【読者投稿】在韓日本人から見た韓国
当ウェブサイトでは先週のりょうちん様からの読者投稿をきっかけに、「読者投稿窓口」を常設化しました。何と、嬉しいことに、今度は当ウェブサイトにしばしば興味深いコメントを寄せて下さる韓国在住日本人様からも、投稿を頂戴したのです。これについて当ウェブサイトへの文章フォーマット変換が終了しましたので、私自身の解説文とともに、公表申し上げたいと思います。
韓国在住日本人様からの投稿
当ウェブサイトでは先週から、「読者投稿」という試みを開始しました。
これを始めたのは、『お知らせ:読者投稿を開始します』でも申し上げたとおり、当ウェブサイトにしばしば優れたコメントを残して下さる、「りょうちん」様と名乗られるコメント主の方が、当ウェブサイトに秀逸な論考を寄せて下さったのがきっかけです。
読者投稿をなさっていただく際の要領につきましては『読者投稿につきまして』のページで示したとおりですが、早くも第2弾を掲載する運びとなりました。
当ウェブサイトにしばしば、「韓国在住日本人」というペンネームを使い、韓国在住者ならではの視点から韓国の実情について教えて下さるコメント主様がいらっしゃいます(以下「韓国在住日本人」様と呼称します)。
この韓国在住日本人様から、『在韓日本人から見た韓国』と題して、貴重な論考を頂戴したので、さっそく掲載したいと思います。
(※これ以降が韓国在住日本人様からの投稿です。)
韓国人って何?
小生、新宿会計士様のブログで「韓国在住日本人」と名乗り、時々投稿をしております。簡単に小生の自己紹介をいたしますと、某田舎の大学院を紆余曲折を経験しながら卒業後、化学系の会社に勤め、現在韓国で電子部品関連の会社に10年程勤めております。
本ブログは2016年頃からROM専でずっと見ていました。経済の話しもありましたが小生の住んでいる韓国の話しが多く、また納得できる内容が多い事と、他の嫌韓ブログと異なり内容が非常に冷静に書かれております。他のブログでは小生の様な所謂「日本を裏切った奴」はあまり参加しておらず、なかなか韓国国内から情報発信できる日本人も少ないかと思い、新宿会計士様のブログに投稿するに至りました。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
小生が投稿できる内容は本ブログの主旨とは異なり、経済や政治の話しとは程遠く、現在暮らす韓国の話題のみになってしまいます。全く白紙の状態から10年暮らして見聞きした一般の韓国の実情をメディアを通さず日本人の感覚でお話しできればと思います。とは言え、一口で実情と言っても多岐にわたるため、小生が話しやすい部分から書いて行こうと思います。
非常抽象的な話しなのですが、一般の日本人が抱く疑問に「韓国人って何者」ということがあると思います。一般の日本人からすると、昨今の韓国の報道や振る舞いは理解ができません。それでは10年暮らすと理解できるかというと100%は無理です。
小生も日本の中では数奇な運命を辿っている片田舎(もうバレそうですね)の出身ですので、皆様方とは多少の思考性に違いがありますが、それでも韓国は理解が出来ない部分があります。
韓国人は何も考えていない
それでも10年も暮らせば多少は分かってきたことがあります。それは、韓国人は考えているようで実は何も考えていないのです。
こういう言い方をすると語弊が生じるかも知れませんが、少なくとも日本人よりは未来志向ではありません。そこには色々な理由がありますが、今回は①戦争中の国、②社会保障制度、③自身の経済状態、④思考の放棄といった部分から見てみましょう。
戦争中の国
小生が韓国に来た頃は「戦争中の国」というのを肌身で感じられました。
会社の同僚がいきなり戦闘服で現れ、「今日は訓練です」と言いながらライフルを担いで並んでいる。会社に武器庫がある。攻撃に対する非難訓練や、地下壕としての使用を見越した地下室・地下道の多さ。滑走路仕様の片側4~5車線の直線で構成された高速道路。
これらを見ていると、いつ攻められるか分からない状態で未来を考えても仕方がないという韓国人がいるのは納得しました。
社会保障制度
韓国は社会保障の問題で老人の物乞いが多いです。駅の近くや地下道にはやたら物乞いが多く見られました。
昔はソウルの中心街でもかなり見られたのですが、最近は減ってきてます。恐らく、政府や市当局からの指導があったと見受けられます。これらを見ていると老後に対する不安が掻き立てられても仕方がないでしょう。暗い未来しか見えないので未来を放棄する人も多いと思います。
ところが、この中には面白い人もいて、四角い板に車輪を付け、それにうつ伏せになり足にはトラックのタイヤのチューブを履いて物乞いをする人がいます。不思議なのは足が悪いのかなと思って見ているとき、突然雨が降り始めると立ち上がって移動したりします。
また、タクシー降りた後に物乞いの老女に出くわしたことがあり、小生がお釣りを財布にしまい小銭を渡すと、不機嫌な顔して小生の財布を指さします。多分「お札をくれ」と言いたかったのでしょう。少なくともこのような人達はお礼を言いません。施しを受けると直ぐに他の人に物乞いを始めます。
自身の経済状態
韓国は貧乏であることが日本にもまして恥ずかしいと思う文化があります。いちいち自身の階級が上であることをアピールしなければなりません。
新入社員が全額ローンで数百万の自家用車を購入したり、「自分は社長だ」と嘘をつく人も何人かいました。「○○社の部長なのに自家用車もないの?」と呆れられたことも何度もあります(その時は日本人だからと言ってます)。無理をして借金を膨らませれば、暗い未来しか見えないのも当然です。
韓国は日本に比べて所謂中産階級が少ないと感じます(中産階級の括りが不明瞭なのですが・・・)。従って一握りの高所得者と一部の中産階級、そして大多数の低所得者で構成されています。それでも下には見られたくないので、時には法を犯してまでも目一杯上に見せようとします。
女性は売春に走り、男性は薬物や詐欺に走ります(見知らぬ韓国人と酒を飲みに行き、薬でフラフラにさせられATMでお金をおろされた話も聞きました)。日本に出稼ぎ売春をしている女性は生活苦から従事しているのではなく、整形手術やブランド品を買うための資金を稼いでいると韓国人は話します。
思考の放棄
最後は殆どの韓国人が持っている考えだと思いますが、いくら考えても仕方がないので未来はとりあえず置いておいて、行き当たりばったりで楽しく生きようとする思考です。
これは上から下まで持っている考えで、現在の大統領とその仲間達からしてその考えです。つまり、悪い事をして利権を手に入れ、その後逮捕されなければめっけもの、逮捕されるにしてもそれ以上に稼いでおけば良いという考えです。
また、逮捕されてもお金さえあれば無罪または執行猶予を勝ち取ることが出来ます。また罰金等は財産を海外に送り韓国内には財産が無いように見せかけ、刑の執行の代わりに労役(封筒作りのような軽作業)という選択をすることも可能です。
これは会社でも同じで、オーナー企業でない限り会社の未来は考えません。
三星系列で李一族以外は雇われ社長です。おおよそ2~3年の任期で、その間に業績が上がれば三星電子に近い会社に、下がれば遠い会社または再契約無しになります。滅茶苦茶な事をして業績を上げたように見せかけ、自らは良いポストを獲得し、次の社長が悲惨な目にあうということは当たり前の話です。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
簡単にまとめましたが、内容的には以前の投稿にも書いた内容が殆どになります。あまり面白くないかも知れませんが、皆さまの知韓の手助けにでもなれば幸いです。
字数制限もあり続編は次の機会に書いてみようと思います。
駄文にて失礼します。(了)
簡潔にして明瞭
韓国在住日本人様の投稿は以上ですが、正直申し上げると、私などは一読者という立場から、「もっと読みたい」と強く感じてしまいました。「続編は次の機会に書いてみようと思います」とありますが、もしお手数でなければ、ぜひとも続きを拝読したい気持ちでいっぱいです。
あまり世の中の他サイトの悪口を言いたくはないのですが、韓国について述べたブログや掲示板を読んでいると、見るに堪えない罵詈雑言で溢れているケースも多いのですが、正直、現状についてきちんと分析せず、ただたんに悪口を書き連ねているサイトなど、読む価値はありません。
しかし、韓国在住日本人様の筆致は淡々としていて、簡潔にして明瞭であり、何より臨場感と説得力が半端ではありません。とくに、「物乞い老人」という下りを読むと、韓国社会の病理が象徴されている気がして、感極まります。
ただし、あまり私自身の感想を申し上げるも無粋だと思いますので、読後感については個々の読者の皆さまにお任せ申し上げたいと思います。
(※なお、ここから先は私信です。韓国在住日本人様、せっかく投稿を頂戴したのに、メール返信が届かず、大変申し訳ございませんでした。拝領したメールはすべて読めておりますので、どうかご安心ください。引き続き当ウェブサイトをお気軽にご訪問賜りますと幸いです。)
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
いいですね。
とても分かりやすいです。
日本にいて私が感じている韓国と矛盾なく結びつきます。
韓国生情報まことにありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
ところで以下普通のテレビの情報より、日中会談結果です。安部首相、香港のこと話したようですね。
①習主席から先日の北朝鮮訪問についての説明があり、「日朝関係について、安倍首相の考えを金正恩委員長に伝えた」と述べたという。
その上で、拉致問題を含めて、日朝関係改善への強い支持があったという。また、両首脳は朝鮮半島の非核化に向けた連携と国連安保理決議の完全な履行の重要性を確認した。
②アメリカと中国の貿易摩擦については、習主席は、会談の冒頭から自由貿易を推進する必要性を強調していた。これは、保護主義的な政策を強めるトランプ大統領をけん制し、G20サミットの議長国である日本に、アメリカに配慮しすぎないようクギを刺した形だ。
③習主席からはさらに、貿易摩擦の現状について説明があり、安倍首相は、対話を通じた問題解決の重要性を指摘したという。
④会談ではまた、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案への反対運動が続く香港の状況について、安倍首相が、一国二制度のもと、自由で開かれた香港が発展していくことの重要性を指摘したという。
>>>北・中・日・米から完璧に無視されているのにそのころムンさんは在日韓国人らと会い、決まり文句
「両国政府が知恵を集めて克服していかなければならない」と述べたそうな(ソース毎日大幅略)。
日中会談の前、中韓会談あったようです。韓国は中に全く無視されているというのは言い過ぎでした。
韓国在住日本人様
私はあなたの、及びあなたの投稿の大ファンであります。といってもこのサイトにお邪魔するようになってわずか3~4か月程の新参者ですので、それより以前の投稿は読んでいないことをお詫びします。「遡って読めばいいだろが・・・」とお叱りを受けるのは重々承知しておりますが、生来の怠け者ゆえまだ実行しておりませぬ。
物乞いが、めぐんでもらっても礼を言わず、かつ、もっと寄越せと要求する、詐欺(まがい)の手口を使うところなどは、一国民も国家も全く変わりないので大笑いしました。
見栄っ張りで虚勢ばかり張り、自分の利益を極大化させるためには他人を陥れたり、責任を転嫁したりは当たり前も、韓国の我が国に対する手口そのままですので、本性そのままの行動なのだな、と妙に納得致しました。
本当に品性が下劣な憐れむべき国民性です。「法なぞ破らないのは馬鹿だ」と言わんばかりの行動様式、上から下まで嘘と賄賂まみれには呆れ返りますが、何となく憎めない気もする不思議な読了感です。怒りがほだされてしまうじゃありませんか。どうしてくれるんですか、いや、下さるんですか?
続編もですが、どんなに短い投稿でも結構ですので、会計士さんをはじめとしてここの訪問者は全員あなたのファンだと確信しておりますので、今後も健筆を振るわれんことを切に願います。
ampontan 様
>物乞いが、めぐんでもらっても礼を言わず、かつ、もっと寄越せと要求する詐欺(まがい)の手口を使うところなどは、一国民も国家も全く変わりないので大笑いしました。
ほんとですねえ。
日本なら「おありがとうございます」が乞食の決まり文句なのですが、さすが朝鮮人は違いますね。
面白く読ませてもらいました。
韓国在住日本人様
現地での体験に基づく肌感覚のまとめは参考になります。「明日知れぬ状況」なんて日本では考えられないですものね。(続編に期待します!!)
*歴史的にみても常に近隣諸国との緊張状態。国内的にも自国民の大半は奴隷扱い。
こんな環境では、未来に対するビジョンなんて生まれないんでしょうね。
大統領の任期と同じく「せいぜい5年後まで」といったところなのでしょうか?
日:今日よりは明日、明日よりは明後日。
韓:今が大事、目先を利することが全て。
↑認識の違いは、歴史的に培われた略奪の連鎖によるものなのかもしれないですね。(良い土でなければ良い作物は育たないのは当然のこと)
*****
*近未来的なマウントの積み重ねでも既成事実には違いない。
*「正義は勝つ」のではなく「正義と認識されたものが勝つ」
↑残念ですけど、これも事実。
私も、私なりに「小さな偽善」を積み重ねたいと考えています。
いつか「偽善ではないと認識される日」が来るのを信じて・・。
「良い土ではないと、良い作物は育たない。」
同意いたします。
肥料は見えないからと、鶏糞、牛糞、人糞、化学
肥料使うより、魚粉使った方が美味しいです。
注文が止まらなくなります。適正な価格にすると。
魚粉も質の良いものを。
肥料匂って「肥料」の臭いではなく、鰹出しの素のような匂いの肥料を。
静岡県の伊豆飼料さまの肥料は、鰹出しの素の匂いがします。
「良い肥料」で思い出しました。中国共産党の内部文書ですら餓死者の数字は3年間で4500万人と記している「大躍進政策」のとき、毛沢東は「死者は良い肥料になる」とほざきました。さすがです。
タイガーマスクだと、
「力が正義ではない。正義が力だ」
韓国では、
「正義が力ではない。カネが正義だ」
韓国人で信頼に値するのは、日本時代の教育を受けた世代だけでしょう。
朝鮮戦争で勇戦敢闘した救国の名将が、今では国賊扱いです。
『【韓国の真の英雄】護国の英雄、ペク・ソンヨプ将軍を罵倒する韓国左派』
http://katasumisokuhou.blog.jp/archives/18395258.html
>韓国のこんにちをあらしめたこの英雄は、肝心の韓国では、暇さえあれば中傷と罵倒の対象になっている。左派勢力は、ペク・ソンヨプ将軍が日本統治時代に満州軍官学校を卒業し、間島特設隊で服務したことだけを取り上げ、「独立軍討伐の親日派」とののしる。ペク・ソンヨプ将軍は回顧録で「当時は中共八路軍と戦い、独立軍は姿も見えなかった」と記しているが、左派はこうした釈明を無視している。親日真相調査委はペク・ソンヨプ将軍の名前を親日リストに載せ、2012年に民主統合党(現在の『共に民主党』)青年比例代表は、ペク将軍を「民族の反逆者」と呼んだ。
>カなき正義は無能であり、正義なき力は圧制である。力なき正義は反抗を受ける。
>なぜならは、つねに悪人は絶えないから正義なき力は弾劾される。それゆえ正義と力を結合せねばならない。
パスカル 「パンセ」
が元ネタなんでしょうね。
でもって、少林寺拳法開祖・宗道臣や大山倍達が
力なき正義は、無力なり。正義なき力は、無能なり。
なんて援用したんだろうと思いますが、大山倍達の方はウリジナルっぽいような気がするなあ。
あの人、別に朝鮮人系日本人であることは別にいいんですが、出自を隠して、ことさら「日本人」を強調するのは典型的な朝鮮人右翼の行動様式なんですよねえ。
あ、韓国在住日本人さんは、執筆お疲れ様です。
実は、現地のリアルな感覚として、捉えられた
「韓国人はものを考えていない」
という事実は、文在寅をみて初めて実感できたという、韓国ヲチャー失格な私です。
マス大山の悪口を述べて何か意味あるのですか。
「力なき正義は、無力なり。正義なき力は、無能なり。」に何か問題でも?
