X

あいちトリエンナーレの企画中止にネットの威力を見る

マスコミによる情報統制が緩みつつあるのでしょうか。インターネット上で話題になり、結果的に実社会を動かす、という良い事例が増えてきた気がします。その最新の事例が、「あいちトリエンナーレ」というイベントのなかで、津田大介氏が「芸術監督」を務めた『表現の不自由展・その後』に関するものです。この展示自体はすでに昨日時点で中止が決定たようですが、インターネット上で共有されるさまざまな情報や人々の考え方、そして次々と露呈する主催者側のダブルスタンダードぶり、見苦しい言い訳などを見るにつけ、インターネットの威力というものを感じざるを得ません。

日本を侮辱する「表現の自由」

「あいちトリエンナーレ」というイベントが、インターネット上で「炎上」しています。

問題となっているイベントは、この「あいちトリエンナーレ」のうち、『表現の不自由展・その後』という企画で、報道やツイッター上の報告などによれば、次のような展示物があったそうです。

  • 慰安婦像
  • 焼かれる昭和天皇の御真影
  • 安倍晋三総理、菅義偉官房長官を模したと思しき顔にハイヒールを突っ込む
  • 毀損された星条旗

(※ただし、「安倍晋三総理、菅義偉官房長官を模したと思しき顔にハイヒールを突っ込む展示」については、主催者側は「今回展示されているものではない」と否定していますので、公正のために付言しておきます。)

個人的な感想を申し上げるならば、正直、この話題を初めて見たときには、ゾッとしましたし、また、日本国民の1人として自分自身が侮辱されているような感覚を抱きました。

ただし、わが国には表現の自由もありますから、こうした展示を公権力によって「取り締まる」、といったことはできません(余談ですが、「表現の不自由展」と銘打っているわりには、「自由にやりたい放題やっているな」、という印象を抱きます)。

問題は、このイベントに、私たちの税金が投じられている可能性がある、という疑いが生じていることです。というのも、公式サイトを見ると、主催しているのは「あいちトリエンナーレ実行委員会」なる組織ですが、これに次の団体などが助成しているようです。

文化庁、一般財団法人地域創造、SOMPOホールディングス、野村財団、一般財団法人東海テレビ国際基金、公益財団法人朝日新聞文化財団 等

実際、菅義偉(すが・よしひで)内閣官房長官も8月2日(金)の会見で、これについて産経新聞の記者の質問に対し、次のように見解を述べています(記者の質問は動画の10:12~、菅長官の見解は動画の10:33~)。

愛知県で開催されております『あいちトリエンナーレ』の企画のひとつとして、慰安婦を象徴する少女像などが出品されていることは承知しております。『あいちトリエンナーレ』は国が主催・後援しているものではありませんが、文化庁の補助事業として採択されていると報告を受けております。申請時点では具体の展示内容についての記載はなかったことから、補助金交付の決定にあたっては事実関係を確認、精査したうえで、適切に対応していきたいと思います。

つまり、政府見解が正しければ、主催者側は昭和天皇や日本人を侮辱するような展示内容を最初から伏せて補助金申請を行っていた可能性がある、ということです。

さらに、慰安婦像については2015年12月28日の「日韓慰安婦合意」で、「ソウルの日本大使館前の公道上に慰安婦像が設置されていること」が「韓国政府の努力で適切に解決されるべき問題」と位置付けられています。

もし慰安婦像を展示したイベントに公金が支出されるならば、日本政府自らが日韓慰安婦合意の精神に反する行動を行う、ということになりかねません。日本政府におかれては是非、速やかな調査を実施し、その結果と対応を国民に対して公表していただきたいところです。

ダブルスタンダードぶり、言い訳が酷い

ところで、このイベントがインターネット上で「炎上」している理由は、「表現の不自由展・その後」の展示内容の非常識さだけではなく、「芸術監督」を務めた津田大介氏をはじめとする主催者、擁護者らの「ダブル・スタンダード」が酷いからです。

まず、ツイッター上では、津田氏の過去の発言が話題になっています。

評判になっているのはおそらくテレビ放送のキャプチャ画面で、いつの放送かは明示されていませんが、片方では「一線を越えた差別表現というものは言論(の自由の対象)ではない」、もう片方では「また1つ日本の表現の自由が交代したかもしれない」と発言しています。

しかし、多くの日本国民が敬愛する皇室を踏みにじる表現については「一線を越えているのではないか」と感じる日本国民が多いと思いますし、「一線を越えた差別表現というのは言論の自由の対象ではない」、という発言は、まさに津田氏自身に跳ね返っている格好です。

さらに驚くことに、どうやら入口には「撮影写真、動画のSNSへの投稿禁止」という張り紙が掲揚されていたそうです。

注意書きは次のとおりです。

  • 「表現の不自由展・その後」展示室内の作品や資料は撮影可能です。
  • ただし撮影された写真・動画は私的使用に限ります。
  • 実物を見て判断してほしいという企画趣旨から、会期中の作品や資料の写真・動画の投稿を禁止とします。
  • 作品や資料の写真・動画をSNSに投稿すると、私的使用の範囲を超えての利用となり、著作権法に触れる可能性があります。
  • 文章での投稿は自由にしていただいて結構です。

どうも最初から「炎上すること」を恐れていたということらしいのですが、「表現の自由」を騙っていながら自分たちを批判する自由は許さないというダブルスタンダードぶりには呆れるほかありません。

筋違いの「京アニ放火事件」

インターネット上でこうした批判が殺到していることに関し、愛知県の大村秀章知事は昨日、臨時の記者会見を開き、『あいちトリエンナーレ』の『表現の不自由展』を昨日限りで中止すると述べたそうです。

“表現の不自由展”中止へ。大村知事、京アニ放火事件を意識したことも明かす【あいちトリエンナーレ】(2019/08/03 18:28付 HUFFPOSTより)

