして戦争で植民地を増やして国力を上げることが認められていた
      世界大戦後のレジームとして上記二つが否定されているため先進国の選択肢としては、デメリットしかない。また民主主義国家として (過去の歴史的経緯も踏まえ)国民が選択するようなマインドやメリットがない。
      いかがでしょうか。

  • 先日、『三国史記倭人伝』を読んでいるという話を、者雑談専用記事(2019年8月24日版)に書きました。

    https://shinjukuacc.com/20190824-02/comment-page-1/#comment-50457

    三国時代、倭は頻繁に新羅を襲撃していたが、その理由や目的が三国史記の記述では定かではないと書いたのですが、これがじわじわと私の好奇心をそそっています。

    日本(倭)から見た朝鮮半島の地政学的意味は古代から変わっていません。魏、晋、随、唐と王朝は変われど、強大な中華帝国が大陸に存在し、その脅威に対する緩衝地帯として、日本は朝鮮半島を利用する必要がありました。平安朝後期のように、日本が大陸と没交渉である期間はほぼ無視することが可能ですが、元寇のように向こうから襲ってくる事例もあり、常に何からの水準で半島の制御は日本にとって必要な作業だったと思います。

    その中でも、四世紀後半から六世紀にかけての倭対新羅の確執は、後に類例のない特殊な形態です。なぜ倭が新羅だけを目の敵にしたのは、前述の通り史料では不明なのですが、とにかくやたらに新羅に侵攻しました。これでは百済も高句麗もひとごととして安穏としてはいられなかったでしょう。

    この期間は中国が南北朝時代にあたり、朝鮮半島の大陸側は契丹が牛耳っていました。従って、後の白村江の戦いのように、新羅が倭の脅威を中華(唐)を巻き込んで跳ね返すことができず、三国が自力で何とかするしかなかったわけです。そこで、高句麗は半島北側にあることで新羅を盾にでき、百済はせっせと倭との同盟維持に励み、新羅だけがボコられ役になったように見えます。

    この状況を現代に再現できないかと考えてみました。

    まず、中国が内部分裂して朝鮮半島や日本列島に構っていられない状態になる必要があるので、この時点で実現性が薄くなります。そこに目をつぶれば、半島に接する契丹(北狄)の役割はロシアです。高句麗は北朝鮮。百済はその後の歴史から言えば韓国左派勢力の源流なのですが、今の対日ポジションからいうと逆転して保守用日勢力、新羅のポジションは左派勢力です。

    この配置だと、日本にとって百済役の保守用日勢力は無くて構わず、北朝鮮を日本無視勢力、韓国をボコられ勢力、ロシアは中国から半島をブロックする役割、中国は内紛、という配役にすれば、日本は常に韓国を虐め続けることができます。

    実現性は限りなく低いのですが、ロシアをそそのかして中国と北朝鮮の国境をロシア勢力下に置かせ、中国の中でウィグル、チベット、香港などの独立を煽ることができれば、日本は韓国をボコりたい放題です。

    そんな都合のいい話はあり得ないわけですが、一つの思考実験として。

    • 阿野煮鱒様

      >先日、『三国史記倭人伝』を読んでいるという話を、者雑談専用記事(2019年8月24日版)に書きました。
      >https://shinjukuacc.com/20190824-02/comment-page-1/#comment-50457
      読者雑談専用記事なので、見落としていました。 このあたりについては、
      長浜浩明氏の
      韓国人は何処から来たか
      https://www.amazon.co.jp/dp/4886563961
      などを読み興味を持っておりました。
      個人的には、魏志倭人伝の記載は、倭人は半島南部と列島に居住しており、百濟は倭種であったのでは、ないかと思っています。 北方系に滅ぼされたので、Y遺伝子は北方系でもミトコンドリアDNAは日本人に近いのではないかと思っております。特に関心があるのは半島南部の前方後円墳についてです。 下記に面白い論文がありましたので紹介させていただきました。5,6世紀(倭の五王の時代)に突如築かれはじめられ、日本書紀、三国史記や広開土王碑の記載の倭人の進出に符合するものと考えます。