自分の専門以外(例えば極真)でも自分は何でも知っているから教えてやろうは、高学歴・生活苦知らず・世間から先生とおだてられ続けてきた人の、典型的な行動様式ですね。
論破しようと返信なさるのでしょうが、それには答えませんので。
今回は匿名、というのは卑怯ですが、私はこれからも本webで楽しく過ごしたいので。
>自分の専門以外(例えば極真)でも自分は何でも知っているから教えてやろうは、高学歴・生活苦知らず・世間から先生とおだてられ続けてきた人の、典型的な行動様式ですね。
別に極真空手のことは何も言っていないんですけどねw。
>今回は匿名、というのは卑怯ですが、私はこれからも本webで楽しく過ごしたいので
私はどうでもいいですが、複数ハンドルはこのブログのポリシー違反ですよ。
気持ちよく、このコミュニティにいたいならルールを守りましょう。
匿名で誰かの家に「誹謗中傷の張り紙」をしておいて、あんたがいると雰囲気が悪くなる出ていけ!とマッチポンプしているみたいな行動様式です。
あと、話題が逸れてうんちく系の脱線をするのは学歴とは何の関係もありません。ただのヲタクだからです。(こういう面倒くさいのが出るからバックグラウンドの開示は避けていたんですけどね)
タイガーマスク→梶原一騎→極真空手→大山倍達の流れになるのはヲタク的に自然な流れなんですがw
今回は匿名様、
おやあ?何かよく見慣れた方ですね。文体を隠そうとしても、無様な論理構成が特徴的だからわかりやすいですねえw
さてさて、だいぶ鬱屈されてるようですね。
あなたはきっと地の底を這い回る惨めな人生を送り、毎日文句ばっかりたれて過ごしてるんでしょうね。私にはそんな悲惨な日々を過ごす無様なあなたの気持ちは微塵もわからなくて申し訳ないです。
ただ、あなたがりょうちん様の知識と文才に羨望されてるのだけは感じ取ることができます。
それにしても、「今回は匿名」なんて、コンプレックス丸だしですねw 自分のハンドルさえ書けないというのは、議論に勝つ自信が微塵もないことを自白しているようなものです。
> 論破しようと返信なさるのでしょうが、それには答えませんので。
あ、既に自白してましたかw 幼稚園児の悪態程度のあなたの低レベルなコメントはいつでも瞬時に論破されてますからねw
今まで、このブログであなたは何度も惨めに論破されてますけど(「論破」という言葉を覚えれてよかったですねw 小学生でも知ってる言葉ですけどww)、あなたでは、りょうちんさんに議論で勝てるわけないでしょうからねえ。遠くの見えないところから嫌がらせの石を投げるこむことしかできないのは卑怯な。あなたらしいですねw 本人は群衆に紛れたつもりでしょうけど、誰だか丸わかりなんですけどねw
あなたは論争に限らず、きっと負け続けの惨めったらしい人生を送っているんだと思います。それには同情致しますよ、本当に。ゴキブリの繊毛の先程度にはw
なお、りょうちんさんも仰ってますが、複数アカウントを使うのはこのブログではルール違反ですよ。
「取り締まられてないってことは、やっても問題ないってことだ!!」と、また屁理屈にもならない無様な言い訳でもしますか? いいですよ。それなら、あなたがアカウントを複数使ってることを新宿会計士さんに通報してあげますよ。
> 高学歴・生活苦知らず・世間から先生とおだてられ続けてきた人の、典型的な行動様式
うーん、面白いですね。高学歴の人間がどういう人か、あなた全然知らないじゃないですかw 人生で全然接点ないですよね?仲良くしてもらったこともないでしょう?それでどうやって高学歴の人がどういう人達かわかるんですか?
ある意味、あなたは学歴主義ですね。学歴コンプレックス丸出しの学歴主義w 学歴だけで人を判断するのは学歴主義ですよ。りょうちんさんは、学歴があろうとなかろうとあなたの数十倍賢いと思いますけどね。
いいですか? 学歴に関係なくあなたはバ○なんですよ。そして、りょうちんさんは賢い。いくらあなたが学歴のせいにしても、この真実は変わらないんですよ。
> 私はこれからも本webで楽しく過ごしたいので。
自分さえ楽しければ他人に不快感を与えても平気というのが、あなたの無様な生き様ですが、それはマナー違反です。
このブログは「他人の知的好奇心を刺激すること」がテーマです。他人の意見を批判するにしても何か知的好奇心を刺激してくださいよ。
はっきりいって、あなたのコメントはつまらないんですよ。ものすごくつまらない。頭の悪さと絶望的な知識の無さが丸出しなので。知的好奇心を刺激されないんですよ。何か新しい知識があるとか、新しい視点があればいいんですけど、そういうのが皆無。だから、あなたはここにいる人たちから馬鹿にされてるわけです。あなたのコメントに呆れてるのは私だけじゃないんですよ。自覚したことないですか?
ここにいる何人かとメール交換させていただいてますけど、皆あなたのあまりの無知と論理性のなさに呆れてますよ。
無神経なあなた、いや神経がジャイアントセコイアよりもぶっといあなたは気づいてないかもしれませんけどw
知識がないならないなりに、何か楽しませてくださいよ。血の底を蠢くゴミ虫にもそれなりの視点があるじゃないですか。たとえば、ゴミ虫から見て大山倍達がどう見えるとか、少しは書いてくださいよ。
大山倍達が在日なのを隠してたのを誇りに思うとか、テコンドーは空手の亜流にすぎないくせに、ウルジナル世界観で今やテコンドーから空手が発生したという大嘘を世の中に広めるとコンプレックスが解消されてスカッとするとか、あなたなりの視点を教えてくださいよ。
まあ、小学生レベルの知識すらない上に、三行以上の文章もろくに書けないあなたでは、それも無理ですかね。
そんなあなたに、お勧めがあります。生まれてから今まで40年間、人生負けっぱなしのあなたが、とっても楽しくなる方法です!!
日本からほど近い場所に、地上の楽園と呼ばれる国があります。日本からの直行便はないですが、中国経由で入国できます。あるいは韓国から DMZ を突破して陸路たどり着くのも良いですね。突破する際には目立つようにナイフとか振り回すと効果的だと思います。あなたの同胞の兵士たちが「ハンチョッパリ」と叫びながら、優しくこずきまわしてくれること請け合いですw
その地上の楽園にはマス大山やあなたの同胞が沢山住んでいます。特に黒電話のような変な髪型をした人は、あなたの心の親友です。
出会ったら、マス大山直伝の正拳突きを顔面に叩き込んでください。どうせあなたは幼稚園児並みのへなちょこな正拳突きしかできないと思いますが、優しい黒電話くんは熱烈なお返しをしてくれますよ。公衆の面前で AK47 の銃弾を生身の体で味わせてくれるとかね。なかなかできない貴重な経験ですよ〜。とても楽しみですねw ぜひ今からでも実行してくださいねw
返信を心より楽しみにしています(はあと)
論破しないレス・シリーズですが
「論理無き主張は無力である。主張無き論理やうんちくはただのヲタクの戯言である」
というのはどうでしょう。
私の投稿の9割以上が後者であることを自覚しておりますw
オタク(geeks)というのは、私の住む界隈では褒め言葉なのですが、日本ではどうなのでしょう?
最近はポジティブな響きですか?
なお、アメリカのハイスクールカーストで、オタクは従来「エタヒニン」レベルで人間扱いすらされてなかったのですが、ここ20年ほどのハイテクブームのおかげで、ハイスクールの中でもオタクは少しはまともな扱いをされるようになってるようです。
「俺は geek だけど nerd じゃない!!」という主張する人もいるようです。一昔前ならどちらも虫けら扱いだったんですけど。
最近は、nerd の地位も少し上がってる気がします。昨日も私の上司は誇らしげに「俺は nerd だ」と言ってましたw
映画業界のほとんどの人たちが、Geek、Nerdなので、彼らが作成するスプラッタ映画では、Jock、Queenbeeが真っ先に殺されるというのが面白いですね。
あとSouthparkでも扱いがヒドイですけどあれは全方面に喧嘩を売る芸風でNerdやGothなども馬鹿にされているので、ある意味、平等です。カナダネタとかw。
Southparkの日本語吹き替えが、無くなってしまったので、今では公式HPのCCをOnにして視ています。
あのヒヤリングはキツイ。
りょうちんさま、
概ねそのとおりですが、queenbeen は生き残って、geek, nerd な主人公の彼女になるというパターンもありますw
やっぱり、穢多非人レベルの男の子も本音は Queenbee と付き合いたいということなのでしょう。
アメリカの白人社会はとにかくスポーツ重視なので、文化系の地位は恐ろしく低いです。
(アジア系は学力重視なのですが、アメリカ全体ではまだ白人の文化が相当強いので)
日韓サッカーワールドカップの前にNHKが放送した韓国を案内する特集番組があったのですが、韓国在住日本人さんのお話を読んでその一場面を思い出しました。
20年ほど前なのでうろ覚えですが、たぶんユンソナだったと思うんですけど、韓国の駅か何かを紹介していたシーンで、ものすごい大荷物を持った(行商っぽい?)お婆さんがいて、ユンソナが「持ちましょう」と手を貸そうとしたんです。するとそのおばあさん、荷物を取られると思ったのか、何するんだという様子で荷物をぐいと掴んで離すまいとしました。
日本では見られない光景だなと思ったので、印象に残っています。
韓国は不信社会なんですね
日本にだって「置き引き」はありますが、衆人環視の中で堂々とというのはまずないでしょう。「汝盗むなかれ」というルールがあれば、日本人は「ルールを守る」前提で生活しています。「ルールは守らない」が前提なら、それはそれで違った生活様式になるのでしょうね。
韓国在住日本人様、良かったです。
似たような題材でも良いので、続編お願いいたします。
相手の情報を知らないと、どうしても同じ日本人感覚の人間として対してしまいます。
韓国人に対するには、日本人にとって議論より行動の方が相手に伝わり双方にとって良い気がしました。
たぶん「非難訓練→避難訓練」
でも、あの国ならどっちもありそう(笑)。
植民地にする価値の無い国(身分差別・貧困・愚民政策)を、明治政府が資本投入で近代化したのに、属国DNAまでは変えられなかったって事ですかね。
リアルな現地レポありがとうございます。
ワロタ。避難訓練しながら非難訓練してる光景が目に浮かびました。
韓国在住日本人様
貴重な現地の情報をありがとうございます。
ううむ、思考の放棄ですか・・・
韓国人が考えることを放棄している、というより、韓国人の思考のたどるプロセスが日本人の(あるいは朝鮮人以外の全人類の)理解の範疇を越えている、ということではないのか、と考えたいです。何も考えていないなんて、キ〇〇〇に刃物状態じゃないですか。
もし韓国在住日本人様のおっしゃることが正しく、彼らが考えている風に見えるだけの空っぽな存在だとすると、彼らの行動は予測不能となります。日本は韓国に対し国家的予防拘禁措置を考えなくてはならないかもしれません。
予防拘禁というのは未発の犯罪に対して行うので、法的にはグレーです。であるなら、韓国が約束違反を明白に犯している現状は、日本にとって名目が立つ絶好の好機とも言えます。文大統領が元気に活動してくれておられる間、日本はできるだけ多大なダメージを韓国に与えておかなければなりません。
楽しく読ませていただきました。
武器庫のある環境は戦時下であることを強く感じますね。この緊張感から逃れたい気持ちが親北政策になるのでは、と想像が湧きます。
韓国人の謎解きは、個々の行動から冷静に分析する事が大切ですね。
在韓国日本人様、新宿会計士様を始め、皆様の引き続きの投稿楽しみにしております。
>この緊張感から逃れたい気持ちが親北政策になるのでは
なるほど。さらには「北が攻めてくるはずがない」「核は南に向けて撃つはずがない」という希望的観測に脳内変換されるのですね。
匿名様の言われるようなストレスがかかると、妄想の連鎖が始まるようですね。
元を正さずに、「葛藤」などと称して、勝手に苦しんでます。
韓国在住日本人様
いつもコメント愛読させていただいております。
また、小職並びに、読者からの質問にも丁寧にお答えいただき感謝しております。
小職以外にも大勢ファンがおられるようなので、コメント並びに続編よろしくお願いします。
帰国したら、是非本にまとめていただくと良いかと思います。
エンジニアでインサイダーとして、理系観点で書かれた嫌韓本?はみたことがありませんので注目を集めると思います。
文を最後まで読むのがオックウになって来た、気短で、理解力と記憶力に?が点灯し始めた私にとって、分かりやすいというのが、精度とともに重要です。そういう点を含め、日常語の本情報感謝申し上げます。(同僚とかに素性がバレないのですか、お前はこんな考えを持っているのか、帰れとか暴力沙汰とは ならいのですか)
こんな人種(本来このような言葉は具備していなかったのですが)、本当にハタ迷惑!!!
本音で生きるべしと考えて来た私にとって本当に分からないのが、韓国人と政府は別で、未来永劫?付き合えと言う日本人。産経の黒田さん?でも言っている、彼等は本当に、本音でそう思っているのでしょうか、本当だとしたら不思議以外の何物でも無い。コンマ数%の、稀有な人々のみと付き合っているのでしょうか。
安部さん含め、国政関係者全員が本音を出して欲しい、枝野/福山/志位/山口/二階/日韓議連/法曹/マスコミ/官僚/その他の関係者全て。いつまで続けるつもりだろう、何様のつもりか。
憲法改正でも、法改正でも、何でも良いからオープン化の義務化を切に願う、どう言う関係をお望みなのか。
(懲役規定込みの)
どうすべきかは、国民が決めなければならないのである、真実の情報に基づいて。
本音を隠して行動するな、騙すな、決めるな!(その他の国政全般に言えることだが)
以上、ナサケナイ/消えて欲しい日本人に関する、無力な一国民の怒りと愚痴でした。
元左派って結構いますよ。
子供の未来のために、韓国崩壊を願い、朝日・毎日・サンモニ・報ステ・民主系・共産党・活動家等を日本から撲滅しましょう。
理系初老さん、元気なうちに、マグニチュード8/9/10?が来ないうちに、無力化すればと本当に思っています。(北含め)
全くそれますが、気象のプロとして質問があります。
宜しければ、教えてください。
質問・・温暖化より異常気象を本当に心配しています。
(巨大台風や尋常でない大雨による、過疎地の家や山の倒壊)
→ 異常気象の直接的原因は何ですか、温暖化と言われていますが?
(地軸の変化?太陽活動?磁場の変化?その他の?等は原因なのですか?、温暖化はCO2やフロン
等の保温性ガスの濃度増加に起因しているのですか、本当に?)
では
パワーポイントとか写真とか図を貼れればいいんですが、文字転載にて失礼します。
今も虎ノ門ニュース金曜の科学者さんのように、CO2は地球温暖化に関係ないとおっしゃる非専門家がたまにおりますが、ものすごい数の研究者集団(ノーベル平和賞受賞、IPCC)のデータによってそのような説は完全否定されており、アメリカを除くほぼ全世界の国に温室効果ガス削減が求められており、気候変動枠組み条約機構(UNFCCC)に毎年報告される国別排出量報告書(これはアメリカも出してます)(私4年間これにかかわっていました)によってチェックされます。
すでに温暖化によるものとされている災害ですが、海面水位の上昇、北極海の氷塊減少、2013年にドイツ南部で発生した洪水等、日本では50mmを超える大雨の増加、巨大台風、台風の異常進路、冷水魚類生息数の減少、熱中症の増加、デング熱蚊の北上など(毒クモも)、環境省が地球温暖化によるものと考えています。
ただ、きちんと温室効果ガス減らさないと2071~2100年に日本の平均温度は4.2度あがるよ、もうちょっと頑張れば3.0度ですむよ、という長期間かけてじっくりと上がるという性質もあって、未だにCO2は地球温暖化に関係ない、と言う人がいるんですね。
おっしゃるように冷媒として使われるフロンはCO2より温暖化させる能力が桁違いに高いのですが、日本では大部分が置き換えされてきていますし、古いクーラー廃棄する時ややこしいのも、家電買う時処理する時のためにお金がとられるのもそのためです。
ですが、CO2の大部分は化石燃料の燃焼によるものであり、そのためちょっとはましなガスタービンにしたり、省エネしたり、原子力発電所にしたり、電気自動車や水素自動車にしようとしています。電気自動車の電気は火力発電所から充電されますが、ガソリン燃やすよりはCO2排出量は減ります。
地震とか噴火は関係ないでしょう。
ちなみに地球温暖化ガス排出量は
1990年
1位:米国、2位:中国、3位:ロシア、4位:日本、5位:ドイツ、6位:インド、7位:ウクライナ、8位:英国、9位:ブラジル、10位:カナダ
2010年
1位:中国、2位:米国、3位:インド、4位:ロシア、、5位:日本、6位:ブラジル、7位:ドイツ、8位:インドネシア、9位:イラン、10位:カナダです。
ロシアは、武器以外はガタガタであるため排出量が多いと思われます。
以上長文失礼しました。
理系初老さん、お礼遅くなりました。読んでいます。
現行科学を斜め理解する、ややひねくれたところが(科学に限らず物事を、左派系?と関係?)ありまして。
これも 本題とは関係の無い事なのですが、どうなのでしょうか。
・・次回雑談専用記事でも結構ですよ
⚫︎小氷河期という邪説も?