ただ、大村知事の言い分が、実に筋違いです。

大村知事は会見で、『ガソリン携行缶を持ってお邪魔する』とした脅迫FAXや、県職員個人への誹謗中傷が相次いでいることを挙げ『こういう事象があったことを多くの方に知っていただくということではないかと思います』と話した。

『ガソリン〜』の脅迫FAXについて『京都アニメーションの放火事件を意識したものだと思うか』と記者に問われると『私はそういう風に受け止めました』と答えた。

要するに、批判を浴びたから中止する、というのではなく、強迫を受けたから中止する、といった言い分ですね。こうしたロジックは、津田氏自身も公式ウェブサイト上で述べています。

「表現の不自由展・その後」について津田大介芸術監督が会見を行った際に配布したステートメントです(2019年8月2日付 あいちトリエンナーレ公式サイト『ニュース』より)

津田氏のステートメントの末尾を紹介しておきましょう。

この企画が報道された7月31日(水)から連日、事務局への電話が殺到しております。その中には、テロ予告や脅迫とも取れるようなものや、また電話に応対しただけの職員個人を攻撃するものも多く含まれています。また、事務局への電話は夜間にもなされ、その数は増え続けています。この状態が続き、来場者及び職員の安全が危ぶまれる状況が改善されないようであれば、展示の変更も含め何らかの対処を行うことを考えています。ただし、日本が、自国の現在または過去の負の側面に言及する表現が安全に行えない社会となっていることをそうやって内外に示すことの意味を、よくお考えいただき、自制的に振る舞っていただくことを期待しております。

ちなみに大勢で事務局などに押し掛け、来場者や職員の安全を危ぶまれる状況をほのめかして企画を中止させる、というのは、日本共産党系の団体を始め、わが国で「サヨク」などと揶揄される人たちがよくやるテクニックではないかと思うのですが、このあたりはいかがでしょうか?

マスコミ支配の終焉

今回の「あいちトリエンナーレ」を巡る騒動を見ていると、まさにわが国の「サヨク」的な人士の「自分は他人を批判するけれども、他人は自分を批判することを許さない」というダブルスタンダードぶり、言い訳などの稚拙さが目立つのですが、それと同時に、個人的にはもう1つ、痛感したことがあります。

それは、ツイッターやブログなど、インターネット上で一般国民が広く連帯し始めた、という事実です。

私自身も、今回の騒動についてはインターネット上でほぼリアルタイムにウォッチしていましたし、それらの情報を発信しているのはたいていの場合、名もなき一般国民です。

イベントの主催者側は、どうもわが国で「表現の自由」が危ぶまれている状況にあると考えているようですが、実情はその真逆でしょう。そして、一連の騒動は、「マスコミが情報を一手に握ってきた時代」が、いよいよ本格的に終焉を迎えつつあることを示しているように思えてなりません。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

そういえば、先週は輸出貿易管理上のいわゆる「ホワイト国」リストから韓国を除外するパブリックコメントに4万件を超える意見が寄せられ、そのうち95%が賛同意見だった、という話題がありました(『文在寅氏「経済報復に相応の措置」 むしろこれからが正念場』参照)。

これについて、私自身は新聞も読まず、テレビも見ない人間ですが、当ウェブサイトのコメント欄を拝読していると、新聞やテレビでは「韓国に対する輸出管理の厳格化は日韓関係を損ねる」、といった論調が支配的だとのご指摘を頂きます。

事実だとすれば、新聞やテレビがいかに「1つの方向」に国民の意見を誘導しようとしても、もはや国民のマジョリティはマスコミの支配を脱しつつある、という証拠ではないかと思えてならないのです。

新宿会計士:

View Comments (99)

  • 津田某と「大手マスコミの影響力」に献杯。🐧

    売国奴は本貫に帰れ。🐧

    これ以上言わないのは「表現の不自由」だ。🐧

  • 日本でのATMは、コスト維持の観点から、ペイなどを初めとするカードに変わっていくそうです。

    世の中の変化についていけるでしょうか、ATM

    もちろん、メディアの世界でw

  • 本文に書き忘れたので自己コメントです。

    知的訓練を受けていないという意味ではむしろマスコミ側に問題情報発信に問題ある人が多い気がしますね。
    https://shinjukuacc.com/20190728-01/

    ふとした雑感ですが。

  • 新宿会計士さんの論考をいつも楽しみにしています。

    『表現の不自由展・その後』が問題なのは、昭和天皇の写真を燃やす映像やアメリカ国旗を侮辱するような作品が出展されていることだと思います。前者は、誰の写真を燃やそうとヘイトに違いありませんし、後者にいたっては、外国国章損壊罪に該当します。娼婦像以前に、これらの要素だけでも、展示を中止にすべきであります。

    そして、恐ろしいことに、これが表現の自由であるわけがないにもかかわらず、日本サヨクは表現の自由が侵害したと騒ぎ立てています。普段からヘイトスピーチがどうのこうの言っているにもかかわらずです。

    『表現の不自由展・その後』が中止されたことよりも、マスコミや一部の日本人が、明らかなヘイトを表現の自由とはき違えていることに対して、恐怖を覚えました。このような連中が日本の人権意識を後退させていると考えます。

  • 今回のこの催し、明らかに日本国(民)へのヘイトだと思います。
    それも半島に呼応した。極めて悪質です。

  • 更新お疲れさまです。
    私はこの件、新宿会計士様と全く逆の考え方であり、「ネット上の批判でこのようなイベントを潰すことができた」というのは、大変憂慮するべき自体だと思っています。

    前提として、私個人はこのイベントが大変不快であり、幼稚であり、企画者の良識を疑うものだと思っております。

    それでもなお、「自分の気に食わないこと」に対して「圧力かけること呼びかけて中止させる」ということは、「マスコミが政府を根拠もなく批判して退陣させる」のと、根本的に同じだと感じます。