      韓半島南部に倭人が造った前方後円墳 ―古代九州との国際交流― 朴 天 秀 (慶北大学考古人類学科教授)
      https://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&ved=2ahUKEwjz3f3HmqLkAhUC_GEKHdFsBo0QFjAAegQIARAC&url=https%3A%2F%2Fkiu.repo.nii.ac.jp%2F%3Faction%3Drepository_action_common_download%26item_id%3D262%26item_no%3D1%26attribute_id%3D18%26file_no%3D1&usg=AOvVaw2S1FeE9kPdxvrJpG0ubIhT

      是非雑談記事にてこのあたりについて、語ることができれば幸甚です。

      • コメントありがとうございます。

        目下の私は、一次史料を自分で読むマイブームでして、次は中国史を読んでみたいと思っているところです。中国史は朝鮮史と違って膨大な量がありますので、コツコツ長い時間をかけてですね。

        埼玉県民様のご期待に添えるかどうかはわかりませんが、何かのテーマで問題提起をいただければ食いつくかもしれません。よろしくお願いします。

  • 金正恩はブルーチームに寝返りたいと密かに思って
    いるんじゃないかな。

    冷戦崩壊後のレッドチーム内での扱いはひどいもの
    でしたから、本音では中国大嫌いですよね。
    また自分らがカツカツの生活なのに、日米の庇護の
    もとで繁栄してる韓国にも嫉妬を覚えていたはず。

    韓国が反日反米民族主義に陶酔してブルーチームから
    追放されるなら、取ってかわろうとするのでは。

    最近のトランプ・金の書簡交換や、安倍総理が前提
    条件なしで日朝会談とか言い出したことを踏まえると、
    ありえない話でもなさそうな。

    米韓同盟&中朝同盟を同時破棄、からの電撃的米朝同盟、
    米軍と中距離核ミサイル配備で、核放棄、制裁解除。
    孤立化した南を折を見て吸収とか考えていたりしてるんじゃ。
    まあ中国が激怒するでしょうけど。妄想ですかね?

    • 名無しA さま

      私もそんな雰囲気をなんとなく感じます。
      全くの妄想話とも決めつけられないのではないでしょうか。

      なにせ、トランプは金正恩を褒めて、文在寅を馬鹿にするんですからね。

    • 北朝鮮が拉致問題と非核化したら、日本はお付き合いする約束です。
      北朝鮮が、アメリカと平和条約を結んで、正式に国交を持つ事もあります。
      ここまでは、中国が邪魔する事は無く、賛成すると思います。
      北朝鮮とアメリカが軍事同盟を結んで、米軍基地が配備されるのは、許さないでしょうね。

    • >金正恩はブルーチームに寝返りたいと密かに思って
      >いるんじゃないかな。

      北朝鮮の目標はシンガポールだと思います
      シンガポールは別名、「明るい北朝鮮」と呼ばれる独裁国家ですからw

    • 赤が上・青が下の国旗を韓国自身がしばしば上下逆さまに揚げていたのは、そのサインだったのか!

      それは冗談としても、ソフト化した北鮮が南を吸収合併するというシナリオは、あり得るものだと思います。かつての6カ国協議の南北朝鮮を覗く4カ国が、現在のミサイル連発・約束放棄連発の正気を失った状態よりその方がマシだと思ったなら、実現性も増すのではないでしょうか。そして統一朝鮮全体がDNZになる、あるいは植民地時代のタイのような緩衝国となるわけです。

    • それあたってると思います。

      米中に良い顔して両方に嘘つく輩よりはまだ信用されるかもです。
      それに地下資源を奪い取るがめつい元親方から逃げたいでしょうかね。

      ロシアさんにもそっと経済の余力があればそっちもまあまあだったんでしょうが、冷徹に米中を俯瞰してブルーやでと言いそうな金主席!