⚫︎ハロゲンガスが最大の温室効果ガスなのですか?まだあるのでしょうか、人間活動の副産物が?
⚫︎中共でフロンガスの大量放出があったとの記事を観た記憶がありますが、その後批判され/対策を取ったとの様な続編がありません?→ 関連する国際機関もまともでは無いのでしょうか、中共が絡むと、影でうやむや?うやむやで済む事象では無いと思うのですが!
⚫︎温暖化(異常気象)防止の最大の癌はどこでしょう、やはりアメリカですか、石油業界ですか。
⚫︎防止策は、総量規制のみでしょうか? 更にもっと強力な規制に進むのでしょうか、懲罰を含むような規制に?また、途上国全ての燃焼作業は(木々や草の燃焼)、影響しているのでしょうか?(何十億もの人間が行う生活の為の燃焼が影響なしとは思えないのですが。)
⚫︎前記の何十億もの人々への、代替えインフラの無償供与みたいな対策は考慮されているのでしょうか?リーダシップは、どの機関が取っているのですか?他の国際機関の様に、運用がいい加減なのでしょうか?
⚫︎解決できるのでしょうか?解決すると言う熱意が不足しているのはどの国〃でしょうか?
横からすいません。
温暖化対策には、SAI(成層圏エアロゾル注入)が有用だと聞いたことがあります。
https://wired.jp/2007/08/09/%e3%80%8c%e6%88%90%e5%b1%a4%e5%9c%8f%e3%81%ab%e3%82%a8%e3%82%a2%e3%83%ad%e3%82%be%e3%83%ab%e6%94%be%e5%87%ba%e3%80%8d%e3%81%af%e6%b8%a9%e6%9a%96%e5%8c%96%e5%af%be%e7%ad%96%e6%9c%80%e5%be%8c%e3%81%ae/
産業廃棄物の一種であるエアロゾルを航空機で待機中に散布すれば気温を確実に下げれるというものです。
長所
* 非常に低コスト (産廃物と航空機を使うだけなので、二酸化炭素排出削減よりはるかに安い)
* いつでもやめられる (効果は短期的なので問題があればすぐにやめられる)
* 効果はほぼ確実 (火山の噴火で同様の現象が起きるが、地球の気温は下がるのが観察されている)
短所
* 大々的に行った場合、どんな副作用があるかはまだわからない。
* あまりにも容易すぎるので、人類は苦労の多い二酸化炭素排出削減に努力しなくなる可能性が高い。(つまり一度やり始めるとやめれなくなると思われる)
本当に効果があるのか頼れるのかはド素人の私には判別つきませんが、二酸化炭素排出削減がうまくいってない現状では、最後の希望の星なのかな、という気がしています。
なお、海面上昇はかなり深刻になってきていて、沖ノ鳥島は水没しそうだし、ベニスも頻繁に水没するし、ツバルは国全体が水没しそうになってますね。
中国やアメリカは自分勝手だし、日本はヒステリックに原発を避けてるし、根本的な二酸化炭素排出削減は相当に厳しいんだろうな、とは素人ながらに思います。
チキンサラダさん、知りませんでした。
実験検証して、やればいいと思います。でも、利己的な人間ですから、短所の2項目確実でしょうね。ところで、日本は異常気象の入り口の季節です。
ここ数年、今年は来るのだろうか、70?80?mクラスの熱帯台風が、来るな/直撃するななんて考えています。大雨も、当該地の人には本当に悪いと思っているのですが、その様な大雨来るなと、半ば怯えています。居住地域は、日本でも大きな自然災害の少ないところですので、今のところ幸せなのですが。
東海岸?冬の寒波が凄いですね、私だったら家から出られません、考えただけでもゾッとします。
米国、慣れていないのでしょうね、大雨とか台風に。規模の割に被害が甚大な様に思っています。
地形と川のレベルが違うのでしょうね。
本当に取るに足らない小さな存在ですね、自然と比べて人間は。
では、健康で(すみません、年寄り相手の言葉でした)。
元左派系?の初老様、
そうですね。費用も安いようなのでまずは試してみるとよいですよね。
池田信夫はビル・ゲイツあたりが個人の資金で試すのじゃないかと書いてましたが…
日本は大きい台風が増えてるんですね。ちょうど私がアメリカに移ったころから増えているようなので、私にはあまり実感がないのですが。
アメリカの異常気象は、そうですね冬の東部の寒波は凄いようですね。カリフォルニアと東部はほとんど別の国なので、あまり実感がないのですが。
ニューヨークとビデオ会議する時、「今日は雪がすごいから家から仕事してる」と聞くと、そういうものなんだあ、と思いますが、それは東京や他の国とのビデオ会議とでもあまり変わらないのでw
カリフォルニアにいて異常気象を感じるのは夏の暑さですかね。去年は暑かった。今年もちょっと暑いです。といっても、乾燥しているし車社会なので、そう不快なわけでもないです。数日間我慢すれば終わります。
ただ、気温の高さは秋に影響します。夏の気温が高いと野の草木が乾燥しきって、秋に大規模な山火事が起きるんですよ。
山火事の規模は桁が違うので、100マイル以上離れた場所の山火事の煙で覆われて、学校が休みになったりします。この季節は日本でも使う PM2.5 の指標を毎日のように見ます。
また、ここ2,3年でやっと収束したのですが、そのまえ数年間は異常な干ばつでした。雨が全くふらず(元々砂漠に近い乾燥地帯)、農業用の水は枯渇し場所によってはトイレ用の水もなくなってました。
カリフォルニアと言うと緑の芝生に真っ青な空というのが定番の風景なのですが、砂漠に近い場所で水を鬼のように使って芝生を維持するのは無駄すぎるというので、最近は芝生が取り払われて、mediterranean style といって、ウッドチップを敷き詰めた茶色い地面に一気にとって代わられてます。
おっしゃるとおり、アメリカは大陸で大きいので気温の変化もかなり大胆です。
偏西風がアメリカ大陸の上で蛇行してるのですが、それがちょっとでもずれると熱くなったり寒くなったりします。1日で気温が一気に30度(華氏)くらい変わることがよくあります。
マイアミの方に行けば降水量も多そうですが、そちらはあまりよくわかりません。
川は、カリフォルニアには大きな川はないので影響はうけないですが、サンフランシスコ・ベイエリアは複雑な形の湾が内陸奥深くに食い込んでいるので、複雑な気候になっています。
サンフランシスコ市内の中でも気温が結構ちがいますし、サウスベイエリアと言われるサンノゼ、その中間のペニンシュラ、東側のイーストベイは別世界のように気温が違う場合があります。
なお雨は、もともとあまり降らないので、天気とはもっぱら気温の方に比重が偏ります。
温室ガス説否定派はアル・ゴアの「不都合な真実」の政治性への反発で、いくつかの論旨の瑕疵を針小棒大に主張する傾向がありますね。
興味深いのは、温室ガス効果によるCO2削減を主張する層と原子力発電を廃止しようとする層が重なっていることです。
再生可能エネルギー(水力・地熱・風力)では、必要な発電量はまかなえませんし、火力発電は熱源がどうあれ排出物の回収はできてもCO2自体はどうしようもない現実があります。
CO2固定化技術にブレイクスルーが起きるより前に、軌道上での発電プラットフォームからのマイクロ波送電とかの方が実用化されそうな・・・。
さらに言えば軌道上に物体を低コストに持って行ける軌道エレベーターがあれば有線での送電も可能なんですが。
チキンサラダさんすみませんでした、ボストン近傍だと勘違いしてました。
アルバートハモンドのit never rains in California (軽快で大好きなのですが)の、カリフォルニアのシリコンバレーでしたか(縁遠いので間違っている?)。
山火事、レベルが違いますね、トランプが変な事を言ってましたね。気温もレベルが違いますね、生きて行けそうも無いレベルでしたね。
では
元左派系?の初老様、チキンサラダ様、りょうちん様 ありがとうございます。
G20晩さん会迎賓館のお出迎え、全部見てました。
(ムンさん全然普通にお出迎えされてました。ラスボスはトランプさんでした。)
一つだけ原子力発電につきまして。はとぽっぽが首相のとき、
日本は「ありえない削減目標」を世界にかかげ、同時に国内に「脱原発」方針を示しました。
そうなのです。彼らには解がないのです。護憲+安保反対と同じですね。
元左派系?の初老様
少しづつですがご回答いたします。
⚫︎小氷河期という邪説も?
>>>はい邪説です。たまには寒い夏もあるでしょう。
⚫︎ハロゲンガスが最大の温室効果ガスなのですか?まだあるのでしょうか、人間活動の副産物が?
>>>
Gases GWP
CO2 1
N2O 310
CH4 21
HFC-23 (CHF3) 12,000
HFC-125 (CF2HCF3)3,400
HFC-134a (CF3CFH2)1,300
HFC-143a (CF3-СН3 )4,300
HFC-152a (CH3CHF2) 120
HFC-227ea (CF3CHFCF3) 3,500
HFC-236fa (CF3CH2CF3) 9,400
Perfluoromethane (CF4) 5,700
Perfluoroethane (C2F6) 11,900
Sulfur Hexafluoride (SF6) 22,200
ガス種のうしろについている数字はCO2に比べて○倍地球温暖化をもたらすということです。
例えばCH4は稲作と家畜のゲップで発生しますが、CO2以外の温暖化ガス発生量は微々たるもので、日本の場合は2011年で温室効果ガス総排出量は、1,341million tonです(このガス量はCO2に比べて○倍地球温暖化をもたらすということを考慮してCO2量に換算したものです)。
そのうち1,308million tonがCO2です。
そしてCO2のうち91.4%が化石燃料の燃焼によるものです。火力発電所、輸送機関、産業使用等です。
休憩
⚫︎中共でフロンガスの大量放出があったとの記事を観た記憶がありますが、その後批判され/対策を取ったとの様な続編がありません?→ 関連する国際機関もまともでは無いのでしょうか、中共が絡むと、影でうやむや?うやむやで済む事象では無いと思うのですが!
Vol.2
⚫︎中共でフロンガスの大量放出があったとの記事を観た記憶がありますが、その後批判され/対策を取ったとの様な続編がありません?→ 関連する国際機関もまともでは無いのでしょうか、中共が絡むと、影でうやむや?うやむやで済む事象では無いと思うのですが!
下記は京都議定書で決められたもので、Annex I国すなわち先進国の義務です。これからアメリカは脱退しました。
The Parties included in Annex I shall, individually or jointly, ensure that their aggregate anthropogenic carbon dioxide equivalent emissions of the greenhouse gases , with a view to reducing their overall emissions of such gases by at least 5 per cent below 1990 levels in the commitment period 2008 to 2012.