    私はうまく考え伝えることができないので、Twitterで見かけた投稿で、匿名ではない立場で私の考えに近いこと言ってた方について
    転記させていただきます。

    山田太郎氏
    https://twitter.com/yamadataro43/status/1157533403484266498
    あいちトリエンナーレ、私の基本原則は明確です。今回はクローズドな場所でのこと。公権力が表現を発することを中止させてはなりません。ただし、発した表現については表現者は責任を負うべきです。私個人は今回の表現は好みません。関係者に危害が及ばないことを望みます https://www.huffingtonpost.jp/entry/daisuke-tsuda-press-conference_jp_5d44111fe4b0acb57fcad537

    ロバート・キャンベル氏
    https://twitter.com/rcampbelltokyo/status/1157480739597737985
    政機関が内容を不適切と判断し美術展への公的資金投下を拒否することは理解できる。米最高裁判決もあり世界的に問題は無い。しかし審査を通り予算執行の決裁が下りた公共空間で公開中の作品を首長が撤去せよと迫るのは別次元の話で「検閲」に他ならず望ましくないと私は思う https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190802/k10012018791000.html

    同じくロバート・キャンベル氏
    https://twitter.com/rcampbelltokyo/status/1157672384935018496
    不自由展なら唾棄すべき内容だと言う人も共感する人も声高に議論すればいい。手続きに不正がなかったか検証するも良し。しかしそれを経ずに首長が唐突に中止を求め誰かが「撤収しなければガソリン」と脅迫し挙句に止むを得ず中止とするのは自由な議論を奪う流れ、とても残念だ
    https://www.buzzfeed.com/jp/sumirekotomita/aichi-shoujyozo-2

    また、昭和天皇に関するの表現については
    新川貴詩氏が
    https://twitter.com/shinkawa_takash/status/1157289415615471616
    あいちトリエンナーレの件、陛下の顔写真を燃やす映像について。あれね、ある作家が陛下のコラージュを富山県立近代美術館に出品し作品が撤去され図録も焼却処分に。で、同館と同じ行いとして陛下の写真を燃やす行為を別の作家が映像に記録して突きつけた。そのあたりの前提を知らずに議論しても不毛。

    という指摘をされています。

    • 一読者様

      おおむね趣旨に賛同いたしますが、一つだけ腑に落ちない箇所があります。

      > ただし、発した表現については表現者は責任を負うべきです。

      責任を負うとは、具体的にはどのような行為を指すのでしょうか?
      というより、責任を負うことが可能なのでしょうか?

      一般論として、作品は作家の意図を離れて一人歩きすることがあります。作品が他者に及ぼす影響を、予め作家が設計することは困難です。一人歩きしてしまった作品への評価を作家が否定することは無意味です。

      誤解も、的外れな批判も、予想外の好感も、作家が制御できません。制御できない事象に責任を取れるのでしょうか?

      作家にできることは、せいぜい、どんな批判であれ甘んじて受けるくらいではないでしょうか。弁明はしてもいいと思いますが、批判者を逆批判は無理筋だと思います。

      • 先ほどコメントに書かせていただきましたが「棄損された星条旗」は外国国章損壊罪(刑法92条、2年以下の懲役または20万円以下の罰金)に当たる犯罪行為の可能性があります。
        この場合は制作者はキチンとお白州で司法の裁きを受けるのが責任を取ることになると思います。

        •  虫好きの釣り師様

           韓国は日本の法律の引き写しが多いとのことですが。

           同様の法律はあるのでしょうか、お教えください。

           反日行動を見ていると、とてもあるとは思えませんが。

        • 刑法92条の判例を調べると今回の件が該当するかどうか、見方が変わると思います。

        • >>長政様

          すいません、韓国の法律に関してはさっぱりなのでわかりません……
          ただ、あの行動を見ている限りではなさそうではありますね

          >>gommer様

          判例集を直接参照したわけではありませんが、当該外国政府からの訴えがなければ公訴の提起ができないんですね
          アメリカも関りになりたくないから訴えないだろうしなぁ……

    • 一読者 さま

      ちょっと論理に飛躍がありませんか?

      >「ネット上の批判でこのようなイベントを潰すことができた」というのは、大変憂慮するべき
      >「マスコミが政府を根拠もなく批判して退陣させる」のと、根本的に同じ

      ここで、「マスコミが政府を根拠に基づいて批判して退陣させる」のだったらどうでしょうか。もちろん、マスコミが政府を直接退陣させることはできませんから、マスコミ報道によって国会で議論が起きる等して、その結果ということでしょうが、根拠に基づいた批判であるならば、何の問題もないような気がします。

      今回のイベント中止も、ネットが騒いだのはきっかけに過ぎず、主催者側がこのままでは多数の人々の賛同を得られないと考えての決断でしょう。ネットは事実を指摘してそれぞれが意見を述べて騒ぎましたが、中止するのはネットが騒いだからではないと思います。主催者側が自分たちの不備を認めたからだと思います。

      もちろん、犯罪になるような脅迫等に関しては、その影響力を阻止すべきなのは当然ですが。

      • 隠居爺様の意見に賛成です。
        もともと主催者側がいいかげんな審査で受理してしまったのが問題の根源と思います。
        写真などで観るかぎり、これは「反日プロパガンダ」であり、「芸術展」の域まで達しいないめせん。
        だから表現の自由も不自由もないレベルです。
        主催者は、テロ予告や脅迫を理由とすることなく、反日という政治性の強い展示会であるため中止するとしてほしかった。

      • みなさま、コメントありがとうございます。
        皆様のコメントに返信は出来ないですが、こちらだけ質問形式だったので。
        いろんな意見があり、拝聴しております。