    • 皆さまへ

      多数のレスありがとうございます。

      妄想だと笑い飛ばされるかと危惧してましたが、
      意外と賛同者が多くてびっくりです。

      最近北が打つのは短距離ミサイルだけで、日米はそれに
      あまり文句を言わなくなったし、異なる切り口とはいえ
      日米北がともに韓国を無視や非難してるわけで、
      なんか臭うのですよね。

    • おそらく、仰る通りでしょう。

      ただ、悲しいかな。ブルーチームに入るには人権の問題が重たすぎます。
      この問題が解決されない限り、正式メンバーが強固に反対する事が目に見えていますので、サブメンバーにも入れないでしょう。

      ですが、現在のトランプ政権下であれば、アメリカとの関係を改善する事は不可能では無いと思います。
      取引次第でどうにでもなると思います。

      短期的に見て改善できたとしても、次の政権でどうなるかは未知数ですが。。。

      • サウジアラビアも一応ブルーチームに入ってますし、
        人権などあまり問題にならないんじゃないかな。
        要は役に立つかどうかですよ。

        金氏朝鮮が中国に対して独立を保ち、日米に敵対せず、
        朝鮮人を半島外に出さなければ良いのでは。

        まあ実現性はともかく、金正恩に寝返りたい意思が
        あるなら、日米はそれを利用するでしょう。

  •  独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。

     日本の大学教授など、「自分は日本の大衆より賢い」という肩書(?)
    を持っていると思っている人にとって、環境(?)が変わって、自分の
    肩書の権威が揺らぐ事態は、決して許されないことで、「環境は変わって
    いない」と自分に言い聞かせているのでは、ないでしょうか。(勿論、肩
    書なしでも、自分の能力で闘っていける人も、いるかしれませんが、そん
    な人は、どれ程いるでしょうか)

     駄文にて失礼しました。

  • 韓国を排除する事と、日本が平和国家を放棄したなんて話は、何の関連性も無い話ですね。
    その理由も、日本が米中の関係を重視してというなら、二大軍事大国との関係を、韓国より優先するのは、日本の平和を維持する上で、当然の判断ですね。
    まあ、頭のおかしな人の話は、置いといて、韓国は敵か?味方か?という、世論調査は行われていないですよね。
    日韓は、同盟関係に無い事を、どれだけ知っているんですかね。
    価値観が違うという事は、どれくらい理解が広まっているんでしょうか。
    韓国が隣国だから、仲良くすべてだと言う話を、どれだけの人が、理論的に反論出来るんでしょうか。
    近い将来、朝鮮半島が、日本の大きな脅威になるであろう事わを、予見しているのでしょうか。
    新宿会計士さんのような、情報発信が日本の将来にとって 良い方向に貢献するだろうと思います。
    だからPVも増えている訳ですし、これからも頑張って下さい。

    •  独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。

      だんな様へ
      >韓国を排除する事と、日本が平和国家を放棄したなんて話は、何の関連性も無い話ですね。

       韓国や(日本の)「アベノセイダーズ」にとっては、すべて関連がある
      ことなのでしょう。

       駄文にて失礼しました。

  • 更新ありがとうございます。

    何人もの方が書かれてますが、和田春樹という老いぼれ恍惚爺さん、昔からぜんぜん変わらぬ主張ですが、こんなのを東京大学教授、名誉教授にする人がいるから、日本は自虐史を持っており、すべて日本が反省すべし、なんて宣う連中が長い間跋扈していたのです。

    和田氏など頭ん中に苔が生えてるでしょう。しかしコイツの妄言を聞いていると、『何処の国の人か』と思う。日本人か?(笑)今だに日本が東洋の極悪人、アジアを戦火に導き、悪魔の戦争主義者だなんて言っています。

    ところが、そんな人は現在一人もいない(アッ共産党 笑)。もうそんな旧態思想は、博物館入りなんです。

    ところで安倍総理の中央日報による『韓国は継続して国家間の信頼関係を毀損してきた』。いいですね〜。ハッキリクッキリビッシリと言ってくれた。これぐらいストレートに言わないと、自意識過剰の韓国には通じませんわ(笑)。

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