中国は発展途上国とされ、CO2, CH4, N2Oのレポートだけが義務化されています。そしてオゾン層破壊防止のためのモントリオールプロトコルに中国は入っていますが、残念ながら製造と使用が禁止されているだけで、フロンガス出し放題です。
⚫︎温暖化(異常気象)防止の最大の癌はどこでしょう、やはりアメリカですか、石油業界ですか。
いえ、中国とアメリカです。下記2010年のCO2排出量ですが、中米で38.7%を閉めています。
China 10385.54011
United States 6866.922517
石油業界は石油を売っているだけですから、使い方を工夫するしかありません。
元左派系?の初老様、
> アルバートハモンドの it never rains in California
この曲ですね。
Albert Hammond – It Never Rains In Southern California
https://www.youtube.com/watch?v=Gmq4WIjQxp0
これは南カリフォルニアですね。カリフォルニアは大きく北と南にわかれます。
南カリフォルニアの中心は Los Angels (LA) とか San Diego ですね。
ハリウッド、ロングビーチ、ディズニーランドは全部そちらです。
年中暖かくて、綺麗な海岸線があって、若者が多い。
日本人がイメージする「アメリカ」のイメージは、だいたい LA とニューヨークをミックスしたものです。
北カリフォルニアの中心が、サン・フランシスコ、そしてその周辺に広がるいわゆるシリコンバレーです。日本人はよくシリコンバレーといいますが、地元ではサン・フランシスコ・ベイエリアといいます。実際にはその2つの表す地域は微妙にちがうのですが、まあ日本人の人からしたら区別がつかないので一緒だと思ってもらってかまいません。
LA は日本人も多く、英語ができなくても暮らせるとか言われてます。日本と変わらないレベルのサービスや味が体験できます。東京24区とか呼ばれてますね。トヨタが移転したので、今後どうなるかはわかりませんが。
我々のイメージでは、LA は日本人も他の人種も若い子がいて、楽しく毎日遊んでるイメージですね。優秀な大学はあまりないですが、勉強も楽でいっぱい遊べそう。LA で遊ぶのが楽しくて、サン・フランシスコから毎週車で片道7時間かけて通ってる人もいます。
サン・フランシスコは南カリフォルニアと違って寒流のおかげで涼しい街です。ただし冬でもそんなに気温は下がりません。雪はまず降りません。夏も冬も涼しいです。去年は異常気象で近隣の山に雪が振りました。雪化粧した山が見えるのにはみんな驚いていました。
ベイエリアは複雑な地形なのでほんの少し移動するだけで気温はかなり変わります。サン・フランシスコから車で1時間位南に下ったところにあるサンノゼと言う街までくると、半分砂漠のような気候なので夏は軽く100度(40度近く)以上に気温があがります。地中海性気候なので夏に雨はまず降らず、冬にしとしとと雨が少し降ります。ここ2,3年くらいはやはり異常気象で冬の雨も日本のように激しく降ることがあったり、梅雨並みに雨が一週間以上続くこともありました。
シリコンバレーというくらいなので、世界のコンピュータ会社の本社がそこら中にあります。GAFA のうち3つまでこの界隈に本社を持ってます。Amazon はシアトルが本社ですが、この地区にも大きなオフィスがあります。Microsoft もこの界隈に大きなオフィスを持ってます。他にも Tesla, Netfilx, Intel, Twitter, Yahoo, Adobe などのオフィスがあります。(そのほとんどは本社ですね。) これらの企業で働く日本人の人も少なからずいますが、日本人はやはりハードウェアに近い仕事に多いようです。
日本のハイテク関係の企業の駐在さんも結構いますね。スタンフォード大、UC バークレー大という優秀な大学があって、そこに研究で来ている日本人も多いです。また、ベイエリアはコンピュータだけでなく、医療でも先進地区のようで、日本から研究者の医師がよくやってきますね。ただし、大学生の若者はあまりいません。日本人全体、LA よりは年齢が高めで家族持ちが多いですね。
第二次世界大戦後、日本に来た米兵さんとつきあって、そのまま結婚してアメリカに移住した女性もまだいますし、強制収容所に入れられた後、従軍していた日系人もいます。ハイテク会社が多いので、自然とオタクも多いのです。アメリカ人のオタクは見た目がマッチョとかイケメンとかが居るところが日本と違うところですが、中身が弱いのは日本のオタクと同じです。そして、そういう中身が弱い男性は、表面上は優しい日本人女性とものすごく相性がよいようで、日本人女性と付き合ってるとか奥さんが日本人女性という人は、かなり多いですw ただ、地域全体の人口で言えば中国系やインド系、メキシコ系が圧倒的な数を占めるので、日本人のプレゼンスは低めです。
なお、気温の変化は激しいですが、乾燥してるし移動は自動車なので、生活上不便に感じることはあまりありません。アメリカのコメディアンは「カリフォルニアの奴らは隣のドアに行くにも自動車に乗りやがる」と言ってましたが、それ、冗談じゃなくて本当なんですよね。あまり笑えないw 隣のビルの人とミーティングするときも面倒なのでビデオ会議でやってしまうことがよくあります。
そのせいか、太った人はかなり多いです。たまにニューヨークオフィスに出張に行くと、皆スリムなので感心するほどです。
長くなりましたが、北カリフォルニアと南カリフォルニアの文化の違い、何かの参考になれば幸いです。
理系初老様、りょうちんさま、
> 興味深いのは、温室ガス効果によるCO2削減を主張する層と原子力発電を廃止しようとする層が重なっていることです。
> 日本は「ありえない削減目標」を世界にかかげ、同時に国内に「脱原発」方針を示しました。
私もこれが不思議でたまりません。
要はこういう左翼の人たちは現実を全く見れてないということですね。
私、彼らは幼稚だと思うんですよ。彼らは国や企業に甘えてるだけの子供。
ワガママいっぱい言っても捕まらないし起こられない。自分は良いことした気分がしてスカッとする。
自分がワガママ言った分のコストは全部誰かが払ってくれるし、払ってくれて当然。感謝しないどころか文句を垂れる。
韓国とものすごく重なって見えるんですよね…
理系初老さん、チキンサラダさん、本来のテーマと全く関係の無い事象に資源を使って頂きました。
感謝と同時にお詫びも致します。
(他の方々相済みません)
でも、知る/教えて貰うということは、何であれ有り難い事です。
重ね重ね、感謝申し上げます。
では
元左派系?の初老様、皆様、
地球温暖化も、他の話も楽しく読ませていただいてます。
コメントを書いてないものも私は楽しく学ばさせていただいているので是非どうか、このまま続けてください。
元左派系?の初老 様
ご質問が真面目ですばらしかったので、かえってありがとうございました。
理系初老様
はじめまして
こちらのトピックはすでに閉じられたようですが、空気読まずに続けて申し訳ありません。
私は高校時代にちょろっと天気図を書いたくらいの知識しかない者ですが、理系初老様のデータに基づいたコメントを大変興味深く拝読しました。
上にもあるように年々つのる夏の暑さや豪雨災害など、体感による危機感はありますね。
個人的には「”炭素ガス排出=温暖化”論は気象極端化の原因として100点満点ではなく50点、30点かもしれないが、それでも未来への保険として排出規制はしたほうがいい」と思っています。
ただ、いわゆる地球温暖化問題は20世紀からずっと言われ続けながらも、各種気象データ解釈の差異以外にも関連業界の利権など、科学以外の面も絡み非常にややこしいものになってしまっているのも事実です。
対するいわゆる懐疑派のレベルもデータに基づくものから、陰謀論レベルのものまで様々で、網羅しきれません。
以下本題ですが、
世界的に有名な学者の中にも、炭素排出規制には懐疑的な声があります。温暖化については断定を避け(?)ながらも、現在の研究手法…特にコンピュータによる気候モデル…についても批判的です。
一例として「人類の未来―AI、経済、民主主義 (NHK出版新書 2017年)という本から、フリーマン・ダイソン博士へのインタビューを抜粋します。
—————————————–
ダイソン博士
・環境保護はいいことだが、炭素燃焼という関係ない問題と混同されている
炭素燃焼、化石燃料の使用が環境にいいか悪いかは断定的には言えない
・炭素削減は全く理解できない、議論することに多大な時間を費やすことも愚か
炭素を一番削減しているのはアメリカ(石炭からシェールガスへの切り替え…一方それによりメタン排出は増加)
・炭素税、カーボンオフセットには賛成しない
・コンピュータによる気候変動モデルの問題点について
「気候モデル上では一つずつ変数を変えていくことができます。二酸化炭素という要素を一つ加えると、どのように全体が変化するかがわかる。それは、理解の助けになります。しかし気候モデルの問題は、コンピュータに入力するにはあまりに複雑な、100位上の異なるファクターを排除してしまうことです。実際の世界で起こっている複雑な事柄を、すべてモデルから省いてしまう」
—————————————–
ダイソン博士のほかに気候変動問題について疑問を表明する科学者の名前と発言(上記本のインタビュアー発言より抜粋)
ノルウェーの物理学者ジェーバー
プリンストン大の物理学者ハバー「気候モデルはゴミを入力してゴミを出力する」
MITの大気物理学者リンゼン「気候科学は宗教の様相を呈してきている。気候変動を信じないものは、いかなる研究もできないようになってきている」
プリンストン大で気候モデルを研究した真鍋氏「気候モデルは現在の気候を理解する上では役に立つが、予測には無力」
—————————————–
殆どが物理学者で気象についての専門家ではないですから、彼らが理解していない、見落としていることももちろんありえます。が、ダイソン博士は世界でもトップクラスの頭脳の持ち主ですし、その発言の意味は無視するには大きすぎるとも思います。
非常に長くなってしまいましたが、以上のような”温暖化問題への対処、研究手法への批判”などについて、理系初老様はどのようなご見解をお持ちになりますか?理系初老様の読者投稿記事を拝読できれば嬉しいのですが、すぐにではなくてもご一考いただければ幸いです。
ランダム黒白様
コメントありがとうございます。
気候とコンピューターシュミレートについては私の方こそ門外漢です。
気候変動というとすごいことになってしまうのですが、「気温上昇」です。
地球上の温度が産業革命以降上がる傾向にある。産業革命以降、人間の活動によりCO2等が増え続けている。CO2等には温室効果がある。それだけです。
下記文献で3pのみ見て下さい。
https://www.ipcc.ch/site/assets/uploads/2018/05/SYR_AR5_FINAL_full_wcover.pdf
こんな短いコメントではお答えになっていないとは思いますが、取り急ぎ。
理系初老様
ご返信ありがとうございます。
気温上昇>気候変動 と、ご指摘の通り混同し大ごとにしており、大変失礼いたしました。全然別ですよね…
IPCCの報告書、3pをざっと見たのですが…この資料出版に関する一般的な注意事項でしょうか?レポートの前書きというか。もう少し進めて読んでみますね。ご紹介ありがとうございました。
ランダム黒白様
おはようございます。すみません説明不足でした。前がきとばして目次までいって目次でいう3ページです。そこに温度変化、温室効果ガス濃度変化、海面上昇等の図がのっています。
取り急ぎ。
理系初老様
何度もお手数かけて申し訳ありません。
目次で示された3ページ、ですね、ありがとうございます。
韓国在住日本人様、
私もファンの一人です。わかりやすく生な韓国のお話、有難うございました。
軍の訓練の件は、私の会社のスイスオフィスを思い出してしまいました。(私が直に見たわけではないのですが)
ある日、機動隊のような重装備の警官が大量にオフィスに押しかけてきたそうです。どうやら重機関銃がオフィスに運び込まれたのを目撃した人間が通報したのだとか。
その後明らかになったのは、社員の一人が予備役の訓練で重機関銃を持ってきたとのこと。勿論会社に持ってくるのは不適切ですが、時間の都合上そうなってしまったとのことでした。真相が明らかになった後、社内の関連メールスレッドでは、その社員を責める声は全くでず、彼を称賛する声ばかりでした。
「私達のために絶えず訓練してくれて有難う!」
「我が国を守ってくれる兵士たちにバンザイ!」
「訓練を欠かさない人を尊敬します!」
スイスは戦時中ではありませんが、国防意識のある国とはこういうものなのかと感心した記憶があります
話がそれましたが、生な情報はとても貴重です。今後の投稿も楽しみにしております。
いつも、貴重な現地情報をありがとうございます。
私も韓国在住日本人様の書き込みを日々楽しみにしている一人です。
海を隔てた隣国人の気質、社会情勢が日本人の視点で語られる情報は、本当に貴重と思っています。
私の存じている限りでは、貴殿と、ここでもたまに紹介される「えだまめ」様のブログが、私にとっては二大情報元です。
https://ameblo.jp/edamamemame/
また、韓国在住日本人様のシンプルかつ明瞭な文体は非常に読みやすく、頭の悪い自分にとっても非常に理解し易く助かっております。
(えだまめさんの文章はちょっとクセがありまして(笑))
いずれにせよ、お二方のお話から感じるのは、隣国は(距離は)近くとも、遠い国(国民気質、社会が)であるという一点です。
マスコミでは、今のように2国間が冷え込んだ時こそ、会話が重要との論説を目にしますが、
はっきり言って、これは両国間の文化的違いをまったく理解していないお為ごかしと思います。
今後とも韓国在住日本人様の書き込み、記事投稿を期待しております。
※朝鮮半島統一に関する彼の国の一般市民の意識、思いなど、聞いてみたくあります
(右派左派でまったく違うんだろうとは思いますが…)
おそらく重機関銃ではなく、軽機関銃の誤りだと思います。
重機関銃は、通常数人がかりでないと持ち運びできません。銃本体に二人、三脚に一人、後運用しようと思えば弾薬手が一人必要です。(日本陸軍の重機関銃だと、通常4人で運搬しました)
一方、軽機関銃は、分解しないで一人でも持ち運びできます。
いくらスイスでも職場に軍の銃器を持ち込むのは、法律と言うよりは、軍規上怒られると思うんですが・・・。
ちなみにスイスではMG42の親戚が未だに現役なんですね。まあ米軍もM2が現役なわけですが。
その人、オフィスでは許されても、軍の方では怒られたんでしょうね。
頻繁にあるようなことなら、そもそも警察に通報されないでしょうし。
やはり軽機関銃ですか。重機関銃だから、ピックアップトラックの荷台に乗せてきて、オフィスへの運び入れは台車使って他の人にも手伝ってもらったのかと想像膨らましてましたw
オフィスに数時間置くためにわざわざ分解するとか非現実的てすから、やはり軽機関銃でしょうね。ご指摘有難うございます。
韓国在住日本人様、現地情報ありがとうございます。
20年前ですが中国に留学していた頃の人々の様子がよみがえってきました。
中国の物乞いも全くと言っていいほど感謝しません。
『もっと寄こせ』が基本ですし、ギャラリーが『もっとやれよ』と言い出します。
実態はギャラリーではなく貧困ビジネス主ですね。組織立っています。
手がない、腕が無い、足が無いという集団をまとめている組織もありました。
募金が集まり易いように意図的に切っている可能性が高いです(肉体的特徴から判断。傷が皆よく似ています)
しかし生存確率のことを考えると、個人より組織に属した方が安心です。(個人だと寝ている間に臓器が減ってしまいそうです)
皆さん一様に溌溂とお仕事しておられました。
そんな悲しい社会です(一面ですが)
半島は劣化輸入でしょうか?
単に放置されている状態ですかねぇ
東南アジアの某国の乞食も感謝しませんね。コインをやると投げ返してきます。札をくれってことです。
彼ら皆に共通するのはその場限りの感情を満足させることしか興味がないということです。
「右や左の旦那様。哀れな乞食でございます。どうかお恵みを。」
チャリーン
「おありがとうございます。」
昔の日本の誇るべき文化としてアジア諸国に輸出してはどうでしょうか(笑)
こちらにも日韓の価値観の違いについて、記載されているブログがあります。
日韓の責任についての違い
https://ch.nicovideo.jp/ooguchib/blomaga/ar1077035
もし新宿会計士さんが前に書いていたブログであれば申し訳ございません。
大口歩也さん のブログですね。
「日韓問題」と「マスコミ」について 【客観的】に書かれています。
私は 『新宿会計士』様と 『大口歩也』さんのブログをいつも興味深く読ませて頂いております。
ご紹介のブログを読み始めたら最後まですぐでした。面白かったです。
文体が似ていなくもないですが、新宿会計士さんとは別の方でしょう。
>韓国を観察していると、「責任」という単語が私達の認識する概念とは大きくかけ離れた、つまり自身が選択した行為に対して「負う」もの、あるいは「果たす」ものという概念とは根本から異なり、行為に対する成果や成功そのものへの「自認」のような概念として使われる事がある。
韓国での「責任」の概念が違うというより、責任の本来の意味は分かってるけど、屁理屈並べて都合よく使い分けている、というほうが正しいように思います。
理詰めで韓国人の主張を問い詰めようとすると、アウアウとなって最後は逆ギレで論点をすり替えるという行動があるわけなので。
「「自認」のような概念として使われる事がある」とありますので、用法の違いを述べているのだとは思いますが。
責任という言葉通りに取ると危ないよ、というのはその通りだと思いますが。
韓国在住日本人様
現場の生々しいお話、興味深く読ませて頂きました、物事には二面性が有るので其処から推察すると言う事も出来るのでしょうが具体性に欠けます、韓国人に日本人から見て魅力に感じる良い処は無いのでしょうかね?
形振り構わず生き残る力は世界一だけでは可哀想過ぎる様な気がします、何時も思うのですが今回の様な情報と韓国が維持している経済に違和感を覚えるのは私だけなのでしょうかね?(国内では許される品質が国外では通用しないのでは無いかと言う意味で言っています)
あれだけ色々な嘘を次から次へとつけて、泣き女のようなパフォーマンスもできるというのも一種の才能だとは思います。歴史だって華麗な粉飾ファンタジーだし(笑)、第一「舞台度胸」がいいし、何よりも「天然」です。日本の芸能方面ではいわゆる「渡来人」の方も多いように伝え聞きます。韓流ドラマもおばさま方には受けますし、KPOPも年少の女子には人気があります。個人的には韓国映画は面白いと思います。
日本の隣じゃなくて、バルカン半島あたりに棲息しててくれれば、感情はストレートだし、人懐っこいし、生き方はパンクロックだし、とても楽しい生き物なのだとは思うのですが。
スターリンみたいな独裁者に遥か彼方の中央アジアの荒野に強制移住させられて、朝鮮語の使用は禁止され、艱難辛苦の生活をひっそり送るのなら、いろいろ許せそうです。
あ、それって実話ですね!! ソ連参戦がもっと早くて北海道を目指す代わりに朝鮮を占領していれば、今頃日本の隣国に韓国も北朝鮮もなかったかもしれないのに!