        コメントした者の責任として、全て目を通していますが、こちらだけ、コメントさせていただきます。

        マスコミによる政府への退陣要求を例に出したのは「自分たちの好き嫌いだけで、一方的な立場で、しかも撤去を強要する」という点で共通性を感じたためです。
        自分が不快だったときの批判自体は当然「表現の自由」として自由であるべきですが、それは、「表現をする者」に対してのみ向けられるべきものです。
        「権力を持つものに対して相手に中止をを求める」ことは、表現でも何でも無いと思いますが、いかがでしょうか。

        また、「反日プロパガンダ展」だから「芸術展」ではない、という意見にも賛同しかねます。
        そもそも「芸術」というものは定義が曖昧だと思っております。
        あえて言うなら「自己の表現」ではないかと。

        責めるなら「なぜこんな内容公共の施設で許可することにしたのか、経緯をちゃんと示せ」という事かと思います。

        もっとも、本件、その後津田氏が「PC経由のFAXだったから被害届出すのを諦める」などと意味不明なことを言っているため、現時点で、私としては「津田氏には二度と表現の自由云々ということを語って欲しくない」という強い嫌悪感を持っている状態です。

        このような人間のせいで、「表現の場を、行政が市民の声を盾に取り締まってよい」という前例が出来てしまったことは、本当に残念です。

        • 一読者様
          今後の議論を円滑に進める上で確認したほうがよいと思われる点があります。

          ・「圧力かけること呼びかけ」た主体は誰ですか?
          ・その主体は今回の件で実際に「圧力かけること呼びかけ」たのですか?

          一読者様と他の方の議論が噛み合ってない印象をもちます。その理由として
          ・一般論として「圧力かけること呼びかけ」ることの是否を問うてるのか
          ・今回の件で実際に「圧力かけること呼びかけ」た(と一読者様は感じた)事案があり、それを憂慮してるのか
          これらがごっちゃになったままだからだと思います。

          一般論として「圧力かけること呼びかけて中止にさせる」ことを議論するのと、今回の件が「圧力かけること呼びかけて中止にさせ」たかどうかを議論することは、似てるようでまったく違います。
          その辺をはっきりさせたほうが、もっと議論が噛み合うと思われます。

        • 匿名様

          ご指摘ありがとうございます。
          ご指摘を頂いて気づいたのですが、私の中で
          「Twitterでの批判のRTを見て、施設や市に対してクレームをつけたこと」

          「中止発表を受けて、中止が当然である」
          というような、ネット上の表現を見たことから、Twitter上での批判が、圧力への呼びかけというように認識してしまっていたようです。
          Twitter上の批判と、圧力の呼びかけは全くの別物ですね。失礼しました。ありがとうございます。
           
          つまり問題なのは、ネットも既存メディアも同じで
          「批判を見た人が、行政に中止や撤去を訴え、行政が(正式な手続きを踏むこと無く)中止や撤去させる」
          という事なのですかね…
          (表現が下手なので、うまくお伝え出来ているかわかりませんが…)

    • 愛知県側は「表現の不自由展」と銘打ったモノの
      実質的な中身が「反日プロパガンダ展」であることを決済段階で承知してたんでしょうか?

      もし承知していたのであれば、公費を使って行う芸術展としては著しく不適切なものだと思いますし、
      「あいちトリエンナーレ」自体、二度と開くべきではないと思います。

      逆に、決済段階で、実質的な中身が「反日プロパガンダ展」であることを伏せていたのであれば、
      津田氏が責任を追及されるべきだと思います。
      また、今後、実質的な中身を伏せて(偽って)決済を通したものに対しては、対処できる仕組みづくりが必要だと思います。
      (でないと、それらしいお題目を掲げて決済を通してしまえば、その後、お題目を免罪符に反日プロパガンダでもなんでもやりたい放題になってしまう)

    • おっしゃることはわからないでもないですが、燃やした天皇の写真を展示するなどといったことは、いくら何でも常軌を逸しているでしょう。
      たとえば、いずこかの国の国旗を燃やしたものを展示したら、間違いなく侮辱と受け取られ、場合によってはただではすまなくなりますよ。
      それよれ何より、ネットの批判がなかったなら、今回の意図的展示を行った、芸術展と銘打ってプロパガンダをおこなった人たちは、結局やりたい放題で、公序良俗に反しても彼らの言う”表現の自由”とやらがまかり通ったことでしょう。
      そこまでやってその先には、果たして何があるのでしょうか。
      ネットがすべて正しいわけではないと私も思いますが、今回はごく当然な、大多数の人々の意見であり、ネットの力で扇動者を退散させることができたのだと思います。
      それでも彼らが正しいと思うのなら、展示会を中止せずやり遂げればいい。彼らの記者会見を聞いていると、良識ある社会に対する朝鮮ではなく挑戦であり、破壊しようと目論んでいるように思えます、極論かもしれませんが。
      報道機関の意図的ミスリードが著しい、そのことに多くの人が気づいた今、ネットの声は大変重要です。

    • 本件は,「公権力が展示を中止させた」と認定することができるかは疑問ですが,仮にそうだとしても公務員は,公務の政治的中立性を保つ義務がありますので(憲法15条1項,国家公務員法102条1項等参照),表現物の内容において公務の政治的中立性が害される場合に,相当な手段をもってこれに対処することは直ちに違憲違法とはなりません。

      私は,本件の具体的経過に照らし,表現の自由と公務の政治的中立性の要請の両者を比較衡量するという姿勢が必要ではないかと思います。

      • 一法学徒さま

        〉公務員は,公務の政治的中立性を保つ義務があります

        この場合、表現の内容に中立性を持たせる事は検閲ではありませんか?これはアメリカで猛威を振るうポリコレそのものです。
        公務員が政治的中立性に立つ方法としては、どちら側の表現も妨げないというやり方も有るのではないでしょうか。

        立場に偏りのあるアートには公金を投入しない、その辺りが妥当だと思います。

        • gommer様
          まずはコメントの訂正をします
          「憲法15条1項」→「憲法15条2項」
          >表現の内容に中立性を持たせる事は検閲ではありませんか?
          「検閲」が憲法21条2項のものをいうとすれば、到底これには該当しません。