匿名2様
>>感情はストレート・・・
産経の黒田 勝弘氏はこの辺の処に魅力を感じている様です、飲み屋のおばさんと話していると可愛い、憎めないと言うような発言を記憶しております。
しかし、垣根を越えて来られると困ったさんに成りますわね。
「飾らない」ということでもあるのでしょうが、裏返せば「粗野であり不粋」でもあるのでしょう。「シンプル、素直」でしょうが「浅薄で陰影のない」深みのないそれは感性でしょう。
はにかんでうつむく乙女子が好きか、「すっきやねん!交尾しよかっ!ガハハ」とあけっぴろげなメスが好きかは、好みが分かれるところです。
全然関係ないのですが「小女子」は「こうなご」と読みます。「こ・おなご」なのですね。いや、それがなんだと言われても。ただまあうちの猫が好きなので。
(誤ったツリーに返信してしまったので、再投させていただきます)
韓国在住日本人様
いつも、貴重な現地情報をありがとうございます。
私も韓国在住日本人様の書き込みを日々楽しみにしている一人です。
海を隔てた隣国人の気質、社会情勢が日本人の視点で語られる情報は、本当に貴重と思っています。
私の存じている限りでは、貴殿と、ここでもたまに紹介される「えだまめ」様のブログが、私にとっては二大情報元です。
https://ameblo.jp/edamamemame/
また、韓国在住日本人様のシンプルかつ明瞭な文体は非常に読みやすく、頭の悪い自分にとっても非常に理解し易く助かっております。
(えだまめさんの文章はちょっとクセがありまして(笑))
いずれにせよ、お二方のお話から感じるのは、隣国は(距離は)近くとも、遠い国(国民気質、社会が)であるという一点です。
マスコミでは、今のように2国間が冷え込んだ時こそ、会話が重要との論説を目にしますが、
はっきり言って、これは両国間の文化的違いをまったく理解していないお為ごかしと思います。
今後とも韓国在住日本人様の書き込み、記事投稿を期待しております。
※朝鮮半島統一に関する彼の国の一般市民の意識、思いなど、聞いてみたくあります
(右派左派でまったく違うんだろうとは思いますが…)
韓国在住日本人 様
やはり狙いどおりでしたね。
当ウェブサイトを訪れてくださる方々は知的好奇心を刺激する話題を欲しており、淡々と描写された韓国論については多くの読者の方々が感心したのではないでしょうか。
引き続き当ウェブサイトのご愛読並びにお気軽なコメントをお願いするとともに、まことに厚かましいお願いではありますが、お時間の許す限り、「生の韓国論」をお聞かせいただけると幸いです。
コメント諸氏様へ
小生の投稿に対し暖かいお言葉誠に有難うございます。読み返してみると誤字脱字が多々あり、小生もまだまだワキが甘いと思った次第です(最近年のせいか、キーボードを叩いたつもりになっていることが多くて困ってます)。
小生は巷で言われている嫌韓ではありません。ただ韓国に渡る前に比べ、韓国の嫌いな部分が増えてきたのは事実です。10年前に比べれば韓国の情報を発信する日本のサイトが大幅に増えていますので、もしその時に本サイトの様な優良サイトで情報を収集していれば小生は日本に残っていたでしょう。逆に何も知らなかったから、公平な目で韓国の現状を捉えることが出来たのかも知れません。
いずれにせよ、小生の様な境遇で韓国に10年以上残っている日本人はごく少数です。皆さん韓国を離れていきました。エンジニアとしての自身の意地が韓国に敗退するか、または目標を達成すれが小生も韓国を離れます。それまでは、駄文ですが小生の投稿にお付き合いいただければ幸いです。
駄文にて失礼します
いつも韓国在住日本人さんのコメントを楽しみにしている中の一人です。
今回もとても興味深く読ませていただきました。ありがとうございます。
日々、韓国人のヘンテコな行動の原理をあれこれ推測してますが、それらを補強するお話ばかりでした。
読後感第一は、そこに自分がいたら憂鬱になる社会。日本との比較でしかないからかもしれませんが、絶望感すら抱いてしまいそうです。この世に生を受け、あの国に生まれてきた人々は本当に気の毒に思います。
少数の高所得者・中流と、大多数の低所得者のピラミッドとのことについて。
低所得者の人々は、口には出さないでしょうが(見栄のために命を懸けるくらいですから)、自分たちが社会で下の方という認識をもってるんでしょうか。
定量的な話じゃなくて恐縮なんですが、
もしそうだとすると(多分そうなんでしょうが)、「自分たちが社会を作る」という意識よりも、社会にからどれだけ吸い取れるか、という思考が社会全体的には優位になりますよね。
であれば、多くの人にとって、国や社会がどうなろうと知ったこっちゃないですわね。新しい権力者が来ればそれにぶら下がるだけですから。
それに対して、7~8割の国民が自らを中流と答える日本。ここの差は大きいように思います。
ついでに言うと、民主化したもんだから、本音では国や社会なんかどうなってもいいと思っている層からも、大統領が選ばれ得る。で、現在の韓国。国家崩壊は加速。
結論からすると、民主化は早すぎた。まだしばらくエリート独裁を続けなきゃ。
(ま、日本でも民主党政権が誕生するわけですから、危ういもんですが。でも日本人は多少は学習したと思います。)
書かれたお話が具体的で迫力があるものでしたから、改めていろいろとイメージが沸いてきた次第です。
一度豊かな先進国になりかけた韓国でしたが、この時に社会に中流を作り上げられなかったことがかの国の最大の敗因かもしれません。
歴史上、中流を作りうる千載一遇のチャンスを失ってしまったんですから。
(結果を見ると、その過程は必然的だったようにも思えますが)
韓国在住日本人さん
投稿ありがとうございます。
韓国人の心性について、教育という側面から非常に興味があります。
そちらの国では、トップに立つ者の刹那的な利害感情や非分析的な思い込みによっていとも簡単に教育が曲折されていくようです。(今日もかの有名なシンシアリーさんのブログに教科書の政権による無断修正に関するエントリが出ていました。)
そういうことが長い眼で見たときにどのような結果を生み出すかを微塵も考えない究極の利己性──奇怪なまでの想像力の欠如。
立場上私は、生物学的な民族の遺伝子云々とった言説にはまったく与しませんが、ドーキンスの唱えた文化遺伝子という概念を以って、彼らの問題を読み解いていきたいと考えています。その点から、韓国在住日本人さんの情報はいつも参考にさせてもらっています。
オウム真理教の事件があったとき、ネット上では、彼らへの厳罰論・制裁論が渦巻きました。それで一時期溜飲を下げたとしても、彼らのような人はまた必ず生まれてきます。彼らは頭がおかしいんだ異質なんだと排除してみても、それは単なる思考停止に過ぎず、問題は何も解決しません。
韓国──朝鮮民族の問題も同じだと思います。適度に相対的な視点を失わず、とはいえ相対主義を唱えるだけでは解決が難しいことも意識に留めつつ、とにかく対象を知り分析することがまずは重要なのだと思います。
究極的には「日本が正しい」わけではなく「韓国が正しい」わけでもない。相容れない二つの世界観があるだけだと思っています。しかしそれは、仕方がない、放置するしかないというものでもありません。
ともあれ、これからもまた、貴重な情報をいただけることを期待しております。
長年お住まいとはいえ異国での生活には違いありません。くれぐれもご自愛くださいますよう。
彼らは一般に「刹那的」ですよね。
その昔、白丁が農作業に励み懸命に蓄え秘匿した収穫物を、両班は徹底的に探し出し根こそぎ収奪したんだそうです。工夫して収穫を増やしても結局は全部奪われるなら、工夫も努力も無駄と諦めて怠惰に過ごした方が楽。努力が報われないなら努力なんか誰もしなくなる。一種の刑罰のようなものですもの。
明日は今日より明るくない。どうせ今より暗くなる明日なら、今日の今を面白おかしく暮らした方がまだまし。こうして刹那的な気持ちになるのもわかります。500年もそんな毎日が続けば、民族の習性としてもそんなふうになるでしょう。
両班が何百年も根こそぎ収奪したおかげで韓国人が刹那的になったとは面白いですね。納得できる話です。
東南アジアや太平洋の島々の人間もかなり刹那的なのですが、彼らは自然環境の問題で食糧の保存がきかず、また計画的な農業をしようと思っても土地がそもそも農業に向いていないので、自然の気まぐれに頼る狩猟生活の比重が高い。また、台風の災害が酷いので建築物すら計画的にたてる甲斐がない。
(なお、東南アジアでもタイのように肥沃な平野が多い国の人間は、多少計画性があります。)
自然環境が全く違う東南アジアと韓国の両方でなぜ刹那的な文化が生まれたのか不思議だったのですが、上記の両班による収奪で納得できました。
なお、日本人の気質を決定づけたのは江戸時代で、江戸時代の日本もかなり過酷な「農民は殺さぬよう生かさぬよう」重税が課せられてましたが、韓国などに比べればそれもある程度は計画的だったということなのでしょうね。
「風土」は民族的気質を形作る変数ではあるでしょうね。「お許しくだせえお代官さま」な江戸時代でも、お上には「殺さず」を心がけるほどの計画性はあったのですね。とはいえ飢饉のさいには一揆も起きたのでしょう。今は凶悪な労組が一揆ばかりに明け暮れる韓国ですが、李氏朝鮮の頃の白丁は弾圧されるがままでした。
「大日本帝国半島支店」を作ろうとした朝鮮併合政策によって明治政府がまずしたことは、白丁の「奴隷解放」と「農地解放」です。それまでの身分制度をなくし平等に扱いました。対してかつての利権構造が崩壊し、多くの特権と財産を失い不満を募らせた両班たちが起こしたのが「独立運動」(1919)と称する抗日騒動です。裏では、ロシアに勝利した黄色人に反感を抱いた白人たちが、宣教師たちを使って反乱工作をしました。
一方白丁の方は、何世紀にもわたる身分差別から解放され、学校にも通いハングルや日本語を学び、能力次第では軍人に登用されて本土人を指揮下に置くことすらありました。インフラを整備し、北には工場を建設し、南の農地は開拓し、半島の収穫も人口も倍増させました。
愚民を奴隷のまま働かせ、文化も経済も発展させずに、抑圧的に支配しただただ簒奪する欧米式の植民地とは真逆の対応が朝鮮併合です。かなりの国家予算を半島経営につぎ込んだため、本土の東北地方の飢饉などはおろそかにされ、二・二六事件の契機のひとつになったくらいです。
「併合時代の方がまだ良かった」と言う老人を酒に酔った若者が殴り殺したという事件があったそうです。当時より今の時代の韓国の方が貧富の格差が激しい。厳しい受験戦争を勝ち上がっても、結局上級階級にはたどり着けない。親の金やコネがすべてなら、生まれですでに勝敗は決まっているわけで、若者には夢も希望もないでしょう。絶望しかない国に生きなければならないとしたら、酒に酔って老人を殴り殺したいほど刹那的になることもあるでしょうね。
匿名様
返信また、貴重な情報ありがとうございます。
朝鮮の独立運動は両班の既得権益奪還運動でもあったのですね。
朝鮮・韓国の中の身分差は今でも何らかの形で残っているのと思うのですが、上下で反日の度合いはちがったりするんでしょうか?
富裕層(元両班と新興財閥?)は用日が多く、貧困層(元白丁と没落組)は反日が多いとか。
もしそうだとしたら、白丁組に日本が恨まれるのはやるせないですね。
ま、奴隷というものは恩ある人を恨みに思う不合理な人間たちですけれども。
ところで、せっかくなのでハンドル名をつけませんか?
こういう貴重なお話をしてくださる方のコメントは今後も率先して読みたいと思いますので、ハンドル名があるとその手がかりになってありがたいです。
匿名様
>「お許しくだせえお代官さま」な江戸時代でも、お上には「殺さず」を心がけるほどの計画性はあったのですね。とはいえ飢饉のさいには一揆も起きたのでしょう。
江戸時代の幕府を明治政府の様な中央集権国家と考えるのは如何かと思います。江戸時代の税収は藩の収入であり幕府の収入は幕府直轄地の収入なんです。つまり藩が国家でありお上(幕府)は基本的(あくまで基本的にですが)に軍事指揮権のみを有する形です。
したがって藩の予算・決算は全て藩の責任で飢饉対策も全て藩に委ねられ例えば会津藩では三大飢饉時に一切領民から餓死者をだしてません。このため多くの餓死者を出した藩から農民の流入が発生し当時の国境である藩の関所を閉鎖し農民の流入を防いだくらいです。
そして幕府は餓死者をだした藩のTOP以下処罰として国替えを命令してます。
>朝鮮併合政策によって明治政府がまずしたことは、白丁の「奴隷解放」と「農地解放」
これに関しては概ね同意ですが、そして、あまりにも日本的経営をしすぎた傾向が強く植民地経営より同化政策であったことも同意です。
ただ明治政府の朝鮮経営での最大の誤りは朝鮮半島にある族譜制度をそのままにした点ではないかと考えています。即ち族譜制度を日本の血の血統でする系図と同列に扱った結果、元々白丁だった人たちにも両班の優越感が伝播したのではないかと思います。北朝鮮では族譜は制作禁止ですが韓国では今も続いており、この族譜により上下関係を思い描いて声闘するのが常であり、故に現在の韓国にコネが全ての一因ではないかと思ています。
がぶりえる様、
確かに江戸時代は藩ごとに大きく違いますね。
そもそも、今調べてみたところ、「生かさぬよう殺さぬよう」というのは正しくないようですね。
江戸時代が重税だったというのは、マルクス主義に歪められた歴史解釈なのだとか。
江戸時代の税率はそもそも実質的にはかなり低いようです。
五公五民と言いますが、後には25%程度まで下がっていたとか。
https://38news.jp/archives/02237
> そして幕府は餓死者をだした藩のTOP以下処罰として国替えを命令してます。
確かに、当時は失政をするとすぐに改易の対象となるので、各藩も評判が悪くなる圧政はできなかったわけですね。
> 明治政府の朝鮮経営での最大の誤りは朝鮮半島にある族譜制度をそのままにした点ではないかと考えています。即ち族譜制度を日本の血の血統でする系図と同列に扱った結果、元々白丁だった人たちにも両班の優越感が伝播したのではないかと思います。
なるほど。その上下意識が「韓国が上、日本が下」という無理筋な上から目線につながってくるわけですね。
がぶりえる様
はじめまして、日本史は詳しくないのですが横入り失礼します。
以前読んだ小説(「天地明察」 冲方丁)で記憶に残っていた会津藩のことが出たもので、さらに横にそれてしまいますが。
>したがって藩の予算・決算は全て藩の責任で飢饉対策も全て藩に委ねられ例えば会津藩では三大飢饉時に一切領民から餓死者をだしてません。
名君とうたわれる保科正之の政策(社倉制というのでしょうか)ですね。
上記小説では主人公の渋川春海による改暦をバックアップするなど、保守だけでなく革新的な君主でもありました。領地の視察をした際に草鞋を褒めたらその後、草鞋を領民たちが続々と献上しにきたというエピソードも描かれ、慕われていたことも伺えました(が、これはWikiなどでは記述が見つからず、史実かわからないのですが)。
近年ネットの発達で日本の歴史の誤解が少しずつ解かれ、例えば「切り捨て御免」が武家の無茶苦茶でなかったことなども理解が広まりつつあるようです。また、エドワード・ルトワックといった海外の研究者、軍事史家が徳川家康を評価したりと、”江戸=暗黒時代”的な史観が崩れつつあるのかな、と思います。ネタ的なところでは中国で日本の戦国時代の武将がゲームなどで採り上げられ、やはり家康が評価されたりということもあるようですが…。
こちらの考察を見てちょっと考えてしまったのですが、日本的システムが例えば朝鮮半島では機能しきれず、台湾ではそれなりにうまくいった(?)原因はどこにあるのか?歴史には興味の尽きない疑問が多いです。
横入り&とりとめなく失礼いたしました。
チキンサラダ様
レスありがとうございました。
>「生かさぬよう殺さぬよう」というのは正しくないようですね。
>江戸時代が重税だったというのは、マルクス主義に歪められた歴史解釈なのだとか。
史実か否か判れるところで例としては良くないのですが保科正之と同年代に下総国佐倉藩(堀田氏)での佐倉惣五郎事件等もあります。各藩で年貢システムは独自ですですから江戸時代が重税か否かは各藩の政策によるところです。
>当時は失政をするとすぐに改易の対象となるので、各藩も評判が悪くなる圧政はできなかったわけですね。
基本的に江戸時代の武士の世界(江戸幕府)は軍隊組織です。そして各武家は極位極官により、就ける位階、役職も規定されてます。(武家の場合、羽林家に従い決定されています)
例えば、尾張徳川家は藩主就任時、権大納言(亜相)で極位極官は従二位、大納言、右近衛中将と言った具合です。
ゆえに幕府からの失政による改易の沙汰は基本軍隊行動の違反として「家中不行き届き(軍隊行動に支障をきたす)」が理由になります。
ランダム黒白様
レスありがとうございました。回答遅れもうしわけありません。
>保科正之の政策
そうですね、会津藩は保科正之公の遺訓が明治の初期まで生き続けた地で、代々藩主は保科正之公遺訓が行動原理になってます。また正之公は家綱補佐として幕府で辣腕を振るい明暦の大火時の庶民を救済や、江戸城天守閣再建の中止等々をやってのけてますし、藩政に於いては日本初の年金制度(身分問わず90才以上には終生一人扶持を与える)を実施してますね。
>領地の視察をした際に草鞋を褒めたらその後、草鞋を領民たちが続々と献上しにきたというエピソードも描かれ、慕われていたことも伺えました
申し訳ありません。この逸話小生知りません。もしご存じでしたら小生も参考としたく御本などお手数ですがお教え名ねが得ませんでしょうか。(「天地明察」にある逸話なのでしょうか)
>”江戸=暗黒時代”的な史観が崩れつつあるのかな
そうですね。江戸時代の暮らし向きを紹介する本やWebも多く、非常に肯定的に描かれています。
例として以下URLが参考となるかと
http://edo-era.web-contents.net/edo-life/
>こちらの考察を見てちょっと考えてしまったのですが、日本的システムが例えば朝鮮半島では機能しきれず、台湾ではそれなりにうまくいった(?)原因はどこにあるのか?
基本的には朝鮮は半島でああり、台湾は島です。先ず地勢的な意味があり朝鮮半島は陸路での情報伝達は島より早く、そして防衛と言う点で半島は絶対的不利で島は天然の堀の意味が大きいと考えます。従って朝鮮半島は入力された情報が有利か不利か関係なく「常に中国の顔色を伺う必要」があります。そして日本を含めた島は入力された情報を自分たちに有利か不利かを
冷静に判断できる時間的余裕と言いますか加工できる時間があります。
これらの地勢的な意味はそこに住む民族の思考にも影響を与え、中国から朝鮮半島に入った朱子学一辺倒で全ての生活様式を改めた朝鮮半島特有の思考と、元々朱子学の影響の少なかった台湾の違いを生んだと小生は見ています。
駄文失礼いたしました。
がぶりえる様、
> 佐倉惣五郎事件
ありがとうございます。調べてみます。
> 各藩で年貢システムは独自ですですから江戸時代が重税か否かは各藩の政策によるところ
納得です。
> 「家中不行き届き(軍隊行動に支障をきたす)」が理由
なるほど。家中不行き届きは軍政の一部と解釈すべきなのですね。
江戸時代、武士が官僚化したとはいえ各藩を幕府が統括する上位レイヤは軍隊組織のままだったということですね。
いろいろ、ご教授いただきありがとうございます。
がぶりえる様
ご返信ありがとうございます。
>また正之公は家綱補佐として幕府で辣腕を振るい明暦の大火時の庶民を救済や、江戸城天守閣再建の中止等々をやってのけてますし、藩政に於いては日本初の年金制度(身分問わず90才以上には終生一人扶持を与える)を実施してますね。
保科正之公は藩政に幕政に、福祉と民生に努められたのですね。
お上の政策のおかげで飢える心配がないというのは、当時の庶民としては相当に幸せな部類だろう、と思いました。(草鞋の件は長くなるので、コメントを分けて投稿しました)
江戸時代に暮らし向きついて、ご紹介のサイトも見てみました。エクステ男子wモテの追求は永遠のテーマか…。当時のひとびとは可能な範囲で楽しむのが上手だったのですね。親近感がわきます。
そして朝鮮半島と台湾の違いですが、
>先ず地勢的な意味があり朝鮮半島は陸路での情報伝達は島より早く、そして防衛と言う点で半島は絶対的不利で島は天然の堀の意味が大きい
>朝鮮半島は入力された情報が有利か不利か関係なく「常に中国の顔色を伺う必要」があります。そして日本を含めた島は入力された情報を自分たちに有利か不利かを冷静に判断できる時間的余裕と言いますか加工できる時間があります。
なるほど、地勢がまず絶対的な条件として思考と行動を制約するのは基本中の基本でした(台湾と日本の共通点といったら何より島であることなのに、失念…)。
情報伝達と、その処理、処理結果に対する周辺国の反応、この際におけるタイムラグの大きさが島国の強みになる…納得です。
「新情報に基づいて何かを変えたら宗主国は怒るかもしれない>変えないほうが安全だ」と、半島では守旧的にならざるを得ない理由がよくわかりました。数百年もそれを続ければ、成長進化できないことも、劣化しまくりなのも当然ですね…。
私は西欧の中世後期から近代あたりの歴史の本(学術書ではなく新書や選書など一般書)を時々読むのですが、東洋史、とくに朝鮮半島史については不勉強でした(古田教授の「統一朝鮮は日本の災難」にある半島史は読んだのですが、彼らがファンタジーに走る気持ちはわかるようになりました)。
余談ですが、近代ギリシャや朝鮮など、自力独立ではなく周辺国・列強の都合で独立させられた国は、現代の民主制でも迷走しがちだと何となく思っていました。半島という地勢は絶対的なハンデだというご指摘は、おそらくギリシャにもあてはまるのでしょうね。ありがとうございました。
がぶりえる様
正之公の草鞋のエピソードですが、「天地明察」にあったものです。
細部の記述が正之公の史実と合うかご判断の参考になるかもしれないので、そのままコピーします。
*********************
「天地明察」第四章 『授時暦』 小見出し九(ハードカバー版322ページから)
(寛文九年四月、正之がかねて願っていた隠居が将軍家綱に認められた)
>これにより、晴れて自由に会津に戻れるようになった正之は、将軍家御落胤たる大名とは思えぬ、きわめて質素な行列を伴い、ひそやかに領地を見て廻った。二十年以上もの間、幕政を優先して藩に戻れなかった正之にとって、ようやくの慰安であった。今や藩主ではないのだから、お忍びに等しい行列であり、出迎える者とてない。ないはずだったが、どこからともなく、
>”大殿様が来る”
>という噂が立ち、それが村々へ知れ渡った。そして正之が領内に入るや、街道の両脇が、出迎えの民衆で埋め尽くされていた。行列の先触れも、この有り様に呆然となった。報告を受けた正之は、その場で駕籠の戸を開かせている。護衛の観点からすれば無防備も良いところだが、それが正之の生涯における民生の在り方だった。領民の方もそれを知っていた。見えぬ目をさまよわせながら正之がその身をさらしていることに気づくなり、街道を埋める民衆が一斉にその場にひれ伏したという。
>”会津に飢人なし”
>というかつてない偉業を成し遂げた君主に対し、決して派手派手しい歓呼といった、護衛の必要を生じさせるような騒ぎは起こさず、ただ、
>「大殿様」
>「大殿様」
>と、ささやくような、むせび泣きの声でもって迎えたのであった。
>このとき領内を廻った正之は、ある者の作った草鞋を誉めたらしい。それがまた、あっという間に村々へ伝わった。その日から次々に自作の草鞋を献上するものが現れ、ついには城の一室から溢れ出すほどの草鞋の山になったという。正之はそのとてつもない数の草鞋を前に涙し、民生の志を忘れぬための品として、全ての藩士たちに配らせた。
*********************
問題のくだりは「らしい」「という」になってますし、目が不自由なのに草鞋を誉めたというのもちょっと不思議ですね。たまたま触れたとか、足音が良かったとか…?
本書巻末に記載の参考文献は、主人公渋川についてのほか、天文、和算、暦についての資料ばかりで、会津藩や保科公については挙げられていません。「保科正之」「草鞋」のほか作者インタビューなどのネット検索でも情報はないし、もしかしたらこの部分はフィクションかも…作者は福島に住んだこともある(今も?)ようなので、逸話的なものを拾い膨らませた可能性もありますが。
適当なことを書いてしまったようで申し訳ありません。ご参考になれば幸いです。
朝鮮人の文化と台湾人の文化が異なってしまったのは、「知性化」(ブリンネタです)の成功・定着が日本統治の長さで左右されたという仮説はどうでしょうね。
日本統治時代の台湾が50年、日本統治時代の朝鮮が35年です。
朝鮮人でも、ちゃんと子供の頃から日本統治下で教育された世代の人間は、それなりに立派に軍人になったり、戦後に企業や国家経営を行っていました。
しかし、そんな人間達を親日派として抹殺する反動の時代が来て、今やオジャン。
50年あれば当時の寿命からすれば二世代入れ替わりますから、文化の定着には十分ですが、35年だと先祖返りする要素が生き残って再燃する可能性が高いと思います。
ブリンネタを補足します。
デイヴィッド・ブリンは80年代に、「知性化シリーズ」と言われる一連の作品を発表しました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A5%E6%80%A7%E5%8C%96%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA
この世界では、宇宙は列強種族が牛耳り、列強種族は宇宙航行能力を持つほどの知性を持たない生物を主属という親分の立場で、いじくり回し、パシリとして使い、更に「知性化」された種族が新たに手下になる生物を見つけてという連鎖で社会構造が成り立っています。
全ての種族は元を辿ると「始祖」と呼ばれる現在では行方不明の種族に行き着くのが常識になっています。
ところが、人類が宇宙に進出すると、主属もいないのに知性を持った文明を構築したという点で人類が注目されて・・・という導入になります。
ライブラリなどのガジェットもあるのですが、デイヴィッド・ブリンは大の日本好きで、作中にも禅だのなんだのジャパニーズテイストが盛り込まれています。
なにかで読んだのですが、この地球人類を「日本」に置き換えて読んでみるという書評を見ました。
現代の西洋文明は、だいたいローマ文明に行き着くのですが、日本は異質です。
いやたっぷりインドや中国の影響は受けていますが、ローマ的な源流もなく、列強入りしたのは特異点としか言いようがない。
地球人も、ご多分に漏れず、地球の生物種で知能が高そうな猿やイルカを「知性化」します。
おおむねイルカ達はよい子で、猿系統はいろいろとトラブルメーカーに描かれています。
イルカ=台湾、猿=韓国人あたりだろうかなんて思ったりしてw
子供の頃は霧中で読みふけったものですが、シリーズ未完のまま何十年もお預けです。
りょうちん様
レスありがとうございます。
>「知性化」(ブリンネタです)の成功・定着が日本統治の長さで左右されたという仮説はどうでしょうね。
>日本統治時代の台湾が50年、日本統治時代の朝鮮が35年です。
>朝鮮人でも、ちゃんと子供の頃から日本統治下で教育された世代の人間は、それなりに立派に軍人になったり、戦後に企業や国家経営を行っていました。
朝鮮戦争の英雄、ペク将軍もそうでしたね。ペク将軍もかつては英雄だったのが最近では存在を葬り去られようとしているようで(シンシアリーさんのブログ情報)。ご指摘の親日派狩りですね。祖国を救った英雄の一人を社会的に抹殺しつつある韓国は、これをもって併合時代の日本の精神的遺産をすべてクリア…と見ています。
>50年あれば当時の寿命からすれば二世代入れ替わりますから、文化の定着には十分ですが、35年だと先祖返りする要素が生き残って再燃する可能性が高いと思います。
なるほど、時間の要素はわかる気がします。
世代の回転数が多くなるほど、日本によるシステムの直接教育とともに、教育を受けた親世代が子世代に伝えることで二重となり補強されますからね。第一世代が親となるのが統治開始から20年前後なら、その後20年以上は二重の教育が可能です。第2世代が親になれば、その後10年は三重の教育(ちょっと回転早すぎかもしれませんが)。これなら教育は統治期終わりに近づくほど強化される。
また、第一世代に教育の漏れがあったり迷信が残っても、第二世代が成長した後に親世代を教化する(「父ちゃん、それはもう古いよ」的な)…と逆方向への教育もあったかもしれませんね。
50年なら3回転くらい行けるものが、35年では2回転くらい?で、総合した教育効果は半分以下になるかもしれないと思いました。
先祖返り…は、、現在進行中のあれこれを見るにそういうことなのでしょうね。
まあ仕方ないとも思います。個人の責任の範囲ではない…かなと。
政府がそれを煽るのは大問題ですが。
ブリン「知性化シリーズ」の設定を見てみましたが、いかにもキリスト教圏らしい発想と感じました。悪い意味ではなく、むしろキリスト教の「俺ら文明人が野蛮な異教徒を知性化してやるよ」的な(クリスチャン絶対優位主義)精神的ヒエラルキーを皮肉っているのかな、と。
>現代の西洋文明は、だいたいローマ文明に行き着くのですが、日本は異質です。
>いやたっぷりインドや中国の影響は受けていますが、ローマ的な源流もなく、列強入りしたのは特異点としか言いようがない。
日本が賢かったのは、思想部分も含め大陸文明のだめな部分を切り捨てていったことかと思っています。易姓革命とかやってたらやばいです。
聖徳太子が書簡で煽りまくったwのはともかく、あれで後の世代(菅公など)も大陸要素敬遠を言い出しやすくなったのなら、やはり歴史に名を残す傑物だったのだなあ、と。
日本が列強入りしたのは”特異点”ですか…言われてみればそうですね。先進国である外国から学んだ国など他にいくらでもあるのに、列強となりおおせたのは日本以外ない、と。
学習>成長を可能にした素地、素養を育てたものは何なのか?日本史追求の焦点は、最終的にはそこかもしれませんね。
りょうちん様
SFネタを振っていただいたのに、あまり反応できずすみません。
今になって、「知性化シリーズ」は某ゲーム(PS2「絢爛舞踏祭」)の元ネタの一つかな、と思い当たりました。喋るイルカ知類とか、猫知類がでてきたな、と。ジャンルを横断して元ネタに当たるとちょっと嬉しいですね。
私自身は残念ながら子供〜学生時代に読んだSFに面白かった記憶がほとんどなく、長年食わず嫌い気味でした(唯一手元に残ってるのは「ソラリスの陽のもとに」で、これは3,4回読んだくらい気に入ったのですが)。小説だけでなくTVや映画でも、スタートレックとかメジャーどころさえ全然知らないのです。
…といいつつ、去年から少しずつSF小説にも手を出し始めました。実は先のりょうちん様の医療記事に「ハーモニー」(伊藤計劃)を連想しコメントしかけたのですが…皆様のコメントが真面目なもので、浮きそうで思いとどまりました。
こんなですがコメ欄にあるサブカルネタは結構好きなので、以降もぜひお願いします。
ランダム黒白様
レスありがとうございます。小生仕事の関係でやっと今戻った次第でレスに今気付きました。
度たび回答遅れ申し訳ありません。
>私は西欧の中世後期から近代あたりの歴史の本(学術書ではなく新書や選書など一般書)を時々読むのですが、
小生も本は結構読みますが辺り構わずの感がありますね(歴史考古学術書、仕事の関連でのtensorflowのドキュメント、新書)、ライトノベル、漫画に至るまで、しかし小生も李朝の次期は知っていても現在進行形の問題には疎い所があります。まだまだ勉強必要と赤顔の至りです。
>半島という地勢は絶対的なハンデだというご指摘は、おそらくギリシャにもあてはまるのでしょうね。ありがとうございました。
ギリシャも当てはまると思いますが、ギリシャにはギリシャ文化・ヘレニズムとゆう世界に感たる文化・文化遺産そしてオリンピックでの聖火の採火にいたる文化がありますから、ハンデをものともしない感覚(自信)があるのだと推測します。
(まあ、WWⅡの損害賠償なぞと韓国化してもいますが)