          >公務員が政治的中立性に立つ方法としては、どちら側の表現も妨げないというやり方も有るのではないでしょうか。
          要は、行政が特定の政治的主張を支持していると国民に思われなければ良いので、私もこういったやり方はあり得ると思います。
          ですから、事案の具体的経過に照らし、表現に干渉しない手段を取ることができるならば、そのような手段を取るべきでしょう。
          しかし、全ての場面で、表現を妨げずに公務の政治的中立性を保つことができるとは限らない点を留意する必要があります。

          >立場に偏りのあるアートには公金を投入しない、その辺りが妥当だと思います。
          まさしくその通りですね。
          本件では、愛知県が展示会に関与していると思われるところ、愛知県は一切の関与をすべきでは有りませんでした。
          ことの当否の判断では、愛知県が事前に関与しないとする選択肢を取り得たかが重要な要素になってくるのでしょう。
          仮に愛知県が、問題となるアートの存在を事前に把握していないなどの理由で、事前に展示会に関与しない選択肢を取れなかった場合は、事後的な措置として、表現に干渉することが正当化される事情になるかと思います。

        • 一法学徒さん

          〉「公権力が展示を中止させた」…仮にそうだとして(中略)表現物の内容において公務の政治的中立性が害される場合に,相当な手段をもってこれに対処する

          と書かれています。

          行政が審査し内容の改変や発表を中止させる行為が検閲に当たらないならば、何が検閲に該当するのでしょう。

          本件は中止理由が警備・保安ですから検閲ではないのですが、貴方の前提において最高裁判断に従うなら、明らかな検閲だと思います

        • >行政が審査し内容の改変や発表を中止させる行為が検閲に当たらないならば、何が検閲に該当するのでしょう。

          日本国憲法の言う「検閲」とは「行政権が主体となって、思想内容等の表現物を対象とし、その全部又は一部の発表の禁止を目的とし、対象とされる一定の表現物につき網羅的一般的に、発表前にその内容を審査した上、不適当と認めるものの発表を禁止することを特質として備えるもの」(最高裁判所昭和59年12月12日大法廷判決 民集38巻12号1308頁 札幌税関検査事件)とされてます。

          「発表前」がポイントですね。展示はすでにされてますので、日本においては検閲にあたりません。

        • >行政が審査し内容の改変や発表を中止させる行為が検閲に当たらないならば、何が検閲に該当するのでしょう。

          私は面倒だったので判例を引用しませんでしたが,「検閲」(憲法21条2項)の定義については匿名様のご指摘のとおりです。
          なお,「検閲」の定義は極めて狭義であり,事実上これに該当する国家行為はないでしょう。
          「検閲」をこのように狭義に定義することは検閲禁止(憲法21条2項前段)を死文化させるものとして批判はされているのです。
          そうはいっても実務は判例で動いていますので,実務上もはや「検閲」を持ち出すことは筋が非常に悪く,メインの主張にはなりがたいという実情があります。

    • 私もこの流れはあまりうまくないと思いました。ヘイト犯罪者はあくまでも法にもとづいて冷静に追い詰めるべき相手で、犯罪者と同じ感情の次元でやり合うのは好ましくありません。
      この件をこれで解決済みとしてしまった場合、ヘイト犯罪者に被害者ヅラを許したまま取り逃がすことになります。今回は文化庁の補助金を詐取してヘイト活動の資金に流用したという事案ですから、今からでもすぐ調査、捜査に入って欲しいです。特に愛知県知事さんはまだ死ねば助かる状況だと思うので、自分からどんどん動いた方がいい。
      ヘイト犯罪者とその支援新聞社、自称文化人等が弾圧案件として大騒ぎすることは約束された未来ですからw、面倒事をひとつ増やしてしまったなという感じです。

    • 一読者様

      >山田太郎氏「発した表現について表現者は責任を負うべき」
      表現する=意見表明であると思います。意見を出す以上は、反論に答える義務が生じます。そのことについて「責任」と言われているのだと思います。つまり、言いっ放しで逃げるんじゃないぞ、と。

      津田さんがきちんと説明しているとは思いませんが、非難する側も感情論でなく理詰めで追い詰めておかないと、すぐに「表現の自由」という錦の御旗の陰に逃げていってしまうでしょう。天皇陛下の写真を焼きながら錦の御旗とは皮肉ですが。

      あと、これは私見ですが、どうも今回のトリエンナーレ騒ぎ、シーシェパードの日本船妨害と同様な匂いを感じます。穏健な相手に挑発を行って、示威行為とする。相手を侮辱するものの、その相手が理性的に振舞うことを勝手に期待する。相手がキレたとなると、言訳しながら収拾する。人の感情を刺激する意図があるのなら、相手が怒ったからといって慌てるんじゃない。みっともなくて情けなくなります。

    • 一読者様

      >それでもなお、「自分の気に食わないこと」に対して「圧力かけること呼びかけて中止させる」ということは、「マスコミが政府を根拠もなく批判して退陣させる」のと、根本的に同じだと感じます。

      「圧力かけること呼びかけて中止させる」行為をしたのが誰なのか、どのようにして判断したのですか?

      在日韓国系組織や共産党勢力などの自作自演でない証拠はありますか?

      「ガソリンをばら撒く」と電話をした、このイベントが中止となる原因をつくった人間が、このイベントに批判的な人間だと決めつけておられるようですが、それはどのような根拠に基づくものなのでしょうか?

      一読者様のような考えを日本人に持たせるための世論工作ではない、と言い切れますか?