>正之公の草鞋のエピソードですが、「天地明察」にあったものです。
わざわざ書き出してくれたのですか。大感謝いたします。厚く御礼申し上げます。
これがあれば、研究仲間にも展開しやすいし、会津図書館、博物館関連の学芸員とも会話が早く、学芸員で埒明かなければ郷土史家のネットにも突込みやすいです。
色々、対応していただき重ねて御礼申し上げます。
りょうちん様
レス遅れ申し訳ありません。
>朝鮮人の文化と台湾人の文化が異なってしまったのは、「知性化」(ブリンネタです)の成功・定着が日本統治の長さで左右されたという仮説はどうでしょうね。
>日本統治時代の台湾が50年、日本統治時代の朝鮮が35年です。
云わんとしてる事は理解しますが小生としては朝鮮人の時間が倍の70年統治期間が有ったとしても朝鮮人は先祖返りすると思います。そして台湾人が統治35年でも親日性は保ってると思います。
展開すると、中国から台湾・朝鮮を見た場合、少々台湾の方には心苦しいのですが台湾の古代中国時代の呼び名は「夷州」であり明代まで台湾本島は近域を航行する船舶の一時的な寄港地、あるいは倭寇の根拠地としての位置づけが明代まで続いた点、及び清朝で版図に組み込んだ様です。即ち台湾は歴代中国王朝からは蛮族の地とされていた点があります。
それに対し、朝鮮は1392年の李朝の建国以来、歴代中国王朝に朝貢し両班の制度と族譜により宗族(血族ではない、あくまでも朝鮮で苗字を同じくする者の集まりで高麗の名族に繋がる)を重視し生活様式も朱子学一辺倒に塗り固め、朱熹の「文公家礼」を徹底的に制度化しました。
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上記状況で台湾は蛮族の地に日本式の教育を施すのですが日本が統治する以前はオランダの統治ですので、台湾人はオランダ統治(ヨーロッパ式簒奪の統治)と日本式統治の比較が可能であり、且つ中国朱子学の影響力も少なく日本式統治を受け入れやすかったと考えます。
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上記に対し、朝鮮は当時の清朝末の宗主国の国力低下を目の当たりにして嘗て明朝を切捨てた
と同様に清朝を切捨て日本に走る訳ですが、日本は国力を継込み台湾と同様に日本式統治をしてもあたかも明朝を切捨て清朝に臣従したのと同様に面従腹背したにすぎませんでした。
そしてWWⅡでの日本の敗北に関して発生した韓国は今度は日本を切捨て民族の象徴としたのが族譜であり族譜の原初は高麗の名族につながるKorea(高麗)としたことによります。
結果韓国と言う国は高麗を求めながら族譜という李朝の遺産にたより生活様式も朱熹の「文公家礼」に従う変形国家となったと考えます。
故に、小生は日本統治時代に韓国人の族譜廃止し血のつながりである系図に改変出来たら韓国は韓国の面従腹背(現在の用日と同義語と見てます)の癖は消滅し嘘を嘘で固める民族性は生まれなかったのではと思い、北朝鮮では族譜は禁止されていますから北朝鮮の方が嘘の比率が一般的に低く感じるのは此の為ではと思います。
りょうちん様
>現代の西洋文明は、だいたいローマ文明に行き着くのですが、日本は異質です。
>いやたっぷりインドや中国の影響は受けていますが、ローマ的な源流もなく、列強入りしたのは>特異点としか言いようがない。
日本が特異点であるには疑いようの無い事実です。
しかし、下地は戦国時代~江戸時代に醸成されていたと考えます。
即ち、織田信長による宗教勢力の政治からの排除が第一段階で信長の統一途中での横死が第二段階、そして第三段階は徳川家による元和偃武だと思ってます。
これらの過程から宗教勢力は村落の共同銀行的存在になり、村民と檀家として共生体の関係を作り出し、第二段階の信長の横死で一種の恐怖政治からの解放、そして信長の精神的後継者である秀吉は信長が存命であれば継続してたであろう金本位制を進めた結果、崩壊しているので第二段階の一部として考えることができます。この第二段階で金本位制から世界に例を見ない米本位制という米と貨幣価値がリンクする仕掛けが出来ると同時に商人・工人には原則無税という優遇措置がとられこれが江戸文化を牽引しました。
そして第三段階が元和偃武でこれにより大量に発生した浪人は元知識人であることから糊口の糧として大衆に文字を教え文盲率が極端に下がり、大衆消費の下地を作り、落語、歌舞伎、等の娯楽の拡大にも影響したと思います。
これらの下地があったからこそ、国際規約を理解し(時には江戸時代の不平等条約を30年かけて修正にまで漕ぎつけたり)世界ルールの理解も早く列強の一因であるロシアを撃破することも出来たと考えます。
がぶるえるさま、
> 下地は戦国時代~江戸時代に醸成されていたと考えます。
大変興味深いですね。
私の持論は、「各国の民族性は近世が決定的な役割を果たした(中世以前はほとんど関係得ない)」というものです。
中国であれば明清時代、日本であれば江戸時代、ヨーロッパであれば主権国家体制が今の民族性を決定づけたと考えています。
江戸時代は教育レベルが高かった(上では文盲率を書かれていますが、文盲率だけではなく、算術や古典などの教育も盛んでしたよね)ことが特徴的だったと認識していましたが、浪人がそれを支えたのは知りませんでした。
改易も日本の教育面ではプラスだったということですね。
その他の考察も大変興味深いです。ありがとうございます。
がぶりえる様
こちらこそ、お忙しいところを何度も恐縮です。
本題からそれて長々お尋ねしてしまったのにお時間をさいていただき、お礼申し上げます。
>ギリシャも当てはまると思いますが、ギリシャにはギリシャ文化・ヘレニズムとゆう世界に感たる文化・文化遺産そしてオリンピックでの聖火の採火にいたる文化がありますから、ハンデをものともしない感覚(自信)があるのだと推測します。
ギリシャの方はウリジナルではなく本物のルーツを持つ国でしたね。ビザンティン帝国時代やオスマン・トルコ帝国時代からの独立運動の気概もあったし、一緒にするのは失礼でした。
朝鮮先祖返りの件ですが、
圧迫をきつく受けながらも朱子学が浸透し安定してしまった李氏朝鮮と、夷と蔑まれながらも大陸から距離を置けた台湾では、全く状況が違った500年だったのですね。恐怖に支配され、朱子学プラス両班と族譜という教義でヒエラルキーや諸々を規定した李氏朝鮮って、まるでカルト教団のようです。教育より、まずは苫米地さんが必要だったか…。
「天地明察」の件、お役に立てたなら何よりです。
私のほうこそ、色々と丁寧にお教えいただきまして、ありがとうございました。
>ランダム黒白さま
SFネタを掘り下げますと、始祖種属が後続の種属をどんどん知性化していくというモチーフは、有名どころではアニメのマクロスサーガの「プロトカルチャア」なんかがあります。
最近のでは宇宙士官学校シリーズもそうですね。
しかし、事実は小説より奇なり。
現実世界でも旧約聖書には、進化論に対抗するには、ちょっと無理があるかと思ったキリスト教徒は、インテリジェント・デザイン論をひねり出しました。
真面目にそんなSFネタをぶつのは、モルモン教徒を笑えません。
サウスパークではまだネタにされていなかったっけな?
知性あるイルカネタは、ジョン・C・リリィ以降多くの作品で定番とまで言えるほどになりました。
知性ある猿は、シェイクスピアをタイプする猿がモデルでしょうか(違う)。
しかし、有名どころではやはり「猿の惑星」なんでしょうね。
>がぶりえるさま
どうも日本の「中世」は据わりが悪い用語です。
ぶっちゃけ日本には西洋文明的な中世がなかったんじゃないかと。
中国人はあっさり、「中世」の概念を切り捨てていますね。潔いです。
(まあ切り捨てないといけない色々がありすぎましたしw)
>チキンサラダさま
>私の持論は、「各国の民族性は近世が決定的な役割を果たした(中世以前はほとんど関係得ない)」というものです。
ここでいう民族性は国民国家を形成できるものと定義されると思うのですが・・・。
民族性を左右するところまであるかどうかはさておき、西洋文明でのローマコンプレックスは、現在でも根強く生き残っていますよ。
英語と世界史を学ぶようになってから、米国の政治制度がソフトから建物までローマコンプレックス丸出しで笑いました。
おフランスの思想家が神聖ローマ帝国を嘲笑したエッセイを書いていたのを初めて読んだときには腹を抱えました。
というか「西洋文明における中世は、ほとんど人類文明の発達に寄与していない」というべきかと。
「暗黒の中世像」も間違いだという主張もありますが、どう考えても暗黒ですねw。
またSFネタに振るんですが、ネタバレなのでタイトル書きませんが、やっぱり人類は上位種属に知性化されて自分の住んでる惑星が住めなくなる程の大戦争を起こした。
製造者責任から上位種属は喧嘩した二大勢力のうち、一方を自分の近くの惑星に、一方を元の惑星の近くに移住させた。
遠くの惑星の監視が面倒くさかったので、一方の勢力の人類に敵方の人類の監視をさせていたら、文明が退化して再建築中の敵方の文明の再興を邪魔するために、宗教を導入したというストーリーでした。
暗黒の中世はプロデュースされたものだったんだよ!!(MMR略)
ランダム黒白様
>こちらこそ、お忙しいところを何度も恐縮です。
>本題からそれて長々お尋ねしてしまったのにお時間をさいていただき、お礼申し上げます。
いえいえこちらこそ楽しい時間を過ごさせていただきました事を感謝いたします。
小生コンピューター関連の仕事をしてる関係で、自分の好きな歴史探求もなおざりになり悶々と鬱屈しておりましたので、おおいに興味深く楽しめました。
また、「天地明察」の件改めて御礼申し上げます。
>朱子学プラス両班と族譜という教義でヒエラルキーや諸々を規定した李氏朝鮮って、まるでカルト教団のようです
結局、カルト教団と狂信的国家(ナチスドイツ。李氏朝鮮等々)って対象物の差こそありますが同じ穴のムジナ的ではありますね。
りょうちん様
>どうも日本の「中世」は据わりが悪い用語です。
>ぶっちゃけ日本には西洋文明的な中世がなかったんじゃないかと。
日本の中世は鎌倉幕府成立から室町幕府滅亡までを(戦国期含めて)いいますが、これは1906年に原勝郎氏(歴史学者)が初めて「中世」の歴史区分を導入したもので、ヨーロッパの騎士・封建・荘園制の類似点から選択されましたが、極度に政治色のある言葉でもあります。
おっしゃる通り「「中世」は据わりが悪い用語」です。(小生もこの歴史区分は使用しません鎌倉期、室町期、等の言葉を使用しております)
>「西洋文明における中世は、ほとんど人類文明の発達に寄与していない」
小生は西洋文明における中世はローマ帝国崩壊と帝国崩壊から生き残った教会(こちらがメインだと思いますが)の後始末の時期と見ております。
特に宗教に関しては信長よる政教分離で過激さが取除かれた日本と政治指導者が教会(法王)に屈服したヨーロッパの差が中世を象徴してると思います。
チキンサラダ様
>江戸時代は教育レベルが高かった(上では文盲率を書かれていますが、文盲率だけではなく
>算術や古典などの教育も盛んでしたよね)ことが特徴的だったと認識していましたが
wikiには算額で以下内容もあります。
———
算額奉納が全国でも盛んで、特に「ソディの6球連鎖」に相当する問題であり、内田五観門下の入澤新太郎博篤によって100年以上前に既に解かれたことで世界的に知られる。
———-
一応、文盲率を例に説明しましたので寺子屋をイメージして浪人の関わりを説明したつもりです。また浪人にとっては糊口のほかに就職活動としての一面もあったろうとは思います。
がぶりえる様、
> wikiには算額で以下内容もあります。
> ———
> 算額奉納が全国でも盛んで、特に「ソディの6球連鎖」に相当する問題であり、内田五観門下の入澤新> 太郎博篤によって100年以上前に既に解かれたことで世界的に知られる。
> ———-
そこまで高度だったとは!
> 一応、文盲率を例に説明しましたので寺子屋をイメージして浪人の関わりを説明したつもりです。また浪人にとっては糊口のほかに就職活動としての一面もあったろうとは思います。
そういえば、幕末の思想でも浪人たちが非常に重要な役割を果たしますね。
浪人というと無職のはずですが、実際には知識人階級化した武士階級から一般庶民に教育を授ける重要な役割を果たしていたのですね。
いろいろ本当に勉強になります。
りょうちんさま、
ローマコンプレックスですか.. コンプレックスと呼んでいいのかどうかはわかりませんが、英語世界でもラテン語や古代ローマの逸話を援用することは結構ありますね。
うちのチームの標語もラテン語です。それを決めた上司は “We have to show we’re well educated.” と言ってました。高学歴人間にとってラテン語が多少できるのは国を超えた嗜みの1つですね。
別のチームに居た時は同僚とアニメの話になったのですが、気づいたらラテン語文法(grammaticall cases)とローマ法の議論になってました。私はロシア語を勉強していたので、grammatical cases はわかって当然なのですが、その場にいた同僚全員が私たちの話についてこれたのは驚きました。
日本で知識人たちが漢文を引用したがるのと同じですね。それをコンプレックスと呼ぶべきなのか.. 私も真面目な文章では漢文を引用することがありますが、自分ではコンプレックスのつもりはありません。格調高い文章にするときに漢文の引用は効果絶大だから使うというだけですね。
> 米国の政治制度がソフトから建物までローマコンプレックス丸出しで笑いました
米国と古代ローマ帝国の類似性は非常に多いようですね。知人がそれをライフワークに研究しています。兵站についても非常に似ているようですよ。
ただ、法律についてはアメリカはアングロ・サクソン法の系統であって、ローマ法ではないようですね。
> 「暗黒の中世像」も間違いだという主張もありますが、どう考えても暗黒ですねw。
りょうちんさんの世代だとピレンヌの有名なテーゼ「マホメットなくしてシャルルマーニュなし」は世界史の教科書に反映されていたくらいの時期ですかね?
世界史の解釈に革命的なインパクトを与えたテーゼですけど、その後の論争の中で脱-ヨーロッパ中心主義が強くなり「古代ローマ文化の継承者はイスラム世界で、近代ヨーロッパはイスラム世界から古代ローマの優れた文化を再発見した。」という説が定着しましたね。
おっしゃる通り、ここ2, 30年は、またヨーロッパ中世の再評価が盛んなようですけど、まあ基本的には中世ヨーロッパの後進性を覆すものではないですね。
> 製造者責任から上位種属は喧嘩した二大勢力のうち、一方を自分の近くの惑星に、一方を元の惑星の近くに移住させた。
どこかで聞いたようなw でも、何だったか思い出せない。
チキンサラダ様
>私の持論は、「各国の民族性は近世が決定的な役割を果たした(中世以前はほとんど関係得ない)」というものです。
かなり考えてしまったのですが、
近世は科学や資本主義が発達した一方で、覇権国になった一部国と準じる地域が、それ以外の地域を植民地化していった時期にあたりますよね。人類間でかつてないほど格差が開いてしまった時代です(”覇権国”はウォーラーステインの定義に倣い、オランダ>イギリス>アメリカで考えてます)。
多くの地域が搾取、奴隷化され家畜扱いすらされた時期が国民性を形成する決定期となったというのは、(感情論ですが)負の遺産が大きすぎる気がして、やるせないです。かつてない悲惨な経験だったからこそ現代まで引きずるしかなかった…というのが正解かもしれませんが。
そこまで悲惨でなくても、いわゆる先進国でも色々ですね。
2度の大戦の引き金を引いたドイツが欧州先進国ではやや特殊に見えますが、30年戦争という暗黒を近世に経験したことが関係あるかな、と思いました。同時期にオランダ・イギリスも戦争や内戦や革命はあったけど、それで進歩した面(議会制の充実とか)もあったのですが…。
「日本人がヨーロッパより遅れているのは革命していないからだ」みたいな謎理論を左方面の言説で時々聞きますが、庶民も支配階級も革命する必要がなかったのでは、とここで江戸時代の情報を見て思いました(一部地域で反乱や一揆はありましたが、体制を覆そうとした欧州の革命とは根本的に違う)。
江戸時代がそうして比較的安定していたから、後に太平洋戦争で敗戦しても混乱期を乗り越え、復興して再び安定した社会になったのかな、と。そう考えると、江戸時代の人々に感謝です。
ランダム黒白様、
近世で民族性が決定づけられた理由はいくつかあるかと思います。
* 近世は意外と長いので、影響も大きい (安土桃山・江戸時代300年、明清544年、西洋近世400年)
* 近世以降の社会システムの変更は少ない
* 中世以前は時代が遠すぎて現代への影響は限定的
植民地主義の時代だったのは相対的な問題で、たとえば25世紀の未来から振り返ってみたら、その時代の民族性を決定づけたのは植民地時代ではなくて、21世紀以降のグローバル時代ということになるのでしょう。
> 多くの地域が搾取、奴隷化され家畜扱いすらされた時期
> 負の遺産が大きすぎる気がして、やるせないです。かつてない悲惨な経験だったからこそ現代まで引きずるしかなかった
たとえば、旧スペインの植民地をみると、その地域の住民が全て虐殺され、別の地域から連れてこられた奴隷によってプランテーション農業が行われていた例がよくあります。当然、それ以前の文化とは断絶してしまいました。
つまり、大量虐殺して文化をリセットしたからこそ、それ以前の時代の影響は極めて限定的=近世以降に民族性が決定された、ということなのでしょう。
大量虐殺は極端な例にすぎませんが、主権国家の強力で安定した体制の影響力が大きいということなのでしょうね。日本の場合は政治体制が近世と近代では異なりますが、日本の近代化は急速に行われたため、西洋の器に和の魂をこめたようなところがあって、それゆえに文化的には江戸時代のものを強く引きずったのでしょう。たとえば、日本の会社文化は滅私奉公と類似するところが非常に多いです。
> 日本人がヨーロッパより遅れているのは革命していないからだ
明治維新は革命に近いものですし、第二次世界大戦後の体制変更も上から与えられた革命ですね。日本の文化として革命が起こりにくい、というのは確かにあると思いますが、それが「遅れている」理由というのは私はあまり納得してないです。そもそも日本が遅れているとはあまり思えませんし。
> 庶民も支配階級も革命する必要がなかったのでは、とここで江戸時代の情報を見て思いました
近世以降の日本人は急激な体制変更を好まない民族のようですね。おっしゃる通り、社会がそれなりに安定していたのが大きかったのだと思います。反乱分子を摘む体制だったのもありますが、社会がそれなりに安定していたからこそ、反乱分子を排除することが社会的に受け入れられたのでしょう。
> 江戸時代の人々に感謝です。
江戸時代が安定していた理由は様々あるでしょうね。ここには日本史に関して私よりずっと知見のある方がいらっしゃるので、激しく突っ込まれることを承知で書いてみます。
* 幕藩体制が秀逸だった
* 特に経済的な負荷を一身に背負うことになった士族階級が耐え抜いた
* 日本の軍事的・経済的ポテンシャルが十分に高く、また地理的要因もあり他国の侵略を受けなかった
日本にユニークな点は士族階級ですかね。実質的な官僚機構になった士族階級ですが、経済的な負荷は相当なもので多くの没落者を産みました。それでも大きな反乱を起こさず、長年体制を維持し続けました。
また、士族の人口比は低かったものの、その社会的影響力は大きく、明治以降の一般国民の民族性にも大きな影響を残しました。(社畜は、士族文化の典型的な名残だと思います)
一言で言えば日本の近世以降の発展は江戸時代の士族の自己犠牲によって支えられてきたということかもしれません。
チキンサラダ様
詳しくありがとうございます。
近世で民族性が決定づけられた理由、まとめていただいてわかりやすいです。
>旧スペインの植民地をみると、その地域の住民が全て虐殺され、別の地域から連れてこられた奴隷によってプランテーション農業が行われていた例がよくあります。当然、それ以前の文化とは断絶してしまいました。
>つまり、大量虐殺して文化をリセットしたからこそ、それ以前の時代の影響は極めて限定的=近世以降に民族性が決定された、ということなのでしょう。
>大量虐殺は極端な例にすぎませんが、主権国家の強力で安定した体制の影響力が大きいということなのでしょうね。
はい、欧州の強国が中央集権国家となっていった時代でしたね。大航海時代のスペインというかハプスブルク帝国など現代基準では適当な印象ですが、実は官僚国家だったというのを何かで読んだ驚いた記憶があります。現地の官僚・能吏に任せたからこそあれだけ広大な帝国を運営できたわけで、考えてみれば当然なのですが。
大量虐殺は、かえって中世より悲惨になったように見えます。”中央集権国家”と書きましたが、強力な一方で末端まで意思統率・徹底できないアンバランスさがあり、それが一因かなと思っていますが(例えばピサロなどコンキスタドールの暴虐、スペイン本国の皇帝はやめるよう指示したが最終的に無視された…関係ないけど、Wikiでピサロの項を見たらスペインでユーロ導入前に紙幣になってたとか、えええ…です)。
>明治維新は革命に近いものですし、第二次世界大戦後の体制変更も上から与えられた革命ですね。
明治維新はともかく、第二次世界大戦後の体制変更も革命というのは、!という感じです。
国号も憲法も含め土台から変わったのだから、確かにそうですよね。革命=市民革命、の先入観があったことに気づきました。日本の統治者・エリートが自国民を殺す方にすっ飛んだ人たち(フランスとか)でなくてほんとに良かった…。そういう人は大戦でリセットされたのかもしれませんが。
江戸時代が安定していた理由、
幕藩体制が秀逸、士族階級が耐え抜き、軍事的・経済的ポテンシャルが十分に高く、島という地勢的有利で…と挙げていただいたものはどれもわかる気がします。
>士族の人口比は低かったものの、その社会的影響力は大きく、明治以降の一般国民の民族性にも大きな影響を残しました。(社畜は、士族文化の典型的な名残だと思います)
同人誌などオタク文化のルーツが江戸だというのはよく言われますが、社畜もでしたか。
言われてみれば思い当たりすぎます。恐るべし江戸DNA…。
>一言で言えば日本の近世以降の発展は江戸時代の士族の自己犠牲によって支えられてきたということかもしれません。
明治維新後に士族の反乱がいくつか起きましたが、自己犠牲が大きかっただけに反動も大きかったのかなと思いました。ここまで報われずとも自己犠牲とそれを強要する武家文化が残ったのは、考えるとちょっと不思議な気も…。
と、「社会的影響力は大きく」で思い出しましたが、「四十七士」等の忠誠美談も江戸時代から人気がありましたね。庶民も士族に対しそれなりに同情、共感する空気があった。階級対立の根強い欧州などの文化と比較すると、やはり独特かと思いました。
チキンサラダ様
またまた横から失礼します。
>激しく突っ込まれることを承知で書いてみます。
そんなに突っ込みませんよ。
>日本にユニークな点は士族階級ですかね。実質的な官僚機構になった士族階級ですが、経済的な負荷は相当なもので多くの没落者を産みました。それでも大きな反乱を起こさず、長年体制を維持し続けました。
江戸時代に知識層であった士族階級が明治時代の官僚機構に大量に入り込みますが、それ以上に多いのが職業軍人・警察になった人間です。
これは、西南戦争時には警官である会津抜刀隊が薩摩の示現流に対応してますし、明治時代の日清・日露の将帥は全て元士族です。例えば立見尚文などは桑名雷神隊隊長として奇兵隊参謀時山直八を打ちとってたりします。(つまり元敵同士です)
ゆえに実戦を経験した強みが日清・日露の戦役を薄氷での勝利となったと思いますし、その後の日本軍の性格を士族的に決定づけたと思います。
そして実戦経験のある者が去っていった昭和期の日本軍人は悪い意味で精神論的士族に逆行してしまったと思ったりしてます。(兵站を意識しない点が如実かなとおもっています)
立見さん!!!!
すいません、興奮しすぎましたw
後でゆっくりお返事書かせて頂きます。
韓国在住日本人様。
いつも興味深いお話ありがとうございます。
今回は、韓国の日常生活がわかりやすかったです。
私も、仕事関係で25年ほど前にソウルに行ったことがあります。その頃は金浦空港でした。
初めての海外で、ドキドキした事を思い出しました。
空港に軍服を着て銃を背負った軍人さんがいた事、デモがあり警察と揉めているのをみて、ビックリした事覚えています。他に偽ブランドが普通に売ってること、ごはんが不味かった笑
昔働いていた会社が在日企業と取引があったのですが、若かりし頃の私の韓国人の方の印象は、怒り方というか、怒るとすごい声を荒げる、お金に汚い。
あくまでも、私の主観です。
なんだか、とりとめのない話になってすみません。
在日韓国人さまの日常の韓国話是非お聞かせください。
申し訳ありません、間違えてしまいました。
×在日韓国人さま
○韓国在住日本人さま
恥というものがまったくない文化なのですね。
あるのはメンツと恨だけって訳ですね。
三浦順子(いやホント、わたし何十年もそう思ってたのよ)じゃなくて「三原じゅん子」に言ってほしいですね「恥を知れ」(とボディボディ)
あと、上念司はなんだよアレ。虎ノ門で三原じゅん子「先生」だってよ。なーにが「先生」だ。それも二回、三原じゅん子「先生」言いやがって。身の毛もよだつとはこのことだ!恥を知れ上念。
韓国在住日本人様、大変楽しく読ませて頂きました。ここのブログに訪問し始めたのは1年ほど前ですが、以来毎回楽しみにしています。韓国在住日本人様のコメントは、実際にご自身が経験されお話しであり、その表現方法も極力主観を交えず客観的に(ご自身のご職業がエンジニアだからだと勝手に推測していますが)、そして論理的である様心掛けられている感じが致します。それが故か私にとっては信憑性がある様に思われ、仕事上それ程多くない訪韓歴がある私にとっては実際の韓国を知る上で助けになってます。
私は以前江南一年生と言う方のブログを愛読しておりました。残念ながら江南一年生様は数年前に他界され、当然ブログも停止されています。江南一年生様のブログの内容も韓国に住まわれていた方(後半は帰国されていましたが)ならではの臨場感と具体性があり、また機知に富んだ文体でこれも非常に楽しませてもらっていました。
一読者としての勝手なお願いですが、無理のない範囲で今後も継続して投稿頂ければ嬉しいです。
韓国在住日本人様
在韓国ならではの経験に基づく興味深いコメント投稿を日頃拝読し、本記事のような長文の読者投稿も見たいとお待ちしていました。「何も考えていない」というご指摘と理由のご説明に、「やはりそうか」と納得しきりです。ありがとうございます。
韓国在住日本人様や皆様のコメント含めこちらのブログを見るようになって半年ほどですが、「韓国を変えようとしても無駄」「変えようとすると、彼らにとっても日本にとっても、むしろ碌なことにならない」という思いを強くしています(韓国のみならずすべての国や地域、民族に対して同様のことが言えるかもしれませんが)。
日本と韓国は互いに異質すぎてストレスになっている現状ですが、いわゆる”非韓三原則”を徹底し距離を置く(=ストレス緩和)ためにも、多くの日本人にこのような記事が読まれるように願います。
韓国在住日本人さま
これまで小生が集めた半島人の生態を、現地でフィールドワークされている方が証言してくださるわけですから、生態に確信が持てて、大変参考になりました。
現地で頼りにされている様子がよくわかりますが、この先は、どのような状況になるか不透明だと思われます。危なくなりそうなら、さっさとお戻りくださいますようお願いします。。
あなた様は、日本にとって貴重な存在です。現地で、ご無理はなされませんように。
珠玉の言葉で綴られた眩しすぎる文章の最後を締めくくる「駄文にて失礼します」は哀しすぎます。
以後、お控えくだされば幸甚です。
がぶりえる様、
またスクロールが辛いので新レスをおこさせてください。
> またまた横から失礼します。
いえいえ、絶対に楽しいレスをくれると期待してました!
> 江戸時代に知識層であった士族階級が明治時代の官僚機構に大量に入り込みますが、それ以上に多いのが職業軍人・警察になった人間です。
なるほど。教科書では明治から軍は国民軍となり農民が軍人になって強くなった、とありますが、元士族が骨格の部分を形成していたのでしょうね。
> 立見尚文
鑑三郎様〜!!!!!
明治期の日本の最強の将軍ですね。
敗軍の将だったのに、また藩閥主義が横行していた当時の日本軍で大将になり詰めたのは実力がずば抜けていたからでしょうね。榎本武揚もそうですが、明治期の日本はそれなりに戊辰戦争の敵からも政府の人間に加えてるんですよね。この柔軟さが明治期の日本の強さの1つでしょうね。
> 日露戦争の際、薩長出身の幹部格が幕末の話をしていると、立見から「お前はあの時私の目の前から逃げ出した」と言われて、頭が上がらなかったと言われている。
私の好きな逸話です。
> 実戦を経験した強みが日清・日露の戦役を薄氷での勝利となった
実戦経験は本当に大事ですね。
第二次大戦で日本軍が当初強かったのは日中戦争で戦闘を経験していたのが大きいですし、あの米兵も参戦当時、あのイタリア相手にさえまごついていました(トーチ作戦)。一方、戦闘経験があると強烈に強いですね。
中越戦争では、ベトナムの予備役兵(つまりベトナム戦争の経験者たち)が大量の中国正規部隊に痛撃を食らわせています。
戦争ではないですが、日本最大の熊害である三毛別羆事件でも役に立ったのは日露戦争経験者だったようですね。
兵士レベルでも将校レベルでも実戦経験は非常に重要なのだとわかります。
日本も第一次世界大戦で同盟国イギリスの要請に答えて陸軍も派遣していたら、外交的にも用兵的にも第二次大戦では違った結果になったかもしれませんね。
なお、士族の影響といえば、韓国と台湾の精神性の違いの一端とも言われていますね。
日本が台湾を併合した後、台湾の経営をするために現地に派遣されたのは士族が多く、高潔な文化を台湾人に伝えた。
一方韓国のときは商人が中心になってしまったので、利益だけを重視する卑しい精神性を伝えてしまったのだとか。単純化しすぎたものの見方ですけど、一定の説得力はある気がします。
チキンサラダ様
>>立見尚文
戊辰戦役では立見尚文率いる桑名藩「雷神隊」は伏見の戦いの後、藩領占領時後、桑名藩主戦派により雷神(75名)・致人(65名)・神風(57名)・大砲(45名)の4隊総計350名の事実上の主将を若干24歳の立見尚文が率いて、遊撃軍として北越・会津・寒河江と転戦しますが庄内藩とともに降伏し、立見尚文も謹慎処分となります。この戦いで雷神隊は兎に角強く遊軍が奮戦しても他の戦線が突破される為、立見尚文も合わせて引くの繰り返しから各地を転戦した次第です。
そして謹慎中の立見に目を向けたのが野津道貫でして陸軍幹部(少佐)として入隊したのは、本人の希望(少佐=「雷神隊」の主将と同格)を野津道貫が許容した為に、陸軍生活を少佐から始めています。
そして日清戦争では野津道貫の第五師団下の朔寧支隊長(第十旅団長)として平壌攻撃(牡丹台の戦い)を繰広げ平壌陥落に寄与してます。
>私の好きな逸話です。
この逸話は上記、会津戦争時、新政府軍の参謀山形有朋が時山直八に代わり会津を攻撃しますが、この時山直八を雷神隊は打取ります。後に日露戦争時、山形有朋が大山巌の司令部にチャチャを入れ、日露の出征軍4個軍に鴨緑江軍を新設してしまった故、山形有朋に文句を言ったときの逸話です。
また、この逸話の通り山形有朋と喧嘩してますので、日露の立見以外の司令官が元帥号を下賜されてますが立見は大将のまま据え置かれたとの話です。
>実戦経験は本当に大事ですね。
正にその通りです。以前お話した会社での2年間は何聞いて許すは、正にOSという特殊なソフトを扱う為、実践のミスを2年間はリカバリーするが以降は自分で調べリカバリーも自分で遣れとの意思です。
>単純化しすぎたものの見方ですけど、一定の説得力はある気がします。
正にその通りですね。初期の台湾総督(武官総督時代)には錚々たる顔ぶれが並びます。桂太郎、乃木希典、児玉源太郎、明石元二郎等々で皆現役の大将、中将クラスで、台湾総督は明石元二郎を最後に文官総督に代わりますが江戸時代~明治の気風に溢れた傑物ぞろいです。
また、朝鮮総督も同様に武官総督ですが、台湾の武官総督時代と比べると小粒化した感は否めないと思います。
駄文失礼いたしました
がぶりえる様、
> 桑名藩主戦派により雷神(75名)・致人(65名)・神風(57名)・大砲(45名)の4隊総計350名の事実上の主将を若干24歳の立見尚文が率いて
なんと。戊辰戦争の時24歳だったんですか!! それであの功績! しかも隊は350名だけだったとは。まさに天才ですね。
> 謹慎中の立見に目を向けたのが野津道貫でして陸軍幹部(少佐)として入隊したのは、本人の希望(少佐=「雷神隊」の主将と同格)を野津道貫が許容した
野津さんは司令官としても優れてましたけど、藩閥政治を超えた人事ができるという意味でも優れていたのですね。
> 日露の立見以外の司令官が元帥号を下賜されてますが立見は大将のまま据え置かれた
元帥になってないのは、入隊時の階級が低かかったからかと思っていたのですが、その逆だったんですね。
あれだけの功績があった人なのに元帥になっていないのは残念ですね。
> 正にその通りです。以前お話した会社での2年間は何聞いて許すは、正にOSという特殊なソフトを扱う為、実践のミスを2年間はリカバリーするが以降は自分で調べリカバリーも自分で遣れとの意思です。
我々の業界での実戦ですねw
火消し部隊(トラブル中の案件に投入される部隊)も実戦での経験値があがりますねw
> 初期の台湾総督(武官総督時代)には錚々たる顔ぶれが並びます。桂太郎、乃木希典、児玉源太郎、明石元二郎等々で皆現役の大将、中将クラス
すごい精神注入されたでしょうねw 私は(昭和末期の時代だったのに)軍隊色が残る学校に通っていて、当時は嫌で仕方なかったですけど、肉体と精神力は相当鍛えられました。
若いときに軍のようなところにいるのは、メリットもありますね。
> 朝鮮総督も同様に武官総督ですが、台湾の武官総督時代と比べると小粒化した感は否めないと思います
朝鮮総督も武官が多かったのですね。
いつもいろいろご教授いただき、本当にありがとうございます。