      一読者様が例に挙げたコメンテータは馬鹿ばかりです。
      悪い人間かどうかはわかりませんが、クルクルパーなのは間違いないです。
      彼らの言う事を真に真に受けてはいけません。

      このイベント中止騒動はテロ行為の脅迫があった以上、警察の仕事です。

      警察がまだ動いていない段階で、犯人がどんな人間で、どのような意図でこんなことをしたのか、決めつけてしまうのはオツムが弱いとしか言いようがないです。

      一読者様は、韓国人の世論操作にまだ慣れていないようですね。
      こうやって日本人を分断させてきたんですよ。
      これまで数十年間繰り返して様に・・・
      またこれかと思うと、うんざりです。

      チェックの甘い今回のイベントのように、付け込む隙を見つけると、韓国勢国内組はどんどん仕掛けてきます。

      そもそも、民法第90条「公の秩序又は善良の風俗」は、どこに行ったのだろう?
      表現の自由があったとしても、公のイベントであれば、公序良俗にふれる可能性があるだけで控えるべきだったろうに・・・

      もっと言うと、中止を呼びかけること自体、「表現の自由」なのではないですか?
      どのように受け取るかは、相手次第です。
      同じレベルまで下りて意見してあげているんですから、感謝されることはあっても、批判されるいわれは無いはずです。

      • 一読者さんは御自身が不快に感じる表現であっても、表現する事を妨害してはならないという考えだと思います。

        国防動員法さんの言われる「中止を呼びかけるのも表現だ」と言うのもその通りですが、そこには気に入らない表現はさせないという意思が含まれています。

        日韓の価値観に当てはめるのが妥当ではないかもしれませんが、私には一読者さんの考え方は日本的で、国防動員法さんの考え方は韓国的に見えます。

        表現の自由を憲法に明記する日本人の矜持として、反対意見を封殺するような行為は否定するべきだと考えます。

        • gommer様へ

          >国防動員法さんの言われる「中止を呼びかけるのも表現だ」と言うのもその通りですが、そこには気に入らない表現はさせないという意思が含まれています。
          >表現の自由を憲法に明記する日本人の矜持として、反対意見を封殺するような行為は否定するべきだと考えます。

          上のコメントは、gommer様の基準に照らすと、一読者さん様のコメントに対する反対意見を封殺しようとする意志が明確ですが、表現の自由を憲法に明記する日本人の矜持は傷ついていませんか(笑)?

          さらに、以下のコメント

          >日韓の価値観に当てはめるのが妥当ではないかもしれませんが、私には一読者さんの考え方は日本的で、国防動員法さんの考え方は韓国的に見えます。

          レッテルを貼りつけ貶めることで反対意見を封殺しようとしていますが、これこそ韓国的ではありませんか(笑)
          韓国人の言う「お前は親日だ」の日韓反対バージョンです。

          韓国的な意見の封殺がお好きなようですが、本当に「表現の自由を憲法に明記する日本人の矜持」を持っていますか(笑)?

          >一読者さんは御自身が不快に感じる表現であっても、表現する事を妨害してはならないという考えだと思います。

          他の方々からもご指摘がありましたが、憲法上の表現の自由は、それ以外の全ての憲法・法律よりも優先されるものではありません。

          また、「イベントは中止すべきだ」との表現は、「気に入らない表現はさせない」こととは全く別物です。

          ところで、

          >国防動員法さんの言われる「中止を呼びかけるのも表現だ」と言うのもその通りですが、そこには気に入らない表現はさせないという意思が含まれています。

          上の記述によると、gommer様は「表現に含まれる意思」を読み取れるそうですが、トリエンナーレ騒動の展示物には、どのような意思が含まれていて、どのように読み取ったのでしょうか?

          また、中止を呼びかけた人物がどのような人物かはっきりしない中で、どのようにして「気に入らない表現はさせないという意思」を読み取ったのですか?

          ちょっと気になったので、気が向いたら教えてください。

        • 国家動員法さん

          私のコメントのどこをどう読めば貴方の言論を封殺する意思を持つと解釈できるのか全くわかりません。

          貴方が取り上げた「中止を呼びかける」表現には封殺の意思が含まれると指摘し、私の意見、感想を書いたに過ぎません。

          中止するべきという意見自体は尊重し、批判・反対意見を述べただけで、封殺など全く意図していません。

          批判を封殺の手段だと誤解されているのでしょうか。そのような認識では表現の自由を議論する素養を欠いていると思いますよ。

          最後に
          〉中止を呼びかけた人物がどのような人物かはっきりしない中で、どのようにして「気に入らない表現はさせないという意思」を読み取ったのですか?

          新宿会計士さんがどなたなのか、私は存じませんが、書かれた文章の意図は私なりに理解できているつもりです。
          まさか、誰が書いたか分からない文章からは意図が読み取れないとでも言うのでしょうか。でしたら世の中の文章の多くは貴方にとって理解不能なのでしょう。

          展示表現を中止させるという端的な呼びかけに表現封殺が読み取れないなら私にはどうしようもありませんが、私の意見を繰り返すなら、展示内容を批判するのが「表現の自由」的に妥当だと思います。私は公金の支出停止を支持しますが、表現の自由とは別次元です。

          また、誰が表現したかは、「表現の自由」的には関係ありませんし、表現内容を理解するのにも不要な情報です。
          表現の自由を制限する場合にこそ発言者の背景が必要になるのであって、今の展開では展示中止を求める貴方の方に立証の必要が有るのではありませんか?

        • gommer様へ
          お返事いただき、ありがとうございます。

          まず、本題に入る前に、gommer様からいただいたお返事について、この投稿をお読みいただく方にご理解いただきたい点があります。
          私と関係の無い方にご迷惑がかかりますので、この点については、必ずご理解いただきたいと思います。

          gommer様の以下の記述
          >新宿会計士さんがどなたなのか、私は存じませんが、書かれた文章の意図は私なりに理解できているつもりです。

          私こと国防動員法は「新宿会計士さん」ではありません。
          証明する方法は存在しませんが、そこだけは信じていただかなくてはなりません。

          匿名性を使って他人に何かをなすりつける行為は、このブログで行われてきた匿名の議論を破壊する行為です。

          gommer様には何らかの意図があるのかもしれませんが、このまま放置すると、このブログ全体にご迷惑がかかる恐れがありますので、何よりも先に訂正させていただきます。

          気付くのが遅れて申し訳ありませんでした。

          では、内容に入ります。

          >中止するべきという意見自体は尊重し、批判・反対意見を述べただけで、封殺など全く意図していません。
          >批判を封殺の手段だと誤解されているのでしょうか。そのような認識では表現の自由を議論する素養を欠いていると思いますよ。

          批判を封殺の手段としているのは貴方ではありませんか?
          ご自分の投稿(以下、gommer様投稿からの引用)を、よく見返したほうが良いと思いますよ。

          >国防動員法さんの言われる「中止を呼びかけるのも表現だ」と言うのもその通りですが、そこには気に入らない表現はさせないという意思が含まれています。
          >表現の自由を憲法に明記する日本人の矜持として、反対意見を封殺するような行為は否定するべきだと考えます。

          gommer様によるこれらの記述は、「中止を呼びかける表現」は反対意見を封殺するような行為であって表現の自由を侵すものだ、と意見しています。
          つまり、「中止を呼びかける表現」は表現の自由を侵す行為であり封殺されるべきものだ、と言っているも同然です。
          「表現の自由」は個人の理想などではありませんから、「表現の自由」を侵す行為であれば止めなければなりません。
          「表現の自由」の観点からの否定は、「その行為を止めろ」と言っているのと同義です。
          もう一度言いますが、「表現の自由」を使って、批判を封殺の手段としているのは貴方ではありませんか?

          >まさか、誰が書いたか分からない文章からは意図が読み取れないとでも言うのでしょうか。でしたら世の中の文章の多くは貴方にとって理解不能なのでしょう。

          文章の意味を理解することと、他人の意図を理解することは全く別物ですよ。
          貴方は文章を読んだだけで、他人の意図を間違いなく読み取れるというのですか?
          もし貴方が「文章を読んだだけで他人の意思を間違いなく読み取れる」と思っているのであれば、貴方は文章だけでなく人間として根本的な何もかもが理解不能なのでしょう。
          自分の思い込みを他人の意図だと勘違いし、押し付けているだけではありませんか?

          >展示表現を中止させるという端的な呼びかけに表現封殺が読み取れないなら私にはどうしようもありませんが、私の意見を繰り返すなら、展示内容を批判するのが「表現の自由」的に妥当だと思います。

          多くの方が指摘していますが、「展示表現を中止させる」呼びかけは、表現そのものの封殺ではありませんよ。
          余所で展示表現をすればいいのです。
          そもそも、批判そのものに、表現を封殺することなど不可能です。
          表現を封殺したのは主催者側であって、その原因となったのは展示中止要請ではなく脅迫行為です。
          警察が片を付けたのですから、再び展示すればいいのです。
          また、「展示表現を中止させる」表現があったなら、「展示表現を継続させる」表現で対抗すればいいだけの話です。

          貴方がやっているように、自分にとって都合の悪い表現だけを「表現の自由を侵す行為」とするのであれば、貴方は表現の自由を議論する素養を欠いていると思いませんか?

          >また、誰が表現したかは、「表現の自由」的には関係ありませんし、表現内容を理解するのにも不要な情報です。
          >表現の自由を制限する場合にこそ発言者の背景が必要になるのであって、今の展開では展示中止を求める貴方の方に立証の必要が有るのではありませんか?

          私は「表現の自由」を理由とした展示中止を求めていません。
          展示を見に行きたかったぐらいです。
          よく読みましょう。
          世の中の文章の多くが理解不能なのは貴方ではありませんか?
          二度目になりますが、自分の思い込みを他人の意志だと勘違いし、押し付けているだけではありませんか?

          さらに、「表現の自由」と表現者の意図を結びつけたのは貴方であって、私ではありません。
          「表現者が誰であるか」が「表現の自由」に関係するとも書いていません。
          そんなことすらわからないなら私にはどうしようもありませんが、発言者の意図をどうこう考える前に文章はきちんと読みましょう。
          一般常識に照らし合わせれば、短い文章を読んだだけで他人の意図を完全に読み取ることなど不可能です。
          それを可能だと言う貴方が、どんな魔法を使っているのか教えてほしかったのです。
          発言者の意図は通じましたか?

          最後に、表現の自由を制限する場合に発言者の背景は必要ではありません。

          以上

        • 国防動員法さん

          〉中止を呼びかけた人物がどのような人物かはっきりしない中で

          上記に対して、このブログを例にしただけですよ。コメントを読めば貴方と新宿会計士さんが同一人物だなどと誤解する人は居ませんからご心配なく。

          長文を頂きましたが、貴方には批判や反対意見と封殺の区別が全く付いていないのが明確になっただけですので、今はコメント交換の意義を感じません。

          蛇足ですが、今回の展示が中止になったのは非常に残念でした。アレを見て感化される者が僅かに居たとしても、大多数は不快もしくは滑稽に感じたでしょう。
          表現手法・内容・企画した関係者が批評・批判に曝されて下手で愚劣な表現手法の代名詞にでもなるのが最良だったと思います。

        • gommer様へ

          >上記に対して、このブログを例にしただけですよ。コメントを読めば貴方と新宿会計士さんが同一人物だなどと誤解する人は居ませんからご心配なく。

          「上記に対して、このブログを例にした」貴方の意図はわかってますよ。

          そうは言っても、貴方の投稿を多くの人に見せた結果、誤解を生むような文章で「新宿会計士さん」の名前を悪用している、との意見が多かったのです。
          また、他人の名前を勝手に出だされて迷惑がかかるのは避けたかったため、念のために注意を促したまでの事です。
          全員が同じように解釈するとは限りませんからね。

          問題のgommer様の以下の文章
          >新宿会計士さんがどなたなのか、私は存じませんが、書かれた文章の意図は私なりに理解できているつもりです。

          「新宿会計士さん」が何の補足もなく突然出てくるなど、文脈にも沿っていないため多様な解釈が可能です。

          とは言っても、貴方の書いた文章の限りでは、貴方の書いた「新宿会計士さん」が、このブログ主様を指すとは限りませんが・・

          貴方のようにヒステリックになるほどの事ではありません。

          文章を見ただけで誰が書いたか特定できると思い込んでいる、貴方のおめでたい頭では理解できないでしょうが・・・

          >長文を頂きましたが、貴方には批判や反対意見と封殺の区別が全く付いていないのが明確になっただけですので、今はコメント交換の意義を感じません。

          確かに、gommer様が批判や反対意見と封殺の区別が全く付いていないのが明確になりましたね(笑)

          都合が悪くなると議論拒否ですか。
          理解できなければ私にはどうにもしてあげようもありませんが、韓国が徴用工問題でしたのと同じ手法ですね。

          繰り返しますが、自分にとって都合の悪い表現だけを「表現の自由を侵す行為」とするのであれば、貴方は表現の自由を議論する素養を欠いていると思いませんか?

          これからも「表現の自由の侵害だ」と言って、他者の表現に喚きたてるのでしょうか?

          表現の自由を憲法に明記する日本人の矜持とやらは一体どこに?

          「表現の自由」における定義の曖昧さを悪用するのは、韓国が米国内で行ってきた反日プロパガンダと同じ手法です。
          日本国内で同じ手法を展開するのは、止めていただきたい限りです。

          まあ、「新宿会計士さん」に迷惑がかかる可能性もありますので、この辺で終わりにするのも妥当かと思えなくもありません。

    • 一読者様
      新宿会計士様の文章を何度も読み返しましたが、「圧力かけること呼びかけて中止させる」ことを評価してるようには読めません。
      「新聞やテレビがいかに「1つの方向」に国民の意見を誘導しようとしても、もはや国民のマジョリティはマスコミの支配を脱しつつある」ことをもって「ネットの威力」と評価されてるとしか読めませんでした。

      新宿会計士様の考えを勝手に創作して論を展開されてませんか?
      一読者様の思想はともかく、そのような作法こそ、昨今批判されているマスコミのそれと同様に見えてしまうのですが。

    • 作家は作品にたいして如何様に責任を取りうるのかという私の疑問に対する答えはありませんでした。残念です。

  • 今日のサンデーモーニング、青木理、いつもの通り日本人とは思えないコメント。TBS、韓国に乗っ取られていますね。

  • 自分の写真が焼かれる、自分のお面の口にビールが突っ込まれた像、それを表現の自由として公開して喜べるのかを、自分に置き換えたら分かろうものですがね。

  • 電話による脅迫について。「脅迫の連絡が保守、右思想持ちの人にも同じようにちょっとおかしな人はいますので、実際に脅迫まがいの行為を行った輩がいるかもしれません。そういった輩をたしなめるならまだしも、「そういうのは左翼が得意」との論点ずらしの意見はちょっとどうかと。またあたかも左側が自作自演でやったかのような書き方にも読め、責任転嫁しているようにも思えます。

    • 投稿お疲れさまです。
      私も「一読者」様の見解に概ね賛成です。
      私もネット空間での愛知トリエンナーレでの所謂「慰安婦像」関連展示物に対する批判に概ね賛成しますが、外国国旗を燃やす写真の展示など国内法に抵触する(恐れのある)展示はともかく、展示そのものを脅迫まがいの圧力や行政の力で閉鎖するのは危険ではないか、と。それこそ自称「リベラル」勢力に叩かれる格好の材料を提供していることになりますし、そもそも公金を補助しない旨大々的に公表それば良いだけかと思います。その公表の際に「本トリエンナーレにおける展示物がこれこれこういう理由で明らかに日本に対するヘイト表現である」旨発信すれば済むかと。

    • >またあたかも左側が自作自演でやったかのような書き方にも読め、責任転嫁しているようにも思えます。

      左側が自作自演をしていない根拠はなんですか?

      脅迫に関して現時点では、まだ何もわかっていません。

      責任が左側にあるかどうか、まだ誰にもわからないはずです。

    • 新宿会計士さんは、サヨクの自作自演を指摘したのではなく、サヨクが得意とする手法を自分達に向けられて如何ですか?という意味でしょう。

      現段階でサヨクの自作自演だ、いやそうではない、と意見し合うことになんの価値もありませんし、事実より思い込みを優先する輩だと自白しているようなものです。

  • 『日本が、自国の現在または過去の負の側面に言及する表現・・・』
    あの出稼ぎ売春婦像ってそもそも元がイカサマなんだから、『現在または過去の負の側面』ではなくて、完全に『嘘』なんだよ。もともとあの像のモデルは売春婦ではなくて米軍のトラックに轢かれて亡くなった少女。当初作者は『慰安婦像』として政治利用されるのに反対したというが、コビーされるたびに150万円も入るのには贖えなかったのでしょうね。
    朝日新聞の嘘に始まって、嘘、嘘の積み重ねで日本が侮辱され続けていることに怒りを覚えます。こんな嘘を展覧会に堂々と並べることが「表現の自由」の範疇に入るときは思えない。

    •  長政

       全く同感です。

       あの像の本来の意味をもっと広めるべきです。

       特に、マスコミ関係は理解しているのでしょうか。

    • 最近、マスコミに対してとみに思うのは、事実を正しく伝えることを大前提として欲しいということだ。

      国の発表すら正しく伝えないのなら、そのマスコミは存在自体が害悪なので、存在して欲しくない。

      少なくとも、公共放送として法に護られてるNHKには事実を正しく伝えることを第一にして欲しいが、
      その辺り、法律的な義務にはできんのだろうか・・。
      最低でも、国・地方公共団体等の発表だけでも正確に伝えることを義務化に・・・。

1 2 3 6